JP4295980B2 - エアフィルタ及びその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、空気を通過させることにより、空気中の塵埃を捕集するためのエアフィルタ及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平11−221417号公報
【0003】
従来から、空気中に含まれる塵埃を除去するために、空気清浄器や自動車の吸気ラインやクリーンルームに対して、種々のエアフィルタが組み込まれて使用されている。
【0004】
上記のエアフィルタのうちで、不織布を波状に折り畳んで形成したものが存在している。このエアフィルタは、例えば樹脂や金属等の枠をその周囲に設けて、上記の各装置に組み込まれるものである。
【0005】
上記のエアフィルタの製造方法としては、特開平11−221417号公報(特許文献1)に掲載されているものがある。これはまず、図17(A)に示されるように、一方向に連続して設けられる波状板101の両側に、略三角形である側面板102a,102bをそれぞれ一体に形成した濾材100を、図17(A)上に示される点線に沿って折り曲げることにより波状に形成し、そして、側面板102a,102bを、図17(A)に示される矢印に従って折り曲げることにより、図17(B)に示されるように当接させ、この当接部分を超音波接合等の手段により接合し、エアフィルタを完成させるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の製造方法では、図17(A)に示される形状にあらかじめ濾材100を加工しておく必要があり、そして、側面板102a,102bの接合作業が、側面板102a,102bを当接させる作業と、接合する作業の2段階の作業を必要とするため、手間のかかるものであった。
又、この接合作業を超音波溶着により行なう場合、本製造方法においては、超音波を発生させる超音波ホーンを濾材100の両側に配位させる必要があり、濾材100の幅寸法に比べて、装置の幅寸法が大きくなってしまい、場所をとることが問題であった。
【0007】
上記の問題に鑑み、本願発明においては、従来のように側面板等を濾材に形成する必要がなく、濾材の加工を簡略化させることができ、又、濾材の接合工程についても作業性が良いエアフィルタを提供することを課題とする。
又、濾材を立体的に折ることができ、エアフィルタの袋状空間を広くすることができるエアフィルタを提供することを課題とする。
又、最小必要個所のみを局所的に接合でき、従来のヒーター等を用いた方法によって発生する広範囲にわたる高熱による変形や損傷を防止できるエアフィルタを提供することを課題とする。
又、従来のように側面板等を濾材に形成する必要がなく、濾材の加工を簡略化させることができ、又、濾材の接合工程についても作業性が良いエアフィルタの製造方法を提供することを課題とする。
【0008】
ここで、特に上記課題のうち、エアフィルタの袋状空間を広くすることにおいて、以前、本願の発明者は、図18に示されるように、折目線111について、主折目線111aと副折目線111bとを形成することにより、濾材110を立体的に折ることを発案した。しかし、上記のように副折目線111bを濾材の両端部に設けた場合においては、濾材110の中央部においてはさほどの効果を発揮することができず、袋状空間を広くすることには限界があった。
よって、この他の方法により袋状空間をより広くすることができるエアフィルタを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の各課題を解決するために、本願第1の発明は、帯状の濾材10に対し、濾材10の長手方向に平行である両側辺13間で、側辺13に対して直交する方向に、折目線11が一定間隔をおいて形成され、上記の折目線11を山谷交互に折り曲げることにより形成されたエアフィルタにおいて、濾材10が、各折目線11を介して第1面10aと第2面10bとに区画され、これらの第1面10aと第2面10bとが交互に配位されることにより、濾材10が連続する波状に形成され、山折された方の折目線11が表側折目11c、谷折された方の折目線11が裏側折目11dとなるものであって、第1面10aの側辺13と第2面10bの側辺13とが、裏側折目11dを挟んで接合され、これにより、隣り合う表側折目11c同士の間が開口部12aであり、裏側折目11dと第1面10aと第2面10bとにより囲まれる袋状空間12が形成されたものであり、上記の表側折目11cが、濾材10の両側辺13間に形成された直線状の主折目線11aと、濾材10の短手方向の両端部分において、主折目