JP4246542B2

JP4246542B2 - Pull-in jig for communication cable entry tube

Info

Publication number: JP4246542B2
Application number: JP2003134203A
Authority: JP
Inventors: 明英飯島; 孝治麻生; 伸康岸部
Original assignee: Sanki Engineering Co Ltd; Ashimori Industry Co Ltd; Ashimori Engineering Co Ltd
Current assignee: Sanki Engineering Co Ltd; Ashimori Industry Co Ltd; Ashimori Engineering Co Ltd
Priority date: 2003-05-13
Filing date: 2003-05-13
Publication date: 2009-04-02
Anticipated expiration: 2023-05-13
Also published as: JP2004343824A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下水道管や通信、電力用管等の地中管路の中に通信ケーブルを敷設する際において、地中管路の本管及び本管に接続している複数の分岐管に対して、必要時に容易に通信ケーブルを入線可能にする地中管路内への通信ケーブル入線用管体を管路内へ引き込む際に使用する通信ケーブル入線用管体の引き込み治具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
現在、国家プロジェクトとして、ＩＴ戦略がうたわれ、その情報伝達手段である高速・超高速ネットワークの構築が急がれている。その媒体である通信ケーブルの敷設方法には、架空方式と地中埋設方式が考えられているが、地中埋設方式での通信ケーブルの敷設は、架空方式での敷設と比べ、空間環境（地上風景の美観等）を守り、地震や台風などの災害に強いといった特性を有している。特に下水道管は、本管に接続している分岐管が既に各家庭へと導かれ、且つ管内上部は空きスペースとなっており、各家庭へ通信ケーブルを引込むＦＴＴＨ（ＦｉｂｅｒＴｏＴｈｅＨｏｍｅ）計画の重要なインフラとして注目を浴びている。
【０００３】
一方、通信ケーブルとしては、これまで使用してきたメタルケーブルより格段に性能が優れている光ファイバーケーブルが注目されている。光ファイバーケーブルは、ガラス又はプラスチックの細い繊維からなり、光を情報のキャリアとして使用し、音、映像などの情報をデジタル（１、０の信号）化した信号を送る。光ファイバーケーブルはメタルケーブルと比べて、広帯域、低損失、電磁に対する免疫性、軽量、小型、安全性、機密保持に優れており、数十倍から数百倍以上の情報量を流すことができ、通信媒体として優れた特性を有している。
【０００４】
この光ファイバーケーブルを用いたシステムであるＦＴＴＨ計画では、各家を２００から５００軒位の小ブロックに分割してコントロールすることが考えられており、各ブロックでは公民館、派出所などの公共施設を通信基地とし、各家まで光ファイバーケーブルを敷設することが想定されている。
【０００５】
下水道管を使用して各家に光ファイバーケーブルを敷設する場合には、光ファイバーケーブルは下水道本管から分岐管を通り、分岐管終端の分岐管桝（汚水桝、宅地内又は道路上にある）からは地中を掘るなどして各家へと導かれる。
【０００６】
通信ケーブルを地中管路内に引き込む際に用いられる治具として、例えば、電線や光ファイバーケーブル等の通信ケーブルを挿通するための管体を地中管路内へ引き込む際、この管体とワイヤー等の牽引手段との間を接続する時に使用する整列具がある（例えば、特許文献1参照。）
【０００７】
また、本出願人らは各家庭に対して通信ケーブルの敷設時期をずらすことが可能な地中管路内への通信ケーブルの敷設方法及びそれに用いられる通信ケーブル入線用管体の発明を提案した（例えば、特許文献２参照。）。この通信ケーブル入線用管体は、地中管路の本管から各家庭に分岐している分岐管に相応する複数本の分岐管用通信ケーブルを入線できるよう、複数の空間部に区画された低密度ポリエチレン製の通信ケーブル入線用管体（ガイド管）（図１１，１２参照）を本管内に引き込んで使用する。
【０００８】
【特許文献１】
特開２０００−１０４８５６号公報
【特許文献２】
特開２００２−２４７７２４号公報
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
この通信ケーブル入線用管体を管路内に引き込むとき、この通信ケーブル入線用管体の先端部と、引き込み用ロープやワイヤーとを接続するのであるが、通信ケーブル入線用管体の壁面は厚さが薄く、またその内部は前述したように複数の通信ケーブルが挿通される空間部が形成されている。このため、特許文献１に開示されているような治具である整列具にこの通信ケーブル入線用管体を結束バンド等で固定しようとしても、通信ケーブル入線用管体の断面形状が撓んでしまって、結束バンドの締め付け力が十分に伝わらず、上手く緊締できないという問題がある。さらに、通信ケーブル入線用管体は、リールに巻き取られて保管されている為、巻き癖がついており、引き込み時にねじれが発生するが、このねじれを整列具で抑えるのは困難である。
【００１０】
本発明はこれらの点を鑑みてなされたもので、このような通信ケーブル入線用管体を引き込み用のロープと確実に接続することができ、スムーズに管路内に引き込むことが可能な通信ケーブル入線用管体の引き込み治具を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の請求項１に記載の通信ケーブル入線用管体の引き込み治具は、地中管路内を走行するための走行部材と、前記走行部材に固定された、通信ケーブル入線用管体を内挿可能な通路を有し、前記通路に内挿した通信ケーブル入線用管体を圧接する部材を備えた把持部材と、前記通信ケーブル入線用管体に設けられている空間部の中に嵌挿される棒状の嵌挿部材と、を備えてなり、
前記通信ケーブル入線用管体の前記空間部は、前記通信ケーブル入線用管体の幅方向中央部に形成された第１空間部と、この第１空間部の前記幅方向両側に位置する第２空間部とを含んでおり、前記嵌挿部材が前記第１空間部の中に嵌挿された状態で、前記圧接部材が前記幅方向と直交する方向から前記通信ケーブル入線用管体を圧接することを特徴とするものである。
【００１２】
このような構成によると、通信ケーブル入線用管体の通信ケーブルが挿通する空間部に嵌挿部材を嵌挿して、把持部材で圧接した際に、通信ケーブル入線用管体が把持部材からの締め付け圧力によって変形することが抑制される。また、把持部材の圧接力が十分に伝わるため、通信ケーブル入線用管体を引き込み治具へ確実に固定することできる。加えて、引き込み治具の構造が単純で、部品数が少なく、通信ケーブル入線用管体の引き込み治具への取付作業性も向上する。
【００１３】
また、請求項２に記載の通信ケーブル入線用管体の引き込み治具は、請求項１において、前記走行部材の略中央底部に、錘が取り付けられ、この錘の上に前記把持部材が固定されているものである。
【００１４】
このような構成によると、引き込み作業中に引き込み治具の走行が安定し、転倒しにくくなり、通信ケーブル入線用管体の捩れを抑制することが可能となる。また、通信ケーブル入線用管体に巻き癖がついていて先端部が反っているような場合であっても、引き込み治具の重量によってその反りがある程度修正される。
【００１５】
また、請求項３に記載の通信ケーブル入線用管体の引き込み治具は、請求項１または２において、前記地中管路が下水道管路であり、前記走行部材の先端部が、上方に開口し、且つ、船首状に絞られた形状になっているものである。
