JP4304291B2 - 案内情報提供方法、案内情報提供サーバ、および案内情報提供プログラム - Google Patents

案内情報提供方法、案内情報提供サーバ、および案内情報提供プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットなどの通信ネットワークを介して経路案内を行うための案内情報を生成して提供する案内情報提供方法、案内情報提供サーバ、および案内情報提供プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ユーザとともに移動する端末装置に案内情報を提供し、その端末装置の表示画面に地図や景観を表示させることで目的地までの経路案内を行う各種の案内情報提供システムが提案されている。
【0003】
このような案内情報提供システムには、例えば、各位置固有な情報を案内情報として利用する地理空間案内装置(例えば、特許文献1参照)がある。特許文献1に記載された地理空間案内装置は、ファイル保持手段と、配信手段と、抽出手段と、比較手段とから構成され、通信ネットワークを介して利用者端末に接続される。
【0004】
ファイル保持手段は、地図と、地図上での任意の視点およびその視点におけるある方位に基づいて作成された風景静止画と、風景静止画中のオブジェクトの選択識別子を保持している。配信手段は、ファイル保持手段に記憶されている地図と、利用者が指定した視点、視界に合う風景静止画を検索し、切り出して配信する。抽出手段は、利用者の指定した視点、方位、距離に応じて、視界内にあるオブジェクトを抽出する。比較手段は、抽出手段で抽出されたオブジェクトと利用者が指定した検索条件とを比較する。
【0005】
利用者端末は、入力手段と表示手段から構成される。入力手段は、地理空間案内装置から受信したデータに応答したり、指示を出したりするものである。表示手段は、地理空間案内装置から受信した情報を表示するためのものであり、地図や風景静止画を表示する。
【0006】
利用者端末は、ユーザの操作に応じて地理空間案内装置にアクセスし、地図と、地図中の登録されている視点の情報を取得し、表示手段で表示する。ユーザの操作によって、利用者端末にて視点と視界が選択され、その選択された情報が地理空間案内装置に送信される。
【0007】
地理空間案内装置は、ユーザによって指定された視点と視界に対応する風景静止画を検索し、利用者端末に送信する。地理空間案内装置によって送信された風景静止画は、利用者端末の表示手段にて表示される。このようにして、利用者端末を利用しているユーザに対して経路案内がなされる。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−251396号公報(図1−図3)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した地理空間案内装置には以下の問題がある。
第1に、風景を示す静止画などを含む案内情報のデータ量が大きいため、携帯電話などの携帯端末に対して案内情報の送信するには、一般に長い時間を要してしまうという問題がある。すなわち、携帯端末とサーバとの間の通信速度では、対象空間を特定の視点および視界で見たときの風景画像を含む非常にデータ量が大きい案内情報を送受することを、迅速に行うことができなかった。
【0010】
第2に、上述した地理空間案内装置のファイル保持手段に記憶されている風景静止画はあらかじめある視点および視界で撮影あるいは作成されたものであるが、対象空間内をあらゆる視点および視界で見たときの風景画像をそれぞれ事前に作成して保持しておくことは困難であるため、任意の視点および視界で見たときの風景画像を表示することができないという問題がある。
【0011】
第3に、携帯電話などの端末はその携帯性の維持のために表示画面サイズが小さくなっており、表示される風景画像の表示エリアが小さくなるため、風景画像によって容易に対象空間内での自己位置などの場所や空間を認識することが困難であるという問題があった。風景画像の表示エリアが小さいと、自己位置を認識するのに用いる周辺の特徴のある建物の壁などが小さく表示されて、画面と実際の視界との対応が困難となる。
【0012】
第4に、上述した地理空間案内装置では、利用者が案内情報生成を要求する毎に、サーバが風景画像を検索し案内情報を生成する構成とされているが、案内情報の生成に時間がかかるため、ユーザが案内情報を閲覧するまでに時間がかかるという問題がある。
【0013】
本発明は、上述した問題を解消し、ユーザが利用する端末の種類に応じて、提供する案内情報の形態を変更することができ、例えば携帯電話のようにネットワーク通信速度が遅い端末に対しても、ユーザが対象空間を認識できるような案内情報を生成し、提供することができるようにすることを目的とする。
【0014】
また、本発明は、あらかじめ視点別や視界別の案内情報を用意しておくことなく、任意の視点や視界での案内情報を提供することができるようにすることを目的とする。
【0015】
また、本発明は、携帯電話のような表示画面の小さな端末でも、利用者が自己位置など、空間を認識できる案内情報を生成し、提供することができるようにすることを目的とする。
【0016】
さらに、本発明は、ユーザからの案内情報の提供要求に対する応答時間を短縮することができるようにすることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために、本発明の案内情報提供方法は、通信ネットワークに接続される移動可能なユーザ端末に対して、経路案内のための案内情報を通信ネットワークを介して送信する案内情報提供方法であって、ユーザ端末が自端末の能力情報を含む特徴情報(ユーザの状況(現在位置、目的地など)、ユーザ端末の状況(端末の種類など)、ユーザ端末の通信ネットワークの状況(例えばネットワークの通信速度など)などのユーザ側の特徴を示す情報である。具体的には、例えば、案内情報生成パラメータにて設定される各種の情報が含まれる。)を含めて案内情報生成要求を送信するステップと、案内情報生成要求に応じて、表示内容のデータ量、転送速度、ならびに表示内容の種別、表示内容の視認性および現実の空間との対応付け易さにもとづく情報であって空間情報の表示方法を特定するためにあらかじめ記憶されている表示方法特定情報を抽出するステップと、案内情報生成要求に含まれている特徴情報と表示方法特定情報とを用いて、空間情報を用いた景観を示す案内画像をユーザ端末に表示させるための情報であってユーザ端末の特徴に合致した案内情報を生成するステップと、生成した案内情報をユーザ端末に送信するステップと含むことを特徴とする。
【0019】
ユーザ端末からの案内情報生成要求と、案内情報生成要求に応じて生成された案内情報とをキャッシュデータとして記憶するステップと、ユーザ端末から受け付けた案内情報生成要求から案内情報に必要な経路情報を生成するステップと、案内情報生成要求と経路情報とにもとづいてキャッシュデータを検索し、新たな案内情報の生成処理よりも優先してキャッシュデータを使用するかどうかを判定するステップと、判定の結果に応じてキャッシュデータを使用するステップとを含む構成とされていてもよい。
【0020】
また、本発明の案内情報提供サーバは、通信ネットワークに接続される移動可能なユーザ端末に対して、経路案内のための案内情報を通信ネットワークを介して送信する案内情報提供サーバであって、表示内容のデータ量、転送速度、ならびに表示内容の種別、表示内容の視認性および現実の空間との対応付け易さにもとづく情報であって空間情報の表示方法を特定するためにあらかじめ記憶されている表示方法特定情報を記憶する特定情報記憶手段と、案内情報生成要求に含まれている特徴情報に応じて特定情報記憶手段から表示方法特定情報を抽出する特定情報抽出手段と、ユーザ端末からの自端末の能力情報を含む特徴情報が含められた案内情報生成要求と表示方法特定情報とを用いて、ユーザ端末に空間情報を用いた景観を示す案内画像を表示させるための情報であってユーザ端末の特徴に合致した案内情報を生成する案内情報生成手段と、案内情報生成手段によって生成された案内情報をユーザ端末に送信する案内情報送信手段とを備えことを特徴とする。
【0021】
案内情報生成要求によって指定された現在地から目的地までの移動経路を検索する経路検索手段を有する構成とされていてもよい。
【0022】
案内情報生成手段は、経路検索手段によって検索された移動経路をユーザ端末に表示させて経路案内するための案内情報を生成する構成とされていてもよい。
【0023】
案内情報生成要求は、現在地から目的地までの経由地を示す経由地情報を含み、経路検索手段は、経由地情報が示す経由地を経由する移動経路を検索するように構成されていてもよい。
【0025】
案内情報生成要求には、案内画像の視界を特定するための視界情報を含み、案内情報生成手段は、案内情報生成要求に含まれている視界情報にもとづいて案内情報を生成する構成とされていてもよい。
【0026】
案内情報生成手段は、空間情報の属性を示す属性情報を含む案内情報を生成し、案内情報送信手段によって送信された案内情報にもとづいて、ユーザ端末に属性情報を含む案内画像を表示させる構成とされていてもよい。
【0027】
ユーザ端末の特徴情報には、当該ユーザ端末の種類を示す端末種類情報を含む構成とされていてもよい。
【0028】
ユーザ端末の特徴情報には、当該ユーザ端末が備える表示手段の表示画面サイズを示す画面サイズ情報を含むように構成されていてもよい。
【0030】
空間情報は、建物を示す情報を含み、案内情報生成手段は、建物を含む空間情報が表示される案内情報を生成するように構成されていてもよい。
【0031】
表示される建物の案内画面中の表示面積率を算出する表示面積率算出手段と、案内画面中の建物の表示面積率に応じた表示方法を記憶している表示方法記憶手段とを備え、案内情報生成手段は、建物の表示面積率に応じた表示方法で当該建物が表示される案内情報を生成するように構成されていてもよい。
【0032】
案内画面における視点からの建物の距離を算出する距離算出手段と、距離に応じた表示方法を記憶している表示方法記憶手段とを備え、案内情報生成手段は、表示する建物の視点からの距離に応じた表示方法で建物が表示される案内情報を生成するように構成されていてもよい。
【0033】
表示される建物の高さを算出する高さ算出手段と、建物の高さに応じた表示方法を記憶している表示方法記憶手段とを備え、案内情報生成手段は、表示する建物の高さに応じた表示方法で建物が表示される案内情報を生成するように構成されていてもよい。
【0034】
表示される建物の体積を算出する体積算出手段と、建物の体積に応じた表示方法を記憶している表示方法記憶手段とを備え、案内情報生成手段は、表示する建物の体積に応じた表示方法で建物が表示される案内情報を生成するように構成されていてもよい。
【0035】
案内情報生成手段は、画像による表示、テキストによる表示、点、線、ポリゴンによる表示、あるいは3次元CGによる表示、およびこれらの組み合わせのうちの何れかである表示方法により建物が表示される案内情報を生成するように構成されていてもよい。
【0036】
ユーザ端末からの案内情報生成要求と、案内情報生成要求に応じて生成された案内情報とをキャッシュデータとして記憶する記憶手段と、ユーザ端末から受けた案内情報生成要求から案内情報に必要な経路情報を生成する経路検索手段と、案内情報生成要求と経路情報とにもとづいてキャッシュデータを検索し、案内情報生成手段による案内情報の生成処理よりも優先してキャッシュデータを使用する案内情報キャッシュ手段とを備えていてもよい。
【0037】
ユーザ端末からの案内情報生成要求と、案内情報生成要求に応じて生成された案内情報とをキャッシュデータとして記憶する記憶手段と、ユーザ端末から過去に受けた案内情報生成要求と同様の案内情報生成要求を受けたときに、過去に受けた案内情報生成要求に応じて生成され記憶されている案内情報を削除し、新たな案内情報生成要求に応じて案内情報生成手段によって生成された案内情報を記憶するキャッシュデータ更新手段を備えていてもよい。
【0038】
案内情報キャッシュ手段は、過去に受けた案内情報生成要求と新たな案内情報生成要求との同一性があるか否かを空間的な位置関係を用いて判定するように構成されていてもよい。
【0039】
案内情報キャッシュ手段は、過去に受けた案内情報生成要求と新たな案内情報生成要求との同一性があるか否かを、過去に受けた案内情報生成要求と新たな案内情報生成要求との時間により判定するように構成されていてもよい。
【0041】
案内情報キャッシュ手段は、過去に受けた案内情報生成要求と新たな案内情報生成要求との同一性があるか否かを、過去に受けた案内情報生成要求と新たな案内情報生成要求とのユーザ端末の種類により判定するように構成されていてもよい。
【0047】
また、本発明の案内情報提供プログラムは、通信ネットワークに接続される移動可能なユーザ端末に対して、経路案内のための案内情報を通信ネットワークを介して案内情報提供サーバに送信する処理を案内情報提供サーバに実行させるための案内情報提供プログラムであって、案内情報提供サーバに、ユーザ端末からの自端末の能力情報を含む特徴情報が含められた案内情報生成要求に応じて、表示内容のデータ量、転送速度、ならびに表示内容の種別、表示内容の視認性および現実の空間との対応付け易さにもとづく情報であって空間情報の表示方法を特定するためにあらかじめ記憶されている表示方法特定情報を抽出する処理と、案内情報生成要求に含まれている特徴情報と表示方法特定情報とを用いて、ユーザ端末に空間情報を用いた景観を示す案内画像を表示させるための情報であってユーザ端末の特徴に合致した案内情報を生成する生成処理と、生成された案内情報をユーザ端末に送信する送信処理とを実行させことを特徴とする。
【0049】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の第1の実施形態における案内情報提供システム10の構成の例を示すブロック図である。案内情報提供システム10は、案内情報表示装置100と、案内情報提供サーバ200とを備えている。案内情報表示装置100と、案内情報提供サーバ200(より具体的には案内情報生成装置210)とは、例えばインターネットや一般公衆回線網などの通信ネットワークによって接続される。
【0050】
案内情報表示装置100と案内情報生成装置210との間で行われる通信は、例えば、広く使用されているTCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)などの通信プロトコルに従って行われる。