線11aを挟んで両側の位置に形成された副折目線11bとを有するものであり、上記の裏側折目11dが、濾材10の短手方向の両端部分において形成された直線状の主折目線11aと、濾材10の短手方向の中央部分において、前記主折目線11aから分岐して形成された複数の幅出折目線11eとを有しており、上記の幅出折目線11eは、表側折目11cには設けられておらず、上記の主折目線11aと副折目線11bとの距離よりも、上記の主折目線11aの仮想の延長線と当該幅出折目線11eとの距離が小さくなるように、上記の幅出折目線11eが形成されたものであり、濾材10の両側辺13に近い部分においては、表側折目11cの主折目線11a同士の間隔を広げることができ、濾材10の中央部においては、裏側折目11dを挟む第1面10aと第2面10bとの間を、少なくとも上記の幅出折目線11eの形成された間隔分に保持することができ、主折目線11aの部分だけで濾材10が平板状のまま折り畳まれた場合に対し、上記の袋状空間12を全体的に広くすることができることを特徴とするエアフィルタを提供する。
【0010】
又、本願第2の発明は、第1の発明において、上記の表側折目11cにおける副折目線11bが、濾材10の中央部分に至るにつれて、主折目線11aへ斜め方向に向かい、主折目線11aに合流するものであることを特徴とするエアフィルタを提供する。
【0011】
本願第3の発明は、連続して長手方向に供給される、帯状の濾材10に対し、濾材10の長手方向に平行である側辺13に直交し、かつ、両側辺13間に折目線11を一定間隔に形成する、折目線形成工程2と、上記の折目線11を山谷交互に折り曲げることにより、山折された折目線が表側折目11cに、谷折された折目線が裏側折目11dとなり、この帯状の濾材10が、各折目線11を介して第1面10aと第2面10bとに区画され、これらの第1面10aと第2面10bとが交互に配位される、折り畳み工程3と、第1面10aの側辺13と第2面10bの側辺13とが、裏側折目11dを介して接合されると同時に、不要な部分のカットがなされる、接合工程4とからなり、上記の折目線11について、表側折目11cにおいては、濾材10の両側辺13間に形成された直線状の主折目線11aと、濾材10の短手方向の両端部分において、主折目線11aを挟んで両側の位置に形成された副折目線11bとが形成されるものであり、裏側折目11dにおいては、濾材10の短手方向の両端部分において形成された直線状の主折目線11aと、濾材10の短手方向の中央部分において、前記主折目線11aから分岐して形成された複数の幅出折目線11eとが形成され、上記の幅出折目線11eは、表側折目11cには形成されず、この幅出折目線11eは、上記の主折目線11aと副折目線11bとの距離よりも、上記の主折目線11aの仮想の延長線と当該幅出折目線11eとの距離が小さくなるように形成されるものであり、上記のように表側折目11c及び裏側折目11dが形成されることで、上記各工程を経たエアフィルタが、濾材10の両側辺13に近い部分においては、表側折目11cの主折目線11a同士の間隔を広げることができ、濾材10の中央部においては、裏側折目11dを挟む第1面10aと第2面10bとの間を、少なくとも上記の幅出折目線11eの形成された間隔分に保持することができ、主折目線11aの部分だけで濾材10が平板状のまま折り畳まれた場合に対し、上記の袋状空間12を全体的に広くすることができることを特徴とするエアフィルタの製造方法を提供する。
【0012】
本願第4の発明においては、上記の折目線形成工程2にて、金型台2aに異なる形態の金型22が2つ並列に備えられており、この金型台2aが長手方向に対して前後に移動することによって、濾材10に対して、交互に異なる形態の折目線11を形成できることを特徴とする、請求項3に記載のエアフィルタの製造方法を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態の一例をとりあげて説明する。図1は本例のエアフィルタの外観を示す斜視図である。又、図2はこのエアフィルタを製造するための装置を示す説明図である。
尚、説明の関係上、濾材10については、折目線11が形成される側を表面とし、その反対側の面を裏面と称するものとする。
【0014】
このエアフィルタ1は、図1に示されるように、帯状の濾材10が折り畳まれることにより形成されるものである。
このエアフィルタ1を製造する工程としては、大きく分けると、折目線形成工程2、折り畳み工程3、接合工程4の3つの工程からなり、本例においては、各工程2〜4を構成する装置が、図2に示されるように、一連の作業を続けて行うように配置されるものである。尚、各工程2〜4の配置については、これに限られるものではなく、別々に配置したり、3つの工程のうち2つのみを連続して配置するものとしても良く、種々に変更が可能である。
