JP4299062B2 - 電動プレス加工機 - Google Patents

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/18Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by screw means

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動プレス加工機、特に往復運動をするスライダの下端に取り付けられた上型とベッドに取り付けられた下型とで、モータを駆動源にしてプレス加工する電動プレス加工機において、被加工物をプレス加工しない非プレス期間では上型を高速移動させるようにした電動プレス加工機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、モータを駆動源にしてプレス加工する電動プレス加工機は、被加工物をプレス加工する上型の速度に合わせ、被加工物をプレス加工しない工程においても上型の被加工物をプレス加工する際の一定速度で往復運動させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のように被加工物をプレス加工しない工程も、被加工物をプレス加工する際の上型の速度に合わせ、プレスの一工程(サイクル)を行っているため、プレスの一工程に時間が掛かる欠点があった。
【0004】
本発明は、上記の欠点を解決することを目的としており、被加工物をプレス加工しない工程の非プレス期間では上型を高速移動させるようにして、プレス加工の一工程に要する時間を短縮化することができる電動プレス加工機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのため本発明の電動プレス加工機は、ベッドとクラウンと複数の支柱とで形成された枠体と、下端面に上型が取り付けられると共に支柱を自在に摺動するスライダと、スライダに非回転状態に設けられてなり、クラウンに設けられた早送り用のモータの回転で左回り又は右回りのいずれか一方のねじ山の上おねじ部とその残りの他方のねじ山の下おねじ部とを有するねじ軸が回転させられる当該ねじ軸の下おねじ部と螺合される螺合部を有する、スライダを上下動させる連結機構と、ねじ軸の上おねじ部と螺合し、クラウンに回転自在に軸支されたねじ機構と、ねじ機構に固着された第1のギヤと、第1のギヤと噛み合う第2のギヤを備えると共に、上おねじ部と螺合したねじ機構を回転させることによりねじ軸を上下動させる、クラウンに設けられた加圧用のモータと、上型に対応する位置にベッドに設置された下型と、上型の位置を検出する位置検出器と、位置検出器が検出する位置信号を基に、上型が下型に載置された被加工物と接触する前までは、少なくとも早送り用のモータの回転を介して上型を急速に降下させ、上型が被加工物と接触する前から上型が予め定められた下限降下位置まで降下するまでは、加圧用のモータの回転によるトルク付加モードで上型を降下・押圧させる制御を行わせ、上型が下限降下位置に到達後は早送り用のモータ及び加圧用のモータの回転を介して上型を急速に上昇させる制御装置とを備えたことを特徴としている。
【0006】
また本発明の電動プレス加工機は、ベッドとクラウンと複数の支柱とで形成された枠体と、下端面に上型が取り付けられると共に支柱を自在に摺動するスライダと、スライダに非回転状態に設けられてなり、クラウンに設けられた早送り用のモータの回転で左回り又は右回りのいずれか一方のねじ山の上おねじ部とその残りの他方のねじ山の下おねじ部とを有するねじ軸が回転させられる当該ねじ軸の下おねじ部と螺合される螺合部を有する、スライダを上下動させる連結機構と、ねじ軸の上おねじ部と螺合し、クラウンに回転自在に軸支されたねじ機構と、ねじ機構に固着された第1のギヤと、第1のギヤと噛み合う第2のギヤを備えると共に、上おねじ部と螺合したねじ機構を回転させることによりねじ軸を上下動させる、クラウンに設けられた加圧用のモータと、ねじ軸の回転を阻止するロック機構と、上型に対応する位置にベッドに設置された下型と、上型の位置を検出する位置検出器と、位置検出器が検出する位置信号を基に、上型が下型に載置された被加工物と接触する前までは、少なくとも早送り用のモータの回転を介して上型を急速に降下させ、上型が被加工物と接触する前から上型が予め定められた下限降下位置まで降下するまでは、加圧用のモータの回転によるトルク付加モードで上型を降下・押圧させると共に、上型が下型に載置された被加工物と接触する直前までにはねじ軸の回転を阻止するロック機構を作動させる制御を行わせ、上型が下限降下位置に到達後はロック機構の解除の下で早送り用のモータ及び加圧用のモータの回転を介して上型を急速に上昇させる制御装置とを備えたことを特徴としている。被加工物をプレス加工しない非プレス期間では上型が高速降下・上昇の高速移動するので、プレス加工の一工程に要する時間を短縮化することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る電動プレス加工機の一実施例概略説明図を示している。
【0008】
図1において、ベッド1とクラウン2と複数の支柱3とで形成された枠体4の内部にはスライダ5が設けられ、スライダ5の四隅に支柱3と係合し支柱3の軸方向にスライダ5が自在に摺動する穴がそれぞれ設けられている。
【0009】
クラウン2の上面には、1個又は複数個の、例えば2、3或いは4個の取り付け台7が設けられており、1個又は複数個の各取り付け台7には、エンコーダを内蔵した早送り用のサーボモータ8が取り付けられている。
【0010】
以下に説明する1個又は複数個の取り付け台7に取り付けられた各サーボモータ8に関連する構成・構成部品は全く同じものであるので、その1つについて説明することにする。
【0011】
図1に示す実施例について説明すると、取り付け台7の内部において早送り用のサーボモータ8の出力軸に固着された歯車9と噛み合う歯車10は、ボールねじ軸11を軸にして取り付け台7に回転自在に軸支されている。ボールねじ軸11は、取り付け台7及びクラウン2の上下方向にそれぞれ貫通し、上から順に円柱部12、スプラインが切られたスプライン部13、ボール溝を有する右ねじの上おねじ部14及びボール溝を有する左ねじの下おねじ部15を備えている。
【0012】
ボールねじ軸11の円柱部12は、取り付け台7に設けられた支持ケース16内を摺動自在に支持されるようになっている。またボールねじ軸11のスプライン部13は、歯車10とスプライン結合されており、歯車10の回転によってボールねじ軸11が回転されるが、歯車10が非回転状態の下でボールねじ軸11自身が非回転状態でその軸方向に摺動自在に移動できるようになっている。つまり歯車9と10との噛み合わせ、及び歯車10とボールねじ軸11のスプライン部13とのスプライン結合の両者により早送り用のサーボモータ8の回転制御でボールねじ軸11の回転を制御させることができる。
【0013】
ボールねじ軸11の上おねじ部14は、内部にボールとナット部材とが設けられたボールねじ機構17と螺合すると共に、ボールねじ機構17の上部には、カラー18を介してウォームホイール19(第1のギヤ)が固定されている。そしてボールねじ機構17はベアリング20とカラー21とを介してクラウン2に回転自在に軸支されている。クラウン2にはエンコーダを内蔵した加圧用のサーボモータ23が取り付けられており、加圧用のサーボモータ23の出力軸に固着されたウォーム24(第2のギヤ)はウォームホイール19と噛み合わされている。従って、加圧用のサーボモータ23の回転のみによって、スライダ5を降下せしめてプレス加工を行っている期間では、加圧用のサーボモータ23の正回転・逆回転に応じてウォーム24とウォームホイール19との噛み合わせを介してのボールねじ機構17の回転により、ボールねじ機構17の回転でボールねじ軸11は回転させず下方向に移動させる(このボールねじ軸11の回転方向及び上下方向の移動については、早送り用のサーボモータ8の動作を連動させることがあり、これについては後に説明する)。