【0051】
本例の案内情報提供システム10によって、案内情報表示装置100を使用するユーザに対して「案内サービス」が提供される。
【0052】
「案内サービス」とは、ユーザの現在位置やユーザによって指定された目的地などの情報に応じて現在地から目的地までの移動経路を検索し、その検索結果にもとづいて画像や音声による情報を提示して、ユーザに対して次に進むべき方向を案内するサービスを意味する。「案内サービス」の具体例としては、例えばカーナビゲーションシステムにおいて、車両に搭載された表示装置に現在地周辺の景観や進行方向などを表示させることで、経路案内を行って目的地まで車両を誘導するサービスがある。
【0053】
例えば、案内サービスにおいて、ユーザは、ユーザが管理する移動可能端末(例えば案内情報表示装置100)を操作して、現在位置や目的地を入力するとともに、希望する表示画面の表示方法を複数の選択肢の中から選択する。
【0054】
現在位置や目的地は、例えば、住所の入力や、地図上で場所を指定することによって行われる。表示画面の表示方法には、例えば、ある地点で360度周囲を見渡したようなパノラマ画像による表示方法、特定の視野を表示する画像による表示方法、特定の高さから前方向を見下ろしたような画像による表示方法などがあらかじめ複数種類用意されている。ユーザは、移動可能端末を用いて、その複数種類の表示画面の表示方法から希望する表示方法を選択するようにすればよい。
【0055】
案内サービス提供者が管理するサーバ装置(例えば案内情報提供サーバ200)は、ユーザの現在位置、目的地、表示画面の表示方法の選択結果などを含む案内情報生成要求を移動可能端末から通信ネットワークを介して受信すると、後述する案内情報を生成し、生成した案内情報をその移動可能端末に向けて送信する。
【0056】
なお、詳細は後述するが、案内サービスにて、案内情報を生成する際に、情報提供先である移動可能端末の通信能力や表示能力などに応じた適当なデータ量の案内情報を生成することにしている。従って、移動可能端末における案内情報にもとづく画面表示の処理が迅速に行われる。よって、移動可能端末の移動に応じて表示画像を円滑に適宜更新していくようにすることができるようになる。
【0057】
ここで、本実施の形態で使用する語句について説明する。
「空間情報」とは、ある空間内に存在する物体やその物体に関連する情報を示す情報であり、3次元CG(Computer Graphics)技術によりコンピュータ上で空間を再現できる多角形や線、点、画像などから構成される形状情報と、その個々の形状情報に関する属性情報とを含む。なお、形状情報として、3次元CGデータそのものを用いるようにしてもよい。
【0058】
例えば、対象空間が都市の場合、空間情報のうち、建物、看板、信号機、街頭、木、地形などをコンピュータ上で表現できるポリゴンデータ、テクスチャデータが形状情報であり、建物名、看板名、その建物を紹介したインターネット上に公開されているWebページのURI(Uniform Resource Identifier)などが属性情報(図6参照)である。
【0059】
空間情報は、それぞれID(識別子)が割り当てられており、形状情報とそれに関する属性情報はIDによって関連付けされている。また、空間情報の表示位置を示す座標系は、現実の座標系に対応して定められたものか、あるいは現実の座標系にもとづく座標変換を行うことによって導出されたものであるとする。
【0060】
なお、コンピュータ上での空間情報の記述方法や処理方法は、例えばOpenGL(日本SGI株式会社の登録商標)やDirectX(「DIRECTX」はマイクロソフト コーポレイションの登録商標)などの周知の2次元・3次元グラフィクス用のAPI(Application Programming Interface)を用いた一般的な方法が用いられる。
【0061】
図2は、空間情報の例を示す概略図である。空間情報に含まれている形状情報によって、図2に示すような立体的な画像が得られる。図2では、説明を簡単にするために、空間情報を示す立体画像の概略のみが示されている。なお、図2には、建物それぞれに付与されている建物ID(建物A〜建物H)や、表示されている空間の地形に付与されている地形ID(地形I)とが示されている。
【0062】
「案内情報生成パラメータ」(図5(B)参照)は、案内情報表示装置100の種類、性能、画面解像度などに関する端末情報と、現在位置や目的地、経由地などの位置情報と、表示画像のタイプや水平視野角などによって決定される表示画面の表示方法とが特定されるパラメータである。
【0063】
なお、案内情報生成パラメータによって特定される表示画面の表示方法には、360度周囲を見渡したようなパノラマ画像を表示するのか、特定の視野を表す画像を表示するのかなどの情報が含まれる。
【0064】
案内情報生成パラメータによって特定される各情報は、案内情報表示装置100の入力手段を用いてユーザが入力したり、あるいはパラメータによっては、案内情報表示装置100によって自動的に情報が設定・更新される。例えば、現在位置は、GPS(Global Positioning System)によって自動設定するようにしてもよい。また、画面解像度など固定の値であるパラメータは、案内情報表示装置100にて記憶しておき、案内情報生成パラメータを生成するときに自動的に設定されるようにすればよい。
【0065】
また、「案内情報」とは、ユーザに対してある地点(ユーザの現在地点)の周辺環境を報知するための情報や、目的地方向への経路誘導を行うための情報など、3次元仮想空間(図2参照)を使って経路案内を行うための情報を意味する。なお、3次元空間は、例えば、ある地点での所定範囲の視界を表す静止画像や、パノラマ画像などによって表現される。
【0066】
具体的には、「案内情報」は、例えば、3次元仮想空間を示す空間情報と、空間情報が示す建物などの輪郭や構造を表す線や点などで構成されるベクトル情報と、空間情報が示す建物や道路などの名称やその空間情報に関連する情報である文字情報と、目的地に向かうために次に進むべき方向を示す矢印や文字列などの経路指示情報とを含む。
【0067】
図3は、「案内情報」にもとづく案内情報表示装置100の表示画面の表示状態を説明するための説明図である。この例では、「案内情報」にもとづく表示画像には、例えば図3(A)のようなある地点での所定範囲の視界をあらわす静止画像だけでなく、図3(B)に示すように、建物名をあらわす文字列、表示物体の形状を表すベクトル情報、建物の外観を表す画像、次に進むべき方向を示す矢印や文字列などの各種の情報を含む画像が表示される。
【0068】
なお、「効果的な案内情報」とは、以下の(1)〜(3)条件を考慮して選択された表示方法(表示画面内に表示される空間情報などの表示方法)によって生成された案内情報のことをいう。
(1)ユーザの使用端末:画面解像度など
(2)現在位置と表示対象の空間情報との3次元空間内の関係:距離など
(3)3次元空間のある地点での視界を表す静止画像内の対象空間を示す情報の状態:表示面積など
【0069】
表示方法の種類には、空間情報を映像で表示する表示方法、外形や構造などを表すベクトルで表示する表示方法、建物名、店名、URIなどの文字列で表示する表示方法などがある。この例では、表示方法によって、表示対象となるデータのデータ量が異なっている。本例では、空間情報などの表示対象物の表示方法の種類を特定するためのパラメータを、「案内情報生成処理パラメータ」ということにする。
【0070】
本例では、案内サービスを提供するサービス提供者、あるいは管理者が、本サービスの提供先であるユーザの端末や、使用される通信ネットワークの環境を考慮した最適な案内情報生成処理パラメータがあらかじめ定められており、案内情報提供サーバ200に設定されている。
【0071】
次に、案内情報提供システム10の構成について詳しく説明する。
案内情報表示装置100は、案内サービスの提供を受けるユーザによって管理されるクライアント端末であり、例えばPDA(Personal Digital Assistants)や携帯電話端末などの移動可能な情報処理装置が用いられる。案内情報表示装置100は、通信ネットワークを介して各種の情報を送受信する通信機能や、例えばHTML(HyperText Markup Language)などのハイパーテキストによって作成されたハイパーテキストデータの画面表示などを行うためのブラウザ機能を有している。なお、案内情報表示装置100の各種の機能は、例えば装置100に搭載されているマイクロコンピュータに各種の処理を実行させるための制御プログラムを実装することによって実現される。
【0072】
案内情報表示装置100は、案内情報を画面表示することなどによってユーザに案内サービスを提供する装置である。案内情報表示装置100は、パラメータ設定部110と、案内情報表示部120とを備えている。
【0073】
パラメータ設定部110は、案内情報生成パラメータを生成して案内情報提供サーバ200に向けて送信する機能を有する。案内情報表示部120は、例えば液晶表示装置によって構成され、案内情報提供サーバ200から受けた案内情報にもとづく経路案内用の画面を画面表示する機能を有する。
【0074】
案内情報表示部120では、ユーザによる入力手段の操作(例えばキーボード、マウス、ボタンによる領域の指定などの操作)による指示(例えば、スクロール表示、拡大・縮小表示、画面切替などの指示)に従って案内情報にもとづく案内画面が表示される。
【0075】
具体的には、案内情報表示部120の表示領域に案内情報にもとづく画面の全てが表示しきれない場合に、例えばユーザのボタン操作による指示があると、スクロール表示や、縮小表示がなされる。また、案内情報表示部120の表示領域に建物の画像が表示されているときに、ユーザのボタン操作によってその建物が選択されると、その建物に関する情報(例えば建物の名称)や、その建物に関連する情報が掲載されたWebサイトのURIが表示され、さらにユーザのボタン操作によってそのURIが選択されると、そのURIによって特定されるインターネット上のWebサイトに接続される。
【0076】
案内情報提供サーバ200は、本システムの運用者によって管理され、例えば、複数の案内情報表示装置100からインターネット等の通信ネットワークを通じてアクセスされるWWW(World Wide Web)サーバによって構成される。案内情報提供サーバ200は、案内情報生成装置210と、空間情報記憶装置220と、処理方法記憶装置230とを含む。なお、案内情報提供サーバ200の各種の機能は、例えばサーバ200に搭載されているマイクロコンピュータに各種の処理を実行させるための制御プログラムを実装することによって実現される。
【0077】
案内情報生成装置210は、空間情報抽出部211と、案内情報生成部212と、経路検索部213とを備えている。案内情報生成装置210は、案内情報表示装置100から案内情報生成のリクエスト(具体的には案内情報生成パラメータ)を受け、空間情報記憶装置220に格納されている空間情報と、処理方法記憶装置230に格納されている案内情報生成処理パラメータとから、案内情報を生成する機能や、生成した案内情報を案内情報表示装置100に送信する機能などの各種の機能を有する。
【0078】
経路検索部213は、出発地点から目的地点までの移動経路を検索する経路検索機能を有する。経路検索部213は、経路に関する情報を示す経路データを有し、移動距離の導出などのための演算を実行する経路計算機能を有する。経路検索機能は、例えば、広く知られているカーナビゲーションシステムにて目的地までの移動経路を検索するときに使用される機能と同等である。
【0079】
経路検索部213は、検索した移動経路と、パラメータ設定部110によって設定され送信された案内情報生成パラメータが示す現在位置とにより、経路指示情報を生成する。「経路指示情報」とは、例えば現在位置から目的地までの案内サービスを実行する際に、ユーザが次に進むべき方位を示す矢印(例えば図3(B)の矢印)や文字列(例えば図3(B)の「こちら」)などを生成するために必要な点情報、ベクトル情報、テキスト情報である。
【0080】
空間情報抽出部211は、パラメータ設定部110により設定され送信された案内情報生成パラメータと、経路検索部213によって検索された移動経路とにもとづいて、空間情報記憶装置220が記憶している空間情報のうち、案内情報を生成するために必要な空間情報を抽出する。具体的には、空間情報のID(識別子)と、その空間情報の2次元情報と、その空間情報の3次元情報とを抽出する。
【0081】
空間情報抽出部211は、例えば、空間情報記憶装置220に記憶されている空間情報で構成される空間内において、案内情報生成パラメータによって特定される位置情報の現在位置(視点位置)と、その位置から次へ進むべき方向に視線を向け、案内情報生成パラメータによって特定される表示方法による視界によって、表示対象となる空間情報のIDと、案内情報生成パラメータによって特定される端末情報のうち画面解像度によって決定される画面中の空間情報の表示領域と、それぞれの空間情報と視点位置との距離と、それぞれの空間情報の体積とを取得する。
【0082】
なお、案内情報表示装置100にてユーザが指定した現在位置以外の地点や視線方向などにもとづいて情報を取得するようにしてもよいし、案内情報表示装置100や案内情報生成装置210であらかじめ指定された位置や視線方向などにもとづいて情報を取得するようにしてもよい。
【0083】
案内情報生成部212は、案内情報として、空間情報で構成される3次元空間において、ある地点での視界を表す静止画像やパノラマ画像のみならず、ある地点での視界における個々の空間情報を表す画像と、建物などの空間情報の輪郭や構造を表す線や点等で構成されるベクトル情報と、空間情報や道路などの名称やその空間情報に関連する情報を表す文字情報と、経路指示情報から得られる目的地に向かうために次に進むべき方向を示す矢印や文字列などから構成される情報を生成する。
【0084】
案内情報生成部212は、パラメータ設定部110によって設定され送信された案内情報生成パラメータと、空間情報抽出部211が取得した空間情報ID、空間情報の2次元情報および空間情報の3次元情報と、経路検索部213が取得した経路情報と、空間情報記憶装置220から空間情報IDをキーに検索して取得される空間情報の形状情報および属性情報と、処理方法記憶装置230から案内情報生成パラメータと空間情報の2次元情報と空間情報の3次元情報と空間情報の属性情報とをキーに検索して得られる案内情報生成処理パラメータとを用いて、案内情報を生成し、案内情報表示部120に送信する。