【0015】
(折目線形成工程)
まず、濾材10は、図3に示されるような装置からなる折目線形成工程2に供給される。尚、この濾材10は、図2に示されるように、ロール状に巻かれた状態で折目線形成工程2の手前側にセットされており、折目線形成工程2に供給される。
図3に戻って説明を続ける。本例においては、駆動ローラー21により、長手方向に連続して折目線形成工程2に供給される濾材10が、金型22の上方に配位され、この濾材10を挟むようにして、上下動可能に配置されている超音波ホーン23が濾材10を押圧し、これにより濾材10に折目線11が形成される。
折目線11は、上記のようにして濾材10に形成される溝状のものであり、後の折り畳み工程3において、この折目線11の部分が折り曲げられることにより、濾材10が波状に折り畳まれる。
本例においては、金型台2aに異なる形態の金型22が2つ並列に備えられており、この金型台2aが長手方向に対して前後に移動することによって、図7に示されるように、濾材10に対して、交互に異なる形態の折目線11を形成することができる。
又、図4に示されるように、折目線形成工程2を第1工程2aと第2工程2bとからなるものとし、この2つの工程を通すことによって、図7に示されるように、濾材10に交互に異なる形態を有する折目線11を形成するものとしても良い。
【0016】
超音波ホーン23は、超音波振動することによって生じる熱により濾材10を加工するためのものである。超音波ホーン23を濾材10に押し当てることにより、金型22に形成されている突起に対応する位置の濾材10上に、図7に示されるように、主折目線11a、副折目線11b、幅出折目線11eが形成される。
超音波ホーン23は、油圧駆動のプレス装置24の下端部に取り付けられるものであり、プレス装置24の動作に応じて上下動がなされる。よって、超音波ホーン23は、まず濾材10に対して下降し、押圧がなされることにより、濾材10上に折目線11が形成される。その後、超音波ホーン23が一旦上昇すると同時に濾材10が1ステップずれるようにして長手方向に送られる。そして、再び超音波ホーン23が下降する。これを繰り返すことにより、濾材10に対して等間隔に折目線11が形成されていく。
本例では、図5に示される金型22と、図6に示される金型22とが1つづつ金型台22aに取り付けられている。そして、各金型22に対して超音波ホーン23を交互に濾材10に押し当てることによって、折目線11が形成される。
【0017】
上記の金型22は図5及び図6に示されるようなものである。そのうち、図5に示されるものについては、金型22の上面に平面状の圧着面22aが形成されており、この圧着面22aに筋状の突起22b,22cが形成されている。この突起22b,22cの形状として、例えば図5(A)〜(C)に示されるものがあげられる。これらは、圧着面22aの短手方向中央に直線状の主折目突起22bが設けられており、圧着面22aの両端部分のうちの所定距離において、主折目突起22bから両側に離れて副折目突起22cが設けられるものである。
図5(A)に示されるものは、圧着面22aの両端部分から中央部分に至るにつれて、副折目突起22cが、当初は主折目突起22bと平行であり、その後屈曲して斜め方向に主折目突起22bの方向へ向かい、合流するものである。
図5(B)に示されるものは、圧着面22aの両端部分から斜め方向に主折目突起22bの方向へ向かう副折目突起22cが形成されているものである。
図5(C)に示されるものは、主折目突起22bと平行に副折目突起22cが形成されるものであるが、図5(A)(B)に示されるものとは異なり、主折目突起22bとは合流しないものである。
突起22b,22cについては上記の形状に限られるものではなく、種々に変更して実施することができる。又、本例では主折目突起22bの1本に対し、副折目線突起22cが2本形成されるという構成となっているが、これに限られず、副折目線突起22cを多数形成するものとしても良い。
【0018】
又、図6に示す金型22についても上面に上記と同様の圧着面22aが形成されており、この圧着面22aに筋状の突起22b,22c,22dが形成されている。
この金型22は、図5(A)〜(C)に示した金型22と異なり、圧着面22aの短手方向中央に設けられる主折目突起22bは、金型22の長手方向の両端部分にのみ設けられている。そして、長手方向の中央部分には、主折目突起22bの仮想の延長線を挟んで両側に位置するようにして、幅出用折目突起22dが形成されている。この幅出用折目突起22dは、本例においては、主折目突起22bが二股に分岐するようにして形成されるものである。なお、図示はしないが、この幅出用折目突起22dについても、3本以上が形成されるものや、曲線や点線状のものであっても良く、種々の形態で実施が可能である。