【００１６】
このような構成によると、走行部材の先端部がカバーされた状態となり、管路内に水が若干残った状態で引き込み治具を引き込んでも、通信ケーブル入線用管体の内部に水が入らなくなる。さらに、管路底面に凹凸が存在しても、走行部材の先端部が引っかかったりせず、容易に引き込むことができる。
【００１７】
また、請求項４に記載の通信ケーブル入線用管体の引き込み治具は、請求項1乃至３のいずれかにおいて、前記圧接部材がボルトであるものである。
【００１８】
このような構成によると、ボルトを締め付けるだけで簡単に通信ケーブル入線用管体を、引き込み治具に、確実に把持することが可能となる。
【００１９】
また、請求項５に記載の通信ケーブル入線用管体の引き込み治具は、請求項１乃至４のいずれかにおいて、前記通信ケーブル入線用管体の先端から、前記空間部内に挿通された線材の余長部分が飛び出しており、前記走行部材先端部と前記把持部材の間に、前記飛び出した線材の余長部分をするための空間が設けられている。
【００２０】
このような構成によると、通信ケーブル入線用管体の先端部から出ている呼び線やテンションメンバーの余長部分を治具に収納することができるので、通信ケーブル入線用管体引き込み作業中に呼び線やテンションメンバーを損傷することがなく、また管路内に引っかかることもない。
また、請求項６に記載の通信ケーブル入線用管体の引き込み治具は、請求項１乃至５のいずれかにおいて、前記走行部材の底部は、前記地中管路の底面の曲面に沿うように湾曲している。
【００２１】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明においては、管路として下水道管を想定しているが、本発明において管路は、必ずしも下水道管に限定されず、既設の管路であれば、例えば鋼管を用いたガス管路、鋳鉄管を用いた水道管路、その他に樋管などの農業用水管路、雨水管路、電力ケーブル管路等、あらゆる管路に適用可能である。また、通信ケーブルを敷設する地中管路の区画にマンホールが設けられていない場合には、立抗を形成して本発明を実施し、さらに地上配管の場合では、管端末の壁面を利用することが可能である。
【００２２】
図１は、本発明に係る通信ケーブル入線用管体（以下、ガイド管という。）（図１１参照）の地中管路内への引き込み治具の実施形態の一例の斜視図である。図１において、引き込み治具１は、地中管路内を走行するための走行部材２と、走行部材２の略中央部に固定された、ガイド管を内挿可能な通路３を有し、通路３に内挿したガイド管を圧接する部材を備えた把持部材４と、ガイド管に設けられている通信ケーブルが挿通する空間部の中に嵌挿される嵌挿部材５と、で構成されている。図２は、この引き込み治具１の平面図、正面図、底面図、左右側面図を示す図である。さらに、図６は本発明に係る実施形態の他の例の斜視図である。
【００２３】
走行部材２はソリ状の部材で、その材質は、特に限定されるものではないが、例えば、硬質塩化ビニル等の樹脂製のものが軽量で、作業性に優れるために好ましい。走行部材２の底部６は、管路底面の曲面に沿うように湾曲している。また、走行部材２の先端部は、図６に示すように、断面が略半円状のように、開口しているものであっても良いが、図１に示すように船首状に絞られた形状であることが好ましい。これによって、管路内に水が若干残った状態でガイド管３１を引き込んでも、ガイド管３１の先端部がカバーされて、ガイド管３１の内部に水が入らなくなる。さらに、管路底面に凹凸が存在しても、ガイド管３１先端部が引っかかったりせず、容易に引き込むことが可能となる。
【００２４】
走行部材２の略中央底部には、走行部材２の長さ方向に配置された金属製の板状の錘７が固定されている。そして、この錘７の上に、把持部材４が固定されている。この錘７を取り付けておくことで、引き込み作業中にこの引き込み治具１が転倒しにくくなるので、ガイド管３１がねじれるのを抑制することができる。また、ガイド管３１に巻き癖がついていて先端部が反っているような場合であっても、引き込み治具１の重量によってその反りがある程度修正される。
【００２５】
把持部材４は、断面形状が略長方形の角筒部材で、ガイド管３１を挿入できるように通路３が形成されている。そして、この把持部材４の上面には、ボルト孔が設けられており、ガイド管３１を圧接する圧接部材としてボルト８が螺合されている。
【００２６】
走行部材２の先端部と把持部材4との間には、空間９が形成されている。これによって、ガイド管３１引き込み作業時に、ガイド管３１先端部から出ている呼び線３７やテンションメンバー４０をまとめて載置することが可能となり、これら呼び線３７やテンションメンバー４０を損傷することがなく、また管路内にこれら呼び線３７やテンションメンバー４０が引っかかることもない。なお、引き込み治具１の先端部が船首状でない別形態の場合のものであっても、図７に示すように、空間９に、同様に呼び線３７やテンションメンバー４０をまとめて載置しておくことができる。
【００２７】
走行部材２の先端部には、ガイド管の空間部に挿通する棒状の嵌挿部材５と、引き込み治具１と引き込み用ロープ（牽引索）とを接続する為のよりもどし１１がワイヤー１２を介して接続されている。嵌挿部材５は、ガイド管の空間部の形状に合わせて角柱状、円柱状のものを適宜使用することができ、また、ガイド管空間部の数、必要な圧接力に応じて複数個設けることができる。
【００２８】
次に、前述のガイド管の引き込み治具１を用いた通信ケーブルの敷設方法について説明する。
【００２９】
図８は、通信ケーブルを敷設するマンホール２１，２２間に設けられた地中管路２０を示している。このマンホール２１，２２間に他のマンホールが設けられていてもよく、マンホールが通信基地であっても、本発明は同様に適用が可能である。図８において、マンホール２１，２２間には、ａ、ｂ、・・ｊの各家庭に相当する複数の分岐管A、Ｂ、・・Ｊが設けられている。
【００３０】
図９は、図８のＩ−Ｉ線断面図を示すものである。図９において、２０は下水道管の本管であり、マンホール２１と他のマンホール２２との間に配管されている。そしてその本管２０の上部側から、分岐管口２３，２４において分岐管２５，２６（図８におけるＡ〜Ｊのいずれかに相当）が分岐し、これら分岐管２５，２６は各家庭（図８におけるａ、ｂ、・・ｊに相当）毎の分岐管端部である分岐管桝２７，２８にまで接続されている。
【００３１】
一般に本管２０は道路に沿って深さ数mの位置に敷設されており、図１０に示すように本管２０の斜め側上部に分岐管口２３，２４が形成され、分岐管２５，２６は分岐管口２３，２４から急角度で上昇した後、地表近くで角度を変え、緩角度で分岐管桝２７，２８に接続されている。
【００３２】
図８に示すように、本実施形態例における地中管路は、本管２０からは分岐管Ａ〜Ｊが図上方側にａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅが、図下方側にｆ、ｇ、ｈ、ｉ、ｊに位置する各家庭に向かってそれぞれ計１０本分岐している。そして、本実施形態例では、ｂ、ｅ、ｊに位置する３軒の家にのみ通信ケーブルの敷設を行い、他のａ、ｃ、ｄ、ｆ、ｇ、ｈ、ｉに位置する家には通信ケーブルを敷設しないものとして説明する。
【００３３】
先ず、本管２０内をＴＶカメラ等を使用して、マンホール２１，２２間の距離、マンホール２１から本管２０内の各分岐管２５，２６の分岐管口２３，２４までの距離、分岐管２５，２６から分岐管桝２７，２８までの距離、分岐管桝２７，２８の深さ等を正確に測定する（図９参照）。以上のような調査を実施した後に、通信ケーブルを収納するガイド管を準備する。
【００３４】
ここで本実施形態例においては、通信ケーブルを敷設しない家ａ、ｃ、ｄ、ｆ、ｇ、ｈ、ｉに対しては、将来通信ケーブルを容易に敷設可能とするために、後述するプラスチックチューブやロープ状物からなる呼び線を、本管２０の各分岐管口付近又は各分岐管桝にまで敷設しておくこととなる。
