JP4300231B2 - 無線端末 - Google Patents
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なお、上記のモード切り替え信号は、CPU(図示略)がCDMAのサービスエリア(CDMA用の基地局からの信号を受信している)か、FMのサービスエリア(FM用の基地局からの信号を受信している)かを検出することにより生成される。
また、本発明に関連する技術の無線受信装置は、複数種類の無線通信方式における無線信号を受信しうる受信系をそなえるとともに、この受信系に、前記の複数種類の無線通信方式に応じて、複数種類の受信信号増幅用の増幅器が設けられていることを特徴としている。
また、本無線受信装置は、上記の受信系が、受信信号を上記の無線通信方式に応じて上記の増幅器のいずれかへ出力する出力選択部をそなえるとともに、上記の選択制御部が、受信信号の無線通信方式に応じて、この出力選択部での選択処理を制御するとともに上記の増幅器のいずれかを動作させるように構成されていてもよい。
また、上記の複数種類の無線通信方式が、自己の無線通信方式とは異なる無線通信方式の受信信号に起因して自己の無線通信方式の受信信号に対して生じる雑音信号の許容レベルが相互に異なる第1通信方式と第2通信方式とである場合は、上記の複数種類の増幅器として、前記の許容レベルをそれぞれ満足する動作条件となるようにバイアス電流量を設定された第1通信方式用の第1増幅器と第2通信方式用の第2増幅器とを設けるとともに、上記の出力選択部を、受信信号を上記の第1増幅器及び第2増幅器のいずれかに分配する分配スイッチとして構成し、且つ、上記の選択制御部を、受信信号の無線通信方式に応じて、この分配スイッチの出力を第1増幅器及び第2増幅器のいずれかに切り替えるとともに、対応する第1増幅器及び第2増幅器のいずれかを動作させる切り替え制御部として構成してもよい。
ここで、この制御部は、受信信号の無線通信方式に応じて増幅器のバイアス電流量を変更することにより上記の動作条件を変更するバイアス変更制御部として構成されていてもよい。
さらに、上記の第2通信方式は、所望の変調方式を利用したアナログ無線通信方式であり、上記の第1通信方式は、このアナログ無線通信方式よりも上記の雑音信号の許容レベルの低い、スペクトラム拡散方式を利用したデジタル無線通信方式であってもよく、この場合は、上記の第1電流量が、上記の第2電流量よりも大きいのがよい。
さらに、本発明に関連する技術の無線受信装置における信号増幅方法は、複数種類の無線通信方式における無線信号を受信しうる無線受信装置において、受信信号を増幅するための増幅器の動作条件を受信信号の無線通信方式に応じた動作条件に変更し、このように動作条件を変更した状態で受信信号の増幅を行なうことを特徴としている。
ここで、上記の無線通信方式に応じて使用する増幅器を選択する選択制御部を設ければ、受信信号の無線通信方式に応じてその受信信号の増幅に必要な増幅器のみが選択・使用されることになるので、本無線装置の消費電力の低減化にも大いに寄与する。
ここで、特に、上記の第2通信方式が、所望の変調方式を利用したアナログ無線通信方式であり、上記の第1通信方式が、このアナログ無線通信方式よりも上記の雑音信号の許容レベルの低い、スペクトラム拡散方式を利用したデジタル無線通信方式である場合は、アナログ無線通信方式及びデジタル無線通信方式の各通信方式に最適な動作条件(バイアス電流量)で受信信号の増幅を行なえるので、増幅器を各通信方式で共通化してそのバイアス電流量を上記許容レベルの低いデジタル通信方式に合わせて大きく調整する場合に比べて、大幅に消費電力を低減することができる。
また、上記の複数種類の無線通信方式が、自己の無線通信方式とは異なる無線通信方式の受信信号に起因して自己の無線通信方式の受信信号に対して生じる雑音信号の許容レベルが相互に異なる第1通信方式と第2通信方式とである場合は、上記のバイアス変更制御部を、受信信号の無線通信方式に応じて、上記の増幅器の動作条件が上記の許容レベルをそれぞれ満足するよう、増幅器のバイアス電流量を第1通信方式用の第1電流量と第2通信方式用の第2電流量との間で変更するように構成すれば、簡素な構成で、受信信号の無線通信方式に応じた増幅器の動作条件の変更制御を実現することができる。