尚、副折目突起22cについては、図5(A)〜(C)に示したものと同様にして設けられるものであり、副折目突起22cと幅出用折目突起22dとの形状の組み合せについても特に限定されるものではない。
【0019】
上記のように、主折目突起22b、副折目突起22c、幅出用折目突起22dを金型22に形成することによって、濾材10にはそれぞれに対応するように、図7に示されるような、主折目線11a、副折目線11b、幅出折目線11eを形成することができる。これにより、直線状の主折目線11aのみを形成した場合に比べると、濾材10を立体的に折り畳むことができる。
上記のうち、副折目線11bは、後の折り畳み工程3で形成される表側折目11cにおいて効果を発揮するものである。主折目線11aの部分だけで濾材10が折り畳まれると、濾材10は平板状のまま折り畳まれるため、濾材10は各折目線11を境に向かい合う形態となって、形成される袋状空間12は狭い。これに対し、濾材10の両側辺13に近い部分において、副折目線11bも折られることにより、主折目線11a同士の間隔を広げることができ、図8(A)(B)に示されるように、その分袋状空間12を広くすることができる。
【0020】
一方、幅出折目線11eは、裏側折目11dにおいて効果を発揮するものである。上記の副折目線11bの形成のみでは、袋状空間12のうち中央部はさほど広がらない。よって、この中央部においては、濾材10に幅出折目線11eを形成することにより、袋状空間12を少なくとも幅出折目線11eの形成された間隔分に保持することができ、上記の副折目線11bの作用と併せて、全体的に広くすることができる。
上記のようにして、袋状空間12を広く形成することにより、エアフィルタ1を実際に使用する際において、袋状空間12での空気の通りが良くなり、圧力損失が比較的低いフィルタを提供することができる。
【0021】
又、この金型22において、主折目突起22b、副折目突起22c、幅出用折目突起22dのそれぞれが形成される本数は上記の例に限られるものではなく、種々に変更することができる。これにより、袋状空間12の広さを適宜変更することができ、種々の目的にあわせたエアフィルタ1を形成することができる。
【0022】
(折り畳み工程)
濾材10は、上記折目線形成工程2の次に折り畳み工程3に送られる。
この折り畳み工程3は、図9に示される装置によりなされるものであり、上下動する2枚の折り畳み板31a,31bによって、図7に示されるように折目線11が形成された濾材10が折り畳まれる。折り畳み板31a,31bは、下方に向かって形成される上刃31aと、上方に向かって形成される下刃31bとからなり、それぞれの折り畳み板31a,31bは、上下動に加え、濾材の長手方向に対しても、前後に移動可能となっている。この折り畳み板31a,31bの動作については、詳細には説明しないが、上刃31aと下刃31bが、それぞれ上下方向と長手前後方向に濾材10を挟むようにして交互に移動する動作により、濾材10が波状に折り畳まれる。尚、本工程3において、濾材10の折り畳まれる位置は、あらかじめ折目線11の位置に一致してなされるように調整されており、山折と谷折とが交互になされる。又、本工程3においては、幅出折目線11eが形成された側の折目線11については、表面側から見て谷折されるものであり、他方の折目線11については山折されるものである。
そして本工程3では、上記のようにして折り畳まれた濾材10に対して、その全体を平板状の電熱ヒーター32で加熱することにより、濾材10に折りぐせをつけることも行われる。これにより、濾材10は折り畳まれた状態のまま、次の接合工程4に供給される。
【0023】
(接合工程)
上記の折り畳み工程3の次に、濾材10は接合工程4に送られる。
この接合工程4は、図10に示される装置によりなされるものであり、折り畳み工程3を経て折り畳まれた状態となっている濾材10について、対向している側辺13同士を接合することにより、袋状空間12を長手方向に並列するように形成するものである。
【0024】
この状態の濾材10を表面側から見た場合において、折目線11のうち、山折されたものを表側折目11c、谷折されたものを裏側折目11dとする。尚、本例における各工程2〜4においては、表側折目11cが下側に、裏側折目11dが上側に位置している。
