JP4303615B2 - 再封止可能なカートリッジを開閉するシステム - Google Patents

Description

本発明は一般的に再封止可能なカートリッジ、特に再封止可能なカートリッジを開閉するシステムに関するものである。

再封止可能なカートリッジは、品物を輸送するさまざまな用途に使用されてきた。そのような再封止可能なカートリッジは、輸送する品物の環境要素への露出の防止を含む好ましい特性を持つ。例えば、レーザーイメージング機器は、Ｘ線や他のタイプの医療イメージング写真フィルムなどの感光性媒体を輸送するのに再封止可能なカートリッジを使用する。なぜなら、異なるタイプや大きさの感光性メディアをレーザーイメージング機器に装着することが、時には必要だからである。そのようなレーザーイメージング機器は、変調されたレーザー光線が感光性媒体を走査することによりイメージを形成する技術分野でよく知られている。イメージの形成の前に、１つ以上の感光性媒体の入っているカートリッジがレーザーイメージング機器に装着される。上記カートリッジは、感光性媒体、媒体出し入れ開口部、およびトレーに接着して取り付けられた可撓性のあるカバーを含む供給エリアをもつトレーを含む。その可撓性のあるカバーは、カートリッジの遮光性封止を形成する媒体出し入れ開口部上に広がる。遮光性封止は、カートリッジを、遮光性封止が不可能な場合にカートリッジ内の感光性媒体が露出してしまう光の状態中を輸送可能にする。特許文献１（レムベルガー）、特許文献２（レムベルガー）、および特許文献３（ウェバー）は再封止可能なカートリッジの例を示していて、これら各々はこの参照により本明細書に組み込まれる。

レーザーイメージング機器の内部は遮光性環境を提供する。イメージング動作を実行するために、レーザーイメージング機器は、カートリッジの出し入れ口から１つ以上の感光性媒体を取り出す。それ故、レーザーイメージング機器は、レーザーイメージング機器内でカートリッジを開けられるシステムを必要として、出し入れ口からの感光性媒体の取り出しを可能にして、レーザーイメージング機器内でカートリッジを閉じて／再封止して、遮光性封止を有効にする。通常の使用過程ではカートリッジは数回開閉されなければならない。

特許文献１（レムベルガー）と特許文献３（ウェバー）とは、再封止可能な媒体カートリッジを開閉するメカニズムの例を示している。そのようなシステムは、特定の用途である程度の成功を達成しているかもしれないが、そのようなシステムは、製造するのに費用がかかり、他の不利点をもつ相対的に複雑なメカニズムを使用する。

よって、開閉機能を信頼性高く遂行可能であって、商業的に実行可能であって、大きさの点でより小さくて、よい封止を提供して、効率的に製造可能であるシステムの必要性が存在する。

本発明は、信頼性を備えて開閉する機能を遂行可能であって、商業的に実行可能であって、大きさの点でより小さくて、よい封止を提供して、効率的に製造可能である再封止可能なカートリッジを開閉するシステムを提供する。

加えて、カートリッジカバーのしわは閉じるときに発生することがあるが、そのようなしわはカートリッジの寿命を縮める。しわに加えて、強い封止の力を使用するイメージング機器は、カバーの接着性を無くしてしまう傾向がある。本発明は、しわとカバーの接着性を無くすこととの両方を減らす／無くすことにより、カートリッジの寿命を延ばす。
米国特許第５，１３２，７２４号 米国特許第５，４７３，４００号 米国特許第５，４８０，１３４号

本発明の目的は、再封止可能なカートリッジを開閉するシステムを提供することである。

本発明のもう１つの目的は、信頼性高く開閉機能を遂行可能である再封止可能なカートリッジを開閉するシステムを提供することである。

本発明のさらにもう１つの目的は、商業的に実行可能であって、大きさの点でより小さくて、よい封止を提供して、効率的に製造可能である再封止可能なカートリッジを開閉するシステムを提供することである。

本発明の１つの実施の形態によれば、トレーと、そのトレーに再封止可能に係合した可撓性のあるカバーとを備え、再封止可能なカートリッジを開閉するシステムであって：カートリッジのトレーを受けるベース；カートリッジのカバーを係合させる手段を備えたローラーシャフト；ローラーシャフトに接続され、ローラーシャフトがカートリッジから離れた第１の位置と、ローラーシャフトがカートリッジから離れていない、第１の位置とは異なる第２の位置との間で、カートリッジに相対的にローラーシャフトを位置決めする、位置決め手段；および第１の回転方向へローラーシャフトを回転させて、ローラーシャフトのまわりにカバーを巻き、これによりトレーから少なくともカバーの一部を取り外すとともに、第２の回転方向へローラーシャフトを回転させ、これによりローラーシャフトからカバーをのばし、これにより再封止可能にカバーをトレーと係合させるモーターを備える。

