JP4299071B2 - 電子ビーム露光装置用試料ステージ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子ビーム露光装置の試料ステージに係り、特に、各種のサイズのマスクブランク等の被処理基板に対応することができるように、被処理基板の保持機構のサイズ変更を可能にした試料ステージに係る。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子ビーム露光装置の試料ステージでは、各種のサイズのマスクブランクを保持することができるように、マスクブランクの各サイズに対応させてそれぞれ専用のホルダを用意し、処理対象のマスクブランクのサイズに対応するホルダを試料ステージ上に取り付け、そのホルダにマスクブランクを装着していた。このため、処理対象のマスクブランクのサイズを変更する際には、試料ステージに取り付けられるホルダをその都度交換していた。
【0003】
特開平9−260468号公報には、専用のホルダを使用せずに、マスクブランクのサイズの変更を可能にするための装置が記載されている。この装置では、マスクブランクの互いに対向する二辺の内の一方を二つのクランプ片で保持し、他方を一つのクランプ片で保持することにより、マスクブランクを3点で支持し、前記二つのクランプ片と前記一つのクランプ片の間の間隔を可変にすることによって、マスクブランクのサイズの変更に対応している。
【0004】
しかし、この装置では、上記クランプ片を移動するためのモータを試料室内の試料ステージ上に配置しているので、真空室内で使用することが可能で且つ完全非磁性のモータを使用しなければならない。また、モータの発熱が描画精度を低下させる要因となる。
【0005】
なお、特開平10−027753号公報には、マスクブランクの周縁部における電位分布を安定させるため、マスクブランクの四辺の上方を、「ひさし」のように、枠状の導電性部材で覆うことが記載されている。先の特開平9−260468号公報に記載された装置を、マスクブランクの四辺の上方を枠状部材で覆うように変形する場合には、上記クランプ片が設けられていない他の二辺の上方を覆う枠状部材の間の間隔を可変にするための駆動機構を、更に追加しなければならない。しかし、そのような変形は、装置が複雑で高価になり現実的ではない。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−260468号公報
【0007】
【特許文献2】
特開平10−027753号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような従来の電子ビーム露光装置の試料ステージの問題点に鑑み成されたものである。本発明の目的は、被処理基板の各サイズにそれぞれ対応する専用のホルダを使用することなく、被処理基板のサイズの変更に応じて被処理基板の四辺の上方を覆う枠状部材の相互の間隔を変更することが可能であり、且つ、これらの枠状部材の位置を変更するためのモータを試料室の外に配置することができる試料ステージを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子ビーム露光装置用試料ステージは、
電子ビーム露光装置の試料室内で被処理基板を保持し、X軸及びY軸方向に移動させるための試料ステージであって、
試料室内に収容されたステージ基板と、
ステージ基板をX軸及びY軸方向に移動させるステージ移動機構と、
ステージ基板上に配置され、被処理基板のサイズに対応してX軸及びY軸方向の寸法が変更される保持機構と、
ステージ基板上にX軸に平行に配置され、前記保持機構のX軸方向寸法を変更するための第一送りネジと、
ステージ基板上にY軸に平行に配置され、前記保持機構のY軸方向寸法を変更するための第二送りネジと、
ステージ基板上に第一送りネジの横に並べられてX軸に平行に配置され、先端に取り付けられた歯車を介して第二送りネジの後端に連結された連結軸と、
シール部材により試料室の壁面を気密に貫通し、X軸に平行な駆動シャフトと、
試料室の外に配置され、駆動シャフトの後端に接続され、駆動シャフトを回転させるサイズ変更用サーボモータと、
第一送りネジの後端に取り付けられた第一カップリング部材と、
連結軸の後端に取り付けられ、第一カップリング部材の横に並べられて配置された第二カップリング部材と、
駆動シャフトの先端に取り付けられ、第一カップリング部材及び第二カップリング部材に対して連結及び切離しが可能な第三カップリング部材と、
を備え、
前記保持機構のX軸方向寸法を変更する際には、第三カップリング部材を第一カップリング部材に連結し、前記保持機構のY軸方向寸法を変更する際には、第三カップリング部材を第二カップリング部材に連結するように構成されていることを特徴とする。
【0010】
本発明の試料ステージでは、保持機構のX軸方向寸法を変更する際には、第一カップリング部材に第三カップリング部材を連結することにより、駆動シャフトを第一送りネジに接続する。一方、保持機構のY軸方向寸法を変更する際には、第二カップリング部材に第三カップリング部材を連結することにより、駆動シャフトを連結軸を介して第二送りネジに接続する。
【0011】
本発明の試料ステージによれば、保持機構のX軸方向寸法及びY軸方向寸法の変更を、共通の一台のサイズ変更用サーボモータを用いて行うことができる。更に、このサイズ変更用サーボモータを試料室の外に配置することができるので、試料室内の雰囲気の安定性を改善することができる。
【0012】
好ましくは、本発明の試料ステージは、前記サイズ変更用サーボモータをX軸方向に移動し、それにより前記駆動シャフトをX軸方向に前進及び後退させる駆動シャフト移動機構を備える。
【0013】
このように構成した場合、駆動シャフトのX軸方向の移動とステージ基板のY軸方向の移動を組み合わせることによって、第一カップリング部材に対する第三カップリング部材の連結及び切離し、及び第二カップリング部材に対する第三カップリング部材の連結及び切離しを行うことができる。
【0014】
即ち、例えば、第三カップリング部材を第一カップリング部材に連結した状態から第二カップリング部材に連結した状態に切替える場合には、駆動シャフトを後退させて第三カップリング部材を第一カップリング部材から切離し、その状態で、試料ステージをY軸方向に移動して、第三カップリング部材の正面に第二カップリング部材を位置決めし、次いで、駆動シャフトを前進させて第三カップリング部材を第二カップリング部材に連結する。
【0015】
例えば、前記保持機構は、
前記ステージ基板上に配置され、被処理基板のY軸に平行な第一の辺でその周縁部を把持する、少なくとも一つの第一クランプ部材と、
前記ステージ基板上に配置され、被処理基板のY軸に平行な第二の辺でその周縁部を把持する、少なくとも二つの第二クランプ部材と、
第一クランプ部材に固定され、被処理基板の前記第一の辺に沿ってその周縁部を上方から覆う第一枠状部材と、
第二クランプ部材に固定され、被処理基板の前記第二の辺に沿ってその周縁部を上方から覆う第二枠状部材と、
前記ステージ基板上に配置され、被処理基板のX軸に平行な第三の辺に沿ってその周縁部を上方から覆う第三枠状部材と、
前記ステージ基板上に配置され、被処理基板のX軸に平行な第四の辺に沿ってその周縁部を上方から覆う第四枠状部材と、
を備え、
前記第一送りネジは、第一クランプ部材及び第二クランプ部材の一方または双方をX軸方向に移動させ、
前記第二送りネジは、第三枠状部材及び第四枠状部材の一方または双方をY軸方向に移動させる。
【0016】
このように構成した場合、被処理基板のX軸方向寸法を変更する際には、前記第一送りネジを用いて、第一クランプ部材と第二クランプ部材の間のX軸方向の間隔を変更する。ここで、第一クランプ部材には第一枠状部材が固定され、第二クランプ部材に第二枠状部材が固定されているので、上記の操作に伴い、第一枠状部材と第二枠状部材の間のX軸方向の間隔も変更される。一方、被処理基板のY軸方向寸法を変更する際には、前記第二送りネジを用いて、第三枠状部材と第四枠状部材の間のY軸方向の間隔を変更する。
【0017】
なお、上記の構成を一部変形して、第一クランプ部材及び第二クランプ部材を被処理基板のX軸に平行な第三の辺及び第四の辺に沿って配置し、第一クランプ部材に第三枠状部材を固定し、第二クランプ部材に第四枠状部材を固定することもできる。その場合、前記第一送りネジは、第一枠状部材及び第二枠状部材の一方または双方をX軸方向に移動させ、前記第二送りネジは、第一クランプ部材及び第二クランプ部材の一方または双方をY軸方向に移動させることになる。
【0018】
好ましくは、本発明の試料ステージは、
前記ステージ基板上に配置され、第一枠状部材と第二枠状部材の間のX軸方向の間隔を測定するためのX幅検出器と、
前記ステージ基板上に配置され、第三枠状部材と第四枠状部材の間のY軸方向の間隔を測定するためのY幅検出器と、
を更に備える。
【0019】
このように、ステージ基板上にX幅検出器及びY幅検出器を配置することによって、被処理基板のサイズを変更する際、保持機構のX軸及びY軸方向寸法を測定または確認することができる。
【0020】
好ましくは、本発明の試料ステージは、
前記サイズ変更用サーボモータの回転角度のアブソリュート値を検出するための回転角検出器と、
各サイズの被処理基板を保持する際の前記保持機構のX軸及びY軸方向の寸法に一対一に対応させて予め設定されるアブソリュート値のデータ、及び現時点における前記保持機構のX軸及びY軸方向の寸法を記憶するための記憶装置と、
前記保持機構のX軸及びY軸方向の寸法を変更する際、前記第一カップリング部材及び第二カップリング部材に対する第三カップリング部材の連結及び切離を制御するとともに、サイズ変更の前後でのアブソリュート値の前記データを用いて、前記サイズ変更用サーボモータの回転角度を制御する制御装置と、
を更に備える。
【0021】
このように構成した場合、被処理基板のX軸方向寸法に対応するアブソリュート値の領域とY軸方向寸法に対応するアブソリュート値の領域が重複しないように、二つの領域の間に分離区域を設けた状態で、各サイズの被処理基板のX軸及びY軸方向の寸法にそれぞれ対応するアブソリュート値を予め設定しておく。更に、保持機構のX軸方向寸法を変更する際には、サイズ変更用サーボモータの回転角度を、変更前(即ち、現時点)における保持機構のX軸方向寸法に対応するアブソリュート値を合わせた後、第三カップリング部材を第一カップリング部材に連結し、次いで、サイズ変更用サーボモータの回転角度を、変更後のX軸方向寸法に対応するアブソリュート値まで移動する。同様に、保持機構のY軸方向寸法を変更する際には、サイズ変更用サーボモータの回転角度を、変更前(即ち、現時点)における保持機構のY軸方向寸法に対応するアブソリュート値に合わせた後、第三カップリング部材を第二カップリング部材に連結し、次いで、サイズ変更用サーボモータの回転角度を、変更後のY軸方向寸法に対応するアブソリュート値まで移動する。
【0022】
保持機構のX軸及びY軸方向の寸法を変更する際に、このような手順を採用することによって、保持機構のX軸方向寸法及びY軸方向寸法に対してサイズ変更用サーボモータの回転角度のアブソリュート値を一対一に対応させることができる。その結果、被処理基板のサイズを変更する際、保持機構のX軸及びY軸方向の寸法の変更に要する時間を短縮することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1、図2及び図3に、本発明に基づく電子ビーム露光装置用試料ステージの概略構成を示す。なお、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図である。図中、1はマスクブランク(被処理基板)、2は試料室、3はステージ基板、10は保持機構、21は第一送りネジ、22は第二送りネジ、23は連結軸、24は駆動シャフト、26は第一カップリング部材、27は第二カップリング部材、28は第三カップリング部材、30はサイズ変更用サーボモータを表す。
【0024】
試料室2の中には、ステージ基板3が配置されている。ステージ基板3は、送りネジ4によってY軸方向に移動される。送りネジ4の後端は、試料室2の外に設置されたサーボモータ5に接続されている。同様に、ステージ基板3は、他の送りネジ(図示せず)によってX軸方向にも移動される。
【0025】
ステージ基板3の上には保持機構10が設置され、マスクブランク1はこの保持機構10に保持される。保持機構10は、三つのクランプ部材(11、12a,b)及び四本の枠状部材(16〜19)から構成されている。第一クランプ部材11は、マスクブランク1のY軸に平行な第一の辺に沿って配置され、マスクブランク1を周縁部で把持する。
【0026】
この第一クランプ部材11は、図2に示すように、基準部材11Aと、この基準部材11Aに上下動自在に取り付けられたピン11Bを有している。この基準部材11Aは、図3に示すように、ステージ基板3上に設けられたX軸方向に伸びるガイド13に沿って移動自在に搭載された可動台14に取り付けられ、図2において左右方向へ移動自在になっている。可動台14の図3において右端には第一送りナット21Aが固着され、この第一送りナット21Aは後述する第一送りネジ21に螺合している。
【0027】
第二クランプ部材は二つの部材12a,bからなり、マスクブランク1のY軸に平行な第二の辺に沿って配置され、マスクブランク1を周縁部で把持する。これらの第二クランプ部材12a、bは、第一クランプ部材11と同様に基準部材12Aと、これらの基準部材12Aにそれぞれ上下動自在に取り付けられたピン12Bを有している。両基準部科12Aは、支柱3Aを介してステージ基板3と平行に取り付けられたステージ上板3Bに固定されている。上記計3本のピン11B、12Bの下端は、ステージ基板3に上下動可能に取り付けられた昇降板15に受け止められ、駆動装置(図示せず)により上下動される。マスクブランク1は、上記計3本のビン11B、12Bによって基準部材11A、12Aのコの字形の溝の上の面に押し付けられ、マスクブランク1の上面が所定高さ位置となるように、3点で支持されることになる。
【0028】
第一クランプ部材11の上には第一枠状部材16が固定されている。第一枠状部材16は、マスクブランク1の前記第一の辺に沿ってその周縁部を上方から覆う。同様に、第二クランプ部材12a,bの上には第二枠状部材17が固定されている。第二枠状部材17は、マスクブランク1の前記第二の辺に沿ってその周縁部を上方から覆う。
【0029】
第一枠状部材16及び第二枠状部材17の下側には、それらに対して直交して第三枠状部材18及び第四枠状部材19が配置されている。第三枠状部材18は、マスクブランク1のX軸に平行な第三の辺に沿ってその周縁部を上方から覆う。同様に、第四枠状部材19は、マスクブランク1のX軸に平行な第四の辺に沿ってその周縁部を上方から覆う。
【0030】
ステージ基板3上には、第一送りネジ21及び連結軸23がX軸に対して平行に配置され、第二送りネジ22がY軸に対して平行に配置されている。連結軸23は、保持機構10の外側に第三枠状部材18に沿って配置され、連結軸23の先端は、カサ歯車23a及び22aを介して第二送りネジ22の後端に直角に連結されている。第一送りネジ21は、保持機構10の下側に第三枠状部材18に沿って配置され、前述したように第一送りナット21Aに螺合して、第一クランプ部材11をX軸方向に移動させ、第一クランプ部材11と第二クランプ部材12a,bの間の間隔を変更する。第二送りネジ22は、保持機構10の外側に第一枠状部材16に沿って配置されている。第三枠状部材18及び第四枠状部材19は、図3に示すように、ステージ基板3上に設けられたY軸方向に伸びるガイド18A、19Aに沿って移動自在に取り付けられるとともに、第二送りネジ22に螺合する第二及び第三送りナット18B、19Bを有し、第二送りネジ22の回転によりY軸方向へ互いに逆向きに移動され、両者の間隔を変更する。
【0031】
