JP4298183B2 - ボイラ付き焼却炉における水管保護用耐火構造および耐火タイル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、たとえば、ごみなどを焼却した際に生じる熱を利用して発電するボイラ付き焼却炉において、ボイラの水管を耐火物により燃焼ガス(炉内の高温の腐食性ガス)から保護する水管保護用耐火構造、および、耐火タイルに係るものである。特に、この発明は、炉内温度が高温化されたボイラ付き焼却炉において、耐火物の耐久性が向上し、かつ、水管を高温の燃焼ガスから確実に保護することができる水管保護用耐火構造、および、耐火タイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(一般のボイラ付き焼却炉の説明)
ボイラ付き焼却炉は、一般に、図4に示すように、焼却炉1と、ボイラ2とから構成されている。
【0003】
前記焼却炉1には、ごみを焼却するストーカ3と、前記ストーカ3にごみを供給するフィーダ4と、前記フィーダ4にごみを投入するホッパ5と、前記ホッパ5に投入するごみを一旦収集するごみピット(図示せず)などがそれぞれ装備されている。また、前記焼却炉1の前記ストーカ3の真上には、二次空気供給部16が設けられている。
【0004】
前記ボイラ2は、蒸気ドラム6と、水ドラム7と、前記蒸気ドラム6と前記水ドラム7との間に連結された多数本のボイラチューブ8とから構成されている。
【0005】
前記ボイラ付き焼却炉は、前記焼却炉1においてごみなどを焼却した際に発生する熱により、前記ボイラ2において水が蒸気(過熱蒸気)となり、前記蒸気がタービン(図示せず)を駆動して発電の仕事をする。
【0006】
前記ボイラ付き焼却炉は、前記焼却炉1の火炉壁を高温の燃焼ガスから保護するためと、ボイラ効率を向上させるために、火炉壁を水冷壁の水管9(図4中斜線が施されている部分)で構築している。
【0007】
前記水管9は、図5および図6に示すように、多数本のボイラチューブ10を平面に並べ、かつ、隣り合う前記ボイラチューブ10、10同士を平面リブ11により連結してなるパネル構造をなすものである。
【0008】
前記水管9のうち、前記ストーカ3の真上の部分であって、焼却炉1の内側の面を定形耐火物12もしくは不定形耐火物(図示せず)で覆って、前記水管9を燃焼ガス(高温の腐食性ガス)から保護している。また、前記水管9の冷却作用により、前記定形耐火物12の前記焼却炉1内と対向する面(以下、炉表面と称する)の熱が前記定形耐火物12の前記水管9と対向する面(以下、水管面と称する)に伝達され、前記定形耐火物12の炉表面の酸化損傷が防止されている。
【0009】
そして、前記耐火物(以下、定形耐火物12と称する)の材質および化学成分は、図2中のNO.4に示す。すなわち、前記定形耐火物12の熱伝導率は、JIS規格のレーザフラッシュ法の測定で14.0kcal/mh°Cである。
【0010】
前記定形耐火物12は、炭化ケイ素(SiC)を主成分とするものである。前記定形耐火物12は、図5および図6に示すように、2個の半円形部13、13と、前記2個の半円形部13、13を連結する連結部14とからなる。
【0011】
前記水管9と前記定形耐火物12との相互の対向面側に耐火充填接着剤としてのモルタル18(図中、点々が施された部分)を十分に塗布し、前記水管9に前記定形耐火物12を取付具15で取り付ける。これにより、前記水管9は、前記定形耐火物12で覆われて燃焼ガスから保護されることとなる。
【0012】
前記水管9に前記定形耐火物12を覆う部分としては、前記二次空気供給部16、もしくは、ガス混合位置17から、燃焼ガス19が上昇するまでの滞留時間が約2秒間の位置20までの範囲としている。
【0013】
なお、前記範囲を焼却炉1内の二次燃焼域下部(高温部)と称する。また、前記範囲より下流側(燃焼ガス19の流れる下流側)を焼却炉1内の二次燃焼域上部(低温部)と称する。一方、前記ガス混合位置17は、燃焼ガスと二次空気とが混合する位置であって、図4中、二次空気供給部16を結ぶ点線にて示す。また、前記燃焼ガス19は、図4中、白抜き矢印にて示す。さらに、前記滞留時間約2秒の位置20は、図4中、二点鎖線にて示す。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、近年、ごみの高カロリー化と、ダイオキシン対策により、前記焼却炉1内の温度を高温度化(たとえば、酸素を豊富化したガスを前記二次空気供給部16から前記焼却炉1内に供給して前記焼却炉1内の温度を高温度化)する傾向にある。すなわち、前記焼却炉1の出口温度が今までは約900°Cであったのが、近年では約1100°C〜1200°Cまで上昇させている。
【0015】
このために、従来の水管保護用耐火構造では、前記定形耐火物12自体の耐久性が短期間で劣化し、ついには、前記水管9が燃焼ガスにより腐食する傾向にある。すなわち、図3に示すように、従来の前記定形耐火物12は、雰囲気温度(°C)が約700°Cを超えると、酸化が開始され、雰囲気温度(°C)が約900°Cの場合には多少の酸化損傷が見られ、雰囲気温度(°C)が約1100°C〜1200°Cに達すると、酸化損傷が激しく見られる。このように、前記定形耐火物12が短期間で劣化することとなる。また、前記滞留時間約2秒の位置20から下流の前記定形耐火物12が覆われていない箇所の水管9も燃焼ガスの高温化により腐食する傾向にある。
【0016】
この発明は、炉内温度が高温化されたボイラ付き焼却炉において、耐火物の耐久性が向上し、かつ、水管を高温の燃焼ガスから確実に保護することができる水管保護用耐火構造、および、耐火タイルを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、炉内の二次燃焼域下部の高温部にSiCを主成分とする定形耐火物を覆い、炉内の二次燃焼域上部の低温部に高温高耐食性金属で覆うことを特徴とする。
【0018】
この結果、請求項1にかかる発明は、炉内の二次燃焼域上部の低温部が高温高耐食性金属で覆われることにより、焼却炉内温度を高温度化しても、炉内の二次燃焼域上部の低温部における水管を高温の燃焼ガスから保護することができる。
【0019】
また、請求項2にかかる発明は、SiCが85wt%以上と、Cが5wt%以上とを主成分とし、かつ、JIS規格のレーザフラッシュ法の測定で、熱伝導率が20kcal/mh°C以上の材質からなる耐火タイルを特徴とする。
【0020】
この結果、請求項2にかかる発明は、耐火物の高熱伝導率により、耐火物の炉表面の熱が耐火物の水管面に伝達し易い。このために、耐火物の炉表面の温度を下げることができるので、耐火物の耐久性を向上させることができる。たとえば、焼却炉内温度を約1100°C〜1200°Cに高温化しても、焼却炉内温度が約900°Cの場合と同等の耐火物の耐久性が得られる。しかも、耐火物の耐久性の向上に伴なって、前記耐火物により水管を高温の燃焼ガスから確実に保護することができる。特に、請求項2にかかる発明は、コストが非常に安価である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明にかかるボイラ付き焼却炉における水管保護用耐火構造および耐火タイルの実施の形態のうちの1例を図1および図2を参照して説明する。図中、図4〜図6と同符号は同一のものを示す。なお、この実施形態によりこのボイラ付き焼却炉における水管保護用耐火構造および耐火タイルが限定されるものではない。
【0022】
(実施の形態の構成の説明)
この実施の形態においては、フィーダ4の側壁(図1中一点鎖線にて囲まれた部分)21を水管(水管9)で構成し、前記水管の炉内側の面を後記する定形耐火物で覆う。
【0023】
また、この実施の形態においては、焼却炉1内の二次燃焼域下部の高温部22、すなわち、燃焼ガス19温度が約1100°C〜1200°Cの部分に後記する定形耐火物を覆う。
【0024】
一方、前記焼却炉1内の二次燃焼域上部の低温部23、すなわち、燃焼ガス19温度が約800°C〜1100°Cの部分に高温高耐食性金属で覆う。
【0025】
さらに、この実施の形態においては、水管9のうち、定形耐火物を覆い施工が不可能な部分、たとえば、ノーズや開口部などの曲管部であって、焼却炉1内側の面に、高温高耐食性金属で覆い施工する。前記高温高耐食性金属は、インコネル、Ni基、Co基などを肉盛もしくは溶射により施工してなるものである。
【0026】
前記定形耐火物は、JIS規格のレーザフラッシュ法の測定で、熱伝導率が20kcal/mh°C以上の材質からなる定形耐火物を使用する。
【0027】
具体的には、図2に示す。すなわち、図2中のNO.1は、SiCが95wt%以上を主成分とし、かつ、JIS規格のレーザフラッシュ法の測定で、熱伝導率が20kcal/mh°C以上の材質からなる耐火タイル(耐火タイル12)を使用する。
【0028】
また、図2中のNO.2は、SiCが90wt%以上と、Si3 N4 が5wt%以上とを主成分とし、かつ、JIS規格のレーザフラッシュ法の測定で、熱伝導率が20kcal/mh°C以上の材質からなる耐火タイル(耐火タイル12)を使用する。
【0029】
さらに、図2中のNO.3は、SiCが85wt%以上と、Cが5wt%以上とを主成分とし、かつ、JIS規格のレーザフラッシュ法の測定で、熱伝導率が20kcal/mh°C以上の材質からなる耐火タイル(耐火タイル12)を使用する。
【0030】
(実施の形態の作用効果の説明)
この実施の形態は、図2中のNO.1の定形耐火物(耐火タイル12)、すなわち、SiCが95wt%以上を主成分とし、かつ、JIS規格のレーザフラッシュ法の測定で、熱伝導率が20kcal/mh°C以上の材質からなる耐火タイル12を使用するものである。
【0031】
この結果、この実施の形態にかかる図2中のNO.1の定形耐火物(耐火タイル12)は、耐火物の高熱伝導率により、耐火物の炉表面の熱が耐火物の水管面に伝達し易い。このために、耐火物の炉表面の温度を下げることができるので、耐火物の耐久性を向上させることができる。たとえば、焼却炉内温度を約1100°C〜1200°Cに高温化しても、焼却炉内温度が約900°Cの場合と同等の耐火物の耐久性が得られる。しかも、耐火物の耐久性の向上に伴なって、前記耐火物により水管を高温の燃焼ガスから確実に保護することができる。
【0032】
特に、この実施の形態にかかる図2中のNO.1の定形耐火物(耐火タイル12)は、耐酸化性に優れ、かつ、コストが安価である。
【0033】
また、この実施の形態は、図2中のNO.2の定形耐火物(耐火タイル12)、すなわち、SiCが90wt%以上と、Si3 N4 が5wt%以上とを主成分とし、かつ、JIS規格のレーザフラッシュ法の測定で、熱伝導率が20kcal/mh°C以上の材質からなる耐火タイル12を使用するものである。
【0034】
この結果、この実施の形態にかかる図2中のNO.2の定形耐火物(耐火タイル12)は、耐火物の高熱伝導率により、耐火物の炉表面の熱が耐火物の水管面に伝達し易い。このために、耐火物の炉表面の温度を下げることができるので、耐火物の耐久性を向上させることができる。たとえば、焼却炉内温度を約1100°C〜1200°Cに高温化しても、焼却炉内温度が約900°Cの場合と同等の耐火物の耐久性が得られる。しかも、耐火物の耐久性の向上に伴なって、前記耐火物により水管を高温の燃焼ガスから確実に保護することができる。
【0035】
特に、この実施の形態にかかる図2中のNO.2の定形耐火物(耐火タイル12)は、耐酸化性に優れている。
【0036】
さらに、この実施の形態は、図2中のNO.3の定形耐火物(耐火タイル12)、すなわち、SiCが85wt%以上と、Cが5wt%以上とを主成分とし、かつ、JIS規格のレーザフラッシュ法の測定で、熱伝導率が20kcal/mh°C以上の材質からなる耐火タイル12を使用するものである。
【0037】
この結果、この実施の形態にかかる図2中のNO.3の定形耐火物(耐火タイル12)は、耐火物の高熱伝導率により、耐火物の炉表面の熱が耐火物の水管面に伝達し易い。このために、耐火物の炉表面の温度を下げることができるので、耐火物の耐久性を向上させることができる。たとえば、焼却炉内温度を約1100°C〜1200°Cに高温化しても、焼却炉内温度が約900°Cの場合と同等の耐火物の耐久性が得られる。しかも、耐火物の耐久性の向上に伴なって、前記耐火物により水管を高温の燃焼ガスから確実に保護することができる。
【0038】
特に、この実施の形態にかかる図2中のNO.3の定形耐火物(耐火タイル12)は、コストが非常に安価である。
【0039】
特に、この実施の形態においては、フィーダ4の側壁21を水管(水管9)で構成するので、ボイラ効率が向上する。また、前記フィーダ4の側壁21の水管を、図2中のNO.1もしくはNO.2もしくはNO.3の定形耐火物(耐火タイル12)で覆うものである。
【0040】
この結果、この実施の形態は、焼却炉1内の温度が約1100°C〜1200°Cの高温度化しても、定形耐火物(耐火タイル12)により、フィーダ4の側壁21の水管を高温の燃焼ガスから保護することができる。
【0041】
また、この実施の形態においては、焼却炉1内の二次燃焼域下部の高温部22を図2中のNO.1およびNO.2およびNO.3の定形耐火物(耐火タイル)で覆い、焼却炉1内の二次燃焼域上部の低温部23に高温高耐食性金属からなる不定形耐火物を覆うものである。
【0042】
この結果、この実施の形態は、焼却炉1内の二次燃焼域上部の低温部23が高温高耐食性金属からなる不定形耐火物で覆われることにより、焼却炉1内の温度が約1100°C〜1200°Cの高温度化しても、焼却炉1内の二次燃焼域上部の低温部23における水管を高温の燃焼ガスから保護することができる。
【0043】
さらに、この実施の形態においては、水管のうち、定形耐火物を覆い施工が不可能な部分に、高温高耐食性金属で覆い施工するものである。
【0044】
この結果、この実施の形態は、水管のうち定形耐火物を覆い施工が不可能な部分が、高温高耐食性金属で覆われることにより、焼却炉1内の温度が約1100°C〜1200°Cの高温度化しても、水管のうち定形耐火物を覆い施工が不可能な部分を高温の燃焼ガスから保護することができる。
【0045】
(実施の形態以外の例)
なお、前記実施の形態においては、図2中のNO.1およびNO.2およびNO.3の定形耐火物(耐火タイル)を使用したものであるが、この発明は、JIS規格のレーザフラッシュ法の測定で、熱伝導率が20kcal/mh°C以上の材質からなる耐火物を使用しても良い。
【0046】
また、前記実施の形態においては、フィーダ4の側壁21の水管、また、焼却炉1内の二次燃焼域下部の高温部22を、図2中のNO.1もしくはNO.2もしくはNO.3の定形耐火物(耐火タイル12)で覆うものであるが、この発明は、SiCを主成分とする定形耐火物(たとえば、従来の定形耐火物)であっても良い。
【0047】
【発明の効果】
以上から明らかなように、この発明にかかるボイラ付き焼却炉における水管保護用耐火構造(請求項1)によれば、炉内の二次燃焼域下部の高温部にSiCを主成分とする定形耐火物を覆い、炉内の二次燃焼域上部の低温部に高温高耐食性金属で覆うものである。この結果、請求項1にかかる発明は、炉内の二次燃焼域上部の低温部が高温高耐食性金属で覆われることにより、焼却炉内温度を高温度化しても、炉内の二次燃焼域上部の低温部における水管を高温の燃焼ガスから保護することができる。
【0048】
また、この発明にかかるボイラ付き焼却炉における水管保護用耐火構造に使用される耐火タイル(請求項2)によれば、SiCが85wt%以上と、Cが5wt%以上とを主成分とし、かつ、JIS規格のレーザフラッシュ法の測定で、熱伝導率が20kcal/mh°C以上の材質からなる耐火タイルを使用するものである。
【0049】
この結果、請求項2にかかる発明は、耐火物の高熱伝導率により、耐火物の炉表面の熱が耐火物の水管面に伝達し易い。このために、耐火物の炉表面の温度を下げることができるので、耐火物の耐久性を向上させることができる。たとえば、焼却炉内温度を約1100°C〜1200°Cに高温化しても、焼却炉内温度が約900°Cの場合と同等の耐火物の耐久性が得られる。しかも、耐火物の耐久性の向上に伴なって、前記耐火物により水管を高温の燃焼ガスから確実に保護することができる。特に、請求項2にかかる発明は、コストが非常に安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のボイラ付き焼却炉における水管保護用耐火構造および耐火タイルの実施の形態を示す焼却炉の断面説明図である。
【図2】 この発明の耐火タイルと従来の耐火タイルの材質および化学物質を示す説明図である。
【図3】 従来の耐火タイルの酸化損傷と雰囲気温度の相対関係を示すグラフである。
【図4】 一般のボイラ付き燃焼炉を示す説明図である。
【図5】 従来のボイラ付き焼却炉における水管保護用耐火構造および耐火タイルを示す使用状態の一部正面図である。
【図6】 図5におけるVI―VI線断面図である。
【符号の説明】
1 焼却炉
2 ボイラ
3 ストーカ
4 フィーダ
5 ホッパ
6 蒸気ドラム
7 水ドラム
8 ボイラチューブ
9 水管
10 ボイラチューブ
11 リブ
12 耐火タイル
13、13 半円形部
14 連結部
15 取付具
16 二次空気供給部
17 ガス混合位置
18 モルタル
19 燃焼ガス
20 滞留時間約2秒の位置
21 側壁
22 高温部
23 低温部
Claims (2)
- パネル構造の水管を火炉壁とし、前記水管の炉内側の面を耐火物で覆って前記水管を燃焼ガスから保護するボイラ付き焼却炉において、
炉内の二次燃焼域下部の高温部における前記耐火物としては、SiCを主成分とする定形耐火物であり、
炉内の二次燃焼域上部の低温部における前記耐火物としては、高温高耐食性金属からなる、
ことを特徴とするボイラ付き焼却炉における水管保護用耐火構造。 - ボイラ付き焼却炉において使用される水管保護用の定形耐火物としての耐火タイルであって、
前記耐火タイルは、SiCが85wt%以上と、Cが5wt%以上とを主成分とし、かつ、JIS規格のレーザフラッシュ法の測定で、熱伝導率が20kcal/mh°C以上の材質からなることを特徴とする耐火タイル。
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