JP4299993B2 - 誤挿入防止装置 - Google Patents

誤挿入防止装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4299993B2
JP4299993B2 JP2002084258A JP2002084258A JP4299993B2 JP 4299993 B2 JP4299993 B2 JP 4299993B2 JP 2002084258 A JP2002084258 A JP 2002084258A JP 2002084258 A JP2002084258 A JP 2002084258A JP 4299993 B2 JP4299993 B2 JP 4299993B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
erroneous insertion
insertion prevention
hard disk
disk unit
bay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002084258A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003281850A (ja
Inventor
浩 川股
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Frontech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Fujitsu Frontech Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2002084258A priority Critical patent/JP4299993B2/ja
Publication of JP2003281850A publication Critical patent/JP2003281850A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4299993B2 publication Critical patent/JP4299993B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は誤挿入防止装置に係り、特に、複数のベイを備えた情報処理装置本体に挿入される装着脱ユニットに備えられる誤挿入防止ブロック装置を備えた誤挿入防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は従来のシステムとデータとをバックアップする二重化バックアップファイルRAID(Redundant Array of Inexpensive Disk)システムの情報処理装置10を示す。X1−X2は幅方向、Y1−Y2は奥行き方向、Z1−Z2は高さ方向である。11は装置本体であり、上から順に、システムハードディスクユニット用ベイ20、データハードディスクユニット用ベイ30、予備システムハードディスクユニット用ベイ40、予備データハードディスクユニット用ベイ50とを有する。装置本体11内には、RAIDコントロールユニット、電源ユニット及び空冷ファン等も組み込まれている。ベイ20にはシステムハードディスクユニット60が、ベイ30にはデータハードディスクユニット70が、ベイ40には予備システムハードディスクユニット80が、ベイ50には予備データハードディスクユニット90が、夫々挿入されて装着されている。予備システムハードディスクユニット80がシステムハードディスクユニット60をバックアップし、予備データハードディスクユニット90がデータハードディスクユニット70をバックアップする。
【0003】
各ディスクユニット60,70,80,90は同じサイズである。ベイ20、30、40,50も同じサイズである。
【0004】
システムハードディスクユニット60は、システムが記録されたハードディスク61を有する構成であり、直方体62aの上面に凸部62bを有する第1の形状の誤挿入防止ブロック62が取り付けてある。装置本体11にはベイ20の隣りに、誤挿入防止開口21が形成してある。誤挿入防止開口21は、誤挿入防止ブロック62をZ−X面へ投影したときの輪郭の形状である。
【0005】
データハードディスクユニット70は、データが記録されたハードディスク71を有する構成であり、直方体72aの下面に凸部72bを有する第2の形状の誤挿入防止ブロック72が取り付けてある。装置本体11にはベイ30の隣りに、誤挿入防止開口31が形成してある。誤挿入防止開口31は、誤挿入防止ブロック72をZ−X面へ投影したときの輪郭の形状である。
【0006】
なお、システムハードディスクユニット60は、組立てた後の最初の状態では、後述する予備システムハードディスクユニット80と同じであり、ベイ20に装着されてハードディスクにシステムが記録されてシステムハードディスクユニットとなる。データハードディスクユニット70も、組立てた後の最初の状態では、後述する予備データハードディスクユニット90と同じであり、ベイ30に装着されてハードディスクにデータが記録されてデータハードディスクユニットとなる。
【0007】
