JP4302935B2

JP4302935B2 - Nominal line

Info

Publication number: JP4302935B2
Application number: JP2002157939A
Authority: JP
Inventors: 文明土屋; 泰裕上田; 靖石塚; 勝則植本
Original assignee: Sanki Engineering Co Ltd; Ashimori Industry Co Ltd; Ashimori Engineering Co Ltd
Current assignee: Sanki Engineering Co Ltd; Ashimori Industry Co Ltd; Ashimori Engineering Co Ltd
Priority date: 2002-05-30
Filing date: 2002-05-30
Publication date: 2009-07-29
Anticipated expiration: 2022-05-30
Also published as: JP2004007859A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下水道管、通信、電力用管等の本管に複数の分岐管が分岐している地中管路内に敷設されるガイド管に挿通され、必要時に容易に通信ケーブルを入線可能にする呼び線及びそれを用いた通信ケーブルとの接続方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
現在、高速・超高速通信のネットワークの構築が進められている中で、その媒体である通信ケーブルの敷設方法には、架空方式と地中埋設方式とがある。地中埋設方式での通信ケーブルの敷設は、架空方式での敷設と比べ、空間環境（地上風景の美観等）を守り、地震や台風などの災害に強いといった特性を有している。特に地中管路のうち下水道管は、本管に接続している分岐管（取付管）が既に各家庭へと導かれており、且つ管内上部は空きスペースとなっており、各家庭へ通信ケーブルを引込むＦＴＴＨ（Fiber To The Home）計画の重要なインフラとして注目を浴びている。
【０００３】
一方、通信ケーブルとして、これまで使用してきたメタルケーブルより格段に性能が優れている光ファイバーケーブルが注目されている。光ファイバーケーブルは、ガラス又はプラスチックの細い繊維からなり、光を情報のキャリアとして使用し、音、映像などの情報をデジタル（１、０の信号）化した信号を送る。光ファイバーケーブルはメタルケーブルと比べて、広帯域、低損失、電磁に対する免疫性、軽量、小型、安全性、機密保持に優れており、数十倍から数百倍以上の情報量を流すことができ、通信媒体として優れた特性を有している。
【０００４】
この光ファイバーケーブルを用いたシステムであるＦＴＴＨ計画では、各家を２００から５００軒位の小ブロックに分割してコントロールすることが考えられており、各ブロックでは公民館、派出所などの公共施設を通信基地とし、各家まで光ファイバーケーブルを敷設することが想定されている。
【０００５】
下水道管を使用して各家に光ファイバーケーブルを敷設する場合には、光ファイバーケーブルは下水道本管から分岐管を通り、分岐管終端の分岐管桝（汚水桝、宅地内又は道路上にある）からは地中を掘るなどして各家へと導かれる。
【０００６】
通信基地から地中管路本管内に２４から２００心程度の幹線、又は枝線ケーブル（通信ケーブル）を敷設し、地中管路本管同士を接続しているマンホール等において、接続分岐ボックスにより各家まで敷設するための２から４心程度（集合住宅はそれ以上）の引き込みケーブル（通信ケーブル）を分岐する。そして、マンホール等から引き込みケーブルを本管から分岐管を介して各家にまで敷設する方法が考えられ、全ての家に通信ケーブルを敷設する計画であるが、現実には空き家であったり、当面は敷設を望まない家も生じたりする。従って、各家によって敷設の時期がずれる事態が生じる。
【０００７】
このような背景に鑑み、各家によって通信ケーブルの敷設時期をずらすことができるように、地中管路内に通信ケーブルを敷設する時に、予め通信ケーブルと入れ替えることができる呼び線を敷設し、入線が必要となった場合に、呼び線を通信ケーブルに入れ替える。
【０００８】
この呼び線を通信ケーブルに入れ替え、通信ケーブルを敷設する際の接続部について、特開２０００―２９２６６７号公報に開示されているものがある。このものは、通信ケーブルの先端部シースを除去し、テンションメンバを剥き出しにして、テンションメンバの先端に固定具を嵌合して固定し、固定具と通信ケーブルとの接続部のシースで生じる段差を通信ケーブルのシースに熱を加えてテーパー状に成形し、また、固定具の一部分にまでシースが被さるようにする。次に、テーパー状にされた通信ケーブルのシースの部分から固定具の先端根元までを通信ケーブルの直径より小さい径になるようにテープで巻く。このような構成でなる通信ケーブルの接続部を呼び線と繋ぎ、呼び線を引張り出すと呼び線を通信ケーブルに入れ替えることができる。
【０００９】
しかしながら、このような接続部による呼び線と通信ケーブルの入れ替えでは、通信ケーブルに取り付けられる固定具は、屈曲不能であって、通信ケーブルの入線経路に曲管がある場合は、入線が困難となる。また、呼び線を通信ケーブルに入れ替える作業時に万が一固定具等が引っ掛かった場合においても、逆戻りは形状がテーパー状故に不可能である。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前述のような問題点を考慮し、地中管路内の本管及び本管に接続している複数の分岐管内に対して、通信ケーブルの入線経路となるガイド管内に挿通された呼び線において、通信ケーブルの敷設が必要になった時点で確実に通信ケーブルを入線し、又ガイド管が細径で、且つ屈曲している条件下においても入線が可能であり、万が一引っ掛かった場合でも逆戻り可能な呼び線及びそれを用いた通信ケーブルとの接続方法を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための請求項１に記載の呼び線は、地中管路内に敷設されており且つその長手方向と交わる方向に開口した分岐孔が複数形成されたガイド管に、樹脂層で被覆されテンション材である管を内蔵する通信ケーブルと入れ替えるために挿通されると共に、一端が複数の前記分岐孔のいずれか１つを介して前記ガイド管外部に取り出され、他端に通信ケーブルを接続し、前記一端を引張ることにより、ガイド管内に通信ケーブルを敷設することができる呼び線であって、内側に芯糸が挿通されており外側は合計８本以上の皮糸で組まれていると共に、同方向に隣り合う皮糸の太さが倍以上異なっている丸打組物で構成され、通信ケーブルの外径と略同一であり、前記芯糸の径が前記通信ケーブルに内蔵された前記管の外径と略同一であり、前記他端に前記芯糸の一部が除去された空洞部、及び前記皮糸のうちの太糸が除去され細糸だけで構成される巻付部が形成されていることを特徴とするものである。