【0085】
空間情報記憶装置220は、例えばハードディスクやデータベース装置などによって構成され、案内サービスを提供するために用いられる空間情報を記憶する装置である。
【0086】
空間情報記憶装置220は、例えば、周知のデータベースソフトウエアによってサーバ型のコンピュータ上に実装される。
【0087】
処理方法記憶装置230は、例えばハードディスクやデータベース装置などによって構成され、案内情報生成処理パラメータが記憶される。案内情報生成処理パラメータは、案内情報表示装置100やユーザの状況などに応じた最適な案内情報を生成するためのパラメータである。
【0088】
処理方法記憶装置230は、空間情報それぞれに対して、ユーザへ効果的に経路案内を行うための表示方法(この表示方法によって表示される画像情報を含む案内情報が「効果的な案内情報」である)を選択するための案内情報生成処理パラメータが格納されたテーブルを記憶している。
【0089】
処理方法記憶装置230は、周知のデータベースソフトウエアによってサーバ型のコンピュータ上に実装される。
【0090】
なお、案内情報生成装置210、空間情報記憶装置220、および処理方法記憶装置230は同じコンピュータ上に存在してもよいし、異なるコンピュータ上に存在し、高速なネットワークで通信を行ってもよく、特定の物理的な構成を前提としているわけではない。
【0091】
次に、本発明の第1の実施の形態の動作について図面を参照して説明する。
図4は、案内情報提供システム10によって実行される空間案内処理およびその処理タイミングの例を示すフローチャートである。なお、ここでは、空間案内サーバ210と案内情報表示装置100とで、通信ネットワークを介してクライアント/サーバ方式の処理が実行される。
【0092】
空間案内処理において、案内情報表示装置100のパラメータ設定部110は、ユーザの操作に応じて、案内情報の提供を依頼するための案内情報生成パラメータを設定する(ステップS101)。
【0093】
案内情報生成パラメータが設定されると、案内情報表示装置100は、設定された案内情報生成パラメータを、通信ネットワークを介して案内情報生成装置210に向けて送信する(ステップS102)。
【0094】
案内情報生成パラメータを受信すると、案内情報提供サーバ200が備える経路検索部213は、現在位置から目的地までの経路探索を行うとともに、現在位置から目的地に向かうために次に進むべき方向を検索し、移動経路および進行方向を含む経路情報を生成する(ステップS103)。
【0095】
次いで、受信した案内情報生成パラメータと生成した経路情報とを用いて、空間情報抽出部211は、空間情報記憶装置220が記憶している空間情報のうち、処理対象となる空間情報のIDと、その空間情報の表示画面上での2次元情報と、3次元空間での空間情報の3次元情報とを取得する(ステップS104)。
【0096】
案内情報生成部212は、空間情報記憶装置220において、ステップS104で取得した空間情報のIDをキーに空間情報の形状情報および属性情報を検索する(ステップS105)。
【0097】
また、案内情報生成部212は、受信した案内情報生成パラメータと、ステップS103で生成された経路情報と、ステップS104で取得した空間情報ID、空間情報の2次元情報、および空間情報の3次元情報と、ステップS105で取得された空間情報の形状情報および属性情報とをキーにして、処理方法記憶装置230において、案内情報生成処理パラメータを検索する(ステップS106)。
【0098】
また、案内情報生成部212は、案内情報表示装置100から取得した案内情報生成パラメータと、ステップS103で生成した経路情報と、ステップS104で抽出した空間情報ID、空間情報の2次元情報、および空間情報の3次元情報と、ステップS105で取得した空間情報の形状情報および属性情報と、ステップS106で取得した案内情報生成処理パラメータとを用いて、案内情報を生成する(ステップS107)。
【0099】
そして、案内情報生成部212は、案内情報を生成すると、生成した案内情報を、通信ネットワークを介して案内情報表示装置100の案内情報表示部120に向けて送信する(ステップS108)。
【0100】
案内情報表示装置100は、案内情報を受信すると、案内情報表示部120に案内情報にもとづく案内画面を表示する(ステップS109)。そして、案内情報表示装置100は、ユーザの操作に応じて、案内情報表示部120の表示画面をスクロール表示させたり、案内情報の詳細表示などを行う(ステップS109)。
【0101】
次に、上述した第1の実施の形態における実施例について図面を参照して説明する。
ここでは、ユーザが携帯している携帯電話(案内情報表示装置100の一例)の操作などにより現在地および目的地が指定されると、ユーザが現在地から目的地に向かうために次に進むべき方向を案内するための案内情報を案内情報提供サーバ200が生成し、生成された案内情報を携帯電話に送信する案内サービスが行われる。以下、上述した図4のフローチャートを参照しつつ本実施例における空間案内処理について説明する。
【0102】
この実施例では、案内情報表示装置100として、例えばiアプリ(登録商標)などのJava(登録商標)言語で開発された携帯電話端末用の制御プログラムが動作する携帯電話端末が用いられる。
【0103】
また、この実施例では、案内情報提供サーバ200として、インターネットに接続されているWebサーバやCGI(Common Gateway Interface)等の制御プログラムが実行可能なサーバ型コンピュータが用いられる。
【0104】
なお、案内情報提供サーバ200は、通信ネットワークを介してアクセスされる一時記憶装置を有している。また、案内情報提供サーバ200は、3次元空間(例えば図2参照)を再現するために必要な3次元幾何情報を格納するデータベース(例えば空間情報記憶装置220)を備え、3次元CG技術によってコンピュータ上で3次元空間を再現する機能を有する。
【0105】
さらに、案内情報提供サーバ200は、データベースに関する処理を実現するためのデータベースプログラムに従って処理する機能を有する。また、案内情報提供サーバ200は、複数地点を指定した場合にそれらを通る経路の検索に用いられる道路ネットワークを備えており、道路ネットワークを利用した経路検索を実行するための経路検索エンジンを有している。
【0106】
空間案内処理において、先ず、案内情報表示装置100は、ユーザの操作に従って、案内情報表示装置100に記憶されている案内情報にもとづく画面表示や画面操作を実行させるためのソフトウエア(道案内ソフトウェア)を起動し、案内情報表示装置100が有する表示装置の表示画面300に例えば図5(A)に示すような画面を表示する。
【0107】
本実施例では、図5(A)に示すように、案内情報表示装置100が有する表示装置の表示画面300の座標がX[pixel]、Y[pixel]で表現される。なお、表示画面300のサイズは、幅300[pixel]、高さ400[pixel]であるとする。
【0108】
表示画面300には、現在地の経緯度を入力できる現在地入力領域301と、目的地の経緯度を入力できる目的地入力領域302と、案内情報生成処理の実行指示を行うための案内作成ボタン303とが表示されている。なお、現在地入力領域301には、案内情報表示装置100に搭載されているGPS受信機によって導出された経緯度が入力されている。
【0109】
本実施例では、説明を簡単にするために、目的地はユーザが経緯度で指定するが、例えば案内情報表示装置100の画面に地図を表示して、ユーザが目的地として指定した場所の経緯度を取得してもよいし、住所を入力し、パラメータ設定部110あるいは案内情報提供サーバ200でその住所に対応する経緯度を取得してもよい。
【0110】
現在地と目的地が特定されたあと、ユーザの操作によって案内作成ボタン303が押下されると、案内情報表示装置100のパラメータ設定部110は、案内情報生成パラメータを作成する(ステップS101)。
【0111】
図5(B)は、ステップS101にて作成された案内情報生成パラメータ304の例を示す説明図である。本実施例では、図5(B)に示すように、案内情報生成パラメータ304は、「端末情報」、「表示方法」、「現在地」、および「目的地」の各項目によって構成される。
【0112】
この例では、案内情報生成パラメータ304における「端末情報」の項目には、さらに詳細なパラメータとして、案内情報表示装置100の種類を示す「種類」と、案内情報表示装置100の表示画面のサイズを示す「画面サイズ」とが設けられている。本実施例では、図5(B)に示すように、「端末情報」の項目に、端末の種類として携帯電話が設定され、「画像サイズ」の項目に、携帯電話の画面サイズである幅300[pixel]、高さ400[pixel]が設定される。
【0113】
また、案内情報生成パラメータ304における「表示方法」の項目には、さらに詳細なパラメータとして、「タイプ」と、「水平視野角」と、「視線と進路の一致」とが設けられている。本実施例では、図5(B)に示すように、「タイプ」の項目に、案内情報の表示方法として静止画(例えば360度周囲を見渡したパノラマ画像などを用いるのではなく、ある特定の視野を表した画像を用いることを意味する)が設定され、「水平視野角」の項目に、水平視野角が40[deg]であることが設定され、「視線と進路の一致」の項目に、案内情報を作成する視線と進路を一致させることを意味する「YES」が設定されている。
【0114】
さらに、案内情報生成パラメータ304における「現在地」と「目的地」の項目には、さらに詳細なパラメータとして、それぞれ「LAT」と「LON」とが設けられている。本実施例では、図5(B)に示すように、「現在地」の「LAT」の項目に、現在地の緯度である35.000[deg]が設定され、「現在地」の「LON」の項目に、現在地の経度である135.000[deg]が設定される。また、「目的地B」の「LAT」の項目に、目的地の緯度である35.100[deg]が設定され、「目的地B」の「LON」の項目に、目的地の経度である135.100[deg]が設定される。
【0115】
「現在地」の「LAT」および「LON」の項目に設定される値は、図5(A)に示すパラメータ設定部110で入力された現在地の緯度および経度である。「目的地B」の「LAT」および「LON」の項目に設定される値は、図5(A)に示すパラメータ設定手段100で入力された目的地の緯度および経度である。
【0116】
なお、案内情報生成パラメータ304における「端末情報」の「種類」および「画像サイズ」については、案内情報表示装置100に関する情報であり、あらかじめ案内情報表示装置100に記憶されているものとする。また、案内情報生成パラメータ304における「表示方法」の「タイプ」、「水平視野角」、および「視線と進路の一致」については、本例ではあらかじめ例えばユーザによって決定されており、案内情報表示装置100に記憶されているものとする。
【0117】
案内情報生成パラメータ304を生成すると、案内情報表示装置100は、案内情報提供サーバ200が備える案内情報生成装置210に、生成した案内情報生成パラメータ304を送信する(ステップS102)。
【0118】
案内情報生成パラメータ304を受信すると、案内情報提供サーバ200は、以下に示す動作によって、案内情報を生成し、案内情報表示装置100に送信する(ステップS103〜ステップS108)。
【0119】
なお、この実施例では、説明を簡単にするために、空間情報記憶装置220に記憶されている空間情報は、OpenGL(登録商標)やDirectXなどを用いた周知の方法によって、3次元空間を再現できる建物や地形に関する形状情報と、それぞれの形状情報に対応した属性情報とされるものとする。
【0120】
「形状情報」は、例えば図2に示すように、空間に表れる建物や地形などの形状を示す情報である。すなわち、この例では、形状情報を用いて建物や地形などの形状が描画される。空間情報記憶装置220が記憶している空間情報の座標は、緯度[deg]、経度[deg]および標高[m]によって表すことができる。この例では、図2に示すように、緯度、経度および標高によって、具体的な位置が特定されるものとする。なお、図2に示す「地形I」、「建物A」〜「建物H」は、それぞれの空間情報のIDを表している。
【0121】
図6は、空間情報の属性情報の例を示す説明図である。図6に示す属性情報は、図2に示した空間情報の属性情報である。なお、空間情報の形状情報と、空間情報の属性情報とは、空間情報IDによって関連付けされている。
【0122】
経路探索処理(ステップS103):
本実施例では、案内情報生成パラメータ304を受信すると、案内情報生成装置210の経路検索部213は、案内情報生成パラメータ304における「現在地」および「目的地」の項目の「LON」および「LAT」を用いて、現在地と目的地とを設定して経路探索を行い、現在地から目的地までの移動経路を探索する。
【0123】
図7は、空間情報による3次元空間に現在地と目的地とが設定された状態の例を示す説明図である。案内情報生成パラメータ304によって特定される現在地と目的地とは、それぞれ緯度および経度によって特定される。従って、例えば、図2に示す3次元空間中の緯度および経度によって特定される地点に、現在地と目的地とを設定する。すると、図7に示すように、案内情報生成パラメータ304における「現在地」および「目的地」の項目の「LON」および「LAT」によって特定されるそれぞれの地点に、現在地Aと目的地Bとが設定される。
【0124】
ただし、本実施例では、現在地Aや目的地Bの標高は、それぞれ地形I上の緯度および経度における標高値を用いることとする。
【0125】
案内情報生成パラメータ304で指定された現在地Aと目的地Bとから、経路検索部213は、経路検索エンジンを用いて現在地Aから目的地Bへ向かうための経路を検索する。
【0126】
図8は、経路検索結果の例を示す説明図である。本実施例では、経路検索の結果が図8のように得られたとする。図8に示す経路検索結果は、現在地Aから経路Dを通り、経由地Cを経由し、経路Eを通り目的地Bに到達する経路である。
【0127】
経路検索部213による経路検索結果より、ユーザが現在地Aから目的地Bに進むためには、経由地Cの方向(経路Dの方向)に進むべきであることがわかる。
【0128】
空間情報抽出処理(ステップS104):
経路検索を終えると、案内情報生成部212は、受信している案内情報生成パラメータ304にもとづいて、空間情報を抽出する処理を実行する。
【0129】