また、上記の増幅器を、受信信号として無線周波数帯の無線信号をダウンコンバートした後の中間周波数帯の無線信号を増幅する中間周波数帯用の増幅器として構成すれば、無線周波数段から中間周波数帯用の増幅器までは各無線通信方式に共通な構成とすることができるので、さらなる小型化を図ることができる。
(A)第1実施形態の説明
図1は本発明の第1実施形態としての携帯無線移動端末(無線端末)の構成を示すブロック図で、この図1に示す携帯無線移動端末1は、CDMA方式〔第1通信方式(スペクトラム拡散方式を利用したデジタル無線通信方式)〕及びFDMA方式〔第2通信方式(FM方式を利用したアナログ無線通信方式)〕の各サービスエリアのいずれでも使用可能なデュアルモード端末として構成されており、この図1に示すように、送信系2と受信系3とをそなえ、1本のアンテナ4が、アンテナ共用器5によりこれらの送信系2と受信系3とで共用化された構成となっている。なお、この図1において、6はシンセサイザ、7はバンドパスフィルタ(BPF)、8は大規模集積回路(LSI)、9は中央演算回路(CPU)で、それぞれ、その機能については後述する。
一方、受信系3(以下、受信フロントエンド3ということがある)において、LNA31は、アンテナ4及びアンテナ共用器5を通じて受信される基地局からの無線電波(無線信号)を低雑音で増幅することができるもので、ここでは、上述したようにCDMAモード時には受信信号レベルに応じてそのゲインを最適制御できるようゲイン可変タイプのものが用いられている。
また、CDMA復調処理系40Aは、CDMAモード時に切り替えスイッチ34を通じて入力される受信IF信号について復調処理を施すもので、例えば、CDMA用IFアンプ35A,BPF36A,AGCアンプ37A及び直交復調器38Aをそなえて構成されており、FM復調処理系40Bは、FMモード時に切り替えスイッチ34を通じて入力される受信IF信号について復調処理を施すもので、例えば、FM用IFアンプ35B,BPF36B及びFM復調器38Bをそなえて構成されている。
即ち、CDMA方式で要求されるIIP3の方がFM方式で要求されるIIP3よりも高い(即ち、CDMA方式の方が妨害波信号となるFM方式の受信信号に起因して生じる雑音の許容レベルが低い)ので、CDMA用IFアンプ35Aについては、CDMAモード時のIIP3を満足する動作条件となるよう、図10により前述したように、例えばCDMA用IFアンプ35Aの動作時のバイアス電流量がFM用IFアンプ35Bの動作時のバイアス電流量よりも大きくなるように調整(設定)して、IFアンプ35Aの入出力特性上、直線112を紙面右方向へ移動させておく。
まず、端末1は電源が投入されると、CPU9(通信方式検出部)が、CDMAの基地局からの無線信号を受信できているか否か、つまり、端末1がCDMAのサービスエリアに入っているか否かを判別する(ステップS1)。この結果、端末1がCDMAのサービスエリアに入っていない場合(ステップS1でNOと判定された場合)、CPU9は、今度は、TACS(FM)の基地局からの無線信号を受信できている(端末1がTACSのサービスエリアに入っている)か否かを判別する(ステップS2)。
そして、例えば、TACSの信号の受信が検出されたとすると(ステップS2でYESと判定されると)、CPU9は、送信系2を通じて、TACSの基地局にアクセスすることにより、自己(端末1)の電番情報や固有の識別情報などの所要の情報を基地局に登録してもらい(ステップS3)、TACSモードでの待受状態となる(ステップS4)。
ところで、CPU9は、上述のごとくTACSモードでの待受状態となった後、例えば5分が経過したか否かを監視しており(ステップS5)、5分が経過していなければ(ステップS5でNOと判定されれば)、TACSモードでの待受状態を維持する一方、5分が経過すると(ステップS5でYESと判定されると)、再度、CDMAのサービスエリアに入っているか否かを判別する(ステップS6)。