【００３５】
本発明に用いられるガイド管３１の一例を図１１に示す。ガイド管３１は図１１に示す形状が、特に本発明において好適である。ガイド管３１はポリエチレン等の樹脂製が軽量かつ耐薬品性から好ましいが、その材質は、特に限定されるものではなく、地中管路の種別にあわせ適宜選択することができる。
【００３６】
ガイド管３１は、図１１に示すように、外管３２と、左右に延びる仕切り板３３を有する内管３４とで構成された二重構造のパイプとなっている。内管３４内は、本管２０を通る通信ケーブルの幹線、又は幹線用呼び線を通すための通路となる。内管３４の外周の両側には、左右に延びる二枚の仕切り板３３ａ、３３ｂ、３３ｃ、３３ｄがついており、外管３２と内管３４との空間を上下に仕切っている。外管３２は、複数の通信ケーブル又は呼び線を並列に配置できるように断面が略楕円形の中空管となっている。
【００３７】
この仕切り板３３ａ、３３ｂ、３３ｃ、３３ｄに囲まれた6カ所の空間部３５ａ，３５ｂ，３５ｃ，３５ｄ，３５ｅ，３５ｆが通信ケーブル３６、又は呼び線３７を通すための通路となる。なお、通信ケーブル３６と呼び線３７とは略等しい太さのものを使用することが好ましい。これによって、呼び線３７と通信ケーブル３６とを入れ替えたときに、通信ケーブル３６の位置ずれが生じたりすることがなくなる。又、通信ケーブル３６を引き込む際に無理な引き込み力が作用しないため、通信ケーブル３６の断線等も防止することができる。通信ケーブル３６は、ステンレス管の中に４心の光ファイバーが通されており、外面がポリエチレンで被覆された太さが５ｍｍ前後のケーブルが本実施形態例において、好適に使用できる。又、呼び線３７としては、通信ケーブル３６の外径と略等しい外径を有する、ポリプロピレン繊維からなる丸打組物や、ウレタン製のチューブが好適に使用できる。ここで、本実施形態例において、通信ケーブル３６と呼び線３７の接続法であるが、突き合わせて金属リングなどでかしめてもよいし、通信ケーブルの被膜と呼び線の材質がプラスチック製同士で、かつ呼び線がチューブ状ならば、呼び線内部に通信ケーブルの先端を適当長さ挿入して重なり部分を形成し、その部分を外面から熱圧着や誘電により圧着して、重なり部分のプラスチックを溶かしながら潰し、ほぼ段差の生じない形状とすることも可能である。なお、通信ケーブル３６には、４心型のもの以外に、２心型やその他の形式のものも使用可能である。
【００３８】
ガイド管３１の外管３２と内管３４の空間３５の仕切り板３３によって仕切られた通信ケーブル３６、呼び線３７の各通路３５の高さは、通信ケーブル３６、呼び線３７の外径の２倍より低くなっている。このような寸法を採用することにより、通信ケーブル３６又は通信ケーブル３６と略同径の呼び線３７を、ガイド管３１内に入線する際に隣接する通信ケーブル等を乗り越えて交差することが無く、ガイド管内部で絡み合って無理な張力が加わったり、許容曲げ半径を超えて通信ケーブルが切断することがない。又、幅方向に通信ケーブル３６を並列に複数入線できる構造により、本管２０内に設置したときの高さを極力抑えることができるので、例えば、下水道管や雨水管などのように上部に空き空間がある場合には、その箇所に設置することにより、地中管路本来の機能を妨げない。
【００３９】
また、図１１に示すように、ガイド管３１には、ガイド管３１が本管２０内に引き込まれた状態で、各分岐管口２３，２４に位置するところから１ｍ程度の所に通信ケーブル３６、呼び線３７をガイド管３１から外部に引き出す分岐孔３８が設けられている。この分岐孔３８は、ガイド管３１の両側面に、ガイド管３１の一端部を基点としてマンホール２１から各分岐管口までの長さに相当する位置（前後に１ｍ程度の範囲内）で開口している。分岐孔３８は、地中管路２０内の調査結果を基に予め、工場等で形成されることが好ましい。
【００４０】
この分岐孔３８から取り出される通信ケーブル３６及び／又は呼び線３７は、例えば、マンホール２１に接続している本管２０の一端部から図８における分岐管Ａの分岐管口までの距離が１ｍであったとすると、分岐孔３８も又ガイド管３１の一端部より１ｍ程度の位置に開口し、この分岐孔３８から分岐管用通信ケーブル３６や呼び線３７を取り出すのである。
【００４１】
分岐孔３８の周りには、分岐具を取り付けておき、この分岐具を介して分岐管用ガイド管をガイド管に固定する。分岐孔３８から取り出された通信ケーブル３６、呼び線３７は、分岐具及び分岐管用ガイド管の中を通ってガイド管３１の外部へ引き出される。分岐管用ガイド管の先端には呼び子と呼ばれる、部材３９が取付けられている。この呼び子３９の形状は、フック状、リング状など種々の形状が採用可能である。図１１において、呼び子３９は１ｍｍ程度の太さのワイヤーを手鞠状に組合わせたφ１００ｍｍ程度の球状である。
【００４２】
さらに本実施形態例においては、以下に説明するように、ガイド管３１内で通信ケーブル３６同士、呼び線３７同士、または通信ケーブル３６と呼び線３７とが絡まないようにするため、通信ケーブル３６及び呼び線３７をガイド管３１内に入線する場所が、本管２０から、ａ，ｂ，・・・ｊに位置する各家庭へと延びる分岐管Ａ〜Ｊの形成状況と関わり合って規則的な入線法則にしたがって配置されている。
【００４３】
また、図１１中、黒く塗りつぶした部分はテンションメンバー４０を示している。また、ガイド管３１の内管３４及び仕切り板３３によって区画された最下部の空間３５ｅ，３５ｄには１〜２ｍｍ程度のワイヤーやテグス、モノフィラメント糸などの細線４１が通線している。これらテンションメンバー４０及び細線４１は、ガイド管３１全長に通線されている。テンションメンバー４０には、ポリパラフェニレンベンソヒスオキサゾール（ＰＢＯ）繊維、アラミド繊維、炭素繊維、金属繊維、ガラス繊維などの高強度低伸度性繊維よりなる、ロープ、紐、ベルトなどの長尺体や、ステンレスワイヤーなどを使用することができる。
【００４４】
細線４１の役割としては、内管３４内のものは本管用通信ケーブルを入線するためのものである。通常、本管用通信ケーブルは、径が太いこともあって剛性が高く、予めガイド管内に入線しておくとリールドラムに巻き取ることが困難で、リールドラムの芯径を大きくする必要が生じるので、現場にて入線することが多くなると予想される。一方、最下部の区画空間３５ｅ，３５ｄの細線４２は、将来的に家が新設されて新たな分岐管が本管に接続されたときに、分岐管用に入線するための呼び線の役目をするものである。この場合、分岐管の新設時に分岐管口２３，２４（図９参照）に相当する位置でガイド管３１に分岐孔３８を開口し、そこから細線４１を引き出して通信ケーブル３６及び／又は呼び線３７と入れ替える。
【００４５】
なお、細線４１の代わりに通信ケーブル３６と同径の呼び線３７を当初から入線していても問題はない。又、細線４１から通信ケーブル３６に入れ替えるときに、直接接続せずに細線と通信ケーブルの外径の中間径を有する牽引策を介在させて、引き取り力を伝達しやすくしてから実施しても良い。なお、ガイド管３１は、図１１に示す形状に限定されるものでなく、例えば、図１２（ａ），（ｂ）に示すような断面形状のものであっても良い。
【００４６】
次に、以上のように通信ケーブル３６等を入線したガイド管３１を地中管内に引き込み具１を用いて敷設する方法について説明する。
【００４７】
通信ケーブル３６等を入線したガイド管３１は、リールドラム１３等に巻き取られて施工現場に搬入される。図１３に示すように、施工現場において、予めマンホール２１，２２間に通線した牽引策４２とガイド管３１の一端部を本管２０の一端部で、例えば、マンホール２２の外で引き込み治具１を介して接続する。
【００４８】
ここで、ガイド管３１は、牽引索４２との接続にあたり、図３に示すように、まず、引き込み治具１の把持部材４の通路３に通す。そして、圧接部材であるボルト８，８の真下の位置において、図示しないが、薄いゴム板等の緩衝材をガイド管３１の外管３２とボルト８，８の間に挟みこむ。
【００４９】
