JP4292965B2 - 受信装置と受信方法 - Google Patents

受信装置と受信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4292965B2
JP4292965B2 JP2003399920A JP2003399920A JP4292965B2 JP 4292965 B2 JP4292965 B2 JP 4292965B2 JP 2003399920 A JP2003399920 A JP 2003399920A JP 2003399920 A JP2003399920 A JP 2003399920A JP 4292965 B2 JP4292965 B2 JP 4292965B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reception
unit time
per unit
amount per
reception amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003399920A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005167344A (ja
Inventor
泰彦 井上
隆夫 天満
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2003399920A priority Critical patent/JP4292965B2/ja
Publication of JP2005167344A publication Critical patent/JP2005167344A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4292965B2 publication Critical patent/JP4292965B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

この発明は、受信装置と受信方法に関する。詳しくは、単位時間当たりの受信量を測定して、この単位時間当たりの受信量が受信制限判別値よりも増加したときは、単位時間当たりの受信量を制限するものである。
ネットワークの普及に伴い、多くのユーザ間でデータ通信が行われている。また、データ通信では、特許文献1に示すように、帯域幅を輻輳のレベルに適応させて制御することによりユーザからのデータの送信を調整することで、ネットワークの帯域幅を有効に活用することが示されている。
特許第2898558号公報
ところで、ユーザからのデータ送信が、輻輳のレベルに応じた帯域幅で行われても、複数ユーザから通信装置に対してデータの供給が集中して行われると、通信装置の処理性能を超えるデータが到来することとなる。この場合、通信装置に設けられている通信デバイスの内部で処理の遅延や、内部で受信済みのデータの消失等を招いてしまうおそれがある。
また、通信装置は、処理性能を超える過剰なデータが到来したとき、通信を停止することにより通信デバイスでの処理の遅延を防止することができる。しかし、ネットワークを介して接続された外部の通信装置は、通信の停止が受信側の通信装置の動作終了によるものであるか、処理性能を超えるデータの到来によるものか判別できない。
そこで、この発明では、通信を停止させることなく、過剰なデータの到来による不具合の発生を防ぐことができる受信装置および受信方法を提供するものである。
この発明に係る受信装置は、単位時間当たりの受信量を測定する測定手段と、測定手段で測定された単位時間当たりの受信量が、受信制限判別値よりも増加したとき、単位時間当たりの受信量の制限を行う受信制御手段とを有し、受信制御手段は、単位時間当たりの受信量の制限として、受信制限判別値を低下させるものである。
また、この発明に係る受信方法は、単位時間当たりの受信量を測定する測定ステップと、測定ステップで測定された単位時間当たりの受信量が、受信制限判別値よりも増加したとき、単位時間当たりの受信量の制限を行う受信制御ステップとを有し、受信制御ステップでは、単位時間当たりの受信量の制限として、受信制限判別値を低下させるものである。
この発明においては、単位時間当たりの受信量が測定されて、単位時間当たりの受信量が受信制限判別値よりも増加したとき、例えば通信許容量を低下させることで単位時間当たりの受信量が制限される。単位時間当たりの受信量の制限後に、測定された単位時間当たりの受信量が、受信制限判別値よりも小さい値である受信制限解除判別値よりも低下したとき、この単位時間当たりの受信量の制限が解除される。また、単位時間当たりの受信量の制限を行う際に測定された単位時間当たりの受信量に基づいて、単位時間当たりの受信量の制限後に用いる受信制限解除判別値が設定される。さらに、単位時間当たりの受信量の制限が行われたことや制限が解除されたことを示す表示が行われる。
この発明によれば、単位時間当たりの受信量が受信制限判別値よりも増加したとき、単位時間当たりの受信量の制限が行われる。このため、処理性能を超える過剰なデータが到来したとき、受信量の制限が行われて、過剰なデータの到来による不具合を防ぐことができる。また、受信量が制限された状態で引き続き通信が行われることから、処理性能を超える過剰なデータが到来したとき通信を停止する場合のように、通信の停止が受信側の通信装置の動作終了によるものであるか、処理性能を超えるデータの到来によるものか外部の通信装置で判別できなくなってしまうことを防止できる。
