JP4302019B2 - 無線接続方法 - Google Patents

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Description

本発明は、Bluetoothのようなマスタにもスレーブにもなり得る無線端末を組み合わせた無線通信システムにおいて通信接続を確立する無線接続方法に関し、特にマスタとなる無線端末があらかじめ決められている無線通信システムにおいて、マスタ端末とスレーブ端末の間の通信接続を確立する無線接続方法に関する。
加工装置や処理装置では、各部の状態を複数の測定器で測定し、制御装置に付随して設けられたデータ処理装置が各測定器の測定結果を収集してデータ処理を行い、制御装置がデータ処理結果に基づいて制御対象となる装置を制御するシステムが広く使用される。このシステムでは、各測定器の測定結果をデータ処理装置に送るため、データ処理装置と各測定器は通信経路で接続される。
図1は、このようなシステムの構成を示す図である。図示のように、各測定器12−1、…、12−Kは通信経路13を介してデータ処理装置11に接続され、データ処理装置11は各測定器12の測定結果を収集し、収集した測定結果を処理する。このようなシステムを通信の観点から見ると、制御装置11がマスタとして動作し、各測定器12がスレーブとして動作する。データ処理装置11にはAC電源が供給され、各測定器12−1から12−Kは内蔵したバッテリーで駆動される。
図1のシステムでは、データ処理装置11と各測定器12の間に通信経路を設ける必要があるが、通信経路を通信ケーブルを使用して有線で実現する場合、通信ケーブルを設ける位置が制限されたり、通信ケーブルが邪魔になるという問題がある。そこで、近年これらの通信経路を無線で実現することが行われている。近距離にある2つ以上の装置の間のデータの送受信を無線通信で行う無線接続規格として、Bluetoothが知られており、広く使用されている。以下、Bluetoothを例として説明を行う。
Bluetoothでは、マスタ端末にもスレーブ端末にもなり得る端末を接続し、マスタ端末に対して最大7台までのスレーブ端末を接続してピコネットと呼ばれる無線接続ネットワークを構築できる。また、ピコネット同士を連結するスキャッタネットと呼ばれる無線接続ネットワークを構築することもできる。図1のシステムでは、マスタ端末になる端末(すなわちデータ処理装置11)はあらかじめ決定されている。図2は、図1のシステムをマスタ端末とスレーブ端末の関係で示した図である。図示のように、マスタ端末11に対して各スレーブ端末12−1…12−K(Kは最大で7)が接続される。
図1のシステムにおいて、各測定器12の測定データは常時必要とは限らず、省電力の関係から、測定データが必要な時にのみ電源を投入することが望ましい。これは特に測定器がバッテリー駆動の場合に望ましい。図2において、実線で示した無線通信経路は、接続されるスレーブ端末(測定器)12−3、12−5及び12−6に電源が投入されて、無線接続が確立されている状態を示す。また、破線で示した無線通信経路は、接続されるスレーブ端末(測定器)12−1に電源が投入されたばかりで、まだ無線接続が確立されておらず、これから無線接続が確立される状態を示す。無線通信経路で接続されていないスレーブ端末は電源が投入されていない状態を示す。
Bluetoothでは、マスタ端末とスレーブ端末間で通信を行うには通信接続が確立されていることが必要である。Bluetoothにおいてマスタ端末とスレーブ端末間で通信接続を確立するもっとも一般的な方法は、ブロードキャストと呼ばれる方法である。この方法によれば、マスタ端末は、デバイス問合せ(Inquiry)状態になり、マスタ端末はIQパケットを全スレーブ端末に向けて連続的に送信する。これを受信したスレーブ端末は、あるランダムな時間遅延の後アドレス情報を含むFHSパケットを返送する。この動作がタイムアウトするまで繰り返され、全スレーブ端末がマスタ端末により発見(認識)される。次にマスタ端末は呼び出し(Page)状態になり、スレーブ端末のアドレスを使用したIDパケットを全スレーブ端末に送信してスレーブ端末に対して呼び出し(接続要求)を行う。スレーブ端末は、これに応じて受信応答のIDパケットを返信して呼び出し応答(接続応答)を行う。これでマスタ端末とスレーブ端末間の通信接続が確立される。このデバイス問合せ(Inquiry)モードと呼び出し(Page)モードによるマスタ端末とスレーブ端末間の通信接続の確立は、その時点で電源が投入されている状態(オン状態)のスレーブ端子のすべてと通信接続を確立できるが、その動作にかなり長い時間を要する。
