JP4296021B2

JP4296021B2 - Hydraulic operating device for work vehicle

Info

Publication number: JP4296021B2
Application number: JP2003102394A
Authority: JP
Inventors: 隆宇野; 繁山崎
Original assignee: Yanmar Co Ltd
Current assignee: Yanmar Co Ltd
Priority date: 2003-04-07
Filing date: 2003-04-07
Publication date: 2009-07-15
Anticipated expiration: 2023-04-07
Also published as: JP2004310392A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタなどの作業車両から作業機に圧油を供給するための作業車両の油圧操作装置の技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、トラクタなどの作業車両にはフロントローダやブームスプレヤー等の作業機が装着される。該作業機を作動させるためには油圧アクチュエータが使用され、該油圧アクチュエータは制御バルブを介して油圧ポンプと接続されている。そして、該制御バルブを操作するための操作レバーが運転席の側方や前方などの運転部に設けられ、該操作レバーと制御バルブとを連動機構により連動連結することで、操作レバーの回動操作によりコントロールバルブのスプールを押引き動作させるようにしている（例えば、特許文献１参照。）。
前記制御バルブと操作レバーは、ワイヤとリンクにより連動連結されており、制御バルブのスプールにリンクが接続され、該リンクがワイヤを介して操作レバーと接続されている。こうして、操作レバーが回動操作されると、ワイヤが押し引きされてリンクが回動し、該リンクの回動によって制御バルブのスプールが押し引きされて制御バルブが制御される。
【０００３】
【特許文献１】
特開２０００−２４８５８６号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の油圧操作装置においては、制御バルブのスプールにリンクが直接に接続されていたので、例えば左右水平方向に制御バルブを配置した構成である場合に、リンクとスプールの接続位置を調整できるように構成すると、左右方向に長くなり、他の部品と干渉してしまうと問題があった。さらに、多連に積層配置したバルブの各スプールに対してリンクが同一方向に向けて接続されていたので、リンクに接続されるワイヤ間の上下幅が大きくなっていた。したがって、制御バルブの前上方に配置されるフロアシートなどの周辺部材とワイヤとの干渉を防止するために、制御バルブの配置構成が限られていた。
また、ワイヤを支持するためのワイヤ取付部材に形成されたワイヤ取付部から各リンクまでの幅が異なるため、各制御バルブに対して同一のワイヤを用いることができず、コスト高となっていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【０００６】
即ち、請求項１においては、本機に装着する作業機の油圧装置を制御する多連の制御バルブと、該制御バルブを連動機構を介して操作する操作レバーとを備える作業車両の油圧操作装置において、多連に積層配置した制御バルブからそれぞれ側方にスプールを突出し、該多連の制御バルブの側方にリンク取付ステーを配設し、該リンク取付ステーに各制御バルブに対応するリンク取付部とワイヤ取付部を設け、各リンク取付部とワイヤ取付部を上下斜め方向に所定長さずつ間隔をあけて配置したものである。
【０００７】
請求項２においては、前記リンク取付部において、リンク取付ステーをコ字状に構成して、隣り合うリンク取付部を上下方向交互にリンク取付ステーに取り付けたものである。
【０００８】
請求項３においては、前記ワイヤ取付部を階段状に配置したものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図１は本発明に係るトラクタの側面図、図２はリンク取付ステーの一部断面側図、図３は同じく後図、図４は同じく平面図、図５は操作レバーの側面図、図６は同じく後面図、図７は同じく平面図、図８は操作レバー先端部の側面図、図９は同じく後面断面図、図１０は同じく平面断面図である。
【００１０】
図１に示すように、作業車両の本機となるトラクタ１のエンジンフレーム２にフロントアクスルケースを介して前輪３・３が支承され、該エンジンフレーム２の後部にクラッチハウジングを介してミッションケース４が配置され、該ミッションケース４の両側にリアアクスルケースを介して後輪５・５が支承されている。ミッションケース４の後部にはトップリンク６、ロアリンク７等からなる三点支持装置（三点リンク式作業機装着装置）を介して作業機を装着できるようにしている。また、ミッションケース４の前下部に前輪駆動出力軸が前方に突出されて、ユニバーサルジョイント、伝動軸８などを介して前輪３・３を駆動できるようにしている。
【００１１】
また、前記エンジンフレーム２にはエンジン９が載置され、該エンジン９はボンネット１０によって覆われている。該ボンネット１０の後部にはダッシュボード１１が配設され、該ダッシュボード１１上に操作パネルや操向ハンドル１２が配置され、その後方にシート１３が配置され、これらダッシュボード１１やシート１３等の運転部はキャビン１４によって覆われる構成としている。