また、単位時間当たりの受信量の制限後に、単位時間当たりの受信量が受信制限解除判別値よりも低下したとき、この単位時間当たりの受信量の制限が解除される。このため、過剰なデータの到来が終了したときには、単位時間当たりの受信量の制限を行うことなく通信が可能となる。
また、単位時間当たりの受信量の制限を行う際に測定された単位時間当たりの受信量に基づいて、単位時間当たりの受信量の制限後に用いる受信制限解除判別値を設定することで、定常時に受信量の制限や制限の解除が頻繁に繰り返されてしまうことを防止して、安定性の高い動作を確保できるとともに、過剰なデータの到来が終了したとき、受信量の制限の解除をより確実に行うことができる。
さらに、単位時間当たりの受信量の制限が行われたこと、および単位時間当たりの受信量の制限が解除されたことを示す表示を行うことで、ユーザは通信設定状態を容易に確認できる。また、単位時間当たりの受信量の制限として通信許容量を低下させることで、この単位時間当たりの受信量の制限を容易に行うことができる。
以下、図を参照しながら、この発明の実施の一形態について説明する。図1は、通信システムの構成を示しており、複数の通信装置10は、ネットワーク30を介して相互に接続されている。
図2は通信装置10の構成を示している。通信装置10の通信制御部11は、ネットワーク30を介して他の通信装置10から供給された伝送信号を受信する。また、通信制御部11は、受信した伝送信号に基づき受信データを生成し、バス17を介してデータ処理部12に供給する。例えば、通信制御部11は、受信した伝送信号をディジタル化してパラレル信号に変換する。このパラレル信号からフレーム毎の信号を取り出して復号化して受信データを生成し、生成した受信データをデータ処理部12に供給する。また、通信制御部11は、後述する受信量測定部13で測定された受信量に基づき、単位時間当たりの受信量が受信制限判別値よりも増加したとき、受信量の制限を行い、処理能力を超えた伝送信号の流入を阻止する。また、単位時間当たりの受信量の制限後に、測定された単位時間当たりの受信量が、受信制限判別値よりも小さい値である受信制限解除判別値よりも低下したとき、この単位時間当たりの受信量の制限を解除する。
さらに、通信装置10が送信機能を有する場合、通信制御部11は、データ処理部12から供給された送信データに基づき伝送信号を生成してネットワーク30に出力する。例えば、通信制御部11は、送信データをフレーム化して、フレーム化された送信データに誤り検出訂正符号を付加してフレームデータを生成する。このフレームデータを符号化してシリアル信号に変換したのち、波形変換等を行い伝送信号を生成して出力する。
データ処理部12は、通信制御部11から供給された受信データを処理して、映像データや音声データ,種々の情報を示す情報データ等を出力する。例えば受信データが映像データや音声データ,情報データで構成されている場合、映像データや音声データ,情報データの分離を行う。さらに、映像データや音声データが圧縮された信号であるとき、映像データや音声データの伸長処理を行う。また、映像データや音声データ、種々の情報を示す情報データ等を送信するときには、これらのデータの圧縮処理や多重化処理等を行い送信データを生成して通信制御部11に供給する。
通信制御部11には、受信量測定部13が接続されている。また、バス17には計時部14が接続されている。受信量測定部13と計時部14は測定手段を構成するものであり、計時部14は時間情報を生成して通信制御部11を介し受信量測定部13に供給する。受信量測定部13は、計時部14からの時間情報を用いて、通信制御部11における単位時間あたりの受信量を測定して通信制御部11に供給する。この単位時間あたりの受信量の測定では、通信制御部11で単位時間に受信した例えば伝送信号のビット数やパケット数、フレーム数等を測定する。
バス17には表示部15が接続されており、表示部15は通信制御部11やデータ処理部12から供給された表示制御信号に基づき、通信制御部11やデータ処理部12の動作状態等に関する表示を行う。
図3は、通信装置10の他の構成を示しており、ソフトウェアで通信装置の動作を実現する場合である。通信インタフェース21は、バス27と接続されている。このバス27には、CPU22、ROM23、RAM24、データ入出力部25、表示部15が接続されている。
通信インタフェース21は、ネットワーク30を介して他の通信装置10から供給された伝送信号をディジタル化して、伝送データとしてCPU22に供給する。また、CPU22から伝送データが供給されたときには、この伝送データを伝送信号に変換して出力する。
CPU22は、ROM23に記憶されているプログラムを実行して信号処理や通信制御を行う。ここで、ROM23には、ネットワーク30を介して供給された伝送信号を受信する処理を行うプログラム、受信した伝送信号に基づいて映像データや音声データ等を生成する処理を行うプログラム、単位時間当たりの受信量を測定して伝送信号の受信量を制限する処理を行うためのプログラムが記憶されている。なお、通信装置10に送信機能を持たせる場合は、伝送信号をネットワーク30に出力する処理を行うためのプログラム、入力された映像データや音声データ等に基づいて伝送信号を生成する処理を行うためのプログラム等も記憶される。