ところで、このとき、CPU9では、CDMAモード用のモード切り替え信号(Hレベル)を生成しており、このモード切り替え信号が受信系3の切り替えスイッチ34及び電源切り替え回路39に供給されている。これにより、切り替えスイッチ34の出力がCDMA復調処理系40A側に切り替えられるとともに、電源切り替え回路39におけるトランジスタTR3,TR4が動作し、CDMA復調処理系40AのCDMA用IFアンプ35Aに電源電圧が供給されて、このCDMA用IFアンプ35Aが動作する(FM用IFアンプ35Bは非動作状態)。
以上のように、本第1実施形態におけるデュアルモード端末1によれば、受信フロントエンド3に、CDMA,TACS(FM)という複数種類の通信方式に応じた複数種類の増幅器35A,35Bが設けられているので、各通信方式の受信信号をそれぞれ各通信方式に専用の増幅器35A,35Bで個別に増幅することができ、これにより、常に、受信信号の増幅に最適な増幅器35A,35Bで信号の増幅を行なうことができる。
具体的には、CPU9からのモード切り替え信号に応じて、切り替えスイッチ34での切り替え処理を制御するとともに増幅器35A,35Bのいずれかを動作させているので、簡素な構成で、受信信号の無線通信方式に応じた選択増幅処理が実現されている。
さらに、本実施形態では、端末1の電源投入に伴って、CPU9が、受信信号の無線通信方式がCDMA方式,TACS方式のいずれであるかを検出し、その検出結果に応じたモード切り替え信号を生成して切り替えスイッチ34及び電源切り替え回路39に供給することにより、動作させるIFアンプ35A,35Bの切り替え制御を自動的に行なうので、本端末1の利便性の向上にも大きく寄与している。
図5は本発明の第2実施形態としての携帯無線移動端末(無線端末)の構成を示すブロック図で、この図5に示す携帯無線移動端末1′は、図1により前述した端末1に比して、ミキサ33の後段にCDMA方式及びFM(TACS)方式に共通のIFアンプ35が設けられるとともに、このIFアンプ35の後段に切り替えスイッチ34が設けられ、且つ、電源切り替え回路39に代えてバイアス調整回路39′が設けられている点が異なる。
この結果、トランジスタTR7のエミッタ7eに接続されている全抵抗値が小さくなり、FMモード時よりもCDMAモード時の方がエミッタ7eに流れる電流量(即ち、DCMA用のバイアス電流量)の方が大きくなる。なお、FMモード時にはトランジスタFET1は動作しないので、トランジスタTR7のエミッタ7eには抵抗R23の抵抗値にのみ依存した電流量(即ち、FM用のバイアス電流量)が流れる。
このような構成により、本第2実施形態におけるデュアルモード端末1′においても、第1実施形態にて前述した手順(図4参照)と同様にして、CDMAのサービスエリアに入っていれば、CDMAモードでの待受状態となり、CPU9が、CDMA用のモード切り替え信号(Hレベル)を生成して、このモード切り替え信号を切り替えスイッチ34及びバイアス調整回路39′にそれぞれ供給する。
これにより、バイアス調整回路39′のトランジスタFET1は非動作(OFF)状態となるので、バイアス調整回路39′の抵抗R24がトランジスタTR7のエミッタ7eから切り離された状態となり、トランジスタTR7のエミッタ7eにはFM用のバイアス電流量が流れる。この結果、IFアンプ35は、FMの通信信号を受信した場合、その信号を増幅するのに最適な動作条件で動作する。
従って、第1実施形態のようにCDMA方式,TACS方式の各通信方式に応じた増幅器を複数種類設ける必要がなく、端末1′全体の簡素化を図りつつ、常に、各通信方式に最適な動作条件で増幅器35を動作させて受信信号の増幅を行なうことができる。そして、この場合は、各無線通信方式に最適なバイアス電流量で増幅器35を動作させるので、図9により前述したように、増幅器105を各通信方式で共通化してそのバイアス電流量を上記IIP3の高いCDMA方式に合わせて大きく調整したままにしておく場合に比べて、本端末1′の消費電力が大幅に低減されている。
なお、上述した第2実施形態でも、複数種類の無線通信方式として、CDMA方式とTACS(FM)方式の2種類の通信方式を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、上記以外の無線通信方式(例えば、TDMA方式など)を適用することも可能であるし、また、3種類以上の無線通信方式を適用することも可能である。
