JP4300415B2 - 通信障害試験装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信障害試験装置及び方法に関する。
通信障害試験装置は、被試験装置からLANやインターネット等の通信網を介して受信したパケットについて、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルの第1〜4層、つまり物理層、データリンク層、ネットワーク層及びトランスポート層のプロトコルに該当するヘッダに基づいて各種処理を行うことにより被試験装置や通信網の通信障害に関する各種試験を行う。すなわち、従来の通信障害試験装置は、OSI参照モデルの第5〜7層、つまりセッション層、プレゼンテーション層及びアプリケーション層のプロトコルに該当するヘッダについては関与しない。通信障害試験装置が行う処理としては、例えば被試験装置からのアクセスに対する応答、通信網を伝送されるパケットの一部破棄(パケットロス)あるいは/及びパケットにジッタを付加する等である。なお、このような通信障害試験装置については、例えば以下の公知文献に詳細が開示されている。
渡辺和彦等著「SEの基礎知識 ネットワークシステム 改訂版」リックテレコム、2000年3月10日、p.65−67
ところで、映像アプリケーションで用いられている多くの映像符号化方式は、データ圧縮技術としてフレーム間予測符号化方式を採用している。例えばISO13818に準拠するMPEG−2は、他の映像フレームを参照するフレーム間順方向予測符号化画像(Pピクチャ)と他の映像フレームを参照しないフレーム内符号化画像(Iピクチャ)とを有し、Pピクチャに関するパケットとIピクチャに関するパケットとでは、受信側に到着する時間が遅れたりあるいは損失した場合における動画再生に対する影響が異なる。
しかしながら、Pピクチャに関するパケットとIピクチャに関するパケットとの識別は、OSI参照モデルの第1〜4層のプロトコルに関係する内容ではなく、第5〜7層のプロトコルに関係する内容である。このため、上述した従来の通信障害試験装置では、Pピクチャに関するパケットの伝送遅れや損失の影響とIピクチャに関するパケットの伝送遅れや損失の影響とを切り分けて評価することができないという問題点がある
本発明は、特定アプリケーションに該当するパケットの通信障害についてより的確な試験を実現することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明は次の構成を備える。
パケットを受信するパケット入力部と、このパケット入力部から入力されたパケットについてOSI参照モデルの第1〜4層に該当するヘッダ部分を読み取ることにより正規仕様のパケットであるか否か判断するパケットフィルタを備える通信障害試験装置において、
前記パケットフィルタから入力されたパケットについて、OSI参照モデルの第5層以上に該当するヘッダ部分及びデータ部分の量子化テーブルを読み取ることにより映像アプリケーションに関連するPパケットとIパケットを検出するアプリケーションアナライザと、
このアプリケーションアナライザから入力されたPパケット及びIパケットに対して、試験内容に応じて予め設定された統計値に見合うようにランダムに破棄することによりPパケット及びIパケット毎に個別にパケットロスを発生させ、時間遅延を与える模擬を施すパケット制御部と
を備えることを特徴とする通信障害試験装置。



以上説明したように、本発明によれば、受信パケットに含まれるOSI参照モデルの第5層以上に該当する情報に基づいて特定アプリケーションに応じた特定処理を受信パケットに施すことができる。すなわち、OSI参照モデルの第1〜第4層に該当する情報からはアプリケーションを識別することができないので、アプリケーションに応じた処理を受信パケットに施すことはできないが、これに対して本発明によれば、OSI参照モデルの第5層以上に該当する情報を参照することにより特定アプリケーションに該当する特定パケットに特定処理を施すことが可能であり、よって特定パケットの通信障害について従来よりも的確な試験を実現することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に関わる通信障害試験装置Sの機能構成を示すブロック図である。この図において、符号1はパケット入力部、2はパケットフィルタ、3はアプリケーションアナライザ(パケット解析手段)、4はパケット制御部(パケット処理手段)、5はパケット出力部である。パケット入力部1は、外部の通信回線からパケット(受信パケット)を受信してパケットフィルタ2に出力する。