CPU22は、ROM23に記憶されているプログラムを実行し、通信インタフェース21で伝送信号を受信して得た伝送データから受信データを生成する。さらに、受信データに対して信号処理を行い、映像データや音声データ等を生成してデータ入出力部25から出力する。また、CPU22は、単位時間当たりの受信量を判別して受信量の制限処理を行う。なお、送信機能が設けられているときは、データ入出力部25から入力された映像データや音声データ等から送信データを生成する。さらに送信データを所定のフォーマットの伝送データに変換して通信インタフェース21に供給する。通信インタフェース21は、供給された伝送データを伝送信号に変換してネットワーク30に出力する。
RAM24は、CPU22で信号処理や通信制御を行うためにデータを一時格納しておくワーク領域として用いられる。
図4は、通信装置10の受信制限動作を示すフローチャートである。ステップST1では、受信量測定部13と計時部14あるいはCPU22によって、伝送信号の受信量を測定してステップST2に進む。
ステップST2で通信制御部11あるいはCPU22は、受信量Lmが通信装置の通信設定状態に対して設定されている受信制限判別値Laよりも増加したか否かを判別する。受信制限判別値Laは、この通信設定状態における例えば定常時の受信量の最大値に安全係数(1以上の値)を掛けた値とする。ここで、受信量Lmが受信制限判別値Laよりも増加したときはステップST3に進む。また受信量Lmが受信制限判別値La以下であるときは、ステップST4に進む。
ステップST3で通信制御部11あるいはCPU22は、受信量制限処理を行いステップST1に戻る。この受信量制限処理では、例えば通信設定状態を通信許容量の小さい通信設定状態に切り換える。さらに、切り換え後の通信設定状態に対して設定されている受信制限判別値Laと受信制限解除判別値Lbを用いてその後の処理を行う。このように、通信許容量の小さい通信設定状態に切り換えることで、単位時間あたりの受信量が少なくなり受信量を制限できる。
ステップST4で通信制御部11あるいはCPU22は、受信量Lmが通信装置の通信設定状態に対して設定されている受信制限解除判別値Lbよりも小さいか否かを判別する。この受信制限解除判別値Lbは、受信制限判別値Laよりも小さい値である。また、この通信設定状態における例えば定常時の受信量よりも大きい値とする。受信量Lmが設定されている受信制限解除判別値Lbよりも低下したときにはステップST5に進む。また、受信量Lmが受信制限解除判別値Lb以上であるときにはステップST1に戻る。
ステップST5で通信制御部11あるいはCPU22は、受信量制限解除処理を行いステップST1に戻る。この受信量制限解除処理では、通信設定状態を、この通信設定状態に切り換えられる前の通信設定状態に戻す。さらに、戻された通信設定状態に対して設定されている受信制限判別値Laと受信制限解除判別値Lbを用いてその後の処理を行う。このように、通信設定状態を戻すことで通信許容量が大きくなり、受信量の制限を解除できる。
図5は、複数の通信設定状態P1〜Pnを切り換えることで受信量の制限を行う場合の受信制限判別値と受信制限解除判別値を示している。ここで、通信設定状態P1は受信量の制限が行われていない通信設定状態、通信設定状態P2は受信量の制限を行う通信設定状態、通信設定状態P3は通信設定状態P2よりも受信量の制限を厳しく行う通信設定状態、通信設定状態Pn-1は通信設定状態Pn-2よりも受信量の制限を厳しく行う通信設定状態、通信設定状態Pnは、受信量の制限を最も厳しく行う通信設定状態とする。
通信設定状態P1に対しては、受信制限判別値La-1を設定する。なお、通信設定状態P1であるとき受信量の制限を解除する必要はないことから、受信制限解除判別値の設定は不要である。
通信設定状態P2に対しては、受信制限判別値La-2と受信制限解除判別値Lb-2を設定する。また、通信設定状態P3に対しては、受信制限判別値La-3と受信制限解除判別値Lb-3を設定する。さらに、通信設定状態Pn-1までの通信設定状態に対しても、受信制限判別値と受信制限解除判別値を設定する。
通信設定状態Pnに対しては、受信制限解除判別値Lb-nを設定する。なお、通信設定状態Pnであるとき受信量の制限が最も厳しく行われていることから、受信制限判別値の設定は不要である。
このように、通信設定状態P1〜Pnに対して、受信制限判別値と受信制限解除判別値、あるいは受信制限判別値と受信制限解除判別値の一方を設定しておき、図4に示す処理を行うものとすれば、受信量に応じて受信量の制限や制限の解除を段階的に行うことができる。
受信量の制限は、上述のように通信許容量の小さい通信設定状態に切り換えることで、単位時間あたりの受信量を制限するものに限られるものではない。例えば通信設定状態に応じて規定された単位時間当たりの受信量を超える伝送信号を廃棄することで受信量を制限することもできる。なお、コネクション型の通信プロトコルを用いて通信を行う場合には、伝送信号を廃棄したとき、送信側に対して受信が行われたことを示す応答が行われないことから、伝送信号が廃棄されても再送が可能となる。