このような構成によると、ガイド管内に通信ケーブルを挿入することができ、組物であるために引張った時に通信ケーブルを締め付けて強固な接続が可能となる。更に、呼び線と通信ケーブルを入れ替える際に呼び線に加えられる張力を糸全体で受け持つことができ、組物組織の性質から柔軟性を有していることより、小径であっても強度は高く、通信ケーブルの入線時に屈曲し易い特徴がある。また、呼び線と通信ケーブルには、ほとんど段差がなく、正逆方向に移動させることもできることにより、呼び線を通信ケーブルに入れ替える時に万が一引っ掛かったとしても逆戻しが可能となり、再度呼び線を通信ケーブルに入れ替えることが容易に行える。
【００１２】
さらに、芯糸部分を除去してできる空洞部に通信ケーブルを挿入することが可能となり、より強固な接続が可能となる。また、芯糸が残っている部分は、丸打組物に張力が働いても径は細くならず通信ケーブルとの同径を維持し、接続部を含めて段差が生じない。
【００１３】
加えて、丸打組物の外形が凹凸状になり、呼び線を通信ケーブルに入れ替える際の引取り時に、呼び線の表面接触面積が低減され、ガイド管内との接触による摩擦抵抗が減少する。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態の一例を説明する。なお以下の説明において、地中管路は下水道管であるものとして説明するが、特に管路系や管種を限定するものではない。
【００１８】
図１は、通信ケーブルを敷設するマンホール２，３間に設けられた地中管路１を示している。このマンホール２，３間に他のマンホールが設けられていてもよく、マンホールが通信基地であっても、本発明は同様に適用が可能である。図１において、マンホール２，３間には、ａ、ｂ、・・ｊの各家庭に相当する複数の分岐管A、Ｂ、・・Ｊが設けられている。
【００１９】
図２は、図１のＩ−Ｉ線断面図を示すものである。図２において、１は下水道管の本管であり、マンホール２と他のマンホール３との間に配管されている。そしてその本管１の上部側から、分岐管口６，７において分岐管４，５（図1におけるＡ〜Ｊのいずれかに相当）が分岐し、当該分岐管４，５は各家庭（図1におけるａ、ｂ、・・ｊに相当）毎の分岐管端部である分岐管桝８，９にまで接続されている。
【００２０】
一般に本管１は道路に沿って深さ数ｍの位置に敷設されており、当該本管１の斜め側上部に分岐管口６，７が形成され、分岐管４，５は分岐管口６，７から分岐管桝８，９に接続されている。
【００２１】
図１に示すように、本実施形態例における地中管路は、本管１からは分岐管Ａ〜Ｊが図上方側にａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅが、図下方側にｆ、ｇ、ｈ、ｉ、ｊに位置する各家庭に向かってそれぞれ計１０本分岐している。そして、本実施形態例では、ｂ、ｅ、ｊに位置する３軒の家にのみ通信ケーブルの敷設を行い、他のａ、ｃ、ｄ、ｆ、ｇ、ｈ、ｉに位置する家には通信ケーブルを敷設しないものとして説明する。
【００２２】
先ず、本管１内をＴＶカメラ等を使用して、マンホール２，３間の距離、マンホール２から本管１内の各分岐管４，５の分岐口６，７までの距離、分岐管４，５から分岐管桝８，９までの距離、分岐管桝８，９の深さ等を正確に測定する（図２参照）。以上のような調査を実施した後に、通信ケーブルを収納するガイド管を準備する。
【００２３】
ここで本実施形態例においては、通信ケーブルを敷設しない家ａ、ｃ、ｄ、ｆ、ｇ、ｈ、ｉに対しては、将来通信ケーブルを容易に敷設可能とするための呼び線１７を、本管１の各分岐管口付近又は各分岐管桝にまで敷設しておく。
【００２４】
本発明に用いられるガイド管の一例を図３に示す。ガイド管１１は図３に示す形状が、特に本発明において好適である。ガイド管１１はポリエチレン等の樹脂製が軽量かつ耐薬品性から好ましいが、その他の素材でも地中管路の種別によっては選定可能である。
【００２５】
ガイド管１１は、図３に示すように、外管１２と、左右に延びる仕切り板１３を有する内管１４とで構成された二重構造のパイプとなっている。内管１４内は、本管１を通る通信ケーブルの幹線、又は幹線用呼び線を通すための通路となる。内管１４の外周の両側には、左右に延びる二枚の仕切り板１３ａ、１３ｂ、１３ｃ、１３ｄがついており、外管１２と内管１４との空間を上下に仕切っている。外管１２は、複数の通信ケーブル又は呼び線を並列に配置できるように断面が略楕円形の中空管となっている。なお、ガイド管１１を本管１の上部に設置するためのテンションメンバ１５が、ガイド管１１内に挿通されている。
【００２６】
この仕切り板１３ａ、１３ｂ、１３ｃ、１３ｄに囲まれた６カ所の空間が通信ケーブル（引き込みケーブル）１６、又は呼び線１７を通すための通路となる。なお、通信ケーブル１６と呼び線１７とは略等しい太さのものを使用することが好ましい。これによって、呼び線１７を通信ケーブル１６に入れ替えたときに、通信ケーブル１６の位置ずれが生じたりすることがなくなる。又、通信ケーブル１６を引き込む際に無理な引き込み力が作用しないため、通信ケーブル１６の断線等も防止することができる。
【００２７】
通信ケーブル１６は、内部にテンション材としてステンレス管を有しており、そのステンレス管の中に4心の光ファイバーが通されており、外面がポリエチレン樹脂で被覆された太さが５mm前後のケーブルが本実施形態例において、好適に使用できる。なお、通信ケーブル１６には、４心型のもの以外に、２心型やその他の形式のものも使用可能である。
【００２８】
