JP4296400B2 - 往復動型圧縮機 - Google Patents

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本発明は、空気等の気体を圧縮する往復動型圧縮機に関する。
一般に、クランクケースと、該クランクケースに回転可能に設けられ、駆動源によって回転駆動される軸と、前記クランクケース上に設けられ、シリンダヘッドが搭載されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に挿嵌されたピストンと、該ピストンをシリンダ内で往復動させるべく、小端部が前記ピストンに連結され、大端部が前記軸に軸受を介して回転可能に連結され、前記小端部と大端部とを繋ぐアーム部とで構成される連接棒を有する往復動型圧縮機は知られている。そして、従来の連接棒は、シリンダ径を小さくしたい等の観点より、小端部側から大端部側に向けてアーム部の揺動方向(軸方向と直交する向き)幅が広がるよう構成されていた。また、アーム部の軸方向幅は小端部から大端部に向けて一定に構成していたため、連接棒の上下方向の断面積は、小端部近傍で最小となり、大端部側に向けて除々に大きくなる構成であった。
この種の従来技術による往復動型圧縮機は、駆動源によって軸を回転駆動すると、この回転が連接棒を介してピストンに伝達され、該ピストンはシリンダ内を往復動し、空気等の流体を圧縮する。このように、往復動型圧縮機では、長期間使用により軸受の潤滑不足等で連接棒の折損が起こった場合には、アーム部のうち断面積が最小となる小端部近傍で連接棒が折損していた。そして、その大端部側の折損部がシリンダやクランクケースに触れることによりシリンダ、クランクケースが破損するといった二次的な損害を引き起こす可能性があった。それを防止する策として、例えば特許文献1に示すように、連接棒の揺動方向寸法とクランクケースの上部開口の寸法とを規定することによりシリンダの破損を防止する策がとられていた。
また、特許文献2においては、連接棒に凹部や凸部を形成して応力を集中させ、その応力集中部で折損を生じさせる部分をコントロールするものが開示されている。
実開昭64−15784号公報
特開2000−45941号公報
しかし、特許文献1に示す構成では、小端部側から大端部側に向けてアーム部の揺動方向幅を広げていく構成であるため、連接棒が折損した場合にはアーム部のうち断面積が最小である小端部近傍(ピストン近傍)が折損部となり、クランクケースの上部開口の寸法を規定したとしても、折損部がシリンダ以外の部材と接触して損傷することを避けられず、二次的な損害を引き起こす可能性が高いという問題があった。
また、特許文献2においても、アーム部の断面積最小部が小端部近傍(ピストン近傍)にあるため、ここが折損しやすいので、応力集中部をよほど脆弱にする必要があり、これにより、連接棒の耐久性を若干犠牲にしなければならないという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、連接棒が折損したときには、その他端側の折損部によりシリンダおよびクランクケースが損傷する等の二次的な損害を回避することができる往復動型圧縮機を提供することにある。
上述した課題を解決するために本発明は、クランクケースと、該クランクケースに回転可能に設けられ、駆動源によって回転駆動される軸と、前記クランクケース上に設けられ、シリンダヘッドが搭載されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に挿嵌されたピストンと、該ピストンをシリンダ内で往復動させるべく、一端が前記ピストンに連結され、他端が前記軸に軸受を介して回転可能に連結され、前記一端と他端とを繋ぐアーム部とで構成される連接棒とからなる往復動型圧縮機において、前記連接棒が折損するときには、該連接棒が所定位置にて折損されるよう前記アーム部に断面積が最小となる折損部を設け、前記折損部、前記連接棒が折損した状態で、前記折損部のうちの他端側の折損部が前記シリンダおよびクランクケースに触れない位置に設けられ、前記アーム部の非揺動方向幅を異ならせることにより形成されたことを特徴とする。
また、請求項の発明は、請求項の連接棒の他端には放熱手段を設けるよう構成したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明にあっては、連接棒の耐久性を損なうことがなく、折損が発生した場合においても、その他端側の折損部がクランクケース等に衝突することがなくなるので、二次的な損害の発生を防止することができる。
また、連接棒の往復動動作のみの非揺動方向の幅を異ならせることにより最小断面積を形成したので、連接棒の一端側の断面積を大きくする際にもシリンダ径を変更することなく対応できる。