また、各通信設定状態における受信制限解除判別値Lbは、予め固定値に設定することで通信装置10の構成や処理を簡単にできる。また、測定された単位時間当たりの受信量Lmに基づいて、受信量の制限後の受信制限解除判別値Lbを設定することもできる。すなわち、受信量の制限が行われるときの受信量Lmに係数(1以下の値)を乗算して、通信設定状態の切り換えた後に用いる受信制限解除判別値Lbとする。例えば、受信量Lmが受信制限判別値La-1よりも増加して、通信設定状態P1から通信設定状態P2に切り換えられるとき、このときの受信量Lmに係数を乗算して通信設定状態P2における受信制限解除判別値Lb-2とする。このように受信制限解除判別値Lbを設定すると、受信量の制限を行うときの受信量Lmが小さいときには、切り換え後の通信設定状態における受信制限解除判別値Lbも小さくなるので、単位時間当たりの受信量がより小さくならないと受信制限の解除が行われなくなる。また、受信量の制限を行うときの受信量Lmが大きいときには、切り換え後の通信設定状態における受信制限解除判別値Lbも大きくなるので、受信量の制限を行うときの受信量Lmが小さい場合に比べて受信制限の解除が行われ易くなる。このため、定常時に受信量が受信制限判別値Laをわずかに超えるような場合が生じて通信設定状態の切り換えが行われたとき、受信制限の解除が行われ難くなるので、定常時に通信設定状態の切り換えが頻繁に繰り返されてしまうことを防止して、安定性の高い動作を確保できる。また、過剰なデータの到来により受信量Lmが大きくなって通信設定状態の切り換えが行われたときは、定常時に受信量が受信制限判別値Laをわずかに超えたときよりも受信量の制限の解除が行われ易いので、過剰なデータの到来が終了したときに受信量の制限の解除をより確実に行うことができる。
さらに、受信量は受信した伝送信号のビット数やパケット数、フレーム数を用いるだけでなく、伝送信号の受信時にCPU22に対して割り込みが行われるときには、割り込み回数を受信量として用いることもできる。
例えば、通信設定状態が通信許容量の異なる2つの状態として、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)におけるIEEE802.3ワーキンググループで標準化された100BASE-TXと10BASE-Tで切換可能とされている場合について説明する。
通信装置が100BASE-TXの状態に設定されている場合、過剰なデータの到来が生じて割り込み回数LTmが定常時よりも増加し、100BASE-TXに対して設定されている受信制限割り込み回数LTa(例えば定常時の割り込み回数に安全係数を掛けた値3600回/秒)を超えたときには、通信許容量が小さい10BASE-Tに自動的に切り換えられて受信量の制限が行われる。なお、割り込み回数の最大許容値は例えば5000回/秒とする。その後、過剰なデータの到来が終了して10BASE-Tにおける割り込み回数LTmが定常時の値となり、10BASE-Tに対して設定されている受信制限解除割り込み回数LTb(例えば500回/秒あるいは測定された単位時間当たりの受信量Lmに係数0.1を乗算した値のいずれか小さい値)よりも低下したとき、通信許容量が高い通信設定状態、すなわち100BASE-TXに自動的に切り換えられて受信量の制限が解除される。
このように、単位時間当たりの受信量に応じて受信量の制限や制限の解除を行うことで、過剰なデータの到来による不具合の発生を防ぐことができる。例えば、複数のユーザが過剰なデータが供給された場合、例えばネットワーク上で攻撃が行われて過剰なデータが送られてくるような場合であっても、受信量の制限が行われることから、過剰なデータの到来による不具合の発生を防止できる。また、受信量が少なくなったときには、受信量の制限が自動的に解除されるので、高速にデータ伝送を行うことができる。さらに、通信を停止することなく受信量の制限を行うことで、通信データ処理が行われているか否かを伝送信号の送信側で判別できる。また、送信側と受信側とで輻輳状態を確認するための通信を行いトラフィックパラメータの設定等を行う必要がなく、受信側のみで受信量の制限を行うことができるので構成が簡単であり、処理能力の低い機器であっても能力に応じて受信量の制限を容易に行うことができる。
また、通信装置は、受信量の制限が行われているか否かを判別可能とする表示を表示部15で行う。図6は、表示部15の動作を説明するための図である。例えば、発光素子15aを用いて表示部15を構成した場合、図6Aに示すように、受信量の制限が行われていないときには発光素子15aを点灯させ、受信量の制限が行われていないときには発光素子15aを消灯させる。なお図6では、点灯状態をハッチングで示している。また、複数色の発光を行う発光素子15bを用いて表示部15を構成した場合、図6Bに示すように、受信量の制限が行われていないときには第1の発光色で発光素子15bを点灯させ、受信量の制限が行われていないときには第2の発光色で発光素子15bを点灯させる。さらに、複数の発光素子を用いて表示部15を構成すれば、通信設定状態が3以上であっても、いずれの状態に設定されているか容易に判別できる。