呼び線１７は、図４に示すように内部に芯糸３３が挿通され、皮糸による丸打組物３０で構成され、通信ケーブル１６の外径と略等しい外径を有するものである。前述の丸打組物３０の外側は、皮糸３１と皮糸３２とより構成されており、皮糸３１には、ポリプロピレンでなるフィラメント７６０Ｔを２本引き揃えて撚りをかけ、その撚りをかけたものを６本引き揃えたもの４本を使用し、皮糸３２には、ポリプロピレンでなるフィラメント７６０Ｔを２本引き揃え撚りをかけたもの４本を使用することで、同方向に隣り合う皮糸３１と皮糸３２の太さが倍以上異なるようにして丸打組物３０へと組まれたものを本実施形態例で使用する。このように、皮糸３１と皮糸３２の太さが倍以上異なるものより構成された丸打組物３０は、表面が凹凸状となり通信ケーブル１６と入れ替える際の呼び線１７の引き取り時に呼び線１７の表面接触面積が低減され、ガイド管内との接触抵抗が減少する。また、呼び線１７の丸打組物３０は、呼び線１７と通信ケーブル１６を入れ替える際に呼び線１７に加えられる張力を皮糸全体で受け持つことができる。
【００２９】
また、丸打組物３０を構成している皮糸は、８本以上で組まれ、好ましくは、８、１２、１６本で組まれるものである。皮糸が８本以下では、丸打組物として製造することができず、皮糸も１種類しか使用できないので、芯糸が挿通できず、表面を凹凸状とすることもできない等、本実施形態例の呼び線１７の効果が薄れてしまう。また、１８本以上では、呼び線１７の上面の凹凸がなだらかになりすぎるので逆に接触抵抗が増大すると共に、製造スピードも遅くなって高価なものとなる。
【００３０】
皮糸３１と皮糸３２との材質には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン等があり、いずれでも使用することができる。また、芯糸３３の材質にも同様のものを使用することができ、本実施形態例では、芯糸３３にポリプロピレンでなるフィラメント３３００Ｔを６本引き揃えたものを使用する。芯糸３３が内部に挿通されている丸打組物３０は、張力が働いても径が細くならず、通信ケーブル１６との入れ替え作業時でも丸打組物３０の径が細くなることがなく同径を維持することができる。また、ガイド管が細径で、且つ屈曲している条件下においても、組物組織の性質から柔軟性を有し、小径であっても強度は高く、屈曲し易い特徴を有しているので呼び線１７と通信ケーブル１６の入れ替えが可能となる。なお、芯糸３３が内部にある丸打組物３０に限定するものではなく、丸打組物３０の内部に芯糸３３がなくても使用することができる。
【００３１】
ガイド管１１の外管１２と内管１４の空間の仕切り板１３とによって仕切られた通信ケーブル１６、呼び線１７の各通路の高さは、通信ケーブル１６、呼び線１７の外径の２倍より低くなっている。このような寸法を採用することにより、通信ケーブル１６又は通信ケーブル１６と略同径の呼び線１７を、ガイド管１１内に入線する際に隣接する通信ケーブル等を乗り越えて交差することが無く、ガイド管内部で絡み合って無理な張力が加わったり、許容曲げ半径を超えて通信ケーブル１６が切断することがない。又、幅方向に通信ケーブル１６を並列に複数入線できる構造により、本管１内に設置したときの高さを極力抑えることができるので、例えば、下水道管や雨水管などのように上部に空き空間がある場合には、その箇所に設置することにより、地中管路本来の機能を妨げない。
【００３２】
又、図５に示すように、ガイド管１１には、ガイド管１１が本管１内に引き込まれた状態で、各分岐管口６，７に位置するところから１ｍ程度の所に通信ケーブル１６、呼び線１７をガイド管１１から外部に引き出す分岐孔１８が設けられている。この分岐孔１８は、ガイド管１１の両側面に、ガイド管１１の一端部を基点としてマンホール２から各分岐管口までの長さに相当する位置（前後に１ｍ程度の範囲内）で開口している。分岐孔１８は、地中管路内の調査結果を基に予め、工場等で形成されることが好ましい。分岐孔１８の位置には、分岐管からの流体が分岐孔１８内に流入するおそれがあるので、分岐孔１８を覆う分岐具１９をガイド管１１に取付けることが好ましく、さらに分岐具１９には分岐管４、５内に配置され、通信ケーブル１６を保護する分岐用のガイド管２０が取付けられている。
【００３３】
分岐用ガイド管２０の先端には呼び子と呼ばれる、分岐用ガイド管２０を分岐管桝８、９まで引っ張り出すときに使用する部材２１が脱着不能に取付けられている。これら呼び子２１の形状は、フック状、リング状など種々の形状が採用可能である。また、図５に示すように呼び線１７先端を直接引っ掛けたり、掴んだりすることが可能な形状２２に加工しても構わない。
【００３４】
以上のような構成で、本管１内及びガイド管１１の敷設と同時に通信ケーブル１６の敷設を希望するｂ、ｅ、ｊの各家庭に通ずる分岐管Ｂ，Ｅ，Ｊには、呼び線１７と通信ケーブル１６を入れ替えて敷設すると共に、その他のａ、ｃ、ｄ、ｆ、ｇ、ｈ、ｉの通信ケーブル１６の敷設を希望しない家庭には、呼び線１７の敷設で止めておく。将来、これら、ａ、ｃ、ｄ、ｆ、ｇ、ｈ、ｉの家庭のうち、通信ケーブル１６の敷設を希望する家庭が現れたときには、各分岐管Ａ，Ｃ，Ｄ，Ｆ，Ｇ，Ｈ，Ｉの分岐管口若しくは分岐管端部である分岐管桝まで敷設している呼び線１７を通信ケーブル１６に入れ替えることによって、通信ケーブル１６を敷設することが可能である。
【００３５】
通信ケーブル１６に入れ替えるときは、マンホール２側に位置する通信ケーブル１６の敷設を希望する家庭の分岐管に敷設されている呼び線１７の一端に通信ケーブル１６を接続する。通信ケーブル１６と呼び線１７との接続方法としては、通信ケーブル１６のポリエチレンで被覆された外面を通信ケーブル１６の一端部から６０ｍｍの位置までカッターナイフ等で剥き、通信ケーブル内のステンレス管を剥き出す。その剥き出されたステンレス管の先端部をヤスリ等で丸く仕上げる。このステンレス管の先端部を丸く仕上げる理由としては、呼び線１７の丸打組物内にステンレス管の先端部を挿入した際、又は、挿入後の呼び線１７を通信ケーブル１６に入れ替える作業時に丸打組物３０の皮糸とステンレス管の先端部が擦れて丸打組物３０の皮糸が擦り切れる可能性がある。次に、ステンレス管の先端部の穴を接着剤等で塞ぎ、ステンレス管内に水などが浸入しないように防水処理をする。
【００３６】