Bluetoothでマスタ端末とスレーブ端末間で通信接続を確立する方法は他にもあるが、いずれにしてもマスタ端末からスレーブ端末に対して通信接続の確立を要求する必要があり、スレーブ端末からマスタ端末に対して通信接続を要求して確立することはできない。
特開2003−198455号公報 特開2003−158525号公報 Specification of the Bluetooth System vl.1
図1及び図2において、マスタ端末11を含めてシステム全体を起動した時には、上記のデバイス問合せ(Inquiry)モードと呼び出し(Page)モードを利用して、その時点でオン状態にあるスレーブ端末すべてに対して通信接続を確立する。この場合は初期化期間であり、通信接続を確立するまでにある程度の時間がかかっても特に問題は生じない。
図2に示すように、システムが運用状態である時に、途中であるスレーブ端末12−1に電源を投入して動作状態にした場合、マスタ端末11とスレーブ端末12−1との間で新たに通信接続を確立する必要がある。上記のように、スレーブ端末からマスタ端末に対して通信接続を要求して確立することはできないので、まず考えられるのは、デバイス問合せ(Inquiry)モードと呼び出し(Page)モードを利用した通信接続の確立を定期的に行うことである。しかし、この処理にはかなりの時間を要し、その間はデータの通信は行えないので、この処理を頻繁に行うと各測定器から必要な測定結果の収集が行えないという問題を生じる。特に、通信接続が確立されているスレーブ端末から連続して測定結果を収集する必要がある場合には、このようなスレーブ端末との通信接続が一旦解消した後再度確立することになるため、この方法は使用できない。
また、このような問題が生じないように、この処理を行う周期を長くしたり、連続して測定結果を収集する必要がある期間が終了するまで待機することも考えられるが、この場合スレーブ端末12−1の測定器に電源を投入してから実際に使用されて測定結果が収集されるまで長時間を要するという問題を生じる。
また、接続されるすべてのスレーブ端末のアドレスがあらかじめマスタ端末に登録されている場合には、マスタ端末がスレーブ端末に対して通信接続を要求して確立することも可能であるが、マスタ端末はそのスレーブ端末が接続可能であるかを確認できないため、この方法は行えない。
本発明は、電源を投入して立ち上げたスレーブ端末が、他のスレーブ端末とマスタ端末の間の通信に影響すること無しに、すみやかにマスタ端末との間で通信接続を確立できるようにする無線接続方法の実現を目的とする。
上記目的を実現するため、本発明の無線接続方法によれば、スレーブ端末がマスタ端末に対してスレーブ端末のアドレスを付してデバイス問合せ又は接続要求を行い、これを受けたマスタ端末は新たに通信接続を確立するスレーブ端末が通信可能な状態で存在すること、及びそのスレーブ端末のアドレスを検出できる。そこで、マスタ端末はこのアドレスのスレーブ端末に対して通信接続を確立する。実際にこの構成を行うには各種の変形例が可能である。
すなわち、本発明の第1の態様の無線接続方法は、マスタにもスレーブにもなり得る無線端末を組み合わせて、マスタとなる前記無線端末があらかじめ決められている無線通信システムにおいて、マスタ端末とスレーブ端末の間の通信接続を確立する無線接続方法であって、前記スレーブ端末が、前記マスタ端末に対して前記スレーブ端末のアドレスを付してデバイス問合せを行い、前記マスタ端末は、前記デバイス問合せの受信時に前記スレーブ端末のアドレスを取得し、前記マスタ端末は、アドレスを取得した前記スレーブ端末に対して接続要求を行い、前記スレーブ端末は、前記接続要求に対して接続確立の応答を行うことを特徴とする。