例えば図6Cに示すように、通信設定状態が「P1〜P4」の4つ設けられている場合、設定された通信設定状態に応じて点灯させる発光素子の数を切り替える。すなわち、通信設定状態が「P1」のときには4つの発光素子、通信設定状態が「P2」のときには3つの発光素子、通信設定状態が「P3」のときには2つの発光素子、通信設定状態が「P4」のときには1つの発光素子を点灯させることで、通信設定状態を容易に判別できる。なお、上述の点灯動作は、例示的なものであり限定的なものでないことは勿論である。また、表示部15に液晶表示素子や蛍光表示管等の表示デバイスを用いて、通信設定状態を文字表示することもできる。さらに、通信装置から出力する映像データに通信設定状態を示す表示データを重畳させて出力すれば、図7に示すように、通信装置から出力された映像データが供給される画像表示装置40の画面上に、通信設定状態を示す表示HSを行うこともできる。
このように、受信量の制限に関する情報の表示を行うことで、通信装置がどのような状態で動作しているか通信装置のユーザが容易に確認できる。
以上のように、本発明にかかる受信方法および受信装置は、受信装置を安価に提供するため処理能力が高くない場合等に有用であり、過剰なデータの到来が生じる伝送路、例えばインターネットに接続する場合に適している。
通信システムの構成を示す図である。 通信装置の構成を示す図である。 通信装置の他の構成を示す図である。 通信装置の受信制限動作を示すフローチャートである。 受信制限判別値と受信制限解除判別値を示す図である。 表示部の動作を示す図である。 画像表示装置の表示画像を示す図である。
符号の説明
10・・・通信装置、11・・・通信制御部、12・・・データ処理部、13・・・受信量測定部、14・・・計時部、15・・・表示部、17,27・・・バス、21・・・通信インタフェース、25・・・データ入出力部、30・・・ネットワーク

Claims (7)

  1. 単位時間当たりの受信量を測定する測定手段と、
    前記測定手段で測定された単位時間当たりの受信量が、受信制限判別値よりも増加したとき、前記単位時間当たりの受信量の制限を行う受信制御手段とを有し、
    前記受信制御手段は、前記単位時間当たりの受信量の制限として、前記受信制限判別値を低下させる受信装置。
  2. 前記受信制御手段は、前記単位時間当たりの受信量の制限後に、前記測定手段で測定された単位時間当たりの受信量が、前記受信制限判別値よりも小さい値である受信制限解除判別値よりも低下したとき、該単位時間当たりの受信量の制限を解除する
    ことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 前記受信制御手段は、前記単位時間当たりの受信量の制限を行う際に前記測定手段で測定された単位時間当たりの受信量に基づいて、前記単位時間当たりの受信量の制限後に用いる前記受信制限解除判別値を設定する
    ことを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  4. 前記単位時間当たりの受信量の制限が行われたこと、および前記単位時間当たりの受信量の制限が解除されたことを示す表示手段を有する
    ことを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  5. 単位時間当たりの受信量を測定する測定ステップと、
    前記測定ステップで測定された単位時間当たりの受信量が、受信制限判別値よりも増加したとき、前記単位時間当たりの受信量の制限を行う受信制御ステップとを有し、
    前記受信制御ステップでは、前記単位時間当たりの受信量の制限として、前記受信制限判別値を低下させる受信方法。
  6. 前記受信制御ステップでは、前記単位時間当たりの受信量の制限後に、前記測定ステップで測定された単位時間当たりの受信量が、前記受信制限判別値よりも小さい値である受信制限解除判別値よりも低下したとき、該単位時間当たりの受信量の制限を解除する
    ことを特徴とする請求項記載の受信方法。
  7. 前記受信制御ステップでは、前記単位時間当たりの受信量の制限を行う際に前記測定ステップで測定された単位時間当たりの受信量に基づいて、前記単位時間当たりの受信量の制限後に用いる前記受信制限解除判別値を設定する
    ことを特徴とする請求項記載の受信方法。
JP2003399920A 2003-11-28 2003-11-28 受信装置と受信方法 Expired - Fee Related JP4292965B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003399920A JP4292965B2 (ja) 2003-11-28 2003-11-28 受信装置と受信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003399920A JP4292965B2 (ja) 2003-11-28 2003-11-28 受信装置と受信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005167344A JP2005167344A (ja) 2005-06-23
