JP4298416B2 - レンズの搬送装置及び搬送方法 - Google Patents

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この発明は、レンズの加工ラインに設けられるレンズの搬送装置及びレンズの搬送方法に関するもので、レンズ搬送時にレンズの外形の計測を可能にした搬送装置及び搬送方法に関するものである。
レンズの加工ラインには、レンズの外周加工装置が設けられており、この外周加工装置にレンズを搬入搬出する搬送装置が設けられている。一般的なレンズの加工においては、まずレンズの球面を加工し、その後、その球面によって定まる光軸を基準としてレンズの外周加工を行っている。このレンズの外周加工を行う装置を一般にレンズ芯取機と称している。
加工においては、工具の磨耗や機械の熱変形などにより、加工誤差が生ずるのを避けることができない。レンズ芯取機によるレンズの外周加工においても、砥石の磨耗その他の加工条件の変化によって、レンズの直径や真円度に誤差が生じ、当該誤差が許容精度内に収まっているかどうかを検査する必要がある。
従来の一般的なレンズ加工ラインにおいては、加工済レンズの人手による抜取り検査が行われていた。即ち、芯取機で外周を加工したレンズを適宜抜き取って、作業者がダイヤルゲージで複数方向の直径を測定し、その測定値からレンズの直径や真円度を求めて、レンズの合否を判定していた。
一方、レンズの外形計測を自動的に行う計測装置も提案されている。
特開昭62−137510号公報
加工済レンズを抜取り検査によって人手で検査する従来手段では、レンズを抜き取ってダイヤルゲージを当てるなどの測定作業中にレンズに傷を付けて不良品を発生させる危険があること、レンズの加工及び搬送を自動化してもレンズの検査のための作業員を配置する必要があるために夜間の連続運転が困難であること、人手による計測では作業者の個人差や熟練度によって測定値にばらつきが生ずることなどの問題点があった。
このような問題は、レンズ加工ラインにレンズの自動計測装置を設けることで解決することができるが、そのような計測装置を新たに設置することは、設備コストの増大を招き、レンズの加工単価を増大させるという問題がある。
またレンズ加工位置でレンズの外形計測を行うと、計測時間中、レンズを加工位置に保持しておく必要があることから、加工サイクル中に計測待ち時間が生じ、加工能率が低下する問題がある。
この発明は、専用の計測装置を設けることなく、レンズの加工ライン上で加工前又は加工済レンズの直径、真円度などの外形の計測を可能にする技術手段を提供することにより、大きな経済的負担を生ずることなくレンズ加工ラインの無人連続運転を可能にすると共に、よりばらつきのない均一なレンズの計測を可能にすることを課題としている。
この発明は、レンズ加工機の加工位置にレンズの搬入及び/又は搬出を行うレンズ搬送装置にレンズの外形計測機能を持たせることにより、上記課題を解決したものである。レンズ加工機のワーク台(ストッカ)には、多数のレンズが搭載され、レンズ加工機に設けられたレンズ搬送装置は、ワーク台と加工機械の加工位置との間を往復して、ワーク台上のレンズを加工位置に受け渡している。従って、レンズ加工機のレンズ搬送装置は、ワーク台上に並べ置かれたレンズを順次搬送する必要があることから、搬送ヘッド14をワーク台上の二次元平面内で順次移動させることができるように、NC装置21で制御される2個の駆動源(一般的にはサーボモータ)15、16を備えている。
この発明は、レンズ加工機に設けられるレンズ搬送装置が上記のような構造を備えていることに着目してなされたもので、レンズ保持具20を備えた搬送ヘッド14と、当該搬送ヘッドを第1の方向及び当該第1の方向と略直交する第2の方向にそれぞれ移動させる数値制御可能な駆動源15、16と、これらの駆動源を制御する数値制御装置21とを備え、レンズを前記レンズ保持具で保持して第1の位置から第2の位置へと搬送するレンズ搬送装置において、前記搬送ヘッドの移動領域内に、レンズの外周を突出させた状態で保持する受台23が配置され、前記搬送ヘッドには、当該受台上に置かれたレンズないしこれに当接する部材24の縁を光ビームで検出する検出端22が装着され、前記数値制御装置は、前記検出端が前記縁を検出したときに前記それぞれの駆動源の位置信号を検出する検出手段と、当該検出された位置信号の複数値からレンズの外形を演算する演算手段とを備えているレンズの搬送装置を提供し、当該レンズ搬送装置によるレンズの搬送時にレンズの外形計測を行うことを可能にしたものである。
上記装置により実現されるこの発明のレンズの搬送方法は、請求項2に記載のように、第1の方向及び当該第1の方向と略直交する第2の方向に移動位置決めされる搬送ヘッド14にレンズ保持具20とレンズの縁を光ビームで検出する検出端22とを装着し、前記搬送ヘッドの移動領域内の所定の位置にレンズの外周を突出させた状態で保持する受台23を配置し、当該受台上に置かれたレンズを他の位置に搬送する際に前記保持具による当該レンズの保持に先立って、前記検出端が前記所定の位置を少なくとも第1のレンズ直径方向及び当該第1のレンズ直径方向と略直交する第2のレンズ直径方向に横切るように搬送ヘッド14を移動させ、その移動時に前記検出端がレンズの縁を検出したときの搬送ヘッド14の二次元座標の座標値を読取り、当該読取った複数の座標値から搬送する直前のレンズの外形を計測するというものである。
また請求項3のレンズの搬送方法は、搬送ヘッド14の移動領域内に、レンズの外周を突出させた状態で保持する受台であって、当該レンズを径方向に挟持する芯出し板24を備えた受台23を配置し、搬送ヘッド14にレンズ保持具20と前記芯出し板の縁を光ビームで検出する検出端22とを装着し、搬送途中のレンズを前記受台上に置き、前記芯出し板でレンズを挟持し、前記検出端が受台上を芯出し板の挟持方向に横切るように搬送ヘッド14を移動させ、その移動時に前記検出端が芯出し板の縁を検出したときの搬送ヘッド14の座標値を読取り、当該読取った複数の座標値から受台上のレンズの外形を計測し、次いで受台23から所望の位置にレンズを搬送するというものである。
上記方法によるレンズの外形計測は、レンズの外周を突出させた状態で保持する受台23上で行われる。レンズ芯取機の加工位置に設けられているレンズホルダ5、6は、レンズの外径より小径であるから、当該レンズホルダ上で上記方法によるレンズの外形計測を行うことができるが、計測に時間がかかると、加工サイクルが延び、加工能率が低下する。ワーク台上でレンズの計測を行うことができれば、加工済レンズを直ちにワーク台に搬出して計測を行ってやればよいので、加工サイクルが延びる虞はないが、ワーク台やその上でレンズを保持しているパレットの形状によっては、計測が不可能であったり、レンズの姿勢が安定しないために計測誤差が大きくなったりする。
好ましい1つの方法は、レンズ搬送装置の搬送路の途中にレンズを一時的に保持する受台23を設けておき、加工済レンズを加工終了後直ちに加工位置から搬出して受台23に置き、当該受台上で外形計測を行い、誤差が許容範囲内のものは受台23からワーク台へと搬出し、誤差が許容範囲を小径側(−側)に外れたレンズは、不良品ボックス25に搬出し、大径側(+側)に外れたレンズは、再度加工機械の加工位置に供給して再加工するという方法である。
このような一時受台23を設ける構造によれば、レンズ加工機によるレンズの外周加工中にレンズの計測を行うことができるので、加工能率を低下させる虞がなく、また専用の受台23上で計測が行われるため、受台23の形状やレンズの保持手段を計測に最も適したものとすることができる。受台23上へのレンズの搬送は、加工機械にレンズを供給するためのレンズ搬送装置によって行われるので、装置コストの上昇は僅かである。
計測する際の測定点の数は、レンズに要求される精度によって異なる。真円度の計測が要求されないなら、レンズの外周3点の測定によって外径を計測することができる。またV形辺を設けた芯出し板を介して計測するときは、2点の検出によって外径を計測することができる。レンズの各方向の直径や真円度について高い精度の計測が要求されるときは、測定点を多くとる必要があり、検出端22を複数の方向に走行させて、多数の測定点でレンズの縁の座標を読取る必要がある。
検出端22は、被計測レンズの直径方向に移動させるのが最も好ましいが、移動軌跡自体はそれほど正確である必要はない。レンズの縁を直接検出して計測するときは、検出した各点での二次元座標の検出値が正確であることが重要である。そのためには、検出端22を被計測レンズの縁と直交する方向に移動させながら、レンズの縁を検出したときの二次元座標を読取るようにするのがよい。
なお、センサの特性として、検出端22をレンズに向かう方向に移動させたときとレンズから離れる方向に移動させたときとで、計測値に偏差が生ずるような場合には、検出端22の移動方向に応じた補正値を予め求めておいて、読取った座標値の補正を行うか、あるいは、正しく検出される方向に検出端が移動しているときの検出値のみを測定データとするなどの処置を講ずる必要があることは当然である。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。図1は、X−Y型のレンズ搬送装置を備えたレンズ芯取機の一例を模式的に示した要部の斜視図である。図中、1はレンズ芯取機の要部、2はレンズ搬送装置の要部である。3はレンズ4の加工位置で、対向端にカップ状のレンズホルダ5、6を装着した上下のワーク軸7、8が上ワーク軸7を上下動可能にして、同一の回転軸線上に設けられている。加工位置3へ搬入されたレンズ4は、上ワーク軸7の下動動作によって上下のレンズホルダ5、6で挟持され、上下のワーク軸7、8の同期回転によって回転駆動され、隣接位置に配置された回転砥石9によって外周4dの研削加工が行われる。
ワーク加工位置3に隣接して設けられたワーク台10には、多数のレンズ4をマトリクス状に搭載したパレット11が複数個載置されている。ワーク台10の図で右奥側の辺の上方に固定のガイドビーム12が装架されており、このガイドビームに沿って移動自在にアーム13の基端が装着されている。アーム13は、基端をガイドビーム12に支持されて、ワーク加工位置3側へと前方に延び、このアーム13に沿って移動自在に搬送ヘッド14が装着されている。即ち、ガイドビーム12には、その長手方向に沿ってガイドレールと第1サーボモータ15で回転駆動される送りねじとが設けられ、アーム13の基端は、当該送りねじと螺合して、第1サーボモータ15の正逆回転により、ガイドビーム12に沿って平行に往復移動する。一方、アーム13には、その長手方向に沿ってガイドレールと第2サーボモータ16で回転駆動される送りねじとが設けられ、搬送ヘッド14は、当該送りねじに螺合して、第2サーボモータ16の正逆回転により、アーム13に沿って往復移動する。
搬送ヘッド14の前面(ワーク加工位置3側を向く面)には、2個の昇降シリンダ17が平行に装着されており、各昇降シリンダによって個別に上下動する長短のフィンガ18、19が設けられている。各フィンガ18、19の先端には、レンズ上面を吸着して保持する保持具20が取付けられている。2個の保持具20の一方は加工前レンズの搬送用であり、他方は加工済レンズの搬送用である。フィンガ18、19を長短にして2つのレンズ保持具20をアーム13の長手方向に並べて配置したのは、加工位置3から加工済レンズを取り上げて加工前レンズを載置する動作が、搬送ヘッド14のアーム13に沿う方向の移動のみで行われるようにするためである。
第1及び第2サーボモータ15、16は、NC装置21によって制御されており、NC装置21は、搬送ヘッド14の位置を各サーボモータ15、16の原点からの回転量によって認識している。搬送ヘッド14には、下向きに光ファイバセンサ22が搭載されており、この光ファイバセンサの信号がNC装置21に送られている。
レンズ保持具20の移動領域内で、かつ光ファイバセンサ22の移動領域内の適宜な箇所に、レンズを一時的に載置するための受台23が設けられている。この受台23は、必要により負圧でレンズを吸着可能な構造とし、加工位置3との相対位置関係を正確な位置関係にして設けられている。受台23の上面を挟む両側に、V形の先端辺を対向させた一対の芯出し板24と、この芯出し板を同期開閉する図示しないシリンダとが設けられている。受台23上のレンズは、この芯出し板で外周を挟むことにより、受台23上の定位置に位置決めされる。
なお図示の装置は、径の異なる2種類のレンズを並行加工可能にするため、2個の受台23と4個の不良品ボックス25とを備えている。
次に図2ないし4を参照して、この発明による加工済レンズの外形計測について説明する。図2に示すように、加工前レンズを搭載したパレット11bから、加工前レンズ4bがレンズ保持具20で吸着されて、受台23上に搬送される。受台23上に置かれたレンズは、芯出し板24で挟まれて芯出しされ、再びレンズ保持具20に吸着され、加工位置3へと搬送される。加工位置に搬送されたレンズは、図2に示すように、上ワーク軸7の下降動作により、上下のレンズホルダ5、6で挟持された状態で回転駆動され、隣接配置された回転砥石9で外周加工される。加工が終了したら、上ワーク軸7が上動し、加工済レンズは、レンズ保持具20によって受台23上へと搬送される。加工されるレンズは、レンズ加工位置3で正確に芯出しされるので、受台23と加工位置3の相対位置関係を正確に設定しておけば、NC装置21によるサーボモータ15、16の制御により、加工済レンズ4aを受台23に正確に載置することが可能である。
加工済レンズ4aを受台23上に載置したあと、図3に示すように、光ファイバセンサ22が受台23上に来るように搬送ヘッド14が移動する。そして、図4に示すように、サーボモータ15、16の制御による搬送ヘッド14の移動により、光ファイバセンサ22を図4の矢印方向に移動させ、その移動軌跡と加工済レンズ4aの縁が交差する点でレンズの縁の検出信号が光ファイバセンサ22からNC装置21へと送られる。ここで図4(a)は、レンズの縁の4点を測定する例を示した図であり、同(b)は8点を測定する例を示した図である。前述したように、精度の高い計測を行うためには、より多くの測定点が必要である。光ファイバセンサ22からレンズの縁の検出信号が出力されたとき、NC装置21が搬送ヘッド14の座標を読取ることによって、複数の測定点相互の二次元座標上での相対的な位置関係を読取ることができる。被計測レンズ4aの直径や真円度は、複数の測定点の相対的な二次元座標から数学的な演算で求めることが可能である。
図1に示す芯取機は、レンズを受台23上で芯出しするための一対の芯出し板24を備えているので、この芯出し板24でレンズを挟んだ状態でレンズの外形計測を行うこともできる。図5はその例を示す平面図で、受台23に置かれた加工済レンズ4aを対向する芯出し板24のV形の先端辺で挟み、その挟む方向と平行な方向に搬送ヘッド14を移動させる。これにより、光ファイバセンサ22が図5の矢印方向に移動し、その移動軌跡と芯出し板24の縁が交差する点で検出信号が光ファイバセンサ22からNC装置21へと送られる。
実用的には、予め外形の正確なマスタレンズを挟んで両側の交差点間隔Eを計測してNC装置に記憶しておき、加工済レンズ4aを計測したときの交差点間隔と記憶値との差から、レンズの外径誤差を演算する。芯出し板24の先端辺のV字の頂角を120度とすれば、レンズの外径誤差は、交差点間隔Eの記憶値からの偏差量に3の平方根を乗じて2で割った値となる。
この外形の計測により、誤差が許容範囲内にあるレンズは、レンズ保持具20により、加工済レンズ用のパレット11aへと搬出される。再加工することができない不良レンズは、レンズ保持具20により不良品ボックス25へと排出される。このような動作を、加工前レンズパレット11bからのレンズ取り出し位置を1ピッチずつずらしながら、かつ加工済レンズ用パレット11aへの搬出位置を1ピッチずつずらしながら繰り返すことによって、多数のレンズの加工と外形計測とが行われる。
なお、レンズの外形を抜取り検査で行うときは、例えば10個なら10個毎に加工済レンズを受台23上に載せて計測を行う。計測を行わないレンズは、加工位置3から直接加工済レンズ用パレット11aへと戻される。レンズの測定点を多くすると精度の高いレンズの計測が可能であるが、測定に時間がかかる。加工前レンズの芯出し用の受台を外形測定用の受台23とは別に設けてやれば、次に抜取り検査されるレンズが加工されるまでの間、被計測レンズを受台23上に置いておくことができるので、レンズ搬送装置が加工待ちとなる時間を利用して、複数の測定点を分割して測定することにより、測定時間が加工時間より長くなるときでも、加工能率を低下させないで精度の高い抜き取り検査を行うことができる。
実施例装置の要部を示す斜視図 図1の装置におけるレンズ搬送を示す模式的な側面図 レンズ計測時の検出端とレンズの側面図 レンズ計測時の検出端の移動を説明する平面図 図3、4と異なる態様での計測を説明する平面図
符号の説明
14 搬送ヘッド
15 第1サーボモータ
16 第2サーボモータ
20 保持具
21 NC装置
22 光ファイバセンサ

Claims (3)

  1. レンズ保持具(20)を備えた搬送ヘッド(14)と、当該搬送ヘッドを第1の方向及び当該第1の方向と略直交する第2の方向にそれぞれ移動させる数値制御可能な駆動源(15,16)と、これらの駆動源を制御する数値制御装置(21)とを備え、レンズを前記レンズ保持具で保持して第1の位置から第2の位置へと搬送するレンズ搬送装置において、
    前記搬送ヘッドの移動領域内に、レンズの外周を突出させた状態で保持する受台(23)が配置され、前記搬送ヘッドには、当該受台上に置かれたレンズないしこれに当接する部材(24)の縁を光ビームで検出する検出端(22)が装着され、
    前記数値制御装置は、前記検出端が前記縁を検出したときに前記それぞれの駆動源の位置信号を検出する検出手段と、当該検出された位置信号の複数値からレンズの外形を演算する演算手段とを備えている、レンズの搬送装置。
  2. 第1の方向及び当該第1の方向と略直交する第2の方向に移動位置決めされる搬送ヘッド(14)にレンズ保持具(20)とレンズの縁を光ビームで検出する検出端(22)とを装着し、前記搬送ヘッドの移動領域内の所定の位置にレンズの外周を突出させた状態で保持する受台(23)を配置し当該受台上に置かれたレンズを他の位置に搬送する際に前記保持具による当該レンズの保持に先立って、前記検出端が少なくとも前記受台上のレンズの第1の直径方向及び当該第1の直径方向と略直交する第2の直径方向に横切るように搬送ヘッド(14)を移動させ、
    その移動時に前記検出端がレンズの縁を検出したときの搬送ヘッド(14)の二次元座標の座標値を読取り、当該読取った複数の座標値から搬送する直前のレンズの外形を計測することを特徴とする、レンズの搬送方法。
  3. 搬送ヘッド(14)の移動領域内に、レンズの外周を突出させた状態で保持する受台であって、当該レンズを径方向に挟持する芯出し板(24)を備えた受台(23)を配置し、搬送ヘッド(14)にレンズ保持具(20)と前記芯出し板の縁を光ビームで検出する検出端(22)とを装着し、搬送途中のレンズを前記受台上に置き、前記芯出し板でレンズを挟持し、前記検出端が受台上を芯出し板の挟持方向に横切るように搬送ヘッド(14)を移動させ、その移動時に前記検出端が芯出し板の縁を検出したときの搬送ヘッド(14)の座標値を読取り、当該読取った複数の座標値から受台上のレンズの外形を計測し、次いで受台から所望の位置にレンズを搬送することを特徴とする、レンズの搬送方法。
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