第1の態様において、マスタ端末がデバイス問合せの受信時にスレーブ端末のアドレスを取得する時に、スレーブ端末に対してデバイス問合せへの応答を行うようにしてもよい。
また、本発明の第2の態様の無線接続方法は、マスタにもスレーブにもなり得る無線端末を組み合わせて、マスタとなる前記無線端末があらかじめ決められている無線通信システムにおいて、マスタ端末とスレーブ端末の間の通信接続を確立する無線接続方法であって、電源が投入された前記スレーブ端末が、既に電源が投入されている前記マスタ端末に対して前記スレーブ端末のアドレスを付して接続要求を行い、前記マスタ端末は、前記接続要求の受信時に前記スレーブ端末のアドレスを取得し、前記マスタ端末は、アドレスを取得した前記スレーブ端末に対して接続要求を行い、前記スレーブ端末は、前記接続要求に対して接続確立の応答を行うことを特徴とする。
第2の態様において、マスタ端末がスレーブ端末の接続要求の受信時にスレーブ端末のアドレスを取得する時に、スレーブ端末に対して接続要求を拒否する応答を行うようにしてもよい。
更に、本発明の第3の態様の無線接続方法は、マスタにもスレーブにもなり得る無線端末を組み合わせて、マスタとなる前記無線端末があらかじめ決められている無線通信システムにおいて、マスタ端末とスレーブ端末の間の通信接続を確立する無線接続方法であって、電源が投入された前記スレーブ端末が、既に電源が投入されている前記マスタ端末に対して前記スレーブ端末のアドレスを付して接続要求を行い、前記マスタ端末は、前記スレーブ端末の接続要求に応じて前記スレーブ端末のアドレスを取得すると共に前記スレーブ端末に対して接続確立の応答を行い、前記マスタ端末は、アドレスを取得した前記スレーブ端末に対して切断要求を行い、前記スレーブ端末は、前記切断要求に対して切断応答を行い、前記マスタ端末は、アドレスを取得した前記スレーブ端末に対して接続要求を行い、前記スレーブ端末は、前記接続要求に対して接続応答を行うことを特徴とする。
なお、第3の態様において、切断要求は、スレーブ端末から送ることも可能である。
更に、本発明の第4の態様の無線接続方法は、マスタにもスレーブにもなり得る無線端末を組み合わせて、マスタとなる前記無線端末があらかじめ決められている無線通信システムにおいて、マスタ端末とスレーブ端末の間の通信接続を確立する無線接続方法であって、電源が投入された前記スレーブ端末が、既に電源が投入されている前記マスタ端末に対して前記スレーブ端末のアドレスを付して接続要求を行い、前記マスタ端末は、前記スレーブ端末の接続要求に応じて前記スレーブ端末のアドレスを取得すると共に前記スレーブ端末に対して接続確立の応答を行い、前記マスタ端末は、アドレスを取得した前記スレーブ端末に対してマスタ/スレーブのスイッチ命令を送り、前記スレーブ端末は、前記マスタ/スレーブのスイッチ命令に対する応答を行うと共にマスタからスレーブに切り替える処理を行うことを特徴とする。
第4の態様において、マスタ/スレーブのスイッチ命令は、スレーブ端子から送ることも可能である。
スレーブ端末は、電源投入に応じて通信接続のための最初の動作を行うが、スレーブ端末に接続スイッチを設け、その動作をトリガーとして最初の動作を起動するようにしてもよい。これにより、スレーブ端末の電源投入時だけでなく、オペレータの操作により任意に通信接続の確立を行えるようになる。
更に、マスタ端末に接続スイッチを設け、その動作をトリガーとしてデバイス問合せ又は接続要求に応じた動作を開始するようにしてもよい。これにより、接続スイッチが動作された時のみ新たな通信接続確立のための動作を行えばよく、それ以外の時に無駄な動作をする事がなくなる。