次いで、図４に示すように、ガイド管３１の空間部３５に嵌挿部材５を挿入し、ボルト８，８を締め付けてガイド管３１を引き込み治具１に固定する。
【００５０】
そして、ガイド管３１の先端部から出ている呼び線３７やテンションメンバー４０等を小さく巻いてまとめ、引き込み治具１の把持部材４と先端の間に設けられている空間９に載置する。その後、牽引索４２を、引き込み治具１のよりもどし１１に接続する。なお、この際、よりもどし１１が設けられているワイヤー１２に、ワイヤー等のロープ４３を付けておくこともできる、これによって、引き込み治具１を引き戻すことも可能であるとともに、改めて牽引索として使用することもできる。
【００５１】
このようにして、牽引索４２とガイド管３１を引き込み治具１を介して接続した後、牽引策４２を他方のマンホール２１から引き取って本管２０内にガイド管を配置する。なお、この際、図１４及び図１５に示すように、ガイド管３１を発進する側のマンホール２２及び到達側のマンホール２１のそれぞれの内部に作業員を配置するとともに、マンホース２２，２１の外においても作業員を配置し、ガイド管３１を送り出すとともに、牽引索４２を引き上げるようにすることで、引き込み作業を効率よく行うことが可能となる。
【００５２】
ここで、牽引策４２をマンホール２１，２２間に通線する方法としては、ワイヤー等の剛直体を押し込む方法や、パラシュート状の通線具を空気圧で飛ばす方法、自走型管内移動車に接続しておく方法などが知られており、これらの既知の方法を適宜採用することができる。なお、通信ケーブルを敷設する区画にマンホールが設けられていない管路等には立抗を掘りそれを人孔として利用する。
【００５３】
ガイド管３１全長を本管２０内に配置した後に、牽引索４２とガイド管３１との接続を解除する。この段階でガイド管３１に設けたそれぞれの分岐孔３８が、それぞれの分岐管口２３，２４にほぼ一致した状態となる。次いで、分岐管Ａ〜Ｊ内に分岐管用ガイド管を引き上げて通信ケーブル３６及び／又は呼び線を敷設する。なお、地中管路の中で特に下水道や雨水管のように、本管２０下部に汚水等が流れる管路においては、地中管路本来の機能を損なわないためにもガイド管３１及び分岐管用ガイド管は、本管２０及び分岐管２５，２６の上部側に設置することが好ましいので、マンホール２１，２２間で、テンションメンバー４０に張力を加えるとともに、分岐管用ガイド管にも張力を加え、管路内の上部に配置させる。
【００５４】
以上のようにして、地中管路に、各家庭に対して通信ケーブルの敷設時期をずらすことを可能とするガイド管３１を敷設することが可能となる。
【００５５】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されており、本発明に係る請求項１によると、通信ケーブル入線用管体の空間部に嵌挿部材を嵌挿して、把持部材で圧接した際に、通信ケーブル入線用管体が把持部材からの締め付け圧力によって変形することが抑制される。また、把持部材の圧接力が十分に伝わるため、通信ケーブル入線用管体を引き込み治具へ確実に固定することできる。加えて、引き込み治具の構造が単純で、部品数が少なく、通信ケーブル入線用管体の引き込み治具への取付作業性も向上する効果を得ることができる。
【００５６】
また、請求項２によると、引き込み作業中に引き込み治具の走行が安定し、転倒しにくくなり、通信ケーブル入線用管体の捩れを抑制することが可能となる。また、通信ケーブル入線用管体に巻き癖がついていて先端部が反っているような場合であっても、引き込み治具の重量によってその反りがある程度修正される効果を得ることができる。
【００５７】
また、請求項３によると、走行部材の先端部がカバーされた状態となり、管路内に水が若干残った状態で引き込み治具を引き込んでも、通信ケーブル入線用管体の内部に水が入らなくなる。さらに、管路底面に凹凸が存在しても、走行部材の先端部が引っかかったりせず、容易に引き込むことができる。
【００５８】
また、請求項４によると、ボルトを締め付けるだけで簡単に通信ケーブル入線用管体を、引き込み治具に、確実に把持することが可能となる。
【００５９】
また、請求項５によると、引き込み治具の先端部から出ている呼び線やテンションメンバーの余長部分を治具に収納することができるので、通信ケーブル入線用管体引き込み作業中に呼び線やテンションメンバーを損傷することがなく、また管路内に引っかかることもない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る通信ケーブル入線用管体（ガイド管）の引き込み治具の実施形態の一例の斜視図である。
【図２】本発明に係る通信ケーブル入線用管体（ガイド管）の引き込み治具の実施形態の一例の平面図、正面図、底面図、左右側面図である。
【図３】通信ケーブル入線用管体（ガイド管）を引き込み治具の把持部材に挿入する方法を説明するための図である。
【図４】引き込み治具の嵌挿部材を通信ケーブル入線用管体（ガイド管）の空間部に挿入する方法を説明するための図である。
【図５】引き込み治具に通信ケーブル入線用管体（ガイド管）を固定した状態を説明するための図である。
【図６】本発明に係る通信ケーブル入線用管体（ガイド管）の引き込み治具の実施形態の他の例の斜視図である。
【図７】他の実施形態例に係る引き込み治具に通信ケーブル入線用管体（ガイド管）を固定した状態を説明するための図である。
【図８】地中管路の配置の一例を模式的に示した図である。
【図９】図８におけるＩ−Ｉ線断面図を示す図である。
【図１０】分岐管の配置状態を示した断面図である。
【図１１】通信ケーブル入線用管体（ガイド管）の一実施形態例の断面斜視図である。
【図１２】通信ケーブル入線用管体（ガイド管）の他の実施形態例の断面図である。
【図１３】本発明に係る通信ケーブル入線用管体の引き込み治具を用いた場合の管路内への通信ケーブル入線用管体の敷設方法を説明するための図である。
【図１４】本発明に係る通信ケーブル入線用管体の引き込み治具を用いた場合の管路内への通信ケーブル入線用管体の敷設方法を説明するための図である。
【図１５】本発明に係る通信ケーブル入線用管体の引き込み治具を用いた場合の管路内への通信ケーブル入線用管体の敷設方法を説明するための図である。
【符号の説明】
１引き込み治具
２走行部材
３通路
４把持部材
５嵌挿部材
６底部
７、７' 掛止部材
８ボルト
９空間
３７呼び線
１１よりもどし
１２ワイヤー
２０本管
２１，２２マンホール
２３，２４分岐管口
２５，２６分岐管
２７，２８分岐管桝
３１ガイド管
３２外管
３３仕切り板
３４内管
３５空間部
３６通信ケーブル
３７呼び線
３８分岐孔
３９呼び子
４０テンションメンバー
４１細線
４２牽引策[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
When laying communication cables in underground pipes such as sewage pipes, communication and power pipes, the present invention applies to the main pipe of the underground pipe and a plurality of branch pipes connected to the main pipe. In addition, the present invention relates to a communication cable entry tube pull-in jig that is used when a communication cable entry tube body into an underground conduit that allows a communication cable to be easily inserted when necessary.