予備システムハードディスクユニット80は、システムハードディスクユニット60と同じ内容が記録されたハードディスク81を有し、第1の形状の誤挿入防止ブロック62が取り付けてある。装置本体11にはベイ40の隣りに、上記の誤挿入防止開口21と同じ形状の誤挿入防止開口41が形成してある。
【0008】
予備データハードディスクユニット90は、データハードディスクユニット70と同じ内容が記録されたハードディスク91を有し、第2の形状の誤挿入防止ブロック72が取り付けてある。装置本体11にはベイ40の隣りに、上記の誤挿入防止開口31と同じ形状の誤挿入防止開口51が形成してある。
【0009】
誤挿入防止ブロック72は誤挿入防止開口21には入らないため、データハードディスクユニット70がベイ20内に誤挿入できないようになっている。また、誤挿入防止ブロック62は誤挿入防止開口31には入らないため、システムハードディスクユニット60がベイ30内に誤挿入できないようになっている。また、保守作業が完了しその後に装着するときに、誤った装着がなされないようになっている。これによって、システム破壊及びデータ破壊が防止される。
【0010】
また、例えばシステムハードディスクユニット60が壊れた場合には、システムハードディスクユニット60を引き抜き、この代わりに、新しいハードディスクユニット60をベイ20内に挿入する。これによって、ハードディスク81のシステムが新しいハードディスク61にコピーされ、ミラーリングセットが再構築されて、情報処理装置10は正常に動作し続ける。
【0011】
また、例えばデータハードディスクユニット70が壊れた場合には、データハードディスクユニット70を引き抜き、この代わりに、新しいハードディスクユニット70をベイ30内に挿入する。これによって、ハードディスク91のデータが新しいハードディスク71にコピーされ、ミラーリングセットが再構築されて、情報処理装置10は正常に動作し続ける。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記の構成の情報処理装置10を製造する立場からみると、誤挿入防止ブロックとして二種類のものを製造することが必要であり、且つ、ハードディスクユニットとして同じく二種類を製造することが必要となり、製造が面倒となっていた。
【0013】
また、情報処理装置10を保守点検する立場からみると、ハードディスクユニットとして同じく二種類を用意しておく必要があり、管理が面倒であった。
【0014】
また、顧客からの電話によって呼び出される場合に、壊れたハードディスクユニットの確認を間違うと、持参した予備データハードディスクユニットを装着することが出来なくて、別の種類の予備データハードディスクユニットを取り寄せることが必要となり、情報処理装置10の復旧に時間がかかってしまうという問題もあった。
【0015】
そこで、本発明は、上記課題を解決した誤挿入防止ブロック装置を備えた誤挿入防止装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ブロック内に誤挿入防止ピン部材が前記ブロックより突き出し可能に設けてあり、前記誤挿入防止ピン部材が前記ブロックより突き出すことによって、立体形状が変化する構成であり、後記の装着脱ユニットの種類に応じて立体形状を後記の誤挿入防止開口の形状に対応した形状に変化する構成の誤挿入防止ブロック装置が設けてある装着脱ユニットと、
該装着脱ユニットが挿入されるベイに関連して、前記誤挿入防止ブロック装置が挿入される誤挿入防止開口と、前記誤挿入防止ピン部材が前記ブロックより突き出すように前記誤挿入防止ブロック装置と係合して前記誤挿入防止ブロック装置の立体形状を変化させる形状変化手段とを有する装置本体とよりなり、
上記装着脱ユニットが上記装置本体のベイに挿入されて装着されたときに、上記誤挿入防止ブロック装置は、上記誤挿入防止開口を通った後に、その立体形状を上記形状変化手段と係合することによって該誤挿入防止開口に対応した形状に変化させられ、引き抜いた上記装着脱ユニットを上記装置本体の別のベイに挿入しようとしても前記立体形状が変化させられた誤挿入防止ブロック装置が前記別のベイに関連する誤挿入防止開口の縁に当たって装着を制限される構成としたものである。
【0017】
立体形状が相違する複数の種類の誤挿入防止ブロックを用意する必要が不要となり、製造及び管理が簡単となる。
【0019】
誤挿入防止ピン部材がブロックから突き出すことによって立体形状を変える構成であるため、立体形状の変化が確実になされる。
【0021】
誤挿入防止ブロックの形状の変化は、装着脱ユニットが装置本体のベイに挿入されて装着されたときになされるため、装着前の装着脱ユニットの共通化が図られ、装着脱ユニットの製造及び管理が簡単となり、装置本体に複数の装着脱ユニットが装着された装置の保守管理を容易に行うことが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
先ず、説明の便宜上、本発明の一実施例になる誤挿入防止ブロック装置200について、図2(A)乃至(D)、図3、図4、図5、図6を参照して説明する。
【0023】