また、請求項の発明にあっては、請求項の連接棒の他端には放熱手段を設けるよう構成したので、往復動型圧縮機で最も温度の低い他端部側に、一端部側の熱を移動させて放熱させることができ、信頼性や耐久性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態の無給油式の往復動型圧縮機を図1及至図3、及び図8乃至図10に示し説明する。
図1、2は本発明の第1の実施の形態を示している。図において、1は鋳鉄等の金属材料により箱状に形成されたクランクケースを示し、該クランクケース1内には軸受2、3を介してクランク軸4が回転可能に配設されている。本発明の軸としてのクランク軸4は軸受2を介してクランクケース1外に突出した一端側の突出軸部4Aと、他端側に位置しクランクケース1に軸受3を介して回転可能に支持された支持軸部4Bと、バランスウエイト部4Cと、大端部13が連結される円柱状のピン部4Dとから構成されている。
5はクランクケース1上に設けられたシリンダを示し、該シリンダ5の外周側には複数の冷却フィン5A、5A、・・・が一体的に形成され、シリンダ5上にはシリンダヘッド6が搭載されている。そして、シリンダ5内には摺動可能にピストン7が挿嵌され、該ピストン7の上面側とシリンダヘッド6との間には、シリンダ5内に位置して圧縮室Aが画成されている。また、ピストン7には後述のピストンピン9挿入用のピン穴8が穿設されている。
9はピストン7のピン穴8に嵌着されたピストンピンを示し、該ピストンピン9は金属材料により形成され、その両端側には断熱性を有する筒状の樹脂環25が嵌合されている。ここで、ピストンピン9は各樹脂環25を介してピストン7のピン穴8内に嵌着されているので、前記ピストン7からの熱がピストンピン9に伝わるのを制限し、後述の軸受16を断熱状態に保持している。そして、前記ピストンピン9は後述の連接棒12を介してクランク軸4と連結されている。また、前記ピストン7の外周面にはピストンリング10、ライダリング11が装着され、前記ピストン7とシリンダ5との間の気密性、摺動性を高めるようになっている。
12は連接棒を示し、該連接棒12の大端部13(他端)は軸受14を介してクランク軸4に連結され、小端部15(一端)はピストンピン9に挿嵌され、該ピストンピン9と小端部15との間にはグリース封入型の軸受16が介装されている。そして、連接棒12は大端部13と小端部15と、それらの間に設けられクランク軸の動力をピストン7に伝えるアーム部17とで構成され、アーム部17の揺動方向には、軽量化のための抜き18が設けられている。
また、連接棒12の大端部13側はクランク軸4のピン部4Dに止め輪26を介して軸方向に位置決めされている。ここで、連接棒12はクランク軸4の回転を直動運動に変換してピストン7に伝達し、該ピストン7をシリンダ5内で往復動させる。
また、大端部13は、その外周に放熱手段としての放熱フィン13A、13A、・・・を有する構成としている。
さらに、図2、3に示すように、連接棒12の形状は、小端部15の非揺動方向Cの幅L1のほうが大端部13の非揺動方向幅L2よりも大となるようになっており、このアーム部17の断面積が最小となる折損部12Aは、大端部13側に形成されている。本実施の形態に示す折損部12Aは、アーム部17を図2中のA−A線に垂直な面で切断した断面積が最小となったものであるが、これに限らず、任意の平面で切った断面が最小であれば、その面の部分が本発明の折損部となる。19はクランク軸4の突出軸部4A先端に固着された大径のプーリを示し、該プーリ19は外部の駆動源となるモータ等にベルト(いずれも図示せず)を介して連結され、クランク軸4を回転駆動するようになっている。また、該プーリ19は羽根19Aが一体的に形成され、該羽根19Aはプーリ19の回転時にクランクケース1やシリンダ5に向けて矢示B方向の冷却風を発生させるようになっている。
本発明の実施の形態による往復動型圧縮機は上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。
まず、モータ等の駆動源によって外部からプーリ19に固着されたクランク軸4を回転駆動すると、連接棒12がピストンピン9を中心にして揺動運動を繰返しつつ、クランク軸4の回転をピストン7の往復動に変換する。そして、該ピストン7がシリンダ5内で往復動を繰返すことにより、圧縮室Aから圧縮空気を吐出させるようになっている。
ところで、長期間に亘る圧縮運転を行うと、各部分の磨耗などからピストンがスムーズに動かなくなり、連接棒12が折損することがある。この折損に至るまでの一例を次に示す。圧縮熱等によってピストン7やピストンピン9が高温状態となり、小端部15内の軸受16は内部に封入したグリースが溶解した状態で、図示せぬオイルシールから漏出することがある。この結果、連接棒12の小端部15とピストンピン9との間で軸受16が焼付いて固着するような場合があり、その場合ピストンピン9がピストン7に対して強制的に回転される。
そして、この状態でさらに圧縮運転を続けると、ピストンピン9の両端側に嵌合された各樹脂環25が、ピストンピン9を固定している各ボルトにより削り落され、ピストンピン9がピストン7のピン穴8内でガタ付くようになる。さらに、ピン穴8はピストンピン9とピストン7との金属磨耗によって穴径が拡大し、ピストンピン9がピン穴8内でガタ付きをもって回転するようになると、連接棒12の小端部15はピストンピン9を中心として回転して不規則な偏心動を繰返すようになる。そして、不規則な偏心動により過大な負荷が連接棒12に作用した場合、連接棒12はアーム部17のうちで最も断面積の小さい折損部12Aで折損する。
本実施の形態に示す連接棒12は、折損部12Aを大端部13近傍に設けているので、上述したような不規則な偏心動により過大な負荷が連接棒12に作用した場合、折損を大端部13近傍で生じさせることができる。よって、クランク軸4に接近した大端部13の付け根部分から折損させることができるので、折損が生じた後にクランク軸4が回転駆動されても、その他端側の折損部がクランクケース1の上端部やシリンダ5の内壁、またはクランクケース1の下端部に触れ、損傷することを防止できる。
このように、本実施の形態では、アーム部17の断面形状は略同形状で、徐々に断面積を小さくし、折損部12Aで断面積を最小としたので、連接棒12の強度を最小面積の折損部12Aで確保しておけば、連接棒12の耐久性を保つことができる。また万一折損する場合は、この折損部12Aで折損するので、連接棒12が折損しても周囲の部材に影響を与えないため、修理作業は連接棒12およびその周辺のピストンピン9や軸受16等の交換作業で済み、その分修理時間が短縮されると共に、修理費用も安価で済む。
また、本実施の形態に示す連接棒12は、大端部13側から小端部15側に向けて断面積が大きくなるアーム形状とした。このように構成すると、連接棒12で最も温度が高くなる小端部15近傍の断面積を増やすことができるので、小端部15近傍の熱伝達率を高めることができ、結果として小端部15の温度を従来と比して下げることができる。これにより、小端部15が高温状態となることを軽減することができ、連接棒12の折損を回避することができる。
また、本実施の形態では、連接棒12の揺動方向Bではなく、非揺動方向Cの長さを小端部側と大端部側で異ならせるよう構成した。連接棒12は往復運動する際、軸方向とは直交する向きに揺動しながら上下に移動する。そのため、シリンダ5径は、アーム部17の揺動方向幅に揺動する分を加えた大きさとする必要がある。それに対し、連接棒12は非揺動方向に対しては動かない。よって、アーム部17の断面積を増やす際には、アーム部17の揺動方向幅Bではなく、非揺動向Cの幅を増やすことにより対応したほうが、シリンダ径を大きくすることなく断面積を増やすことができ、往復動型圧縮機が大型化することを防止できる。
さらに、本実施の形態の大端部13には、放熱手段としての放熱フィン13A、13A、・・・を設けたので、小端部15からアーム部17を介して大端部13に伝わった熱は、往復動型圧縮機内部で最も温度が低いクランクケース1内で効率良く放熱することができる。クランクケース1には図示せぬ呼吸栓が設けられているため、外気とほぼ同等の温度を保つことができる。
次に、図4、5を用いて第1の参考技術を示し、説明する。なお、本参考技術では、前記第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
本第1の参考技術の連接棒20はアーム部21の揺動方向幅を大端部13側と比して小端部15側が大となるよう構成し、かつ小端部15のボス部15A外周一周の熱伝達率を高めるため、第1の実施の形態と比して肉厚にしたことにある。
また、本参考技術の折損部20Aは大端部13寄りとなっている。このように構成した場合においても、第1の実施の形態の効果とほぼ同様の効果を得ることができる。特に、第1の参考技術では、第1の実施の形態の連接棒12と比してさらに小端部15近傍の断面積を大としたので、小端部15の温度をさらに下げることができる。
次に、図6、7を用いて第2の参考技術を示し、説明する。なお、本参考技術では、前記第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
本第2の参考技術の連接棒30はアーム部31の揺動方向中心部に設けられる軽量化のための抜き32を、小端部15側で細く、大端部13側で太くなるような三角形状に空けて設けるよう構成したことにある。この抜き32の形状により、断面積が最小となる折損部30Aを大端部13側に形成している。