[0002]
[Prior art]
Currently, the IT strategy is sung as a national project, and the construction of a high-speed / ultra-high-speed network, which is an information transmission means, is urgently needed. The communication cable, which is the medium, is considered to be aerial and underground. However, the communication cable laying in the underground laying method is more difficult than the aerial method. It has the characteristics of protecting landscape aesthetics and being resistant to disasters such as earthquakes and typhoons. Especially for sewer pipes, the branch pipe connected to the main pipe is already led to each home, and the upper part of the pipe is an empty space, and the FTTH (Fiber To The Home) plan for drawing a communication cable into each home It is attracting attention as an important infrastructure.
[0003]
On the other hand, as a communication cable, an optical fiber cable, which has much better performance than a metal cable used so far, has been attracting attention. An optical fiber cable is made of thin fibers of glass or plastic, uses light as an information carrier, and sends a signal obtained by digitalizing information such as sound and video (1, 0 signal). Compared to metal cables, optical fiber cables are superior in broadband, low loss, immunity to electromagnetic waves, light weight, small size, safety, and confidentiality, and can flow information amounts from tens to hundreds of times. It has excellent characteristics as a communication medium.
[0004]
In the FTTH project, which is a system using optical fiber cables, it is considered that each house is divided into 200 to 500 small blocks and controlled. In each block, public facilities such as public halls and dispatch stations are used as communication bases. It is assumed that an optical fiber cable will be laid to each house.
[0005]
When laying an optical fiber cable in each house using a sewer pipe, the optical fiber cable passes from the sewer main pipe to the branch pipe, and from the branch pipe tub (sewage basin, in residential land or on the road) at the end of the branch pipe Is led to each house by digging underground.
[0006]
  As a jig used when drawing the communication cable into the underground conduit, for example, an electric wire or optical fiberIva-There is an alignment tool used when connecting a tube for inserting a communication cable such as a cable into the underground conduit and connecting the tube and a traction means such as a wire (for example, Patent Document 1) reference.)
[0007]
The present applicants also proposed a method for laying a communication cable in an underground conduit capable of shifting the laying time of the communication cable for each home, and an invention of a communication cable entry tube used for the method. (For example, refer to Patent Document 2). This pipe for communication cable entry is a low-price section that is partitioned into a plurality of spaces so that a plurality of branch pipe communication cables corresponding to the branch pipes branching from the main pipe of the underground pipe to each household can be inserted. A pipe (guide pipe) (see FIGS. 11 and 12) for inserting a communication cable made of density polyethylene is used by being pulled into the main pipe.
[0008]
[Patent Document 1]
JP 2000-104856 A
[Patent Document 2]
JP 2002-247724 A
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
When this communication cable entry tube is drawn into the pipeline, the tip of the communication cable entry tube is connected to the drawing rope or wire, but the wall of the communication cable entry tube is thick. The inside is formed with a space portion through which a plurality of communication cables are inserted as described above. For this reason, even if it tries to fix this communication cable incoming tube body to the aligner which is a jig | tool currently disclosed by patent document 1 with a binding band etc., the cross-sectional shape of the communication cable incoming tube body will bend. Therefore, there is a problem that the tightening force of the binding band is not sufficiently transmitted and tightening cannot be performed well. Further, since the communication cable entry tube body is wound and stored on a reel, it has a curl and is twisted when retracted, but it is difficult to suppress this twist with an alignment tool.
[0010]
The present invention has been made in view of these points. A communication cable that can reliably connect such a communication cable entry tube to a pull-in rope and can be smoothly drawn into the pipeline. An object of the present invention is to provide a drawing-in jig for an incoming tube.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
  In order to solve the above-mentioned problems, a communication cable insertion pipe pull-in jig according to claim 1 of the present invention is fixed to the traveling member, a traveling member for traveling in an underground conduit, A communication member having a passage capable of inserting a communication cable insertion tube, a gripping member provided with a member that presses the communication cable insertion tube inserted in the passage, and the communication cable insertion tube Inserted into the spaceRod-shapedAn insertion member,The
  The space portion of the communication cable entry tube has a first space portion formed at a center portion in the width direction of the communication cable entry tube body, and a second space located on both sides of the first space portion in the width direction. The pressure contact member presses the communication cable entry tube body from a direction orthogonal to the width direction in a state in which the insertion member is inserted into the first space portion.It is characterized by this.
[0012]
According to such a configuration, when the insertion member is inserted into the space portion through which the communication cable of the communication cable insertion tube passes and is pressed by the holding member, the communication cable insertion tube is tightened from the holding member. Deformation due to pressure is suppressed. Further, since the pressure contact force of the gripping member is sufficiently transmitted, the communication cable insertion tube can be reliably fixed to the drawing jig. In addition, the structure of the pull-in jig is simple, the number of parts is small, and the workability of attaching the communication cable insertion tube to the pull-in jig is improved.
[0013]
  Moreover, the pull-in jig for the communication cable entry tube body according to claim 2 is characterized in that, in claim 1, a weight is attached to a substantially central bottom portion of the traveling member,This weightofThe gripping member is fixed onIt is what.
[0014]
According to such a configuration, the running of the pulling jig is stabilized during the pulling operation, it is difficult to fall down, and it is possible to suppress twisting of the communication cable incoming tube. Further, even when the communication cable entry tube has a curl and the tip is warped, the warp is corrected to some extent by the weight of the drawing-in jig.
[0015]
  Moreover, the drawing-in jig | tool of the tubular body for communication cable entry of Claim 3 is in Claim 1 or 2,The underground pipeline is a sewer pipeline;The tip of the traveling member isOpen upwards, andThe shape is narrowed down to the bow shape.
[0016]
According to such a configuration, the leading end of the traveling member is covered, and even if the drawing jig is pulled in with some water remaining in the pipe, water does not enter the communication cable inlet tube. . Furthermore, even if there are irregularities on the bottom surface of the pipe, the tip of the traveling member is not caught and can be easily pulled in.
[0017]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a communication cable lead-in tube pulling jig according to any one of the first to third aspects, wherein the pressure contact member is a bolt.
[0018]
According to such a configuration, the communication cable entry tube can be easily gripped by the pull-in jig simply by tightening the bolt.
[0019]
  Moreover, the drawing-in jig | tool of the tubular body for communication cable entry of Claim 5 is in any one of Claims 1 thru | or 4,From the tip of the tube for communication cable entry, the extra length of the wire inserted into the space has protruded,Between the traveling member tip and the gripping member,For the extra length of the protruding wireA space is provided.
[0020]
  According to such a configuration, the extra length of the nominal line and the tension member coming out from the tip of the communication cable entry tube can be stored in the jig, so that the communication cable entry tube can be pulled in No damage to the wire or tension member, and it will not get caught in the pipeline.