誤挿入防止ブロック装置200は、図1中の誤挿入防止ブロック62,72等に対応するものであり、立体形状を変化する機能を有している。図2(A)乃至(D)、図3、図4は、変化前の基本の立体形状であり、直方体である。図5、図6は変化後の立体形状であり、直方体からピンが突き出した形状である。X1−X2は幅方向、Y1−Y2は奥行き方向、Z1−Z2は高さ方向である。
【0024】
図2(A)乃至(D)、図3、図4に示すように、誤挿入防止ブロック装置200は、直方体であるブロック201の内部に、Z1方向に突き出す誤挿入防止ピン202と、Z2方向に突き出す誤挿入防止ピン203と、誤挿入防止ピン202に関連するリンク210,211、節動用のトーションコイルばね212及び圧縮コイルばね213と、誤挿入防止ピン203に関連するリンク220,221、節動用のトーションコイルばね222及び圧縮コイルばね223とを有する構成である。誤挿入防止ピン202はX2側に、誤挿入防止ピン203はX1側に配置してある。
【0025】
図3に示すように、誤挿入防止ピン202は、リンク210,211によって支持されている。リンク210とリンク211とは、連結部214によって連結してある。リンク210の他端は誤挿入防止ピン202に連結してあり、リンク211の他端はブロック201に連結してある。リンク210,211は、通常は、図3に示すように、リンク210の他端とリンク211の他端とを通る中立線218よりもY1側に位置してY1方向に屈曲しており、トーションコイルばね212によって、その状態に保たれている。誤挿入防止ピン202は凹部215内に引き込まれて納まっており、ブロック201の上面201aから突き出してはいない。ブロック201には、リンクの連結部214に対向する部位に、Y1−Y2方向のトンネル216、217が形成してある。トンネル216内に、圧縮コイルばね213が納まっている。トンネル216の端は蓋されている。
【0026】
図4に示すように、誤挿入防止ピン203は、上記の誤挿入防止ピン202と同様に、リンク220,221によって支持されている。リンク220とリンク221とは、連結部224によって連結してある。リンク220の他端は誤挿入防止ピン203に連結してあり、リンク221の他端はブロック201に連結してある。リンク220,221は、通常は、図4に示すように、リンク220の他端とリンク221の他端とを通る中立線228よりもY1側に位置してY1方向に屈曲しており、トーションコイルばね222によって、その状態に保たれている。誤挿入防止ピン203は凹部225内に引き込まれて納まっている。ブロック201には、リンクの連結部224に対向する部位に、Y1−Y2方向のトンネル226、227が形成してある。トンネル226内に、圧縮コイルばね223が納まっている。トンネル226の端は蓋されている。
【0027】
図7(A)は、上記の誤挿入防止ブロック装置200をY2側からZ−X面へ投影したときの画像300を示す。画像300は、長方形である。
【0028】
上記の誤挿入防止ブロック装置200は、以下に説明するように形状を変える。
【0029】
ピン部材230がトンネル216に挿入されると、図5(A)、(B)に示すように、圧縮コイルばね213が圧縮されて連結部214をY2方向に押して、連結部214は中立線218を越えてY2側に少し移動され、リンク210,211がY2方向に屈曲されてストッパ219に当たった状態となり、誤挿入防止ピン202はブロック201の上面201aから突き出す。ピン部材230が抜かれた後も、図5(C)、(D)に示すように、トーションコイルばね212によって、リンク210,211は上記の状態に保持され、誤挿入防止ピン202はブロック201の上面201aから突き出した状態に保たれる。ピン部材230をトンネル216に再度挿入しても状態は変化しない。誤挿入防止ピン202がブロック201の上面201aから突き出すことによって、誤挿入防止ブロック装置200は立体形状を変化して、誤挿入防止ブロック装置200Aとなる。また、立体形状の変化は誤挿入防止ピン202がブロック201の上面201aから突き出すことによってなされるため、立体形状の変化は確実に且つ目立つ程度になされる。
【0030】
この誤挿入防止ブロック装置200AをY2側からZ−X面へ投影したときの画像は、図7(B)に示すようになる。即ち、画像301は、長方形300とZ1方向に突き出した小さい長方形301とを組み合わせたL字形状である。
【0031】
なお、図5(C)、(D)に示す状態の誤挿入防止ブロック装置200のトンネル227にリセットピン240を挿入すると、連結部214がY1方向に押され、中立線218を越え、リンク210,211は図3に示す元の状態とされ、誤挿入防止ピン202は凹部215内に引き込まれる。
【0032】
ピン部材231が別のトンネル226に挿入されると、図6(A)、(B)に示すように、圧縮コイルばね223が圧縮されて連結部224をY2方向に押して、連結部224は中立線228を越えてY2側に少し移動され、リンク220,221がY2方向に屈曲されてストッパ229に当たった状態となり、誤挿入防止ピン202はブロック201の下面201bから突き出す。ピン部材231が抜かれた後も、図6(C)、(D)に示すように、トーションコイルばね222によって、リンク220,221は上記の状態に保持され、誤挿入防止ピン203はブロック201の下面201bから突き出した状態に保たれる。ピン部材231をトンネル226に再度挿入しても状態は変化しない。誤挿入防止ピン203がブロック201の下面201bから突き出すことによって、誤挿入防止ブロック装置200は立体形状を変化して、誤挿入防止ブロック装置200Bとなる。また、立体形状の変化は誤挿入防止ピン203がブロック201の下面201bから突き出すことによってなされるため、立体形状の変化は確実に且つ目立つ程度になされる。
