JP4297412B2 - 車両荷台等の施解錠システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラック等の車両荷台においてその荷台の施解錠をいわゆるRFID装置を用いた非接触型電気錠装置で行え、かつその施解錠条件の設定、更新あるいは変更をもRFID装置の認識体と照合装置との間の非接触状態での交信操作で行える車両荷台等の施解錠システムに関するものである。
【従来の技術】
近年、いわゆるRFID装置は急速な発展、進歩を遂げており、このRFID装置を利用した機器が各種の用途に応用され、使用されている。
【0002】
ここで、RFIDとは、Radio Frequency IDentificationの略語であり、アンテナとコントローラで形成されるリーダライタ(照合装置)と、情報を電子回路に記憶可能なRFIDタグ(認識体)とで構成され、いわゆる無線通信によりデータ交信することができる自動認識技術を意味する。
【0003】
ICテレホンカードなどの大規模システムで運用されたことや、RFIDタグおよびリーダライタの低価格化・小型化・標準化などが進んだことにより、各業界や企業でもRFID技術による新たなるシステムの検討が進んでいる。 ここで、前記RFID装置の機能的特長につき説明する。まず、RFID装置は前述した認識体と照合装置との間において非接触状態でのデータの読み出し(READ)及び書き換え(WRITE)が可能とされる。
【0004】
次に、電波あるいは電磁波で交信するため、汚れ、ほこり等の影響を受けにくい。
【0005】
さらに、障害物を介しても、データの交信が可能とされる(金属等を除く)。よって、カード式IDタグ(認識体)を例えば定期入れに入れたままでのデータ交信も可能とされる。
【0006】
また、アンチコリジョン機能搭載により、複数のIDタグ(認識体)との同時アクセスが可能とされる。そして、専用プロトコル及びCRC等の通信チェック機能によって高信頼性交信が実現されている。
【0007】
次に、いわゆるRFID装置によるデータの伝送方式の種類とその交信可能な距離につき述べると、データ伝送方式としては、代表的なものとして電磁誘導作用を利用する電磁波誘導方式があり、その交信可能な距離は1m程度とされている。
【0008】
また、マイクロ波帯の電波を利用したマイクロ波方式もあり、当該方式ではその交信可能な距離が5m程度と長くなっている。
【0009】
ここで、電磁誘導方式は、主に250KHz以下、あるいは13.56KHz帯の長波帯あるいは中波帯の電磁波を利用し、IDタグ(認識体)やリーダライタ(照合装置)のアンテナとしてはコイルが用いられ、二つのコイルの誘導磁束による誘起電圧を利用することで交信が行われる。
【0010】
なお、前記誘起電圧は、アンテナの磁束の強さとIDタグのコイルの巻回数に比例する。
近年、該電磁誘導方式を導入した製品として数多くの製品が市販されており、その仕様も幅広いものとなっている。
【0011】
交信可能な距離も0乃至1mまであり、その情報量も数バイトから数百バイトまでのものがある。そして、雨、雪、氷、塵埃などの影響を受けないので、工場、道路などの悪環境においても使用できる。また、浸透性が良くデータ伝送上の信頼性が高い。さらに前記のように、例えば非導電体(人体、プラスチック、木材、ガラス、紙など)がアンテナ側とIDタグ間に存在しても充分交信可能とされている。
【0012】
また、IDタグ側もシステムの要求に合わせてその形状を変えることができる。例えば交信可能距離が1m程度の範囲であればカードサイズ、また0.5m前後であれば名刺サイズ、0.1m以下であればコイン形、スティック形といったように用途に合った使い方ができる。なお、現在、13.56MHz帯の場合では、電波法の規制によりカードサイズで交信可能な距離が数cmのものが主流となっている。
次に、マイクロ波方式について説明する。
【0013】
マイクロ波方式では、リーダライタ(照合装置)側のアンテナとIDタグとの間で2.45GHz帯のマイクロ波を使用してデータの送受信を行っている。
【0014】
このように2.45GHzという非常に高い周波数を使用するので、外来ノイズによる通信の影響は少ないものとされる。
しかして、電波法上は、構内無線局のまたは特定小電力無線局の移動体識別装置として使用するよう規定されている。
このマイクロ波方式の特徴は交信可能な距離が0乃至5mと比較的長いので、大型のものや位置関係が厳密に規制できないものを対象とした用途に使用できるメリットがある。