  Further, in the communication cable insertion tube pull-in jig according to claim 6, in any one of claims 1 to 5, the bottom portion of the traveling member is along the curved surface of the bottom surface of the underground conduit. It is curved.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following description, a sewer pipe is assumed as the pipe. However, in the present invention, the pipe is not necessarily limited to the sewer pipe. For example, a gas pipe using a steel pipe is used as long as it is an existing pipe. It can be applied to all types of pipes such as water pipes, water pipes using cast iron pipes, agricultural water pipes such as dredging pipes, rainwater pipes, and power cable pipes. In addition, when a manhole is not provided in the section of the underground pipeline where the communication cable is laid, the present invention is implemented by forming a stance, and in the case of ground piping, the wall surface of the pipe terminal is used. It is possible.
[0022]
FIG. 1 is a perspective view of an example of an embodiment of a jig for drawing a communication cable entry tube body (hereinafter referred to as a guide tube) (see FIG. 11) according to the present invention into an underground conduit. In FIG. 1, the retracting jig 1 has a traveling member 2 for traveling in the underground conduit, and a passage 3 fixed to a substantially central portion of the traveling member 2 and capable of inserting a guide tube. A gripping member 4 having a member that presses a guide tube inserted into the passage 3 and a fitting member 5 that is fitted into a space portion through which a communication cable provided in the guide tube is inserted. Yes. FIG. 2 is a diagram showing a plan view, a front view, a bottom view, and left and right side views of the drawing jig 1. FIG. 6 is a perspective view of another example of the embodiment according to the present invention.
[0023]
The traveling member 2 is a warped member, and the material thereof is not particularly limited. For example, a resin member such as hard vinyl chloride is preferable because it is lightweight and has excellent workability. The bottom 6 of the traveling member 2 is curved so as to follow the curved surface of the pipe bottom surface. Further, as shown in FIG. 6, the front end portion of the traveling member 2 may be open so that the cross section is substantially semicircular, but it is narrowed down to a bow as shown in FIG. It is preferable that the shape is different. As a result, even if the guide tube 31 is pulled in with some water remaining in the conduit, the tip of the guide tube 31 is covered and water does not enter the guide tube 31. Furthermore, even if there are irregularities on the bottom surface of the pipe, the tip of the guide pipe 31 is not caught and can be easily pulled in.
[0024]
A metal plate-like weight 7 disposed in the length direction of the traveling member 2 is fixed to the substantially center bottom portion of the traveling member 2. The gripping member 4 is fixed on the weight 7. By attaching this weight 7, it becomes difficult for the pulling jig 1 to fall during the pulling operation, so that the guide tube 31 can be prevented from being twisted. Even if the guide tube 31 has a curl and the tip is warped, the warp is corrected to some extent by the weight of the drawing jig 1.
[0025]
The gripping member 4 is a rectangular tube member having a substantially rectangular cross-sectional shape, and the passage 3 is formed so that the guide tube 31 can be inserted. The upper surface of the gripping member 4 is provided with a bolt hole, and a bolt 8 is screwed as a pressure contact member that press-contacts the guide tube 31.
[0026]
A space 9 is formed between the distal end portion of the traveling member 2 and the gripping member 4. As a result, it is possible to place the nominal line 37 and the tension member 40 protruding from the tip of the guide pipe 31 at the time of pulling in the guide pipe 31 and damage the nominal line 37 and the tension member 40. Further, the call line 37 and the tension member 40 are not caught in the pipeline. Even in the case where the leading end of the drawing jig 1 is not in the shape of a bow, the call wire 37 and the tension member 40 are similarly placed together in the space 9 as shown in FIG. I can keep it.
[0027]
At the tip of the traveling member 2, a rod-like fitting insertion member 5 that is inserted into the space portion of the guide tube, and a return 11 for connecting the drawing jig 1 and a pulling rope (towing rope) are connected to the wire 12. Connected through. The fitting member 5 can be appropriately used in the shape of a prismatic column or a columnar shape according to the shape of the space portion of the guide tube, and a plurality of fitting members 5 are provided according to the number of guide tube space portions and the required pressure contact force. be able to.
[0028]
Next, a method for laying a communication cable using the above-described guide tube retracting jig 1 will be described.
[0029]
FIG. 8 shows an underground conduit 20 provided between manholes 21 and 22 for laying communication cables. Another manhole may be provided between the manholes 21 and 22, and the present invention can be similarly applied even if the manhole is a communication base. In FIG. 8, a plurality of branch pipes A, B,... J corresponding to households a, b,.
[0030]
FIG. 9 shows a cross-sectional view taken along the line II of FIG. In FIG. 9, reference numeral 20 denotes a main sewer pipe, which is provided between a manhole 21 and another manhole 22. From the upper side of the main pipe 20, branch pipes 25 and 26 (corresponding to any of A to J in FIG. 8) branch at branch pipe ports 23 and 24, and these branch pipes 25 and 26 are connected to each household (see FIG. 8) (corresponding to a, b,... J in FIG. 8) and branch pipe rods 27 and 28 which are branch pipe end portions.
[0031]
Generally, the main pipe 20 is laid at a depth of several meters along the road. As shown in FIG. 10, branch pipe ports 23 and 24 are formed on the upper oblique side of the main pipe 20, and the branch pipes 25 and 26 are formed. After rising from the branch pipe ports 23 and 24 at a steep angle, the angle is changed near the ground surface and connected to the branch pipe rods 27 and 28 at a gentle angle.
[0032]
As shown in FIG. 8, the underground pipes in the present embodiment are divided into a branch pipes A to J from the main pipe 20, a, b, c, d, e on the upper side of the figure, and f on the lower side of the figure. There are a total of 10 branches toward each home located at g, h, i, j. In this embodiment, communication cables are laid only in three houses located at b, e, and j, and other houses located at a, c, d, f, g, h, and i. A description will be given assuming that no communication cable is installed.
[0033]
First, using a TV camera or the like in the main pipe 20, the distance between the manholes 21 and 22, the distance from the manhole 21 to the branch pipe ports 23 and 24 of the branch pipes 25 and 26 in the main pipe 20, the branch pipe The distance from 25 and 26 to the branch pipe rods 27 and 28, the depth of the branch tube rods 27 and 28, etc. are accurately measured (see FIG. 9). After conducting the survey as described above, a guide tube for storing the communication cable is prepared.
[0034]
Here, in the present embodiment, a plastic tube, which will be described later, can be easily laid in the future for houses a, c, d, f, g, h, and i where no communication cable is laid. A nominal line made of a rope or the like is laid near each branch pipe port of the main pipe 20 or to each branch pipe rod.
[0035]
An example of the guide tube 31 used in the present invention is shown in FIG. The shape shown in FIG. 11 is suitable for the guide tube 31 in the present invention. The guide tube 31 is preferably made of a resin such as polyethylene because of its light weight and chemical resistance, but the material is not particularly limited and can be appropriately selected according to the type of the underground conduit.
[0036]
As shown in FIG. 11, the guide tube 31 is a double-structured pipe composed of an outer tube 32 and an inner tube 34 having a partition plate 33 extending left and right. The inside of the inner pipe 34 serves as a passage for passing a trunk line of a communication cable passing through the main pipe 20 or a trunk line for the trunk line. Two partition plates 33 a, 33 b, 33 c, and 33 d that extend to the left and right are attached to both sides of the outer periphery of the inner tube 34, and partition the space between the outer tube 32 and the inner tube 34 up and down. The outer tube 32 is a hollow tube having a substantially elliptical cross section so that a plurality of communication cables or call wires can be arranged in parallel.