【0033】
この誤挿入防止ブロック装置200BをY2側からZ−X面へ投影したときの画像は、図7(C)に示すようになる。即ち、画像303は、長方形300とZ2方向に突き出した小さい長方形304とを組み合わせた逆L字形状である。
【0034】
なお、図6(C)、(D)に示す状態の誤挿入防止ブロック装置200のトンネル227にリセットピン241を挿入すると、連結部224がY1方向に押され、中立線228を越え、リンク220,221は図4に示す元の状態とされ、誤挿入防止ピン203は凹部225内に引き込まれる。
【0035】
次に、上記の誤挿入防止ブロック装置200を利用した誤挿入防止装置が適用してある情報処理装置について説明する。
【0036】
図8に示す情報処理装置110はシステムとデータとをバックアップする二重化バックアップファイルRAIDシステムを有する。X1−X2は幅方向、Y1−Y2は奥行き方向、Z1−Z2は高さ方向であり、図2中のX1−X2、Y1−Y2、Z1−Z2と同じ方向である。
【0037】
先ず、装置本体について説明する。
【0038】
図9及び図8に示すように、111は装置本体であり、上から順に、システムハードディスクユニット用ベイ120、データハードディスクユニット用ベイ130、予備システムハードディスクユニット用ベイ140、予備データハードディスクユニット用ベイ150とを有する。装置本体11内には、RAIDコントロールユニット、電源ユニット及び空冷ファン等も組み込まれている。
【0039】
ベイ120のX1側の隣りに、誤挿入防止開口121が形成してある。誤挿入防止開口121は、図7(B)に示す画像301に対応する形状であり、長方形の基本開口部160に切欠部161が付加された形状である。切欠部161は基本開口部160のうちX2側にZ1方向に切り込んで形成してある。
【0040】
誤挿入防止開口121の後ろ側には、形状変化手段としてのピン構造部170が設けてある。ピン構造部170は、図10に併せて示すように、固定板171にピン172が植わってY2方向に突き出ている構成である。ピン172は、装置本体111の正面側から見て、基本開口部160のうちX2側に位置している。
【0041】
ベイ130のX1側の隣りに、誤挿入防止開口131が形成してある。誤挿入防止開口131は、図7(C)に示す画像303に対応する形状であり、長方形の基本開口部160に切欠部162が付加された形状である。切欠部162は基本開口部160のうちX1側にZ2方向に切り込んで形成してある。
【0042】
誤挿入防止開口131の後ろ側には、形状変化手段としてのピン構造部180が設けてある。ピン構造部180は、図10に併せて示すように、固定板181にピン182が植わってY2方向に突き出ている構成である。ピン182は、装置本体111の正面側から見て、基本開口部160のうちX1側に位置している。
【0043】
ベイ140のX1側の隣りに、誤挿入防止開口141が形成してある。誤挿入防止開口141は、図7(A)に示す画像300に対応する形状であり、長方形の基本開口部160よりなる形状である。誤挿入防止開口141の後ろ側には、ピン構造部は設けられていない。
【0044】
ベイ150のX1側の隣りに、誤挿入防止開口151が形成してある。誤挿入防止開口151は、上記の誤挿入防止開口141と同じく、図7(A)に示す画像300に対応する形状であり、長方形の基本開口部160よりなる形状である。誤挿入防止開口151の後ろ側には、ピン構造部は設けられていない。
【0045】
次に、情報処理装置110について、その製造の手順に沿って説明する。
【0046】
図11は製造の最初の段階を示す。情報処理装置110を製造するには、装着脱ユニットである4台のハードディスクユニット250−1〜250−4を用意する。ハードディスクユニット250−1は、未記録のハードディスク251−1を有し、フロントベゼル252−1のX1側に前記の誤挿入防止ブロック装置200−1を有し、Y1側にコネクタ253−1を有し、装置本体111のベイ120等に装着脱可能である構成である。他のハードディスクユニット250−2〜250−4も、ハードディスクユニット250−1と同じ構成である。
【0047】
情報処理装置110は、ハードディスクユニット250−1〜250−4を任意のベイ120、130,140,150に挿入して装着し、装置を起動させ、ベイ120に装着されたハードディスクユニット250−1の未記録のハードディスク251−1にシステムを書き込み、ベイ130に装着されたハードディスクユニット250−2の未記録のハードディスク251−2にデータを書き込むことによって完成する。このときハードディスク251−3にはハードディスク251−1と同じ内容が記録されており、ハードディスク251−4にはハードディスク251−2と同じ内容が記録されている。図8は完成した情報処理装置110を示す。
【0048】
