JP4296406B2 - 長尺部品の位置決め方法及び位置決め装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のドアパネルにサイドインパクトビーム及び補強用のビーム(リィーンフォース)等の複数の長尺部品を溶接する場合等において、これらの長尺部品を順次、位置決めするための長尺部品の位置決め方法及び位置決め装置に関するものである。
例えば図5に示すように、自動車のドアパネル1には、側面衝突に対する強度を高めるためのサイドインパクトビーム2、ドアアウタパネルの張り剛性を高めるためのアウタリィーンフォース3及び4が取付けられている。従来、これらの長尺部品は、ロボットハンドによって個々にクランプされ、ドアパネル1の所定位置に位置決めされて、スポット溶接等によって取付けられている。
自動車のドアは、デザイン性が高く、ドアパネル1は、車型毎に形状が異なり、ドアパネル1に取付けられるサイドインパクトビーム2、アウタリィーンフォース3及び4の形状も車型に応じたものが取付けられている。このため、これらの部品をドアパネル1に取付ける際には、車型毎に専用のクランプを使用する必要があり、このことが生産性低下の一因となっている。
一方、自動車の生産設備の汎用性に対する要求は高く、例えば特許文献1及び2には、位置決め装置の治具を回転させることによって、車型毎に異なる形状のワークを位置決めできるようにした位置決め装置が記載されている。
特開昭57−158174号公報 特開平7−299594号公報
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、ワークである複数の長尺部品の形状及び寸法にかかわらず、これをクランプして順次位置決めすることができる長尺部品の位置決め方法及び位置決め装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明に係る発明は、略平行に並べて取付けられる複数の長尺部品を位置決めするための長尺部品の位置決め方法であって、前記複数の長尺部品を略平行、かつ、所定の角度をもって異なる方向に向けて保持するクランプ手段によってクランプし、該クランプ手段を移動させて、該クランプ手段によってクランプされた前記複数の長尺部品を順次、所定位置に位置決めすることを特徴とする。
請求項2の発明に係る長尺部品の位置決め方法は、上記請求項1の構成において、前記長尺部品と前記クランプ手段との位置決め基準を前記長尺部品の形状及び寸法にかかわらず統一したことを特徴とする請求項1に記載の長尺部品の位置決め方法。
請求項3に係る発明は、略平行に並べて取付けられる複数の長尺部品を位置決めするための長尺部品の位置決め装置であって、複数の長尺部品を略平行、かつ、所定の角度をもって異なる方向に向けて保持するクランプ手段と、該クランプ手段を移動させて、該クランプ手段によってクランプされた複数の長尺部品を順次、所定位置に位置決めする移動手段とを備えていることを特徴とする。
また、請求項4の発明に係る長尺部品の位置決め装置は、前記長尺部品と前記クランプ手段との位置決め基準を前記長尺部品の外形及び寸法にかかわらず統一したことを特徴とする。
本発明に係る長尺部品の位置決め方法及び位置決め装置によれば、複数の長尺部品を順次、効率よく位置決めすることができ、また、位置決め基準を統一することよって、汎用性を高めて、生産性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態に係る長尺部品の位置決め装置は、図5に示すような自動車のドアの製造工程において、ドアパネル1を構成するドアインナパネル5(図2及び図3参照)に、長尺部品であるサイドインパクトビーム2、アウタリィーンフォース3及び4をスポット溶接等によって取付ける際に、これら3つの長尺部品を所定位置に位置決めするためのものである。
サイドインパクトビーム2は、パイプ材6の両端部に、ドアインナパネル5に結合させるための取付部7を溶接したものであり、パイプ材6の管壁には、所定位置にピン孔8(位置決め基準)が設けられている。アウタリィーンフォース3及び4は、板材をプレス成形したものであり、それぞれ、所定位置に一対のピン孔9、10及びドアインナパネル5への取付部11、12が設けられている。サイドインパクトビーム2、アウタリィーンフォース3及び4は、適用車型に応じてある程度異なる形状及び寸法を有しているが、サイドインパクトビーム2のパイプ材6の直径D(位置決め基準)、ピン孔8の径、方向、及び、取付部7の形状、並びに、アウタリィーンフォース3及び4の一対のピン孔9(位置決め基準)、ピン孔10(位置決め基準)の径、ピッチP1、P2(位置決め基準)及び取付部11、12の形状については、適用車型にかかわらず統一されている。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る位置決め装置13は、適当な自由度が与えられた多関節ロボットのロボットアーム14(移動手段)の先端部に、クランプ機構15(クランプ手段)が取付けられている。クランプ機構15は、サイドインパクトビーム2、アウタリィーンフォース3及び4をそれぞれクランプするための第1、第2及び第3クランプ部16、17、18を備えている。
第1クランプ部16は、サイドインパクトビーム2のパイプ材6の円筒部をクランプするパイプクランプユニット19と、パイプ材6のピン孔8をクランプして、取付方向を規定するピンクランプユニット20とを備えている。パイプクランプユニット19は、エアシリンダ等の駆動装置(図示せず)によって開閉可能な一対のフィンガ21により、パイプ材6の円筒部を把持するものである。
ピンクランプユニット20は、図4に示すように、パイプ材6のピン孔8に挿入可能なピン22が設けられており、ピン22の基部側面には、エアシリンダ等の駆動装置(図示せず)によって格納及び突出可能な可動クランプ23が設けられている。そして、図4(A)に示すように、可動クランプ23を格納して、ピン22をピン孔8に挿入し、図4(B)に示すように、パイプ材6の外周面をピン22の基部の突当部24に当接させ、可動クランプ23を突出させることによって、パイプ材6をクランプすることができる。なお、ピン22の先端部は、ピン孔6に挿入しやすいように、尖った形状となっている。
