JP4304664B2 - サンドカッター - Google Patents

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Description

本発明は、金枠付の砂鋳型の定盤に載置される面及び上鋳型への重り載せ面を平滑にカットするサンドカッターに関する。
従来、上記のようなサンドカッターとしては、砂鋳型の進行方向に対し刃物を交差する方向に往復移動させるものが一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−150101号公報(第1−3頁、図2)。
しかし、上記特許文献1に開示されたサンドカッターにおいては、刃物の摩耗を少なくすると共に交換取り付けメンテナンスを容易にすることができるが、このサンドカッターを使用する場合は、金枠面から砂鋳型の出張り量を少なくすることに限界があった。すなわち高精度鋳物を製造する上では問題のない性能を有しているが、砂鋳型の金枠からの出張り量を鋳物砂粒径の0.2mm以下にしようとすると金枠加工時寸法公差によるサンドカット面のレベル変動に追従できない。また金枠を搬送するコンベヤのローラ、及び金枠のローラ走行面の摩耗によるサンドカット面のレベル変動に追従できない問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みて成されたもので、金枠から出張る鋳型砂量を鋳物砂粒径の0.2mm以下にすることができるサンドカッターを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明におけるサンドカッターは、金枠付砂鋳型の搬送ローラコンベヤの下方に、刃物と平行な軸を中心として回転可能な刃物台と、金枠見切り面に接し刃物の高さ位置を調整する調整ローラと、砂面をカット中の刃物の姿勢を維持するための姿勢維持手段とを具備しており、前記姿勢維持手段が該刃物台下面と固定ブラケットとの間にスプリングを配し、該固定ブラケット側に該スプリングに対応する部材からなり、前記固定ブラケットの傾斜外面に、回動ブラケットに対応する前記刃物の基準レベルの微調整ができるストッパボルトを備えたことを特徴とする。
また、前記刃物台及び調整ローラ及び姿勢維持手段を前記金枠付砂鋳型の搬送ローラコンベヤの下方に設けられたガイトピンホルダ上に載置し任意の駆動手段により往復移動を行うことを特徴とする。
さらに、金枠付砂鋳型の搬送ローラコンベヤの下方に、該搬送ローラコンベヤの進行方向に対し、交差する方向に往復移動可能にして2個一対のガイドピンホルダを配置し、各ガイドピンホルダの上部に、固定ブラケットを対向して配置し、各固定ブラケットの上端部に回動ブラケットの中心部をそれぞれ回転可能にしてピン連結し、前記固定ブラケットの傾斜外面に、該回動ブラケットに対応するストッパを調整可能にして突出させて設けると共に前記回動ブラケットの上端部に刃物の高さ位置を調整する調整ローラを若干突出するようにして取り付け、各回動ブラケットの傾斜上面間に、刃物を取り付けた刃物台を掛け渡し連結して設け、該刃物台下面と前記固定ブラケットとの間にスプリングを配し、該固定ブラケット側に該スプリングに対応する部材を配置したことを特徴する。
本発明は、レベル調整用の調整ローラと、回動制御用のストッパー、並びに刃物の押し下げを規制するスプリングとの組み合わせにより刃物をできる限り基準レベルに近づけてサンドカットすることができるようになる。すなわち金枠加工時の寸法公差によるサンドカット面のレベル変動及びコンベヤのローラ、金枠におけるローラ走行面の摩耗によるサンドカット面のレベル変動に追従しながらサンドカットができるようになる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳しく説明する。図1、図2及び図3においてフレーム1、1に吊り下げられた中抜き搬送ローラコンベヤ2、2が設けられ、該中抜き搬送ローラコンベヤ2、2のローラ3、3上には、金枠付砂鋳型Mが載置されている。該砂鋳型Mは、金枠4のローラ走行面をローラ3、3に接触させると共に金枠4の下面から鋳型の砂かき面はみ出させた状態にされている。
前記中抜き搬送ローラコンベヤ2、2の下方には、フレーム5を介して2本のガイドピン6、6が砂鋳型Mの進行方向に対し交差させて並行に固定支持されている。該2本のガイドピン6、6にはガイドピンダホルダ7、7を摺動可能にして嵌合されて連結板8を介して一体的に連結されると共に油圧シリンダ9に連結されていて、油圧シリンダ9の作動により連結板8を介してガイドピンホルダ7、7が砂鋳型の進行方向に対し交差する方向に往復移動される様に構成されている。
本実施例では、油圧シリンダを使用しているが、空圧又は電動シリンダでもよい。
図4、図5及び図6において、さらに各ガイドピンホルダ7、7の上部には、固定ブラケット10、10をそれぞれ対向させて配置固定し、各固定ブラケット10、10の上端部に回動ブラケット11、11の中心部をそれぞれ回転可能にしてピン12、12にて連結し、前記固定ブラケット10、10の傾斜外面に、該回動ブラケット11、11に対応するストッパボルト13、13を調整可能にして突出取り付けされている。
前記回動ブラケット11、11の上端部に刃物の高さを調整する調整ローラ14、14を若干突出させて取り付け、該回動ブラケット11、11の傾斜された上面間に刃物15を取り付ける刃物台16を掛け渡し連結する。
また、該刃物台16下面と各固定ブラケット10、10との間にスプリング17、17を配置し、該固定ブラケット10、10側に該スプリング17、17に対応するダブルナットを設け、カット中の刃物の姿勢を維持するための姿勢維持手段Eとする。
つぎに作動について説明する。図1、図2の状態で油圧シリンダ9が作動してガイドピンホルダ7、7が、ガイドピン6、6に沿って移動され、刃物台16に取り付けられた刃物15を往復移動させ、金枠4の下面からのはみ出し砂鋳型部分をサンドカットする。この場合、図4に示すように基準レベルに対し、刃物15と調整ローラ14、14のレベルが一致するようにスペーサー18、18にて調整の上刃物台16をガイドピンホルダ7、7に取り付けてある。
また基準レベルは金枠4の見切り面レベルの設計寸法とする。前記ダブルナットの位置を調整することによりスプリング17、17の押し付け力を調整でき、ストッパボルト13、13にて刃物15の基準レベルの微調整ができる。
さらに調整ローラ14、14上端と刃物15先端を限りなく近づけることにより、金枠4の見切り面に限りなく近接したレベルでのサンドカットが可能になる。なお刃物台16は、搬送ローラコンベヤ2、2の下部に吊り下げ、金枠4の搬送中にサンドカットする固定式のものであってもよい。
金枠4のローラ走行面及び搬送ローラコンベヤ2、2のローラ3、3が摩耗していない移動当初は、金枠4の見切り面レベルは、基準レべルと一致しているがこれが摩耗してきた場合は、金枠4の見切り面レベルが基準レベルより下がってくる。この状態でも刃物15が金枠4の見切り面と干渉しないように調整ローラ14、14上端も刃物15先端に対し進行方向側に少し前に出して配置されている(図4、図5参照)。
金枠4の見切り面レベルが基準レベルよりも下がった場合、刃物台16が金枠4側へ前進時、まず調整ローラ14、14上端が金枠4の見切り面に当たり、刃物15先端を押し下げる方向に回動ブラケット11、11を回転させる。スプリング17、17の押し上げ力およびサンドカット時の反力にて調整ローラ14、14上端が金枠4の見切り面に密着しながらサンドカットできる。
本発明の実施例を示すサンドカッターの正面図である。 図1におけるA−A矢視である。 図1におけるB−B矢視図である。 刃物台部分の拡大詳細図である。 図4におけるC−C矢視図である。 図4におけるD−D矢視図である。
符号の説明
2 搬送ローラコンベヤ
4 金枠
7 ガイドピンホルダ
9 油圧シリンダ
10 固定ブラケット
11 回動ブラケット
12 ピン
13 ストッパボルト
14 調整ローラ
15 刃物
16 刃物台
17 スプリング