ハードディスクユニット250−1については、未記録のハードディスク251−1がシステムが記録されたハードディスク261となり、誤挿入防止ブロック装置200−1は、図12(A),(B)に示すように、ピン172がトンネル216内に相対的に挿入されて、リンクが図5(A)、(B)に示すように動作され、誤挿入防止ピン202がZ1方向に突き出た状態の誤挿入防止ブロック装置200Aとなって、ハードディスクユニット250−1は、システムハードディスクユニット260となる。
【0049】
ハードディスクユニット250−2については、未記録のハードディスク251−2がデータが記録されたハードディスク271となり、誤挿入防止ブロック装置200−2は、図13(A),(B)に示すように、ピン182がトンネル226内に相対的に挿入されて、リンクが図6(A)、(B)に示すように動作され、誤挿入防止誤挿入防止ピン203がZ2方向に突き出た状態の誤挿入防止ブロック装置200Bとなって、ハードディスクユニット250−2は、データハードディスクユニット270となる。
【0050】
ハードディスクユニット250−3及び250−4については、ハードディスク251−3、251−4は夫々ハードディスク251−1、251−2のミラーリングディスクと同じ内容が記録されており、誤挿入防止ブロック装置200−3、200−4は、図2に示す元のままであり、予備のハードディスクユニット280,290となる。
【0051】
次に、情報処理装置110の保守について説明する。
【0052】
図8の情報処理装置110において、システムハードディスクユニット260及びデータハードディスクユニット270を引き抜いて、適宜調整等を行って、再度装着する場合について説明する。
【0053】
図14は図8の情報処理装置110において、システムハードディスクユニット260、データハードディスクユニット270、及び予備のハードディスクユニット280,290を引き抜いた状態を示す。
【0054】
ここで、誤挿入防止ブロック装置200Aは誤挿入防止開口121に対応する形状であり、誤挿入防止ブロック装置200Bは誤挿入防止開口131に対応する形状である。よって、誤挿入防止ブロック装置200Aが誤挿入防止開口121を通り抜けて、システムハードディスクユニット260が引き抜かれ、誤挿入防止ブロック装置200Bが誤挿入防止開口131を通り抜けて、データハードディスクユニット270が引き抜かれる。
【0055】
システムハードディスクユニット260を引き抜いた状態で、誤挿入防止ブロック装置200Aは、図12(C)及び図5(C)、(D)に示す状態となり、誤挿入防止ブロック装置200Aとなる。誤挿入防止ピン202は依然としてZ1方向に突き出た状態にある。
【0056】
データハードディスクユニット270を引き抜いた状態で、誤挿入防止ブロック装置200Bは、図13(C)及び図6(C)、(D)に示す状態となり、誤挿入防止ブロック装置200Bとなる。誤挿入防止誤挿入防止ピン203は依然としてZ2方向に突き出た状態にある。
【0057】
よって、引き抜いて適宜調整等を行ったシステムハードディスクユニット260を誤ってベイ130に挿入しようとしても、誤挿入防止ブロック装置200Aの誤挿入防止ピン202が誤挿入防止開口131の縁に当たって、挿入操作が制限される。同じく、引き抜いて適宜調整等を行ったデータハードディスクユニット270を誤ってベイ120に挿入しようとしても、誤挿入防止ブロック装置200Bの誤挿入防止誤挿入防止ピン203が誤挿入防止開口121の縁に当たって、挿入操作が制限される。よって、引き抜いて適宜調整等を行ったシステムハードディスクユニット260及びデータハードディスクユニット270の誤装着が防止される。
【0058】
また、例えばシステムハードディスクユニット260が壊れた場合には、システムハードディスクユニット260を引き抜き、この代わりに、新しいハードディスクユニット260をベイ120内に挿入する。これによって、未記録の新しいハードディスク251−1にシステムが入っているハードディスク251−3の内容がコピーされ、ミラーリングセットが再構築されて、情報処理装置110は正常に動作し続ける。誤挿入防止ブロック装置200は、誤挿入防止ピン202が突き出した誤挿入防止ブロック装置200Aとなり、これから以後は、新しいシステムハードディスクユニットはベイ120にだけ挿入され、ベイ120以外への誤挿入は制限される。
【0059】
また、例えばデータハードディスクユニット270が壊れた場合には、データハードディスクユニット270を引き抜き、この代わりに、新しいディスクユニット270をベイ130内に挿入する。これによって、未記録の新しいハードディスク251−1にハードディスク251−4の内容がコピーされ、ミラーリングセットが再構築されて、情報処理装置110は正常に動作し続ける。誤挿入防止ブロック装置200は、誤挿入防止誤挿入防止ピン203が突き出した誤挿入防止ブロック装置200Bとなり、これから以後は、新しいデータハードディスクユニットはベイ130にだけ挿入され、ベイ130以外への誤挿入は制限される。
【0060】
上記の構成の情報処理装置110を製造する立場からみると、誤挿入防止ブロックとしては一種類のものを製造すれば足り、従来のように二種類を製造する場合に比べて、製造の管理がし易い。また、ハードディスクユニットも一種類のものを製造すれば足り、従来のように二種類を製造する場合に比べて、製造の管理がし易い。
