JP4302497B2 - 玩具用揺動装置及び揺動玩具 - Google Patents

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本発明は、揺動部材の揺動を行わせるための玩具用揺動装置に関するものである。
従来、玩具用揺動装置として、植物模型の葉模型部分に歯車機構を用いて揺動動作させるものが知られている。
実公平7−46310号公報
ところが、歯車機構を用いて葉模型部分を動作させる場合には葉模型部分の揺動動作がぎこちないばかりか、揺動動作が単調であり、実物の葉の揺れ方と遠くかけ離れたものとなる。カム等を用いて葉模型部分を動作させた場合にも同様である。
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、揺動部材に滑らかかつ複雑な揺動動作をさせることができる玩具用揺動装置及び揺動玩具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の玩具用揺動装置は、ベース体に対して2つの揺動部材が当該2つの揺動部材の各々の中程の軸を介して上下方向に互いに独立して揺動自在となるように支持され、前記2つの揺動部材における上部が前記ベース体の上方に突出し下部が前記ベース体の内部に臨み、前記2つの揺動部材の各々の下端に当該下端同士の接近に伴って互いに磁力作用を及ぼす永久磁石が設けられ、さらに、前記ベース体の内部に、、前記2つの揺動部材の各々の永久磁石の接近に伴って当該永久磁石との間に磁力作用を及ぼす電磁石と、前記電磁石の通電制御を行う制御装置及び通電回路と、前記制御装置及び前記通電回路の電源とが設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の玩具用揺動装置は、請求項1に記載の玩具用揺動装置において、電源として太陽電池素子を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の揺動玩具は、請求項1又は2に記載の玩具用揺動装置を備え、前記揺動部材の上部は葉模型となっていることを特徴とする。
請求項1に記載の玩具用揺動装置によれば、重力作用と磁力作用の協働によって揺動部材を動作させているため、揺動部材の揺動動作を円滑かつ複雑とすることができる。
請求項1に記載の玩具用揺動装置によれば、磁石同士が接近した際に磁石同士の間に吸引力又は斥力が作用するので、揺動部材の揺動動作をさらに複雑とすることができる。
請求項1に記載の玩具用揺動装置によれば、ベース体に設けられる磁石が電磁石であり、この電磁石の通電制御がされるので、揺動部材の揺動動作を長らく継続させたり、揺動部材に複雑な揺動動作をさせることができる。
請求項2に記載の玩具用揺動装置によれば、電源として太陽電池素子を設けたので、消エネに資することになる。
請求項3に記載の揺動玩具によれば、重力作用と磁力作用の協働によって揺動部材を動作させているため、葉模型部分の揺動動作を円滑かつ複雑とすることができ、実物に近い動作をさせることが可能となる。
A.実施形態
(全体構成)
図1は揺動玩具の外観を示す斜視図である。この揺動玩具1は植木鉢模型部分10、土模型部分20、葉模型部分30を有している。このうち植木鉢模型部分10と土模型部分20はベース体を構成している。葉模型部分30は上方に向けて双葉状に土模型部分20から突出して設けられている。そして、この揺動玩具1では、葉模型部分30を初期停止位置から偏倚させると葉模型部分30が上下方向に揺動動作(羽ばたき動作)を暫し継続して行うようになっている。
以下、その詳細を説明する。
(詳細説明)
1.植木鉢模型部分10の構成
植木鉢模型部分10は硬質の合成樹脂から構成されている。図2に示すように、植木鉢模型部分10の主体は、有底円筒状で上方に向けて拡開された構造の容体11で構成されている。容体11の内部には、葉模型部分30を揺動動作させるための仕組み(揺動装置)が収納されている。
また、植木鉢模型部分10は、容体11の開口縁部に支持される天板12を備えてなる。そして、この天板12の上には土模型部分20が載置されている。
容体11の底には電磁コイル(電磁石)13が設置されている。この電磁コイル13はハット形のプレート14の凸部に外嵌された状態で設けられている。
さらに、植木鉢模型10には太陽電池素子(図示せず)、制御装置51及び通電回路52が設けられている。このうち太陽電池素子は土模型部分20の外側に露出して設けられている。
2.土模型部分20の構成
土模型部分20は硬質又は軟質の合成樹脂から構成されている。図2に示すように、土模型部分20の中央には穴21が形成されている。そして、土模型部分20の穴21からは葉模型部分30が上方に向けて突出している。穴21は葉模型部分30が揺動動作できる大きさとなっている。