[0037]
Six spaces 35a, 35b, 35c, 35d, 35e, and 35f surrounded by the partition plates 33a, 33b, 33c, and 33d serve as passages for passing the communication cable 36 or the call line 37. In addition, it is preferable to use the thing with the thickness in which the communication cable 36 and the call line 37 are substantially equal. As a result, when the call line 37 and the communication cable 36 are exchanged, the communication cable 36 is not displaced. Further, since an excessive pulling force does not act when the communication cable 36 is pulled, disconnection of the communication cable 36 can be prevented. As the communication cable 36, a four-core optical fiber is passed through a stainless steel tube, and a cable having a thickness of about 5 mm whose outer surface is coated with polyethylene can be suitably used in this embodiment. Further, as the nominal line 37, a round braided article made of polypropylene fiber or a urethane tube having an outer diameter substantially equal to the outer diameter of the communication cable 36 can be suitably used. Here, in the present embodiment example, the connection method of the communication cable 36 and the call line 37, but may be crimped with a metal ring or the like, the material of the communication cable coating and the call line are made of plastic, If the nominal line is tube-shaped, insert the tip of the communication cable into the nominal line for an appropriate length to form an overlapping part, and then crimp the outer part by thermocompression or dielectric to melt the overlapping plastic. However, it can be crushed and formed into a shape with almost no step. The communication cable 36 can be a two-core type or other types in addition to the four-core type.
[0038]
The height of each passage 35 of the communication cable 36 and the call line 37 partitioned by the partition plate 33 of the outer pipe 32 of the guide pipe 31 and the space 35 of the inner pipe 34 is 2 of the outer diameter of the communication cable 36 and the call line 37. It is lower than twice. By adopting such dimensions, the communication cable 36 or the call wire 37 having substantially the same diameter as the communication cable 36 does not cross over the adjacent communication cable when entering the guide tube 31, The communication cable will not be entangled inside the guide tube and excessive tension will be applied, or the communication cable will not be cut beyond the allowable bending radius. In addition, the structure in which a plurality of communication cables 36 can be connected in parallel in the width direction can suppress the height when installed in the main pipe 20 as much as possible, so, for example, an empty space in the upper part such as a sewer pipe or a rainwater pipe. If there is, there is no hindrance to the original function of the underground conduit by installing it at that location.
[0039]
As shown in FIG. 11, the communication cable 36 is connected to the guide pipe 31 at a position about 1 m from the position at each branch pipe port 23, 24 with the guide pipe 31 being drawn into the main pipe 20. A branch hole 38 is provided through which the nominal line 37 is drawn from the guide tube 31 to the outside. The branch holes 38 are opened on both side surfaces of the guide pipe 31 at positions corresponding to the length from the manhole 21 to each branch pipe opening (within a range of about 1 m in the front and rear directions) with one end of the guide pipe 31 as a base point. ing. The branch hole 38 is preferably formed in advance in a factory or the like based on the investigation result in the underground conduit 20.
[0040]
The communication cable 36 and / or the call line 37 taken out from the branch hole 38 has a distance of 1 m from one end of the main pipe 20 connected to the manhole 21 to the branch pipe port of the branch pipe A in FIG. If there is, the branch hole 38 also opens at a position of about 1 m from one end of the guide pipe 31, and the branch pipe communication cable 36 and the call line 37 are taken out from the branch hole 38.
[0041]
A branching tool is attached around the branch hole 38, and the branch pipe guide pipe is fixed to the guide pipe through the branching tool. The communication cable 36 and the call line 37 taken out from the branch hole 38 are drawn out of the guide pipe 31 through the branching tool and the branch pipe guide pipe. A member 39 called a nick is attached to the tip of the branch pipe guide pipe. Various shapes such as a hook shape and a ring shape can be adopted as the shape of the caller 39. In FIG. 11, a caller 39 has a spherical shape of about φ100 mm in which wires having a thickness of about 1 mm are combined in a hand shape.
[0042]
Further, in the present embodiment, as described below, the communication cable 36, the call wires 37, or the communication cable 36 and the call wire 37 are not entangled in the guide tube 31. And the place where the guide line 37 is inserted into the guide pipe 31 is regularly related to the formation status of the branch pipes A to J extending from the main pipe 20 to each home located at a, b,. It is arranged according to the law of incoming lines.
[0043]
Further, in FIG. 11, a blackened portion indicates the tension member 40. In addition, a thin wire 41 of about 1 to 2 mm, such as a wire, a gut, or a monofilament thread, passes through the lowermost spaces 35e and 35d defined by the inner tube 34 and the partition plate 33 of the guide tube 31. The tension member 40 and the thin wire 41 are connected to the entire length of the guide tube 31. The tension member 40 is a long piece of rope, string, belt, or the like made of high-strength, low-tensile fibers such as polyparaphenylene benzohistoxazole (PBO) fiber, aramid fiber, carbon fiber, metal fiber, and glass fiber. Body, stainless wire, etc. can be used.
[0044]
As for the role of the thin wire 41, the one in the inner pipe 34 is used for entering the main communication cable. Usually, the main communication cable has high rigidity due to its large diameter, and if it is pre-wired in the guide tube, it is difficult to wind it around the reel drum, and the core diameter of the reel drum needs to be increased. It is expected that there will be more incoming lines at the site. On the other hand, the thin line 42 in the lowermost partition spaces 35e and 35d serves as a call line for entering a branch pipe when a house is newly established and a new branch pipe is connected to the main pipe in the future. Is. In this case, when a branch pipe is newly installed, a branch hole 38 is opened in the guide pipe 31 at a position corresponding to the branch pipe ports 23 and 24 (see FIG. 9), and a thin wire 41 is drawn therefrom, and the communication cable 36 and / or the call line is drawn. Replace with 37.
[0045]
It should be noted that there is no problem even if a call wire 37 having the same diameter as the communication cable 36 is inserted from the beginning instead of the thin wire 41. In addition, when replacing the thin wire 41 with the communication cable 36, it may be carried out after making it easy to transmit the take-up force by interposing a traction measure having an intermediate diameter between the fine wire and the communication cable without connecting directly. good. The guide tube 31 is not limited to the shape shown in FIG. 11, and may have a cross-sectional shape as shown in FIGS. 12 (a) and 12 (b), for example.
[0046]
Next, a method for laying the guide tube 31 into which the communication cable 36 or the like is inserted as described above in the underground tube using the retractor 1 will be described.
[0047]
The guide tube 31 into which the communication cable 36 or the like is inserted is wound around the reel drum 13 or the like and is carried into the construction site. As shown in FIG. 13, at the construction site, the traction measure 42 previously connected between the manholes 21 and 22 and one end of the guide tube 31 are connected to one end of the main tube 20, for example, outside the manhole 22. 1 to connect.
[0048]
Here, the guide tube 31 is first passed through the passage 3 of the gripping member 4 of the retracting jig 1 as shown in FIG. Then, although not shown, a cushioning material such as a thin rubber plate is sandwiched between the outer tube 32 of the guide tube 31 and the bolts 8 and 8 at a position immediately below the bolts 8 and 8 that are the pressure contact members.
[0049]
Next, as shown in FIG. 4, the fitting member 5 is inserted into the space 35 of the guide tube 31, and the bolts 8 and 8 are tightened to fix the guide tube 31 to the drawing jig 1.
[0050]
Then, the nominal line 37 and the tension member 40 coming out from the distal end portion of the guide tube 31 are wound together and placed in a space 9 provided between the gripping member 4 and the distal end of the retracting jig 1. Thereafter, the tow rope 42 is connected to the return 11 of the retracting jig 1. At this time, it is possible to attach a rope 43 such as a wire to the wire 12 on which the return 11 is provided. With this, the retracting jig 1 can be pulled back, and again as a tow rope It can also be used.