【００１２】
前記シート１３は機体の後上部に設けられたフロアシート１７に戴置されて支持されており、該フロアシート１７の下後方でミッションケース４上面に油圧バルブケース１８が固設されている。そして、該油圧バルブケース１８にトラクタに装着される油圧作業機などの油圧装置を制御する制御バルブ本体２０が油圧装置に応じて複数、本実施例では三連取り付けられて、外部に圧油を取り出し可能としている。但し、制御バルブの数は特に限定するものではない。
【００１３】
図２乃至図４に示すように、前記制御バルブ本体２０は油圧ケース１８またはミッションケース４の上面または側面に上下方向に積み重ねて配置され、ポンプポートやタンクポートが上下方向に共通の油路から分岐して、圧油を供給したりドレンしたりできるようにしている。各制御バルブ２０ａ・２０ｂ・２０ｃのスプール２１が左右方向一側に突出して配置されて、操作系を一側に集中配置している。そして、スプール２１の突出側にリンク取付ステー２２が配置されている。該リンク取付ステー２２は、連動機構がフロアシート１７と干渉しないように前下がりに斜めに配設されている。該リンク取付ステー２２は、側面断面視略「コ」字状の取付部２２ｂと、該取付部２２ｂの上板の一端から下方に正面視Ｌ字状に折り曲げて構成した固定部２２ａとから構成され、該固定部２２ａは板状として制御バルブ本体２０と油圧ケース１８（又はミッションケース４）にボルト２３・２４などの締結部材で固定される。取付部２２ｂはその上部が下部より後方へ延出されて、つまり長く形成され、該取付部２２ｂの上部及び下部に制御バルブ２０ａ・２０ｂ・２０ｃと後述する操作レバー４１・４２・４２とを連動連結するためのリンク２５・２５・２５が取り付けられている。該リンク２５は、各制御バルブ２０ａ・２０ｂ・２０ｃに対して同一のものが使用されている。
【００１４】
ここで、前記リンク２５の構成について説明する。
前記リンク取付ステー２２の取付部２２ｂに制御バルブ２０ａ・２０ｂ・２０ｃ（固定部２２ａ）と反対側の端部にリンク取付部が形成され、該リンク取付部は支軸２６・２６・２６が垂直方向に固定されている。該支軸２６・２６・２６は前後方向に並べられて、平行に配置され、そのうち後部の支軸２６は取付部２２ｂの上面板に対して上方に突設され、前後中央部の支軸２６は上面板より下方に突設され、残りの前部の支軸２６は取付部２２ｂの下面板より上方に突設されている。各支軸２６にボス２７が回動自在に外嵌されている。該ボス２７の外周部にはアーム２８・３２が径方向外側に向かってＬ字状に突設され、該アーム２８の突出側端部にリンクステー２９の一端がピン３０により枢支され、該リンクステー２９の他端部が制御バルブ２０ａ・２０ｂ・２０ｃの各スプール２１にピン３１により枢支されている。一方、アーム３２の突出側端部にワイヤ３３の一端がピン３４により係止されている。こうしてリンク２５が構成されている。
【００１５】
そして、各リンク２５は側面視で重なり合わないように前後方向に所定の間隔を置いて一直線状に配置され、１連目の制御バルブ２０ａと接続される第一リンク２５ａは取付部２２ｂの下部に支軸２６を上方向に突設して、取付部２２ｂの下面板と上面板の間に取り付けられている。３連目の制御バルブ２０ｃと接続される第三リンク２５ｃは取付部２２ｂの上部に支軸２６を上方向に突設して、取付部２２ｂの上面板の上方に取り付けられている。そして、２連目の制御バルブ２０ｂと接続される第二リンク２５ｂが、前後方向で第一リンク２５ａと第三リンク２５ｃとの間に配置され、取付部２２ｂの上面板に支軸２６を下方向に突設して、取付部２２ｂの上面板と下面板の間に取り付けられている。つまり、隣り合うリンクを前後方向にズラして配置するとともに、上下方向逆向きとなるようにリンク取付ステー２２に取り付けているのである。
【００１６】
また、リンク取付ステー２２の制御バルブ本体２０と反対側にはワイヤ取付ステー３５が固設されている。該ワイヤ取付ステー３５は平面視で前部に３つのＬ字状の折曲部が順に形成されており、後端部がリンク取付ステー２２の側面に固設され、他端部にＬ字状に折り曲げてワイヤ挿通孔を開口したワイヤ取付部３５ａ・３５ｂ・３５ｃが形成されている。該ワイヤ取付部３５ａ・３５ｂ・３５ｃは、第一リンク２５ａに接続されるワイヤ３３を支持する第一ワイヤ取付部３５ａと第二リンク２５ｂに接続されるワイヤ３３を支持する第二ワイヤ取付部３５ｂと第三リンク２５ｃに接続されるワイヤ３３を支持する第三ワイヤ取付部３５ｃとに分岐されてなり、ワイヤ取付部３５ａ・３５ｂ・３５ｃが側面視で略階段状となるように形成され、ワイヤ挿入孔の中心を結ぶ線は鉛直方向となり、スプールを結ぶ線と平行に配置し、ピン３４の中心を結ぶ線とも平行となるように配設している。こうして、該ワイヤ取付部３５ａ・３５ｂ・３５ｃと前後方向にズラして配置されたリンク２５ａ・２５ｂ・２５ｃとにおいて、第一リンク２５ａから第一ワイヤ取付部３５ａまでの幅Ｌ１と、第二リンク２５ｂから第二ワイヤ取付部３５ｂまでの幅Ｌ２と、第三リンク２５ｃから第三ワイヤ取付部３５ｃまでの幅Ｌ３とが等しくなるようにワイヤ取付ステーが構成されている。よって、第一リンク２５ａと第二リンク２５ｂと第三リンク２５ｃとが同一なので、各リンク２５に接続されるワイヤ３３も同一のものを用いることができる。
【００１７】
このような構成において、操作レバー４１・４２・４３が回動操作されてワイヤ３３が押し引きされると、リンク２５のアーム３２・２８が支軸２６を回動支点として回動し、リンクステー２９を介して制御バルブ２０ａ・２０ｂ・２０ｃの各スプール２１が押し引き操作されて、制御バルブ２０ａ・２０ｂ・２０ｃが切換制御される。なお、スプール２１とリンクステー２９との枢支位置、または、アーム２８とリンクステー２９との枢支位置を変更することでスプールの押し引き操作量を調整することができる。