ここで、それぞれの折目線11により区画された、濾材10の面を第1面10a及び第2面10bとし、裏側折目11dを挟む第1面10aと第2面10bとからなる1組を単位波体10eと便宜上名付けて以下に説明を行う。これら第1面10a,第2面10bは、各折目線11を挟んでそれぞれ交互に位置するものである。尚、濾材10における、上記の各折目11c,11d、各面10a,10bの位置関係は図11に示される通りである。
【0025】
本例では、図11に示されるように、濾材10は長手方向に関して、本工程4内において一度折り返しがなされるものであり、その部分である折り返し部4aにおいて、単位波体10eの第1面10aと第2面10bとの側辺13が接合される。
【0026】
本例においては、図11及び図12に示されるように、濾材10の側辺13を保持する回転送り装置41と、折り返し部4aに入る直前の単位波体10eを図11に示されるようにして支持する、前後方向に移動可能なワーク押さえ42とにより、1つの単位波体10eがこの折り返し部4aに、第1面10aと第2面10bとが上下に重なった状態、つまり横倒しの状態に配位される。尚、回転送り装置41は回動可能なものであり、又、ワーク押さえ42は、図11上に実線と二点鎖線で示されるように前後方向に移動可能なものとなっている。
そして、上記状態にある単位波体10eの、第1面10aと第2面10bとの間には位置決めヘッド43が挿入され、折り返し部4aにおける単位波体10eの位置決めがなされる。尚、この位置決めヘッド43についても、図11上に実線と二点鎖線で示されるように前後方向に移動可能なものとなっている。
【0027】
次に、位置決めヘッド43が挿入された状態にある単位波体10eの、側辺13部分の下方に金具治具44を配位する。そしてこれと同時かあるいはその後に、金具治具44の上方から超音波ホーン45が下降し、単位波体10eの側辺13を押圧する。これにより、第1面10aと第2面10bの側辺13の部分は金具治具44と超音波ホーン45により挟み込まれる。この挟み込まれた部分の第1面10aと第2面10bとは、超音波ホーン45により加熱がなされて、それぞれが溶着し一体となる。
そして同時に、図13に示すように、金具治具44に形成されている切刃部44bによって、濾材10の側辺13に形成された溶着面よりも外側の不要な部分が切り落とされる。これにより、裏側折目11dを挟んで第1面10aと第2面10bとの側辺13同士が接合されて、開口部12aを持つ袋状空間12が形成される。
【0028】
上記のようにして、1つの単位波体10eの接合がなされる毎に、ワーク押さえ42と位置決めヘッド43とが、図11に二点鎖線で示した、一旦後退した位置へと移動し、金具治具44は、図12に二点鎖線で示した、斜め下方の位置に一旦移動して、その状態で、回転送り装置41が、その周囲に形成されている濾材保持枝41aの1つ分の回動がなされることにより、次に加工がなされる単位波体10eが折り返し部4aに配位される。そして、再び上記の手順が繰り返され、次々濾材10が接合されていく。
尚、この部分の構成は、上記に示したものに限られず、種々に変更して実施が可能である。例えば、ワーク押さえ42以外に、加工前の濾材10を押さえるためのストッパーを別に設けるものとしても良い。又、位置決めヘッド43を用いる代わりに、外から濾材10をつまんで引っ張ることにより、同様の作用をなすものとしても良い。
【0029】
接合工程4にて用いられる金具治具44は、平面視が図13(A)に示されるものであり、図13(A)のA−A断面図が図13(B)に示されるもので、これが超音波ホーン45の下降時に、濾材10の両側辺13の位置に来るように左右対称に配位される。この金具治具44の上面には圧着部44aと切刃部44bとが形成されている。
本例では、圧着部44aにはハッチング状の溝が刻まれている。このため、超音波ホーン45による濾材10の接合の際に、濾材10の側辺13にこのハッチング模様が形成される。これにより、圧着部44aが滑らかな平面の場合に比べると、超音波ホーン45による発熱が速やかに行われるため、濾材10に対して熱による劣化を起こしにくく、又、工程自体も速やかに行うことができる。尚、圧着部44aの形状は上記のものに限られず、種々の形態で実施して良い。
【0030】
又、切刃部44bは、耳部切刃44c,側部切刃44d,底部切刃44eに区分できる。これらは本例では、図13(A)に示されるように、それぞれが直角の位置関係にあるものであり、アールを介して連続しているものであるが、これらの形状はこれに限定されるものではなく、アールがなく、直線のまま接続されるものであっても良い。又、耳部切刃44cや底部切刃44eは形状により省略しても良い。又、各切刃44a〜44cは直角の関係でなくても良く、例えば、切断後に濾材10に形成される側部側辺13bが、折目線11に対して直角以外の角度を持つように斜めに側部切刃44dを形成しても良く、種々に形態を変更して実施が可能である。
【0031】
上記のように形成された金具治具44上の単位波体10eに、図12に示されるようにして超音波ホーン45を押圧することにより、単位波体10eの側辺13は、切刃部44bの耳部切刃44cに対応して耳部側辺13aが、側部切刃44dに対応して側部側辺13bが、底部切刃44eに対して底部側辺13cが形成される。尚、これにより、表側折目11cの端部に耳部14が形成されるが、この部分は、エアフィルタ1の完成後に、各機器や取付枠に対して引っ掛かる部分となる。
又、この金具治具44は、上記に説明したように、折り返し部4aにおける単位波体10aを送る際の干渉を避けるために、移動可能となっている。この金具治具44の移動方向については、装置の設計によって種々の方向に設定して良い。尚、本例では図12に実線と2点鎖線で示されるように斜め方向に移動可能となっている。
【0032】
上記に説明した濾材10を接合及びカットする方法において、従来行われていたヒーター等を用いた方法によると、加熱による接合と、接合された部分に対してのカットを別の工程で行う必要があり、カットするための濾材10の位置決めが難しかったことが問題であった。これに対し、本願発明に係る方法においては、これらを同時に行うことができるため、接合位置とカット位置は必然的に一致する。このため、上記の位置決めの問題は解消される。
【0033】
又、超音波ホーン45は、折目線形成工程2における超音波ホーン23と同様に、油圧駆動のプレス装置46の先端部に取り付けられるものであり、金具治具44に対応するようにして2つ設けられている。
本例では、折り返し部4aにおいて横倒しの状態となっている単位波体10eに対して、上方から超音波ホーン45が下降するように配置されているため、従来のように超音波ホーンを濾材10に対して横方向から押し当てる必要がなく、よって、装置が比較的コンパクトになっており、作業性も良くなっている。もちろん、装置の設計条件によっては、従来通り横方向から濾材を押し当てるように配置するものとしても良い。
【0034】
本例においては、折目線形成工程2と接合工程4とにおいて、超音波ホーン23,45が使用されている。これらは、超音波振動によって発生する熱、具体的には摩擦熱を利用して、濾材10に対して、折目線11を形成したり、接合をなしたりするものである。この超音波ホーン23,45を使用することにより、必要な個所のみを局所的に加熱できるので、従来のヒーター等を用いた方法によって発生する、広範囲に渡る高熱による変形や損傷を防止できる点で優れるものである。
【0035】
上記の各工程2〜4によって形成された濾材10を、折目線11により形成される山の数を計数することにより、長手方向において必要な長さ毎にカットし、エアフィルタ1を完成させる。
このエアフィルタ1を実際に各機器に取り付けて使用する際には、図14に示されるように、このエアフィルタ1を樹脂製や金属製や厚紙製、又、濾材10と同様の素材等からなるベース材51に取り付けて、フィルタユニットを形成するか、又は、樹脂製の枠体をこのエアフィルタ1に溶着して一体化したフィルタユニットとする。後者の場合は、例えば、射出成形機の金型にエアフィルタ1を配位し、金型内においてエアフィルタ1の全外周側面と、金型内面との間のスペース内に熱可塑性樹脂材を加熱溶融して射出することにより、枠体がエアフィルタ1と一体になるようにして成形をなす。この枠体を形成するための熱可塑性樹脂には、古紙を粉砕したものを練り込んだものを用いても良い。これにより、使用後のフィルタユニットを焼却処分することが可能にすることができると共に、フィルタユニットを軽量で低コストに製造することができる。
尚、このエアフィルタ1の実際の使用状態にあっては、気流が裏面側から表面側へと通過するように配位される。
上記のようにして成型されたフィルタユニットを各機器に対して組み込んで使用する。尚、上記のように枠を形成せずに、このエアフィルタ1を直接取り付けることも可能である。
【0036】
尚、エアフィルタ1を上記の枠体に取り付ける際等においては、エアフィルタ1の表裏を揃えて単に並べるだけでも良いが、エアフィルタ1の側辺13の一部に接合をしない部分を作り、この部分を折り返して図15(A)に示されるように組み立て、これを別途形成したケーシング内に挿入し、フィルタユニットとして使用するものとしても良い。これは、図15(B)に示されるように、折り返しを繰り返すようにして形成するものとしても良い。
又、図16に示されるように、エアフィルタ1をV字状に組み合わせ、フィルタユニットを形成するものとしても良い。本例では、ベース材51上にエアフィルタ1を、開口部12aを対向させるように、側方から見てV字状になるようにし、これにより形成されたV字状空間の両側方を閉鎖板52で閉鎖したものである。尚、ベース材51及び閉鎖板52は通気性の無い材料を用いても良いし、濾材10と同様の通気性を有する材料を用いても良い。
上記各々の方法でフィルタユニットを形成することにより、フィルタユニットの取り付け部の面積に制限がある場合においても、エアフィルタ1を多数配置することができ、集塵効率を高めることができる。
【0037】
【発明の効果】
本願第1又は第2の発明においては、濾材に幅出折目線を形成することにより、エアフィルタの袋状空間を広く形成することができ、袋状空間に対して空気を導入しやすく、圧力損失が比較的低いフィルタを提供することができる。
又、表側折目においては、濾材の両端部分に、主折目線を挟んで副折目線が形成され、裏側折目においては、濾材の中央部分に、2本の幅出折目線が形成されることにより、袋状空間をより広く形成することができる。
又、本願第3又は第4の発明においては、濾材に幅出折目線を形成することにより、エアフィルタの袋状空間を広く形成することができ、袋状空間に対して空気を導入しやすく、圧力損失が比較的低いフィルタの製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態の一例に係るエアフィルタの外観を示す斜視図である。
【図2】本例のエアフィルタを製造するための一連の装置を示す説明図である。
【図3】本例のエアフィルタを製造するための一連の装置のうち、折目線形成工程に係る装置を示す説明図である。
【図4】エアフィルタを製造するための一連の装置の他の例を示す説明図である。
【図5】折目線形成工程にて使用する金型の一例を示す説明図である。
【図6】同金型の一例を示す説明図である。
【図7】本例において、濾材に折目線が形成された状態を示す平面図である。
【図8】(A)は本例のエアフィルタを示す平面図であり、(B)は同正面図である。
【図9】本例のエアフィルタを製造するための一連の装置のうち、折り畳み工程に係る装置を示す説明図である。
【図10】本例のエアフィルタを製造するための一連の装置のうち、接合工程に係る装置を示す説明図である。
【図11】本例のエアフィルタを製造するための一連の装置のうち、接合工程に係る装置を示す要部拡大説明図である。
【図12】本例のエアフィルタを製造するための一連の装置のうち、接合工程に係る装置を示す要部拡大説明図である。
【図13】(A)は接合工程にて使用する治具の一例を示す説明図であり、(B)は(A)のA−A断面図である。
【図14】エアフィルタの組み立て方の一例を示す斜視図である。
【図15】(A)はエアフィルタの組み立て方の一例を示す斜視図であり、(B)はエアフィルタの組み立て方の他の一例の断面を示す説明図である。
【図16】エアフィルタの組み立て方の更に他の一例を示す説明図である。
【図17】従来のエアフィルタを示す図であり、(A)は展開図、(B)は斜視図である。
【図18】従来のエアフィルタにおいて、濾材に折目線が形成された状態の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
10 濾材
10a 第1面
10b 第2面
11 折目線
11a 主折目線
11b 副折目線
11c 表側折目
11d 裏側折目
11e 幅出折目線
12 袋状空間
12a 開口部
13 側辺
2 折目線形成工程
3 折り畳み工程
4 接合工程

Claims (4)

  1. 帯状の濾材(10)に対し、
    濾材(10)の長手方向に平行である両側辺(13)間で、側辺(13)に対して直交する方向に、折目線(11)が一定間隔をおいて形成され、
    上記の折目線(11)を山谷交互に折り曲げることにより形成されたエアフィルタにおいて、
    濾材(10)が、各折目線(11)を介して第1面(10a)と第2面(10b)とに区画され、これらの第1面(10a)と第2面(10b)とが交互に配位されることにより、濾材(10)が連続する波状に形成され、
    山折された方の折目線(11)が表側折目(11c)、谷折された方の折目線(11)が裏側折目(11d)となるものであって、
    第1面(10a)の側辺(13)と第2面(10b)の側辺(13)とが、裏側折目(11d)を挟んで接合され、
    これにより、隣り合う表側折目(11c)同士の間が開口部(12a)であり、裏側折目(11d)と第1面(10a)と第2面(10b)とにより囲まれる袋状空間(12)が形成されたものであり、
    上記の表側折目(11c)が、濾材(10)の両側辺(13)間に形成された直線状の主折目線(11a)と、濾材(10)の短手方向の両端部分において、主折目線(11a)を挟んで両側の位置に形成された副折目線(11b)とを有するものであり、
    上記の裏側折目(11d)が、濾材(10)の短手方向の両端部分において形成された直線状の主折目線(11a)と、濾材(10)の短手方向の中央部分において、前記主折目線(11a)から分岐して形成された複数の幅出折目線(11e)とを有しており、
    上記の幅出折目線(11e)は、表側折目(11c)には設けられておらず、
    上記の主折目線(11a)と副折目線(11b)との距離よりも、上記の主折目線(11a)の仮想の延長線と当該幅出折目線(11e)との距離が小さくなるように、上記の幅出折目線(11e)が形成されたものであり、
    濾材(10)の両側辺(13)に近い部分においては、表側折目(11c)の主折目線(11a)同士の間隔を広げることができ、
    濾材(10)の中央部においては、裏側折目(11d)を挟む第1面(10a)と第2面(10b)との間を、少なくとも上記の幅出折目線(11e)の形成された間隔分に保持することができ、
    主折目線(11a)の部分だけで濾材(10)が平板状のまま折り畳まれた場合に対し、上記の袋状空間(12)を全体的に広くすることができることを特徴とするエアフィルタ。
  2. 上記の表側折目(11c)における副折目線(11b)が、濾材(10)の中央部分に至るにつれて、主折目線(11a)へ斜め方向に向かい、主折目線(11a)に合流するものであることを特徴とする、請求項1に記載のエアフィルタ。
  3. 連続して長手方向に供給される、帯状の濾材(10)に対し、濾材(10)の長手方向に平行である側辺(13)に直交し、かつ、両側辺(13)間に折目線(11)を一定間隔に形成する、折目線形成工程(2)と、
    上記の折目線(11)を山谷交互に折り曲げることにより、山折された折目線が表側折目(11c)に、谷折された折目線が裏側折目(11d)となり、この帯状の濾材(10)が、各折目線(11)を介して第1面(10a)と第2面(10b)とに区画され、これらの第1面(10a)と第2面(10b)とが交互に配位される、折り畳み工程(3)と、
    第1面(10a)の側辺(13)と第2面(10b)の側辺(13)とが、裏側折目(11d)を介して接合されると同時に、不要な部分のカットがなされる、接合工程(4)とからなり、
    上記の折目線(11)について、
    表側折目(11c)においては、濾材(10)の両側辺(13)間に形成された直線状の主折目線(11a)と、濾材(10)の短手方向の両端部分において、主折目線(11a)を挟んで両側の位置に形成された副折目線(11b)とが形成されるものであり、
    裏側折目(11d)においては、濾材(10)の短手方向の両端部分において形成された直線状の主折目線(11a)と、濾材(10)の短手方向の中央部分において、前記主折目線(11a)から分岐して形成された複数の幅出折目線(11e)とが形成され、
    上記の幅出折目線(11e)は、表側折目(11c)には形成されず、
    この幅出折目線(11e)は、上記の主折目線(11a)と副折目線(11b)との距離よりも、上記の主折目線(11a)の仮想の延長線と当該幅出折目線(11e)との距離が小さくなるように形成されるものであり、
    上記のように表側折目(11c)及び裏側折目(11d)が形成されることで、上記各工程を経たエアフィルタが、
    濾材(10)の両側辺(13)に近い部分においては、表側折目(11c)の主折目線(11a)同士の間隔を広げることができ、
    濾材(10)の中央部においては、裏側折目(11d)を挟む第1面(10a)と第2面(10b)との間を、少なくとも上記の幅出折目線(11e)の形成された間隔分に保持することができ、
    主折目線(11a)の部分だけで濾材(10)が平板状のまま折り畳まれた場合に対し、上記の袋状空間(12)を全体的に広くすることができることを特徴とするエアフィルタの製造方法。
  4. 上記の折目線形成工程(2)にて、金型台(2a)に異なる形態の金型(22)が2つ並列に備えられており、この金型台(2a)が長手方向に対して前後に移動することによって、濾材(10)に対して、交互に異なる形態の折目線(11)を形成できることを特徴とする、請求項3に記載のエアフィルタの製造方法。
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