第2クランプ部17は、アウタリィーンフォース3の一対のピン孔9をクランプする一対のピンクランプユニット25を備えており、ピンクランプユニット25は、ピン孔9のピッチP1と同じピッチで配置され、上述の第1クランプ部16のピンクランプユニット20と同様にして、アウタリィーンフォース3をクランプすることができる。
第3クランプ部18は、アウタリィーンフォース4の一対のピン孔10をクランプする一対のピンクランプユニット26を備えており、ピンクランプユニット26は、ピン孔10のピッチP2と同じピッチで配置され、上述の第1クランプ部16のピンクランプユニット20と同様にして、アウタリィーンフォース4をクランプすることができる。
第1、第2及び第3クランプ部16、17、18は、3方向に延びる支持アーム27、28,29によって支持されており、クランプされたサイドインパクトビーム2、アウタリィーンフォース3及び4が、略平行で、かつ、所定の角度を有する3方向に向けられるように配置されている。
以上のように構成した本実施形態の作用について次に説明する。
第1クランプ部16のパイプクランプユニット19及びピンクランプユニット20によって、サイドインパクトビーム2をクランプし、第2クランプ部17のピンクランプユニット25によって、アウタリィーンフォース3をクランプし、第3クランプ部18のピンクランプユニット26によって、アウタリィーンフォース4をクランプする。ドアインナパネル5を位置決めピン及びクランプ装置等の適当な位置決め手段(図示せず)によって固定する。
多関節ロボットの操作により、ロボットアーム14を作動させて、図3(A)に示すように、第1クランプ部16によってクランプされたサイドインパクトビーム2をドアインナパネル5の所定位置に位置決めして、取付部7をスポット溶接等によってドアインナパネル5に結合する。その後、クランプを解除して、第1クランプ部16をサイドインパクトビーム2から離脱する。
次いで、図3(B)に示すように、ロボットアーム14によってクランプ機構15を移動させ、第2クランプ部17によってクランプされたアウタリィーンフォース3をドアインナパネル5の所定位置に位置決めして、取付部11をスポット溶接等によってドアインナパネル5に結合する。その後、クランプを解除して、第2クランプ部17をアウタリィーンフォース3から離脱する。
次いで、図3(D)に示すように、ロボットアーム14によってクランプ機構15を移動させ、第3クランプ部18によってクランプされたアウタリィーンフォース4をドアインナパネル5の所定位置に位置決めして、取付部12をスポット溶接等によってドアインナパネル5に結合する。その後、クランプを解除して、第3クランプ部18をアウタリィーンフォース4から離脱する。
このようにして、サイドインパクトビーム2、アウタリィーンフォース3及び4を順次、ドアインナパネル5に取付けることができる。このとき、サイドインパクトビーム2のパイプ材6の直径D、ピン孔8の径、方向、及び取付部7の形状、並びに、アウタリィーンフォース3及び4のピン孔9、10の径、ピッチP1、P2及び取付部11、12の形状を適応車型にかかわらず統一しているので、共通の位置決め装置13によって、全ての車型に対して、これらのビームの位置決めを行うことが可能となり、汎用性を高めて、生産性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、一例として自動車のドアに装着される3つのビームを位置決めする場合について説明しているが、本発明はこれに限らず、略平行に並べて配置される長尺部品を位置決めする場合であれば、同様に適用することができる。
本発明の一実施形態に係る位置決め装置がワークである3つの長尺部品をクランプした状態を示す要部の斜視図である。 図1に示す装置がドアインナパネルにサイドインパクトビームを位置決めする状態を示す要部の斜視図である。 図1の装置によって3つの長尺部品をドアインナパネルに順次位置決めする工程を示す説明図である。 図1に示す装置のピンクランプユニットの要部概略的に示す図である。 図1の装置によって位置決めされる3つの長尺部品を有する自動車のドアを示す概略図である。
符号の説明
2 サイドインパクトビーム(長尺部品)、3,4アウタリィーンフォース(長尺部品)、13 位置決め装置、14 ロボットアーム(移動手段)、15 クランプ機構(クランプ手段)、8,9,10 ピン孔(位置決め基準)、D 直径(位置決め基準)、P1,P2 ピッチ(位置決め基準)

Claims (4)

  1. 略平行に並べて取付けられる複数の長尺部品を位置決めするための長尺部品の位置決め方法であって、前記複数の長尺部品を略平行、かつ、所定の角度をもって異なる方向に向けて保持するクランプ手段によってクランプし、該クランプ手段を移動させて、該クランプ手段によってクランプされた前記複数の長尺部品を順次、所定位置に位置決めすることを特徴とする長尺部品の位置決め方法。
  2. 前記長尺部品と前記クランプ手段との位置決め基準を前記長尺部品の形状及び寸法にかかわらず統一したことを特徴とする請求項1に記載の長尺部品の位置決め方法。
  3. 略平行に並べて取付けられる複数の長尺部品を位置決めするための長尺部品の位置決め装置であって、複数の長尺部品を略平行、かつ、所定の角度をもって異なる方向に向けて保持するクランプ手段と、該クランプ手段を移動させて、該クランプ手段によってクランプされた複数の長尺部品を順次、所定位置に位置決めする移動手段とを備えていることを特徴とする長尺部品の位置決め装置。
  4. 前記長尺部品と前記クランプ手段との位置決め基準を前記長尺部品の形状及び寸法にかかわらず統一したことを特徴とする請求項3に記載の長尺部品の位置決め装置。
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