以下、添付の図を参照して発明の実施の形態を説明する。

図１は、本発明による、１例のレーザーイメージング機器１０は、再封止可能なカートリッジを用いて使用でき、開閉システムの統合に適している。レーザーイメージング機器１０は蝶番で固定された装着ドア１４を含み、その装着ドア１４の中に、イメージング動作のために、再封止可能なカートリッジが装着可能である。他の適切なレーザーイメージング機器は、カートリッジを受け入れるために引き出す、装着用引き出しを使用可能である。他の装着装置も当業者に知られている。

本発明のカートリッジ開閉システムは、レーザーイメージング機器１０内に取り付けられている。カートリッジがレーザーイメージング機器内に装着された後で、ドア／引き出しは閉じられて、レーザーイメージング機器１０の遮光性環境内にカートリッジを封止する。

次に、カートリッジ開閉システムは、カートリッジを開ける動作をして、カートリッジ内の感光性媒体を取り扱うことを可能にする。感光性媒体は、レーザーイメージング機器１０に備わったイメージングハードウェアにより、開けられたカートリッジから引き出される。次に、上記感光性媒体は、レーザーイメージング機器１０の他のサブシステムによりイメージが記録される。カートリッジがレーザーイメージング機器１０から外される前に、開閉システムはカートリッジを閉じる動作をする。カートリッジは再封止可能なので、カートリッジ内のすべての感光性媒体が露出される前にレーザーイメージング機械１０から外せる。それ故、異なる大きさやタイプの媒体の入った複数のカートリッジが、必要に応じて、またカートリッジ内に残った未使用の媒体を無駄にすることなしに、レーザーイメージング機械１０へ、簡便に、装着／再装着可能であって、また外すこともできる。

レーザーイメージング機器１０は、１つ以上のカートリッジがレーザーイメージング機器１０に装着可能なように、１つ以上の引き出しを含む。もし複数のカートリッジに異なる大きさの感光性媒体が入っているとすると、これは望ましい。したがって、開閉システムは、異なる大きさの感光性媒体の入った複数のカートリッジを動作させるよう構成される必要がある。

１例の再封止可能なカートリッジ１２は、図２から図４を参照して説明される。他の構成は当業者に知られているかもしれない。再封止可能なカートリッジはよく知られているので、そのようなカートリッジは詳細に説明しない。

カートリッジ１２は、光学的に不透明な媒体受けトレー２０と、可撓性があり光学的に不透明なカバー２２とを含む。可撓性のあるカバー２２は、接着剤２４や、磁気学的手段や、他の当業者に知られた方法により、トレー２０に再封止可能なように取り付け可能である。本発明の説明を簡単にするために、カバー２２は接着剤２４により取り付けられているとする。トレー２０は、底面壁２６、前面壁２８Ａ、後面壁２８Ｂ、向かい合う側壁２８Ｃ、２８Ｄ、および、トレーの周縁の周りを壁２８Ａ‐２８Ｄの上端から外側へのびる部分３０Ａ‐３０Ｄをもつへりを含む。接着剤２４は、へり部分３０Ａ‐３０Ｄに沿って間隔をおいて配置される接着の部分の形、または、へりに取り付けられた１つの接着ガスケットの形をとりうる。側壁２８Ａ‐２８Ｄとへり部分３０Ａ‐３０Ｄは出し入れ口を定義する。レーザーイメージングでは、図２に示されているように、出し入れ口は１つ以上の感光性媒体３１を含んでもよい。感光性媒体は、例えば、イメージング用途のための、Ｘ線フィルム、感光性用紙、または、他の感光性基板物質からなる。

トレー２０は、感光性媒体３１の適切な位置決めのために、壁２８Ａ‐２８Ｄ上に形成された内向きに突き出たガイド３２を含む。足３４Ａ‐３４Ｄは、突き出て形成されて、底面壁２６から下へのびていて、本発明による開閉メカニズムのベース１８内でカートリッジ１２を支える。媒体の存在を検知するくぼみ３５も底面壁２６に形成される。レーザーイメージング機器１０に付随する媒体の存在を検知するセンサは、すべての媒体がトレー２０から取り出されたとき、底面壁２６の表面の下のくぼみ３５の中へのびる。それによって上記トレー２０が空であることを検出する。底面壁２６は、さらに足３４Ａと３４Ｂに成形された位置決め用凹所３６を含み、その凹所３６は、底面壁の外側表面からトレー２０へ上向きに伸ばされている。

前面壁２８Ａに隣接して形成された足３４Ａ、３４Ｂは、傾斜表面３８を含み、その傾斜表面３８は、図４で示されるように、前面壁の下端から下方向へ傾いている。傾斜表面３８は、カートリッジ１２がベースに装着されたとき、ベース１８に形成された任意の位置探索ピンの上で、足３４Ａ、３４Ｂをガイドするために使用可能である。トレー２０はさらに、底面壁２６に形成された傾斜したエリア４０を含み、底面壁２６は底面壁の外側の表面上の台を提供する。傾斜したエリア４０により形成された台は、カートリッジ１２に含まれた媒体のタイプを識別するバーコードの印を備えてもよい。

図２および図３を参照すると、一連の等間隔の切り出された部分４２が、前面壁２８Ａの上端の上のへり部分３０Ａに形成される。複数の切り出された部分４２は、へり部分３０Ａの一連の空間の開いた複数の突起４４を区画する。カバー２２の１つの前方エリア４５は、カバーがトレーの上に配置されたとき、トレー２０の切り出された部分４２に対して整列した一連の細長い穴４６を含む。切り出された部分４２は穴４６とともに動作して、本発明の開閉メカニズムにより、カバー２２との係合を容易にする。

カバー２２は、好ましくは可撓性があり、光不活性で、光学的に不透明な物質のシートであって、トレー２０の媒体出し入れ口の上に広がる大きさであって、また、へり部分３０Ａ‐３０Ｄと結合する。カバー２２は、カートリッジ１２が動かされたとき、好ましくは十分伸縮可能であってトレー２０から剥がされるのを防止し、十分堅くて開閉動作の最中の過度の伸縮に抗する物質からなる。カバー２２はまた前方エリア４５に強化帯（図には示されていない）を含んで、トレー２０の切り出された部分の上のエリアのカバーの堅さを増してもよい。強化帯は、開閉メカニズムとの係合の間に、穴４６の引き裂きに抗することを意図している。カバー２２の抗伸縮性物質と強化帯とは、開閉動作の間、カバーに加わる一定の力により生じる被害に抗するよう設計されていて、それ故、そのような力の効果を、カートリッジの寿命を延ばす作用に向ける。

本発明の開閉システムは、カバー２２を伸縮したり、穴４６を引き裂いたりすることを引き起こす力が加わるのを減らす／無くすことを意図していて、それによってそのような問題の根源を解決するよう意図している。次に、本発明の開閉するメカニズムの１例の実施の形態は、図５‐図１７を参照して詳細に記載される。

図５‐図８を参照すると、開閉システム５０は、再封止可能なカートリッジ１２を収容しかつ支えるベース５２、カバー２２に係合する手段を含むローラーシャフト５４、ローラーシャフト５４を回転するモーター５６、および、スライド可能なようにベース５２に結合され、ローラーシャフト５４とモーター５６とを支える台車５８を含む。台車５８は引き出しスライドに取り付け可能である。

一般的に、開閉システム５０の目的は、カートリッジ１２のカバー２２を開閉することである。ローラーシャフト５４上の突起／歯が、カバー２２の穴４６に係合するまでずっと、ローラーシャフト５４はカートリッジ１２の前端のまわりを回る。一度係合すると、ローラーシャフト５４は、カートリッジ１２の前面壁と後面壁の上へ巻き上がり（図５の矢印Ａで示される方向へカートリッジ１２の長さに沿って）、それによってローラーシャフト５４の直径のまわりにカバー２２を巻きつける。モーター駆動のローラーシャフトが回転するにつれ、ローラーシャフトは、メカニズムまたは他の装置がカートリッジ１２から媒体を取り出すのに十分なだけカバー２２が開くまで、カートリッジ１２の中心方向へ移動する。ローラーシャフト５４を反対方向へ動作させることは、カートリッジ１２を再封止する。

さらに詳しくは、ローラーシャフト５４の第１の（開ける）方向への回転は、ローラーシャフト５４とカートリッジ１２との間にけん引力を生成する。片寄せ手段は、ローラーシャフト５４を片寄らせる垂直力をカートリッジ１２に対して下方に加える。台車は、後で記載されるように、ローラーシャフト５４とモーター５６を支える手段を含む。けん引力は、台車をトレー２０に沿ってスライドさせる平行移動の力となる。同様に閉じる動作の間にローラーシャフト５４とカバー２２の間に発生するけん引力は、台車をスライドさせる平行移動する力をもたらす。

ローラーシャフト５４は細長い構成部材であって、鋼鉄で形成可能である。切り出されて曲がった部分７８は、中央の縦軸に沿ってのびていて、カートリッジ１２を開閉するカバー２２の穴４６に係合する手段を含む。図６に示されているように、曲がった部分７８は、実質的に半円の断面をもつ。図に示された実施の形態では、ローラーシャフト５４に係合する手段を持つカバーは、曲がった歯のような突起８４を定義する複数のインデント８２をもつ細長い長方形のプレート８０を備える。突起８４は、ローラーシャフト５４がベース１８に向かって下方に回転されたとき、切り出された部分４２と同様にカバー２２の穴４６に係合するように、大きさが調整され間隔が空けられることが好ましい。プレート８０と突起８４は、金属のシートから一片を打ち抜き加工することにより、また、ほぼ直径の半分を切り落とされた曲がった部分７８の一部にねじ８６でしめつけることにより製造できる。突起８４の湾曲の半径は、金属型のまわりでプレート８０を曲げることにより成形可能である。

バネ組立品６０は、封止の力を提供するためローラーシャフト５４の両端に配置される。図８に示されているように、バネ組立品６０は、ローラーリンク６８に取り付けられたシャフト６６のまわりを回転する取り付け金具６４に取り付けられたピンチローラー６２を含む。ねじれバネ７０は、適切な封止の力を加えるトルクを与える。本発明の１つの実施の形態では、０．０１１５２１４４［ｋｇｆ−ｍ］のトルクが、０．６３５０４［ｋｇ］の適切な封止の力を作用することが発見されている。

また、カバー２２に係合する間、ローラーシャフト５４の両端に配置されているのは、ローラーシャフトの動きの制御を提供して、ローラーシャフト５４の指数付けを提供するカム７２である。ローラーシャフト５４の両端に配置された一対のねじれバネ７４が、以下でさらに詳しく記載されているように、ローラーシャフト５４を一対のカム収容７７のカム表面７６に沿うように向ける。回転メカニズム７５は、ねじれバネ７４をローラーシャフト５４とつなぐ。モーター５６は１つの直流モーターであってもよい。

カバー２２の高いローラー圧力としわは、カートリッジ１２の寿命を縮めることがある。カートリッジが長い期間（例えば一晩）開けられたとき、高いローラー圧力はカバーの接着性をなくして、封止の特性を劣化させる。しわは、開閉システム５０がカートリッジ１２を閉じるときに発生する。図９ａと図９ｂはしわにつながる要因を示している。図９ａは、カバー２２を開くように動作する（開ける方向Ｄへ移動する）ローラーシャフト５４を示していて、カバー２２の一部７９’はローラーシャフト５４に適合しない。図９ｂは次の閉める動作（閉じる方向Ｅへ移動する）の間のローラーシャフト５４を示していて、カバー２２の不適合部分７９’がカートリッジ上でしわ７９”として形成される。

閉じる方向へ力を加えること（すなわち、閉める動作の間）は、ローラーシャフト５４に対してカバー２２を隙間なく維持することが決定された。これにより、カバーの不適合部分、したがってしわをなくす。図１０を参照すると、一対の一定の力のバネ８１が、閉じられたカバー２２を引っ張ることなしに、しわをなくすのに十分な力を供給する。一定の力のバネは、フレーム８３に対して閉める方向に台車を引っ張る。この追加の力は、強い封止の力の必要性（強い力が従来の開閉システムで使用されてきた）をなくして、接着性劣化をなくす。各々一定の力のバネの０．２２６８［ｋｇ］の力（あわせて０．４５３６［ｋｇ］）が適切であると発見されている。

次に図１１を参照すると、動作中、装着引き出し／ドア１４が開けられて、矢印Ｂで示される方向へベース５２の上にカートリッジ１２をスライドさせることにより、レーザーイメージング機器１０に装着される。１つ以上のスライド８５が、引き出し／ドア１４の中のカートリッジ１２の装着／脱着のために使用可能である。

カートリッジ１２の装着の方向に関連して、開閉システム５０の位置決定に注意せよ。すなわち、カートリッジ１２が、開閉システム５０の方向に装着される。したがって、装着時にユーザは、突起８４に当たらないような状態である。

図１１は代わりの装着配置を提供する。この配置では、カートリッジ１２は、スライド８５に沿う矢印Ｃにより示される方向へ、ベース５２の上にカートリッジ１２をスライドさせることにより、レーザーイメージング機器１０に装着される。この装着する配置とともに、カートリッジ１２は、ローラーシャフト５４の軸に沿った（すなわち、平行な）方向へ装着される。開閉システム５０は、カートリッジ１２の装着を妨害しないように配置される。

１つ以上のセンサが、レーザーイメージング機器１０内の、カートリッジ１２のカートリッジ状態（例えば、存在、存在しない、および／または正しい方向）を確認するのに使用可能である。これらのセンサは機械センサまたは電気センサであってもよくて、当業者にはよく知られている。例えば、図１２を参照すると、機械的部材である３つのセンサＳ１、Ｓ２、Ｓ３が使用可能である。これらの３つのセンサを用いて、３つの状態（カートリッジが存在しない、カートリッジの装着が正常である、およびカートリッジの装着が異常である）が定義できて。これらの状態は各センサの状態により決定される。例えば以下のように定義可能である：

他の関係も当業者には知られている。

再度図１１を参照すると、１つのセンサＳ４が、カートリッジ１２の存在および／またはカートリッジ１２の適切な方向を確認するために使用されている。図１１の配置を用いて以下のカートリッジ状態が定義できる。

開閉システム５０は、１つの直流モーター（すなわち、モーター５６）と２つの位置センサを使用して動作可能である。図１３‐図１７は、カートリッジ１２を開閉する開閉システム５０の動作を示している。

図１３は、ホーム位置として参照される第１の位置における開閉システム５０の部分的側面図を示す。これは、カートリッジ１２がレーザーイメージング機器１０に装着されたときの、開閉システム５０の位置である。この位置では、システム５０の部材は、カートリッジ１２の装着エリア内に配置されない。この位置では、カム７２は、ローラーシャフト５４が定位置にあることを示すセンサ８８を作動させる。この位置では、ローラーシャフト５４が、カバー２２の穴を開けられた端８９から離れて配置されていて、突起８４はベース５２へ向かって下方に配置される。

図１４は、カムが持ち上がった位置として参照される第２の位置における開閉システム５０の部分的側面図を示す。この位置では、各カム７２が、カム収容７７の表面と接して、ローラーシャフト５４をカバー２２の穴を開けられた端８９の方向へ持ち上がっている。

図１５は、カム休止位置として参照される第３の位置における開閉システム５０の部分的側面図を示す。この位置では、各カム７２は休止状態のカム収容７７の表面に接している。

図１６は、カバーが係合した位置として参照される第４の位置における開閉システム５０の部分的側面図を示す。この位置では、ローラーシャフト５４が回転し続けて、突起８４がカバー２２の穴４６に係合する。

図１７は、開いた位置として参照される第５の位置における開閉システム５０の部分的側面図を示す。この位置では、移動終了センサ９１が遮断されて、開閉システム５０の移動の終了を示す。

図１３‐図１７で示される位置を反対にすると、カートリッジ１２上のカバー２２の閉鎖／封止をもたらす。

再封止可能なカートリッジとの使用用に構成されて、本発明に従って開閉システムの混合に適した１例のレーザーイメージング機器を示す図 従来技術のカバーが取り外された再封止可能なカートリッジの等角図 カバーの一部が取り外された図２の従来技術のカートリッジの上面図 図２で示されるカートリッジの側面図 図２で示された開閉するカートリッジのための本発明による開閉システムの等角図 本発明に従って図５の開閉システムの一部を形成するローラーシャフトの図 図５に示される開閉システムの側面図 封止する力を提供するバネ組立部品の部分的後面図 本発明による開閉システムの動作中に発生するカバーのしわの形成を示す図 本発明による開閉システムの動作中に発生するカバーのしわの形成を示す図 図５に示されたしわを減らす／なくすために使用される一定の力のバネを示す開閉システムの底面等角図 第１の装着配置を示すレーザーイメージング機器の引き出し内に配置された本発明による開閉システムの等角図 第２の装着位置を示す本発明による開閉システムの等角図 定位置として参照される第１の位置の本発明による開閉システムの部分的側面図 カムが持ち上がった位置として参照される第２の位置の本発明による開閉システムの部分的側面図 カム休止位置として参照される第３の位置の本発明による開閉システムの部分的側面図 カバーが係合した位置として参照される第４の位置の本発明による開閉システムの部分的側面図 開いた位置として参照される第５の位置の本発明による開閉システムの部分的側面図

符号の説明

１０ レーザーイメージング機器
１２ 再封止可能なカートリッジ
１４ 蝶番で固定された装着ドア
１８ ベース
２０ 媒体受けトレー
２２ 可撓性のあるカバー
２４ 接着剤
２６ 底面壁
２８Ａ 前面壁
２８Ｂ 後面壁
２８Ｃ 向かい合う側壁
２８Ｄ 向かい合う側壁
３０Ａ へり部分
３０Ｂ へり部分
３０Ｃ へり部分
３０Ｄ へり部分
３１ 感光性媒体
３２ 突き出たガイド
３４Ａ 足
３４Ｂ 足
３４Ｃ 足
３４Ｄ 足
３５ 検知するくぼみ
３６ 位置決めする凹所
３８ 傾斜表面
４０ 傾斜したエリア
４２ 切り出された部分
４４ 空間の開いた複数の突起
４５ 前方エリア
４６ 細長い穴
５０ 開閉システム
５２ ベース
５４ ローラーシャフト
５６ モーター
５８ 台車
６０ バネ組立品
６２ ピンチローラー
６４ 取り付け金具
６６ シャフト
６８ ローラーリンク
７０ ねじれバネ
７２ カム
７４ ねじれバネ
７５ 回転メカニズム
７６ カム表面
７７ カム収容
７８ 曲がった部分
７９’ 部分
７９” しわ
８０ 長方形のプレート
８１ バネ
８２ 複数のインデント
８３ フレーム
８４ 突起
８５ スライド
８６ ねじ
８８ センサ
８９ 穴を開けられた端
９１ 移動終了センサ
Ｓ１ センサ
Ｓ２ センサ
Ｓ３ センサ
Ｓ４ センサ

Claims (3)

1. トレーと、そのトレーに再封止可能に係合した可撓性のあるカバーとを備えている再封止可能なカートリッジを開閉するシステムであって：
   カートリッジのトレーを受けるベース；
   カートリッジのカバーと係合する手段を備えたローラーシャフト；
   ローラーシャフトに接続され、ローラーシャフトがカートリッジから離れている第１の位置と、ローラーシャフトがカートリッジから離れていない、第１の位置とは異なる第２の位置との間で、カートリッジに相対的にローラーシャフトを位置決めする、位置決め手段；
   第１の回転方向へローラーシャフトを回転させて、ローラーシャフトのまわりにカバーを巻き、これによりトレーから少なくともカバーの一部を取り外すとともに、第２の回転方向へローラーシャフトを回転させ、これによりローラーシャフトからカバーをのばし、これにより再封止可能にカバーをトレーと係合させるモーター；および
   ベースに取り付けられ、ローラーシャフトが上記第２の回転方向へ回転するときに、カバーをローラーシャフトに対して隙間なく維持する方向にローラーシャフトを引っ張る力を供給し、これによりカバーのしわを除去する少なくとも１つの一定の力のバネ
   を備えるシステム。
2. カートリッジから離れているローラーシャフトの上記の第１の位置を感知する第１の場所に位置する第１の感知手段；および
   トレーからカバーの少なくとも一部を取り外されたことを示すローラーシャフトの上記の第２の位置を感知する、第１の場所とは異なる第２の場所に位置する第２の感知手段
   をさらに備える請求項１に記載のシステム。
3. トレーと、そのトレーと再封止可能なように係合した可撓性のあるカバーとを備えている再封止可能なカートリッジを開閉するシステムであって：
   カートリッジのトレーを受けるベース；
   カートリッジのカバーと係合する手段を持ったローラーシャフト；
   第１の回転方向へローラーシャフトを回転させて、ローラーシャフトのまわりにカバーを巻き、これによりトレーからカバーの少なくとも一部を取り外すとともに、第２の回転方向へローラーシャフトを回転させ、これによりローラーシャフトからカバーをのばし、再封止可能にカバーをトレーと係合させるモーター；および
   ローラーシャフトに接続されたカムを有し、カートリッジから離されベースとカバーの中間に配置された第１の位置と、カバーの少なくとも一部を除去する前においてカバーと係合する第２の位置とにローラーシャフトを位置決めする位置決め手段
   を備えるシステム。

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