[0051]
Thus, after connecting the tow rope 42 and the guide tube 31 via the pull-in jig 1, the tow measure 42 is taken out from the other manhole 21 and the guide tube is arranged in the main tube 20. At this time, as shown in FIG. 14 and FIG. 15, workers are arranged inside the manhole 22 on the start side of the guide tube 31 and the manhole 21 on the arrival side, and outside the man hoses 22 and 21. In addition, it is possible to efficiently perform the retraction operation by arranging the worker, sending out the guide tube 31 and pulling up the tow rope 42.
[0052]
Here, as a method of passing the towing measure 42 between the manholes 21 and 22, there are a method of pushing a rigid body such as a wire, a method of flying a parachute-like connecting tool with air pressure, and a self-propelled in-pipe mobile vehicle. Are known, and these known methods can be appropriately employed. It should be noted that a resistance is dug for a pipe or the like where a manhole is not provided in a section where a communication cable is laid, and this is used as a human hole.
[0053]
After arranging the entire length of the guide tube 31 in the main tube 20, the connection between the tow rope 42 and the guide tube 31 is released. At this stage, the respective branch holes 38 provided in the guide pipe 31 are substantially aligned with the respective branch pipe ports 23 and 24. Next, the branch pipe guide pipe is pulled up in the branch pipes A to J, and the communication cable 36 and / or the nominal line is laid. In addition, in the underground pipeline, especially in the pipeline where sewage etc. flows in the lower part of the main pipe 20, such as a sewer or rainwater pipe, the guide pipe 31 and the branch pipe are used in order not to impair the original function of the underground pipeline. Since the guide pipe is preferably installed on the upper side of the main pipe 20 and the branch pipes 25 and 26, tension is applied to the tension member 40 between the manholes 21 and 22, and tension is also applied to the branch pipe guide pipe. Place at the top of the pipeline.
[0054]
As described above, it is possible to lay the guide pipe 31 that enables the laying time of the communication cable to be shifted for each household in the underground pipeline.
[0055]
【The invention's effect】
The present invention is configured as described above. According to the first aspect of the present invention, when the insertion member is inserted into the space portion of the communication cable insertion tube and is pressed by the gripping member, the communication is performed. It is possible to suppress the deformation of the cable entry tube body by the tightening pressure from the gripping member. Further, since the pressure contact force of the gripping member is sufficiently transmitted, the communication cable insertion tube can be reliably fixed to the drawing jig. In addition, the structure of the drawing jig is simple, the number of parts is small, and the effect of improving the workability of attaching the communication cable insertion tube to the drawing jig can be obtained.
[0056]
According to the second aspect of the present invention, the running of the drawing jig is stabilized during the drawing work, and it is difficult to fall over, and it is possible to suppress the twisting of the communication cable incoming tube. Further, even if the communication cable entry tube has a curl and the tip is warped, an effect that the warpage is corrected to some extent by the weight of the drawing jig can be obtained.
[0057]
According to the third aspect of the present invention, the tip of the traveling member is covered, and even if the drawing jig is pulled in with some water remaining in the pipe, water enters the inside of the communication cable inlet tube. Disappear. Furthermore, even if there are irregularities on the bottom surface of the pipe, the tip of the traveling member is not caught and can be easily pulled in.
[0058]
According to the fourth aspect of the present invention, it is possible to simply and securely grip the communication cable insertion tube body with the drawing jig simply by tightening the bolt.
[0059]
According to the fifth aspect of the present invention, it is possible to store the nominal length of the pull-in jig and the extra length of the tension member in the jig. The tension member is not damaged and is not caught in the pipe.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an example of an embodiment of a drawing jig for a communication cable entry tube (guide tube) according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view, a front view, a bottom view, and a left and right side view of an example of an embodiment of a pull-in jig for a communication cable entry tube (guide tube) according to the present invention.
FIG. 3 is a view for explaining a method of inserting a communication cable entry tube (guide tube) into a holding member of a drawing jig;
FIG. 4 is a view for explaining a method of inserting a fitting member of a drawing jig into a space portion of a communication cable entry tube (guide tube).
FIG. 5 is a view for explaining a state in which a communication cable entry tube (guide tube) is fixed to a drawing jig;
FIG. 6 is a perspective view of another example of the embodiment of the pull-in jig for the communication cable entry tube (guide tube) according to the present invention.
FIG. 7 is a diagram for explaining a state in which a communication cable insertion tube (guide tube) is fixed to a drawing jig according to another embodiment.
FIG. 8 is a diagram schematically showing an example of the arrangement of underground conduits.
9 is a cross-sectional view taken along line II in FIG. 8. FIG.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing an arrangement state of branch pipes.
FIG. 11 is a cross-sectional perspective view of an embodiment of a communication cable entry tube (guide tube).
FIG. 12 is a cross-sectional view of another embodiment of a communication cable entry tube (guide tube).
FIG. 13 is a view for explaining a method for laying a communication cable entry tube body in a pipeline when using a communication cable entry tube pull-in jig according to the present invention.
FIG. 14 is a diagram for explaining a method of laying a communication cable entry tube body in a pipeline when the communication cable entry tube pull-in jig according to the present invention is used.
FIG. 15 is a view for explaining a method of laying a communication cable entry tube body in a pipeline when the communication cable entry tube pull-in jig according to the present invention is used.
[Explanation of symbols]
1 Retraction jig
2 Traveling members
3 passage
4 Gripping member
5 Insertion member
6 Bottom
7, 7 'Hook
8 volts
9 space
37 Nominal line
More than 11
12 wires
20 Main
21,22 Manhole
23, 24 Branch port
25, 26 Branch pipe
27, 28 Branch pipe
31 Guide tube
32 Outer pipe
33 Partition plate
34 Inner pipe
35 Space
36 Communication cable
37 Nominal line
38 branch hole
39.
40 Tension member
41 fine wire
42 Towing Measures

Claims

A communication cable entry tube having a traveling member for traveling in the underground conduit and a passage fixed to the traveling member and capable of inserting a communication cable entry tube, and inserted into the passage. a gripping member provided with a member for pressing a Ri Na and and a insertion member fitting rod-shaped to be fitted into the space provided in the communication cable incoming line pipe body,
The space portion of the communication cable entry tube has a first space portion formed at a center portion in the width direction of the communication cable entry tube body, and a second space located on both sides of the first space portion in the width direction. A space portion,
The communication cable insertion line, wherein the pressure contact member presses the communication cable insertion tube body from a direction orthogonal to the width direction in a state where the insertion member is inserted into the first space portion. Tube pull-in jig.

The communication cable insertion tube drawing-in jig according to claim 1 , wherein a weight is attached to a substantially center bottom portion of the traveling member, and the gripping member is fixed on the weight .

The communication cable entry according to claim 1 or 2, wherein the underground pipe line is a sewer pipe line, and a tip end portion of the traveling member is opened upward and is narrowed to a bow shape. Tubing retraction jig.

4. The communication cable insertion tube pull-in jig according to claim 1, wherein the pressure contact member is a bolt.

From the tip of the tube for communication cable entry, the extra length of the wire inserted into the space has protruded,
The tube for communication cable entry according to any one of claims 1 to 4, wherein a space is provided between the distal end portion of the traveling member and the gripping member to accommodate an extra length portion of the protruding wire rod . Retraction jig.

6. The communication cable entry tube pull-in jig according to claim 1, wherein a bottom portion of the traveling member is curved along a curved surface of a bottom surface of the underground conduit. .