そして、本発明は上述した第1及び第2実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
(付記1)
複数種類の無線通信方式における無線信号を受信しうる受信系をそなえるとともに、
該受信系に、該複数種類の無線通信方式に応じて、複数種類の受信信号増幅用の増幅器が設けられていることを特徴とする、無線受信装置。
該受信信号の該無線通信方式に応じて使用する増幅器を選択する選択制御部が設けられていることを特徴とする、付記1記載の無線受信装置。
(付記3)
該受信系が、該受信信号を該無線通信方式に応じて該増幅器のいずれかへ出力する出力選択部をそなえるとともに、
該選択制御部が、
該受信信号の無線通信方式に応じて、該出力選択部での選択処理を制御するとともに該増幅器のいずれかを動作させるように構成されていることを特徴とする、付記2記載の無線受信装置。
該出力選択部が、該受信信号として無線周波数帯の無線信号をダウンコンバートした後の中間周波数帯の無線信号が入力される中間周波数段に設けられるとともに、
該増幅器が、それぞれ、該中間周波数帯の無線信号を増幅する中間周波数帯用の増幅器として構成されていることを特徴とする、付記3記載の無線受信装置。
該複数種類の無線通信方式が、自己の無線通信方式とは異なる無線通信方式の受信信号に起因して自己の無線通信方式の受信信号に対して生じる雑音信号の許容レベルが相互に異なる第1通信方式と第2通信方式とである場合に、
該複数種類の増幅器として、該許容レベルをそれぞれ満足する動作条件となるようにそれぞれ異なるバイアス電流量を設定された該第1通信方式用の第1増幅器と該第2通信方式用の第2増幅器とが設けられるとともに、
該出力選択部が、
該受信信号を該第1増幅器及び該第2増幅器のいずれかに分配する分配スイッチとして構成され、且つ、
該選択制御部が、
該受信信号の無線通信方式に応じて、該分配スイッチの出力を該第1増幅器及び該第2増幅器のいずれかに切り替えるとともに、対応する該第1増幅器及び該第2増幅器のいずれかを動作させる切り替え制御部として構成されていることを特徴とする、付記3又は付記4に記載の無線受信装置。
該切り替え制御部が、
該受信信号の無線通信方式が該第1通信方式及び該第2通信方式のいずれであるかを検出する通信方式検出部をそなえるとともに、
該通信方式検出部において該第1通信方式が検出されると、該分配スイッチの出力を該第1増幅器側へ切り替えるとともに該第1増幅器を動作させる一方、該通信方式検出部において該第2通信方式が検出されると、該分配スイッチの出力を該第2増幅器側へ切り替えるとともに該第2増幅器を動作させるように構成されていることを特徴とする、付記5記載の無線受信装置。
該第2通信方式が、所望の変調方式を利用したアナログ無線通信方式であり、該第1通信方式が、該アナログ無線通信方式よりも該雑音信号の該許容レベルの低い、スペクトラム拡散方式を利用したデジタル無線通信方式であることを特徴とする、付記5又は付記6に記載の無線受信装置。
該第1増幅器のバイアス電流量が該第2増幅器のバイアス電流量よりも大きく設定されていることを特徴とする、付記7記載の無線受信装置。
(付記9)
複数種類の無線通信方式における無線信号を受信しうる受信系をそなえるとともに、該受信系に、受信信号を増幅する該無線通信方式に共通の増幅器が設けられ、且つ、
該増幅器の動作条件を該受信信号の無線通信方式に応じた動作条件に変更する制御部をそなえていることを特徴とする、無線受信装置。
該制御部が、
該受信信号の無線通信方式に応じて該増幅器のバイアス電流量を変更することにより該動作条件を変更するバイアス変更制御部として構成されていることを特徴とする、付記9記載の無線受信装置。
該複数種類の無線通信方式が、自己の無線通信方式とは異なる無線通信方式の受信信号に起因して自己の無線通信方式の受信信号に対して生じる雑音信号の許容レベルが相互に異なる第1通信方式と第2通信方式とである場合に、