JP4292965B2 true JP4292965B2 (ja) 2009-07-08

Family

ID=34724330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003399920A Expired - Fee Related JP4292965B2 (ja) 2003-11-28 2003-11-28 受信装置と受信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4292965B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008199138A (ja) 2007-02-09 2008-08-28 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 情報処理装置及び情報処理システム
KR101337724B1 (ko) 2010-12-27 2013-12-06 주식회사 팬택 어플리케이션별 데이터 사용량을 표시하는 이동 단말기 및 그 제어방법
WO2018216642A1 (ja) * 2017-05-22 2018-11-29 日本電気株式会社 ネットワーク装置、認証サーバ、ネットワークシステム、認証方法、及びプログラム
JP7491268B2 (ja) 2021-06-08 2024-05-28 トヨタ自動車株式会社 マルチエージェントシミュレーションシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005167344A (ja) 2005-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4658142B2 (ja) 通信装置およびフレーム制御方法
JP5157577B2 (ja) 到着パケット廃棄決定を行うパケットバッファ管理装置及びその廃棄決定方法
CN107204931B (zh) 通信装置和用于通信的方法
JP2006014329A (ja) 通信端末
CN103997465A (zh) 一种生成cnm的方法及设备
JP2006352262A (ja) 通信制御方法及び,これを適用する通信システム
JP2011211530A (ja) 帯域制御装置,帯域制御方法,及びプログラム
JP4292965B2 (ja) 受信装置と受信方法
US20140204778A1 (en) Communication system, communication device, and communication method
US9641427B2 (en) Transmission device and pause frame conversion method
JP4577220B2 (ja) トークンバケットによるトラヒック制御装置、方法及びプログラム
US20100086021A1 (en) Information transmission apparatus, method of controlling the same, and storage medium
RU2510142C2 (ru) Способ и система для передачи сообщения между дополнительным процессором и переключающей схемой
WO2007004558A1 (ja) 帯域制御回路及びそれに用いる帯域制御方法
JP4175354B2 (ja) 通信装置
JP3801581B2 (ja) OSPFプロトコルのtype5LSAの分離セットによるフラッシング方法
US9768935B2 (en) Communication apparatus, method for controlling communication apparatus, and program
KR101859226B1 (ko) 무선 통신 시스템에서 신호 송신 방법 및 장치
CN115473851A (zh) 数据流的处理方法、网络节点和系统
US8139486B1 (en) Method and system for generating data frames for asynchronous over TCP/IP protocol
JP4535849B2 (ja) 通信システム
JP2005322032A (ja) 受信フレーム処理装置
JP3816833B2 (ja) ネットワーク帯域制御装置
CN117579556A (zh) 拥塞控制方法、设备、介质和程序产品
JP2005267294A (ja) ネットワーク割り込み制御方法、情報処理装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060510

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090317

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090330

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees