JP4299069B2 - スライドレール - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、引出し対象が本体から引き出されるのをスムーズに案内するスライドレール及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
家具等の引出しに取り付けてその開閉をスムーズにする金物として、特許文献1に記載されたスライドレールが知られている。スライドレールは、アウタレールと、アウタレールに嵌められるインナレールとで構成され、アウタレールとインナレールとの間には複数のボールが介在される。アウタレールが例えば家具の本体側に取り付けられ、インナレールが引出し側に取り付けられる。インナレールに外力を与えると、ボールがアウタレールとインナレールとの間を転がり、アウタレールに対してインナレールがスライドする。インナレールのストロークを大きくとるために、インナレールの長さもアウタレールと略同様に長くなっている。
【0003】
【特許文献1】
特開昭51−48046号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のスライドレールでは、アウタレール及びインナレールが直線的に伸びるのが一般的であり、引き出される引出しの軌道も直線であった。
【0005】
本発明者は、引出しの軌道が直線だと、引出しが障害物に当たったり、あるいは人が引出しを引出し難かったりする場合があることを知見した。
【0006】
そこで本発明は、引出しの軌道が直線になる従来のスライドレールとは異なる新たな引出しの軌道が得られるスライドレールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以下本発明について説明する。上記課題を解決するために本発明者は、スライドレールを構成するアウタレール及びインナレールを円弧形状に曲げ、引出しの軌道が円弧になるようにした。
【0008】
すなわち請求項1の発明は、引出し対象が本体から引き出されるのを案内するスライドレールであって、本体側に設けられる本体側レール(1,2)と、引出し対象側に設けられ、前記本体側レール(1,2)に対してスライド可能な引出し側レール(2,1)とを備え、引き出される前記引出し対象の軌道が円弧になるように、前記本体側レール(1,2)及び前記引出し側レール(2,1)が円弧形状に曲げられていることを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、スライドレールの本体への取り付け方によっては、引出し対象を例えば垂直面内又は水平面内で円弧の軌道で引き出すことができる。
【0010】
前記スライドレールは、長手方向に円弧形状に伸びる底壁(1a)と、当該底壁(1a)の短辺方向の両側に折り曲げられ、長手方向に円弧形状に伸びる転動体転走部(5)が形成される一対の側壁(1b)とを有し、前記本体側レール及び前記引出し側レールの一方を構成するアウタレール(1)と、前記アウタレール(1)の底壁(1a)と平行に長手方向に伸びる底壁(2a)と、当該底壁(2a)の短辺方向の両側に折り曲げられ、長手方向に円弧形状に伸びる転動体転走部が形成される一対の側壁(2b)とを有し、前記本体側レール及び前記引出し側レールの他方を構成し、前記アウタレールに嵌め込まれるインナレール(2)と、前記アウタレール(1)の転動体転走部(5)と、前記インナレール(2)の転動体転走部(13)との間に介在される複数の転動体(3)とを備えるのが望ましい。
【0011】
スライドレールの曲げ方には、刀曲がりと腹曲がりの2種類ある。刀曲がりとは、前記アウタレール(1)が前記アウタレール(1)の底壁(1a)が含まれる仮想の平面内で円弧形状に曲げられ、前記インナレール(2)も前記インナレール(2)の底壁(2a)が含まれる仮想の平面内で円弧形状に曲げられていることをいう。一方、腹曲がりとは、前記アウタレール(1)が前記アウタレール(1)の底壁(1a)に直交する仮想の平面内で円弧形状に曲げられ、前記インナレール(2)が前記インナレール(2)の底壁(2a)に直交する仮想の平面内で円弧形状に曲げられていることをいう。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明の第1の実施形態におけるスライドレールの詳細図を示す。本実施形態のスライドレールは引出し対象の開閉をスムーズにするための金物で、例えば、システムキッチンや流し台、洋服ダンス、ドレッサー、システム収納家具等様々な家具の引出しに取り付けられる。スライドレールは、アウタレール1と、インナレール2と、アウタレール1とインナレール2との間に転がり運動可能に介在される複数のボール3とを有する。図1はインナレール2を引き込んだ状態を示し、図2はインナレール2を引き出した状態を示す。
【0013】
アウタレール1は、その断面が溝形状に形成され、長手方向に伸びる底壁1aと、底壁1aの短辺方向の両側に折り曲げられる一対の側壁1bとを有する。一対の側壁1bそれぞれはその断面が外側に向かって凸の円弧形状になるように折り曲げられる。一対の側壁1bの互いに対向する内側面それぞれには、長手方向に伸びる転動体転走部としてのボール転走部5が形成される。
【0014】
この実施形態では、アウタレール1は底壁が含まれる仮想の平面(図示される平面)内で曲率一定の円弧形状に曲げられる(この曲げ方を刀曲がりと呼ぶ)。言い換えれば、アウタレール1は底壁1aと直交する軸の回りに曲げられている。これにより互いに向かい合う一対の側壁1bが一定の間隔を保ったまま円弧形状に曲げられ、また互いに向かい合う一対のボール転走部5も一定の間隔を保ったまま円弧形状に曲げられる。アウタレール1の底壁1aには、長手方向に一定の間隔を空けてねじ等を受け入れる複数の孔7(図4参照)が形成され、ねじ等の固定手段によってアウタレール1が引出し又は本体に固定される。
【0015】
アウタレール1の長手方向の一端には、底壁1aに対して直角に折り曲げられたレールストッパ8が形成される(図2参照)。このレールストッパ8は引き込み方向▲1▼に移動するインナレール2に当たって、インナレール2を図1に示される引き込み状態に停止させる。またレールストッパ8の近傍には、エンボス加工等によって形成される浅い凹凸からなるリテーナストッパ9が形成される。このリテーナストッパ9は後述するリテーナ10(図2参照)に当たって、リテーナ10を図1に示される引き込み状態に停止させる。
【0016】
アウタレール1の長手方向の他端には、アウタレール1から引き出されるインナレール2を案内する例えば樹脂製のリードボール11が設けられる。リードボール11はアウタレール1のボール転走部5に嵌め込まれ、またアウタレール1に対してスライドすることのないようにアウタレール1の内側に固定されたブラケット12に支持される。
【0017】
アウタレール1の内側には、アウタレール1の断面の溝形状を反転させたような溝形状を有し、アウタレール1に対してスライド可能なインナレール2が嵌め込まれる。インナレール2の長手方向の長さはアウタレール1の長手方向の長さに略等しい。
【0018】
インナレール2は、その断面が溝形状に形成され、長手方向に伸びる底壁2aと、底壁2aの短辺方向の両側に折り曲げられる一対の側壁2bとを有する。一対の側壁2bそれぞれはその断面が内側に向かって凸の円弧形状になるように折り曲げられる。一対の側壁2bの外側面それぞれには、長手方向に伸びる転動体転走部としてのボール転走部13が形成される。
【0019】
この実施形態では、インナレール2は底壁2aが含まれる仮想の平面内で曲率一定の円弧形状に曲げられ、これにより一対の側壁2bも一定の間隔を保ったまま円弧形状に曲げられ、また一対のボール転走部13も一定の間隔を保ったまま円弧形状に曲げられる。インナレール2の底壁2aには、長手方向に一定の間隔を空けてねじ等を受け入れる複数の孔15(図4参照)が形成され、ねじ等の固定手段によってインナレール2が引出し又は本体に固定される。
【0020】
インナレール2の底壁2aの長手方向の一端における、レールストッパ8に対応する位置には、引き込んだ状態(図1に示される状態)のインナレール2を停止できるように、アウタレール1の底壁に向かってレールストッパ8に当たるように突出する爪部16が形成される。また、インナレール2の底壁2aの長手方向の他端には、引き出した状態(図2に示される状態)のインナレール2を停止できるように、引出しストッパ(図示せず)が設けられる。この引出しストッパはアウタレール1のブラケット12に設けた爪部(図示せず)に当たる。
【0021】
インナレール2の側壁2bのボール転走部13とアウタレール1の側壁1bのボール転走部5との間には、転動体として複数のボール3が介在される。一連のボール3はリテーナ10によって回転自在に保持される。
【0022】
リテーナ10は薄く形成され、長手方向に延びる底壁10aと、底壁の短辺方向の両端に折り曲げられた一対の腕部10bとを有する。底壁10aに接続される一対の腕部10bがアウタレール1のボール転走部5との間で一連のボール3を保持するので、インナレール2をアウタレール1から取り外してもボール3が脱落することがない。リテーナ10の底壁10aは、リテーナ10の長手方向に延びる逆溝形部18と、逆溝形部18の側壁19と腕部10bとの間を接続する接続部20とを有する。逆溝形部18はアウタレール1をねじ等で本体又は引出しに取り付けた際にリテーナ10がねじの頭等に干渉するのを防止する、あるいはリテーナ10の強度を確保するために設けられる。またこの逆溝形部18にはリテーナ10をプレス加工し易いように長手方向に一定のピッチで孔21が空けられる。
【0023】
リテーナ10の腕部10bには、複数のボール3が長手方向に一定間隔で回転可能に保持されている。リテーナ10の一方の側の腕部10bは他方の側の腕部10bと平行に配置され、これらの腕部10bは逆溝形部18と直交する。腕部10bにはボール3を受け入れるための開口が形成され、この開口はボール3の直径よりも僅かに小さくされる。
【0024】
腕部10b及び接続部20の隣接するボール間には、切り込み22が入れられる。この切り込み22に連続して、逆溝形部18(詳しくは逆溝形部18の一方の側壁19及び逆溝形部18の底部)を通過するまで短辺方向に伸びるスリット23が入れられる。このスリット23は、アウタレール1の円弧形状の曲がりに合わせてリテーナを円弧形状に曲げやすくするために形成される。リテーナ10を逆溝形部18の底部が含まれる平面内で曲げようとすると、断面2次モーメントが大きく簡単にリテーナ10を曲げることはできない。しかし、スリット23を入れることで、曲げる部分が逆溝形部18の側壁19と接続部20の一部だけになるので簡単に曲げることができる。
【0025】
なおスリット23を形成することなく、アウタレール1の曲率に合わせて曲がったリテーナ10をプレス加工により製造することも可能であるし、またリテーナ10を樹脂成形により成形することも可能である。さらにリテーナ10の形状もこのような形状に限られず、ボール3を保持できる機能をもった上で種々変更することができる。
【0026】
アウタレール1を固定してインナレール2に長手方向の外力を加えると、ボール3が回転し、インナレール2がアウタレール1に対して長手方向にスライドする。ボール3はアウタレール1のボール転走部5とインナレール2のボール転走部13との間を転がり、インナレール2の移動量の半分だけ移動する。リテーナ10もボール3の移動量と等しい量移動する。一方、リードボール11はインナレール2がアウタレール1に対してスライドしてもアウタレール1上の一定の位置を保つ。インナレール2は、これらリードボール11及びリテーナ10に保持されたボール3に支持されつつアウタレール1に対してスライドする。
【0027】
このようにインナレール2及びアウタレール1は互いに長手方向にスライド可能である。アウタレール1及びインナレール2は円弧形状に曲げられているので、インナレール2の軌道も円弧になり、引出しの軌道も円弧になる。このため例えば、刀曲がりのスライドレールを引出しの側面と本体の側面との間に取り付けた場合、引出しが垂直面内で円弧の軌道を描くようになる。
【0028】
図3及び図4は本発明の第2の実施形態におけるスライドレールを示す。図3はインナレール2を引き込んだ状態を示し、図4はインナレール2を引き出した状態を示す。
【0029】
この実施形態のアウタレール1及びインナレール2の曲げ方以外の構成は上記第1の実施形態と略同様なので同一の符号を附してその説明を省略する。この実施形態では、アウタレール1がアウタレール1の底壁1aに直交する仮想の平面内(図中(B)に示される平面内)で円弧形状に曲げられ、インナレール2もインナレール2の底壁2aに直交する仮想の平面内で曲率一定の円弧形状に曲げられている(この曲げ方を腹曲がりと呼ぶ)。言い換えればアウタレール1及びインナレール2は、アウタレール1及びインナレール2の底壁1a,2aと平行する軸の回りに曲げられている。アウタレール1及びインナレール2それぞれの一対の側壁1b,2bも一定の間隔を保ったまま円弧形状に曲げられ、また一対のボール転走部5,13も一定の間隔を保ったまま円弧形状に曲げられる。
【0030】
リテーナ10もアウタレール1の曲げ方に応じて、リテーナ10の逆溝形部18の底部と直交する平面内で曲げられる。この場合、上記第1の実施形態のリテーナ10と比較すると、リテーナ10の断面2次モーメントが小さくなる。このため、リテーナ10の接続部20に切り込み22に連続して、逆溝形部18の一方の側壁19に至るまでに短辺方向に伸びるスリット23を入れればよい。なお、リテーナ10の材質、形状等も変更可能であることは第1の実施形態と同様である。
【0031】
この実施形態でもインナレール2及びアウタレール1は互いに長手方向にスライド可能である。アウタレール1及びインナレール2は円弧形状に曲げられているので、インナレール2の軌道も円弧になり、引出しの軌道も円弧になる。腹曲がりのスライドレールを例えば引出しの側面と本体の側面との間に取り付けると、引出しが水平面内で円弧の軌道を描くようになる。
【0032】
次に上記スライドレールのアウタレール1及びインナレール2の製造方法について説明する。図5は、アウタレール1及びインナレール2を曲げロール(アングルベンダー)と呼ばれる作業機械を用いて製造する例を示す。
【0033】
まず、あらかじめ直線状に形成したアウタレール1及びインナレール2を用意する。アウタレール1及びインナレール2はこの段階で既に溝形状に形成されている。次に、軸が平行な複数のロール31,32,33を用い、ロール31,32,33の間をロール31,32,33の回転によって直線状に伸びるアウタレール1を何往復か通過させてアウタレール1を円弧形状に曲げる。またこれらロール31,32,33の間をロール31,32,33の回転によって直線状に伸びるインナレール2を何往復か通過させてインナレール2を円弧形状に曲げる。なお勿論アウタレール1及びインナレール2を曲げるのは、どちらが先でも後でもよい。
【0034】
アウタレール1及びインナレール2は共にその断面が溝形形状をしており、曲げロールで曲げる際に側壁1b,2bが内側に折れ曲がるおそれがある。そうすると、アウタレール1の側壁1bのボール転走部5とインナレール2の側壁2bのボール転走部13との間にボール3を介在させることができなくなるおそれがある。これを防止するため、アウタレール1をロール31,32,33間に通過させる際、アウタレール1の一対の側壁1b間の距離が縮まるのを抑制するように、アウタレール1にはアウタレール1の溝の形状に合わせた介在物が差し込まれる。また、インナレール2をロール31,32,33間に通過させる際、インナレール2の一対の側壁2b間の距離が縮まるのを抑制するように、インナレール2にもインナレール2の溝の形状に合わせた介在物が差し込まれる。これらの介在物には塩ビ等の軟らかい樹脂材が用いられ、曲げロールによって介在物もアウタレール1及びインナレール2と同様に曲がる。
【0035】
この例のように曲げロールを用いてアウタレール1及びインナレール2を曲げると、様々なアウタレール1及びインナレール2の大きさ及び曲げの曲率の大きさに対応することができる。
【0036】
図6はロール成形法によってアウタレール及びインナレールを製造する例を示す。この例では、複数の対になっている型ロール34〜37の間に平材を通し、第1、第2、第3…というように後段のロールに移動するに従い、徐々にアウタレール1又はインナレール2の溝形状を形成する。このロール成形の際にアウタレール1又はインナレール2は、アウタレール1に対するインナレール2の軌道が円弧になるように円弧状に曲げられる。この図に示すように複数の型ロール34〜37を垂直面内で円弧状に配列すると、溝形状をつくりつつ曲げられた腹曲がりのアウタレール1及びインナレール2が得られる。また、複数の型ロール34〜37を水平面内で円弧状に配列すると、刀曲がりのアウタレール1及びインナレール2が得られる。
【0037】
アウタレール1及びインナレール2の製造方法としては、この他にもプレス加工による製造方法も採用し得る。このプレス加工は、定尺でなおかつ曲率が定まっているものの製造に適する。
【0038】
以下、上記第1及び第2の実施形態のスライドレールの使用例について説明する。図7は引出しを水平面内で円弧の軌道で引き出す例を示す。図中(A)は上面図を示し、(B)は正面図を示す。この例では、棚のような引出し40の側面と本体41の側面との間にスライドレール42が取り付けられる。使用者が引出し40を引き出すと、引出し40は水平面内を円弧の軌道で移動する。この例では、引き出された引出しの開口面40aが見易くなるのがわかる。
【0039】
図8も引出し40を水平面内で円弧の軌道で引き出す例の上面図を示す。この例では、棚のような引出し40の側面と本体41の側面との間にスライドレール42が取り付けられる。使用者が引出しを引き出すと、引出し40の直線的な軌道上にある障害物50を避けるように引出し40が水平面内を円弧の軌道で移動する。このため、引出し40が障害物に当たるのを防止することができる。
【0040】
図9は、上面が開口する一般的な引出し44を水平面内で円弧の軌道で引き出す例を示す。図中(A)は腹曲がりのスライドレール42を引出し44の両側面と本体41との間に取り付けた例を示し、図中(B)は刀曲がりのスライドレール43を引出し44の下面と本体41との間に取り付けた例を示す。使用者が引出しの正面から外れた位置で引出しを引き出す場合には、引出し対象の軌道を円弧にすると、扉のように使用者の手前に引出しを引くことができる。このため引出しを引き出すのが容易になる。例えば引出し44のすぐ横に壁があるような場合、使用者が壁から離れて引出し44を容易に引くことができる。引出し44の軌道は一般的に直線だと思われているのが、円弧の軌道にすることで引き出した人に驚きを与えることができ、またデザインの自由度も増す。
【0041】
図10は、引出しを垂直面内で円弧の軌道で引き出す例を示す。この例では、引出し44の側面と本体41の側面との間に刀曲がりのスライドレール43を取り付けている。図中(A−1)は引出し44を収納した状態の側面図を示し、図中(A−2)は引出し44を引き出した状態の側面図を示す。引出し44を引き出したとき、引出し44と引出し44が収納される本体41の開口部との間の隙間を上下方向に大きく空けることができるので、引出し44への物の出し入れが容易になる。さらに、引出し44を引き出したとき、本体41に対して引出し44が傾くので引出しの内部が見易くなる。
【0042】
図11は、引出し44を垂直面内で円弧の軌道で引き出す例を示す。この例では、引出し44の下面と本体41との間に腹曲がりのスライドレール42を取り付けている。引出し44を引き出したとき、引出し44と引出しが収納される本体41の開口部との間の隙間を上下方向に大きく空けることができるので、引出し44への物の出し入れが容易になる。さらに、引出し44を引き出したとき、本体41に対して引出し44が傾くので引出し44の内部が見易くなる。
【0043】
図12は、パネル45を垂直面内で円弧の軌道で引き出す例を示す。この例では、パネル45の側面と本体41の側面との間に刀曲がりのスライドレール43を取り付けている。図中(A)は引き出す前の状態の側面図を示し、図中(B)は引き出す最中の側面図を示し、図中(C)は引出し後の状態の側面図を示す。引き出す前のパネル45は垂直面内に配置されるが、引き出すことでパネル45を水平面内に配置することができる。このため、引き出したパネル45を例えばテーブルとして利用することができ、またタッチパネルなどの操作盤として利用すれば操作盤が見易くなる。
【0044】
図13は、直線状のスライドレール46と円弧状のスライドレール43を組み合わせた例を示す。図中(A)は引き出す前の側面図を示し、図中(B)は引き出す最中の側面図を示し、図中(C)は引出し後のパネルの側面図を示す。この例では、刀曲がりのスライドレール43のアウタレール1及びインナレール2の一方と従来の直線状のスライドレール46のアウタレール及びインナレールの一方とが貼り合わせられている。図中(A)に示される状態から引出し44を引き出すと、まず円弧状のスライドレール43が作動し、図中(B)に示すように引出し44が円弧の軌道で移動する。このとき直線状のスライドレール46の作動はロックされている。さらに引き出すと、図中(C)に示すように引出し44が下方に向かって直線状に引き出される。この例では、例えばシステムキッチンのように上にある引出し44を下方に引き出すことができるので、引出し44への物の出し入れが容易になる。
【0045】
図14も、直線状のスライドレール46と円弧状のスライドレール43を組み合わせた例を示す。図中(A)は引き出す前の状態の側面図を示し、図中(B)は引き出す最中の側面図を示し、図中(C)は引出し後の状態の側面図を示す。この例でも、刀曲がりのスライドレール43のアウタレール1及びインナレール2の一方と従来の直線状のスライドレール46のアウタレール及びインナレールの一方とが貼り合わせられている。図中(A)に示される状態から引出し44を引き出すと、まず直線状のスライドレール46が作動し、図中(B)に示すように引出し44が水平方向に直線的に移動する。このとき円弧状のスライドレール43の作動はロックされている。さらに引き出すと、図中(C)に示すように引出しが下方に向かって円弧の軌道で移動する。この例では、例えばシステムキッチンのように上にある引出し44を下方に引き出すことができるので、引出し44への物の出し入れが容易になる。
【0046】
なお本発明は上記実施形態に限られることなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々変更可能である。例えば本実施形態のスライドレールは、家具等の引出しの他にも、複写機のトナーを取り出す機構、非常ドアの開閉機構等、引出し対象を引き出すための種々の機構に取り付けられてもよい。また、転動体としてボールの代わりにローラを用いても良いし、さらにインナレールとアウタレールとの間に転動体を介在させない滑りにより、インナレールがアウタレールに対して相対的に移動してもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、従来の直線的な軌道ではなく、新たな円弧の軌道で引出し対象を引き出すことができる。このため、スライドレールの本体への取り付け方によっては、引出し対象を例えば垂直面内又は水平面内で円弧の軌道で引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるスライドレールの詳細図(インナレールを引き込んだ状態。図中(A)は平面図を示し、図中(B)は側面図を示し、図中(C)はI矢視図を示す)。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるスライドレールの詳細図(インナレールを引き出した状態。図中(A)は平面図を示し、図中(B)は側面図を示す)。
【図3】本発明の第2の実施形態におけるスライドレールの詳細図(インナレールを引き込んだ状態。図中(A)は平面図を示し、図中(B)は側面図を示し、図中(C)はIII矢視図を示す)。
【図4】本発明の第2の実施形態におけるスライドレールの詳細図(インナレールを引き出した状態。図中(A)は平面図を示し、図中(B)は側面図を示す)。
【図5】アウタレール及びインナレールを曲げロールで曲げる例を示す模式図。
【図6】ロール成形法によってアウタレール及びインナレールを曲げる例を示す模式図。
【図7】引出しを水平面内で円弧の軌道で引き出す例を示す図(図中(A)は上面図を示し、(B)は正面図を示す)。
【図8】引出しを水平面内で円弧の軌道で引き出す例の上面図。
【図9】一般的な引出しを水平面内で円弧の軌道で引き出す例を示す図(図中(A)は腹曲がりのスライドレールを使用した例を示し、図中(B)は刀曲がりのスライドレールを使用した例を示す)。
【図10】引出しを垂直面内で円弧の軌道で引き出す例を示す図(図中(A−1)は引出しを収納した状態の側面図を示し、図中(A−2)は引出しを引き出した状態の側面図を示し、図中(B)は引出しを収納した状態の平面図を示す)。
【図11】引出しを垂直面内で円弧の軌道で引き出す例を示す側面図。
【図12】パネルを垂直面内で円弧の軌道で引き出す例を示す図(図中(A)は引き出す前の状態の側面図を示し、図中(B)は引き出す最中の側面図を示し、図中(C)は引出し後の状態の側面図を示す)。
【図13】直線状のスライドレールと円弧状のスライドレールを組み合わせた例を示す図(図中(A)は引き出す前の状態の側面図を示し、図中(B)は引き出す最中の側面図を示し、図中(C)は引出し後の状態の側面図を示す)。
【図14】直線状のスライドレールと円弧状のスライドレールを組み合わせた例を示す図(図中(A)は引き出す前の状態の側面図を示し、図中(B)は引き出す最中の側面図を示し、図中(C)は引出し後の状態の側面図を示す)。
【符号の説明】
1・・・アウタレール
1a・・・底壁
1b・・・側壁
2・・・インナレール
2a・・・底壁
2b・・・側壁
3・・・ボール(転動体)
5,13・・・ボール転走部(転動体転送部)
10・・・リテーナ
31,32,33・・・ロール
34〜37・・・型ロール
42,43・・・スライドレール
Claims (4)
- 引出し対象が本体から引き出されるのを案内するスライドレールであって、
本体側に設けられる本体側レールと、
引出し対象側に設けられ、前記本体側レールに対してスライド可能な引出し側レールとを備え、
引き出される前記引出し対象の軌道が円弧になるように、前記本体側レール及び前記引出し側レールが円弧形状に曲げられていることを特徴とするスライドレール。 - 請求項1に記載のスライドレールは、
長手方向に円弧形状に伸びる底壁と、当該底壁の短辺方向の両側に折り曲げられ、長手方向に円弧形状に伸びる転動体転走部が形成される一対の側壁とを有し、前記本体側レール及び前記引出し側レールの一方を構成するアウタレールと、前記アウタレールの底壁と平行に長手方向に伸びる底壁と、当該底壁の短辺方向の両側に折り曲げられ、長手方向に円弧形状に伸びる転動体転走部が形成される一対の側壁とを有し、前記本体側レール及び前記引出し側レールの他方を構成し、前記アウタレールに嵌め込まれるインナレールと、
前記アウタレールの転動体転走部と、前記インナレールの転動体転走部との間に介在される複数の転動体とを備えることを特徴とする。 - 前記アウタレールは、前記アウタレールの底壁が含まれる仮想の平面内で円弧形状に曲げられ、
前記インナレールは、前記インナレールの底壁が含まれる仮想の平面内で円弧形状に曲げられていることを特徴とする請求項2に記載のスライドレール。 - 前記アウタレールは、前記アウタレールの底壁に直交する仮想の平面内で円弧形状に曲げられ、
前記インナレールは、前記インナレールの底壁に直交する仮想の平面内で円弧形状に曲げられていることを特徴とする請求項2に記載のスライドレール。
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