Claims (3)

  1. 金枠付砂鋳型の定盤に載置させる面及び上鋳型の重り載せ面を平滑にカットするサンドカッターであって、
    金枠付砂鋳型の搬送ローラコンベヤの下方に、刃物と平行な軸を中心として回転可能な刃物台と、
    金枠見切り面に接し刃物の高さ位置を調整する調整ローラと、
    砂面をカット中の刃物の姿勢を維持するための姿勢維持手段とを具備しており、前記姿勢維持手段が該刃物台下面と固定ブラケットとの間にスプリングを配し、該固定ブラケット側に該スプリングに対応する部材からなり、前記固定ブラケットの傾斜外面に、回動ブラケットに対応する前記刃物の基準レベルの微調整ができるストッパボルトを備えたことを特徴とするサンドカッター。
  2. 前記刃物台及び調整ローラ及び姿勢維持手段を前記金枠付砂鋳型の搬送ローラコンベヤの下方に設けられたガイトピンホルダ上に載置し任意の駆動手段により往復移動を行うことを特徴とする請求項1記載のサンドカッター。
  3. 金枠付砂鋳型の搬送ローラコンベヤの下方に、該搬送ローラコンベヤの進行方向に対し、交差する方向に往復移動可能にして2個一対のガイドピンホルダを配置し、各ガイドピンホルダの上部に、固定ブラケットを対向して配置し、各固定ブラケットの上端部に回動ブラケットの中心部をそれぞれ回転可能にしてピン連結し、前記固定ブラケットの傾斜外面に、該回動ブラケットに対応するストッパを調整可能にして突出させて設けると共に前記回動ブラケットの上端部に刃物の高さ位置を調整する調整ローラを若干突出するようにして取り付け、各回動ブラケットの傾斜上面間に、刃物を取り付けた刃物台を掛け渡し連結して設け、該刃物台下面と前記固定ブラケットとの間にスプリングを配し、該固定ブラケット側に該スプリングに対応する部材を配置したことを特徴するサンドカッター。
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