マスタ端末に接続されるスレーブ端末のアドレスを登録しておくか、及び/又はスレーブ端末にマスタ端末のアドレスを登録しておき、登録されたアドレスの端末に対してのみ一連の処理を行うようにしてもよい。これにより、目的のスレーブ端末以外のスレーブ端末を接続したり、スレーブ端末を目的にマスタ端末以外の端末に接続するという誤接続の問題を回避できる。
マスタ端末は、他のスレーブ端末との間で通信接続が確立している状態でも、上記の一連の動作を行える。この場合、マスタ端末より、他のスレーブ端末に、ホールド・モード(Hold Mode)、パーク・モード(Park Mode)又はスニフ・モード(Sniff Mode)のいずれかのモードに移行する命令を送り、スレーブ端末との接続を行うことにしてもよい。これにより、接続時に他のスレーブ端末のデータ抜け等を防ぐことができる。
なお、マスタ端末の電源投入時には、前述のデバイス問合せ(Inquiry)モードと呼び出し(Page)モードを利用した通信接続の確立を行い、その時点で動作状態にあるすべてのスレーブ端末との間で通信接続を確立することが望ましい。
本発明により、スレーブ端末を随時立ち上げてマスタ端末との間で、他に影響せずにすみやかに通信接続を確立できる。これにより、複数の測定器が接続されるデータ処理システムで、必要に応じて測定器に電源を投入しても、ただちに測定データを利用できるようになり、システムの省電力化が図れ、測定器の操作性も向上する。
本発明の実施例は、図1に示した加工システム又は処理システムである。図3の(A)は、本発明の実施例に使用する端末21の構成を示すブロック図であり、端末21はマスタ端末としてもスレーブ端末として動作可能である。図3の(A)に示すように、端末21は、無線通信部22と、通信制御部23と、メモリ24と、アプリケーション25と、制御部26とを有する。アプリケーション25は、マスタ端末の場合であれば、データ処理装置11のデータ処理を行う部分に相当し、スレーブ端末であれば、各測定器の測定機能部分に相当する。
図3の(B)は、通信制御部23の構成を示す。通信制御部23は、図示のように、デバイス問合せ手段31と、問合せ応答手段32と、通信接続の確立を要求する呼出手段33と、呼出応答手段34と、通信を切断する切断手段35と、切断応答手段36と、通信接続確立後の送受信手段37と、通信を制御する通信制御手段38とを有する。これらは、Bluetoothの規格として定められている機能に相当するので、ここでは説明は省略する。
図4は、本発明の第1実施例の処理を示す図である。マスタ端末となるBluetooth(マスタBluetooth)11を内蔵したデータ処理装置は、あらかじめ電源が投入された状態となっている(電源ON)(101)。他のスレーブ端末である測定器が電源投入された状態で、既にマスタBluetooth11との間で通信接続が確立されていてもよい。この通信接続の確立は、例えば、マスタBluetooth11の電源投入時に前述のデバイス問合せ(Inquiry)モードと呼び出し(Page)モードを利用して行える。
以上のような状態で、新たにスレーブ端末となるBluetooth(スレーブBluetooth)12を内蔵した測定器が測定のために電源が投入される。(電源ON)(102)。測定器は必要な測定を行う時に電源が投入され、測定が終了したら電源が切られるものとする(電源OFF)(110)。
スレーブBluetooth12は電源ONの状態になると、あらかじめ登録されているアドレスのマスタBluetooth11に対して、デバイス問合せ手段31を使用してBluetooth問合せを行う(103)。この時、スレーブBluetooth12のアドレスを一緒に送信する。マスタBluetooth11は、このBluetooth問合せを受信すると、この問合せを発信したスレーブBluetooth12のアドレスを取得する。取得したアドレスが登録されているアドレスであれば、そしてもし通信接続されている他のスレーブ端末がある場合には、それらをHOLDモードに設定した後、問合せ終了に対して定められている所定時間だけ待機する(104)。なお、スレーブBluetooth12からのBluetooth問合せがマスタBluetooth11で確実に受信されるとは限らないので、スレーブBluetooth12はBluetooth問合せを繰り返し発信する。
待機後、マスタBluetooth11は、呼出手段33を使用してスレーブBluetooth12に対してBluetooth接続要求を行う(105)。この接続要求が行えるのは、接続しようとするスレーブBluetooth12のアドレスが分かっており、そしてその端末が接続可能な状態(すなわち電源が投入された状態)であることが分かっているからである。スレーブBluetooth12は、Bluetooth接続要求を受信すると、Bluetooth接続応答を行う(106)。これにより、Bluetoothの通信接続が確立し、通信が可能になるので、必要なデータ通信が行える状態になる(107)。また、HOLDモードにした他の接続済スレーブ端末(Bluetooth)は、HOLDモード終了後、マスタBluetooth11と通信を再開する。これにより、マスタBluetooth11は、電源が投入されている測定器のすべてと通信接続が確立された状態になり、必要な測定器のデータ収集が行える。
使用が終了して測定器の電源をOFFにする時には、スレーブBluetooth12は、切断手段35を使用して、マスタBluetooth11に対してBluetooth切断要求を行う(108)。マスタBluetooth11は、切断要求を受信すると、Bluetooth切断応答を発信する(109)。スレーブBluetooth12は、マスタBluetooth11からのBluetooth切断応答の受信を確認後、電源をOFFの状態にする(110)。
再び測定器を使用する場合には、再度上記の動作を行う。
図5は、本発明の第2実施例の処理を示す図である。第1実施例では、マスタBluetooth11は、Bluetooth問合せを受信すると、スレーブBluetooth12のアドレスを取得するだけで、スレーブBluetooth12に対しては直ぐには何も応答しない。そのため、スレーブBluetooth12はマスタBluetooth11から接続要求を受信するまでBluetooth問合せを繰り返し発信することになり、省電力や混信などの点から好ましくない。そこで、第2実施例では、マスタBluetooth11は、Bluetooth問合せを受信すると、スレーブBluetooth12のアドレスを取得すると共にスレーブBluetooth12に対してBluetooth問合せ応答を行う(111)。第2実施例の他の処理は第1実施例と同じであり、説明は省略する。
図6は、本発明の第3実施例の処理を示す図である。マスタBluetooth11及びスレーブBluetooth12に電源が投入されるまでの処理(201、202)は第1実施例と同じである。
スレーブBluetooth12は電源ONの状態になると、あらかじめ登録されているアドレスのマスタBluetooth11に対して、呼出手段33を使用してBluetooth接続要求を行う(203)。この時、スレーブBluetooth12のアドレスを一緒に送信する。マスタBluetooth11は、このBluetooth問合せを受信すると、この問合せを発信したスレーブBluetooth12のアドレスを取得する。そして、もし通信接続されている他のスレーブ端末がある場合には、それらをHOLDモードに設定する。この時、ピコネット状態から一時的にスキャッタネット状態になる。その後、スレーブBluetooth12に対して呼出応答手段34を使用してBluetooth接続拒否の応答を行う(204)。
後の処理(205から210)は第1実施例の処理(105から110)と同じであり、説明を省略する。
図7は、本発明の第4実施例の処理を示す図である。第4実施例の処理は、第3実施例の処理では、スレーブBluetooth12からの接続要求(203)に対してマスタBluetooth11がBluetooth接続拒否の応答を行った(204)のに対して、接続拒否を行わず接続OUT時間だけ待機する(211)点が異なり、他は同じである。