3.葉模型部分30の構成
葉模型部分30は硬質又は軟質の合成樹脂から構成されている。葉模型部分30は、軸33を中心に揺動する揺動部材32の上部を構成している。
4.揺動部材32の構成
揺動部材32の中位には軸33が設けられている。軸33は角棒状に構成されている。軸33は、図4に示すように、天板12の立板12aに設けられたU字状の切欠き12bに臨入されている。立板12にはまた突起12cが付設され、この突起12cにはトーションばね34が掛けられている。そして、軸33の角部(軸外周の隣接する2つの面で形成される稜線)にトーションばね34の一端が下方から点接触することによって軸33の支持がなされている。これにより揺動部材32の揺動の際の摩擦抵抗を極力低減させることができる。
各揺動部材32の下端部には図2に示すように円板状の重り35が取り付けられている。重り35は、揺動部材32のうち軸33よりも下側の部分が重く実質的に重りとなっている場合には特に設ける必要はない。
各揺動部材32の下端には磁石36が取り付けられている。磁石36は、2つの揺動部材32の磁石36が近づいた際に磁石36同士の間に斥力が作用するような配置となっている。また、磁石36は、その下側に設置される電磁コイル13からの磁力が作用するような配置となっている。そして、電磁コイル13と磁石36との間に働く斥力によって各揺動部材32は葉模型部分30が下方向に動作し、各揺動部材32に働く重力によって、各揺動部材32は葉模型部分30が上方向に動作する。したがって、例えば電磁コイル13と磁石36との間に働く斥力を周期的に発生させるようにすれば、揺動部材32は揺動動作を効果的に繰り返すことになる。
5.ロック機構6
揺動玩具1には、図5及び図6に示すように、葉模型部分30を固定するためのロック機構6が設けられている。このロック機構6は植木鉢模型部分10の底から露出するハンドル60の回転によって動作するロック部材61を備えている。ハンドル60を一方向に回してロック部材61を植木鉢模型部品10の内周に沿って動作させると、揺動部材32の下端に設けた突起32aがロック部材61のU字状部分61aに入り込み、揺動部材32がロックされる。一方、揺動部材32がロックされた状態でハンドル60を他方向に回してロック部材61を植木鉢模型部品10の内周に沿って動作させると、突起32aがロック部材61のU字状部分61aから抜け出し、揺動部材32のロックが解除される。
B.変形例
本願発明の揺動玩具1は、葉模型部分30に作用する重力と磁石36同士の間に作用する磁力とによって葉模型部分30を揺動動作させるものである。この場合、葉模型部分30、軸33、揺動部材32の重心、磁石36の配置状態を変えることによって、本願発明は様々な形態を取り得る。軸33の支持構造は特に限定はされないが揺動玩具1と同じである。
(1)第1種の変形例
図7(A)〜(E)は重力作用によって葉模型部分30が倒れる傾向を持つものであり、葉模型部分30が下部近くで互いに交差し、葉模型部分30の基端部に軸33が存在している。また、揺動部材32のうち軸33より下側の部分が葉模型部分30の下面に近づく方向に屈曲され、さらに重りよりも下側の部分が葉模型部分30の下面から離れる方向に屈曲されている。
このうち図7(A)は揺動部材32の静止位置下側に、端面が上下に位置するように電磁コイル13を設置したもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を起立させるように構成されている。
図7(B)は揺動部材32の静止位置で、2つの磁石36の間に電磁コイル36を位置させるとともに磁石36に対して電磁コイル13の端面を対峙させたもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を起立させるように構成されている。
図7(C)は揺動部材32の静止位置で、2つの磁石36それぞれの外側に電磁コイル36を位置させるとともに磁石36に対して電磁コイル13の端面を対峙させたもので、磁石36の引力によって葉模型部分30を起立させるように構成されている。
図7(D)は揺動部材32の静止位置奥側で、端面が磁石36側を向くように電磁コイル13を設置したもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を起立させるように構成されている。
図7(E)は揺動部材32の静止位置手前側及び奥側で、端面が磁石36側を向くように2つの電磁コイル13を設置したもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を起立させるように構成されている。
(2)第2種の変形例
