JP4292140B2 - コンセントボックス口用蓋 - Google Patents

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Description

本発明は、床パネルのパネル外周縁を凹ませて形成されたコンセントボックス口を閉蓋するため、該コンセントボックス口の開口内周に形成された低段面へ着脱自在に載置するコンセントボックス口用蓋に関する。
フリーアクセス床は、複数の床パネルを支持脚により基礎床面から所定間隔で浮かせた状態に並設して構築する。床パネルと基礎床面との間の床下空間には、電源ケーブル又は通信ケーブルを配設する。この電源ケーブル又は通信ケーブルを引き出すため、使用する床パネルの一部又は全部に、パネル外周縁を凹ませてコンセントボックス口を形成した床パネルが用いられる。コンセントボックス口は、コンセントボックスを嵌め込む大きさ又は形状で、通常コンセントボックス口の開口内周に形成した低段面へ着脱自在に載置されるコンセントボックス口用蓋で閉蓋する。コンセントボックス口用蓋には、コンセントボックス口を閉蓋した状態で電源ケーブル又は通信ケーブルを引き出す通線口を設けることもある。
特許文献1は、一枚の金属板を折り曲げて平面部(上面部)と補強片(側平面部)とを形成した断面L字状のコンセントボックス口用蓋を提案している。平面部は、一端が内縁まで延びる二本のスリットに挟まれた覆蓋部を形成しており、この覆蓋部を下方に折り曲げることで通線口を適宜形成できるようにしている。また、特許文献2は、低段面(落込段部)で塞がれる通線口(孔又は切欠)を平面部(平板体の面板)に設け、前記通線口が床下空間と通ずるよう位置を変えてコンセントボックス口に取付け可能にしたコンセントボックス口用蓋を提案している。補強片に代えて、平面部に相似な外形の膨出部(リブ)を下方に向けて突出している。
特開2000-240263号公報(2頁〜4頁、図1〜図4) 実用新案登録第2569387号公報(2頁〜3頁、図1及び図4、図17及び図18)
特許文献1のコンセントボックス口用蓋の通線口は、覆蓋部を折り曲げて形成するが、前記折り曲げた覆蓋部は強度低下を来し、疲労破壊により千切れてしまうことがある。覆蓋部が千切れた通線口は、バリが発生して引き出す電源ケーブル又は通信ケーブルを傷めやすいし、塞ぐことのできない通線口が常時開口してしまうため、ハイヒールの踵が嵌まり込む問題をもたらす。また、特許文献1のコンセントボックス口用蓋では、外補強片が平板部から連続する金属板の折り曲げに過ぎないため、コスト低減等の観点から、薄い金属板を用いると、外補強片の構造強度が低下してしまう問題もある。
特許文献2のコンセントボックス口用蓋は、予め加工した通線口を設けているのでバリの問題は発生せず、また通常低段面によって塞いでおくことができるので、ハイヒールの踵が嵌まり込む問題を回避できる利点がある。しかし、単純に切り欠いた通線口を形成した平板部は強度低下しやすい問題がある。また、特許文献2のコンセントボックス口用蓋は、例えば樹脂又はアルミダイキャスト製の一体構造のため、外補強片に相当する膨出部を形成できるが、コスト低減等の観点から金属板を用いる場合は、こうした膨出部を実質的に形成できない問題がある。
そこで、コスト低減を図るため、金属板の折り曲げ加工によってコンセントボックス口用蓋を製造することとし、薄い金属板を用いながら構造強度の低下をもたらさない通線口の形成ができるコンセントボックス口用蓋を得るために、検討した。
検討の結果開発したものが、床パネルのパネル外周縁を凹ませて形成されたコンセントボックス口を閉蓋するため、このコンセントボックス口の開口内周に形成された低段面へ着脱自在に載置するコンセントボックス口用蓋において、このコンセントボックス口用蓋は金属板製の平面部及び通線口からなり、通線口は
平面部の外縁に相当する折返線を越えて張り出す接面部が平面部と同一平面上にある段階で前記折返線を跨いで平面部及び接面部を打ち抜いて開孔を形成し、該開孔周縁の平面部表面側を面取りした後、前記折返線を軸として接面部を下方に折り返し、平面部と折り返した接面部とを略平行にし、かつ前記平面部の上面と折り返した接面部の下面との間隔を、コンセントボックス口の開口内周に形成した低段面の深さに略等しくすることにより、平面部及び接面部を一体に切り欠き、平面部表面側から接面部表面にわたり連続した面取りを形成するコンセントボックス口用蓋である。これにより、通線口は平面部の一部及び接面部を重ね合わせた部分に形成することになり、薄い金属板を用いて構成するコンセントボックス口用蓋であっても、通線口の形成による構造強度の低下を抑制又は防止することができる。
通線口は、パネル外周縁の直交方向外側に設ける外通線口と、同直交方向内側に設ける内通線口とが考えられる。外通線口を設けるコンセントボックス口用蓋は、平面部が、コンセントボックス口の平面視外形に倣った内縁を含み、低段面に載る内平面部と、コンセントボックス口の平面視外形に倣った側縁を含み、低段面に載る側平面部と、床パネルのパネル外周縁に連続する外縁を含み、低段面に載らない外平面部とからなり、通線口は外平面部の外縁に相当する外折返線を越えて張り出す外接面部を、前記外折返線を軸として下方に折り返して外平面部に重ねあわせ、この外平面部及び外接面部を一体に切り欠いて形成した外通線口であり、前記外接面部と内平面部又は側平面部との段差を補うため、内平面部の内縁に相当する内折返線を越えて張り出す内接面部を、前記内折返線を軸として下方に折り返して内平面部に重ねあわせた構成を示すことができる。この場合、外接面部と内平面部又は側平面部との段差を補うため、内平面部又は側平面部を下方に段押しして外接面部と面一な内接面部又は側接面部を形成した構成でもよい。
上記とは逆に、内通線口を設けるコンセントボックス口用蓋は、平面部が、コンセントボックス口の平面視外形に倣った内縁を含み、低段面に載る内平面部と、コンセントボックス口の平面視外形に倣った側縁を含み、低段面に載る側平面部と、床パネルのパネル外周縁に連続する外縁を含み、低段面に載らない外平面部とからなり、通線口は内平面部の内縁に相当する内折返線を越えて張り出す内接面部を、前記内折返線を軸として下方に折り返して内平面部に重ねあわせ、この内平面部及び内接面部を一体に切り欠いて形成した内通線口であり、前記内接面部と外平面部又は側平面部との段差を補うため、外平面部の外縁に相当する外折返線を越えて張り出す外接面部を、前記外折返線を軸として下方に折り返して外平面部に重ねあわせた構成を例示できる。この場合、前記内接面部と外平面部又は側平面部との段差を補うため、外平面部又は側平面部を下方に段押しして内接面部と面一な外接面部又は内接面部を形成した構成にしてもよい。
更に、外通線口及び内通線口を共に設けてもよい。この場合、平面部が、コンセントボックス口の平面視外形に倣った内縁を含み、低段面に載る内平面部と、コンセントボックス口の平面視外形に倣った側縁を含み、低段面に載る側平面部と、床パネルのパネル外周縁に連続する外縁を含み、低段面に載らない外平面部とからなり、通線口は外平面部の外縁に相当する外折返線を越えて張り出す外接面部を、前記外折返線を軸として下方に折り返して外平面部に重ねあわせ、この外平面部及び外接面部を一体に切り欠いて形成した外通線口と、内平面部の内縁に相当する内折返線を越えて張り出す内接面部を、前記内折返線を軸として下方に折り返して内平面部に重ねあわせ、この内平面部及び内接面部を一体に切り欠いて形成した内通線口とであるコンセントボックス口用蓋として構成できる。
ここで、上記各平面部の内平面部は内縁(=パネル外周縁の直交方向内向きにあり、パネル外周縁と平行な周縁)を含む平面部の部分を、外平面部は外縁(=パネル外周縁の直交方向外向きにあり、パネル外周縁と平行な周縁)を含む平面部の部分を、そして側平面部は側縁(=パネル外周縁の直交方向を向いた周縁)を含む平面部の部分を、それぞれ意味する。これら内平面部、側平面部及び外平面部は機能的な区分けであり、物理的又は構造的に明確な区分けはなく、内平面部、側平面部及び外平面部全部が一体となって一つの平面部を構成する。具体的な平面部としては、内平面部の内縁、外平面部の外縁、そして両側平面部の両側縁がそれぞれ直線である平面視略四辺形である平面部を例示できる。
また、外平面部及び外接面部の「重ねあわせ」とは、例えば外平面部と折り返した外接面部とが略平行で、前記外平面部の上面と折り返した外接面部の下面との間隔がコンセントボックス口の開口内周に形成した低段面の深さに略等しくなっている構造を意味する。通常、外平面部及び外接面部は低段面の1/2以下の同じ板厚になり、外平面部及び外接面部の板厚が低段面の深さの1/2に等しければ外平面部及び外接面部は密着し、外平面部及び外接面部の板厚が低段面の深さの1/2より薄ければ外平面部及び外接面部は足りない厚みの隙間を設けて平行になる。この重ねあわせの構造は、内平面部及び内接面部についても同様である。これにより、本発明のコンセントボックス口用蓋は、床パネルを面一に揃えることができる。
上記外通線口又は内通線口は、次のように形成するとよい。すなわち、外通線口を例に取れば、外接面部を折り返す前の外平面部及び外接面部が同一平面上にある段階で外平面部の外縁に相当する外折返線を跨いで外平面部及び外接面部を打ち抜いて開孔を形成し、この開孔周縁の外平面部表面側を面取りした後、前記外折返線を軸として外接面部を下方に折り返して外平面部に重ねあわせることにより、外平面部表面側から外接面部表面にわたり連続して面取り形成するとよい。開孔周縁の外平面部表面側だけを面取りすれば、外通線口として上下共に面取りされることになり、この外通線口を通じて引き出す電源ケーブル又は通信ケーブルが傷付くことを防止できる。こうした外平面部表面側だけの開孔周縁の面取りは、開孔を形成するプレス加工によって同時に形成できる。
本発明のコンセントボックス口用蓋は、重ね合わせた外平面部及び外接面部を一体に切り欠いて外通線口を形成し、また重ね合わせた内平面部及び内接面部を一体に切り欠いて内通線口を形成し、外通線口又は内通線口を形成したことによる構造強度の低下を抑制又は防止している。しかし、外通線口又は内通線口の大きさ又は形状によっては、なお補強が望まれる場合がある。こうした場合、外通線口を形成した平面部に対しては、低段面内周に収まる幅で外接面部を下方に折り曲げて外補強片を形成したり、内通線口を形成した平面部に対しては、低段面内周に収まる幅で内接面部を下方に折り曲げて内補強片形成するとよい。また、外通線口及び内通線口を形成した平面部は、低段面内周に収まる幅で外接面部を下方に折り曲げて外補強片を形成すると共に、低段面内周に収まる幅で内接面部を下方に折り曲げて内補強片を形成するとよい。
例えば外補強片の幅と低段面内周の間隔とを一致させると、外補強片をコンセントボックス口用蓋の位置決め部材として使用できる。また、外補強片の長さは、断面係数を高める観点から、できるだけ長くするとよいが、コンセントボックス口用蓋をコンセントボックス口の低段面に乗せた際、外補強片の下端が床パネルの底面と一致又は床パネルの底面より若干上になる程度が好ましい。外補強片が、床パネルの底面から突出する長さになると、例えば床パネル相互の重ね合わせの際に上段の床パネルに装着したコンセントボックス口用蓋の外補強片が下段の床パネル等に接触し、前記下段の床パネル等を傷つけたり、逆に上段のコンセントボックス口用蓋を脱落させる虞れがあるからである。これらは、内補強片についても当てはまる。
本発明により、コスト低減のためにより薄い金属板を使用しながら、構造強度の低下を抑制又は防止しながら、任意の通線口を形成したコンセントボックス口用蓋を提供できるようになる。前記構造強度の低下を抑制又は防止は、例えば外平面部から折り返して外接面部を外平面部に重ねあわせた構造により得られる効果である。また、低段面内周に収まる幅で外接面部を下方に折り曲げて外補強片を形成することにより、構造強度の低下分を補い、更に構造強度を高めることもできる。更に、外平面部から折り返して外接面部を外平面部に重ねあわせた構造は、薄い金属板から形成する平面部の厚みを低段面の段差に等しくする効果がある。このほか、一度のプレス加工等によって上下に連続する面取りを施した通線口を形成でき、引き出す電源ケーブル又は通信ケーブルを傷つけずに済む効果がある。これらは、内平面部から折り返して内接面部を内平面部に重ね合わせた構造や、内補強片についても当てはまる。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。図1は本発明のコンセントボックス口用蓋3と床パネル1との関係を表した斜視図、図2はコンセントボックス口用蓋3を標準状態で低段面21に載置した床パネル1の平面図、図3は図2中A−A拡大断面図、図4は図2中B−B拡大断面図、図5はコンセントボックス口用蓋3を通線状態で低段面21に載置した床パネル1の平面図、図6は図5中C−C拡大断面図、図7はコンセントボックス口用蓋3の(A)表側から見た斜視図及び(B)裏側から見た斜視図、図8及び図9はコンセントボックス口用蓋3,3の異なる利用態様を表す斜視図であり、図10はコンセントボックス口用蓋3の内通線口325の形成手順を表す斜視図である。
本例の床パネル1は平面視正方形で、図1に見られるように、パネル外周縁11のうち対向する二辺に、コンセントボックス等を取り付けるコンセントボックス口2を設けている。コンセントボックス口2は、装着するコンセントボックス等に合わせて、大きさ又は形状を自由に設定できる。本例のコンセントボックス口2は、パネル外周縁11の延在方向の長さに対し、パネル外周縁11の延在直交方向の幅が約半分の大きさからなる平面視略長方形である。これにより、隣接する床パネル1,1を互いのコンセントボックス口2が突き合わさる位置関係で並べると、両コンセントボックス口2,2により平面視略正方形の開口が形成できる。これは、設置できるコンセントボックスの大きさを選択できる使用上の利点をもたらしている。低段面21は、コンセントボックス口2の開口内周に沿って下がって形成されるフランジで、前記開口内周から一定幅で形成している。このコンセントボックス口2は、コンセントボックス等を取り付けない場合、コンセントボックス口用蓋3を低段面21に載置して塞いでいる。
本例のコンセントボックス口用蓋3は、図2に見られるように、平面部31、内通線口325,325、そして内補強片323とからなる。平面部31は、内縁321を含む内平面部32と、外縁331を含む外平面部33と、そして側縁341,341を含む側平面部34,34とに分けることができる。外接面部332は、図3に見られるように、外平面部33の外折返線に相当する外縁331を越えて張り出す部分で、外平面部33から外縁331を外折り返し線として下方に折り返し、外平面部33の裏側に重ねあわせている。同様に、内接面部322は、内平面部32の内折返線に相当する内縁321を越えて張り出す部分で、内平面部32から内縁321を外折り返し線として下方に折り返し、内平面部32の裏側に重ねあわせている。内通線口325は、重ねあわせた内平面部32及び内接面部322を一体に切り欠いて形成している。内補強片323は、前記内接面部322から低段面21の内周に収まる幅で、鉛直方向下向きに折り曲げて形成している。
内通線口325は、図6、図7及び図10に見られるように、重ね合わせた内平面部32及び内接面部322を一体に切り欠いた馬蹄形の開孔である。本例の内通線口325は、内平面部32から内接面部322にわたって折り返した閉環状の面取り周縁327を形成している。この面取り周縁327を形成した内通線口325は、後述するように、内通線口325となる長孔(開孔)326をプレス押圧により打ち抜いて形成する際に、同時に形成している。この面取り周縁327は、内通線口325に通線したケーブルが擦れ合いにより損傷することを防止する。
また、本例では、内通線口325を形成したことによる構造強度の低下を補い、更に構造強度を高める目的で、各内通線口325のすぐ内側に内補強片323を形成し、内平面部32における断面係数を高め、例えばコンセントボックス口用蓋3に荷重が加わった際の内平面部32の撓みを抑制している。内補強片323は、図3に見られるように、床パネル1の厚みより幾分小さい長さにし、例えばコンセントボックス口用蓋3を装着した床パネル1を重ねたときに、上段床パネル1のコンセントボックス口用蓋3における内補強片323が下段の床パネル1に接触させないようにすることが望ましい。
また、本例の内補強片323は、下方に折り返して内平面部32の裏側に重ねあわせた内接面部322から更に下方へ折り曲げて形成しているので、パネル外周縁11の直交方向に内縁321から幾分外側(内縁321から遠ざかる側)に寄っている。そして、内接面部322の両端は低段面21に載置されているので、内補強片323上に加えられる荷重は低段面21を介して効率よく床パネル1に伝達できる。これらにより、コンセントボックス口用蓋3単体の撓みが抑制される効果が得られ、使用金属板の薄板化による低コスト化も可能となる。
本例のコンセントボックス口用蓋3は、床パネル1に対する安定した載置を実現するため、側平面部34,34から切り起こした一対の突起342,342を下方に向けて突出させている。この突起342,342は、図4に見られるように、下方に向けて徐変に広がる「ハ」の字状の関係となるように、それぞれパネル外周縁11の延在方向に傾斜させている。これにより、コンセントボックス口用蓋3は、前記一対の突起342,342を低段面21の内周に係合させて、低段面21に対する浮き上がりを防止し、コンセントボックス口2に対するコンセントボックス口用蓋3の載置安定性を高めている。このとき、突起342の先端は先細りとなるように外側面を傾斜面に形成しておいて、コンセントボックス口2への圧入作業を容易にするとよい。また、コンセントボックス口用蓋3に対する位置決めの働きを突起342,342に付与するため、この突起342,342に対応した一対の係合凹部(後掲図17〜図19参照)を低段面21の内周に形成し、突起342,342を係合させてもよい。
本例の平面部31は、内平面部32の内縁321、外平面部33の外縁331、そして両側平面部34,34の両側縁341,341がそれぞれ直線である平面視略四辺形で、点対称形状になっている。これにより、コンセントボックス口用蓋3のコンセントボックス口2に対する取付状態は、内通線口325,325を設けた内平面部32と、通線口のない外平面部33との位置を入れ替えることにより、標準状態及び通線状態を選択できる。本例のコンセントボックス口用蓋3は、馬蹄形の内通線口325,325を内平面部32に左右対称で2箇所設けている。ここで、内通線口325は、直径13mmのケーブルC1を引き出すことができれば必要十分であることから、幅及び奥行き共に15mm程度を目安とする。この内通線口325は、当然内平面部32に対して段差を形成するが、通常床パネル1の表面に貼着されるカーペット等 からなる表面仕上げ材(図示省略)に覆われるため、特に段差が問題になることはない。更に、この内通線口325は、図2に見られるように、外平面部33と床パネル1のパネル外周縁11とが同一線上に揃っている標準状態では、両内通線口325は低段面21でほぼ塞がれた状態になっている。ここで、内通線口325,325の奥行きが大きくなると、低段面21を越えて内通線口325が突出し、カーペット等で覆われただけの部分ができる。この場合、低段面21からの内通線口325の突出長さは、ハイヒールの踵がカーペット等を破って落ち込む危険性がないように、8mm以下に抑えるとよい。
コンセントボックス口用蓋3の通線状態では、図5に見られるように、コンセントボックス口用蓋3を標準状態(図2参照)から水平面内で180度回転させ、コンセントボックス口用蓋3の内通線口325を形成した内平面部32の内縁321と床パネル1のパネル外周縁11とを同一線上に揃えて、外平面部33と両側平面部34,34を低段面21に載置する。これにより、図6に見られるように、低段面21から外れた両内通線口325,325は完全に開放され、直径13mmのケーブルC1を挿通できるようになる。ここで、本例の内補強片323は、図6に見られるように、標準状態及び通線状態のいずれでも低段面21の内周に収まる幅で、かつ低段面21の内周に略接面する位置から内接面部322を下方に折り曲げて形成している。このため、内補強片323は、コンセントボックス口用蓋3を標準状態で取り付ける際にはパネル外周縁11の延在方向及び直交方向に対し、またコンセントボックス口用蓋3を通線状態に取り付ける際にはパネル外周縁11の延在方向に対して、コンセントボックス口用蓋3の位置決め部材として利用できる。
本例では、外平面部33がパネル外周縁11に揃う標準状態と、内通線口325を形成した内平面部32がパネル外周縁11に揃う通線状態とを選択して、コンセントボックス口用蓋3をコンセントボックス口2の低段面21に載置できる。ここで、低段面21にコンセントボックス口用蓋3を載置してコンセントボックス口2を閉蓋した標準状態又は通線状態のいずれでも、コンセントボックス口用蓋3の表面は水平で、しかも床パネル1の表面と面一に揃うことが望ましい。ところが、床パネル1の表面に対する低段面21の深さは、取り付けるコンセントボックス等の要求から比較的深く、通常5mm程度である。これに対し、コンセントボックス口用蓋3は、薄い金属板を用いても必要強度を満足できることから、実用上2mm強(例えば2.3mm程度)の板厚の金属板から作ることができる。この場合、前記板厚の金属板をそのまま平面部31に用いると、コンセントボックス口用蓋3の表面が床パネル1の表面に対して低くなってしまう問題が生ずる。本発明は、外平面部33及び外接面部332の重ねあわせと、そして内平面部32及び内接面部322の重ねあわせとにより、前記問題を解消している。ここで、コンセントボックス口用蓋3を2.3mmの板厚の金属板から作っていた場合、外平面部33及び外接面部332、そして内平面部32及び内接面部322は、それぞれ0.4mmの隙間を残して重ねあわせれば、低段面21の深さ5mmに等しくなる。
本例のコンセントボックス口用蓋3は、内通線口325を低段面21で塞ぐ標準位置での載置、平面部31を水平面内で180度反転させて内通線口325を低段面21から開放する通線位置での載置、そしてコンセントボックス口2からの除去の3態様を選択して使用しうる。ここで、通常のフリーアクセス床は、図8に見られるように、床パネル1,1の両コンセントボックス口2,2同士を突き合わせながら敷設する。これから、前記コンセントボックス口用蓋3の使用態様は、突き合わさった一対のコンセントボックス口用蓋3,3の各3態様の組み合わせで増える。
通常のフリーアクセス床では、図8に見られるように、床パネル1,1相互は、コンセントボックス口2,2同士を突き合わせながら、敷設する。この場合、一方の床パネル1のコンセントボックス口用蓋3(図8中手前側)を通線状態とし、他方のコンセントボックス口用蓋3(図8中手奥側)を標準状態とすれば、一方のコンセントボックス口用蓋3の内通線口325は他方のコンセントボックス口用蓋3の外縁331に接した状態で開口する。この内通線口325は、例えば直径13mmのテーブルタップ用ケーブルC1を1本通線できる。これに対し、両コンセントボックス口用蓋3,3が共に通線状態にあれば、図9に見られるように、両コンセントボックス口用蓋3,3の内通線口325,325同士が突き合わさって、実質2倍の大きさで開口する。この繋がった内通線口325,325は、直径13mmのテーブルタップ用ケーブルC1を2本通せるほか、直径6mmの同軸ケーブルC2を8本通すことができる(図示は2本のみ)。
本例のコンセントボックス口用蓋3は、上述した通り、内通線口325に、内平面部32から内接面部322にわたって表裏に折り返した閉環状の面取り周縁327を形成している(図6及び図7参照)。金属板を切り欠いて形成した通線口の場合、前記面取り周縁327のような面取りを施すには、前記切り欠いて形成した通線口の上周縁及び下周縁をそれぞれ個別にプレス押圧しなければならず、製造工程を煩雑にする問題があった。これに対し、本発明は、内通線口325となる長孔(開孔)326の形成と同時に面取り周縁327を形成する。この面取り周縁327を同時成形する内通線口325の形成手順を、図10に示す。内接面部322を折り返す前の内平面部32及び内接面部322が同一平面上にある段階で内平面部32の内縁321に相当する内折返線を跨いで内平面部32及び内接面部322をプレス押圧により打ち抜いて長孔326を形成し、同時にこの長孔326の上周縁を面取りした後に、内接面部322を前記内折返線(BL=ベンドライン)を軸として下方に折り返して内平面部32に重ねあわせることで、内平面部32から内接面部322にわたって表裏に折り返した閉環状の面取り周縁327を形成した内通線口325を作ることができる。
図11は別例のコンセントボックス口用蓋3の斜視図、図12は別例のコンセントボックス口用蓋3の(イ)表側から見た斜視図及び(ロ)裏側から見た斜視図、図13は別例のコンセントボックス口用蓋3を標準状態で低段面21に載置した床パネル1の平面図、図14は図13中D−D拡大断面図、図15は別例のコンセントボックス口用蓋3を通線状態で低段面21に載置した床パネル1の平面図で、図16は図15中E−E拡大断面図である。図11の例は補強片のない構成、図12〜図16の例は外通線口334及び外補強片333を加えた構成である。
内通線口325を形成した内平面部32における構造強度の低下が少なければ、図11に見られるように、内補強片を設けなくてもよい。逆に、外平面部33に対して外通線口334を形成した場合、標準状態で低段面21に載置されない外平面部33に対する補強が必要になるため、図12及び図13に見られるように、重ねあわせた外平面部33及び外接面部332、そして前記外接面部332から降ろした外補強片333からなる構造により、断面係数を高めて、例えばコンセントボックス口用蓋3に荷重が加わった際の外平面部33の撓みを抑制するとよい。外補強片333は、図14に見られるように、床パネル1の厚みより幾分小さい長さにし、例えばコンセントボックス口用蓋3を装着した床パネル1を重ねたときに、上段床パネル1のコンセントボックス口用蓋3における外補強片333が下段の床パネル1に接触させないようにすることが望ましい。
この場合、図13及び図14に示す標準状態において、内補強片323が低段面21の内周に略接面する位置から内接面部322を下方に折り曲げて形成すると共に、低段面21の内周に収まる幅で形成すれば、内補強片323は、コンセントボックス口用蓋3を標準状態で取り付ける際のパネル外周縁11の延在方向及び直交方向に対する位置決め部材として機能する。また、図15及び図16に示す通線状態において、低段面21に載置されない内平面部32を内補強片323が補強できる点は大きな利点となる。
ところで、本例のように、標準状態でも通線可能な外通線口334を形成する場合、ハイヒールの踵がカーペット等を破って落ち込む危険性がないように、前記外通線口334は幅15mm、奥行き7mm程度に設定することが望ましい。外通線口334が前記寸法設定であっても、直径6mmのケーブルC2を挿通できる(図14参照)ほか、隣接する床パネル1のコンセントボックス口用蓋3の外通線口334と突き合わせることで、直径13mmのケーブルC1も挿通できるようになる。更に、大きなケーブル又は多数のケーブルを通す必要が生ずれば、図15及び図16に見られるように、コンセントボックス口用蓋3を水平回転させて内通線口325を利用できる通線状態にするとよい。
本例では、内通線口325及び外通線口334の近傍にそれぞれ内補強片323及び外補強片333を設けて補強している。このため、内通線口325又は外通線口334に挿通するケーブルC1,C2が内補強片323又は外補強片333の下縁に擦れて傷付かないように、内補強片323及び外補強片333の各下端を上方への折り返してカール部324,336を形成している。各カール部324,336に代えて内補強片323又は外補強片333の各下端を面取りすることも考えられるが、カール部324,336の滑らかな曲面の方がケーブルC1,C2を傷付けにくく、安全性が高い。このほか、本例の外通線口334は、内通線口325の面取り周縁327と同様の形成手順により、外平面部33から内接面部322にわたって表裏に折り返した閉環状の面取り周縁335を形成し、外通線口334に通線したケーブルC1,C2が擦れ合いにより損傷することを防止している。
図17は、別例のコンセントボックス口用蓋3を標準状態で低段面21に載置した床パネル1の平面図、図18は図17中F−F拡大断面図であり、図19は別例のコンセントボックス口用蓋3を通線状態で低段面21に載置する際の位置関係を表した床パネル1の斜視図である。本例のコンセントボックス口用蓋3は、外平面部33及び外接面部332を重ねあわせて外補強片333を形成する構成は上述の例と同じであるが、平面視外形が内平面部32の内縁321と両側平面部34,34の両側縁341,341とが連続する円弧で、外平面部33の外縁331が直線の平面視略半円形であり、連続する内平面部32から側平面部34,34の一部にかけて、その周辺を下方に段押しして外接面部332と面一な内接面部322又は側接面部343,343を形成している。
本例のコンセントボックス口用蓋3は、図17〜図19に見られるように、平面視外形が略半円形であるため、水平面内で反転させて標準状態及び通線状態を使い分けることはできない。このため、重ね合わせた外平面部33及び外接面部332を一体に切り欠いて形成した外通線口334は、ハイヒールの踵がカーペット等を破って落ち込む危険性がなく、常態として直径6mmのケーブルC2が1本挿通できる幅15mm、奥行き7mmで開口している。また、本例のコンセントボックス口用蓋3にも、側平面部から切り起こした一対の突起342,342を下方に向けて突出させている。本例の突起342,342は、上述の例における載置安定性の向上の働きを有しているが、前記働き以外に、位置決めの働きの意味合いが大きい。このため、突起342に対応した一対の係合凹部211,211を低段面21の内周に形成し、突起342,342を係合させている。
本発明のコンセントボックス口用蓋と床パネルとの関係を表した斜視図である。 コンセントボックス口用蓋を標準状態で低段面に載置した床パネルの平面図である。 図2中A−A拡大断面図である。 図2中B−B拡大断面図である。 コンセントボックス口用蓋を通線状態で低段面に載置した床パネルの平面図である。 図5中C−C拡大断面図である。 コンセントボックス口用蓋の(A)表側から見た斜視図及び(B)裏側から見た斜視図である。 コンセントボックス口用蓋の異なる利用態様を表す斜視図である。 コンセントボックス口用蓋の異なる利用態様を表す斜視図である。 コンセントボックス口用蓋の内通線口の形成手順を表す斜視図である。 別例のコンセントボックス口用蓋の斜視図である。 別例のコンセントボックス口用蓋の(イ)表側から見た斜視図及び(ロ)裏側から見た斜視図である。 別例のコンセントボックス口用蓋を標準状態で低段面に載置した床パネルの平面図である。 図13中D−D拡大断面図である。 別例のコンセントボックス口用蓋を通線状態で低段面に載置した床パネルの平面図である。 図15中E−E拡大断面図である。 別例のコンセントボックス口用蓋を標準状態で低段面に載置した床パネルの平面図である。 図17中F−F拡大断面図である。 別例のコンセントボックス口用蓋を通線状態で低段面に載置する際の位置関係を表した床パネルの斜視図である。
符号の説明
1 床パネル
11 パネル外周縁
2 コンセントボックス口
21 低段面
3 コンセントボックス口用蓋
31 平面部
32 内平面部
321 内縁
322 内接面部
323 内補強片
325 内通線口
327 面取り周縁
328 内接面部
33 外平面部
331 外縁
332 外接面部
333 外補強片
334 外通線口
335 面取り周縁
34 側平面部
341 側縁
343 側接面部
C1 直径13mmのケーブル
C2 直径6mmのケーブル

Claims (9)

  1. 床パネルのパネル外周縁を凹ませて形成されたコンセントボックス口を閉蓋するため、該コンセントボックス口の開口内周に形成された低段面へ着脱自在に載置するコンセントボックス口用蓋において、
    該コンセントボックス口用蓋は金属板製の平面部及び通線口からなり、
    通線口は、平面部の外縁に相当する折返線を越えて張り出す接面部が平面部と同一平面上にある段階で前記折返線を跨いで平面部及び接面部を打ち抜いて開孔を形成し、該開孔周縁の平面部表面側を面取りした後、前記折返線を軸として接面部を下方に折り返し、平面部と折り返した接面部とを略平行にし、かつ前記平面部の上面と折り返した接面部の下面との間隔を、コンセントボックス口の開口内周に形成した低段面の深さに略等しくすることにより、平面部及び接面部を一体に切り欠き、平面部表面側から接面部表面にわたり連続した面取りを形成することを特徴とするコンセントボックス口用蓋。
  2. 平面部は、コンセントボックス口の平面視外形に倣った内縁を含み、低段面に載る内平面部と、コンセントボックス口の平面視外形に倣った側縁を含み、低段面に載る側平面部と、床パネルのパネル外周縁に連続する外縁を含み、低段面に載らない外平面部とからなり、通線口は外平面部の外縁に相当する外折返線を越えて張り出す外接面部を、前記外折返線を軸として下方に折り返して外平面部に重ねあわせ、該外平面部及び外接面部を一体に切り欠いて形成した外通線口であり、前記外接面部と内平面部又は側平面部との段差を補うため、内平面部の内縁に相当する内折返線を越えて張り出す内接面部を、前記内折返線を軸として下方に折り返して内平面部に重ねあわせた請求項1記載のコンセントボックス口用蓋。
  3. 平面部は、コンセントボックス口の平面視外形に倣った内縁を含み、低段面に載る内平面部と、コンセントボックス口の平面視外形に倣った側縁を含み、低段面に載る側平面部と、床パネルのパネル外周縁に連続する外縁を含み、低段面に載らない外平面部とからなり、通線口は外平面部の外縁に相当する外折返線を越えて張り出す外接面部を、前記外折返線を軸として下方に折り返して外平面部に重ねあわせ、該外平面部及び外接面部を一体に切り欠いて形成した外通線口であり、前記外接面部と内平面部又は側平面部との段差を補うため、内平面部又は側平面部を下方に段押しして外接面部と面一な内接面部又は側接面部を形成した請求項1記載のコンセントボックス口用蓋。
  4. 平面部は、コンセントボックス口の平面視外形に倣った内縁を含み、低段面に載る内平面部と、コンセントボックス口の平面視外形に倣った側縁を含み、低段面に載る側平面部と、床パネルのパネル外周縁に連続する外縁を含み、低段面に載らない外平面部とからなり、通線口は内平面部の内縁に相当する内折返線を越えて張り出す内接面部を、前記内折返線を軸として下方に折り返して内平面部に重ねあわせ、該内平面部及び内接面部を一体に切り欠いて形成した内通線口であり、前記内接面部と外平面部又は側平面部との段差を補うため、外平面部の外縁に相当する外折返線を越えて張り出す外接面部を、前記外折返線を軸として下方に折り返して外平面部に重ねあわせた請求項1記載のコンセントボックス口用蓋。
  5. 平面部は、コンセントボックス口の平面視外形に倣った内縁を含み、低段面に載る内平面部と、コンセントボックス口の平面視外形に倣った側縁を含み、低段面に載る側平面部と、床パネルのパネル外周縁に連続する外縁を含み、低段面に載らない外平面部とからなり、通線口は内平面部の内縁に相当する内折返線を越えて張り出す内接面部を、前記内折返線を軸として下方に折り返して内平面部に重ねあわせ、該内平面部及び内接面部を一体に切り欠いて形成した内通線口であり、前記内接面部と外平面部又は側平面部との段差を補うため、外平面部又は側平面部を下方に段押しして内接面部と面一な外接面部又は内接面部を形成した請求項1記載のコンセントボックス口用蓋。
  6. 平面部は、コンセントボックス口の平面視外形に倣った内縁を含み、低段面に載る内平面部と、コンセントボックス口の平面視外形に倣った側縁を含み、低段面に載る側平面部と、床パネルのパネル外周縁に連続する外縁を含み、低段面に載らない外平面部とからなり、通線口は外平面部の外縁に相当する外折返線を越えて張り出す外接面部を、前記外折返線を軸として下方に折り返して外平面部に重ねあわせ、該外平面部及び外接面部を一体に切り欠いて形成した外通線口と、内平面部の内縁に相当する内折返線を越えて張り出す内接面部を、前記内折返線を軸として下方に折り返して内平面部に重ねあわせ、該内平面部及び内接面部を一体に切り欠いて形成した内通線口とである請求項1記載のコンセントボックス口用蓋。
  7. 平面部は、低段面内周に収まる幅で外接面部を下方に折り曲げて外補強片を形成した請求項2又は3いずれか記載のコンセントボックス口用蓋。
  8. 平面部は、低段面内周に収まる幅で内接面部を下方に折り曲げて内補強片形成した請求項4又は5いずれか記載のコンセントボックス口用蓋。
  9. 平面部は、低段面内周に収まる幅で外接面部を下方に折り曲げて外補強片を形成すると共に、低段面内周に収まる幅で内接面部を下方に折り曲げて内補強片を形成した請求項6記載のコンセントボックス口用蓋。
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