【0061】
また、情報処理装置110の保守を行うサービス部門についてみると、誤挿入防止ブロック装置200を備えた予備ハードディスクユニットだけを準備しておけば良く、準備しておく予備ハードディスクユニットは一種類で足り、複数種類の予備ハードディスクユニットを準備することが必要であった従来に比べて、管理が簡単である。
【0062】
また、顧客からの電話によって呼び出される場合に、壊れたハードディスクユニットの種類の如何に拘わらず、準備してある予備ハードディスクユニットを持参すれば、持参した予備ハードディスクユニットは必ず壊れたハードディスクユニットのベイに装着されるため、持参した予備ハードディスクユニットを間違えることは起こりえず、また、壊れたハードディスクユニットの確認をする必要も無くなり、故障した情報処理装置110の復旧を短い時間で行うことが出来る。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、誤挿入防止ピン部材がブロックから突き出すことによって立体形状を変化する構成としたものであるため、立体形状の変化が大きく且つ確実になされるように出来る。また、誤挿入防止ブロックの形状の変化は、装着脱ユニットが装置本体のベイに挿入されて装着されたときになされるため、装着前の装着脱ユニットの共通化が図られ、装着脱ユニットの製造及び管理が簡単となり、装置本体に複数の装着脱ユニットが装着された装置の保守管理を容易に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の情報処理装置を示す図である。
【図2】本発明の一実施例になる誤挿入防止ブロック装置を示す斜視図である。
【図3】図2(A)中、III-III線を含む垂直面で断面した図である。
【図4】図2(A)中、IV-IV線を含む垂直面で断面した図である。
【図5】誤挿入防止ブロック装置の形状変化動作を示す図である。
【図6】誤挿入防止ブロック装置の別の形状変化動作を示す図である。
【図7】誤挿入防止ブロック装置の投影画像を示す図である。
【図8】本発明の一実施例になる誤挿入防止装置が適用された情報処理装置を示す図である。
【図9】図8中、装置本体の正面図である。
【図10】図9中のピン構造部を示す図である。
【図11】図8の情報処理装置の製造の最初の段階を示す図である。
【図12】ハードディスクユニットを装着したときに誤挿入防止ブロック装置の形状が変化することを説明する図である。
【図13】ハードディスクユニットを装着したときに誤挿入防止ブロック装置の形状が別の形状に変化することを説明する図である。
【図14】図8の情報処理装置の保守を説明する図である。
【符号の説明】
110 情報処理装置
111 装置本体
120,130,140,150 ベイ
121,131,141,151 誤挿入防止開口
170,180 ピン構造部
171,181 固定板
172,182 ピン
200 誤挿入防止ブロック装置
200A,200B 形状が変化した誤挿入防止ブロック装置
201 直方体のブロック
202、203 誤挿入防止ピン
210,211,220,221 リンク
212,222 トーションコイルばね
213,2232 圧縮コイルばね
215,225 凹部

Claims (1)

  1. ブロック内に誤挿入防止ピン部材が前記ブロックより突き出し可能に設けてあり、前記誤挿入防止ピン部材が前記ブロックより突き出すことによって、立体形状が変化する構成であり、後記の装着脱ユニットの種類に応じて立体形状を後記の誤挿入防止開口の形状に対応した形状に変化する構成の誤挿入防止ブロック装置が設けてある装着脱ユニットと、
    該装着脱ユニットが挿入されるベイに関連して、前記誤挿入防止ブロック装置が挿入される誤挿入防止開口と、前記誤挿入防止ピン部材が前記ブロックより突き出すように前記誤挿入防止ブロック装置と係合して前記誤挿入防止ブロック装置の立体形状を変化させる形状変化手段とを有する装置本体とよりなり、
    上記装着脱ユニットが上記装置本体のベイに挿入されて装着されたときに、上記誤挿入防止ブロック装置は、上記誤挿入防止開口を通った後に、その立体形状を上記形状変化手段と係合することによって該誤挿入防止開口に対応した形状に変化させられ、引き抜いた上記装着脱ユニットを上記装置本体の別のベイに挿入しようとしても前記立体形状が変化させられた誤挿入防止ブロック装置が前記別のベイに関連する誤挿入防止開口の縁に当たって装着を制限される構成とした装着脱ユニット誤挿入防止装置。
JP2002084258A 2002-03-25 2002-03-25 誤挿入防止装置 Expired - Fee Related JP4299993B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002084258A JP4299993B2 (ja) 2002-03-25 2002-03-25 誤挿入防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002084258A JP4299993B2 (ja) 2002-03-25 2002-03-25 誤挿入防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003281850A JP2003281850A (ja) 2003-10-03