いずれにせよ、RFID装置は、非接触で読み取り・書き込みが可能なので繰り返し使用が可能とされ、もって、「発行後にも新たな情報を書き込むことが出来る」し、RFID装置であれば、「製造年月日」「検査データ」「後工程の指示」などの情報の書き込みを行えば、必要な時に必要な情報をいちいちホストコンピューターから取り寄せるというような必要がない。
【0015】
このように、情報の分散処理が可能になり、システムの拡張や変更に柔軟に対応できる。
次に、前述の如く、汚れていても、あるいは定期入れに入っていて見えていなくてもアクセスができるため、従来においてバーコードが使えなかったような環境条件の悪い場所(雨、氷、塵埃、鉄粉、磁気、油など)であっても使用できる。また浸透性が良いので非導電体(人体、ガラス、木材、プラスチック、紙など)が介在していても交信が可能である。
【発明が解決しようとする課題】
かくして、本発明は、前述のRFID装置をトラック等の車両荷台においてその荷台の施解錠を行う錠装置に採用して、いわゆるRFID装置を用いた非接触型電気錠装置としたものであり、さらに、その施解錠条件の設定、更新あるいは変更を前記のRFID装置における認識体と照合装置との間の非接触状態での交信操作で迅速、確実に行える車両荷台等の施解錠システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明による車両荷台等の施解錠システムは、認識体と照合装置と照合装置に接続された制御装置と制御装置に接続された錠装置とを有し、
認識体と照合装置との交信は電磁誘導波を用いて行なわれ、照合装置に前記認識体を非接触状態で交信操作することにより車両荷台等の施解錠が行われるRFID装置を使用した車両荷台等の施解錠システムであって、
前記車両荷台等の施解錠システムにおける施解錠の各条件設定及び変更は、少なくとも車両使用者の特定・変更、前記認識体を照合装置にかざして交信する度に施錠状態と解錠状態とに切り替える施解錠繰り返しモード及び認識体を照合装置にかざして交信し、解錠した後一定時間経過後自動的に施錠する自動施解錠モードへの相互切り替え、自動施解錠モード時における、解錠した後一定時間経過後自動的に施錠する施錠開始時間設定・変更を含み、
前記施解錠システムにおける施解錠の各条件設定及び変更は前記RFID装置の認識体と照合装置との間の交信操作で可能とされたことを特徴とし、
または、
認識体と照合装置と照合装置に接続された制御装置と制御装置に接続された錠装置とを有し、
認識体と照合装置との交信はマイクロ波を用いて行なわれ、照合装置に前記認識体を非接触状態で交信操作することにより車両荷台等の施解錠が行われるRFID装置を使用した車両荷台等の施解錠システムであって、
前記車両荷台等の施解錠システムにおける施解錠の各条件設定及び変更は、少なくとも車両使用者の特定・変更、前記認識体を照合装置にかざして交信する度に施錠状態と解錠状態とに切り替える施解錠繰り返しモード及び認識体を照合装置にかざして交信し、解錠した後一定時間経過後自動的に施錠する自動施解錠モードへの相互切り替え、自動施解錠モード時における、解錠した後一定時間経過後自動的に施錠する施錠開始時間設定・変更を含み、
前記施解錠システムにおける施解錠の各条件設定及び変更は前記RFID装置の認識体と照合装置との間の交信操作で可能とされたことを特徴とし、
または、
前記施解錠の各条件設定及び変更は、前記RFID装置の照合装置に接続された制御装置内に有する施解錠各条件設定・変更手段で行われ、
該施解錠各条件設定・変更手段は、
車両使用者の特定・変更を行う車両使用者特定部と、前記施解錠繰り返しモードあるいは前記自動施解錠モードへの相互切り替えを行うモード切替部と、自動施解錠モード時における、解錠した後一定時間経過後自動的に施錠する施錠開始時間の設定・変更を行う施錠開始時間設定・変更部とを含み、
前記認識体には前記施解錠各条件設定・変更手段での各条件設定及び変更となる車両使用者の特定・変更、前記施解錠繰り返しモードあるいは前記自動施解錠モードへの相互切り替え、前記自動施解錠モード時における、解錠状態とした後一定時間経過後自動的に施錠状態とする施錠開始時間の設定・変更に関する信号を受信して記憶する設定・変更記憶部を含む、
ことを特徴とするものである。
【発明の実施の形態】
以下本発明を図に示す実施例に基づいて説明する。
【0016】
図2に本発明のRFID装置の概略を示す。
【0017】
図2から理解されるように、符号1はカード型のIDタグ、すなわち認識体を示し、符号2はリーダライタ、すなわち照合装置を示す。
【0018】
該認識体1と照合装置2との交信は電磁誘導波あるいはマイクロ波を用いて非接触状態で行う。
電磁誘導波としては、主に250KHz以下、あるいは13.56KHz帯の長波帯あるいは中波帯の電磁波を利用する。
【0019】
IDタグである認識体1やリーダライタである照合装置2の交信用アンテナとしてはコイルが用いられ、二つのコイルの誘導磁束による誘起電圧を利用することで交信が行われる。
【0020】
なお、前記誘起電圧は、アンテナの磁束の強さと認識体1(IDタグ)のコイルの巻回数に比例する。
マイクロ波としては例えば2.45GHz帯の波長が使用される。すなわちリーダライタ照合装置2(リーダライタ)側のアンテナと認識体1(IDタグ)との間で2.45GHz帯のマイクロ波によってデータの送受信を行われる。
【0021】
2.45GHzという非常に高い周波数を使用するため、外来ノイズによる通信の影響は少ない。
またマイクロ波方式では交信可能な距離が0乃至5mと比較的長くとれるので、大型の車両に搭載された錠装置に使用すると効果的な場合がある。
【0022】
符号3はコントローラを示し、該コントローラ3はコンピュータ4に接続されている。
【0023】
次に、図3はトラック等車両の荷台開閉用に使用されている前記RFID装置を用いた非接触型の電気錠装置5の概略を示したものであり、前記カード型の認識体1を照合装置2にかざして交信することにより電気錠装置5の施解錠操作が行えるよう構成されている。
【0024】
図3において、符号16は非常解錠用シリンダ、符号17は解錠時照光LED、符号18はインターフェイスを各々示している。
【0025】
前記インターフェイス18では、照合装置2で受信した信号をいわゆる有電圧(DC24Vなど)信号に変換し、施解錠信号として電気錠装置5に送出するよう構成されている。
【0026】
ここで、施解錠に関する各条件設定・変更についても前記RFID装置により設定でき、かつその設定した条件を変更できる様に構成されている。
【0027】
当該施解錠に関する各条件設定・変更は図1に示す制御装置6内の施解錠各条件設定・変更手段8で行われる。
【0028】
この施解錠に関する各条件の設定・変更としては、車両使用者の特定を行う車両使用者の設定・変更、施解錠繰り返しモードあるいは自動施解錠モードへの相互切り替えを行うモード切替の設定・変更、自動施解錠モード時における施錠開始時間設定を行う施錠開始時間の設定・変更、施解錠繰り返しモード時における施錠忘れ防止用の自動施錠開始時間の設定及び変更を行う自動施錠開始時間設定・変更とがある。
【0029】
すなわち、図1を参照して説明すると、いわゆるカード型認識体1を照合装置2にかざして交信することにより当該トラック等車両荷台の電気錠装置5を施解錠出来る。ここで、前記認識体1内には電気錠装置5に対して施解錠信号を送信し、また施解錠に関する各条件の設定・変更すべく設けられた制御部13と設定・変更記憶部14を有する。
【0030】
すなわち、認識体1が照合装置2と交信して施解錠信号を制御装置6の施解錠部7へ送信し、該施解錠部7から施解錠指令が電気錠装置5へ出力される。
【0031】
ところで、本発明による車両荷台等の施解錠システムでは、制御装置6内に設けられた施解錠各条件設定・変更手段8で施解錠に関する各条件の設定・変更を簡単、迅速に行うことが出来る。
【0032】
すなわち、前記非接触型電気錠装置5の施解錠モードを、例えば認識体1を照合装置2にかざして交信する度に施錠状態と解錠状態に切り替わるいわゆる施解錠繰り返しモードとしたり、あるいは認識体1を照合装置2にかざして交信し、もって、解錠した後一定時間経過後自動的に施錠する、いわゆる自動施解錠モードへ変更したりすることができる。
【0033】
さらに前記繰り返しモード時における施錠忘れ防止用の自動施錠開始時間の設定・変更をすることができる。
【0034】
その設定・変更の操作につき説明する。
【0035】
カード型の認識体1において例えば英文字・数字・カタカナ文字の約150種類を最大50文字まで書き込むことができ、そのデータを様々に運用できる。
【0036】
この実施例では16文字分のデータの設定及びその変更が行える様構成されている。
【0037】
まず、カード型の認識体1の種別を表示するものとして1文字分のデータが使用される。例えば、先頭の1文字が小文字のローマ字の「p」であれば運転手が使用するユーザーカードを示すこととなり、小文字のローマ字の「r」であれば更新カードを示すものとなり、小文字のローマ字「m」であればモード変更のカード、「t」であれば自動施錠時間設定・変更のカード、「f」であれば施錠忘れ防止用時間設定・変更のカードを示すこととなる。
【0038】
よってここでは5種類のカード型認識体1が使用される。
【0039】
次に、会社を特定するものとして例えば7文字分のデータが使用される。例えば「ABCDEFG」と設定する。
【0040】
さらに、支店や営業所を特定するものとして2文字分のデータが使用でき、例えば「01」で表す。また、使用するトラック等の車両を特定するものとして4文字分のデータを使用し、「0001」で表示する。
【0041】
また、更新・変更データとして2文字分のデータで例えば「**」と表し、合計16文字分のデータが使用されるのである。
【0042】
しかして、特定の運転手が所有するユーザーカード(認識体1)としては、初期に「pABCDEFG01000101」と設定されたカードが使用可能であり、そのカード(認識体1)が該当の運転手に携帯される。
【0043】
しかし、何らかの理由で前記の該当する運転手が使用しないときあるいは使用できないときは、例えば更新カードとしての認識体1「rABCDEFG01000102」を使用し、該更新カードを照合装置2で照合した後(例えばLED3回点灯したときに更新完了との設定をしておく)、「pABCDEFG01000102」のカード(認識体1)が使用許可となり、そのカード(認識体1)を携帯する別の運転手が前記トラック等該当車両荷台の電気錠装置5を施解錠できる。
【0044】
このようにして、例えば10種類のユーザーカード(認識体1)をあらかじめ作製しておき、「pABCDEFG01000101」、「pABCDEFG01000102」、「pABCDEFG01000103」、「pABCDEFG01000104」、「pABCDEFG01000105」、「pABCDEFG01000106」、「pABCDEFG01000107」、「pABCDEFG01000108」、「pABCDEFG01000109」、「pABCDEFG01000110」等のユーザーカード(認識体1)が更新により使用可能とされる。よって1台のトラック等車両及びその荷台の電気錠装置につき10人の運転手が使用可能に設定されたことになる。
【0045】
そして、前記のように使用可能にするユーザーカード(認識体1)の更新カード(認識体1)としては、「rABCDEFG01000101」、「rABCDEFG01000102」、「rABCDEFG01000103」、「rABCDEFG01000104」、「rABCDEFG01000105」、「rABCDEFG01000106」、「rABCDEFG01000107」、「rABCDEFG01000108」、「rABCDEFG01000109」、「rABCDEFG01000110」の10種類があり、これら更新カード(認識体1)を使用して前記運転手がトラック等車両及びその荷台の電気錠装置5を使用できるよう変更できる。
【0046】
次に、モード変更カード(認識体1)について説明する。
【0047】
モード変更カード(認識体1)は2種類考えられる。すなわち自動施錠モードのカードと施解錠繰り返しモードのカードである。
【0048】
通常、初期の設定段階では自動施解錠モードにしてある。すなわち、解錠してから一定時間経過後自動的に施錠するモードをいう。
【0049】
しかし、「mABCDEFG010001ul」との施解錠繰返しモードカード(施錠忘れ防止用自動施錠時間付)を使用することにより、錠の使用モードを変更できる。
【0050】
なお、施解錠繰返しモードから自動施解錠モードに戻すには「mABCDEFG010001au」との自動施錠モードカードを使用すればよい。
【0051】
次に、自動施解錠モード時における施錠開始時間の設定・変更を行う施錠開始時間設定・変更カード(認識体1)につき説明する。
【0052】
通常、初期段階では一端解錠した後自動的に施錠する時間を5秒間に設定してある。これについて例えば、「tABCDEFG01000112」とのカード(認識体1)を照合装置2で照合することにより(例えばLED3回点灯したときに更新完了と設定する)、自動施解錠モード時における施錠開始時間を12秒と変更することが出来る。
【0053】
また、施解錠繰り返しモード時における施錠忘れ防止用の自動施錠開始時間設定・変更カード(認識体1)についても同様で、通常、初期段階では前記施解錠繰り返しモード時における施錠忘れ防止用の自動施錠開始時間は30秒に設定してあるが、例えば「fABCDEFG01000160」と表示されたカード(認識体1)を照合装置2で照合することにより(例えばLED3回点灯したときに更新完了と設定する)、施解錠繰り返しモード時における施錠忘れ防止用の自動施錠開始時間を60秒に変更することが出来るのである。
【0054】
しかして、図1から理解されるように、前述したトラック等の車両使用者を特定・変更するのは車両使用者特定部9で行われ、施解錠繰り返しモードあるいは自動施解錠モードへの相互切り替えはモード切替部10で行われる。
【0055】
さらに、前記自動施解錠モードにおいて一旦解錠したとき、その後直ちに自動的に施錠操作されるが、かかる施錠開始時間設定及び変更が施錠開始時間設定・変更部11で行われる。
【0056】
また、施解錠繰り返しモード時における施錠忘れ防止用の自動施錠開始時間の設定・変更は自動施錠開始時間設定・変更部12で行われる。
【0057】
なお、符号15はメモリ等で形成された記憶手段である。
【発明の効果】
かくして、本発明は以上の構成からなる。
【0058】
そして本発明による車両荷台等の施解錠システムであれば、RFID装置をトラック等の車両荷台においてその荷台の施解錠を行う電気錠装置に採用して、いわゆるRFID装置を用いた非接触型電気錠装置となし得、さらに、その施解錠条件の設定、更新あるいは変更を前記のRFID装置における認識体と照合装置との間の非接触状態での交信操作で迅速、確実に行える等優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略構成説明図である。
【図2】RFID装置の概略構成を説明する概略構成説明図である。
【図3】トラック等車両荷台の電気錠装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 認識体
2 照合装置
3 コントローラ
4 コンピュータ
5 電気錠装置
6 制御装置
7 施解錠部
8 施解錠各条件設定・変更手段
9 車両使用者特定部
10 モード切替部
11 施錠開始時間設定・変更部
12 自動施錠開始時間設定・変更部
13 制御部
14 設定・変更記憶部
15 記憶手段
16 非解錠用シリンダ
17 解錠照光用LED
18 インターフェイス
Claims (3)
- 認識体と照合装置と照合装置に接続された制御装置と制御装置に接続された錠装置とを有し、
認識体と照合装置との交信は電磁誘導波を用いて行なわれ、照合装置に前記認識体を非接触状態で交信操作することにより車両荷台等の施解錠が行われるRFID装置を使用した車両荷台等の施解錠システムであって、
前記車両荷台等の施解錠システムにおける施解錠の各条件設定及び変更は、少なくとも車両使用者の特定・変更、前記認識体を照合装置にかざして交信する度に施錠状態と解錠状態とに切り替える施解錠繰り返しモード及び認識体を照合装置にかざして交信し、解錠した後一定時間経過後自動的に施錠する自動施解錠モードへの相互切り替え、自動施解錠モード時における、解錠した後一定時間経過後自動的に施錠する施錠開始時間設定・変更を含み、
前記施解錠システムにおける施解錠の各条件設定及び変更は前記RFID装置の認識体と照合装置との間の交信操作で可能とされたことを特徴とする車両荷台等の施解錠システム。 - 認識体と照合装置と照合装置に接続された制御装置と制御装置に接続された錠装置とを有し、
認識体と照合装置との交信はマイクロ波を用いて行なわれ、照合装置に前記認識体を非接触状態で交信操作することにより車両荷台等の施解錠が行われるRFID装置を使用した車両荷台等の施解錠システムであって、
前記車両荷台等の施解錠システムにおける施解錠の各条件設定及び変更は、少なくとも車両使用者の特定・変更、前記認識体を照合装置にかざして交信する度に施錠状態と解錠状態とに切り替える施解錠繰り返しモード及び認識体を照合装置にかざして交信し、解錠した後一定時間経過後自動的に施錠する自動施解錠モードへの相互切り替え、自動施解錠モード時における、解錠した後一定時間経過後自動的に施錠する施錠開始時間設定・変更を含み、
前記施解錠システムにおける施解錠の各条件設定及び変更は前記RFID装置の認識体と照合装置との間の交信操作で可能とされたことを特徴とする車両荷台等の施解錠システム。 - 前記施解錠の各条件設定及び変更は、前記RFID装置の照合装置に接続された制御装置内に有する施解錠各条件設定・変更手段で行われ、
該施解錠各条件設定・変更手段は、
車両使用者の特定・変更を行う車両使用者特定部と、前記施解錠繰り返しモードあるいは前記自動施解錠モードへの相互切り替えを行うモード切替部と、自動施解錠モード時における、解錠した後一定時間経過後自動的に施錠する施錠開始時間の設定・変更を行う施錠開始時間設定・変更部とを含み、
前記認識体には前記施解錠各条件設定・変更手段での各条件設定及び変更となる車両使用者の特定・変更、前記施解錠繰り返しモードあるいは前記自動施解錠モードへの相互切り替え、前記自動施解錠モード時における、解錠状態とした後一定時間経過後自動的に施錠状態とする施錠開始時間の設定・変更に関する信号を受信して記憶する設定・変更記憶部を含む、
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両荷台等の施解錠システム。
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