この例では、図8に示す3次元空間の現在地Aに視点を設定する。また、案内情報生成パラメータ304の[表示方法]の「視線と進路の一致」が「YES]であることから、経路検索結果より得られた次に進むべき方向に視線を向けた画像とする。さらに、[表示方法]の「水平視野角」が40であることから水平視野角を40[deg]に設定する。そして、[表示方法]の「タイプ」が静止画であることから、静止画による風景画像とする。従って、この例では、周囲360度を見渡した画像ではなく、例えば図9(A)のような画像を示す空間情報が抽出される。
【0130】
なお、取得される3次元空間画像のサイズは、案内情報生成パラメータ304の[端末情報]の「画面サイズ」から、幅300[pixel]、高さ400[pixel]とされる。
【0131】
取得された空間情報には、建物A、B、C、E、F、Gと地形Iとが含まれる。従って、取得された空間情報にもとづく画像には、図9(A)に示すように、建物A、B、C、E、F、Gを示す画像と地形Iを示す画像とが含まれている。
【0132】
OpenGL(登録商標)やDirectXには、画像中にどの空間情報が表示されており、また、空間情報の表示領域がどこであるかを取得する機能が備えられている。このような機能を用いて、図9(A)において各空間情報が表示されている領域を、例えば図9(B)のように取得する。
【0133】
なお、図9(B)は、案内情報生成部212の動作を説明するために示しているのであって、実際にサーバ200の表示装置などに表示する必要はなく、案内情報生成部212で空間情報の表示領域を認識できればよい。なお、図9(B)の領域A、B、C、E、F、G、Iは、それぞれ、建物A、B、C、E、F、G、地形Iの表示領域を示している。
【0134】
本実施例では、説明を簡単にするために、各空間情報の表示領域を表示領域の外接矩形に置き換えて説明する。この場合、各空間の表示領域は、例えば図9(C)のように表現される。なお、図9(C)では、各空間情報が表示されている画面中の表示領域を、それぞれ線種の違いによって区別している。
【0135】
図9(C)から、各空間情報の表示領域についての情報として、例えば図10に示すような「左上座標」、「右下座標」、「面積」、および「画面中の表示面積率」を取得する。
【0136】
例えば、領域Aであれば、図10における「建物ID」が「建物A」であるレコードを見ると、「表示領域左上座標」が図9(C)の左上の座標PA6(0[pixel],250[pixel])であり、「表示領域右下座標」が図9(C)の右下の座標PA7(120[pixel],300[pixel])であり、「面積」が領域Aの面積600[pixel×pixel]であり、「画面中の表示面積率」が5[%]である。なお、「画面中の表示面積率」は、画面の幅が300[pixel]であり、画面の高さが400[pixel]であることから、画面の面積が120000[pixel×pixel]となり、領域Aの面積600[pixel×pixel]であるため、5[%]となる。
【0137】
なお、図10に示されている各値は本実施例を説明するための例であり、必ずしも精度を求めるものではない。
【0138】
属性情報取得処理(ステップS105):
空間情報記憶装置220に記憶されている図6(A)の建物の属性情報が取得される。
【0139】
案内情報生成方法取得処理(ステップS106):
本実施例では説明を簡単にするために、処理方法記憶装置230に記憶されている案内情報生成処理パラメータは、図10に示す各空間情報の「画面中の表示面積率」と、図6(A)に示す「カテゴリ」をキーに検索されるものとする。
【0140】
また、本実施例では、地形Iの案内情報は、地形の形状が分かる線情報のみにより構成されるものとし、具体的には後述する図11(A)の[地形I]の項目に示すものとする。
【0141】
本実施例では、処理方法記憶装置230に記憶されている案内情報生成処理パラメータは、個々の建物について、建物名称情報を生成するか、建物の輪郭情報としてのポリゴンを生成するか、建物を表示する画像を生成するか、あるいはそれらを組み合わせるかを決定する選択肢である。
【0142】
図12は、建物の「画面中の表示面積率」のレコードと「建物のカテゴリ」のフィールドからなるテーブル(案内情報生成処理パラメータ決定用テーブル)を示す説明図である。
【0143】
本実施例では、案内情報サーバの管理者が、図12に示すような案内情報生成処理パラメータを決定するためのテーブルをあらかじめ生成し、処理方法記憶装置230に記憶しておくものとする。
【0144】
図12に示すように、「画面中の表示面積率」は、0−10[%]、10−20[%]、20−40[%]、40−70[%]、70−100[%]に分けられており、「建物のカテゴリ」は「デパート」、「病院」、「雑居ビル」、「ホテル」に分けられている。
【0145】
図12には、案内情報生成処理パラメータとして、「非表示」、「文字」、「ポリゴン」、「画像」、およびそれらの組み合わせが記述されている。
【0146】
「非表示」は、その建物の案内情報生成処理を行わないことを意味する。「文字」は、その建物の案内情報生成処理として建物名称情報を生成することを意味する。「ポリゴン」は、その建物の案内情報生成処理として建物の輪郭情報としてのポリゴンを生成することを意味する。「画像」は、その建物の案内情報生成処理として建物を表示する画像を生成することを意味する。
【0147】
図12に示すように、例えば、建物の「画面中の表示面積率」が0[%]以上10[%]未満で、「建物のカテゴリ」がホテルの場合は、「文字」の項目が選択され、その建物の表示方法が建物の名称を表示することに決定される。
【0148】
個々の建物の案内情報生成処理パラメータは、空間情報記憶装置220に記憶されている図6(A)の建物の属性情報と、処理方法記憶装置230に記憶されている図12のテーブルと、図10のテーブルとを用いて取得される(以下、この処理を「案内情報生成処理パラメータ取得処理」とよぶ)。
【0149】
ここで、建物Aを例に、案内情報生成処理パラメータ取得処理について説明する。図6(A)において、「ID」が「建物A」のレコードに注目すると、建物Aの「カテゴリ」は「雑居ビル」である。
【0150】
図10において、「建物ID」が「建物A」のレコードに注目すると、建物Aの「画面中の表示面積率」は5[%]である。
【0151】
図12において、図10より「画面中の表示面積率」が0−10[%]であるレコードに注目し、図6より建物Aのカテゴリが「雑居ビル」であるフィールドをみると、建物Aの案内情報生成処理パラメータは「ポリゴン」となる。
【0152】
以上のように各建物に対して案内情報生成処理パラメータ取得処理を施すと、建物Aはポリゴンを生成、建物Bは画像と文字列を生成、建物Cは文字列を生成、建物Fはポリゴンと文字列を生成、建物Gは画像を生成することとなる。
【0153】
案内情報生成処理(ステップS107):
建物Dは案内情報生成処理パラメータが「非表示」であるために、本実施例では建物Dの案内情報は生成されない。
【0154】
案内情報生成部212は、上記方法で図6、図10、図12をもとに案内情報生成処理パラメータ取得処理によって案内情報生成処理パラメータ取得し、案内情報を生成する。
【0155】
本実施例では案内情報生成部212が生成した案内情報は、図11のように記述されるものとする。
【0156】
案内情報は、各建物、各地形について記述され、各建物、各地形は[建物A]や[地形I]のようにIDを項目として記述される。例えば建物Aについての案内情報には、表示情報と、建物名と、カテゴリと、関連情報とが含まれる。
【0157】
ここで、図12に示されている各建物や地形について生成された案内情報の各項目について、建物Aを例に詳しく説明する。
【0158】
上述した案内情報生成処理パラメータ取得処理によって、建物Aの案内情報生成処理パラメータは「ポリゴン」となる。
【0159】
そこで、例えば図9(A)において、頂点PA1、PA4、PA5、PA2からなるポリゴンと、頂点PA2、PA5、PA6、PA3からなるポリゴンとを取得し、取得した2つのポリゴンを図11に示すようにそれぞれ建物Aの表示情報とする。
【0160】
なお、ポリゴンの頂点の取得処理は、例えばOpenGL(登録商標)やDirectXを利用した周知の方法によって行われるようにすればよい。
【0161】
「表示情報」は、個々のポリゴンに対して記述され、案内情報がポリゴンで生成されること、およびそのポリゴンの座標(X座標、Y座標)が記述される。
【0162】
建物Aの「建物名」は、抽出されている属性情報(図6(A)参照)から建物Aの名称を取得し、「○○ビル」と記述される。
【0163】
建物Aの「カテゴリ」は、抽出されている属性情報(図6(A)参照)から建物Aのカテゴリを取得し、「雑居ビル」と記述される。
【0164】
建物Aの「関連情報」は、抽出されている属性情報(図6(A)参照)から建物Aの関連情報を取得し、URIである「http://○○.co.jp/」と記述される。
【0165】
また同様に、図11に示されている各建物や地形について生成された案内情報の各項目について、建物Bを例に詳しく説明する。
【0166】
上述した案内情報生成処理パラメータ取得処理によって、建物Bの案内情報生成処理パラメータは、建物Bの表示面積率が13[%](図10参照)でカテゴリが「デパート」(図6(A)参照)であるため、図12のテーブルに従って「文字+画像」とされる。
【0167】
本実施例では、文字列は、図9(D)に示すように、建物名を表示し、矢印で建物を指して表示することとする。
【0168】
図11における建物Bの上段の表示情報は、建物Bの上底中心を指すような矢印として、始点が図9(D)のPB2の(80,380)、終点が図9(D)のPB3(80,350)である矢印の座標、および文字列は矢印の始点であるPB2(80,380)を中心に表示することを意味している。
【0169】
また、図11(A)における建物Bの下段の表示情報は、建物Bを画像によって表示することと、建物Bを示す画像のデータが格納されている一時記憶装置内の記憶領域を示すURIが「http://www.△△.co.jp/buildB.rgb」であることと、画面上での画像の左上座標PB1(図9(D)参照)が(50,50)であることを意味している。
【0170】
なお、この例では、建物Bの表示領域の外接矩形内の映像で、建物B以外の領域を透明あるいは透明にすることを規定された色(図11(B)の透過色)で塗りつぶされた画像(図11(B)の画像B)を案内情報提供サーバ200の一時記憶装置に記憶している。
【0171】
案内情報送信処理(ステップS108):
上述したようにして図11(A)示すような案内情報を生成すると、案内情報生成部212は、生成した案内情報を案内情報表示装置100に送信する。
【0172】
案内情報表示処理(ステップS109): 案内情報を受信すると、案内情報表示手段100の案内情報表示部120は、受信した案内情報(図11(A)参照)にもとづいて、例えば図5(C)に示すような案内画面を表示する。
【0173】
本実施例では画像データのみ「表示情報」にURIを記述したが、例えばポリゴンや文字列の場合でも、ポリゴンを構成する座標データや文字列情報をファイルやデータベースに格納して案内情報生成サーバの一時記憶装置に記憶し、「表示情報」にそのURIを記述してもよい。
【0174】
以上説明したように、第1の実施の形態では、ユーザが利用する端末の種類に応じて生成する案内情報の形態を変更する構成とされているので、ユーザ端末の能力、通信ネットワークの速度、好み等に応じ、単に画像だけでなく、ユーザが案内情報と現実の空間と対応付けられる程度の案内情報を生成することができる。
【0175】
このため、携帯電話のような処理機能の低い端末や、通信ネットワーク上の通信速度が遅い端末でも、ユーザがストレスを感じることなく空間案内に必要な情報を受け取ることができる。
【0176】
また、携帯電話のような表示画面の小さな端末でも、利用者が自己位置など、空間を認識できる案内情報を生成し、提供することができる。
【0177】
また、上述したように、視点や視界を指定して案内情報の取得要求を行うこととし、その要求に応じた視点や視界の案内情報を提供する構成とされているので、あらかじめ視点別や視界別の案内情報を用意しておくことなく、任意の視点や視界での案内情報を提供することができる。
【0178】
なお、上述した第1の実施の形態では、建物と地形から構成される空間について説明したが、木や信号などの空間情報を含む空間、あるいはコンピュータゲーム等に代表される仮想空間を構成する空間情報であっても同様に処理できる。
【0179】
また、上述した第1の実施例では、案内情報生成処理パラメータの選択に画面中の表示面積率とカテゴリとを用いる構成としたが、それ以外の属性を用いるようにしてもよい。
【0180】
また、第1の実施例では、サービス提供者が指定した案内情報生成処理パラメータの選択方法に従って案内情報生成処理パラメータを選択したが、ユーザからの情報も加味して案内情報生成処理パラメータを選択してもよい。例えば、ユーザが指定したカテゴリの建物を優先的に選択するようにしてもよい。
【0181】
また、さらにデータ量を減らすために、広く知られている圧縮・解凍方法により、案内情報提供サーバ200で案内情報を圧縮して送信し、受信した携帯電話端末で解凍するようにしてもよい。
【0182】
また、上述した第1の実施例では、映像を取得する視線方向と進むべき方向が同じであったため、案内情報には視点や視線の情報、経路情報について記述していないが、案内情報に視線や視点の情報や、進路情報等について追加してもよい。
【0183】
また、上述した第1の実施例では、画像データのみ「表示情報」にURIを記述したが、例えばポリゴンや文字列の場合でも、ポリゴンを構成する座標データや文字列情報をファイルやデータベースに格納して案内情報生成サーバの一時記憶装置に記憶し、「表示情報」にそのURIを記述してもよい。
【0184】
また、上述した第1の実施例では、案内情報表示装置100が案内情報をすべて受信した後、案内情報にもとづく案内画像を表示したが、案内情報中に画像のようにサイズが比較的大きいデータが含まれる場合は、ポリゴン情報や文字列情報のようにサイズが比較的小さい情報を先に表示して、各画像のダウンロードが済み次第、逐次表示してもよい。例えば、進路方向の画像データからダウンロードし、逐次表示してもよい。また、ポリゴン情報や文字列情報であってもダウンロードが済み次第、逐次表示しても良い。
【0185】
実施の形態2.
