JP4292175B2 - 冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷却装置に関する。
半導体製造装置や半導体検査装置などでは、被冷却体としての集積回路素子に、冷却液としての冷媒を直接接触させながら流して、集積回路素子を冷却することが行われている。集積回路素子を冷却する場合には、素子端子間の短絡を防止するために、冷媒は水分が除去されていなければならない。水分を嫌う被冷却体に冷媒を供給する従来の冷却装置は、冷媒に混入、溶解している水分を吸着するための水分吸着フィルタが備えられている(特許文献1参照)。この冷却装置は、冷媒を貯溜するタンクと、冷媒を被冷却体に送り出すポンプと、被冷却体から戻ってきた冷媒を冷却するための熱交換器と、を有している。水分吸着フィルタは、吸着剤を含み、タンク内に組み込まれている。
特開2001−50624公報(図2参照)
冷却装置は、被冷却体に供給する冷媒の温度が冷媒に溶解していた水分が凍結する温度以下となる条件において運転されることがある。このような条件で冷却装置を運転すると、溶解できなくなった水分が冷媒から分離ないし遊離し、この分離した水分が微細な氷の結晶となって冷媒中に浮遊する。水分吸着フィルタは、氷の状態となった水分をもはや吸着することができない。このため、冷媒中に生成された微細な氷の結晶が熱交換器の伝熱表面に付着し、熱交換器における熱交換効率が低下する。熱交換器への氷の付着が進むと、冷却能力が低下して、冷却装置の連続運転ができなくなる。
本発明は、被冷却体に供給する冷媒の温度が冷媒に溶解していた水分が凍結する温度以下となる条件で運転しても、水分吸着フィルタによって冷媒中の水分を十分に吸着できるようにし、もって連続運転を可能とし得る冷却装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、被冷却体に供給する冷媒が流れる供給配管と、
被冷却体から戻ってきた冷媒が流れる回収配管と、
前記回収配管と前記供給配管との間に配置され、冷媒を前記供給配管に送り出すポンプと、
前記供給配管または前記回収配管の途上に設けられ、前記被冷却体に供給する冷媒を、冷媒に溶解していた水分が凍結する温度以下の温度にまで冷却するための熱交換器と、
前記熱交換器を冷却するための冷凍機と、
一端が前記供給配管に連通し、他端が前記回収配管に連通し、前記ポンプから前記供給配管に送り出された冷媒の一部が分岐して流れる分岐配管と、
前記分岐配管の途上に設けられ、冷媒に溶解していた水分が凍結する温度よりも高い温度にまで冷媒を加熱するための加熱部と、
前記分岐配管の途上に設けられ、前記加熱部によって加熱された冷媒が通過し、冷媒に混入している水分を吸着するための水分吸着フィルタと
前記被冷却体に供給される冷媒の温度を検出する温度センサと、
前記温度センサによって検出した温度に基づいて前記冷凍機の出力を制御することによって、被冷却体に供給する冷媒の温度を所定の温度に維持するコントローラと、
前記水分吸着フィルタが交換時期に達した旨を通報する通報部と、を有し、
前記コントローラは、前記冷凍機の出力に関して予め設定されたしきい値が、予め設定された時間の間継続した場合に、前記水分吸着フィルタの交換時期に達したと判断し、前記通報部を作動させて前記水分吸着フィルタが交換時期に達した旨を通報する冷却装置である。
また、上記目的を達成するための本発明は、被冷却体に供給する冷媒が流れる供給配管と、
被冷却体から戻ってきた冷媒が流れる回収配管と、
前記回収配管と前記供給配管との間に配置され、冷媒を前記供給配管に送り出すポンプと、
前記供給配管または前記回収配管の途上に設けられ、前記被冷却体に供給する冷媒を、冷媒に溶解していた水分が凍結する温度以下の温度にまで冷却するための熱交換器と、
前記熱交換器を冷却するための冷凍機と、
一端が前記供給配管に連通し、他端が前記回収配管に連通し、前記ポンプから前記供給配管に送り出された冷媒の一部が分岐して流れる分岐配管と、
前記分岐配管の途上に設けられ、冷媒に溶解していた水分が凍結する温度よりも高い温度にまで冷媒を加熱するための加熱部と、
前記分岐配管の途上に設けられ、前記加熱部によって加熱された冷媒が通過し、冷媒に混入している水分を吸着するための水分吸着フィルタと、
前記分岐配管の途上に設けられ、冷媒を貯溜するタンクと、
前記分岐配管が前記回収配管に連通する部分に設けられる気液分離器と、
前記気液分離器によって分離されたガスを前記タンク内のガス層に戻すガス抜き配管と、を有し、
前記水分吸着フィルタは、前記タンク内のうち、前記気液分離器に連なる前記分岐配管が前記タンクに接続される部位に配置され、前記タンクから前記ポンプに吸入される冷媒の全量を前記水分吸着フィルタを通過させる冷却装置である。
ポンプから供給配管に送り出された冷媒の一部は、分岐配管に取り込まれ、加熱部において冷媒に溶解していた水分が凍結する温度よりも高い温度にまで加熱される。この状態では、微細な氷の結晶は存在せず、水分は冷媒に溶解しているので、水分吸着フィルタによって水分を効率よく吸着することができる。したがって、被冷却体に供給する冷媒の温度が冷媒に溶解していた水分が凍結する温度以下となる条件で冷却装置を運転しても、水分吸着フィルタによって冷媒中の水分を十分に吸着でき、もって長期間にわたる連続運転を行うことが可能となる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る冷却装置10を示す概略構成図である。
本発明の実施形態に係る冷却装置10は、被冷却体20に供給する冷媒の温度が冷媒に溶解していた水分が凍結する温度以下となる条件において運転される。被冷却体20としては、例えば、半導体製造装置や半導体検査装置などにおける集積回路素子が挙げられる。
この冷却装置10は、概説すれば、被冷却体20に供給する冷媒が流れる供給配管31と、被冷却体20から戻ってきた冷媒が流れる回収配管32と、回収配管32と供給配管31との間に配置され、冷媒を供給配管31に送り出すポンプ33と、供給配管31の途上に設けられ、被冷却体20に供給する冷媒を、冷媒に溶解していた水分が凍結する温度以下の温度にまで冷却するための熱交換器34と、熱交換器34を冷却するための冷凍機35と、一端が供給配管31に連通し、他端が回収配管32に連通し、ポンプ33から供給配管31に送り出された冷媒の一部が分岐して流れる分岐配管36と、分岐配管36の途上に設けられ、冷媒に溶解していた水分が凍結する温度よりも高い温度にまで冷媒を加熱するための加熱部37と、分岐配管36の途上に設けられ、加熱部37によって加熱された冷媒が通過し、冷媒に混入している水分を吸着するための水分吸着フィルタ38と、を有する。
前記加熱部37は、冷凍機35の排熱を利用することによって、冷媒を加熱している。冷凍機35は、コンプレッサ、コンプレッサの吐出側配管に取り付けられるオイルセパレータ、冷却風がファンによって送られて外部に排熱するコンデンサなどを備える。本実施形態の加熱部37は、冷凍機35の排熱を利用した熱交換器から構成され、例えば、分岐配管36の一部を比較的高温となるオイルセパレータに巻き付けたり、コンデンサを通過して比較的高温となった冷却風が流れる部位に分岐配管36の一部を配置したりしている。
前記水分吸着フィルタ38は、冷媒が通過する部位に、水分吸着剤を配置して構成されている。水分吸着剤には、例えば、シリカゲルや、モレキュラーシーブが使用される。シリカゲルは水分を吸着し水分吸着能力がなくなると色がかわり、シリカゲルの交換時期を判別することができる。したがって、水分吸着フィルタ38には、シリカゲルの色の変化を調べるための検査窓を設けることが望ましい。
被冷却体20に供給する冷媒の温度が冷媒に溶解していた水分が凍結する温度以下となる条件において冷却装置10が運転されると、溶解していた水分が冷媒から分離し、この分離した水分が微細な氷の結晶となって冷媒中に浮遊する。このように氷の状態となった水分は、吸着剤を含む水分吸着フィルタ38によって吸着することができない。
そこで、本実施形態では、ポンプ33から供給配管31に送り出された冷媒の一部を分岐配管36に取り込み、この取り込んだ冷媒を、冷媒に溶解していた水分が凍結する温度よりも高い温度にまで加熱部37によって加熱している。この状態では、水分は冷媒に溶解しているので、水分吸着フィルタ38によって水分を効率よく吸着することができる。
冷媒に溶解していた水分が凍結する温度は、冷媒の種類や運転圧力などによって異なり一義的に定まるものではないが、本件出願人は、製作した種々の冷却装置の運転実績を基に、0℃〜−37℃(運転圧力1.0kgf/cm)の範囲に存するとの知見を得ている。本明細書において「冷媒に溶解していた水分が凍結する温度」は、上記の0℃〜−37℃(運転圧力1.0kgf/cm)の範囲に限定されるものではなく、この温度範囲以外の温度においても冷媒に溶解していた水分が凍結することがあり、冷媒の種類や運転圧力などによって種々異なる値であると理解されなければならない。
本実施形態では、冷媒を貯溜する後述するタンク41を常温に保つことによってタンク41の保冷を不要とする観点から、加熱部37において、分岐配管36に取り込んだ冷媒を常温まで加熱している。ここに「常温」とは、タンク41の保冷が不要になる温度を意味するものであり、例えば、+5℃〜+25℃、好ましくは、+5℃〜+10℃である。
冷却装置10はさらに、被冷却体20に供給する冷媒の温度を制御するために、被冷却体20に供給される冷媒の温度を検出する温度センサ51と、温度センサ51によって検出した温度に基づいて冷凍機35の出力を制御することによって、被冷却体20に供給する冷媒の温度を所定の温度に維持するコントローラ52と、を有する。コントローラ52は、温度センサ51によって検出した冷媒の温度が設定温度よりも高い場合には、冷凍機35の出力を上げて熱交換器34の冷却能力を高くし、被冷却体20に供給する冷媒の温度を設定温度になるように下げる。逆に、温度センサ51によって検出した冷媒の温度が設定温度よりも低い場合には、コントローラ52は、冷凍機35の出力を下げて熱交換器34の冷却能力を低くし、被冷却体20に供給する冷媒の温度を設定温度になるように上げる。このようにして、コントローラ52は、被冷却体20に供給する冷媒の温度を所定の温度に維持する。
水分吸着フィルタ38の吸着剤の水分吸着能力が低下した場合には、水分吸着フィルタ38を交換する必要がある。ここで、水分吸着フィルタ38の水分吸着能力が低下すると、吸着されなかった水分が、冷却装置10内の一番温度の低い熱交換器34に氷となって付着する。氷の付着によって熱交換効率が低下し、熱交換器34の冷却能力が低下する。冷却能力が低下すると、コントローラ52は、上述したように、出力を上げるように冷凍機35を制御する。したがって、冷凍機35の出力、つまりコントローラ52から出力される制御信号の変動を監視し、被冷却体20の熱負荷が変わらないにも拘わらず冷凍機35の出力が増加した場合には、水分吸着フィルタ38を交換する時期に達したと判断することができる。
そこで、本実施形態では、水分吸着フィルタ38が交換時期に達した旨を通報する通報部53を有し、コントローラ52は、冷凍機35の出力に関して予め設定されたしきい値が、予め設定された時間の間継続した場合に、水分吸着フィルタ38の交換時期に達したと判断し、通報部53を作動させて水分吸着フィルタ38が交換時期に達した旨を通報する。通報部53は、交換時期に達した旨を表示するディスプレイ、交換時期に達した旨をプリント出力するプリンタ、交換時期に達した旨を音で報知するブザーなどから構成することができる。冷凍機35の出力に関して予め設定するしきい値や、予め設定する継続時間は適宜の値を採用できる。一例を挙げると、しきい値として、冷凍機35の最大出力の90%、継続時間として、2時間である。
冷却装置10の運転時には、ポンプ33から供給配管31に送り出された冷媒は、冷凍機35によって冷却される熱交換器34によって冷却され、被冷却体20に供給される。被冷却体20を冷却した後の冷媒は、回収配管32を通って再びポンプ33の吸入側に向けて流れる。説明の便宜上、ポンプ33→熱交換器34→被冷却体20→ポンプ33と流れる冷媒の流れを、メイン循環ラインと言う。
本実施形態の冷却装置10にあっては、冷媒を貯溜するタンク41は、メイン循環ラインから切り外して配置されている。さらに詳しくは、冷却装置10は、分岐配管36の途上に設けられ冷媒を貯溜するタンク41と、分岐配管36が回収配管32に連通する部分に設けられる気液分離器42と、気液分離器42によって分離されたガスをタンク41内のガス層に戻すガス抜き配管43と、をさらに有する。水分吸着フィルタ38は、ポンプ33に吸入される冷媒が全量通過するように、タンク41内に配置されている。水分吸着フィルタ38の吸着剤にシリカゲルを使用する場合には、シリカゲルの色の変化を調べるための検査窓をタンク41に設けることが望ましい。タンク41は、上端が開口された本体部と、開口を塞ぐ蓋部とを有し、蓋部は、本体部に対して着脱自在にボルト締結されている。
また、分岐配管36のうち水分吸着フィルタ38よりも上流側には、分岐配管36を開閉自在なバルブ44が配置されている。本実施形態では水分吸着フィルタ38をタンク41内に配置しているので、このタンク41の手前側にバルブ44を取り付けてある。バルブ44を閉じて分岐配管36を閉じることによって、冷却装置10を運転しながら水分吸着フィルタ38を交換することができる。また、バルブ44の開度を調整することによって、供給配管31から分岐して流れる冷媒の流量を調整することができる。供給配管31から分岐して流れる冷媒の流量は、冷却装置10の冷却能力に影響を与えない程度の流量に設定される。供給配管31から分岐して流れる冷媒の流量は、供給配管31に配置したオリフィスによっても定めることができる。
タンク41をメイン循環ラインから切り外すことにより、タンク41の冷媒保有量を少なくすることができる。冷媒に溶解し得る水分の量は冷却装置10が保有する冷媒の量に比例する。タンク41の冷媒保有量が少なくなり、冷却装置10が保有する冷媒の量が少なくなる結果、冷媒に溶解し得る水分の量が減少する。このため、比較的小型の水分吸着フィルタ38を使用しても、冷媒に混入した水分を吸着して除去することができる。冷却装置10が保有する冷媒の量が少なくなることから、冷媒の温度が設定温度にまで到達する時間は大幅に短縮される。
タンク41をメイン循環ラインから切り外すことにより、タンク41は、冷却装置10を運転する設定温度の影響を受けることがない。したがって、冷却装置10の運転中に水分吸着フィルタ38を交換するためにバルブ44を閉じても、冷却装置10の温度制御に影響を与えることはない。
前述したように、分岐配管36に取り込んだ冷媒を加熱部37において常温まで加熱していることから、タンク41を常温に保つことができる。タンク41を保冷するための断熱材などが不要になるので、タンク41の設置スペースが小さくなり、これを通して、冷却装置10の小型化をも実現できる。タンク41の温度が常温に保たれているため、タンク41の蓋部を開けても、空気中の水分が冷媒表面で結露する可能性はない。
メイン循環ラインに混入しているエアや、運転中に冷媒から発生するガスは、気液分離器42によって分離されるので、ポンプ33の安定した運転を確保することができる。また、気液分離器42はバッファタンクとしても機能し、温度制御の安定性を高めることができる。
回収配管32には、ドレンパイプ61を介してドレンバルブ62が取り付けられている。ドレンパイプ61の一部には、Uトラップ63が設けられている。メイン循環ラインに連通するドレンパイプ61内の冷媒の対流は、Uトラップ63によって遮断される。したがって、メイン循環ラインの冷媒の温度が低くても、ドレンバルブ62に結露や凍結などが発生することはなく、ドレンバルブ62を保冷するための断熱材などが不要になる。
次に、本実施形態の作用を説明する。
被冷却体20に供給する冷媒の設定温度を例えば−55℃に設定する。バルブ44の開度は予め調整されており、タンク41に戻る冷媒の流量が冷却装置10の冷却能力に影響を与えない程度の流量に設定されている。
冷却装置10の運転を開始すると、コントローラ52は、温度センサ51によって検出した冷媒の温度が設定温度よりも高いため、冷凍機35の出力を上げて熱交換器34の冷却能力を高くし、被冷却体20に供給する冷媒の温度を設定温度になるように下げる。分岐配管36に取り込まれる冷媒の量に等しい量の冷媒がタンク41から回収配管32に流入する。タンク41はメイン循環ラインから切り外されているので、タンク41の冷媒保有量を少なくでき、冷却装置10が保有する冷媒の量が少なくなる結果、比較的小型の水分吸着フィルタ38を使用しても、冷媒に混入した水分を吸着して除去することができる。さらに、冷却装置10が保有する冷媒の量が少なくなることから、冷媒の温度が設定温度にまで到達する時間を大幅に短縮することができ、冷却装置10の始動後、設定温度に冷却された冷媒を被冷却体20に迅速に供給することが可能となる。
定常状態に達すると、コントローラ52は、温度センサ51によって検出した温度に基づいて冷凍機35の出力を制御することによって、被冷却体20に供給する冷媒の温度を設定温度に維持する。
ポンプ33から供給配管31に送り出された冷媒の一部は、分岐配管36に取り込まれ、加熱部37において常温(例えば、+25℃)まで加熱され、タンク41に戻る。冷媒が常温の状態では、微細な氷の結晶は存在せず、水分は冷媒に溶解しているので、水分吸着フィルタ38によって水分を効率よく吸着することができる。したがって、被冷却体20に供給する冷媒の温度が冷媒に溶解していた水分が凍結する温度以下となる条件で冷却装置10を運転しても、水分吸着フィルタ38によって冷媒中の水分を十分に吸着でき、もって長期間にわたる連続運転を行うことが可能となる。
運転中においては、コントローラ52は、冷凍機35の出力、つまり出力する制御信号の変動を監視している。そして、コントローラ52は、冷凍機35の出力に関して予め設定されたしきい値(例えば、冷凍機35の最大出力の90%)が、予め設定された時間(例えば、2時間)の間継続した場合には、水分吸着フィルタ38の交換時期に達したと判断する。このとき、コントローラ52は、通報部53を作動させて水分吸着フィルタ38が交換時期に達した旨をディスプレイなどに表示してユーザに通報する。
ユーザは、バルブ44を閉じ、タンク41の蓋部を開けて、水分吸着フィルタ38を交換する。冷却装置10の運転中にバルブ44を閉じても、タンク41はメイン循環ラインから切り外されているため、冷却装置10の温度制御に影響を与えることはない。また、タンク41温度が常温に保たれているため、タンク41の蓋を開けても、空気中の水分が冷媒表面で結露する可能性はない。水分吸着フィルタ38の交換が終了すると、バルブ44を開いて定常運転に戻る。
タンク41の温度が常温に保たれているため、タンク41を保冷するための断熱材などが不要になり、冷却装置10の小型化が実現される。また、ドレンパイプ61の一部にUトラップ63を設けてあるので、メイン循環ラインの冷媒の温度が低くても、ドレンバルブ62が冷却されることはなく、ドレンバルブ62を保冷するための断熱材などが不要になる。
以上説明したように、本実施形態の冷却装置10にあっては、一端が供給配管31に連通し、他端が回収配管32に連通し、ポンプ33から供給配管31に送り出された冷媒の一部が分岐して流れる分岐配管36と、分岐配管36の途上に設けられ、冷媒に溶解していた水分が凍結する温度よりも高い温度にまで冷媒を加熱するための加熱部37と、分岐配管36の途上に設けられ、加熱部37によって加熱された冷媒が通過し、冷媒に混入している水分を吸着するための水分吸着フィルタ38と、を有するので、被冷却体20に供給する冷媒の温度が冷媒に溶解していた水分が凍結する温度以下となる条件で冷却装置10を運転しても、水分吸着フィルタ38によって冷媒中の水分を十分に吸着でき、もって長期間にわたる連続運転を行うことが可能な、信頼性の高い冷却装置10を提供できる。
水分吸着フィルタ38が交換時期に達した旨を通報する通報部53をさらに有し、コントローラ52は、冷凍機35の出力に関して予め設定されたしきい値が、予め設定された時間の間継続した場合に、水分吸着フィルタ38の交換時期に達したと判断し、通報部53を作動させて水分吸着フィルタ38が交換時期に達した旨を通報するので、水分吸着フィルタ38の交換時期を簡単かつ正確に把握することができる。
加熱部37は、冷凍機35の排熱を利用することによって冷媒を加熱するので、無駄なエネルギを消費しない冷却装置10を提供できる。
加熱部37は、分岐配管36に取り込んだ冷媒を常温まで加熱するので、分岐配管36の経路(タンク41も含まれる)を保冷するための断熱材などが不要となり、分岐配管36の経路の設置スペースが小さくなり、これを通して、冷却装置10の小型化をも実現できる。
分岐配管36の途上に設けられ、冷媒を貯溜するタンク41と、分岐配管36が回収配管32に連通する部分に設けられる気液分離器42と、気液分離器42によって分離されたガスをタンク41内のガス層に戻すガス抜き配管43と、をさらに有しているので、タンク41をメイン循環ラインから切り外すことができ、タンク41の冷媒保有量を少なくすることができる。冷却装置10が保有する冷媒の量を少なくできる結果、冷媒に溶解し得る水分の量が減少する。このため、比較的小型の水分吸着フィルタ38を使用しても、冷媒に混入した水分を吸着して除去することができる。また、冷媒の温度が設定温度にまで到達する時間を大幅に短縮することができ、冷却装置10の始動後、設定温度に冷却された冷媒を被冷却体20に迅速に供給することが可能となる。
分岐配管36のうち水分吸着フィルタ38よりも上流側に配置され、分岐配管36を開閉自在なバルブ44をさらに有するので、分岐配管36を閉じることによって冷却装置10を運転しながら水分吸着フィルタ38を交換することができる。
(変形例)
熱交換器34を供給配管31の途上に設けた実施形態について図示したが、熱交換器34は回収配管32の途上に設けることもできる。
加熱部37は、分岐配管36を流れる冷媒を、冷媒に溶解していた水分が凍結する温度よりも高い温度にまで加熱し得るものであれば、その方式や構成は限定されるものでない。電気ヒータ、吸熱フィンなどから加熱部37を構成してもよい。
(試作例)
ポンプ33に吸入される冷媒が全量通過するように、水分吸着フィルタ38をタンク41内に取り付けた。冷媒保有量が4リットルのタンク41を用いた。気液分離器42は、内径40mm、長さ150mmの円筒形の形状を有し、冷媒の流速が15cm/s以下となるようにした。加熱部37は、冷凍機35の排熱を利用した熱交換器から構成され、分岐配管36の一部をなす外径3mmの銅の細管をオイルセパレータに巻き付け、さらに、コンデンサを通過して比較的高温となった冷却風が流れる部位に分岐配管36の一部を配置した。分岐配管36内に、内径0.5mm、長さ5mmのオリフィスを取り付け、分岐配管36のうちタンク41の手前側にはバルブ44を取り付けた。被冷却体20に供給する冷媒の設定温度は−55℃とした。オリフィスが取り付けられた分岐配管36における冷媒循環量は、30ミリリットル/minであり、加熱部37を通過した後の冷媒は+25℃まで昇温した。この温度の冷媒がタンク41に戻されるようにした。
試作例の冷却装置10は、−55℃の実冷却能力が750Wであった。冷媒が−55℃から+25℃まで昇温させた熱ロスを計算すると約70Wであった。
水分吸着フィルタ38を取り付けずに、冷却装置10を−55℃で運転しているときに、タンク41に10ミリリットルの水を供給した。冷媒液面に浮遊した水が冷媒に溶解した後、水分吸着フィルタ38をタンク41内に取り付け、連続運転を行い、コントローラ52の制御出力を監視した。水分吸着フィルタ38を取り付けたときのコントローラ52の制御出力は80%であった。1週間連続運転した後において、コントローラ52の制御出力は60%まで低下した。制御出力が60%という運転状況は、冷媒がドライ状態のときの出力値である。したがって、低温で運転しても、冷媒に混入していた水分および運転中に混入した水分が水分吸着フィルタ38に十分に吸着されたことを確認した。
配管長が約40cmのドレンパイプ61に、8cmのUトラップ63を形成した。冷却装置10を1週間以上運転した後においても、ドレンバルブ62の表面温度は25℃であった。したがって、Uトラップ63を設けることにより、ドレンバルブ62の保冷を不要にできることを確認した。
本発明の実施形態に係る冷却装置を示す概略構成図である。
符号の説明
10 冷却装置、
20 被冷却体、
31 供給配管、
32 回収配管、
33 ポンプ、
34 熱交換器、
35 冷凍機、
36 分岐配管、
37 加熱部、
38 水分吸着フィルタ、
41 タンク、
42 気液分離器、
43 ガス抜き配管、
44 バルブ、
51 温度センサ、
52 コントローラ、
53 通報部、
61 ドレンパイプ、
62 ドレンバルブ、
63 Uトラップ。

Claims (8)

  1. 被冷却体(20)に供給する冷媒が流れる供給配管(31)と、
    被冷却体(20)から戻ってきた冷媒が流れる回収配管(32)と、
    前記回収配管(32)と前記供給配管(31)との間に配置され、冷媒を前記供給配管(31)に送り出すポンプ(33)と、
    前記供給配管(31)または前記回収配管(32)の途上に設けられ、前記被冷却体(20)に供給する冷媒を、冷媒に溶解していた水分が凍結する温度以下の温度にまで冷却するための熱交換器(34)と、
    前記熱交換器(34)を冷却するための冷凍機(35)と、
    一端が前記供給配管(31)に連通し、他端が前記回収配管(32)に連通し、前記ポンプ(33)から前記供給配管(31)に送り出された冷媒の一部が分岐して流れる分岐配管(36)と、
    前記分岐配管(36)の途上に設けられ、冷媒に溶解していた水分が凍結する温度よりも高い温度にまで冷媒を加熱するための加熱部(37)と、
    前記分岐配管(36)の途上に設けられ、前記加熱部(37)によって加熱された冷媒が通過し、冷媒に混入している水分を吸着するための水分吸着フィルタ(38)と、
    前記被冷却体(20)に供給される冷媒の温度を検出する温度センサ(51)と、
    前記温度センサ(51)によって検出した温度に基づいて前記冷凍機(35)の出力を制御することによって、被冷却体(20)に供給する冷媒の温度を所定の温度に維持するコントローラ(52)と、
    前記水分吸着フィルタ(38)が交換時期に達した旨を通報する通報部(53)と、を有し、
    前記コントローラ(52)は、前記冷凍機(35)の出力に関して予め設定されたしきい値が、予め設定された時間の間継続した場合に、前記水分吸着フィルタ(38)の交換時期に達したと判断し、前記通報部(53)を作動させて前記水分吸着フィルタ(38)が交換時期に達した旨を通報する冷却装置。
  2. 前記分岐配管(36)の途上に設けられ、冷媒を貯溜するタンク(41)と、
    前記分岐配管(36)が前記回収配管(32)に連通する部分に設けられる気液分離器(42)と、
    前記気液分離器(42)によって分離されたガスを前記タンク(41)内のガス層に戻すガス抜き配管(43)と、をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記水分吸着フィルタ(38)は、前記タンク(41)内のうち、前記気液分離器(42)に連なる前記分岐配管(36)が前記タンク(41)に接続される部位に配置され、前記タンク(41)から前記ポンプ(33)に吸入される冷媒の全量を前記水分吸着フィルタ(38)を通過させることを特徴とする請求項2に記載の冷却装置。
  4. 被冷却体(20)に供給する冷媒が流れる供給配管(31)と、
    被冷却体(20)から戻ってきた冷媒が流れる回収配管(32)と、
    前記回収配管(32)と前記供給配管(31)との間に配置され、冷媒を前記供給配管(31)に送り出すポンプ(33)と、
    前記供給配管(31)または前記回収配管(32)の途上に設けられ、前記被冷却体(20)に供給する冷媒を、冷媒に溶解していた水分が凍結する温度以下の温度にまで冷却するための熱交換器(34)と、
    前記熱交換器(34)を冷却するための冷凍機(35)と、
    一端が前記供給配管(31)に連通し、他端が前記回収配管(32)に連通し、前記ポンプ(33)から前記供給配管(31)に送り出された冷媒の一部が分岐して流れる分岐配管(36)と、
    前記分岐配管(36)の途上に設けられ、冷媒に溶解していた水分が凍結する温度よりも高い温度にまで冷媒を加熱するための加熱部(37)と、
    前記分岐配管(36)の途上に設けられ、前記加熱部(37)によって加熱された冷媒が通過し、冷媒に混入している水分を吸着するための水分吸着フィルタ(38)と、
    前記分岐配管(36)の途上に設けられ、冷媒を貯溜するタンク(41)と、
    前記分岐配管(36)が前記回収配管(32)に連通する部分に設けられる気液分離器(42)と、
    前記気液分離器(42)によって分離されたガスを前記タンク(41)内のガス層に戻すガス抜き配管(43)と、を有し、
    前記水分吸着フィルタ(38)は、前記タンク(41)内のうち、前記気液分離器(42)に連なる前記分岐配管(36)が前記タンク(41)に接続される部位に配置され、前記タンク(41)から前記ポンプ(33)に吸入される冷媒の全量を前記水分吸着フィルタ(38)を通過させる冷却装置。
  5. 前記被冷却体(20)に供給される冷媒の温度を検出する温度センサ(51)と、
    前記温度センサ(51)によって検出した温度に基づいて前記冷凍機(35)の出力を制御することによって、被冷却体(20)に供給する冷媒の温度を所定の温度に維持するコントローラ(52)と、
    前記水分吸着フィルタ(38)が交換時期に達した旨を通報する通報部(53)と、をさらに有し、
    前記コントローラ(52)は、前記冷凍機(35)の出力に関して予め設定されたしきい値が、予め設定された時間の間継続した場合に、前記水分吸着フィルタ(38)の交換時期に達したと判断し、前記通報部(53)を作動させて前記水分吸着フィルタ(38)が交換時期に達した旨を通報することを特徴とする請求項4に記載の冷却装置。
  6. 前記加熱部(37)は、前記冷凍機(35)の排熱を利用することによって、冷媒を加熱することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の冷却装置。
  7. 前記加熱部(37)は、前記分岐配管(36)に取り込んだ冷媒を常温まで加熱することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の冷却装置。
  8. 前記分岐配管(36)のうち前記水分吸着フィルタ(38)よりも上流側に配置され、前記分岐配管(36)を開閉自在なバルブ(44)をさらに有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の冷却装置。
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