JP4299993B2 true JP4299993B2 (ja) 2009-07-22

Family

ID=29231694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002084258A Expired - Fee Related JP4299993B2 (ja) 2002-03-25 2002-03-25 誤挿入防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4299993B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5365534B2 (ja) 2010-01-20 2013-12-11 富士通株式会社 収納装置及びそれを備えた収納システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003281850A (ja) 2003-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101211288B (zh) 具有备份功能的存储器系统
US20050033916A1 (en) High speed fault tolerant mass storage network information server
US20020163760A1 (en) Disaster recovery tape drive
CN100495354C (zh) 在耦合会话环境内合并一簇会话的会话信息的方法和系统
JPH096548A (ja) ディスクアレイ装置
EP0821307B1 (en) Error indication for a storage system with removable media
US7190575B1 (en) Hard disk drive system and keying method
US6282087B1 (en) Hard drive keying feature
JP4299993B2 (ja) 誤挿入防止装置
JP2007305150A (ja) 高速欠陥許容大量記憶ネットワーク情報サーバ
US6836406B2 (en) Automated disk-ejection apparatus and disk array having the same
JP4726432B2 (ja) ディスクアレイ装置
CN102999399A (zh) 一种jbod阵列自动恢复存储的方法和装置
KR101230765B1 (ko) 스토리지 카드 또는 메모리 카드용 착탈식 카드 브릿지
JPH0684338A (ja) アレイ型記録装置
Cisco LightStream 1010 ATM Switch PCMCIA Flash Memory Card Installation Guide
Cisco LightStream 1010 ATM Switch PCMCIA Flash Memory Card Installation Guide
Cisco LightStream 1010 ATM Switch PCMCIA Flash Memory Card Installation Guide
Cisco LightStream 1010 ATM Switch PCMCIA Flash Memory Card Installation Guide
Cisco LightStream 1010 ATM Switch PCMCIA Flash Memory Card Installation Guide
Cisco LightStream 1010 ATM Switch PCMCIA Flash Memory Card Installation Guide
US6982867B2 (en) Information handling system expandable blank card insert system and method
Cisco LightStream 1010 ATM Switch PCMCIA Flash Memory Card Installation Guide
Cisco LightStream 1010 ATM Switch PCMCIA Flash Memory Card Installation Guide
Cisco LightStream 1010 ATM Switch PCMCIA Flash Memory Card Installation Guide

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080513

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090414

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140424

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees