JP4305188B2 - 浴室換気乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室などの室内の空気を換気乾燥する浴室換気乾燥機に関する。
従来、浴室の換気装置に乾燥あるいは暖房機能を持たせ、浴室の空気を換気乾燥する浴室換気乾燥機がいくつか提案されている。たとえば、浴室内の空気を建物外に排気する排気系ユニットと、浴室内の空気を循環させる循環系ユニットを備え、浴室内の入浴者をヒータの輻射熱で温める構成の浴室用乾燥暖房装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−333153号公報(請求項1、図2など)
この種の従来の浴室用乾燥暖房装置においては、乾燥、暖房効果を高めるために1kW以上のヒータを使用するのが常である。この場合、ヒータは非常に高温になるため、ヒータ近傍や換気、排気用の風路が高温になって、浴室用乾燥暖房装置のケースやダクト、浴室の天井などに引火して火災を引き起こす恐れがある。このため、従来はヒータ部および換気、排気用の風路など製品の外郭を板金で覆い、浴室用乾燥暖房装置の外部が発火温度あるいはその近傍の高温にならないようにする対策が不可欠である。
ヒータ部および換気、排気用の風路を板金で覆うことにより、浴室用乾燥暖房装置としての本来の機能には必要のない材料が新たに必要になり、しかも製造工程も増えるので製造コストが上昇する。また、施工面においても製品重量が重くなり施工性が悪くなる。
また、近年、省エネのニーズが高いので、衣類を乾燥させるためだけに常時1kW以上の大電力を消費する浴室用乾燥暖房装置は使用頻度が低いというのが現状である。
本発明はこのような課題を解決するもので、ヒータ部および換気、排気用の風路などの製品の外郭を覆う板金を不要とし、しかも消費電力が少ない浴室用乾燥換気装置を提供することを目的とするものである。
また、浴室内のカビの繁殖を防止するとともに、消臭効果を有する浴室用乾燥換気装置を提供することを目的とするものである。
また、浴室の乾燥時間を低減して乾燥に要する運転時間を低減した浴室用乾燥換気装置を提供することを目的とするものである。
本発明の浴室換気乾燥機は上記目的を達成するために、側面に浴室の空気を室外に排気するための排気口を有し、前記浴室に連通する吸込開口と吹出開口を有する本体内にファンモータと、このファンモータにより回転するファンと、前記吹出開口の上流部に配置したヒータとを備え、前記ファンの回転により前記吸込開口から吸い込んだ空気を前記排気口および前記吹出開口の少なくとも一方に導入する浴室換気乾燥機であって、前記ヒータの表面積が1Wあたり1×10-4m2以上で、前記ヒータを通過するときの風速が0.5m/s以上とし、前記ヒータ表面の温度が180℃以下であることを特徴とする。
また、本発明の浴室換気乾燥機は上記目的を達成するために、前記ヒータに一定時間通電後、通電を停止することを特徴とする。
また、本発明の浴室換気乾燥機は上記目的を達成するために、前記排気口および吹出開口に流れる空気の流量を制御するダンパと、このダンパの回転位置を制御するモータを有することを特徴とする。
また、本発明の浴室換気乾燥機は上記目的を達成するために、前記ヒータとこのヒータの安全装置とをユニットとして、吹出開口に下方より挿入可能とすることを特徴とする。
また、本発明の浴室換気乾燥機は上記目的を達成するために、前記ヒータの作動状態を表示する手段を有することを特徴とする。
また、本発明の浴室換気乾燥機は上記目的を達成するために、前記吸込開口に流入する空気および前記吹出開口から吹き出す空気の少なくとも一方を除菌する除菌ユニットを有することを特徴とする。
また、本発明の浴室換気乾燥機は上記目的を達成するために、前記排気口および吹出開口にまたがって回転する円盤状のデシカント素子を有し、前記デシカント素子の排気口側の上流に乾燥用ヒータを配置したことを特徴とする。
また、本発明の浴室換気乾燥機は上記目的を達成するために、本体内部が複数の室に分割されて各室内にファンが設けられ、前記排気口を有する側面以外の側面に1つまたは複数の吸気口を有し、前記分割された室の第1の室は浴室に連通する吸込開口と吹出開口を有し、前記分割された室の第1の室以外の各室は各々前記吸気口、前記排気口および浴室からの前記吸込開口に連通されていることを特徴とする。
また、本発明の浴室換気乾燥機は上記目的を達成するために、前記第1の室における浴室に連通した吸込開口の開口量を制御するダンパを有することを特徴とする。
また、本発明の浴室換気乾燥機は上記目的を達成するために、前記第1の室におけるファンの風向を浴室に連通する吹出開口と排気口のいずれかに制御するダンパを有することを特徴とする。
本発明により、ヒータ部および換気、排気用の風路など製品外郭を覆う板金を不要とし、しかも消費電力が少ない浴室用乾燥換気装置を提供することができる。