【0014】
スライダ5の上面には、中央部にボールねじ軸11を回転させるに足る孔を有する取り付け台25を介し、内部にボールとナット部材とが設けられたボールねじ機構26が取り付けられており、ボールねじ軸11の下おねじ部15が、ボールねじ機構26と螺合されている。上記早送り用のサーボモータ8の回転制御によりボールねじ軸11が回転制御されるので、ボールねじ軸11の下おねじ部15とボールねじ機構26との螺合を介し、スライダ5を往復運動させることができる。
【0015】
スライダ5の下端面には上型27が取り付けられ、またベッド1にはこの上型27に対応する位置に下型28が設けられている。そしてベッド1とクラウン2との間に、スライダ5の位置を検出するパルススケール29が支柱3に沿って取り付けられ、パルススケール29で上型27と下型28に載置された被加工物30との接触位置、上型27の上限待機位置及び下限降下位置を検出すると共に上型27の位置が検出されるようになっている。
【0016】
1つ又は複数個の早送り用のサーボモータ8及び加圧用のサーボモータ23の各回転を制御する制御装置31は、予め各種の設定値が入力されるようになっている他、パルススケール29が検出する位置信号を基に、上型27が下型28に載置された被加工物30と接触する前までは、少なくとも早送り用のサーボモータ8の回転を介して上型を急速に降下させ、上型27が被加工物30と接触する前から上型27が予め定められた下限降下位置(図1の上型27の想像線位置(27))まで降下するまでは、加圧用のサーボモータ23の回転によるトルク付加モードで上型27を降下させると共に、下型28に載置された被加工物30を押圧させる制御を行わせ、上型27が下限降下位置に到達後は早送り用のサーボモータ8及び加圧用のサーボモータ23の回転を介して上型を急速に上昇させる制御を行わせるようになっている。
【0017】
このように構成された本発明に係る電動プレス加工機の早送り用のサーボモータ8及び加圧用のサーボモータ23の回転によるボールねじ軸11の回転方向及び上下方向移動について説明しておく。
【0018】
今、加圧用のサーボモータ23がオフ、すなわち回転停止状態にあるとき、ウォーム24とウォームホイール19との結合により、ボールねじ機構17はクラウン2に固定されている。つまりボールねじ機構17はウォーム24とウォームホイール19との結合を介しクラウン2と一体化されている。このような状態の下で、早送り用のサーボモータ8が正回転し、歯車9が図1の紙面上側から見て(以下回転はすべて紙面上側から見るものとする)反時計方向に回転すると、ボールねじ軸11は時計方向に回転し、クラウン2に固定されたボールねじ機構17と螺合する右ねじの上おねじ部14、すなわちボールねじ軸11は枠体4から見て下方向に移動する(以下ことわらない限りボールねじ軸11の移動方向はすべて枠体4から見るものとする)。
【0019】
時計方向に回転するボールねじ軸11の左ねじの下おねじ部15は、取り付け台25を介してスライダ5に固定されているボールねじ機構26と螺合しているので、ボールねじ軸11が時計方向に回転することによりボールねじ機構26が下方向に移動し、スライダ5も下方向に移動する。従って、スライダ5、すなわちスライダ5の下面に固着されている上型27は、ボールねじ軸11自身の回転されつつの下方向への移動とボールねじ機構26がボールねじ軸11の回転に対応して下方向への移動とが加算された形態で高速で下方向に移動する。このときの上型27の移動速度をV1 とする。
【0020】
早送り用のサーボモータ8が逆回転し、歯車9が時計方向に回転すると、ボールねじ軸11は反時計方向に回転し、クラウン2に固定されたボールねじ機構17と螺合する右ねじの上おねじ部14、すなわちボールねじ軸11は回転しつつ上方向に移動する。
【0021】
反時計方向に回転するボールねじ軸11の左ねじの下おねじ部15は、取り付け台25を介してスライダ5に固定されているボールねじ機構26と螺合しているので、ボールねじ軸11の回転に対応してボールねじ機構26自体が上方向に移動する。従って、スライダ5、すなわちスライダ5の下面に固着されている上型27は、ボールねじ軸11自体の回転されつつの上方向への移動とボールねじ機構26がボールねじ軸11の回転に対応して上方向への移動とが加算された形態で上方向に移動する。このときの上型27の移動速度は上記のV1 である(早送り用のサーボモータ8の回転は正逆同一制御としている)。
【0022】
この様に、上おねじ部14の右ねじのピッチPr と下おねじ部15の左ねじのピッチPl とが同じ場合、1つのボールねじ軸11に右ねじと左ねじとの2種類を設けることにより、右ねじ又は左ねじの1種類のものよりも2倍の速度で上型27を早く移動させることができる。
【0023】
今、早送り用のサーボモータ8に対して現在の回転方向と反対方向への非所望な力がかかった場合も、当該反対方向へは回転しない程度の駆動力を与えておいて回転方向にも回転しないようにしておく状態(以下回転停止保持状態という)にあるとき、このような状態の下で、加圧用のサーボモータ23が正回転し、そのウォーム24を介しウォームホイール19が反時計方向に回転すると、ウォームホイール19を固着しているボールねじ機構17も反時計方向に回転する。これにより反時計方向に回転するボールねじ機構17と螺合する右ねじの上おねじ部14、すなわちボールねじ軸11は下方向に移動する。これによりスライダ5も下方向に移動する。このときの上型27の移動速度をV2 とする。
【0024】
加圧用のサーボモータ23が逆回転し、そのウォーム24を介しウォームホイール19が時計方向に回転すると、ウォームホイール19を固着しているボールねじ機構17も時計方向に回転する。これにより時計方向に回転するボールねじ機構17と螺合する右ねじの上おねじ部14、すなわちボールねじ軸11は上方向に移動する。これによりスライダ5も上方向に移動する。このときの上型27の移動速度は上記のV2 である(加圧用のサーボモータ23の回転は正逆同一制御としている)。
【0025】
上記の説明から、早送り用のサーボモータ8と加圧用のサーボモータ23とが同時に正回転しているときには、スライダ5の下面に固着されている上型27は、早送り用のサーボモータ8による下方向への速度V1 と、加圧用のサーボモータ23による下方向の速度V2 との和V=V1 +V2 で下方向に移動する。そして早送り用のサーボモータ8と加圧用のサーボモータ23とが同時に逆回転しているときには、スライダ5の下面に固着されている上型27は、早送り用のサーボモータ8による上方向への速度V1 と、加圧用のサーボモータ23による上方向の速度V2 との和のV=V1 +V2 の速度で上方向に移動する。
【0026】
図2は本発明に係る電動プレス加工機の制御方法を示した一実施例動作説明図を示している。
【0027】
図2において、縦軸は上型27の速度、横軸は時間をそれぞれ表している。そして、今、図1に示す如く、例えばベッド1の上面を基準点0として、上型27が待機状態、つまり上型27の上限上昇位置にあるときの上型27の先端位置をH1、上型27の先端が下型28に載置された被加工物30と接触する前の予め定められた位置をH2、上型27の先端が下型28に載置された被加工物30と接触する位置をH3、上型27が下限降下位置に到達したときの上型27の先端位置をH4(H4<H3<H2<H1)とする。
【0028】
上型27が待機状態のH1から被加工物30と接触する前の予め定められた位置H2までは、パルススケール29の位置検出に基づく早送り用のサーボモータ8の正回転で、スライダ5、すなわち上型27の降下は、時間T0〜T1では加速度で、時間T1〜T2では等速制御される。パルススケール29が被加工物30と接触する前の予め定められた位置H2を検出すると、上型27は時間T2〜T3で減速制御され、早送り用のサーボモータ8は停止する。この早送り用のサーボモータ8による時間T2〜T3の上型27の速度はV1 ' で降下する。
【0029】
一方、被加工物30と接触する前の予め定められた位置H2の検出で、加圧用のサーボモータ23は正回転を始めると共に、時間T2〜T3で加圧用のサーボモータ23のエンコーダによる早送り用のサーボモータ8の動きに反比例の加速追従を行う。これにより上型27は、時間T2〜T3では、早送り用のサーボモータ8の減速制御による上型27の降下速度V1 ' と、加圧用のサーボモータ23の加速制御による上型27の降下速度V2 ' とを加算した速度V1 ' +V2 ' で降下する。その後の上型27の時間T3〜T5では、パルススケール29の位置検出に基づく加圧用のサーボモータ23の回転制御により、上型27は速度V2 のトルク付加モードで降下する。すなわち上型27は、時間T4〜T5の等速制御そして時間T5〜T6の減速制御による上型27の下型28に載置された被加工物30をプレスするプレス期間となる。
【0030】
パルススケール29が上型27の下限降下位置H4を検出したとき、早送り用のサーボモータ8及び加圧用のサーボモータ23を共に逆回転させ、以後は早送り用のサーボモータ8はパルススケール29の位置検出に基づき、そして加圧用のサーボモータ23はそのエンコーダにより早送り用のサーボモータ8の動きに追従し、時間T6〜T7の加速制御、時間T7〜T8の等速制御、そして時間T8〜T9の減速制御を経て、上型27を上限上昇位置、すなわち元の待機位置H1まで復帰させ、プレス加工の1サイクルが終了する。
【0031】
図3は図2に示された制御方法のときの上型のストローク線図である。なお加減速状態については無限に示している。
【0032】
図3において、早送り用のサーボモータ8が始動する時間T0の上限上昇位置(待機位置)Aから停止するまでの時間T3のBまでの上型27のストロークABは、時間T3のBから加圧用のサーボモータ23が停止するまでの上型27が下限降下位置に到達する時間T6のCまでの上型27のトルク付加モードのストロークBCに比べ遙かに大きく、上型27はプレス期間時間T4に入る少し前までは急速に降下することを表している。
【0033】
また、プレス期間終了後の時間T6のCから早送り用のサーボモータ8及び加圧用のサーボモータ23による上限上昇位置(待機位置)に戻る時間T9までの上型27のストロークCAは、上記上型27のトルク付加モードのストロークBCに比べ遙かに大きく、上型27がプレス期間終了後も急速に上昇することを表している。
【0034】
つまり、早送り用のサーボモータ8に基づく速度V1 でストロークABが確保され、加圧用のサーボモータ23に基づく速度V2 (V2 ≪V1 )でストロークBC(BC≪AB)が確保され、そして早送り用のサーボモータ8及び加圧用のサーボモータ23の両者に基づく速度V1 +V2 でストロークCA(CA≫BC)が確保されるという動作が行なわれる。
【0035】
図4は本発明に係る電動プレス加工機の制御方法を示した他の実施例動作説明図を示している。
【0036】
図4において、縦軸は上型27の速度、横軸は時間をそれぞれ表している。そして、図4においても、ベッド1の上面を基準点0として、上型27が待機状態、つまり上型27の上限上昇位置にあるときの上型27の先端位置をH1、上型27の先端が下型28に載置された被加工物30と接触する前の予め定められた位置をH2、上型27の先端が下型28に載置された被加工物30と接触する位置をH3、上型27が下限降下位置に到達したときの上型27の先端位置をH4(H4<H3<H2<H1)とする。
【0037】
上型27が待機状態のH1から被加工物30と接触する前の予め定められた位置H2までは、パルススケール29の位置検出に基づく早送り用のサーボモータ8の正回転と加圧用のサーボモータ23のエンコーダによるサーボモータ8の動きに追従した加圧用のサーボモータ23の正回転とによるスライダ5、すなわち上型27は時間T0〜T1では共に加速され、時間T1〜T2では共に等速制御される。この時間T1〜T2では、上記説明したとおり上型27は、サーボモータ8の正回転に基づく上型27の速度V1 とサーボモータ23の正回転による上型27の速度V2 とが加算された速度V(=V1 +V2 )で急速に降下する。パルススケール29が被加工物30と接触する前の予め定められた位置H2を検出すると、上型27は時間T2〜T3で減速制御され、早送り用のサーボモータ8は前述の回転停止保持状態に戻る。
【0038】
一方、被加工物30と接触する前の予め定められた位置H2の検出(時間T1)を契機に、加圧用のサーボモータ23はパルススケール29の位置検出に基づくトルク付加モードの回転制御が行われる。その後の時間T3〜T5では、加圧用のサーボモータ23だけの回転制御により、上型27は速度V2 のトルク付加モードで降下する。
【0039】
時間T4で上型27の先端が下型28に載置された被加工物30と接触する位置H3まで降下し、その後時間T4〜T5の等速制御そして時間T5〜T6の減速制御による上型27の下型28に載置された被加工物30をプレスするプレス期間となる。
【0040】
パルススケール29が上型27の下限降下位置H4を検出したとき、早送り用のサーボモータ8及び加圧用のサーボモータ23を共に逆回転させ、以後は早送り用のサーボモータ8はパルススケール29の位置検出に基づき、そして加圧用のサーボモータ23はそのエンコーダにより早送り用のサーボモータ8の動きに追従し、時間T6〜T7の加速制御、時間T7〜T8の等速制御、そして時間T8〜T9の減速制御を経て、上型27を上限上昇位置、すなわち元の待機位置H1まで復帰させ、プレス加工の1サイクルが終了する。
【0041】
図5は図4に示された制御方法のときの上型のストローク線図である。なお加減速状態については無限に示している。
【0042】
図5において、早送り用のサーボモータ8及び加圧用のサーボモータ23が始動する時間T0の上限上昇位置(待機位置)Aから停止するまでの時間T3のBまでの上型27のストロークABは、時間T3のBから加圧用のサーボモータ23が停止するまでの上型27が下限降下位置に到達する時間T6のCまでの上型27のトルク付加モードのストロークBCに比べ遙かに大きく、上型27はプレス期間時間T4に入る少し前までは急速に降下することを表している。
【0043】
また、プレス期間終了後の時間T6のCから早送り用のサーボモータ8及び加圧用のサーボモータ23による上限上昇位置(待機位置)に戻る時間T9までの上型27のストロークCAは、上記上型27のトルク付加モードのストロークBCに比べ遙かに大きく、上型27がプレス期間終了後も急速に上昇することを表している。
【0044】
つまり、早送り用のサーボモータ8及び加圧用のサーボモータ23の両者に基づく速度V1 +V2 でストロークABが確保され、加圧用のサーボモータ23に基づく速度V2 (V2 ≪V1 )でストロークBC(BC≪AB)が確保され、そして早送り用のサーボモータ8及び加圧用のサーボモータ23の両者に基づく速度V1 +V2 でストロークCA(CA≫BC)が確保されるという動作が行なわれる。
【0045】
図6は本発明に係る電動プレス加工機の他の実施例概略説明図を示しており、同図においては図1と同じものは同一の符号が付されている。図6と図1との相違は、歯車10の回転をロックするためのロック機構32が取り付け台7に設けられている点である。その外の構成は図1のものと同じであるので、その説明は省略する。
【0046】
図6において、ロック機構32が作動すると、当該ロック機構32のクランプ片33が歯車10と係合し、歯車10の回転をロックするようになっている。つまり歯車10はボールねじ軸11のスプライン部13に摺動自在に嵌合されているので、ロック機構32の作動により、歯車10を介してボールねじ軸11の回転を阻止する。
【0047】
これにより、上型27が下型28に載置された被加工物30をプレスする際に生じる反力で、スライダ5、ボールねじ機構26及びボールねじ軸11などを介してスライダ5を上向きに移動させようとする力が働いても、上記説明のロック機構32の作動の下では、ボールねじ軸11はその回転が阻止され、上型27は被加工物30に所定のプレス荷重を効率よく付与することができる。この点で、図6図示の電動プレス加工機は図1図示の電動プレス加工機よりもプレス効率が優れている。
【0048】
このようなロック機構32を備えた図6図示の電動プレス加工機は、図1図示の電動プレス加工機と同様に、図2或いは図4に示された制御法で制御されるが、このときの1つ又は複数個の早送り用のサーボモータ8及び加圧用のサーボモータ23の各回転を制御する制御装置31は、予め各種の設定値が入力されるようになっている他、パルススケール29が検出する位置信号を基に、上型27が下型28に載置された被加工物30と接触する前までは、少なくとも早送り用のサーボモータ8の回転を介して上型27を急速に降下させ、上型27が被加工物30と接触する前から上型27が予め定められた下限降下位置(図1の上型27の想像線位置(27))まで降下するまでは、加圧用のサーボモータ23の回転によるトルク付加モードで上型27を降下・押圧させると共に、上型27が下型28に載置された被加工物30と接触する直前までにはボールねじ軸11の回転を阻止するロック機構32を作動させる制御を行わせ、上型27が下限降下位置に到達後はロック機構32の解除の下で早送り用のサーボモータ8及び加圧用のサーボモータ23の回転を介して上型を急速に上昇させる制御を行わせるようになっている。
【0049】
すなわち、ロック機構32は、図2、図4において、時間T3〜T4の間で作動してボールねじ軸11の回転をロックさせ、時間T6でそのロックを解除する動作を行う。このロック機構32の動作で、上記説明の上型27が下型28に載置された被加工物30をプレスする際に生じる反力で、ボールねじ軸11などを介してスライダ5を上向きに移動させようとする力が働いても、ボールねじ軸11は回転せず、上型27は被加工物30に所定のプレス荷重を付与する。
【0050】
このロック機構32は、ボールねじ軸11を回転させる歯車10を利用して取り付け台7の位置でボールねじ軸11をロックするようにしているが、この位置に限られることはなく、例えばクラウン2の位置やスライダ5の位置にロック機構を配置し、ボールねじ軸11の回転を阻止するようにしてもよい。
【0051】
上記説明では、上おねじ部14の右ねじのピッチPr と下おねじ部15の左ねじのピッチPl とが同じとしてきたが、必ずしも等しくなくてもよく、上おねじ部14のピッチPr >下おねじ部15のピッチPl であれば、上型27はより早く下降・上昇移動させることができる。また上おねじ部14が右ねじで下おねじ部15が左ねじで説明したが、上おねじ部14が左ねじで下おねじ部15が右ねじとしても同じ効果を得ることができることは言うまでもない。
【0052】
上型27の上限待機位置H1、上型27の先端が下型28に載置された被加工物30と接触する前の予め定められた位置をH2、上型27と下型28に載置された被加工物30との接触位置H3、及び下限降下位置H4を検出する位置検出器として、パルススケール29が示されているが、位置検出ができ制御装置31へその検出信号を送出できるものであれば、他の電子式或いは機械式いずれの位置検出器でも使用することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明によれば、1つのねじ軸に右ねじと左ねじとの2種類を設けたので、被加工物をプレス加工しない非プレス期間では上型が高速降下・上昇の高速移動が可能となり、プレス加工の一工程(サイクル)に要する時間を短縮化することができる。
【0054】
そして、ボールねじ軸の回転を阻止するロック機構を設けたものは、プレス加工の際発生する反力の影響を受けることがないので、プレス効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動プレス加工機の一実施例概略説明図である。
【図2】本発明に係る電動プレス加工機の制御方法を示した一実施例動作説明図である。
【図3】図2に示された制御方法のときの上型のストローク線図である。
【図4】本発明に係る電動プレス加工機の制御方法を示した他の実施例動作説明図である。
【図5】図4に示された制御方法のときの上型のストローク線図である。
【図6】本発明に係る電動プレス加工機の他の実施例概略説明図である。
【符号の説明】
1 ベッド
2 クラウン
3 支柱
4 枠体
5 スライダ
8 早送り用のサーボモータ
11 ボールねじ軸
14 上おねじ部
15 下おねじ部
17 ボールねじ機構
23 加圧用のサーボモータ
26 ボールねじ機構
27 上型
28 下型
29 パルススケール
30 被加工物
31 制御装置
32 ロック機構

Claims (2)

  1. ベッドとクラウンと複数の支柱とで形成された枠体と、
    下端面に上型が取り付けられると共に支柱を自在に摺動するスライダと、
    スライダに非回転状態に設けられてなり、クラウンに設けられた早送り用のモータの回転で左回り又は右回りのいずれか一方のねじ山の上おねじ部とその残りの他方のねじ山の下おねじ部とを有するねじ軸が回転させられる当該ねじ軸の下おねじ部と螺合される螺合部を有する、スライダを上下動させる連結機構と、
    ねじ軸の上おねじ部と螺合し、クラウンに回転自在に軸支されたねじ機構と、
    ねじ機構に固着された第1のギヤと、
    第1のギヤと噛み合う第2のギヤを備えると共に、上おねじ部と螺合したねじ機構を回転させることによりねじ軸を上下動させる、クラウンに設けられた加圧用のモータと、
    上型に対応する位置にベッドに設置された下型と、
    上型の位置を検出する位置検出器と、
    位置検出器が検出する位置信号を基に、上型が下型に載置された被加工物と接触する前までは、少なくとも早送り用のモータの回転を介して上型を急速に降下させ、上型が被加工物と接触する前から上型が予め定められた下限降下位置まで降下するまでは、加圧用のモータの回転によるトルク付加モードで上型を降下・押圧させる制御を行わせ、上型が下限降下位置に到達後は早送り用のモータ及び加圧用のモータの回転を介して上型を急速に上昇させる制御装置と
    を備えたことを特徴とする電動プレス加工機。
  2. ベッドとクラウンと複数の支柱とで形成された枠体と、
    下端面に上型が取り付けられると共に支柱を自在に摺動するスライダと、
    スライダに非回転状態に設けられてなり、クラウンに設けられた早送り用のモータの回転で左回り又は右回りのいずれか一方のねじ山の上おねじ部とその残りの他方のねじ山の下おねじ部とを有するねじ軸が回転させられる当該ねじ軸の下おねじ部と螺合される螺合部を有する、スライダを上下動させる連結機構と、
    ねじ軸の上おねじ部と螺合し、クラウンに回転自在に軸支されたねじ機構と、
    ねじ機構に固着された第1のギヤと、
    第1のギヤと噛み合う第2のギヤを備えると共に、上おねじ部と螺合したねじ機構を回転させることによりねじ軸を上下動させる、クラウンに設けられた加圧用のモータと、
    ねじ軸の回転を阻止するロック機構と、
    上型に対応する位置にベッドに設置された下型と、
    上型の位置を検出する位置検出器と、
    位置検出器が検出する位置信号を基に、上型が下型に載置された被加工物と接触する前までは、少なくとも早送り用のモータの回転を介して上型を急速に降下させ、上型が被加工物と接触する前から上型が予め定められた下限降下位置まで降下するまでは、加圧用のモータの回転によるトルク付加モードで上型を降下・押圧させると共に、上型が下型に載置された被加工物と接触する直前までにはねじ軸の回転を阻止するロック機構を作動させる制御を行わせ、上型が下限降下位置に到達後はロック機構の解除の下で早送り用のモータ及び加圧用のモータの回転を介して上型を急速に上昇させる制御装置と
    を備えたことを特徴とする電動プレス加工機。
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