通信ケーブル１６に入れ替えるマンホール２側の呼び線１７の一端の汚れをきれいに拭き取り、また、濡れている場合には乾燥させる。この呼び線１７の一端から５０ｍｍのところにビニールテープを巻いた後、ビニールテープの部分までの呼び線１７の丸打組物３０の皮糸３２のみ４本を解き、ビニールテープの根元までの皮糸３１の４本及び芯糸３３をハサミ等でカットし、更に芯糸３３のみを丸打組物３０の先端より８０ｍｍ抜き出してハサミ等でカットする。
【００３７】
次に、前述の通信ケーブル１６の先端部を丸めたステンレス管と、カットした芯糸３３の先端部とを、突き合わせるようにして呼び線１７の丸打組物内に一緒に押し込む。ステンレス管を３０ｍｍ程度、丸打組物内へ押し込んだ後、残りのステンレス管３０ｍｍの外面に瞬間接着剤を塗布して、通信ケーブル１６のステンレス管が見えなくなるまで丸打組物内に挿入し、通信ケーブル１６と呼び線１７を５分間乾燥させて接着する。このように、呼び線内部の芯糸３３を除去してできる空洞部に通信ケーブル１６のステンレス管を挿入することが可能となり、より強固な呼び線１７と通信ケーブル１６との接続が可能となり、更に、呼び線１７の芯糸３３が残っている部分は、呼び線１７に張力が働いても丸打組物３０の径は細くならず通信ケーブル１６と同径を維持し、接続部を含めて段差を生じない。また、呼び線の内部に芯糸が挿通されていない丸打組物の場合であっても、丸打組物内へ通信ケーブルを挿入することができ、組物であるため呼び線を引張った時に通信ケーブルを締め付けて強固な接続が可能となる。
【００３８】
通信ケーブル１６と呼び線１７を接着した後、呼び線１７の丸打組物３０と通信ケーブル１６との境界部から通信ケーブル側に３０ｍｍの位置まで通信ケーブル１６の樹脂層表面に瞬間接着剤を塗布して丸打組物３０のカットしていない皮糸３２の４本を巻き付け、５分間乾燥させて接着する。このように、通信ケーブル１６の樹脂層表面に丸打組物３０のカットしていない皮糸３２の４本を巻き付けて接着することにより、通信ケーブル１６の外径もほとんど変化させずに呼び線１７と通信ケーブル１６とを接続することができ、呼び線１７と通信ケーブル１６との接続部の段差を最小とすることができ、よりスムーズに呼び線１７を通信ケーブル１６に入れ替えることが可能となる。
【００３９】
また、通信ケーブル１６のステンレス管を呼び線１７の丸打組物内に挿入することを限定するものではなく、呼び線１７の皮糸を解き、解かれた皮糸を一部除去した後、呼び線１７の丸打組物３０と通信ケーブル１６とを突合せた状態で残った皮糸を通信ケーブル１６の端部外面に巻き付けて接着することもできる。このように、皮糸の一部を除去することによって通信ケーブル１６の外径をほとんど変化させずに呼び線１７と通信ケーブル１６とを接続することもできる。
【００４０】
マンホール２側の呼び線１７の丸打組物３０の一端より５０ｍｍの部分に巻き付けていたビニールテープを剥がし、呼び線１７の丸打組物３０と通信ケーブル１６との境界部より丸打組物側に６０ｍｍの位置、すなわち、丸打組物内に挿入した通信ケーブル１６のステンレス管の先端部に位置する丸打組物３０の外周部に瞬間接着剤を塗り付け、５分間乾燥させる。この作業によって、丸打組物内から通信ケーブル１６のステンレス管が外部に突き出さないように、丸打組物３０の皮糸のフィラメント間を接着結合させる。なお、これまでに使用した瞬間接着剤は、接着時間が短いために作業上好ましいが、丸打組物３０の皮糸のフィラメント間、丸打組物３０の皮糸と通信ケーブル１６のステンレス管、丸打組物３０の皮糸と通信ケーブル１６の樹脂層とが接着できるものであればどんな種類の接着剤であっても使用できる。
【００４１】
また、図６には、呼び線と通信ケーブルとの接続状態を示す概略図を示しており、以上のような接続方法によって図６に示すような接続状態となり、通信ケーブル１６の外径をほとんど変化させずに呼び線１７と通信ケーブル１６とを接続することができる。
【００４２】
このような接続方法により、呼び線１７と通信ケーブル１６とが接続され、通信ケーブル１６の敷設を希望する家庭の分岐管端部より呼び線１７を引張り出すことにより、呼び線１７を通信ケーブル１６に入れ替え、通信ケーブル１６を敷設することができる。
【００４３】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、通信ケーブルの敷設が必要になった時点で、適宜、呼び線と通信ケーブルとを簡易に接続し通信ケーブルを敷設することが可能であり、ガイド管が細径で、且つ屈曲している条件下においても通信ケーブルの入線が可能である。また、呼び線を通信ケーブルに入れ替える際に万が一引っ掛かったとしても、逆戻しが可能で再度呼び線を通信ケーブルに入れ替えることが容易に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る地中管路の配置の一例を模式的に示した図である。
【図２】図１におけるI-I線断面図を示す図である。
【図３】本発明に係る地中管路内への通信ケーブル敷設用ガイド管の一実施形態例の断面斜視図である。
【図４】本発明に係る呼び線の概略構成図である。
【図５】本発明に係る地中管路内への通信ケーブル敷設用ガイド管の構成を示す一実施形態例の斜視図である。
【図６】本発明に係る呼び線と通信ケーブルとの接続状態を示す概略図である。
【符号の説明】
１本管
２マンホール
３マンホール
４，５分岐管
６，７分岐管口
８，９分岐管桝
１１ガイド管
１２外管
１３仕切り板
１４内管
１５テンションメンバ
１６通信ケーブル
１７呼び線
１８分岐孔
１９分岐具
２０分岐用ガイド管
２１呼び子
３０丸打組物
３１皮糸（太糸）
３２皮糸（細糸）
３３芯糸[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is inserted into a guide pipe laid in an underground conduit where a plurality of branch pipes are branched into a main pipe such as a sewer pipe, a communication pipe, a power pipe, etc., and a communication cable can be easily inserted when necessary. The present invention relates to a call line and a connection method using a communication cable.