図8(A)〜(E)は重力作用によって葉模型部分30が起立する傾向を持つものである。この第2種の変形例が第1種の変形例と異なる点は、葉模型部分30が下部近くで交差していない点、揺動部材32のうちの葉模型部分30の基端部と重りとの間で交差している点、揺動部材32のうち軸33より下側の部分が葉模型部分30の下面から離れる方向に若干屈曲されている点、重りよりも下側の部分が葉模型部分30の下面に近づく方向に屈曲されている点である。
このうち図8(A)は揺動部材32の静止位置下側に、端面が上下に位置するように電磁コイル13を設置したもので、磁石36の引力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
図8(B)は揺動部材32の静止位置で、2つの磁石36の間に電磁コイル36を位置させるとともに磁石36に対して電磁コイル13の端面を対峙させたもので、磁石36の引力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
図8(C)は揺動部材32の静止位置で、2つの磁石36それぞれの外側に電磁コイル36を位置させるとともに磁石36に対して電磁コイル13の端面を対峙させたもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
図8(D)は揺動部材32の静止位置奥側で、端面が磁石36側を向くように電磁コイル13を設置したもので、磁石36の引力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
図8(E)は揺動部材32の静止位置手前側及び奥側で、端面が磁石36側を向くように2つの電磁コイル13を設置したもので、磁石36の引力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
(3)第3種の変形例
図9(A)〜(E)は重力作用によって葉模型部分30が起立する傾向を持つものである。この第3種の変形例が第1種の変形例と異なる点は、揺動部材32のうち軸33より下側の重り設置部分までが屈曲されていない点、重りよりも下側の部分が葉模型部分30の下面に近づく方向に屈曲され再度交差している点である。
このうち図9(A)は揺動部材32の静止位置下側に、端面が上下に位置するように電磁コイル13を設置したもので、磁石36の引力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
図9(B)は揺動部材32の静止位置で、2つの磁石36の間に電磁コイル36を位置させるとともに磁石36に対して電磁コイル13の端面を対峙させたもので、磁石36の引力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
図9(C)は揺動部材32の静止位置で、2つの磁石36それぞれの外側に電磁コイル36を位置させるとともに磁石36に対して電磁コイル13の端面を対峙させたもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
図9(D)は揺動部材32の静止位置奥側で、端面が磁石36側を向くように電磁コイル13を設置したもので、磁石36の引力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
図9(E)は揺動部材32の静止位置手前側及び奥側で、端面が磁石36側を向くように2つの電磁コイル13を設置したもので、磁石36の引力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
(4)第4種の変形例
図10(A)〜(E)は重力作用によって葉模型部分30が倒れる傾向を持つものである。この第4種の変形例が第1種の変形例と異なる点は、揺動部材32が交差していない点、重りよりも下側の部分が葉模型部分30の下面から離れる方向に僅かに屈曲している点である。
このうち図10(A)は揺動部材32の静止位置下側に、端面が上下に位置するように電磁コイル13を設置したもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を起立させるように構成されている。
図10(B)は揺動部材32の静止位置で、2つの磁石36の間に電磁コイル36を位置させるとともに磁石36に対して電磁コイル13の端面を対峙させたもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を起立させるように構成されている。
図10(C)は揺動部材32の静止位置で、2つの磁石36それぞれの外側に電磁コイル36を位置させるとともに磁石36に対して電磁コイル13の端面を対峙させたもので、磁石36の引力によって葉模型部分30を起立させるように構成されている。
図10(D)は揺動部材32の静止位置奥側で、端面が磁石36側を向くように電磁コイル13を設置したもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を起立させるように構成されている。
図10(E)は揺動部材32の静止位置手前側及び奥側で、端面が磁石36側を向くように2つの電磁コイル13を設置したもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を起立させるように構成されている。
(5)第5種の変形例
図11(A)〜(E)は重力作用によって葉模型部分30が起立する傾向を持つものである。この第5種の変形例が第1種の変形例と異なる点は、揺動部材32のうち軸33より下側の部分が葉模型部分30が葉模型部分30の下面から離れる方向に僅かに屈曲されている点である。
このうち図11(A)は揺動部材32の静止位置下側に、端面が上下に位置するように電磁コイル13を設置したもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
図11(B)は揺動部材32の静止位置で、2つの磁石36の間に電磁コイル36を位置させるとともに磁石36に対して電磁コイル13の端面を対峙させたもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
図11(C)は揺動部材32の静止位置で、2つの磁石36それぞれの外側に電磁コイル36を位置させるとともに磁石36に対して電磁コイル13の端面を対峙させたもので、磁石36の引力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
図11(D)は揺動部材32の静止位置奥側で、端面が磁石36側を向くように電磁コイル13を設置したもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
図11(E)は揺動部材32の静止位置手前側及び奥側で、端面が磁石36側を向くように2つの電磁コイル13を設置したもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
(6)第6種の変形例
図12(A)〜(E)は重力作用によって葉模型部分30が起立する傾向を持つものであり、揺動部材32が軸33の下側で交差するとともに、軸33の下側部分がほぼ直線状となっているものである。
このうち図7(A)は前記実施形態の形に近いもので、揺動部材32の静止位置下側に、端面が上下に位置するように電磁コイル13を設置したもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
図12(B)は揺動部材32の静止位置で、2つの磁石36の間に電磁コイル36を位置させるとともに磁石36に対して電磁コイル13の端面を対峙させたもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
図12(C)は揺動部材32の静止位置で、2つの磁石36それぞれの外側に電磁コイル36を位置させるとともに磁石36に対して電磁コイル13の端面を対峙させたもので、磁石36の引力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
図12(D)は揺動部材32の静止位置奥側で、端面が磁石36側を向くように電磁コイル13を設置したもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
図12(E)は揺動部材32の静止位置手前側及び奥側で、端面が磁石36側を向くように2つの電磁コイル13を設置したもので、磁石36の斥力によって葉模型部分30を倒すように構成されている。
C.展示ケース
図13には上記揺動玩具1の展示ケースが100が示されている。この展示ケース100は、特に限定はされないが、3つの透明パーツから構成されている。すなわち、この展示ケース100は前側ケース片101、後側ケース片102及びベース板103から構成され、それらは透明プラスチックによって構成されている。
展示ケース100は前方から見ると円の下部を円弧状に切り欠いた形となっている。符号120がその切欠き部分を指示している。展示ケース100は側方から見ると、前面及び後面は僅かに外側に膨出するように湾曲した形となっている。また、展示ケース100は側方から見た場合、下部が凹状に形成されている。すなわち、展示ケース100は側方から見た場合、左右に脚部104が設けられている。
前側ケース片101と後側ケース片102は、その一方に設けられたピン105と他方に設けられたピン穴106とを嵌合させることによって相互に組み付けられる。前側ケース片101と後側ケース片102を組み付けた状態を下側から見ると、矩形開口が形成された形となっている。この矩形開口はベース板103によって閉塞される。