図13は、本発明の第2の実施の形態における案内情報提供システム10aの構成の例を示すブロック図である。以下の説明において、上述した第1の実施の形態における案内情報提供システム10と同一の構成および処理を行う部分については、同一の符号を付与してその詳細な説明を省略する。
【0186】
上述した第1の実施の形態における案内情報提供システム10は、概ね以下のように動作するものであった。
動作1(ステップS101,ステップS102):案内情報表示装置100から案内情報生成装置210へ案内情報の提供をリクエストする。
動作2(ステップS103〜ステップS108):案内情報表示装置100からのリクエストに応じて、案内情報生成装置210が案内情報を生成して案内情報表示装置100に送信する。
動作3(ステップS109):動作2にて生成された案内情報にもとづいて、案内情報表示装置100が案内情報にもとづく画面表示を行い、ユーザに対して案内情報の報知を行う。
【0187】
ところが、案内情報生成装置210における動作2の処理は、一般的に負荷が大きい処理であり、案内情報表示装置100上でのユーザに対するレスポンス速度が遅くなるという問題が発生する。
【0188】
上記の問題を解決するために、この第2の実施の形態では、案内情報表示装置100と案内情報生成装置210の間で送受信される情報をキャッシュする案内情報キャッシュ部240を構成に加える。
【0189】
すなわち、案内情報生成装置210が算出した案内情報を案内情報キャッシュ部240に一時的に記憶しておき(これをキャッシュと呼ぶ)、同じリクエストが案内情報生成装置210へなされたときには、このキャッシュを優先的に使って案内情報を生成する。
【0190】
これにより上述した「動作2」の処理を軽くすることができ、その結果として案内情報表示装置100のレスポンス速度を高めることができるようになる。
【0191】
なお、情報をキャッシュしておき、そのキャッシュを優先的に使用してサーバの負荷を軽減させることは、WWWサーバなどで一般的に行われている。
【0192】
WWWサーバにおけるキャッシュ処理の基本動作は、リクエストするURL(Uniform Resource Locator)が以前のリクエストと同じであれば、キャッシュのデータを返すというものである。
【0193】
ところが、こういったキャッシュ処理を、そのまま上述した案内情報生成装置210で利用することはできない。
【0194】
なぜなら、本発明システムでは、リクエストとなる案内情報生成パラメータが、非常に多くの項目から構成されているため、キャッシュが有効には働かないからである。
【0195】
しかし、例えば、現在地はまったく同じでなくても、同じ交差点にいれば、生成する案内情報が同じであっても問題ないと考えられる。
【0196】
また、目的地がまったく異なっていても、次に進む方向が同じであれば、生成する案内情報が同じであっても問題ないと考えられる。
【0197】
このように、本発明においてキャッシュ手段を実現するためには、リクエストである案内情報生成パラメータが同じであるかを判定する必要がある。
【0198】
以下、本発明の第2の実施の形態の構成について説明する。
図13に示すように、案内情報提供システム10aは、案内情報表示装置100と、案内情報提供サーバ200aとを備えている。案内情報提供サーバ200aは、案内情報生成装置210と、空間情報記憶装置220と、処理方法記憶装置230と、案内情報キャッシュ部とを含む。すなわち、案内情報提供サーバ200aは、上述した第1の実施の形態における案内情報提供サーバ200の構成に案内情報キャッシュ部240を加えた構成となっている。
【0199】
案内情報キャッシュ部240は、案内情報表示装置100から送信される案内情報生成パラメータを受信し、受信した案内情報生成パラメータを用いて案内情報生成装置210で生成される案内情報とを関連付けて記憶し、案内情報生成パラメータをキーにして案内情報を検索する機能を有する。
【0200】
案内情報キャッシュ部240は、案内情報表示装置100からの案内情報生成パラメータをキーとして検索を行い、案内情報キャッシュ部240に記憶されている案内情報生成パラメータと同一とみなされる案内情報生成パラメータがある場合に、その案内情報生成パラメータと関連付けられている案内情報を案内情報表示装置100に送信する。
【0201】
例えば、案内情報表示装置100から受けた案内情報生成パラメータ(例えば図5(B)参照)が示す現在位置および目的地と、案内情報キャッシュ部240に記憶されている案内情報生成パラメータが示す現在位置および目的地とが、それぞれのあらかじめ定められた閾値以内の距離であるときは、比較対象とされている2つの案内情報生成パラメータが示すそれぞれの端末情報および表示方法が同じであれば、その2つの案内情報生成パラメータが同じであると取扱うようにする。
【0202】
案内情報キャッシュ部240に記憶されている案内情報生成パラメータのなかに、案内情報表示装置100から受けた案内情報生成パラメータと同じであると取扱うことができるものがなければ、案内情報キャッシュ部240は、案内情報表示装置100から受けた案内情報生成パラメータを案内情報生成装置210に送信し、案内情報生成装置210で生成された案内情報と関連付けて記憶し、案内情報生成装置210によって生成された案内情報を案内情報表示装置100に送信する。
【0203】
なお、案内情報キャッシュ部240に記憶されている案内情報生成パラメータのなかに、案内情報表示装置100から受けた案内情報生成パラメータと同じであると取扱うことができるものがあった場合に、案内情報キャッシュ部240は、案内情報キャッシュ部240に記憶されている案内情報生成パラメータが、ある一定時間より前に記憶されたものであるか否か確認するようにしてもよい。そして、一定時間よりも前に記憶された古いものであった場合には、案内情報キャッシュ部240が記憶しているその古い案内情報生成パラメータと、その古い案内情報生成パラメータに関連付けされている案内情報とを削除するようにすればよい。この場合、案内情報キャッシュ部240は、案内情報表示装置100から受けた案内情報生成パラメータを案内情報生成装置210に送信し、案内情報生成装置210で生成された案内情報に関連付けて記憶し、案内情報生成装置210で生成された案内情報を案内情報表示装置100に送信する。
【0204】
案内情報キャッシュ部240で記憶している案内情報生成パラメータと案内情報は、案内サービスのサービス提供者が初期化、更新、あるいは変更をおこなってもよいし、ユーザがパラメータ設定部110から初期化、更新、変更の指示をおこなってもよい。
【0205】
また、案内情報キャッシュ部240の記憶容量を超える場合は、最も古い情報を削除してもよいし、検索回数の最も少ない情報を削除してもよい。
【0206】
案内情報キャッシュ部240は、案内情報生成パラメータと空間情報とを関連付けて記憶しているデータベースであり、サーバ型のコンピュータ上に、広く知られているデータベースソフトウエアを使って実装すればよい。
【0207】
案内情報キャッシュ部240と案内情報生成装置210は同じコンピュータ上に存在してもよいし、異なるコンピュータ上に存在し、高速なネットワークで通信を行ってもよく、特定の物理的な構成を前提としているわけではない。
【0208】
次に、第2の実施の形態における案内情報提供システム10aの動作について詳細に説明する。図14は、案内情報提供システム10aにおける案内情報提供処理および処理タイミングの例を示すフローチャートである。
【0209】
なお、図14に示されている各ステップにおいて、上述した図4にて説明した処理と同一の処理を実行する部分については、同一の符号を付与してその詳細な説明は省略する。
【0210】
案内情報提供処理において、案内情報表示装置100は、設定した案内情報生成パラメータを、案内情報提供サーバ200aの案内情報キャッシュ部240に通信ネットワークを介して送信する(ステップS102)。
【0211】
案内情報キャッシュ部240は、案内情報生成パラメータを受信すると、自己が管理しているデータベースに記憶されている案内情報生成パラメータの中に、受信した案内情報生成パラメータと同じと取扱うことができる案内情報生成パラメータ(完全に同一のパラメータを含む)を記憶しているかどうか検索する(ステップS201)。
【0212】
ステップS201で検索した結果、パラメータ設定部110から受けた案内情報生成パラメータと同じと取扱うことができる案内情報生成パラメータを記憶していることが確認された場合は、案内情報キャッシュ部240は、その案内情報生成パラメータに関連付けして記憶している案内情報を抽出して案内情報表示部120に対して送信する(ステップS202、ステップS108)。
【0213】
ステップS201で検索した結果、パラメータ設定部110から受けた案内情報生成パラメータと同じと取扱うことができる案内情報生成パラメータを記憶していることが確認されなかった場合は、案内情報キャッシュ部240は、パラメータ設定部110から受けた案内情報生成パラメータを案内情報生成装置210に送信する(ステップS202)。
【0214】
上述した第2の実施の形態では、過去に生成した案内情報生成パラメータおよび案内情報を記憶し、同一とみなされる案内情報生成パラメータの場合には案内情報を生成せず、記憶してある案内情報を送信することで、より高速にユーザに案内情報を送信することができる。
【0215】
そのため大勢のユーザが同一サーバに同時にアクセスした場合でも、サーバに負荷をかけず案内情報を生成することができ、ユーザがストレスを感じることなく空間案内に必要な情報を受け取ることができる。
【0216】
本発明は、仮想空間として、実存する都市(街や地下街など)を計算機上で作成した例を使って説明したが、必ずしも実存する都市と対応がとれている仮想空間を前提としているわけではない。例えば、コンピュータゲームなどで用いる仮想空間であっても構わない。
【0217】
次に、第2の実施の形態における実施例を図面を参照して説明する。
なお、上述した第1の実施の形態における実施例と同一の処理をなす部分については詳細な説明を省略する。
【0218】
案内情報キャッシュ部240は、周知のデータベースソフトウエアによって動作し、案内情報パラメータや案内情報などの各種の情報が記憶される記憶装置を備えているものとする。
【0219】
また、本実施例で実施される案内サービスは、ユーザは同じ携帯電話を使用し、端末上での表示方法は同じであるが、現在位置、目的地が異なる場合を考える。
【0220】
つまり、案内情報表示装置100から案内情報キャッシュ部240、および案内情報キャッシュ部240から案内情報生成装置210に送信される案内情報生成パラメータ(図5(B))の項目のうち、「端末情報」「表示方法」は全てのユーザに共通であり、「現在地A」「目的地B」がユーザごとに異なるものとする。
【0221】
まず、案内情報キャッシュ部240が備える記憶装置に案内情報生成パラメータおよび案内情報が未だ記憶されていない初期状態であるときの処理について説明する。
【0222】
なお、案内情報キャッシュ部240に記憶されている案内情報生成パラメータと、それをもとに案内情報生成装置210で生成した案内情報との組を「キャッシュ」と呼ぶことにする。
【0223】
ユーザの操作に応じて、パラメータ設定部110が、図15(C)に示すパラメータAを案内情報生成パラメータとして案内情報キャッシュ部240に送信したものとする。
【0224】
初期状態では、案内情報キャッシュ部240が備える記憶装置にキャッシュが記憶されていないので、案内情報キャッシュ部240は、案内情報生成装置210にパラメータAを送信する。
【0225】
案内情報生成装置210は、案内情報キャッシュ部240から受けたパラメータAにもとづいて案内情報を生成する。ここでは、案内情報生成装置210は、図11に示すような案内情報(この例では、以下「案内情報A」という)を生成する。
【0226】
本実施例では、案内情報自身の内容については詳しく説明せず、生成される案内情報は「案内情報A」、「案内情報B」などとよぶ。
【0227】
案内情報生成装置210が生成した案内情報Aは案内情報キャッシュ部240に送信される。
【0228】
案内情報キャッシュ部240は、案内情報生成パラメータと案内情報を図15(A)に示すような「案内情報生成パラメータ」「案内情報」のフィールドからなるテーブルに格納される。本実施例では、図15(A)を「キャッシュテーブル」とよぶ。
【0229】
キャッシュテーブルの「案内情報生成パラメータ」フィールドの内容は、案内情報生成パラメータにアクセスできる情報であればよいのであって、案内情報生成パラメータの内容をすべて記述してもよいし、案内情報生成パラメータを案内情報キャッシュ部240の記憶装置に1ファイルと記憶しておき、そのファイルへのURIを記述してもよい。
【0230】
キャッシュテーブルの「案内情報」フィールドの内容は、案内情報にアクセスできる情報であればよいのであって、案内情報の内容をすべて記述してもよいし、案内情報を案内情報キャッシュ部240の記憶装置に1ファイルと記憶しておき、そのファイルへのURIを記述してもよい。
【0231】
案内情報キャッシュ部240は、パラメータAと案内情報Aをキャッシュテーブルに追加する(図15(A))。
【0232】
図15(A)に示すように、キャッシュテーブルに1レコードを追加し、「案内情報パラメータ」フィールドに「パラメータA」を設定し、「案内情報」フィールドに「案内情報A」を設定する。
【0233】
具体的には、「案内情報パラメータ」フィールドに設定される「パラメータA」は、案内情報生成パラメータAそのものではなく、案内情報キャッシュ部240が備える記憶装置に記憶された案内情報生成パラメータAを記述したファイルにアクセスするためのURIである。
【0234】
そして、「案内情報A」は、案内情報Aそのものではなく、案内情報キャッシュ部240が備える記憶装置に記憶された案内情報Aを記述したファイルにアクセスするためのURIである。
【0235】
次に、同じユーザあるいは別のユーザがパラメータ設定手段100において、現在地が異なり目的地が同じである図15(D)のパラメータBのような案内情報生成パラメータを生成し、案内情報キャッシュ部240に送信するものとする。
【0236】
案内情報キャッシュ部240はキャッシュテーブルに記憶されている案内情報生成パラメータと案内情報生成パラメータBが同一かどうか判断する。
【0237】
本実施例では2つの案内情報生成パラメータが同一かどうかを判断する基準として、「現在地」の項目の「LON」の差の絶対値と「LAT」の差の絶対値と「目的地」の項目の「LON」の差の絶対値と「LAT」の差の絶対値との和を(以後、パラメータ差とよぶ)用い、パラメータ差が閾値よりも小さい場合は、2つの案内情報生成パラメータが同一であるものと判断し、パラメータ差が閾値よりも大きい場合は、2つの案内情報生成パラメータが異なるものであると判断する。
【0238】
また、閾値は、あらかじめ本サービスのサービス管理者が設定するものとし、本実施例では1.0とする。