駆動シャフト24は、X軸に対して平行に設置され、シール部材(図示せず)により試料室2の壁面を気密に貫通している。駆動シャフト24の後端は、試料室2の外に配置されたサイズ変更用サーボモータ30の軸に接続されている。第一送りネジ21の後端には第一カップリング部材26が取り付けられ、連結軸23の後端には第二カップリング部材27が取り付けられている。第一カップリング部材26と第二カップリング部材27は、互いに隣接して横に並べられて配置されている。駆動シャフト23の先端には、第一カップリング部材26及び第二カップリング部材27に対して向かい合うように、第三カップリング部材28が取り付けられている。第三カップリング部材28は、第一カップリング部材26及び第二カップリング部材27に対して連結及び切離しが可能である。
【0032】
上記のような構成を備えた試料ステージにおいて、マスクブランク1のX軸方向寸法を変更する際には、第一送りネジ21を用いて、第一クランプ部材11と第二クランプ部材12a,bの間のX軸方向の間隔を変更する。ここで、第一クランプ部材11の上には第一枠状部材16が固定され、第二クランプ部材12a,bの上には第二枠状部材17が固定されているので、上記の操作に伴い、第一枠状部材16と第二枠状部材17の間のX軸方向の間隔も変更される。一方、マスクブランク1のY軸方向寸法を変更する際には、第二送りネジ22を用いて、第三枠状部材18と第四枠状部材19の間のY軸方向の間隔を変更する。
【0033】
なお、この例では、サイズ変更用サーボモータ30のハウジングは、駆動シャフト移動機構40上に支持され、X軸方向に移動させることができる。この駆動シャフト移動機構40は、送りネジ42、サーボモータ41、ロータリ・エンコーダ43及びサーボドライバ44などから構成されている。サーボモータ41を駆動することにより、駆動シャフト24をX軸方向に前進及び後退させることができる。駆動シャフト24の位置は、ロータリ・エンコーダ43の出力を換算することにより求められる。
【0034】
ステージ基板3をY軸方向に移動し、第一カップリング部材26(または第二カップリング部材27)が第三カップリング部材28の正面となる位置で停止させる。次いで、駆動シャフト24をX軸方向に前進させことにより、第三カップリング部材28を第一カップリング部材26(または第二カップリング部材27)に連結する。また、その連結した状態から、駆動シャフト24をX軸方向に後退させることにより、第三カップリング部材28を第一カップリング部材26(または第二カップリング部材27)から切離す。
【0035】
また、この例では、第一枠状部材16の端部に、そのX方向位置を検出するためのX幅検出器51が取り付けられ、第四枠状部材19の端部に、そのY軸方向位置を検出するためのY幅検出器52が取り付けられている。これらのX幅検出器51及びY幅検出器52は、マスクブランク1のサイズを変更する際、第一枠状部材16と第二枠状部材17の間のX軸方向の間隔、及び第三枠状部材18と第四枠状部材19の間のY軸方向の間隔を測定または確認するために使用される。
【0036】
更に、これらのX幅検出器51及びY幅検出器52は、後述のように、各サイズのマスクブランク1に一対一に対応させてサイズ変更用サーボモータ30の回転角度のアブソリュート値を予め設定する際に、上記のX軸及びY軸方向の間隔を測定するためにも使用される。
【0037】
次に、上記のような構成を備えた試料ステージにおいて、マスクブランク1のサイズを変更する際に、保持機構10のX軸及びY軸方向の寸法の変更作業を短時間で済ませるための方法について説明する。
【0038】
サイズ変更用サーボモータ30には、その回転角度のアブソリュート値を検出するためロータリ・エンコーダ33が取り付けられている。サイズ変更用サーボモータ30は、サーボドライバ34を介して制御ユニット31に接続される。このサーボドライバ34には、ロータリ・エンコーダ33からの出力がフィードバック入力として送られる。また、制御ユニット31に内蔵された記憶装置32には、各サイズのマスクブランク1のX軸及びY軸方向の寸法に一対一に対応させて、後述の方法により設定されるアブソリュート値のデータ、及び現時点(即ち、サイズ変更前の時点)における保持機構10のX軸及びY軸方向の寸法のデータを記憶させる。
【0039】
下記の手順に従い、保持機構10に保持されるマスクブランク1のX軸方向寸法の各値に対応するアブソリュート値、及びY軸方向寸法の各値に対応するアブソリュート値を測定し、それらを記憶装置32に記憶させる。
【0040】
即ち、先ず、第一カップリング部材26に第三カップリング部材28を連結した後、サイズ変更用サーボモータ30を駆動して、第一枠状部材16をX幅検出器51の原点位置で停止させる(図4参照)。この原点位置から、第一枠状部材16がマスクブランク1の各サイズ(例えば、9″,8″,7″,6″,5″)に対応する位置になるように、サイズ変更用サーボモータ30を回転させ、それぞれの位置において、回転検出器33により得られる回転角度のアブソリュート値(例えば、P(X9),P(X8),P(X7),P(X6),P(X5))を検出し、それを記憶装置32に貯える。
【0041】
次に、第一カップリング部材26から第三カップリング部材28を切離し、サイズ変更用サーボモータ30を空送りする(この空送り量については後述する)。次いで、第二カップリング部材27に第三カップリング部材28を連結した後、サイズ変更用サーボモータ30を駆動して、第四枠状部材19をY幅検出器52の原点位置で停止させる。この原点位置から、第四枠状部材19及び第三枠状部材18がマスクブランク1の各サイズ(例えば、9″,8″,7″,6″,5″)に対応する位置になるように、サイズ変更用サーボモータ30を回転させ、それぞれの位置において、回転検出器33により得られる回転角度のアブソリュート値(例えば、P(Y9),P(Y8),P(Y7),P(Y6),P(Y5))を検出して、それを記憶装置32に貯える。
【0042】
ここで、上記各アブソリュート値を設定する際、図4に示すように、マスクブランクのX軸方向寸法に対応するアブソリュート値の領域とY軸方向寸法に対応するアブソリュート値の領域が互いに重複しないように、両者の間に分離区域を設ける必要がある。従って、先の空送り量は、この分離区域が確保できるように定められる。
【0043】
以上のように、各サイズのマスクブランクのX軸及びY軸方向の寸法にそれぞれ対応させてアブソリュート値を設定し、それらのデータを予め記憶装置32に貯えておく。
【0044】
その後、保持機構10のX軸方向寸法を変更する際には、サイズ変更用サーボモータ30の回転角度を、変更前における保持機構10のX軸方向寸法に対応するアブソリュート値に合わせた後、第一カップリング部材26に第三カップリング部材28を連結する。次いで、サイズ変更用サーボモータ30の回転角度を、変更後のX軸方向寸法に対応するアブソリュート値まで移動する。
【0045】
同様に、保持機構10のY軸方向寸法を変更する際には、サイズ変更用サーボモータ30の回転角度を、変更前における保持機構10のY軸方向寸法に対応するアブソリュート値に合わせた後、第二カップリング部材27に第三カップリング部材28を連結する。次いで、サイズ変更用サーボモータ30の回転角度を、変更後のY軸方向寸法に対応するアブソリュート値まで移動する。
【0046】
保持機構10のサイズ変更を上記の手順に従って行うことによって、サイズ変更用サーボモータ30の回転角度のアブソリュート値を保持機構10のX軸及びY軸方向の寸法に対して一対一に対応させることができる。
【0047】
前述した発明の実施の形態では、第一送りネジ21により第一クランプ部材11のみをX軸方向に移動させる例を示したが、第二クランプ部材12a、bをもX軸方向に移動させるようにしてもよく、また、前述した発明の実施の形態では、第二送りネジ22により第三枠状部材18と第四枠状部材19をY軸方向へ互いに逆向きに移動させる例を示したが、これらのうちの一方は固定し、他方のみをY軸方向に移動させるようにしてもよい。
【0048】
さらにまた、前述した発明の実施の形態では、第一、第二カップリング部材26、27と第三カップリング部材28との連結及び切離しを、ステージ基板3のY軸方向移動と、駆動シャフト移動機構40によるサイズ変更用サーボモータ30の移動により行う例を示したが、サイズ変更用サーボモータ30は移動させず、ステージ基板3のY軸方向とX軸方向の移動により上記連結及び切離しを行うようにしてもよい等、種々変形実施可能である。
【0049】
【発明の効果】
本発明の試料ステージによれば、保持機構のX軸方向寸法及びY軸方向寸法の変更を、共通の一台のサイズ変更用サーボモータを用いて行うことができる。更に、このサイズ変更用サーボモータを試料室の外に配置することができるので、試料室内の雰囲気の安定性を改善することができる。
【0050】
また、本発明の試料ステージによれば、保持機構のX軸及びY軸方向の寸法を変更する際に上記の手順を採用することによって、保持機構のX軸方向寸法及びY軸方向寸法に対してサイズ変更用サーボモータの回転角度のアブソリュート値を一対一に対応させることができる。その結果、被処理基板のサイズを変更する際、保持機構のX軸及びY軸方向の寸法の変更に要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づく電子ビーム露光装置用試料ステージの概略構成を示す図。
【図2】 図1のA−A断面図。
【図3】 図1のB−B断面図。
【図4】 保持機構のX軸方向寸法及びY軸方向寸法に対してサイズ変更用サーボモータの回転角度のアブソリュート値を一対一に対応させるための方法について説明する図。
【符号の説明】
1…マスクブランク(被処理基板)、2…試料室、3…ステージ基板、4…送りネジ、5…サーボモータ、10…保持機構、11…第一クランプ部材、12a,b…第二クランプ部材、16…第一枠状部材、17…第二枠状部材、18…第三枠状部材、19…第四枠状部材、21…第一送りネジ、22…第二送りネジ、22a…カサ歯車、23…連結軸、23a…カサ歯車、24…駆動シャフト、26…第一カップリング部材、27…第二カップリング部材、28…第三カップリング部材、30…サイズ変更用サーボモータ、31…制御装置、32…記憶装置、33…ロータリ・エンコーダ(回転角検出器)、34…サーボドライバ、40…駆動シャフト移動機構、41…サーボモータ、42…送りネジ、43…ロータリ・エンコーダ、44…サーボドライバ、51…X幅検出器、52…Y幅検出器。
Claims (6)
- 電子ビーム露光装置の試料室内で被処理基板を保持し、X軸及びY軸方向に移動させるための試料ステージであって、
試料室内に収容されたステージ基板と、
ステージ基板をX軸及びY軸方向に移動させるステージ移動機構と、
ステージ基板上に配置され、被処理基板のサイズに対応してX軸及びY軸方向の寸法が変更される保持機構と、
ステージ基板上にX軸に平行に配置され、前記保持機構のX軸方向寸法を変更するための第一送りネジと、
ステージ基板上にY軸に平行に配置され、前記保持機構のY軸方向寸法を変更するための第二送りネジと、
ステージ基板上に第一送りネジの横に並べられてX軸に平行に配置され、先端に取り付けられた歯車を介して第二送りネジの後端に連結された連結軸と、
シール部材により試料室の壁面を気密に貫通し、X軸に平行な駆動シャフトと、
試料室の外に配置され、駆動シャフトの後端に接続され、駆動シャフトを回転させるサイズ変更用サーボモータと、
第一送りネジの後端に取り付けられた第一カップリング部材と、
連結軸の後端に取り付けられ、第一カップリング部材の横に並べられて配置された第二カップリング部材と、
駆動シャフトの先端に取り付けられ、第一カップリング部材及び第二カップリング部材に対して連結及び切離しが可能な第三カップリング部材と、
を備え、
前記保持機構のX軸方向寸法を変更する際には、第三カップリング部材を第一カップリング部材に連結し、前記保持機構のY軸方向寸法を変更する際には、第三カップリング部材を第二カップリング部材に連結するように構成されていることを特徴とする電子ビーム露光装置用試料ステージ。 - 前記サイズ変更用サーボモータをX軸方向に移動し、それによって前記駆動シャフトをX軸方向に前進及び後退させる駆動シャフト移動機構を備え、
前記駆動シャフトのX軸方向の移動と前記ステージ基板のY軸方向の移動を組み合わせることによって、第一カップリング部材に対する第三カップリング部材の連結及び切離し、及び第二カップリング部材に対する第三カップリング部材の連結及び切離しを行うように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子ビーム露光装置用試料ステージ。 - 前記保持機構は、
前記ステージ基板上に配置され、被処理基板のY軸に平行な第一の辺でその周縁部を把持する、少なくとも一つの第一クランプ部材と、
前記ステージ基板上に配置され、被処理基板のY軸に平行な第二の辺でその周縁部を把持する、少なくとも二つの第二クランプ部材と、
第一クランプ部材に固定され、被処理基板の前記第一の辺に沿ってその周縁部を上方から覆う第一枠状部材と、
第二クランプ部材に固定され、被処理基板の前記第二の辺に沿ってその周縁部を上方から覆う第二枠状部材と、
前記ステージ基板上に配置され、被処理基板のX軸に平行な第三の辺に沿ってその周縁部を上方から覆う第三枠状部材と、
前記ステージ基板上に配置され、被処理基板のX軸に平行な第四の辺に沿ってその周縁部を上方から覆う第四枠状部材と、
を備え、
前記第一送りネジは、第一クランプ部材及び第二クランプ部材の一方または双方をX軸方向に移動させ、
前記第二送りネジは、第三枠状部材及び第四枠状部材の一方または双方をY軸方向に移動させること、
を特徴とする請求項1に記載の電子ビーム露光装置用試料ステージ。 - 前記保持機構は、
前記ステージ基板上に配置され、被処理基板のY軸に平行な第一の辺に沿ってその周縁部を上方から覆う第一枠状部材と、
前記ステージ基板上に配置され、被処理基板のY軸に平行な第二の辺に沿ってその周縁部を上方から覆う第二枠状部材と、
前記ステージ基板上に配置され、被処理基板のX軸に平行な第三の辺でその周縁部を把持する、少なくとも一つの第一クランプ部材と、
前記ステージ基板上に配置され、被処理基板のX軸に平行な第四の辺でその周縁部を把持する、少なくとも二つの第二クランプ部材と、
前記第一クランプ部材に固定され、被処理基板の前記第三の辺に沿ってその周縁部を上方から覆う第三枠状部材と、
前記第二クランプ部材に固定され、被処理基板の前記第四の辺に沿ってその周縁部を上方から覆う第四枠状部材と、
を備え、
前記第一送りネジは、第一枠状部材及び第二枠状部材の一方または双方をX軸方向に移動させ、
前記第二送りネジは、第一クランプ部材及び第二クランプ部材の一方または双方をY軸方向に移動させること、
を特徴とする請求項1に記載の電子ビーム露光装置用試料ステージ。 - 前記ステージ基板上に配置され、第一枠状部材と第二枠状部材の間のX軸方向の間隔を測定するためのX幅検出器と、
前記ステージ基板上に配置され、第三枠状部材と第四枠状部材の間のY軸方向の間隔を測定するためのY幅検出器と、
を備えたことを特徴とする請求項3または4に記載の電子ビーム露光装置用試料ステージ。 - 前記サイズ変更用サーボモータの回転角度のアブソリュート値を検出するための回転角検出器と、
各サイズの被処理基板を保持する際の前記保持機構のX軸及びY軸方向の寸法に一対一に対応させて予め設定されるアブソリュート値のデータ、及び現時点における前記保持機構のX軸及びY軸方向の寸法を記憶するための記憶装置と、
前記保持機構のX軸及びY軸方向の寸法を変更する際、前記第一カップリング部材及び第二カップリング部材に対する第三カップリング部材の連結及び切離を制御するとともに、サイズ変更の前後でのアブソリュート値の前記データを用いて、前記サイズ変更用サーボモータの回転角度を制御する制御装置と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子ビーム露光装置用試料ステージ。
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