このように構成した場合においても、第1の実施の形態の効果とほぼ同様の効果を得ることができる。
次に図8、9を用いて第の実施の形態を示し、説明する。なお、本実施の形態では、前記第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
本第の実施の形態の連接棒40はアーム部41の抜き42の深さを大端部13側から小端部15側に向けて小となるよう構成し、折損部40Aを大端部13近傍としたことにある。
このように構成した場合においても、第1の実施の形態の効果とほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、本発明の実施の形態では、往復動型圧縮機として、アーム部の一端に小端部15を形成し、小端部15がピストンピン9に回転可能に連結され、クランク軸4を回転駆動したときには、連接棒12がピストンピン9を中心にして揺動運動を繰返しつつ、クランク軸4の回転をピストン7の往復動に変換し、ピストン7をシリンダ5内で往復動させる通常ピストンタイプを例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、アーム部の一端にピストンが一体的に形成され、クランク軸の回転によりピストンがシリンダ内を揺動しながら上下動して圧縮空気を生成するタイプの往復動型圧縮機に用いても良い。
また、本発明の実施の形態では、軸の回転運動を直動運動に変換するために、クランク軸を用いた例を挙げて説明したが、これに限らず、例えば大端部内部に偏心リングを装着し、該偏心リング内にストレートの軸を設けて連接棒を往復運動させるタイプの往復動型圧縮機に用いても良い。
また、大端部13の外周側に設けられる放熱手段としての放熱フィン13Aはその周面から外側に向けて大端部13の軸方向に延びる放熱フィンを示したが、これに限らず、例えば図10に示すように、大端部13の周まわりに沿うようにフィン13Bを設けるよう形成しても良い。また、放熱手段として本発明の実施の形態では放熱フィンを用いて説明したが、これに限らず、例えばヒートパイプ等の放熱手段を大端部に取り付けて冷却する構成としてもよい。
また、本発明の実施の形態では、小端部15から大端部13に向けてアーム部17の断面積が除々に小さくなるよう構成したものを示したが、これに限らず、他端側の折損部がシリンダおよびクランクケースに触れない位置であればアーム部17の中央部よりに最小断面積となる折損部を設けるよう構成してもよい。
さらに、本発明の実施の形態では無給油の往復動型圧縮機を例に挙げて説明したが、これに限らず例えば、給油式の往復動型圧縮機に適用してもよい。
本発明の第1の実施の形態による往復動型圧縮機を示す縦断面図である。 図1中の連接棒の断面図である。 図2中の連接棒のA−A断面図である。 1の参考技術による連接棒の断面図である。 図4中の連接棒のA−A断面図である。 2の参考技術による連接棒の断面図である。 図6中の連接棒のA−A断面図である。 本発明の第の実施の形態による連接棒の断面図である。 図8中の連接棒のA−A断面図である。 本発明の大端部の放熱手段としての別の実施の形態を示す図である。
符号の説明
1 クランクケース
4 クランク軸(軸)
5 シリンダ
6 シリンダヘッド
7 ピストン
12、20、30、40 連接棒
13 大端部(他端)
15 小端部(一端)
17、21、31、41 アーム部


Claims (2)

  1. クランクケースと、該クランクケースに回転可能に設けられ、駆動源によって回転駆動される軸と、前記クランクケース上に設けられ、シリンダヘッドが搭載されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に挿嵌されたピストンと、該ピストンをシリンダ内で往復動させるべく、一端が前記ピストンに連結され、他端が前記軸に軸受を介して回転可能に連結され、前記一端と他端とを繋ぐアーム部とで構成される連接棒とからなる往復動型圧縮機において、
    前記連接棒が折損するときには、該連接棒が所定位置にて折損されるよう前記アーム部に断面積が最小となる折損部を設け、
    前記折損部、前記連接棒が折損した状態で、前記折損部のうちの他端側の折損部が前記シリンダおよびクランクケースに触れない位置に設けられ、前記アーム部の非揺動方向幅を異ならせることにより形成されたことを特徴とする往復動型圧縮機。
  2. 前記連接棒の前記他端には放熱手段を設けることを特徴とする請求項に記載の往復動型圧縮機。
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