パケットフィルタ2は、パケット入力部1から入力されたパケットについてOSI参照モデルの第1〜4層に該当するヘッダ部分を読み取ることにより正規仕様のパケットであるか否かを判断し、当該正規仕様のパケットのみをアプリケーションアナライザ3に出力する。つまり、このパケットフィルタ2では、ヘッダ部分の情報から通信網の通信仕様に合致したパケットのみがフィルタリングされる。
アプリケーションアナライザ3は、パケットフィルタ2から入力されたパケットについて、OSI参照モデルの第5層以上に該当するヘッダ部分及びデータ部分の量子化テーブルを読み取ることにより映像アプリケーション(特定アプリケーション)に関連する特定パケットを検出する。
より具体的には、アプリケーションアナライザ3は、パケットフィルタ2から入力されたパケットの中から、他の映像フレームを参照する画像に関するパケット(Pパケット)と他の映像フレームを参照しない画像に関するパケット(Iパケット)とを特定パケットとして検出する。なお、他の映像フレームを参照する画像及び他の映像フレームを参照しない画像は、例えばISO13818に準拠するMPEG−2の場合にはフレーム間順方向予測符号化画像(Pピクチャ)及びフレーム内符号化画像(Iピクチャ)である。
パケット制御部4は、アプリケーションアナライザ3から入力された特定パケットつまりPパケット及びIパケットに対して、試験内容に応じた特定処理を施してパケットを出力部5に出力する。例えば、パケット制御部4は、予め設定された統計値に見合うようにランダムに破棄することによりPパケット及びIパケット毎に個別にパケットロスを発生させると共に、時間遅延を与えることによりPパケット及びIパケット毎に個別にジッタを付与する。パケット出力部5は、パケット制御部4から入力された通過Pパケット及び通過Iパケットをバッファリングして通信回線に出力する。
図2は、このような通信障害試験装置Sの接続例を示している。すなわち、この図2では通信障害試験装置Sが映像送信機Aと映像受信機Bとの間に介装されており、通信障害試験装置Sは、映像送信機Aから映像受信機Bに送信されるパケットに対して試験内容に応じた特定処理を模擬的に施す。
このように構成された通信障害試験装置Sでは、アプリケーションアナライザ3によってOSI参照モデルの第5層以上に該当するヘッダ部分及びデータ部分の量子化テーブル等を読み取ることにより映像アプリケーションに関連するPパケットとIパケットとを分別検出する。そして、このように分別検出されたPパケット及びIパケットに対して、パケット制御部4によって個別にパケットロスやジッタ等、試験内容に応じた特定処理を模擬的に施す。
すなわち、本通信障害試験装置Sによれば、Pパケット(つまり他の映像フレームを参照する画像に関するパケット)及びIパケット(他の映像フレームを参照しない画像に関するパケット)毎にパケットロスやジッタによる影響を試験することが可能である。従来技術ではPパケットの通信障害による影響とIパケットの通信障害による影響とを切り分けて試験することができなかったが、本通信障害試験装置Sでは、パケットロスやジッタという通信障害をPパケット毎及びIパケット毎に模擬するので、両パケットの通信障害による影響とを切り分けることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態では、アプリケーションアナライザ3によって映像アプリケーションのPパケット及びIパケットを特定アプリケーションに関連する特定パケットとして検出するようにしたが、本発明における特定パケットはPパケット及びIパケットに限定されるものではない。例えば、IETE(Internet Engineering Task Force)のRFC2326(RTSP:Real Time Streaming Protocol)に準拠し、映像通信のセッションプロトコルを用いる映像送受信機(サーバ・クライアント)の動作検証や評価試験において、例えばSetupコマンドを含むパケットあるいはSSRC(Synchronization Source Identifier)と呼ばれるパラメータを含むパケットを特定パケットとして検出しても良い。