【0239】
案内情報キャッシュ部240は現在キャッシュテーブルに記憶している案内情報パラメータAと案内情報パラメータBを同一がどうか判断する。
【0240】
案内情報パラメータAと案内情報パラメータBのパラメータ差を計算すると2.0であり、閾値1.0よりも大きいため、案内情報キャッシュ部240は、案内情報キャッシュ部240が記憶している案内情報Aではなく、新たに案内情報生成装置210で案内情報生成パラメータBを用いて生成した案内情報Bを利用する。
【0241】
案内情報キャッシュ部240は案内情報生成装置210に案内情報生成パラメータBを送信し、案内情報Bを生成するものとする。
【0242】
案内情報生成装置210は生成された案内情報Bを案内情報キャッシュ部240に送信する。
【0243】
案内情報キャッシュ部240は図15(B)に示すように、案内情報生成パラメータBと案内情報Bをキャッシュテーブルに登録する。
【0244】
案内情報キャッシュ部240は、キャッシュテーブルに1レコードを追加し、図15(B)に示す「案内情報パラメータ」フィールドに「パラメータB」を設定し、図15(B)に示す「案内情報」フィールドに「案内情報B」を設定する。
【0245】
「パラメータB」は案内情報キャッシュ部240の記憶装置に記憶された案内情報生成パラメータBを記述したファイルへのURIである。
【0246】
「案内情報B」は案内情報キャッシュ部240の記憶装置に記憶された案内情報Bを記述したファイルへのURIである。
【0247】
次に、同じユーザあるいは別のユーザがパラメータ設定手段100において、現在地が異なり目的地が同じである図15(E)のパラメータCのような案内情報生成パラメータを生成し、案内情報キャッシュ部240に送信するものとする。
【0248】
案内情報キャッシュ部240は、キャッシュテーブルに記憶されている案内情報生成パラメータと案内情報生成パラメータCが同一かどうか判断する。
【0249】
案内情報キャッシュ部240は、案内情報パラメータAと案内情報パラメータCのパラメータ差を計算すると0.2であり、閾値1.0よりも小さいため、案内情報キャッシュ部240が記憶している案内情報パラメータAと案内情報パラメータCは同一と判断する。
【0250】
案内情報キャッシュ部240は、案内情報パラメータCに対応した案内情報は案内情報Aであると判断し、案内情報表示部120に案内情報Aを送信する。
【0251】
上述した第2の実施の形態では、過去に生成された案内情報を用いて、案内情報の提供を行う構成とされているので、ユーザからの案内情報の提供要求に対する応答時間を短縮することができる。
【0252】
なお、上述した第2の実施の形態では、案内情報生成パラメータのパラメータ差を求めるのに現在地と目的地の違いを用いたが、案内情報生成パラメータの他の項目を用いてもよい。
【0253】
また、案内情報生成パラメータの項目に応じてキャッシュテーブルを作成してもよい。例えば、ユーザの使用端末の種類に応じて、携帯電話用キャッシュテーブル、パーソナルコンピュータ用キャッシュテーブル、PDA用キャッシュテーブルを作成してもよい。
【0254】
また、案内情報キャッシュ部240が、案内情報キャッシュ部240をユーザが利用した時間、あるいは案内情報が作成された時間を記憶しておき、その時間差も案内情報生成パラメータが同一かどうかの判断に用いてもよい。例えば、時間差が微小であれば、案内情報生成パラメータが同一であると取り扱っても問題ないと考えられる。
【0255】
実施の形態3.
図16は、本発明の第3の実施の形態における案内情報提供システム10bの構成の例を示すブロック図である。以下の説明において、上述した第1の実施の形態における案内情報提供システム10と同一の構成および処理を行う部分については、同一の符号を付与してその詳細な説明を省略する。
【0256】
図16に示すように、案内情報提供システム10bは、案内情報表示装置100bと、案内情報提供サーバ200とを含む。案内情報表示装置100bは、パラメータ設定部110と、案内情報表示部120と、通信状況取得部130とを含む。すなわち、この例では、上述した第1の実施の形態における案内情報提供システム10の案内情報表示装置100に、通信状況取得部130を加えた構成となっている。
【0257】
通信状況取得部130は、パラメータ設定部110が案内情報生成パラメータを設定する際に、案内情報表示装置100と案内情報生成装置210との間の通信ネットワーク上の通信状況を取得する。
【0258】
通信ネットワーク上の通信状況(以下、単に「通信状況」ということがある)とは、例えば、携帯電話(装置100bの一例)の電波状態に関する情報を用いてもよいし、無線LAN(Local Area Network)の通信速度情報を用いてもよい。
【0259】
パラメータ設定部110は、案内情報生成パラメータを設定する際、通信状況取得部130で取得した通信状況をも案内情報生成パラメータに設定する。
【0260】
案内情報生成部212は、パラメータ設定部110が設定した通信状況を含む案内情報生成パラメータと、空間情報抽出部211が取得した空間情報のID、空間情報の2次元情報、および空間情報の3次元情報と、経路検索部213が取得した経路情報と、空間情報記憶装置220において空間情報のIDをキーに検索して取得される空間情報の形状情報および属性情報と、処理方法記憶装置230において案内情報生成パラメータと空間情報の2次元情報と空間情報の3次元情報と空間情報の属性情報とをキーに検索して得られる案内情報生成処理パラメータとを用いて、案内情報を生成し、案内情報表示部120に送信する。
【0261】
次に、第3の実施の形態における案内情報提供システム10bの動作について詳細に説明する。図17は、案内情報提供システム10bにおける案内情報提供処理および処理タイミングの例を示すフローチャートである。
【0262】
なお、図17に示されている各ステップにおいて、上述した図4にて説明した処理と同一の処理を実行する部分については、同一の符号を付与してその詳細な説明は省略する。
【0263】
案内情報提供処理において、通信状況取得部130は、案内情報表示装置100と案内情報生成装置210との間の通信状況を取得する(ステップS301)。
【0264】
パラメータ設定部110は、ステップS301で取得された通信状況を含めて、案内情報を生成するために必要な案内情報生成パラメータを設定する(ステップS101)。
【0265】
また、案内情報生成部212は、ステップS101で設定した通信状況を含む案内情報生成パラメータと、ステップS103で取得した空間情報IDと空間情報の2次元情報と空間情報の3次元情報と、ステップS104で取得した経路情報と、ステップS105で取得される空間情報の形状情報、属性情報と、ステップS106で取得した案内情報生成処理パラメータとを用いて、案内情報を生成する(ステップS107)。
【0266】
本実施の形態では、案内情報生成パラメータを生成する時点での通信状況を取得することから、建物の内外や地下街のように頻繁に通信状況が変化する環境においても、通信状況に応じた案内情報を生成することができ、ユーザがストレスを感じることなく空間案内に必要な情報を受け取ることができる。
【0267】
なお、本実施の形態では、第1の実施の形態における案内情報提供システム10に通信状況取得部130を付加した構成としていたが、第2の実施の形態における案内情報提供システム10aに通信状況取得部130を付加した構成としてもよい。
【0268】
次に、第3の実施の形態における実施例を図面を参照して説明する。
なお、上述した第1の実施の形態における実施例と同一の処理をなす部分については詳細な説明を省略する。
【0269】
本実施例では、通信状況取得部130は、案内情報表示装置100と案内情報生成装置210との間の通信ネットワークの通信速度を取得できるものとする。
【0270】
また、説明を簡単にするために、ここでは、通信速度は64[kbps]以下、64[kbps]より高速の2段階とし、それぞれ低速、高速とする。なお、必ずしも2段階である必要はなく、より細かく通信速度を測定してもよい。
【0271】
また、ここでは通信ネットワーク上の通信状況として、通信速度を利用することにしているが、携帯電話などで得られる電波状態などの他の通信状況を利用するようにしてもよい。例えば、電波状態を10段階で評価し、その値を通信ネットワーク上の通信状況として利用するようにすればよい。
【0272】
本例では、通信状況として通信ネットワークの通信速度を用い、通信状況取得部130は、案内情報表示装置100と案内情報生成装置210との通信ネットワークの通信速度として、高速(128[kbps])を取得したものとする。
【0273】
パラメータ設定部110は、例えば図18に示すように、案内情報生成パラメータ(ここでは図5(B)に示す案内情報生成パラメータであるとする)に、通信状況取得部130で取得した通信状況の情報として、「通信速度=高速」という項目を追加する。
【0274】
この例では、図19に示すように、通信速度毎に用意されたテーブルにそれぞれ設定されている案内情報生成処理パラメータが、処理方法記憶装置230に記憶されているものとする。従って、この例では、通信速度によって案内情報生成処理パラメータが異なるように構成されている。
【0275】
すなわち、図19(A)に示すような通信速度が低速の場合に案内情報生成処理パラメータ取得処理に用いるテーブルと、図19(B)に示すような通信速度が高速の場合に案内情報生成処理パラメータ取得処理に用いるテーブルとが、処理方法記憶装置230に記憶されているものとする。
【0276】
本実施例では、図18に示す通信速度の値が高速であるため、案内情報生成部212は、ステップS106にて、図19(B)に示すテーブルを選択する。その後の処理は、選択されたテーブルを用いて上述した第1の実施例と同様の処理が実行される。
【0277】
上述したように、第3の実施の形態によれば、携帯電話のようにネットワーク通信速度が遅い端末に対しても、ユーザが対象空間を認識できるような案内情報を生成し、提供することができる。
【0278】
実施の形態4.
図20は、本発明の第4の実施の形態における案内情報提供システム10cの構成の例を示すブロック図である。以下の説明において、上述した第1の実施の形態における案内情報提供システム10と同一の構成および処理を行う部分については、同一の符号を付与してその詳細な説明を省略する。
【0279】
図20に示すように、案内情報提供システム10cは、案内情報表示装置100と、案内情報提供サーバ200cとを含む。案内情報提供サーバ200cは、案内情報生成装置210と、空間情報記憶装置220と、処理方法記憶装置230と、通信状況取得部250とを含む。すなわち、案内情報提供システム10cの案内情報提供サーバ200cは、上述した第1の実施の形態における案内情報提供サーバ200に通信状況取得部250を付加した構成となっている。
【0280】
通信状況取得部250は、案内情報生成手段230が案内情報を生成する際に、案内情報表示装置100と案内情報生成装置210との間の通信速度を取得する。
【0281】
案内情報生成部212は、パラメータ設定部110が設定した案内情報生成パラメータと、空間情報抽出部211が取得した空間情報のID、空間情報の2次元情報、および空間情報の3次元情報と、経路検索部213が取得した経路情報と、通信状況取得部250が取得した通信速度と、空間情報記憶装置220において空間情報のIDをキーに検索して取得される空間情報の形状情報および属性情報と、処理方法記憶装置230において案内情報生成パラメータと空間情報の2次元情報と空間情報の3次元情報と空間情報の属性情報と通信速度とをキーに検索して得られる案内情報生成処理パラメータとを用いて、案内情報を生成し、案内情報表示部120に送信する。
【0282】
次に、第4の実施の形態における案内情報提供システム10cの動作について詳細に説明する。図21は、案内情報提供システム10cにおける案内情報提供処理および処理タイミングの例を示すフローチャートである。
【0283】
なお、図21に示されている各ステップにおいて、上述した図4にて説明した処理と同一の処理を実行する部分については、同一の符号を付与してその詳細な説明は省略する。
【0284】
通信状況取得部250は、案内情報表示装置100と案内情報生成装置210との間の通信ネットワークの通信状況を取得する(ステップS401)。
【0285】
案内情報生成部212は、空間情報記憶装置220において、ステップS103で取得した空間情報のIDをキーに空間情報の形状情報、属性情報を検索する(ステップS105)。
【0286】
また、案内情報生成部212は、ステップS101で設定した案内情報生成パラメータと、ステップS103で取得した空間情報ID、空間情報の2次元情報および空間情報の3次元情報と、ステップS104で取得した経路情報と、ステップS105で取得される空間情報の形状情報および属性情報と、ステップS401で取得した通信ネットワークの通信状況とをキーにして、処理方法記憶装置230において、案内情報生成処理パラメータを検索する(ステップS106)。
【0287】
また、案内情報生成部212は、ステップS101で設定した案内情報生成パラメータと、ステップS103で取得した空間情報ID、空間情報の2次元情報および空間情報の3次元情報と、ステップS104で取得した経路情報と、ステップS105で取得される空間情報の形状情報および属性情報と、ステップS106で取得した案内情報生成処理パラメータとを用いて、案内情報を生成する(ステップS107)。
【0288】
次に、第4の実施の形態における実施例を図面を参照して説明する。
なお、上述した第1の実施の形態における実施例と同一の処理をなす部分については詳細な説明を省略する。
【0289】
本実施例では、通信状況取得部240は、案内情報表示装置100と案内情報生成装置210との間の通信ネットワークの通信速度を取得できるものとする。
【0290】
本実施例では、通信状況として通信ネットワークの通信速度を用い、通信状況取得部240は、案内情報表示装置100と案内情報生成装置210との通信ネットワークの通信速度として高速(128[kbps])を取得したものとする。
【0291】
この例では、上述した図19に示すような通信速度別に設定されている案内情報生成処理パラメータが処理方法記憶装置230に記憶されているものとする。
【0292】
本実施例では、通信状況取得部240が取得した通信速度が高速であるため、案内情報生成部212は、図19(B)のテーブルを選択する。その後、選択したテーブルを用いて上述した第1の実施例と同様の処理が実行される。
【0293】
上述した第4の実施の形態では、案内情報生成パラメータを受信した時点での通信ネットワークの通信状況を取得することから、建物の内外や地下街のように頻繁に通信状況が変化する環境においても、通信状況に応じた案内情報を生成することができ、ユーザがストレスを感じることなく空間案内に必要な情報を受け取ることができる。
【0294】
実施の形態5.