図8は、本発明の第5実施例の処理を示す図である。第5実施例の処理は、第3実施例の処理と次の点が異なる。第3実施例では、スレーブBluetooth12からの接続要求(203)に対してマスタBluetooth11がBluetooth接続拒否の応答を行った(204)のに対して、スレーブBluetooth12のアドレスの取得及び他のスレーブBluetoothをHOLDモードにした後接続応答を行う(304)。これにより、マスタBluetooth11がスレーブBluetooth12のスレーブ端末になるスキャッタネット状態になる。その後、マスタBluetooth11は、直ちにスレーブBluetooth12に対して、Bluetooth切断要求を行い(305)、スレーブBluetooth12はBluetooth切断応答(306)を行い、マスタBluetooth11とスレーブBluetooth12の間の通信接続を一旦解消する。
それ以後の処理(307から312)は、第1実施例の処理(105から110)と同じである。
なお、スレーブ端末がBluetooth切断要求を行い、マスタ端末が切断応答を行なうようにすることも可能である。
図9は、本発明の第6実施例の処理を示す図である。第6実施例の処理のうち、マスタBluetooth11がスレーブBluetooth1に対して接続応答を行うまでの処理(401から404)は、第5実施例と同じである。その後、第6実施例では、マスタBluetooth11は、スレーブBluetooth12に対して、Bluetoothスイッチ命令を送信する(405)。この命令は、マスタとスレーブの関係を入れ替える命令であり、この命令を受信したスレーブBluetooth12はBluetoothスイッチ応答を行う(406)。これにより、マスタBluetooth11がマスタ端末であり、スレーブBluetooth12がスレーブ端末である通信接続が確立される。
それ以後の処理(407から410)は、第5実施例の処理(309から312)と同じである。
なお、第6実施例の処理(405)において、スレーブBluetooth12からマスタBluetooth11に対して、Bluetoothスイッチ命令を送信することも可能である。
また、第1から第6実施例では説明しなかったが、マスタ端末が取得したスレーブ端末のアドレスが登録されているアドレスでない場合には、無視して何の動作も行わないようにする。
上記の第1から第6実施例では、スレーブ端末は、電源投入に応じて通信接続のための最初の動作を行う例を説明したが、これに限られるものではない。例えば、スレーブ端末に接続スイッチを設け、これをオペレータが操作した時に、マスタ端末に接続するための動作を開始するようにしてもよい。これにより、オペレータの操作により任意に通信接続の確立を行えるようになる。
更に、第1から第6実施例では、マスタ端末は、電源ON時には常時未接続のスレーブ端末からの問合せ又は接続要求を受信できることが必要であるが、マスタ端末に接続スイッチを設け、その動作をトリガーとしてスレーブ端末からの問合せ又は接続要求を受信できる状態になるようにしてもよい。これにより、接続スイッチが動作された時のみスレーブ端末からの問合せ又は接続要求を受信のための動作を行えばよく、それ以外の時にそのような動作を行う必要はなく、無駄な動作を省くことが可能である。
なお、マスタ端末がスレーブ端末と通信接続を確立する時、他の通信接続が確立しているスレーブ端末は、ホールド・モード(Hold Mode)にしたが、パーク・モード(Park Mode)又はスニフ・モード(Sniff Mode)にしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、Bluetoothシステムなどで、スレーブ端末に相当する測定器を起動した場合に、直ちにマスタ端末であるデータ処理装置に通信接続された状態になり、測定データを利用できるようになる。
本発明は、複数の測定器を接続したデータ処理装置だけでなく、マスタ端末に対して複数のスレーブ端末を随時接続するシステムであればどのようなシステムにも適用できる。
本発明が適用されるシステムの構成例を示す図である。 システムにおけるマスタ端末とスレーブ端末の接続状態の例を示す図である。 本発明の実施例で使用する端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施例の処理を示す図である。 本発明の第2実施例の処理を示す図である。 本発明の第3実施例の処理を示す図である。 本発明の第4実施例の処理を示す図である。 本発明の第5実施例の処理を示す図である。 本発明の第6実施例の処理を示す図である。
符号の説明
21 端末
22 無線通信部
23 通信制御部
31 デバイス問合せ手段
32 問合せ応答手段
33 呼出手段
34 呼出応答手段
35 切断手段
36 切断応答手段

Claims (18)

  1. マスタにもスレーブにもなり得る無線端末を組み合わせて、マスタとなる前記無線端末があらかじめ決められている無線通信システムにおいて、マスタ端末とスレーブ端末の間の通信接続を確立する無線接続方法であって、
    前記スレーブ端末が、前記マスタ端末に対して前記スレーブ端末のアドレスを付してデバイス問合せを行い、
    前記マスタ端末は、前記デバイス問合せの受信時に前記スレーブ端末のアドレスを取得し、
    前記マスタ端末は、アドレスを取得した前記スレーブ端末に対して接続要求を行い、
    前記スレーブ端末は、前記接続要求に対して接続確立の応答を行うことを特徴とする無線接続方法。
  2. 前記マスタ端末は、前記デバイス問合せの受信時に前記スレーブ端末のアドレスを取得すると共に前記スレーブ端末に対して前記デバイス問合せへの応答を行う請求項1に記載の無線接続方法。
  3. マスタにもスレーブにもなり得る無線端末を組み合わせて、マスタとなる前記無線端末があらかじめ決められている無線通信システムにおいて、マスタ端末とスレーブ端末の間の通信接続を確立する無線接続方法であって、
    前記スレーブ端末が、前記マスタ端末に対して前記スレーブ端末のアドレスを付して接続要求を行い、
    前記マスタ端末は、前記接続要求の受信時に前記スレーブ端末のアドレスを取得し、
    前記マスタ端末は、アドレスを取得した前記スレーブ端末に対して接続要求を行い、
    前記スレーブ端末は、前記接続要求に対して接続確立の応答を行うことを特徴とする無線接続方法。
  4. 前記マスタ端末は、前記スレーブ端末の接続要求の受信時に前記スレーブ端末のアドレスを取得すると共に前記スレーブ端末に対して前記接続要求を拒否する応答を行う請求項3に記載の無線接続方法。
  5. マスタにもスレーブにもなり得る無線端末を組み合わせて、マスタとなる前記無線端末があらかじめ決められている無線通信システムにおいて、マスタ端末とスレーブ端末の間の通信接続を確立する無線接続方法であって、
    前記スレーブ端末が、前記マスタ端末に対して前記スレーブ端末のアドレスを付して接続要求を行い、
    前記マスタ端末は、前記スレーブ端末の接続要求に応じて前記スレーブ端末のアドレスを取得すると共に前記スレーブ端末に対して接続確立の応答を行い、
    前記マスタ端末は、アドレスを取得した前記スレーブ端末に対して切断要求を行い、
    前記スレーブ端末は、前記切断要求に対して切断応答を行い、
    前記マスタ端末は、アドレスを取得した前記スレーブ端末に対して接続要求を行い、
    前記スレーブ端末は、前記接続要求に対して接続応答を行うことを特徴とする無線接続方法。
  6. マスタにもスレーブにもなり得る無線端末を組み合わせて、マスタとなる前記無線端末があらかじめ決められている無線通信システムにおいて、マスタ端末とスレーブ端末の間の通信接続を確立する無線接続方法であって、
    前記スレーブ端末が、前記マスタ端末に対して前記スレーブ端末のアドレスを付して接続要求を行い、
    前記マスタ端末は、前記スレーブ端末の接続要求に応じて前記スレーブ端末のアドレスを取得すると共に前記スレーブ端末に対して接続確立の応答を行い、