RTSPの状態遷移が規定通りに応答するか否か、あるいは通信がハングアップしないか等を試験する場合には、上記Setupコマンドを含むパケットあるいはSSRCパラメータを含むパケットを特定パケットとすることが考えられる。ただし、上記RTSPの状態遷移を試験する場合には、通信障害試験装置において映像送受信機が従うプロトコル通りに特定アプリケーションの状態遷移を模擬する必要がある。
(2)図2では映像送信機Aと映像受信機Bとの間に介装された通信障害試験装置Sによって、映像送信機Aから映像受信機Bに送信されるパケットにパケットロスやジッタを発生させたが、図3に示すように映像送信機Aと通信障害試験装置Sとを通信回線を介して対峙するように接続し、映像送信機Aから受信したパケットにパケットロスやジッタを発生させて映像送信機Aに送り返すようにしても良い。この場合、通信障害試験装置Sは、パケットロスやジッタを模擬したパケットを映像送信機Aから受信したパケットに対する応答パケットとして映像送信機Aに送信する。
(3)また、図4に示すようにに通信障害試験装置Sと映像受信機Bとを通信回線を介して対峙するように接続し、通信障害試験装置Sでパケットロスやジッタを模擬した送信パケットを生成して映像受信機Bに送信するようにしても良い。この場合、送信パケットについては、通信障害試験装置Sが映像送信機Aから過去に受信したパケットを記憶しておき、このパケットを映像受信機Bに送信することが考えられる。
(4)テレビ会議やテレビ電話等の双方向通信を行うシステムを試験する場合には、入出力の方向を逆にした2台の通信障害試験装置Sを通信回線に挿入する接続方法が考えられる。
(5)特定パケットあるいは全てのパケットを入力時刻と共に順次記憶する記憶部を新たに設け、当該記憶部に記憶したパケットを入力時刻の差異に応じた間隔で通信回線に出力するようにしても良い。このような構成によれば、被試験システムの運用中に記憶したパケットを用いることにより、後日実験室等で被試験システムの運用状態を再現して解析することができる。
(6)特定パケットあるいは全てのパケットのパケット特性を順次記憶する記憶部を新たに設け、このパケット特性に基づいて受信パケットを通信回線に出力するようにしても良い。このような構成によれば、被試験システムの運用中に記憶したパケット特性を用いることにより、後日実験室等で被試験システムの運用状態を再現して解析することができる。
(7)上記実施形態では、他の映像フレームを参照する画像に関するPパケットと他の映像フレームを参照しない画像に関するIパケットの両方を検出し、各パケット毎にパケットロスやジッタを模擬的に発生させるようにしたが、PパケットあるいはIパケットの何れか一方を検出してパケットロスやジッタを発生させるようにしても良い。
本発明の一実施形態に係わる通信障害試験装置Sの機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係わる通信障害試験装置Sの第1の接続例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係わる通信障害試験装置Sの第2の接続例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係わる通信障害試験装置Sの第3の接続例を示す模式図である。
符号の説明
S……通信障害試験装置、1……パケット入力部、2……パケットフィルタ、3……アプリケーションアナライザ(パケット解析手段)、4……パケット制御部(パケット処理手段)、5……パケット出力部、A……映像送信機、B……映像受信機

Claims (1)

  1. パケットを受信するパケット入力部と、このパケット入力部から入力されたパケットについてOSI参照モデルの第1〜4層に該当するヘッダ部分を読み取ることにより正規仕様のパケットであるか否か判断するパケットフィルタを備える通信障害試験装置において、
    前記パケットフィルタから入力されたパケットについて、OSI参照モデルの第5層以上に該当するヘッダ部分及びデータ部分の量子化テーブルを読み取ることにより映像アプリケーションに関連するPパケットとIパケットを検出するアプリケーションアナライザと、
    このアプリケーションアナライザから入力されたPパケット及びIパケットに対して、試験内容に応じて予め設定された統計値に見合うようにランダムに破棄することによりPパケット及びIパケット毎に個別にパケットロスを発生させ、時間遅延を与える模擬を施すパケット制御部と
    を備えることを特徴とする通信障害試験装置。
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