図22は、本発明の第5の実施の形態における案内情報提供システム10dの構成の例を示すブロック図である。以下の説明において、上述した第2の実施の形態における案内情報提供システム10aと同一の構成および処理を行う部分については、同一の符号を付与してその詳細な説明を省略する。
【0295】
図22に示すように、案内情報提供システム10dは、案内情報表示装置100と、案内情報提供サーバ200dとを含む。案内情報提供サーバ200dは、案内情報生成装置210と、空間情報記憶装置220と、処理方法記憶装置230と、案内情報キャッシュ部240と、通信状況取得部250dとを含む。すなわち、案内情報提供システム10dの案内情報提供サーバ200dは、上述した第2の実施の形態における案内情報提供サーバ200aに通信状況取得部250dを付加した構成となっている。
【0296】
通信状況取得部250dは、案内情報表示装置100と案内情報キャッシュ部240との間の通信ネットワークの通信状況と、案内情報キャッシュ部240と案内情報生成装置210との間の通信ネットワークの通信状況とのいずれか一方、あるいは両方を取得する。
【0297】
案内情報キャッシュ部240は、パラメータ設定部110が設定した案内情報生成パラメータに、通信状況取得部250dで取得した通信ネットワークの通信状況の情報を追加する。
【0298】
通信ネットワークの通信状況の情報を追加した案内情報生成パラメータは、第2の実施の形態における案内情報生成パラメータと同様に動作する。
【0299】
次に、第5の実施の形態における案内情報提供システム10dの動作について詳細に説明する。図23は、案内情報提供システム10dにおける案内情報提供処理および処理タイミングの例を示すフローチャートである。
【0300】
なお、図23に示されている各ステップにおいて、上述した図14にて説明した処理と同一の処理を実行する部分については、同一の符号を付与してその詳細な説明は省略する。
【0301】
通信状況取得部250dは、案内情報表示装置100と案内情報キャッシュ部240との間の通信ネットワークの通信状況と、案内情報キャッシュ部240と案内情報生成装置210との間の通信ネットワークの通信状況のいずれか、あるいは両方を取得する(ステップS501)。
【0302】
案内情報キャッシュ部240は、パラメータ設定部110が設定した案内情報生成パラメータに、通信状況取得部250dで取得した通信ネットワークの通信状況の情報を追加する(ステップS502)。
【0303】
本実施の形態では、案内情報生成パラメータを生成する時点での通信ネットワークの通信状況を取得することから、建物の内外や地下街のように頻繁に通信状況が変化する環境においても、通信状況に応じた案内情報を生成することができ、ユーザがストレスを感じることなく空間案内に必要な情報を受け取ることができる。
【0304】
次に、第5の実施の形態における実施例を図面を参照して説明する。
なお、上述した第2の実施の形態における実施例と同一の処理をなす部分については詳細な説明を省略する。
【0305】
本実施例では、通信状況取得部250dは、案内情報表示装置100と案内情報生成装置210との間の通信ネットワークの通信速度を取得するものとする。
【0306】
本実施例では、通信状況として通信ネットワークの通信速度を用い、案内情報キャッシュ部240は、通信状況取得部250dが取得した通信速度情報を案内情報生成パラメータに追加する。
【0307】
ここでは、例えば、通信状況取得部250dが、通信速度として高速(128[kbps])を取得したものとする。
【0308】
通信速度として高速を取得すると、案内情報キャッシュ部240は、案内情報生成パラメータに「通信速度=高速」という項目を追加する(図18参照)。
【0309】
本実施例では、第2の実施例と異なり、「現在地」の項目の「LON」の差の絶対値と「LAT」の差の絶対値と「目的地」の項目の「LON」の差の絶対値と「LAT」の差の絶対値との和が閾値よりも小さく、かつ「通信速度」の項目が同じ場合に、2つの案内情報生成パラメータが同一であるものと判断し、そうでない場合は2つの案内情報生成パラメータが異なるものと判断する(以後、この処理を案内情報生成パラメータ判定処理とよぶ)。なお、上記の閾値は、ここでは1.0とする。
【0310】
パラメータ設定部110が案内情報生成パラメータを案内情報キャッシュ部240に送信し、通信状況取得部250dで通信速度を取得し、通信速度の項目と追加することで、案内情報キャッシュ部240は、図24(C)のパラメータAに示す案内情報生成パラメータを取得したものとする。
【0311】
最初は案内情報キャッシュ部240にはキャッシュが記憶されていないので、案内情報キャッシュ部240は、案内情報生成装置210に図24(C)のパラメータAを送信し、案内情報を生成する。
【0312】
案内情報生成装置210は、案内情報Aを生成し、案内情報キャッシュ部240に送信する。
【0313】
案内情報キャッシュ部240は、パラメータAと案内情報Aをキャッシュテーブルに追加する(図24(A))。
【0314】
次に、パラメータ設定部110が案内情報生成パラメータを案内情報キャッシュ部240に送信し、通信状況取得部250dが通信速度を取得し、案内情報キャッシュ部240が図24(D)のパラメータBに示す案内情報生成パラメータを取得したものとする。
【0315】
案内情報キャッシュ部240は、キャッシュテーブルに記憶されている案内情報生成パラメータと案内情報生成パラメータBが同一かどうか判断する。
【0316】
パラメータAとパラメータBに対し、案内情報生成パラメータ判定処理を行うと、2つの案内情報生成パラメータが異なるものと判定されるため、案内情報キャッシュ部240は案内情報生成装置210に案内情報生成パラメータBを送信し、案内情報Bを生成する。
【0317】
案内情報生成装置210は、生成した案内情報Bを案内情報キャッシュ部240に送信する。
【0318】
案内情報キャッシュ部240は、図24(B)に示すように、パラメータBと案内情報Bをキャッシュテーブルに登録する。
【0319】
次に、パラメータ設定部110が案内情報生成パラメータを案内情報キャッシュ部240に送信し、通信状況取得部250dが通信速度を取得し、案内情報キャッシュ部240が、図24(E)のパラメータCに示す案内情報生成パラメータを取得したものとする。
【0320】
案内情報キャッシュ部240は、キャッシュテーブル(図24(A))に記憶されている案内情報生成パラメータとパラメータCに対して案内情報パラメータ判定処理を行い、パラメータAとパラメータCが同一と判断する。
【0321】
案内情報キャッシュ部240は、パラメータCに対応した案内情報は案内情報Aであると判断し、案内情報表示部120に案内情報Aを送信する。
【0322】
上述した第5の実施の形態では、過去に生成した案内情報生成パラメータおよび案内情報を記憶し、同一とみなされる案内情報生成パラメータの場合には案内情報を生成せず、記憶してある案内情報を送信することで、より高速にユーザに案内情報を送信することができる。
【0323】
そのため大勢のユーザが同一サーバに同時にアクセスした場合でも、サーバに負荷をかけず案内情報を生成することができ、ユーザがストレスを感じることなく空間案内に必要な情報を受け取ることができる。
【0324】
なお、上述した第5の実施の形態では、案内情報生成パラメータ判定処理に現在地と目的地の違いと通信の違いを用いたが、案内情報生成パラメータの他の項目を用いても良い。
【0325】
実施の形態6.
図25は、本発明の第6の実施の形態における案内情報提供システム10eの構成の例を示すブロック図である。以下の説明において、上述した第1の実施の形態における案内情報提供システム10と同一の構成および処理を行う部分については、同一の符号を付与してその詳細な説明を省略する。
【0326】
図25に示すように、案内情報提供システム10eは、案内情報表示装置100と、案内情報提供サーバ200と、記憶装置300と、記憶装置400とを備えている。記憶装置300には、パラメータ生成プログラムおよび案内情報表示プログラムが記憶されている。また、記憶装置400には、案内情報生成プログラムが記憶されている。
【0327】
記憶装置300,400は、それぞれ、データベース装置であっても、磁気ディスク、半導体メモリ、CD−ROMその他の記録媒体であってもよい。
【0328】
また、記憶装置300,400は、1つの記憶装置として構成されていてもよい。この場合、例えば、記憶装置300および記憶装置400が例えば案内情報生成装置210と同じサーバ上にあり、案内情報表示装置100が使用するプログラムをサーバからダウンロードする構成とすればよい。
【0329】
パラメータ生成プログラムおよび案内情報表示プログラムは、記憶装置300から案内情報表示装置100に読み込まれ、案内情報表示装置100の動作を制御し、案内情報生成パラメータを生成したり、案内情報表示装置100と案内情報生成装置210との間の通信ネットワークの通信状況を取得したり、案内情報生成パラメータを案内情報生成装置210に送信したり、案内情報生成装置210で生成された案内情報を受信したり、案内情報を表示したり、操作したりする。
【0330】
案内情報生成プログラムは、記憶装置400から案内情報生成装置210に読み込まれ、案内情報生成装置210の動作を制御し、案内情報表示装置100と案内情報生成装置210との間の通信ネットワークの通信状況を取得したり、案内情報表示装置100から送られてくる案内情報生成パラメータと、空間情報記憶装置220に記憶されている空間情報と、通信状況と、処理方法記憶装置230に記憶されている案内情報生成処理パラメータとから、案内情報を生成し、案内情報表示装置100に送信する。
【0331】
実施の形態7.
図26は、本発明の第7の実施の形態における案内情報提供システム10fの構成の例を示すブロック図である。以下の説明において、上述した第1の実施の形態における案内情報提供システム10と同一の構成および処理を行う部分については、同一の符号を付与してその詳細な説明を省略する。
【0332】
図26に示すように、案内情報提供システム10fは、案内情報表示装置100と、案内情報生成装置210と、処理方法記憶装置230と、空間情報記憶装置220と、案内情報キャッシュ装置500とを備え、さらに、パラメータ生成プログラムおよび案内情報表示プログラムを記録した記憶装置300と、案内情報生成プログラムを記録した記憶装置400と、案内情報キャッシュプログラムを記録した記憶装置600を備えている。
【0333】
記憶装置300,400,600は、それぞれ、データベース装置であってもよく、磁気ディスク、半導体メモリ、CD−ROMその他の記録媒体であってもよい。
【0334】
また、記憶装置300,400,600は、1つの記憶装置として構成されていてもよい。この場合、例えば、記憶装置300、記憶装置400および記憶装置600が例えば案内情報生成装置210と同じサーバ上にあり、案内情報表示装置100が使用するプログラムをサーバからダウンロードしたり、案内情報キャッシュ装置500が案内情報キャッシュプログラムをダウンロードする構成とすればよい。
【0335】
案内情報キャッシュ装置500は、案内情報キャッシュプログラムの制御により第2の実施の形態における案内情報キャッシュ部240による処理と、第5の実施の形態における通信状況取得部250dによる処理と同一の処理を実行する。
【0336】
パラメータ生成プログラムおよび案内情報表示プログラムは、記憶装置300から案内情報表示装置100に読み込まれ、案内情報表示装置100の動作を制御し、案内情報生成パラメータを生成したり、案内情報生成パラメータを案内情報キャッシュ装置500に送信したり、案内情報キャッシュ装置500から送信されてくる案内情報を受信したり、案内情報を表示したり、操作したりする。
【0337】
案内情報生成プログラムは、記憶装置400から案内情報生成装置210に読み込まれ、案内情報生成装置210の動作を制御し、案内情報キャッシュ装置500から送られてくる案内情報生成パラメータと、空間情報記憶装置220に記憶されている空間情報と、処理方法記憶装置230に記憶されている案内情報生成処理パラメータとから、案内情報を生成し、案内情報キャッシュ装置500に送信する。
【0338】
案内情報キャッシュプログラムは、記憶装置600から案内情報キャッシュ装置500に読み込まれ、案内情報キャッシュ装置500の動作を制御し、案内情報表示装置100と案内情報キャッシュ装置500、あるいは案内情報キャッシュ装置500と案内情報生成装置210との間の通信ネットワークの通信状況を取得して、案内情報表示装置100から送られてくる案内状方生成パラメータに通信状況の情報を追加したり、案内情報生成パラメータ、あるいは案内情報表示装置100が送信した案内情報生成パラメータと案内情報キャッシュ装置500が記憶している案内情報生成パラメータと同一かどうか比較したりする。
【0339】
比較の結果、同一である場合は、記憶してある案内情報生成パラメータに対応した案内情報を案内情報表示装置100に送信する。
【0340】
比較の結果、同一でない場合は、案内情報生成パラメータを案内情報生成装置210に送信し、案内情報生成装置210が生成した案内情報を案内情報生成パラメータと関連付けて案内情報キャッシュ装置500に記憶し、案内情報を案内情報表示装置100に送信する。
【0341】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ユーザが利用する端末の種類に応じて、提供する案内情報の形態を変更することができ、例えば携帯電話のようにネットワーク通信速度が遅い端末に対しても、ユーザが対象空間を認識できるような案内情報を生成し、提供することができる。
【0342】
また、本発明によれば、あらかじめ視点別や視界別の案内情報を用意しておくことなく、任意の視点や視界での案内情報を提供することができる。
【0343】
また、本発明によれば、携帯電話のような表示画面の小さな端末でも、利用者が自己位置など、空間を認識できる案内情報を生成し、提供することができる。
【0344】
さらに、本発明によれば、ユーザからの案内情報の提供要求に対する応答時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における案内情報提供システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】 空間情報を示す概略図である。
【図3】 案内情報表示装置の表示画面の表示状態の例などを示す説明図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態における案内情報提供処理およびその処理タイミングの例を示すフローチャートである。
【図5】 案内情報表示装置の表示画面の表示状態などを示す説明図である。
【図6】 空間情報の属性情報の例を示す説明図である。
【図7】 空間情報に現在地と目的地とが設定された状態の例を示す説明図である。
【図8】 空間情報に経路検索結果が設定された状態の例を示す説明図である。
【図9】 案内情報による案内画面の例などを示す説明図である。
【図10】 空間情報の表示領域に関する情報の例を示す説明図である。
【図11】 案内情報の例などを示す説明図である。
【図12】 案内情報生成処理パラメータの選択テーブルの例を示す説明図である。
【図13】 本発明の第2の実施の形態における案内情報提供システムの構成例を示すブロック図である。
【図14】 本発明の第2の実施の形態における案内情報提供処理およびその処理タイミングの例を示すフローチャートである。
【図15】 キャッシュテーブルに格納されている案内情報生成パラメータと案内情報との対応付けの例などを示す説明図である。
【図16】 本発明の第3の実施の形態における案内情報提供システムの構成例を示すブロック図である。
【図17】 本発明の第3の実施の形態における案内情報提供処理およびその処理タイミングの例を示すフローチャートである。
【図18】 案内情報生成パラメータの例を示す説明図である。
【図19】 案内情報生成処理パラメータの選択テーブルの例を示す説明図である。
【図20】 本発明の第4の実施の形態における案内情報提供システムの構成例を示すブロック図である。
【図21】 本発明の第4の実施の形態における案内情報提供処理およびその処理タイミングの例を示すフローチャートである。
【図22】 本発明の第5の実施の形態における案内情報提供システムの構成例を示すブロック図である。
【図23】 本発明の第5の実施の形態における案内情報提供処理およびその処理タイミングの例を示すフローチャートである。
【図24】 キャッシュテーブルに格納されている案内情報生成パラメータと案内情報との対応付けの例などを示す説明図である。
【図25】 本発明の第6の実施の形態における案内情報提供システムの構成例を示すブロック図である。
【図26】 本発明の第7の実施の形態における案内情報提供システムの構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 案内情報提供システム
100 案内情報表示装置
110 パラメータ設定部
120 案内情報表示部
200 案内情報提供サーバ
210 案内情報生成装置
211 空間情報抽出部
212 案内情報生成部
213 経路検索部
220 空間情報記憶装置
230 処理方法記憶装置

Claims (23)

  1. 通信ネットワークに接続される移動可能なユーザ端末に対して、経路案内のための案内情報を通信ネットワークを介して送信する案内情報提供方法であって、
    前記ユーザ端末が案内情報生成要求に自端末の能力情報を含む特徴情報を含めて案内情報生成要求を送信するステップと、
    前記案内情報生成要求に応じて、表示内容のデータ量、転送速度、ならびに表示内容の種別、表示内容の視認性および現実の空間との対応付け易さにもとづく情報であって空間情報の表示方法を特定するためにあらかじめ記憶されている表示方法特定情報を抽出するステップと、
    前記案内情報生成要求に含まれている特徴情報と前記表示方法特定情報とを用いて、空間情報を用いた景観を示す案内画像を前記ユーザ端末に表示させるための情報であって前記ユーザ端末の特徴に合致した案内情報を生成するステップと、
    生成した案内情報を前記ユーザ端末に送信するステップとを含む
    ことを特徴とする案内情報提供方法。
  2. ユーザ端末からの案内情報生成要求と、前記案内情報生成要求に応じて生成された案内情報とをキャッシュデータとして記憶するステップと、
    前記ユーザ端末から受け付けた前記案内情報生成要求から案内情報に必要な経路情報を生成するステップと、
    前記案内情報生成要求と前記経路情報とにもとづいて前記キャッシュデータを検索し、新たな案内情報の生成処理よりも優先して前記キャッシュデータを使用するかどうかを判定するステップと、
    前記判定の結果に応じて前記キャッシュデータを使用するステップとを含む
    請求項に記載の案内情報提供方法。
  3. 通信ネットワークに接続される移動可能なユーザ端末に対して、経路案内のための案内情報を通信ネットワークを介して送信する案内情報提供サーバであって、
    表示内容のデータ量、転送速度、ならびに表示内容の種別、表示内容の視認性および現実の空間との対応付け易さにもとづく情報であって空間情報の表示方法を特定するためにあらかじめ記憶されている表示方法特定情報を記憶する特定情報記憶手段と、
    案内情報生成要求に含まれている特徴情報に応じて前記特定情報記憶手段から表示方法特定情報を抽出する特定情報抽出手段と、
    前記ユーザ端末からの自端末の能力情報を含む特徴情報が含められた案内情報生成要求と前記表示方法特定情報とを用いて、前記ユーザ端末に空間情報を用いた景観を示す案内画像を表示させるための情報であって前記ユーザ端末の特徴に合致した案内情報を生成する案内情報生成手段と、
    前記案内情報生成手段によって生成された案内情報を前記ユーザ端末に送信する案内情報送信手段とを備え
    ことを特徴とする案内情報提供サーバ。
  4. 案内情報生成要求によって指定された現在地から目的地までの移動経路を検索する経路検索手段を有する
    請求項記載の案内情報提供サーバ。
  5. 案内情報生成手段は、経路検索手段によって検索された移動経路をユーザ端末に表示させて経路案内するための案内情報を生成する
    請求項記載の案内情報提供サーバ。
  6. 案内情報生成要求は、現在地から目的地までの経由地を示す経由地情報を含み、
    経路検索手段は、前記経由地情報が示す経由地を経由する移動経路を検索する
    請求項または請求項記載の案内情報提供サーバ。
  7. 案内情報生成要求には、案内画像の視界を特定するための視界情報を含み、
    案内情報生成手段は、前記案内情報生成要求に含まれている前記視界情報にもとづいて案内情報を生成する
    請求項から請求項のうちいずれかに記載の案内情報提供サーバ。
  8. 案内情報生成手段は、空間情報の属性を示す属性情報を含む案内情報を生成し、
    案内情報送信手段によって送信された案内情報にもとづいて、ユーザ端末に前記属性情報を含む案内画像を表示させる
    請求項から請求項のうちいずれかに記載の案内情報提供サーバ。
  9. ユーザ端末の特徴情報には、当該ユーザ端末の種類を示す端末種類情報を含む
    請求項から請求項のうちいずれかに記載の案内情報提供サーバ。
  10. ユーザ端末の特徴情報には、当該ユーザ端末が備える表示手段の表示画面サイズを示す画面サイズ情報を含む
    請求項から請求項のうちいずれかに記載の案内情報提供サーバ。
  11. 空間情報は、建物を示す情報を含み、
    案内情報生成手段は、建物を含む空間情報が表示される案内情報を生成する
    請求項から請求項10のうちいずれかに記載の案内情報提供サーバ。
  12. 表示される建物の案内画面中の表示面積率を算出する表示面積率算出手段と、
    案内画面中の建物の表示面積率に応じた表示方法を記憶している表示方法記憶手段とを備え、
    案内情報生成手段は、前記建物の表示面積率に応じた表示方法で当該建物が表示される案内情報を生成する
    請求項11記載の案内情報提供サーバ。
  13. 案内画面における視点からの建物の距離を算出する距離算出手段と、
    前記距離に応じた表示方法を記憶している表示方法記憶手段とを備え、
    案内情報生成手段は、表示する建物の視点からの距離に応じた表示方法で建物が表示される案内情報を生成する
    請求項11または請求項12記載の案内情報提供サーバ。
  14. 表示される建物の高さを算出する高さ算出手段と、
    建物の高さに応じた表示方法を記憶している表示方法記憶手段とを備え、
    案内情報生成手段は、表示する建物の高さに応じた表示方法で建物が表示される案内情報を生成する
    請求項11から請求項13のうちいずれかに記載の案内情報提供サーバ。
  15. 表示される建物の体積を算出する体積算出手段と、
    建物の体積に応じた表示方法を記憶している表示方法記憶手段とを備え、
    案内情報生成手段は、表示する建物の体積に応じた表示方法で建物が表示される案内情報を生成する
    請求項12から請求項14のうちいずれかに記載の案内情報提供サーバ。
  16. 表示内容の種別としての建物のカテゴリを取得するカテゴリ取得手段と、
    建物のカテゴリに応じた表示方法を記憶している表示方法記憶手段とを備え、
    案内情報生成手段は、表示する建物のカテゴリに応じた表示方法で建物が表示される案内情報を生成する
    請求項12から請求項15のうちいずれかに記載の案内情報提供サーバ。
  17. 案内情報生成手段は、画像による表示、テキストによる表示、点、線、ポリゴンによる表示、あるいは3次元CGによる表示、およびこれらの組み合わせのうちの何れかである表示方法により建物が表示される案内情報を生成する
    請求項12から請求項15のうちいずれかに記載の案内情報提供サーバ。
  18. ユーザ端末からの案内情報生成要求と、前記案内情報生成要求に応じて生成された案内情報とをキャッシュデータとして記憶する記憶手段と、
    前記ユーザ端末から受けた案内情報生成要求から案内情報に必要な経路情報を生成する経路検索手段と、
    案内情報生成要求と経路情報とにもとづいて前記キャッシュデータを検索し、案内情報生成手段による案内情報の生成処理よりも優先して前記キャッシュデータを使用する案内情報キャッシュ手段とを備えた
    請求項から請求項17のうちいずれかに記載の案内情報提供サーバ。
  19. ユーザ端末からの案内情報生成要求と、前記案内情報生成要求に応じて生成された案内情報とをキャッシュデータとして記憶する記憶手段と、
    前記ユーザ端末から過去に受けた案内情報生成要求と同様の案内情報生成要求を受けたときに、過去に受けた案内情報生成要求に応じて生成され記憶されている案内情報を削除し、新たな案内情報生成要求に応じて案内情報生成手段によって生成された案内情報を記憶するキャッシュデータ更新手段を備えた
    請求項18記載の案内情報提供サーバ。
  20. 案内情報キャッシュ手段は、過去に受けた案内情報生成要求と新たな案内情報生成要求との同一性があるか否かを空間的な位置関係を用いて判定する
    請求項18または請求項19記載の案内情報提供サーバ。
  21. 案内情報キャッシュ手段は、過去に受けた案内情報生成要求と新たな案内情報生成要求との同一性があるか否かを、過去に受けた案内情報生成要求と新たな案内情報生成要求との時間により判定する
    請求項20記載の案内情報提供サーバ。
  22. 案内情報キャッシュ手段は、過去に受けた案内情報生成要求と新たな案内情報生成要求との同一性があるか否かを、過去に受けた案内情報生成要求と新たな案内情報生成要求とのユーザ端末の種類により判定する
    請求項20記載の案内情報提供サーバ。
  23. 通信ネットワークに接続される移動可能なユーザ端末に対して、経路案内のための案内情報を通信ネットワークを介して案内情報提供サーバに送信する処理を案内情報提供サーバに実行させるための案内情報提供プログラムであって、
    前記案内情報提供サーバに、
    ユーザ端末からの自端末の能力情報を含む特徴情報が含められた案内情報生成要求に応じて、表示内容のデータ量、転送速度、ならびに表示内容の種別、表示内容の視認性および現実の空間との対応付け易さにもとづく情報であって空間情報の表示方法を特定するためにあらかじめ記憶されている表示方法特定情報を抽出する処理と、
    前記案内情報生成要求に含まれている特徴情報と前記表示方法特定情報とを用いて、前記ユーザ端末に空間情報を用いた景観を示す案内画像を表示させるための情報であって前記ユーザ端末の特徴に合致した案内情報を生成する生成処理と、
    生成された案内情報を前記ユーザ端末に送信する送信処理と
    を実行させることを特徴とする案内情報提供プログラム。
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