該バイアス変更制御部が、
該受信信号の無線通信方式に応じて、該増幅器の動作条件が該許容レベルをそれぞれ満足するよう、該増幅器のバイアス電流量を第1通信方式用の第1電流量と第2通信方式用の第2電流量との間で変更するように構成されていることを特徴とする、付記10記載の無線受信装置。
該バイアス変更制御部が、
該受信信号の無線受信方式が該第1通信方式及び該第2通信方式のいずれであるかを検出する通信方式検出部をそなえるとともに、
該通信方式検出部において該第1通信方式が検出されると、該増幅器のバイアス電流量を該第1電流量に変更する一方、該通信方式検出部において該第2通信方式が検出されると、該増幅器のバイアス電流量を該第2電流量に変更するように構成されていることを特徴とする、付記11記載の無線受信装置。
該増幅器が、該受信信号として無線周波数帯の無線信号をダウンコンバートした後の中間周波数帯の無線信号を増幅する中間周波数帯用の増幅器として構成されていることを特徴とする、付記10〜12のいずれかに記載の無線受信装置。
(付記14)
該第2通信方式が、所望の変調方式を利用したアナログ無線通信方式であり、該第1通信方式が、該アナログ無線通信方式よりも該雑音信号の該許容レベルの低い、スペクトラム拡散方式を利用したデジタル無線通信方式であることを特徴とする、付記11〜13のいずれかに記載の無線受信装置。
該第1電流量が該第2電流量よりも大きいことを特徴とする、付記14記載の無線受信装置。
(付記16)
複数種類の無線通信方式における無線信号を受信しうる無線受信装置において、
受信信号の無線通信方式に応じて複数種類の増幅器のうちのいずれかを選択し、
選択した増幅器を用いて該受信信号の増幅を行なうことを特徴とする、無線受信装置における信号増幅方法。
複数種類の無線通信方式における無線信号を受信しうる無線受信装置において、
受信信号を増幅するための増幅器の動作条件を受信信号の無線通信方式に応じた動作条件に変更し、
該動作条件を変更した状態で該受信信号の増幅を行なうことを特徴とする、無線受信装置における信号増幅方法。
2 送信系
3 受信系(受信フロントエンド)
4 アンテナ
5 アンテナ共用器
6 シンセサイザ〔PLL(Phase Locked Loop) 回路〕
7,22,25,32,36A,36B バンドパスフィルタ(BPF)
8 大規模集積回路(LSI)
9 中央演算回路〔CPU:選択制御部(切り替え制御部),制御部(バイアス変更制御部,通信方式検出部)
21 直交変調器
23,26,37A AGC(Automatic Gain Control) アンプ
24 ミキサ(アップコンバータ)
27 パワーアンプ(PA)
28 アイソレータ
31 ローノイズアンプ
33 ミキサ(ダウンコンバータ)
34 切り替えスイッチ(出力選択部,分配スイッチ)
35 IFアンプ(増幅器)
35A CDMA用IFアンプ(第1増幅器)
35B FM用IFアンプ(第2増幅器)
38A 直交復調器
38B FM復調器
39 電源切り替え回路
39′ バイアス調整回路
40A CDMA復調処理系
40B FM復調処理系
TR1〜TR7 バイポーラトランジスタ
FET1 電界効果トランジスタ
1b ベース
7e エミッタ
C1〜C8,C11〜C14 コンデンサ
R1〜R12,R21〜R24 抵抗
L1〜L6 コイル
INV1 インバータ
Claims (2)
- 複数種類の無線通信方式による無線信号を受信しうる無線端末において、
第1の無線通信方式により待受を行なっている場合に、第2の無線通信方式のサービスエリア内に該無線端末が入っているかどうかの判定を行なうが、前記第2の無線通信方式により待受を行なっている場合は、前記第1の無線通信方式のサービスエリア内に該無線端末が入っているかどうかの判定を行なわない判定手段と、
前記判定手段での判定結果に応じて、前記第2の無線通信方式による待受に切り替える切り替え手段と、
をそなえたことを特徴とする、無線端末。 - 前記第2の無線通信方式は、CDMA方式であることを特徴とする、請求項1記載の無線端末。
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