また、浴室内のカビの繁殖を防止するとともに、消臭効果を有する浴室用乾燥換気装置を提供することができる。
また、浴室の乾燥時間を低減して乾燥に要する運転時間を低減した浴室用乾燥換気装置を提供することができる。
本発明の請求項1記載の浴室換気乾燥機の発明は、側面に浴室の空気を室外に排気するための排気口を有し、前記浴室に連通する吸込開口と吹出開口を有する本体内にファンモータと、このファンモータにより回転するファンと、前記吹出開口の上流部に配置したヒータとを備え、前記ファンの回転により前記吸込開口から吸い込んだ空気を前記排気口および前記吹出開口の少なくとも一方に導入する浴室換気乾燥機であって、前記ヒータの表面積が1Wあたり1×10-4m2以上で、前記ヒータを通過するときの風速が0.5m/s以上とし、前記ヒータ表面の温度が180℃以下であることを特徴とすることにより、換気風は排気口から排気され、循環風はヒータで加温されて吹出開口から浴室内に噴き出され、吹出口から吹出される循環空気を加温するためのヒータの素子密度を小さくするなどの方法で入力電力を小さくし、しかも素子1Wあたりの表面積を大きくすることができる。したがって、ヒータの温度を低く設定することができるので、ヒータ部および換気、排気用の風路などの製品の外郭を覆う板金を不要とすることができるとともに、消費電力を小さくすることができる。
本発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の浴室換気乾燥機において、前記ヒータに一定時間通電後、通電を停止することを特徴とすることにより、ヒータの消し忘れを防止して過熱や電力の浪費を防止することができる。
本発明の請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の浴室換気乾燥機において、前記排気口および吹出開口に流れる空気の流量を制御するダンパと、このダンパの回転位置を制御するモータを有することを特徴とすることにより、換気運転および乾燥運転の程度を自由に制御することができる。したがって、換気運転のみ、暖房運転のみ、あるいは乾燥運転時の風量バランスの調整などを自由に選択制御することができる。
本発明の請求項4記載の発明は、請求項1、2、または3記載の浴室換気乾燥機において、前記ヒータとこのヒータの安全装置とをユニットとして、吹出開口に下方より挿入可能とすることを特徴とすることにより、浴室換気乾燥機の本体にはヒータ関係の構成を設けずに設計、製造し、ヒータユニットを本体に後付けする構成とすることができる。または、ヒータユニットを取り外すことによりヒータ関連の修理が容易になるなどメンテナンス作業を容易にすることができる。
本発明の請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の浴室換気乾燥機において、前記ヒータの作動状態を表示する手段を有することを特徴とすることにより、ユーザは常にヒータの運転状況を確認することができるので、ヒータの消し忘れを防止して過熱や電力の浪費を防止することができる。
本発明の請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の浴室換気乾燥機において、前記吸込開口に流入する空気および前記吹出開口から吹き出す空気の少なくとも一方を除菌する除菌ユニットを有することを特徴とすることにより、浴室内に浮遊している雑菌を除去できるので、浴室内あるいは浴室換気乾燥機内部におけるカビの発生や臭気の発生を防止することができる。
本発明の請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の浴室換気乾燥機において、前記排気口および吹出開口にまたがって回転する円盤状のデシカント素子を有し、前記デシカント素子の排気口側の上流に乾燥用ヒータを配置したことを特徴とすることにより、浴室の湿度をさらに下げることができるので、浴室内の乾燥時間を短縮させることができる。
本発明の請求項8記載の発明は、請求項1に記載の浴室換気乾燥機において、本体内部が複数の室に分割されて各室内にファンが設けられ、前記排気口を有する側面以外の側面に1つまたは複数の吸気口を有し、前記分割された室の第1の室は浴室に連通する吸込開口と吹出開口を有し、前記分割された室の第1の室以外の各室は各々前記吸気口、前記排気口および浴室からの前記吸込開口に連通されていることを特徴とすることにより、複数の室の換気を同時に行うことができる。
本発明の請求項9記載の発明は、請求項8に記載の浴室換気乾燥機において、前記第1の室における浴室に連通した吸込開口の開口量を制御するダンパを有することを特徴とすることにより、騒音や浴室に供給する風量を自由に制御することができる。
本発明の請求項10記載の発明は、請求項8または9に記載の浴室換気乾燥機において、前記第1の室におけるファンの風向を浴室に連通する吹出開口と排気口のいずれかに制御するダンパを有することを特徴とすることにより、換気運転時における騒音を低減させることができる。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
(実施例1)
図1は本発明の実施例1における浴室換気乾燥機の内部構成を示す側面図である。本体10の側面には排気口11が形成されている。本体の下面には吸込開口12および吹出開口13が形成されている。この本体10の内部には、吸込開口12の上部にファン14およびファン14を回転させるファンモータ15が設けられている。また、吹出開口13の上部にはヒータの表面積が1Wあたり1×10-4m2以上で風速が0.5m/s以上とし、ヒータ表面の温度が180℃以下であるヒータ16が設けられている。ここで、ヒータ16の表面温度を180℃以下としたが、本明細書全体において、180℃以下とは、故障時や周囲に洗濯物などが近接した異常な場合でも、浴室換気乾燥機の構成部品や設置位置である天井、あるいは洗濯物などが炭化したり、焦げたり、あるいは発火に至らないための温度を意味するものである。例えば、設置位置が木材であった場合は木材は200℃〜300℃で炭化がはじまるため、故障時でもヒータ表面温度は180℃以下の必要がある。また、洗濯物となる羊毛は205℃程度で焦げ始めるため、やはり故障時でもヒータ表面温度は180℃以下の必要がある。また、ヒータ16としては、例えば、安全性に優れたセラミックヒータや低コストなシーズヒータ、あるいは省エネ性に優れた冷媒や温水などの流体が流れるパイプヒータなどが利用可能である。吸込開口12および吹出開口13の下側にはルーバ17が設けられる。ルーバ17にはその周囲に沿って四方に開口する吸込口18が形成されており、また、吹出開口13に対向した位置に吹出グリル19が形成されている。
ヒータ16の上部の空間にはダンパ23が設けられ、ダンパ23の上面および下面にそれぞれ排気風路21および循環吹出風路22が形成される。ダンパ23はダンパ駆動モータ24によりその位置が調整され、ダンパ23の位置に対応して排気風路21および循環吹出風路22を流れる風量の比率が調整される。
浴室換気乾燥機の運転はスイッチボックス25のスイッチを制御して行われ、ファンモータ15の運転はファンスイッチ26で、ヒータ16の運転はヒータスイッチ27で、ファンモータ15の回転数切換えは風量スイッチ28で行われる。ヒータスイッチ27が作動しているときは、LED29などを点灯してヒータ16の作動状態を表示させる。このLED29の点灯により、ヒータの作動状態を確認することができ、消し忘れを防止することができる。なお、この表示はルーバ17の下部表面に設けて浴室内で確認できるようにすることもできる。スイッチボックス25は浴室の電灯スイッチなどとともに外部壁面に設置したり、リモコンとして浴室内で操作できるようにしても良い。
なお、以上の説明では、図1に示している通り、ファン14およびファンモータ15は水平に配した場合について説明したが、ファン14、およびファンモータ15は垂直に配することも可能である。
図2は本実施例におけるヒータ16の一例を示す。前述したように、ヒータ16の表面積が1Wあたり1×10-4m2以上、表面温度を180℃以下としたが、その方策の1つとしてここではセラミックヒータの方策について説明する。PTC素子30が中央部に複数個(図2(a)では3個)配置されており、そのまわりにPTC素子30を発熱させるための電極31を有し、発熱したPTC素子30の熱を絶縁アルミナ板32を介して放熱アルミフィン33に伝達する。放熱アルミフィン33間を通過する風にその熱が熱伝達され温風として吹出開口13、吹出グリル19より吹出される。PTC素子30を図2(b)のように1個間引きして2個としたり、図2(c)のように2個間引きして1個とすることにより、PTC素子30の密度を小さくし、結果PTC素子30の1Wあたりの表面積が大きくなるような構成とし、低入力電力でかつ表面温度を低くすることができる。
一例をあげれば、放熱アルミフィン33の表面積が0.078m2の場合、本発明におけるヒータ16の一例の入力電力0.6kWのときは表面積が1Wあたり1×10-4m2となる。
図3は本実施例におけるヒータ16の表面温度、ヒータ16を通過した後の製品からの吹出温度とヒータ16を通過するときの風速との関係を示す特性図である。
本発明におけるヒータ16の一例の入力電力0.6kWの場合の関係と入力電力0.3kWの場合の関係を示したものである。
図3より、表面温度および吹出温度は、表面温度は0m/s時(無風時)が最も高く、風速が上がるにつれ放物線的に低くなっていく。吹出温度については、表面温度よりも低く、曲線もゆるやかな放物線となる。
ここで、通常の乾燥時、吹出温度を洗濯物などが炭化したり、焦げたり、あるいは変色に至らないための温度にしようとするならば、吹出温度は90℃以下になるようにするべきであり、本発明のヒータ16の一例の入力電力0.6kWの場合は風速的には0.5m/s以上必要となり(本発明の0.6kWヒータの吹出温度の曲線より)、0.5m/s以上ではヒータ16の表面温度は180℃以下となる(本発明の0.6kWヒータの表面温度の曲線より)。
図4はPTC素子30のキュリー温度を低くしてヒータ16の表面温度を低くした場合のヒータ16の表面温度とヒータ16を通過するときの風速との関係を示す特性図である。
無風時の表面温度はキュリー温度によって決まる。よって無風時の表面温度を前述の本発明における一例の入力電力0.6kWのセラミックヒータよりさらに下げたい場合は前述のセラミックヒータにおいてキュリー温度を低くする方法がある。ただし、キュリー温度を下げると入力も低くなるため表面温度はA線のように全体的に低くなり、吹出温度(図4では図示せず)も低くなってしまう。よって入力、吹出温度を図3と同等の本発明のヒータ16の一例の入力電力0.6kWになるようにする(B線のようにする)ためには、今度は前述のPTC素子を2個に増やすか、または3個に増やすか、あるいはPTC素子30を前述の通り1個あるいは2個のままとした場合はPTC素子30の大きさを大きくすることによって、B線のように、風速が高い場合は図3と同等の温度を維持し無風時の表面温度のみ下げることも可能である。
図5(a)は乾燥、暖房運転時におけるヒータ16の入力電力と衣類乾燥時間との関係、図5(b)はヒータ16の入力電力とランニングコストとの関係を示す特性図である。入力電力が1.3kWの例は従来の浴室換気乾燥機におけるヒータの入力電力、0.3kWおよび0.6kWは本発明におけるヒータの一例の入力電力である。
図5(a)から、ヒータ16の入力電力を0.3kWにすると、従来の1.3kWの場合に比べてヒータ16の温度が下がるため、浴室内の温度も下がり空気中の保有絶対湿度も大きく下がるために乾燥時間は約2倍になる。しかし、入力電力を0.6kWにすると、乾燥時間は約1.3倍とそれほど長くはならない。一方、ランニングコストは、図5(b)から、入力電力を0.3kW〜0.6kWの範囲で約1/2になる。したがって省エネルギ効果は著しく向上する。たとえば、外気が20℃、湿度60%の条件下で、広さが3.3平方米の浴室に2kgの洗濯物をつるして乾燥運転させたところ、約4時間30分で乾燥した。このときのランニングコストは、1kWhの電気代を24円とすると、約43円であった。これは従来の電気式浴室乾燥機による同一条件での乾燥運転に比べて約50%ダウンしたことになる。洗濯物がない浴室乾燥運転でもランニングコストを約60%ダウンさせることができた。
このとき、ヒータ16の表面温度は180℃以下とし故障時や周囲に洗濯物などが近接した異常な場合でも、浴室換気乾燥機の構成部品や設置位置である天井、あるいは洗濯物などが炭化したり、焦げたり、あるいは発火に至らないため、したがって、従来、防火対策や安全対策のためにヒータ部および換気、排気用の風路などの製品の外郭を覆っていた板金などの部材を不要とすることができる。または、最小限に板金を樹脂にてサンドイッチ状に挟み込む構成、あるいはインサートする構成とすることができる。
なお、以上の説明では、図1の矢印にも示している通り浴室内の空気を天井面20に沿って吸込口18からから吸い込ませルーバ17の下面から吹出させる天井面、床面の乾燥において優位な場合について説明したが、吸込口18をルーバ17の下面に形成し、浴室内の空気を下方から吸い込むようにして吹出しをルーバ17の側面に設け天井面に沿って吹出す壁面の乾燥において優位な構成とすることも可能である。
(実施例2)
図6は本実施例における浴室換気乾燥機の運転を制御する電気回路図である。商用交流電源34からの電力は運転スイッチ35、電流ヒューズ36を介してファンモータ15に供給される。ファンモータ15は速調スイッチ37により回転の強弱が切り換えられる。
ヒータ16は、ヒータ16のオンオフを制御するヒータon/offスイッチ38、ヒータ用リレー39、保護装置40を介して入力電力が供給される。ヒータon/offスイッチ38は手動スイッチ381またはタイムスイッチ382によりヒータ16への通電を制御する。保護装置40はヒータ16が過熱した場合にその温度を検知してヒータ16への通電を遮断する安全装置を構成している。このヒータ16への給電回路は、ヒータ16を含めてヒータユニット42として一体化することができる。ヒータ16への給電回路をヒータユニット42として一体化することにより、浴室換気乾燥機の本体10にヒータ関係の構成を設けずに設計、製造し、ヒータユニット42を本体10に後付けする構成とすることができる。したがって、ヒータユニット42を取り外すことによりヒータ関連の修理が容易になるなどメンテナンス作業を容易にすることができる。
ダンパ駆動モータ24には、位置制御スイッチ41を切り替えてダンパ23の回転位置を制御する電力が供給される。位置制御スイッチ41は、ロータリスイッチなどにより段階的にあるいは連続的に切り換えられる。
つぎに、浴室の換気動作について説明する。図1および図6において、運転スイッチ35をオンにし、位置制御スイッチ41を切り換えてダンパ駆動モータ24を駆動し、ダンパ23を下方に回転させて排気風路21を全開にし、循環吹出風路22を閉じる。この状態で速調スイッチ37を強運転にすると、ファンモータ15が高速回転し、ファン14が高速回転する。ファン14の回転により浴室内の空気が天井面20に沿って吸込口18から浴室換気乾燥機内に流入し、吸込開口12から吸い込まれる。浴室内の空気が天井面20に沿って吸い込まれると、天井20に気流が発生し、天面の乾燥時間が短縮され、乾燥効率を向上させることができる。吸い込まれた空気は図1の矢印Aのように排気口11方向に曲げられ、ダンパ23に従って排気風路21を流れて排気口11から排気され、排気口11に接続されたダクト内を通って室外に排気される。このとき、ダンパ23により循環吹出風路22は閉じられているので、風は吹出開口13にはほとんど送られず、吹出グリル19から風が吹き出すことはない。換気量を小さくするには速調スイッチ37を弱運転に切り換えればよい。こうして浴室内の空気は換気される。
つぎに、浴室の暖房動作について説明する。図1および図6において、運転スイッチ35をオンにし、位置制御スイッチ41を切り換えてダンパ駆動モータ24を駆動し、ダンパ23を上方に回転させて排気風路21を閉じ、循環吹出風路22を全開にする。そして、ヒータon/offスイッチ38をオンにすると、ヒータ16に通電が開始される。ヒータ16の通電を一定時間後に停止させたい場合や所定の時刻に通電を開始させたい場合はヒータon/offスイッチ38のオン動作をタイムスイッチ382で行い、任意にオンオフさせたい場合は手動スイッチ381で行う。この状態で速調スイッチ37を強運転にすると、ファンモータ15が高速回転し、ファン14が高速回転する。ファン14の回転により浴室内の空気が天井面20に沿って吸込口18から浴室換気乾燥機内に流入し、吸込開口12から吸い込まれる。浴室内の空気が天井面20に沿って吸い込まれると、天井20に気流が発生し、また、ルーバ17の下方の吹出しグリル19から床面に向かって吹出されるため、天面、床面の温度分布が均一化され快適な浴室暖房空間を提供することができる。吸い込まれた空気は図1の矢印Aのように排気口11方向に曲げられ、ダンパ23に従って循環吹出風路22を流れ、ヒータ16で加温されて吹出開口を通り、吹出グリル19から浴室内に循環する。このとき、ダンパ23により排気風路21は閉じられているので、排気口11からの排気はない。循環風量を小さくするには速調スイッチ37を弱運転に切り換えればよい。こうして浴室内は暖房される。
浴室の乾燥を行うには、位置制御スイッチ41を切り換えてダンパ駆動モータ24を駆動し、ダンパ23を中間位置に回転させて排気風路21および循環吹出風路22の両方を開いた状態にすればよい。このとき、ダンパ23の位置を調整することにより、排気口および吹出開口に流れる空気の流量を制御することができる。したがって、換気運転および暖房運転、乾燥運転の程度を自由に制御することができ、換気運転のみ、暖房運転のみ、あるいは乾燥運転時の風量バランスの調整などを自由に選択制御することができる。
図7は本発明の実施例2における浴室換気乾燥機の内部構成を示す側面図である。図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。図1と異なる点は、吸込口18と吸込開口12の間に除菌ユニット51を、吹出開口13と吹出グリル19の間に除菌ユニット52を設けた点である。除菌ユニット51、52としては、特に限定しないが、たとえばオゾンやイオンを利用した除菌装置や紫外線などの殺菌灯を利用したものなどが利用可能である。
本実施例によれば、吸込口18から吸い込んだ浴室内の空気を除菌ユニット51で除菌してファン14に供給し、また、ファン14から吹出開口13に供給される空気を除菌ユニット52で除菌して浴室内に循環させるようにしているので、循環空気に含まれる雑菌などの有害菌が除去されたクリーンな空気を浴室内に供給することができる。また、雑菌に起因する浴室内のカビの発生を防止し、かつ、循環空気の臭気を消臭することができる。
なお、上記の説明では、除菌ユニット51、52を吸込口側および吹出口側の両方に設けた場合について説明したが、いずれか一方にのみ設けるようにしても良いことはもちろんである。
(実施例3)
図8は本発明の実施例3における浴室換気乾燥機の内部構成を示す側面図である。図7と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。図7と異なる点は、ダンパ23の下流側において、排気口11および吹出開口13にまたがってモータ56により回転する円盤状のデシカント素子55と、デシカント素子55の排気口11側の上流に乾燥用ヒータ57を配置した点である。デシカント素子55はモータ56により円盤の中心軸の周りをゆっくり回転しており、ファン14から吹出開口13へ送られてくる空気中の湿気を回転している円盤の下方で吸着し、回転して排気口11側の上方位置にきたとき乾燥用ヒータ57で乾燥させる。乾燥させた湿気は排気口11から排出する。
本実施例によれば、図7で説明した循環空気の除菌効果に加え、ファン14から吹出開口13に供給される空気中の湿気をデシカント素子55により除湿して浴室内に循環させるようにしているので、循環空気に含まれる湿気が少なくなる。したがって、浴室内の湿度を更に下げることができるので、浴室内の乾燥時間を短縮させることができる。したがって、ランニングコストを低下させることができる。
なお、図8において、除菌ユニット51、52を除いた構成、すなわち、図1の構成にデシカント素子55、モータ56および乾燥用ヒータ57を配して循環空気の除湿効果のみを持たせた構成とすることもできる。
以上の各実施例においては、いずれも換気対象が浴室1室のみの場合であるが、本発明は、換気対象室を2室以上の複数室を換気する場合にも適用することができる。以下の実施例4から7は複数室を換気することができる実施例である。なお、説明を簡単にするために、各実施例においては2室を換気対象とした場合について説明する。
(実施例4)
図9は本発明の実施例4における浴室換気乾燥機の内部構成を示す側面図である。本実施例は換気を洗面所やトイレなどの浴室以外の室に対しても行う2室用の浴室換気乾燥機に適用した実施例である。図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
本体10の内部は隔壁65により2室に分割されており、第1の室66は浴室循環用でファン61が配置され、第2の室67は浴室以外の室の換気用でファン62が設置される。ファン61、62は両者に共通の1台のファンモータ63により回転する。
本体10の排気口11が形成された側面以外の他の側面には吸気口68およびダクト69が連結されている。第1の室66は吸込開口71および吹出開口13により浴室に連通しており、第2の室67は吸込開口72により浴室に、吸気口68により浴室以外の換気すべき室に、また、排気口11により屋外に連通している。
つぎに動作を説明する。浴室の換気はファン62により行われ、吸込口72から吸い込まれた浴室内の空気は第2の室67を通って排気口11から排気される。このとき、浴室以外の室の換気もファン62により行われ、吸気口68から吸い込まれた空気は第2の室67を通って排気口11から排気される。この場合、浴室と他の室の2室が同時に換気されるので、家屋の換気効率が向上する。
浴室の乾燥、暖房は、ファン61により浴室内の空気を吸込開口71から第1の室66内に吸い込み、ヒータ16で加熱して温風とし、吹出開口13を経て吹出グリル19により浴室内に送風させて循環させる。この場合、第1の室66と第2の室67は隔壁65で互いに遮断されているので、第2の室67からの換気空気が第1の室66内に侵入することはない。
他の室がたとえばトイレである場合、トイレからの換気空気が第2の室67に入り、その一部が浴室内に直接あるいは第1の室66を介して侵入すると浴室内に臭いが侵入する恐れがある。しかし、上記の説明から明らかなように、トイレの換気はファン62より行われ、このとき同時に浴室の換気も行われるので、トイレからの換気空気が浴室内に侵入することはない。また、第1の室66と第2の室67は隔壁65で互いに遮断されているので、トイレからの換気空気が第2の室67から第1の室66内に侵入することもない。したがって、換気運転および乾燥、暖房運転を問わず、トイレのにおいが浴室に進入することはない。
なお、図9の実施例においては、ファン61、62を駆動するファンモータ63を共通の1台のファンモータで行っている。したがって、たとえば浴室の乾燥、暖房を行うと、浴室の換気および他の室の換気も同時に行われるので2つのファン61、62が作動する。この場合、ファンモータ63が高速回転し浴室内の騒音が大きくなり、これに浴室内に風が循環する音も加わって騒音はいっそう大きくなる。そこで、暖房運転により浴室内の温度がある程度上昇したとき、ファンモータ63の運転を停止させるようにする。これにより、ファン61、62が停止して騒音を防止することができる。この停止時間が長いと浴室内の温度が下がったり、室内の空気が汚染したりするので、一定時間、たとえば、入浴時間である30分〜1時間は停止させ、入浴から上がったら再びファンモータ63を運転させることが好ましい。このファンモータ63のオンオフ制御は、たとえば、実施例1で説明したスイッチ25でオンオフを操作したり、スイッチ25にタイマースイッチを組み込んで時間制御することにより行うことができる。
(実施例5)
図10(a)は本発明の実施例5における浴室換気乾燥機の内部構成を示す側面図である。図10(b)は本発明の実施例5における浴室換気乾燥機のダンパ部を下面より見た図である。図10(a)、図10(b)において、図9と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施例4で説明した浴室換気乾燥機は、上述したように浴室の換気のみを行いたい場合にも循環風が発生する。この循環風により冷風感を感じることがある。本実施例はこの課題を解決するものである。そこで本実施例では、第1の室66の浴室からの吸込開口71を開閉するダンパ73を設ける。ダンパ73は、ギアードモータやステッピングモータなどにより回動し、その回動位置に応じて吸込開口71の開口面積を制御する。たとえば、浴室に循環風量を最大に循環させる乾燥、暖房運転時には、ダンパ73を開放して吸込開口71の開口面積を最大にし、循環風量を少なくしたい場合はダンパ73を制御して開口面積を小さくする。
本実施例によれば、浴室内に循環させる循環風量をダンパ73の位置を制御することにより調節することができるので、入浴時の循環風を自在に制御することができ冷風感防止が可能となる。
(実施例6)
図11(a)、(b)は本発明の実施例6における浴室換気乾燥機の内部構成を示す側面図である。図11(a)は乾燥、暖房運転時、図11(b)は換気運転時の図である。図11(a)、(b)において、図10と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施例は、隔壁65の一部にダンパ75を設け、ファン61からの風の風向をダンパ75により切り換えて、乾燥、暖房運転時は図11(a)のように浴室の吹出開口13方向へ導き、換気運転時には図11(b)のように排気口11方向へ導く。
乾燥、暖房運転時は図10で説明した実施例5と同一の作用効果を呈するが、換気運転時には、同一の換気風量であれば実施例5の場合よりも騒音が低減する。
(実施例7)
図12(a)は本発明の実施例7における浴室換気乾燥機の内部構成を示す側面図である。
図12(a)において、図11と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施例は、浴室循環用の第1の室66と換気用の第2の室67が一つのユニット内に存在し、一つのファンモータ63にて浴室循環用のファン61換気用のファン62を運転させていたものを、換気ファンモータ83を追加し、単独にて換気用のファン62を運転させることを可能とし、一つの換気ユニット80としている。本体10の側面に図12(b)、図12(c)のように配置する構成とする。
この構成により、換気運転を入浴や浴室乾燥のいかんにかかわらず常に運転可能であり、換気中も循環風がないので冷風感も防止できるので、家屋内を24時間常時換気することができる。また、換気用のファン62がモータ63、およびファン61の上に存在しないため実施例6の構成を有する浴室換気乾燥機より製品の高さを低くすることができるため、天井内の高さが低い場合にでも設置が可能となる。
また、換気ユニット80を構成することにより、換気を必要としない場合は本体10のみの構成を容易に達成することができる。また、換気ユニット80が取り外し可能となりメンテナンス作業も容易となる。施工時も取付側面を図12(b)、および図12(c)のように変更することにより排気口11の向きを変えられるため、容易に排気方向を選択することができる。
また、本体10と換気ユニット80の連通部に浴室からの換気風を全閉もしくは低減することができるようにダンパ82、およびダンパ82の位置制御するダンパ駆動モータ83を有し、浴室以外のみの換気、および浴室と浴室以外からの換気の風量バランス調整を行うことができる。なお、以上の説明では、図9〜図12に示されている通り、ファン61、62およびファンモータ63は水平に配した場合について説明したが、ファン61、62およびファンモータ63は垂直に配することも可能である。
本発明にかかる浴室換気乾燥機は、浴室の換気乾燥、浴室内に干された洗濯物などの乾燥、浴室の暖房などを行う浴室換気乾燥機などに適用できる。
本発明の実施例1における浴室換気乾燥機の内部構成を示す側面図 (a)現行のセラミックヒータ内部構成を示す断面図(b)発明の実施例1におけるセラミックヒータの内部構成を示す断面図(c)本発明の実施例1におけるセラミックヒータの内部構成を示す断面図 本発明のヒータの表面温度、吹出温度とヒータを通過するときの風速についての特性図 本発明のヒータのキュリー-温度を低くした場合のヒータ表面温度とヒータを通過するときの風速についての特性図 (a)本発明の実施例1における浴室換気乾燥機の乾燥運転時におけるヒータの入力電力と衣類乾燥時間との関係を示す特性図(b)ヒータの入力電力とランニングコストとの関係を示す特性図 本発明の実施例2における浴室換気乾燥機の運転を制御するための電気回路図 本発明の実施例2における浴室換気乾燥機の内部構成を示す側面図 本発明の実施例3における浴室換気乾燥機の内部構成を示す側面図 本発明の実施例4における浴室換気乾燥機の内部構成を示す側面図 (a)本発明の実施例5における浴室換気乾燥機の内部構成を示す側面図(b)本発明の実施例5における浴室換気乾燥機のダンパ部下面より見た下面図 (a)本発明の実施例6における乾燥、暖房運転時の浴室換気乾燥機の内部構成を示す側面図(b)本発明の実施例6における換気運転時の浴室換気乾燥機の内部構成を示す側面図 (a)本発明の実施例7における浴室換気乾燥機の内部構成を示す側面図(b)本発明の実施例7における浴室換気乾燥機の換気ユニットの取り付け図(c)本発明の実施例7における浴室換気乾燥機の換気ユニットの取り付け図
符号の説明
10 本体
11 排気口
12 吸込開口
13 吹出開口
14、61、62 ファン
15、63 ファンモータ
16 ヒータ
17 ルーバ
18 吸込口
19 吹出グリル
21 排気風路
22 循環吹出風路
23、73、75、82 ダンパ
24、74、81 ダンパ駆動モータ
25 スイッチボックス
26 ファンスイッチ
27 ヒータスイッチ
28 風量スイッチ
29 LED
30 PTC素子
31 電極
32 絶縁アルミナ板
33 放熱アルミフィン
34 商用交流電源
35 運転スイッチ
36 電流ヒューズ
37 速調スイッチ
38 ヒータon/offスイッチ
39 ヒータ用リレー
40 保護装置
41 位置制御スイッチ
381 手動スイッチ
382 タイムスイッチ
42 ヒータユニット
51、52 除菌ユニット
55 デシカント素子
56 モータ
57 乾燥用ヒータ
65 隔壁
66 第1の室
67 第2の室
68 吸気口
69 ダクト
71、72 吸込開口
80 換気ユニット
83 換気ファンモータ

Claims (10)

  1. 側面に浴室の空気を室外に排気するための排気口を有し、前記浴室に連通する吸込開口と吹出開口を有する本体内にファンモータと、このファンモータにより回転するファンと、前記吹出開口の上流部に配置したヒータとを備え、前記ファンの回転により前記吸込開口から吸い込んだ空気を前記排気口および前記吹出開口の少なくとも一方に導入する浴室換気乾燥機であって、前記ヒータの表面積が1Wあたり1×10-4m2以上で、前記ヒータを通過するときの風速が0.5m/s以上とし、前記ヒータ表面の温度が180℃以下であることを特徴とする浴室換気乾燥機。
  2. 前記ヒータに一定時間通電後、通電を停止することを特徴とする請求項1に記載の浴室換気乾燥機。
  3. 前記排気口および吹出開口に流れる空気の流量を制御するダンパと、このダンパの回転位置を制御するモータを有することを特徴とする請求項1または2に記載の浴室換気乾燥機。
  4. 前記ヒータとこのヒータの安全装置とをユニットとして、吹出開口に下方より挿入可能とすることを特徴とする請求項1、2、または3に記載の浴室換気乾燥機。
  5. 前記ヒータの作動状態を表示する手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の浴室換気乾燥機。
  6. 前記吸込開口に流入する空気および前記吹出開口から吹き出す空気の少なくとも一方を除菌する除菌ユニットを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の浴室換気乾燥機。
  7. 前記排気口および吹出開口にまたがって回転する円盤状のデシカント素子を有し、前記デシカント素子の排気口側の上流に乾燥用ヒータを配置したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の浴室換気乾燥機。
  8. 本体内部が複数の室に分割されて各室内にファンが設けられ、前記排気口を有する側面以外の側面に1つまたは複数の吸気口を有し、前記分割された室の第1の室は浴室に連通する吸込開口と吹出開口を有し、前記分割された室の第1の室以外の各室は各々前記吸気口、前記排気口および浴室からの前記吸込開口に連通されていることを特徴とする請求項1に記載の浴室換気乾燥機。
  9. 前記第1の室における浴室に連通した吸込開口の開口量を制御するダンパを有することを特徴とする請求項8に記載の浴室換気乾燥機。
  10. 前記第1の室におけるファンの風向を浴室に連通する吹出開口と排気口のいずれかに制御するダンパを有することを特徴とする請求項8または9に記載の浴室換気乾燥機。
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