ベース板103は、揺動玩具1が着座する平面部108と、平面部108の前後に設けられた垂れ板109とを持つ。平面部108の中央には、揺動玩具1の植木鉢部分10の底に嵌合する凸部107が付設されている。凸部107の中央には円形の穴110が形成され、揺動玩具1が着座した際にその穴110からハンドル60が露出するように構成されている。また、凸部107の外周には2箇所に弧状突片112が付設されている。この2つの弧状突片112は、揺動玩具1を所定の向きでベース板103に載せた後に回転させることによって、植木鉢部分10の底に設けた溝(図示せず)に嵌合し、これによって揺動玩具1が固定されることになる。また、ベース板103の垂れ板109の中央部分は、前記切欠き部分120とほぼ同じ曲率で弧状に切り欠かれている。そして、その切欠き部の両側にはほぼ三角状の突起111が設けられている。この2つの突起111は、前記脚部104の内側に設けられたポケット112に入り込むようにされている。
以上に説明した展示ケース100への揺動玩具1の収納は、特に限定はされないが、ベース板103に揺動玩具1を固定した後、ベース板103の前側の突起111を前側ケース片101又は後側ケース片102の一方のポケット112に入れた後、前側ケース片101又は後側ケース片102の他方の上部を前記一方の上部に対して少し開き気味にしてベース板103の後側の突起111とのポケット112を合致させ、その後に前側ケース片101及び後側ケース片102の上部を閉じるようにして展示ケース100内に揺動玩具1を収納する。これによって、揺動玩具1を展示ケース100に入れた状態で飾ることができる。
また、この展示ケース100は図14に示すように複数段に積むこともできる。すなわち、前側ケース片101及び後側ケース片102にはその上部の前後に、前記脚部104に合致する段部115が形成されているので、一の展示ケース100を他の展示ケース100の上に載せた際には脚部104が段部115とが嵌り合い、下側の展示ケース100の上に上側の展示ケース100を安定して載せることができる。
従来は、特開2003−180489号公報に示されるように、形象物を多数収納展示できる展示用ケースを複数段積み重ねていたが、小さな形象物単品を収納できる展示用ケースで安定的に複数段に重ねられるものは存在しなかった。しかし、上記のような展示用ケースとすれば、形象物単品を収納できる展示用ケースであっても安定的に複数段に積み重ねることができる。すなわち、上側の展示用ケースの脚部を下側の展示用ケースの段部に載せることで安定的に積み重ねることができる。
以上の玩具用揺動装置及び展示ケースは様々な揺動玩具の揺動や、物品の展示に適用できる。
第1の実施形態の揺動玩具の斜視図である。 図1の揺動玩具における植木鉢模型部分を一部切り欠いた状態の正面図である。 図1の揺動玩具の内部回路のブロック図である。 図1の揺動玩具における揺動部材の軸の支持構造を示す図である。 図1の揺動玩具における植木鉢模型部分を一部切り欠いた状態の正面図である。 図1の揺動玩具のロック機構を示す斜視図である。 第1種の変形例を示す図である。 第2種の変形例を示す図である。 第3種の変形例を示す図である。 第4種の変形例を示す図である。 第5種の変形例を示す図である。 第6種の変形例を示す図である。 展示ケースの分解斜視図である。 展示ケースを積み重ねた状態を示す図である。
符号の説明
1 揺動玩具
10 植木鉢模型部分
13 電磁コイル
20 土模型部分
30 葉模型部分
32 揺動部材
33 軸
36 磁石

Claims (3)

  1. ベース体に対して2つの揺動部材が当該2つの揺動部材の各々の中程の軸を介して上下方向に互いに独立して揺動自在となるように支持され、前記2つの揺動部材における上部が前記ベース体の上方に突出し下部が前記ベース体の内部に臨み、前記2つの揺動部材の各々の下端に当該下端同士の接近に伴って互いに磁力作用を及ぼす永久磁石が設けられ、さらに、前記ベース体の内部に、、前記2つの揺動部材の各々の永久磁石の接近に伴って当該永久磁石との間に磁力作用を及ぼす電磁石と、前記電磁石の通電制御を行う制御装置及び通電回路と、前記制御装置及び前記通電回路の電源とが設けられていることを特徴とする玩具用揺動装置。
  2. 前記電源として太陽電池素子を設けたことを特徴とする請求項1に記載の玩具用揺動装置。
  3. 請求項1又は2に記載の玩具用揺動装置を備え、前記揺動部材の上部は葉模型となっていることを特徴とする揺動玩具。
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