【００１８】
以上のように、各制御バルブ２０ａ・２０ｂ・２０ｃに接続するリンク２５を同一とし、隣り合うリンクを上下方向交互にリンク取付ステー２２に取り付ける構成としたので、各リンク２５に接続されるワイヤ３３間の上下幅を従来におけるワイヤ間の上下幅と比べて小さくすることができる。そのため、ワイヤ３３のフロアシート１７底面に対する傾斜角度θ１を従来のものより大きく確保することが可能となり、ワイヤ３３がフロアシート１７に干渉することを防止することができる。また、リンク取付ステー２２とリンクステー２９を取り換えることで、制御バルブ２０ａ・２０ｂ・２０ｃ側から前方に延出されるワイヤ３３の左右位置を任意の位置に調整することが可能となる。したがって、制御バルブ２０ａ・２０ｂ・２０ｃとリンク２５などの配置構成の自由度が増し、作業車両を小形化した場合などにも制御バルブ２０ａ・２０ｂ・２０ｃとリンク２５とを他の部材と干渉することなく配置することができる。
また、制御バルブ２０ａ・２０ｂ・２０ｃと接続される各リンク２５からワイヤ支持ステー３５に形成されたワイヤ取付部３５ａ・３５ｂ・３５ｃまでのそれぞれの幅が等しくなるようにワイヤ取付ステー３５を構成したので、ワイヤ３３を共用化することが可能となる。よって、多連式の操作レバー構造において、同一のワイヤ３３とリンク２５を用いて連動機構を構成して制御バルブ２０ａ・２０ｂ・２０ｃと操作レバー４１・４２・４３とを連動連結することが可能となるので、コストの低減化を図ることができる。
【００１９】
続いて、前記制御バルブ２０ａ・２０ｂ・２０ｃに連結される操作レバー４１・４２・４３について説明する。
前記シート１３を備えた運転部において、シート１３の両側方のフェンダー上には側部操作部３６・３６が設けられており、該側部操作部３６・３６に主変速レバーや副変速レバーなどの操作レバーとともに、制御バルブ２０ａ・２０ｂ・２０ｃを操作するための操作レバー４１・４２・４３が三連設けられている。但し、操作部３６はシート１３側部に限定するものではなく、運転部近傍に設けるものであればよい。図５、図６、図７に示すように、該操作レバー４１・４２・４３は基部側が側部操作部３６内において回動自在に枢支され、先端部側が側部操作部３６上に取り付けられたカバー体３７に形成されたガイド溝３７ａ・３７ａ・３７ａから突出されている。
【００２０】
操作レバー４１・４２・４３はレバー板４１ａ・４２ａ・４３ａとノブ４１ｂ・４２ｂ・４３ｂとからなり、一連目の操作レバー４１と二連目の操作レバー４２のレバー材４１ａ・４２ａはシート１３側に屈曲して略クランク形状に形成され、３連目の操作レバー４３のレバー板４３ａは直線状に形成されている。そして、一連目の操作レバーにおいては屈曲されたレバー板の基部側に円筒形のボス５３ａが固定され、一連目と二連目の操作レバー４２・４３においてはレバー板４１ａ・４２ａ・４３ａの基部側はアーム５２ｂ・５２ｃを介して円筒形のボス５３ａ・５３ｃに固定され、該ボス５３ａ・５３ｂ・５３ｃが支軸５４ａ・５４ｂ・５４ｃに回転自在に外嵌されて、操作レバー４１・４２・４３が該支軸５４ａ・５４ｂ・５４ｃを回動支点として回動自在に枢支されている。該支軸５４ａ・５４ｂ・５４ｃは、支軸５４ａ・５４ｂ・５４ｃの軸方向一側に配置された固定部材５５に固定され、該固定部材５５が支持部材５６を介して側部操作部３６内で固定されている。また、ボス５３ａ・５３ｂ・５３ｃは順に長く構成して側方に突設され、該ボス５３ａ・５３ｂ・５３ｃの一端側外周部にはアーム５７ａ・５７ｂ・５７ｃが径方向外側に同一方向に突設され、該アーム５７ａ・５７ｂ・５７ｃの突出側端部に係止部５８ａ・５８ｂ・５８ｃが設けられ、該係止部５８ａ・５８ｂ・５８ｃに前記ワイヤ３３の一端が係止される。該係止部５８ａ・５８ｂ・５８ｃ順に外側に位置し、側面視、平面視、後面視で重複しないように配設している。こうして、操作レバー４１・４２・４３の回動基部が構成されている。
【００２１】
こうして、操作レバー４１・４２・４３の回動基部側がシート１３側から二連目の操作レバー４２、一連目の操作レバー４１、三連目の操作レバー４３の順に配置される一方、先端部側がシート１３側から一連目の操作レバー４１、二連目の操作レバー４２、三連目の操作レバー４３の順に配置されている。そして、一連目の制御バルブ２０ａが二連目の操作レバー４２に、二連目の制御バルブ２０ｂが一連目の操作レバー４１に、三連目の制御バルブ２０ｃが三連目の操作レバー４３にワイヤ３３やリンク２５などを介して連動連結される。このように構成することにより、操作レバー４１・４２・４３の回動基部の配置構成をコンパクトにすることができ、側部操作部３６での取付スペースが狭くても多連式の操作レバー４１・４２・４３を配置することが可能となる。
【００２２】
また、操作レバーは、従来、レバー板の先端部とノブ内部に凹凸部を設けて嵌合することにより、ノブをレバー板に固定して構成されていた。しかし、操作レバーは樹脂で成形されていたため、夏期における気温の上昇により軟化してノブが抜けやすくなる不具合が発生していた。そこで、該不具合を解消するために、ピンを用いてノブを操作レバーに固定する構成としている。
以下では、操作レバー４１・４２・４３の構成は略同一なので三連目の操作レバー４３について説明する。図８乃至図１０に示すように、レバー板４３ａの先端部に凸部４３ｃ・４３ｃが前後方向（図８における左側を前とする。）に形成されるとともに、レバー板４３ａにノブ４３ｂを嵌合した状態において、凸部４３ｂ・４３ｂの直下方を左右方向に貫通するようにノブ４３ｂの上下中途部にピン固定孔４３ｄ・４３ｄが穿設されている。該ピン固定孔４３ｄ・４３ｄは前後水平方向に所定の間隔を置いて設けられており、その前後幅がレバー板４３ａの前後幅より大きく、凸部４３ｃ・４３ｃにおける前後幅より小さいものとしている。また、ピン４４をピン固定孔４３ｄ・４３ｄに挿入したとき、ピン４４がノブ４３ｂ表面から突出しないように溝４３ｅ・４３ｅがノブ外周部の左右両側に設けられている。こうして、レバー板４３ａの先端部にノブ４３ｂを嵌合した状態で、「コ」字型のピン４４をピン固定孔４３ｄ・４３ｄに挿入することにより、ピン４４と操作レバー板４３ａの凸部４３ｃ・４３ｃとが係合されてノブ４３ｂが抜け止めされる。
【００２３】
したがって、工具を使用することなく簡単に取付作業を行うことができるとともに、ノブ４３ｂをレバー板４３ａに確実に固定できる。なお、ピン固定孔４３ｄ・４３ｄはノブ４３ｂを貫通して設けられているので、ノブ４３ｂの左右両側からでもピン４４を挿入することが可能であり、どのような操作レバー４３の配置構成でもピン４４を用いてノブ４３ｂをレバー板４３ａに固定できる。
【００２４】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【００２５】
即ち、請求項１に示す如く、本機に装着する作業機の油圧装置を制御する多連の制御バルブと、該制御バルブを連動機構を介して操作する操作レバーとを備える作業車両の油圧操作装置において、多連に積層配置した制御バルブからそれぞれ側方にスプールを突出し、該多連の制御バルブの側方にリンク取付ステーを配設し、該リンク取付ステーに各制御バルブに対応するリンク取付部とワイヤ取付部を設け、各リンク取付部とワイヤ取付部を上下斜め方向に所定長さずつ間隔をあけて配置したので、リンク取付ステーおよびリンクステーを取り換えることで、ワイヤの左右位置を任意の位置に調整することが可能となる。したがって、制御バルブの配置構成の自由度が増し、作業車両を小形化した場合などにも制御バルブを周辺部材と干渉することなく配置することができる。
【００２６】
請求項２に示す如く、前記リンク取付部において、リンク取付ステーをコ字状に構成して、隣り合うリンク取付部を上下方向交互にリンク取付ステーに取り付けたので、コストの低減化を図ることができるともに、リンクに接続されるワイヤの上下幅を抑えることができる。さらに、制御バルブ配置構成の自由度が増し、作業車両を小形化した場合などにも制御バルブとリンクとを他の部材と干渉することなく配置することができる。
【００２７】
請求項３に示す如く、前記ワイヤ取付部を階段状に配置したので、ワイヤを共用化することができ、コストの低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るトラクタの側面図。
【図２】リンク取付ステーの一部断面側図。
【図３】同じく後図。
【図４】同じく平面図。
【図５】操作レバーの側面図。
【図６】同じく後面図。
【図７】同じく平面図。
【図８】操作レバー先端部の側面図。
【図９】同じく後面断面図。
【図１０】同じく平面断面図。（ａ）ピン挿入前の状態を示す図。（ｂ）ピン挿入後の状態を示す図。
【符号の説明】
２０ａ制御バルブ
２０ｂ制御バルブ
２０ｃ制御バルブ
２１スプール
２２リンク取付ステー
３５ａワイヤ取付部
３５ｂワイヤ取付部
３５ｃワイヤ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a technique of a hydraulic operation device for a work vehicle for supplying pressure oil from a work vehicle such as a tractor to a work machine.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, work machines such as a tractor are mounted with a work machine such as a front loader or a boom sprayer. A hydraulic actuator is used to operate the working machine, and the hydraulic actuator is connected to a hydraulic pump via a control valve. An operation lever for operating the control valve is provided in a driving part such as a side of the driver's seat or in front of the driver's seat, and the operation lever and the control valve are interlocked by an interlocking mechanism to rotate the operation lever. The spool of the control valve is pushed and pulled by the operation (for example, see Patent Document 1).
The control valve and the operation lever are interlocked and connected by a wire and a link, a link is connected to the spool of the control valve, and the link is connected to the operation lever through the wire. Thus, when the operation lever is rotated, the wire is pushed and pulled to rotate the link, and the rotation of the link pushes and pulls the spool of the control valve to control the control valve.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2000-248586
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional hydraulic operating device, since the link is directly connected to the spool of the control valve, the connection position of the link and the spool can be adjusted when the control valve is arranged in the horizontal direction, for example. If it comprised in this way, it became long in the left-right direction, and there existed a problem if it interfered with other components. Furthermore, since the links are connected in the same direction to the spools of the valves arranged in multiple layers, the vertical width between the wires connected to the links is large. Therefore, the arrangement configuration of the control valve has been limited in order to prevent the interference between the peripheral member such as the floor seat and the wire arranged on the front upper side of the control valve.
In addition, since the width from the wire attachment portion formed on the wire attachment member for supporting the wire to each link is different, the same wire cannot be used for each control valve, resulting in high costs. .
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The problems to be solved by the present invention are as described above. Next, means for solving the problems will be described.
[0006]
In other words, in claim 1, a hydraulic operation device for a work vehicle including a multiple control valve for controlling a hydraulic device of a work machine mounted on the machine and an operation lever for operating the control valve via an interlocking mechanism. In FIG. 5, spools protrude from the control valves arranged in multiple layers to the sides, link mounting stays are arranged on the sides of the multiple control valves, and link attachments corresponding to the control valves are attached to the link mounting stays. And a wire attachment portion, and each link attachment portion and the wire attachment portion are arranged at a predetermined length in the diagonally up and down direction.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, in the link attachment portion, the link attachment stay is configured in a U shape, and adjacent link attachment portions are alternately attached to the link attachment stay in the vertical direction.
[0008]
In Claim 3, the said wire attachment part is arrange | positioned in step shape.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the invention will be described.
1 is a side view of a tractor according to the present invention, FIG. 2 is a partial sectional side view of a link mounting stay, FIG. 3 is a rear view, FIG. 4 is a plan view, FIG. 5 is a side view of an operating lever, and FIG. 7 is a rear view, FIG. 7 is also a plan view, FIG. 8 is a side view of the tip of the operating lever, FIG. 9 is a rear sectional view, and FIG. 10 is a plan sectional view.
[0010]
As shown in FIG. 1, front wheels 3 and 3 are supported on an engine frame 2 of a tractor 1 serving as a main unit of a work vehicle via a front axle case, and a transmission case 4 is connected to a rear portion of the engine frame 2 via a clutch housing. The rear wheels 5 and 5 are supported on both sides of the transmission case 4 via the rear axle case. A work machine can be mounted on the rear part of the mission case 4 via a three-point support device (three-point link type work machine mounting device) including a top link 6, a lower link 7, and the like. Further, a front wheel drive output shaft projects forward from the front lower portion of the transmission case 4 so that the front wheels 3 and 3 can be driven via a universal joint, a transmission shaft 8 and the like.
[0011]
An engine 9 is placed on the engine frame 2, and the engine 9 is covered with a bonnet 10. A dashboard 11 is disposed at the rear of the bonnet 10, an operation panel and a steering handle 12 are disposed on the dashboard 11, and a seat 13 is disposed behind the dashboard 11. The operation unit is configured to be covered by the cabin 14.
[0012]
The seat 13 is placed on and supported by a floor seat 17 provided at the upper rear of the machine body, and a hydraulic valve case 18 is fixed to the upper surface of the transmission case 4 below the floor seat 17. A plurality of control valve bodies 20 for controlling a hydraulic device such as a hydraulic working machine mounted on the tractor are attached to the hydraulic valve case 18 according to the hydraulic device, in this embodiment, three in series, and pressure oil is supplied to the outside. It can be taken out. However, the number of control valves is not particularly limited.
[0013]
As shown in FIGS. 2 to 4, the control valve main body 20 is vertically stacked on the upper surface or the side surface of the hydraulic case 18 or the transmission case 4, and the pump port and the tank port are connected from the common oil passage in the vertical direction. It branches so that pressure oil can be supplied and drained. The spools 21 of the control valves 20a, 20b, and 20c are arranged so as to protrude to one side in the left-right direction, and the operation system is concentrated on one side. A link mounting stay 22 is arranged on the protruding side of the spool 21. The link mounting stay 22 is disposed obliquely forward and downward so that the interlocking mechanism does not interfere with the floor sheet 17. The link mounting stay 22 includes a substantially “U” -shaped mounting portion 22b in a side sectional view, and a fixing portion 22a formed by bending downward from one end of the upper plate of the mounting portion 22b into an L-shape when viewed from the front. The fixing portion 22a is fixed in a plate shape to the control valve main body 20 and the hydraulic case 18 (or the transmission case 4) with fastening members such as bolts 23 and 24. The upper portion of the mounting portion 22b extends rearward from the lower portion, that is, is formed long, and the control valves 20a, 20b, and 20c and operation levers 41, 42, and 42 described later are interlocked with the upper and lower portions of the mounting portion 22b. Links 25, 25, and 25 for connecting are attached. The same link 25 is used for the control valves 20a, 20b, and 20c.
[0014]
Here, the configuration of the link 25 will be described.
A link mounting portion is formed at the end of the link mounting stay 22 opposite to the control valve 20a, 20b, 20c (fixed portion 22a) on the mounting portion 22b, and the support shafts 26, 26, 26 are perpendicular to the link mounting portion. It is fixed in the direction. The support shafts 26, 26, 26 are arranged in parallel in the front-rear direction, and the rear support shaft 26 projects upward from the upper surface plate of the mounting portion 22 b, and the support shaft 26 in the front-rear center portion. Projecting downward from the upper surface plate, and the remaining front support shaft 26 projects from the lower surface plate of the mounting portion 22b. A boss 27 is rotatably fitted on each support shaft 26. Arms 28 and 32 are provided on the outer periphery of the boss 27 in an L-shape projecting radially outward, and one end of a link stay 29 is pivotally supported by a pin 30 on the projecting side end of the arm 28. The other end of the link stay 29 is pivotally supported by a pin 31 on each spool 21 of the control valves 20a, 20b and 20c. On the other hand, one end of the wire 33 is locked to the protruding end of the arm 32 by a pin 34. Thus, the link 25 is configured.
[0015]
Each link 25 is arranged in a straight line with a predetermined interval in the front-rear direction so as not to overlap in a side view, and the first link 25a connected to the first control valve 20a is a lower part of the mounting portion 22b. The support shaft 26 is provided so as to protrude upward, and is attached between the lower surface plate and the upper surface plate of the attachment portion 22b. The third link 25c connected to the third control valve 20c is mounted above the upper surface plate of the mounting portion 22b with the support shaft 26 protruding upward from the upper portion of the mounting portion 22b. A second link 25b connected to the second control valve 20b is disposed between the first link 25a and the third link 25c in the front-rear direction, and the support shaft 26 is placed on the upper surface plate of the mounting portion 22b. It protrudes in the direction and is mounted between the upper surface plate and the lower surface plate of the mounting portion 22b. That is, the adjacent links are displaced in the front-rear direction and attached to the link attachment stay 22 so as to be opposite in the vertical direction.
[0016]
A wire mounting stay 35 is fixed on the opposite side of the link mounting stay 22 from the control valve body 20. The wire mounting stay 35 has three L-shaped bent portions formed in order at the front portion in plan view, the rear end portion is fixed to the side surface of the link mounting stay 22, and the other end portion is L-shaped. Wire attachment portions 35a, 35b, and 35c are formed by bending the wire insertion holes and opening the wire insertion holes. The wire attachment portions 35a, 35b, and 35c include a first wire attachment portion 35a that supports the wire 33 connected to the first link 25a and a second wire attachment portion 35b that supports the wire 33 connected to the second link 25b. And a third wire attachment portion 35c that supports the wire 33 connected to the third link 25c, and the wire attachment portions 35a, 35b, and 35c are formed in a substantially step shape in a side view. The line connecting the centers of the insertion holes is in the vertical direction, and is arranged in parallel with the line connecting the spools, and is also parallel to the line connecting the centers of the pins 34. Thus, in the wire mounting portions 35a, 35b, and 35c and the links 25a, 25b, and 25c arranged to be displaced in the front-rear direction, the width L1 from the first link 25a to the first wire mounting portion 35a, and the second link The wire attachment stay is configured such that the width L2 from 25b to the second wire attachment portion 35b is equal to the width L3 from the third link 25c to the third wire attachment portion 35c. Therefore, since the first link 25a, the second link 25b, and the third link 25c are the same, the wire 33 connected to each link 25 can be the same.
[0017]
In such a configuration, when the operation levers 41, 42, and 43 are rotated and the wire 33 is pushed and pulled, the arms 32 and 28 of the link 25 rotate about the support shaft 26 as a rotation fulcrum, and the link stay. The spools 21 of the control valves 20a, 20b, and 20c are pushed and pulled through 29, and the control valves 20a, 20b, and 20c are switched. Note that the amount of spool push-pull operation can be adjusted by changing the pivot support position between the spool 21 and the link stay 29 or the pivot support position between the arm 28 and the link stay 29.
[0018]
As described above, the links 25 connected to the control valves 20a, 20b, and 20c are made the same, and the adjacent links are alternately attached to the link attachment stays 22 in the vertical direction. The vertical width between them can be made smaller than the vertical width between wires in the prior art. Therefore, the inclination angle θ1 of the wire 33 with respect to the bottom surface of the floor sheet 17 can be secured larger than that of the conventional one, and the wire 33 can be prevented from interfering with the floor sheet 17. Further, by replacing the link mounting stay 22 and the link stay 29, the left and right positions of the wire 33 extending forward from the control valves 20a, 20b, and 20c can be adjusted to arbitrary positions. Therefore, the degree of freedom in the arrangement of the control valves 20a, 20b, 20c and the link 25 is increased, and the control valve 20a, 20b, 20c and the link 25 interfere with other members even when the work vehicle is downsized. It can arrange without.
Further, the wire attachment stay 35 is configured so that the widths from the links 25 connected to the control valves 20a, 20b, and 20c to the wire attachment portions 35a, 35b, and 35c formed on the wire support stay 35 are equal. Therefore, the wire 33 can be shared. Therefore, in the multiple operation lever structure, it is possible to link the control valves 20a, 20b, 20c and the operation levers 41, 42, 43 by using the same wire 33 and the link 25 to form an interlocking mechanism. Therefore, the cost can be reduced.
[0019]
Next, the operation levers 41, 42, and 43 connected to the control valves 20a, 20b, and 20c will be described.
In the driving portion provided with the seat 13, side operation portions 36 and 36 are provided on the fenders on both sides of the seat 13, and the side operation portions 36 and 36 are provided with a main speed change lever, a sub speed change lever, and the like. In addition to the operating lever, three operating levers 41, 42, and 43 for operating the control valves 20a, 20b, and 20c are provided. However, the operation part 36 is not limited to the side part of the seat 13 and may be provided in the vicinity of the driving part. As shown in FIGS. 5, 6, and 7, the operation levers 41, 42, and 43 are pivotally supported at the base side in the side operation unit 36, and the distal end side is mounted on the side operation unit 36. It protrudes from guide grooves 37a, 37a, 37a formed in the cover body 37 formed.
[0020]
The operation levers 41, 42, and 43 include lever plates 41a, 42a, and 43a, and knobs 41b, 42b, and 43b. The lever members 41a and 42a of the series of operation levers 41 and the second operation lever 42 are on the sheet 13 side. The lever plate 43a of the third operation lever 43 is formed in a straight line. A cylindrical boss 53a is fixed to the base side of the bent lever plate in the series of operation levers, and the base parts of the lever plates 41a, 42a, and 43a in the series and second series of operation levers 42 and 43. The side is fixed to the cylindrical bosses 53a and 53c via the arms 52b and 52c, and the bosses 53a, 53b and 53c are externally fitted to the support shafts 54a, 54b and 54c so as to be freely rotatable. 43 is pivotally supported by the support shafts 54a, 54b and 54c as pivot points. The support shafts 54a, 54b, and 54c are fixed to a fixing member 55 disposed on one side in the axial direction of the support shafts 54a, 54b, and 54c, and the fixing member 55 is disposed in the side operation unit 36 via the support member 56. It is fixed with. The bosses 53a, 53b, and 53c are configured to be longer in the order and project from the side. Arms 57a, 57b, and 57c project radially outward in the same direction on the outer periphery of one end of the bosses 53a, 53b, and 53c. The locking portions 58a, 58b, and 58c are provided at the protruding end portions of the arms 57a, 57b, and 57c, and one end of the wire 33 is locked to the locking portions 58a, 58b, and 58c. The locking portions 58a, 58b, and 58c are located on the outer side in this order, and are disposed so as not to overlap in a side view, a plan view, and a rear view. Thus, the rotation base of the operation levers 41, 42, 43 is configured.
[0021]
Thus, the rotation base side of the operation levers 41, 42, and 43 is arranged in the order of the second operation lever 42, the series operation lever 41, and the third operation lever 43 from the seat 13 side, while the tip end side is A series of operation levers 41, a second operation lever 42, and a third operation lever 43 are arranged in this order from the sheet 13 side. The second control valve 20a is the second control lever 42, the second control valve 20b is the second control lever 41, and the third control valve 20c is the third control lever 43. The interlocking connection is made through the wire 33 and the link 25. With this configuration, the arrangement configuration of the rotation bases of the operation levers 41, 42, and 43 can be made compact, and even if the mounting space at the side operation unit 36 is small, a multiple operation lever 41 is provided. -42 and 43 can be arranged.
[0022]
Conventionally, the operation lever has been configured to fix the knob to the lever plate by providing an uneven portion on the tip of the lever plate and the inside of the knob and fitting. However, since the operation lever was molded of resin, there was a problem that the knob was easily removed due to softening due to a rise in temperature in summer. Therefore, in order to solve the problem, the knob is fixed to the operation lever using a pin.
In the following, since the configuration of the operation levers 41, 42, and 43 is substantially the same, the third operation lever 43 will be described. As shown in FIGS. 8 to 10, convex portions 43c and 43c are formed in the front-rear direction (the left side in FIG. 8 is the front) at the tip of the lever plate 43a, and the knob 43b is fitted to the lever plate 43a. In the combined state, pin fixing holes 43d and 43d are formed in the upper and lower middle portions of the knob 43b so as to penetrate right below the convex portions 43b and 43b in the left-right direction. The pin fixing holes 43d and 43d are provided at predetermined intervals in the front-rear horizontal direction, and the front-rear width is larger than the front-rear width of the lever plate 43a and smaller than the front-rear width of the convex portions 43c, 43c. Further, when the pin 44 is inserted into the pin fixing holes 43d and 43d, grooves 43e and 43e are provided on both the left and right sides of the outer periphery of the knob so that the pin 44 does not protrude from the surface of the knob 43b. Thus, with the knob 43b fitted to the tip of the lever plate 43a, the "44" -shaped pin 44 is inserted into the pin fixing holes 43d and 43d, whereby the pin 44 and the convex portion 43c of the operation lever plate 43a are inserted. -43c is engaged and the knob 43b is prevented from coming off.
[0023]
Therefore, the mounting operation can be easily performed without using a tool, and the knob 43b can be securely fixed to the lever plate 43a. Since the pin fixing holes 43d and 43d are provided through the knob 43b, the pin 44 can be inserted from both the left and right sides of the knob 43b. 44 can be used to fix the knob 43b to the lever plate 43a.
[0024]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
[0025]
That is, as shown in claim 1, a hydraulic operation of a work vehicle including a multiple control valve for controlling a hydraulic device of a work machine mounted on the machine and an operation lever for operating the control valve via an interlocking mechanism. In the apparatus, spools protrude from the control valves arranged in multiple layers to the side, link mounting stays are arranged on the sides of the multiple control valves, and links corresponding to the control valves are provided on the link mounting stays. Since the mounting part and the wire mounting part are provided, and each link mounting part and the wire mounting part are arranged at predetermined intervals in the up and down diagonal direction, the left and right positions of the wires can be adjusted by replacing the link mounting stay and the link stay. It is possible to adjust to an arbitrary position. Therefore, the degree of freedom of the arrangement configuration of the control valve is increased, and the control valve can be arranged without interfering with the peripheral members even when the work vehicle is downsized.
[0026]
According to the second aspect of the present invention, in the link mounting portion, the link mounting stay is configured in a U shape, and the adjacent link mounting portions are alternately mounted on the link mounting stay in the vertical direction, thereby reducing the cost. The vertical width of the wire connected to the link can be suppressed. Furthermore, the degree of freedom of the control valve arrangement configuration is increased, and the control valve and the link can be arranged without interfering with other members even when the work vehicle is downsized.
[0027]
According to the third aspect of the present invention, since the wire attaching portions are arranged stepwise, the wires can be shared, and the cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a tractor according to the present invention.
FIG. 2 is a partial sectional side view of a link mounting stay.
FIG. 3 is also a rear view.
FIG. 4 is a plan view of the same.
FIG. 5 is a side view of an operation lever.
FIG. 6 is also a rear view.
FIG. 7 is a plan view of the same.
FIG. 8 is a side view of a distal end portion of an operation lever.
FIG. 9 is also a rear cross-sectional view.
FIG. 10 is a plan sectional view of the same. (A) The figure which shows the state before pin insertion. (B) The figure which shows the state after pin insertion.
[Explanation of symbols]
20a Control valve 20b Control valve 20c Control valve 21 Spool 22 Link mounting stay 35a Wire mounting portion 35b Wire mounting portion 35c Wire

Claims

In a hydraulic operation device for a work vehicle that includes multiple control valves that control a hydraulic device of a work machine that is mounted on the machine and an operation lever that operates the control valve via an interlocking mechanism, the multiple operation valves are arranged in multiple layers. A spool protrudes from the control valve to the side, a link mounting stay is disposed on the side of the multiple control valves, and a link mounting portion and a wire mounting portion corresponding to each control valve are provided on the link mounting stay, A hydraulic operating device for a work vehicle, characterized in that each link attaching portion and wire attaching portion are arranged at a predetermined length in the vertical and diagonal directions.

2. The hydraulic operation of the work vehicle according to claim 1, wherein, in the link attachment portion, a link attachment stay is configured in a U shape, and adjacent link attachment portions are alternately attached to the link attachment stay in the vertical direction. apparatus.

The hydraulic operating device for a work vehicle according to claim 1, wherein the wire attaching portion is arranged in a step shape.