[0002]
[Prior art]
Currently, construction of a high-speed / ultra-high-speed communication network is underway, and there are two methods for laying a communication cable as a medium: an aerial method and an underground method. The communication cable laying in the underground burial method has characteristics such as protecting the spatial environment (aesthetics of the ground landscape, etc.) and being resistant to disasters such as earthquakes and typhoons, compared to the laying method in the aerial method. In particular, sewer pipes in underground pipes have branch pipes (mounting pipes) that are connected to the main pipes already led to homes, and the upper part of the pipes are vacant spaces, so communication with each home is possible. It is attracting attention as an important infrastructure for the FTTH (Fiber To The Home) project that draws in cables.
[0003]
On the other hand, as a communication cable, an optical fiber cable, which has much better performance than a metal cable used so far, has been attracting attention. An optical fiber cable is made of thin fibers of glass or plastic, uses light as an information carrier, and sends a signal obtained by digitalizing information such as sound and video (1, 0 signal). Compared to metal cables, optical fiber cables are superior in broadband, low loss, immunity to electromagnetic waves, light weight, small size, safety, and confidentiality, and can flow information amounts from tens to hundreds of times. It has excellent characteristics as a communication medium.
[0004]
In the FTTH project, which is a system using optical fiber cables, it is considered that each house is divided into 200 to 500 small blocks and controlled. In each block, public facilities such as public halls and dispatch stations are used as communication bases. It is assumed that an optical fiber cable will be laid to each house.
[0005]
When laying an optical fiber cable in each house using a sewer pipe, the optical fiber cable passes from the sewer main pipe to the branch pipe, and from the branch pipe tub (sewage basin, in residential land or on the road) at the end of the branch pipe Is led to each house by digging underground.
[0006]
In a manhole or the like that lays about 24 to 200 cores or branch cables (communication cables) from the communication base into the underground pipe main and connects the underground pipes to each other, Branch cables (communication cables) of about 2 to 4 cores (more than the housing complex) for laying to each house. And, there is a method of laying cables from manholes and so on to each house from the main pipe through branch pipes, and it is planned to lay communication cables in all houses, but in reality it is an empty house or for the time being Some homes do not want to be laid. Therefore, the situation where the laying time shifts by each house arises.
[0007]
In view of such a background, when laying the communication cable in the underground conduit so that the laying time of the communication cable can be shifted by each house, laying a call line that can be replaced in advance with the communication cable, When the incoming line becomes necessary, the call line is replaced with a communication cable.
[0008]
Japanese Patent Laid-Open No. 2000-292667 discloses a connection portion for replacing the call line with a communication cable and laying the communication cable. This is a step that occurs in the sheath of the connecting portion between the fixing tool and the communication cable by removing the sheath at the tip of the communication cable, exposing the tension member, and fitting and fixing the fixing tool to the tip of the tension member. Is formed into a tapered shape by applying heat to the sheath of the communication cable, and the sheath is covered to a part of the fixture. Next, the taper-wrapped portion of the communication cable from the sheath portion to the distal end of the fixture is wound with a tape so as to have a diameter smaller than the diameter of the communication cable. When the connection part of the communication cable having such a configuration is connected to the call line and the call line is pulled out, the call line can be replaced with the communication cable.
[0009]
However, when the call line and the communication cable are exchanged by such a connection portion, the fixture attached to the communication cable is not bendable, and if there is a curved pipe in the communication cable's incoming line, the incoming line becomes difficult. . In addition, even when a fixture or the like is caught during the work of replacing the call line with the communication cable, the reverse return is impossible because the shape is tapered.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
In consideration of the above-described problems, the present invention is inserted into a main pipe in an underground conduit and a plurality of branch pipes connected to the main pipe into a guide pipe serving as a communication cable incoming path. When the laying of the communication cable is necessary, the communication cable is securely inserted, and the cable can be inserted even under the condition that the guide tube has a small diameter and is bent. It is an object of the present invention to provide a call line that can be returned in any case and a connection method with a communication cable using the call line.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The nominal line according to claim 1 for solving the above-mentioned problem is that a resin layer is formed on a guide pipe that is laid in the underground pipe and has a plurality of branch holes that open in a direction intersecting with the longitudinal direction. Is inserted to replace a communication cable containing a tube that is a tension material and is covered with a cable, and one end is taken out of the guide tube through one of the plurality of branch holes, and the other end is connected to the communication cable. , And pulling the one end, it is a nominal line that can lay a communication cable in the guide tube, the core thread is inserted inside, the outside is assembled with a total of 8 or more leather threads together are, thickness of the skin yarns adjacent in the same direction is composed of Maruuchi braid that differs more than doubled, are substantially the same outer diameter of the communication cable and, internal diameter of the core yarn prior Symbol communication cable the outer diameter of the tube is a Hobodo Der is, cavity partially removing the core yarn to the other end, and a winding portion constituted by a thick yarn is removed thin yarn is being formed Rukoto of said skins yarn It is a feature.
According to such a configuration, the communication cable can be inserted into the guide tube, and since it is a braid, the communication cable can be tightened when it is pulled to make a strong connection. Furthermore, the tension applied to the nominal wire when the nominal wire and the communication cable are exchanged can be handled by the entire yarn, and since it has flexibility due to the nature of the braided structure, the strength is high even with a small diameter. There is a feature that it is easy to bend when a communication cable is inserted. In addition, there is almost no step between the call line and the communication cable, and it can be moved in the forward and reverse directions, so that even if the call line is replaced with a communication cable, it can be reversed, and the call line communicates again. It can be easily replaced with a cable.
[0012]
Furthermore , it becomes possible to insert a communication cable into a cavity formed by removing the core yarn portion, and a stronger connection is possible. Further, the portion where the core yarn remains is not reduced in diameter even if tension is applied to the round punched article, and the same diameter as that of the communication cable is maintained, and there is no step including the connection portion.
[0013]
In addition , the outer shape of the round punched structure becomes uneven, and the surface contact area of the nominal line is reduced and the frictional resistance due to contact with the inside of the guide tube is reduced when the nominal line is replaced with the communication cable.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an example of an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following description, the underground pipe line is described as a sewer pipe, but the pipe line system and pipe type are not particularly limited.
[0018]
FIG. 1 shows an underground conduit 1 provided between manholes 2 and 3 for laying communication cables. Other manholes may be provided between the manholes 2 and 3, and the present invention can be similarly applied even if the manhole is a communication base. In FIG. 1, a plurality of branch pipes A, B,... J corresponding to households a, b,.
[0019]
FIG. 2 shows a cross-sectional view taken along the line II of FIG. In FIG. 2, reference numeral 1 denotes a main sewer pipe, which is piped between a manhole 2 and another manhole 3. From the upper side of the main pipe 1, branch pipes 4 and 5 (corresponding to any of A to J in FIG. 1) branch at branch pipe ports 6 and 7, and the branch pipes 4 and 5 are connected to each household (see FIG. 1) (corresponding to a, b,... J in FIG. 1).
[0020]
In general, the main pipe 1 is laid at a depth of several meters along the road, and branch pipe ports 6 and 7 are formed on the oblique upper side of the main pipe 1. 7 are connected to branch pipes 8 and 9.
[0021]
As shown in FIG. 1, the underground pipe in the present embodiment includes branch pipes A to J from the main pipe 1, a, b, c, d, e on the upper side of the figure, f on the lower side of the figure, There are a total of 10 branches toward each home located at g, h, i, j. In this embodiment, communication cables are laid only in three houses located at b, e, and j, and other houses located at a, c, d, f, g, h, and i. A description will be given assuming that no communication cable is installed.
[0022]
First, using a TV camera or the like in the main pipe 1, the distance between the manholes 2 and 3, the distance from the manhole 2 to the branch ports 6 and 7 of the branch pipes 4 and 5 in the main pipe 1, the branch pipe 4 , 5 to the branch pipe rods 8, 9 and the depth of the branch pipe rods 8, 9 are accurately measured (see FIG. 2). After conducting the survey as described above, a guide tube for storing the communication cable is prepared.
[0023]
Here, in the present embodiment, for the houses a, c, d, f, g, h, i in which no communication cable is laid, a call line 17 for easily laying a communication cable in the future is provided. The main pipe 1 is laid near each branch pipe port or up to each branch pipe rod.
[0024]
An example of the guide tube used in the present invention is shown in FIG. The shape of the guide tube 11 shown in FIG. 3 is particularly suitable in the present invention. The guide tube 11 is preferably made of a resin such as polyethylene because of its light weight and chemical resistance, but other materials can be selected depending on the type of underground conduit.
[0025]
As shown in FIG. 3, the guide tube 11 is a double-structured pipe composed of an outer tube 12 and an inner tube 14 having a partition plate 13 extending in the left and right direction. The inside of the inner pipe 14 serves as a passage for passing a trunk line of a communication cable passing through the main pipe 1 or a trunk line for the trunk line. Two partition plates 13 a, 13 b, 13 c, and 13 d that extend to the left and right are attached to both sides of the outer periphery of the inner tube 14, and partition the space between the outer tube 12 and the inner tube 14 in the vertical direction. The outer tube 12 is a hollow tube having a substantially elliptical cross section so that a plurality of communication cables or call wires can be arranged in parallel. A tension member 15 for installing the guide tube 11 on the upper portion of the main tube 1 is inserted into the guide tube 11.
[0026]
Six spaces surrounded by the partition plates 13a, 13b, 13c, and 13d serve as passages for passing the communication cable (retraction cable) 16 or the call wire 17. In addition, it is preferable to use the thing with the thickness with which the communication cable 16 and the nominal line 17 are substantially equal. As a result, when the call line 17 is replaced with the communication cable 16, the communication cable 16 is not displaced. Further, since an excessive pulling force does not act when the communication cable 16 is pulled, disconnection of the communication cable 16 can be prevented.
[0027]
The communication cable 16 has a stainless steel tube as a tension material inside, a four-core optical fiber is passed through the stainless steel tube, and a cable with a thickness of about 5 mm whose outer surface is coated with polyethylene resin. In this embodiment, it can be used suitably. The communication cable 16 can be a two-core type or other types in addition to the four-core type.
[0028]
As shown in FIG. 4, the nominal line 17 has a core thread 33 inserted therein and is formed of a round braid 30 made of leather thread, and has an outer diameter substantially equal to the outer diameter of the communication cable 16. The outside of the round braid 30 is composed of a leather 31 and a leather 32. The leather 31 is twisted by twisting two filaments 760T made of polypropylene. 4 pieces are used, which are made by aligning 6 strands, and for the leather thread 32, two filaments 760T made of polypropylene are stretched and twisted, and then 4 strands are used. In this embodiment, the thread 31 and the skin thread 32 are combined into the round punched structure 30 so that the thicknesses thereof are different by a factor of two or more. In this way, the round punching assembly 30 composed of the leather 31 and the leather 32 having a thickness that is twice or more different from each other has a concavo-convex surface and is used for picking up the nominal line 17 when replacing the communication cable 16. The surface contact area of 17 is reduced, and the contact resistance with the guide tube is reduced. The round braid 30 of the call wire 17 can handle the tension applied to the call wire 17 when the call wire 17 and the communication cable 16 are replaced by the whole leather.
[0029]
Moreover, the leather thread which comprises the round punching thing 30 is assembled by 8 or more, Preferably, it is assembled by 8, 12, 16 pieces. If the number of leather yarns is 8 or less, it cannot be manufactured as a round braided product, and only one type of leather yarn can be used, so that the core yarn cannot be inserted and the surface cannot be made uneven. The effect of the call line 17 in the embodiment is diminished. On the other hand, when the number is 18 or more, the unevenness on the upper surface of the nominal line 17 becomes too smooth, and conversely, the contact resistance increases and the manufacturing speed is also slowed and expensive.
[0030]
The material of the leather thread 31 and the leather thread 32 includes polyethylene, polypropylene, nylon, and the like, and any of them can be used. Also, the same material can be used for the core yarn 33. In this embodiment, the core yarn 33 is made by aligning six filaments 3300T made of polypropylene. The round punched article 30 in which the core yarn 33 is inserted does not decrease in diameter even when tension is applied, and the diameter of the round punched article 30 does not decrease even during the replacement work with the communication cable 16. The same diameter can be maintained. In addition, even under conditions where the guide tube has a small diameter and is bent, it has flexibility due to the nature of the braided tissue, and since it has a small strength, it has high strength and is easy to bend. The call line 17 and the communication cable 16 can be replaced. In addition, it is not limited to the round punched product 30 in which the core yarn 33 is inside, and can be used even if the core yarn 33 is not in the round punched product 30.
[0031]
The height of each passage of the communication cable 16 and the call line 17 partitioned by the outer pipe 12 of the guide pipe 11 and the partition plate 13 of the space of the inner pipe 14 is twice the outer diameter of the communication cable 16 and the call line 17. It is lower. By adopting such dimensions, the communication cable 16 or the call wire 17 having substantially the same diameter as the communication cable 16 does not cross over the adjacent communication cable when entering the guide tube 11, The communication cable 16 is not entangled inside the guide tube and excessive tension is applied, or the communication cable 16 is not cut beyond the allowable bending radius. In addition, the structure in which a plurality of communication cables 16 can be connected in parallel in the width direction can suppress the height when installed in the main pipe 1 as much as possible. For example, an empty space in the upper part such as a sewer pipe or a rainwater pipe. If there is, there is no hindrance to the original function of the underground conduit by installing it at that location.
[0032]
As shown in FIG. 5, the communication cable 16 is connected to the guide pipe 11 at a position about 1 m from the position at each branch pipe port 6, 7 with the guide pipe 11 being pulled into the main pipe 1. A branch hole 18 is provided for drawing the nominal line 17 from the guide tube 11 to the outside. The branch holes 18 are opened on both side surfaces of the guide tube 11 at positions corresponding to the length from the manhole 2 to each branch tube port (within a range of about 1 m in the front and rear directions) with one end of the guide tube 11 as a base point. ing. The branch hole 18 is preferably formed in advance in a factory or the like based on the investigation result in the underground pipeline. Since the fluid from the branch pipe may flow into the branch hole 18 at the position of the branch hole 18, it is preferable to attach a branch tool 19 covering the branch hole 18 to the guide pipe 11. A branch guide pipe 20 is installed in the branch pipes 4 and 5 and protects the communication cable 16.
[0033]
A member 21 used to pull out the branching guide tube 20 to the branch pipe rods 8 and 9 is attached to the tip of the branching guide tube 20 so as not to be removable. Various shapes such as a hook shape and a ring shape can be adopted as the shape of these callers 21. Moreover, as shown in FIG. 5, you may process into the shape 22 which can be directly hooked or grabbed the front-end | tip of the call wire 17. As shown in FIG.
[0034]
With the configuration as described above, the branch line B, E, J that leads to the homes b, e, j for which the communication cable 16 is desired to be installed at the same time as the main pipe 1 and the guide pipe 11 is connected to the call line 17. And the communication cable 16 are replaced and installed, and the call line 17 is stopped for other households that do not wish to install the communication cables 16 of a, c, d, f, g, h, i. In the future, when one of the households a, c, d, f, g, h, i that wishes to install the communication cable 16 appears, each branch pipe A, C, D, F, G, H The communication cable 16 can be laid by replacing the call line 17 laid up to the branch pipe port of the I, I or the branch pipe end which is the end of the branch pipe with the communication cable 16.
[0035]
When the communication cable 16 is replaced, the communication cable 16 is connected to one end of a call line 17 laid on a branch pipe in a home where the communication cable 16 located on the manhole 2 side is desired. As a method for connecting the communication cable 16 and the nominal line 17, the outer surface of the communication cable 16 covered with polyethylene is peeled off from one end of the communication cable 16 to a position of 60 mm with a cutter knife or the like, and the stainless steel tube in the communication cable is peeled off. put out. The tip of the exposed stainless steel tube is rounded with a file or the like. The reason why the tip of the stainless steel tube is rounded is that when the tip of the stainless steel tube is inserted into the round wire assembly of the nominal wire 17, or when the nominal wire 17 after the insertion is replaced with the communication cable 16, it is round. There is a possibility that the skin of the braided product 30 and the tip of the stainless steel tube rub against each other and the leather of the round braided product 30 may be worn out. Next, the hole at the tip of the stainless steel tube is closed with an adhesive or the like, and waterproofing is performed so that water or the like does not enter the stainless steel tube.
[0036]
The dirt on one end of the nominal line 17 on the manhole 2 side to be replaced with the communication cable 16 is wiped clean, and if it is wet, it is dried. After winding the vinyl tape around 50 mm from one end of the nominal line 17, loosen only the four threads 32 of the round punched article 30 of the nominal line 17 up to the vinyl tape part, and peel to the base of the vinyl tape. Four of the yarns 31 and the core yarn 33 are cut with scissors or the like, and only the core yarn 33 is extracted 80 mm from the tip of the round punched article 30 and cut with scissors or the like.
[0037]
Next, the stainless steel tube having the rounded tip end of the communication cable 16 and the tip end portion of the cut core yarn 33 are pushed together into the round braided article of the call wire 17 so as to abut each other. After pushing the stainless steel pipe about 30mm into the round braid, apply instantaneous adhesive to the outer surface of the remaining stainless steel pipe 30mm and insert it into the round braid until the stainless steel pipe of the communication cable 16 is not visible. The communication cable 16 and the call wire 17 are dried and bonded for 5 minutes. Thus, it becomes possible to insert the stainless steel tube of the communication cable 16 into the cavity formed by removing the core yarn 33 inside the nominal line, and the stronger connection between the nominal line 17 and the communication cable 16 becomes possible. Further, in the portion where the core yarn 33 of the nominal wire 17 remains, even if tension is applied to the nominal wire 17, the diameter of the round braid 30 is not reduced, and the same diameter as that of the communication cable 16 is maintained. No difference in level. In addition, even in the case of a round punched structure in which the core yarn is not inserted into the inside of the nominal line, the communication cable can be inserted into the round punched structure and the nominal line is pulled because it is a braided article. Sometimes a tight connection is possible by tightening the communication cable.
[0038]
After the communication cable 16 and the call wire 17 are bonded, an instantaneous adhesive is applied to the surface of the resin layer of the communication cable 16 from the boundary between the round braid 30 of the call wire 17 and the communication cable 16 to a position of 30 mm on the communication cable side. It is coated and wound with four uncut leather threads 32 of the round punched product 30, dried for 5 minutes and bonded. Thus, by winding and bonding four uncut leather threads 32 of the round braid 30 on the surface of the resin layer of the communication cable 16, the outer diameter of the communication cable 16 is hardly changed and the nominal line is changed. 17 and the communication cable 16 can be connected, the level difference in the connection portion between the call line 17 and the communication cable 16 can be minimized, and the call line 17 can be replaced with the communication cable 16 more smoothly. Become.
[0039]
In addition, it is not limited to inserting the stainless steel tube of the communication cable 16 into the round braided article of the call line 17, after unraveling the call line 17 and removing a part of the unraveled leather, It is also possible to wind and bond the remaining yarn in a state in which the round braid 30 of the nominal line 17 and the communication cable 16 are abutted to each other to the outer surface of the end of the communication cable 16. In this way, the call wire 17 and the communication cable 16 can be connected without changing the outer diameter of the communication cable 16 by removing a part of the leather thread.
[0040]
Remove the vinyl tape wound around 50 mm from one end of the round wire 30 of the nominal wire 17 on the manhole 2 side, and round the braid from the boundary between the round wire 30 of the nominal wire 17 and the communication cable 16. The adhesive is applied to the outer periphery of the round braid 30 positioned 60 mm on the side, that is, at the tip of the stainless steel tube of the communication cable 16 inserted into the round braid, and dried for 5 minutes. By this work, the filaments of the thread of the round punched structure 30 are adhesively bonded so that the stainless steel tube of the communication cable 16 does not protrude from the round punched structure. The instant adhesives used so far are preferable in terms of work because the bonding time is short, but between the filaments of the round punched article 30 and between the filaments of the round punched article 30 and the stainless steel tube of the communication cable 16. Any kind of adhesive can be used as long as the thread of the round punched article 30 and the resin layer of the communication cable 16 can be bonded.
[0041]
FIG. 6 is a schematic diagram showing a connection state between the call wire and the communication cable. The connection state as shown in FIG. 6 is obtained by the above connection method, and the outer diameter of the communication cable 16 is almost reduced. The call line 17 and the communication cable 16 can be connected without being changed.
[0042]
With such a connection method, the call wire 17 and the communication cable 16 are connected, and the call wire 17 is pulled from the end of the branch pipe of the home where the communication cable 16 is desired to be laid, whereby the call wire 17 is connected to the communication cable 16. The communication cable 16 can be laid.
[0043]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when it is necessary to lay a communication cable, it is possible to simply connect the call line and the communication cable and to lay the communication cable, and the guide tube has a small diameter. In addition, the communication cable can be inserted even under bending conditions. In addition, even if the call line is replaced with a communication cable, it is possible to reversely return the call line to the communication cable, and it is possible to easily replace the call line with the communication cable.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram schematically showing an example of an arrangement of underground conduits according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line II in FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional perspective view of an embodiment of a guide tube for laying a communication cable in an underground conduit according to the present invention.
FIG. 4 is a schematic configuration diagram of a nominal line according to the present invention.
FIG. 5 is a perspective view of an embodiment showing a configuration of a guide tube for laying a communication cable in an underground conduit according to the present invention.
FIG. 6 is a schematic view showing a connection state between a call line and a communication cable according to the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Main pipe 2 Manhole 3 Manhole 4, 5 Branch pipe 6, 7 Branch pipe port 8, 9 Branch pipe rod 11 Guide pipe 12 Outer pipe 13 Partition plate 14 Inner pipe 15 Tension member 16 Communication cable 17 Nominal line 18 Branch hole 19 Branch Tool 20 Guide pipe 21 for branching Nobuko 30 Round punching assembly 31 Leather thread (thick thread)
32 Leather thread (fine thread)
33 core yarn

Claims

To replace a communication cable containing a pipe that is covered with a resin layer and is a tension material, in a guide pipe that is laid in the underground pipe and has a plurality of branch holes that open in the direction intersecting the longitudinal direction. The one end is taken out of the guide tube through one of the plurality of branch holes, the communication cable is connected to the other end, and the one end is pulled to pull the communication cable into the guide tube. A call line that can be laid,
Core thread is inserted on the inside, and the outside is assembled with a total of 8 or more leather threads. It is almost the same as the outer diameter of the cable,
The diameter of the core yarn is substantially the same as the outer diameter of the tube built in the communication cable;
A hollow portion from which a part of the core yarn is removed and a winding portion formed by removing only the thick yarn from the leather yarn and forming only the thin yarn are formed at the other end. line.