    前記スレーブ端末は、接続確立の応答を受信後、前記マスタ端末に対して切断要求を行い、
    前記マスタ端末は、前記切断要求に対して切断応答を行い、
    前記マスタ端末は、アドレスを取得した前記スレーブ端末に対して接続要求を行い、
    前記スレーブ端末は、前記接続要求に対して接続応答を行うことを特徴とする無線接続方法。
  7. マスタにもスレーブにもなり得る無線端末を組み合わせて、マスタとなる前記無線端末があらかじめ決められている無線通信システムにおいて、マスタ端末とスレーブ端末の間の通信接続を確立する無線接続方法であって、
    前記スレーブ端末が、前記マスタ端末に対して前記スレーブ端末のアドレスを付して接続要求を行い、
    前記マスタ端末は、前記スレーブ端末の接続要求に応じて前記スレーブ端末のアドレスを取得すると共に前記スレーブ端末に対して接続確立の応答を行い、
    前記マスタ端末は、アドレスを取得した前記スレーブ端末に対してマスタ/スレーブのスイッチ命令を送り、
    前記スレーブ端末は、前記マスタ/スレーブのスイッチ命令に対する応答を行うと共にマスタからスレーブに切り替える処理を行うことを特徴とする無線接続方法。
  8. マスタにもスレーブにもなり得る無線端末を組み合わせて、マスタとなる前記無線端末があらかじめ決められている無線通信システムにおいて、マスタ端末とスレーブ端末の間の通信接続を確立する無線接続方法であって、
    前記スレーブ端末が、前記マスタ端末に対して前記スレーブ端末のアドレスを付して接続要求を行い、
    前記マスタ端末は、前記スレーブ端末の接続要求に応じて前記スレーブ端末のアドレスを取得すると共に前記スレーブ端末に対して接続確立の応答を行い、
    前記スレーブ端末は、前記マスタ端末に対してマスタ/スレーブのスイッチ命令を送ると共にマスタからスレーブに切り替える処理を行い、
    前記マスタ端末は、前記マスタ/スレーブのスイッチ命令に対する応答を行うことを特徴とする無線接続方法。
  9. 前記スレーブ端末は、当該スレーブ端末の電源投入又は当該スレーブ端末の接続スイッチの動作をトリガーとして、最初の動作を起動する請求項1から8のいずれか1項に記載の無線接続方法。
  10. 前記マスタ端末は、当該マスタ端末の接続スイッチの動作をトリガーとして、前記デバイス問合せに応じた前記スレーブ端末のアドレスの取得を行う請求項1又は2に記載の無線接続方法。
  11. 前記マスタ端末は、当該マスタ端末の接続スイッチの動作をトリガーとして、前記スレーブ端末の前記接続要求に応じた動作を開始する請求項3から8のいずれか1項に記載の無線接続方法。
  12. 前記マスタ端末は、あらかじめ登録された前記スレーブ端末のアドレスを記憶している請求項1から11のいずれか1項に記載の無線接続方法。
  13. 前記スレーブ端末は、あらかじめ登録された前記マスタ端末のアドレスを記憶している請求項1から12のいずれか1項に記載の無線接続方法。
  14. 前記マスタ端末は、登録されたアドレスの前記スレーブ端末から通信に対してのみ動作を行う請求項12に記載の無線接続方法。
  15. 前記スレーブ端末は、登録されたアドレスの前記マスタ端末からの通信に対してのみ接続動作を行う請求項13に記載の無線接続方法。
  16. 前記マスタ端末は、接続されている他のスレーブ端末を有している請求項1から15のいずれか1項に記載の無線接続方法。
  17. 前記マスタ端末に接続されている前記他のスレーブ端末を前記スレーブ端末接続時に、ホールド・モード(Hold Mode)、パーク・モード(Park Mode)又はスニフ・モード(Sniff Mode)のいずれかのモードにする請求項16に記載の無線接続方法。
  18. 前記マスタ端末は、当該マスタ端末の電源投入時に、動作状態にある前記スレーブ端末を探すデバイス問合せ及び接続要求を行う請求項1から17のいずれか1項に記載の無線接続方法。
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