JP4291240B2 - 戸当り及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は建物や家具類の開口部を開閉する開き戸を開き位置に停止させる戸当り及びその製造方法に関するものである。
従来、たとえば建物の開口部を開閉する開き戸に使用される戸当りとして、開き側の床面に取付けられ、開き戸の下端部を受け止めて開き位置に停止させる構成のものが公知である。
この公知の戸当りにおいては、図5に示すようにプラスチック製のコア1に金属パイプ材からなるカバー2を被せ、上部にゴムから成るリング状の緩衝体3を取付ける一方、コア1の下面側に止めナット4をインサート成形によって一体化し、この止めナット4を、床面に上向きに取付けられた取付ボルト5にねじ込む構成がとられている。
図5中、6は緩衝体3を固定するためのプレート、7はプレート取付ねじ、8はコア1をカバー2に対して回り止めするための回り止めねじである。
ところが、公知の戸当りによると、上記のように止めナット4をコア1にインサートした構成であるため、このインサート成形によって戸当り全体の製造コストが高くつくという問題があった。
そこで本発明は、止めナットをコアに対して、従来のようなインサート成形でなく、組立式で簡単に取付けることができ、これによってコストダウンを実現することができる戸当りを提供するものである。
請求項1の発明(戸当り)は、プラスチック製のコアと、このコアを覆う金属製の筒状のカバーと、上記コアの下面側に設けられた止めナットとを具備し、この止めナットが、床面から上向きに突出する取付ボルトにねじ込まれる戸当りにおいて、一対の半割り状のコア体を、互いの下部間に上記止めナットが回転不能に挟み込まれた状態で接合して上記コアを構成し、この止めナット入りのコアを上記カバー内に挿入してなるものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、両コア体の相接合される面に、接合状態で係合する突起と係合穴を設けたものである。
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、カバーに多角形の回り止め部を設ける一方、両コア体に、接合状態で上記回り止め部に嵌合する多角形を形成する回り止め嵌合部を設けたものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの構成において、両コア体における止めナットを挟み込む部分に、止めナットが嵌まり込む凹部を設け、止めナットをこの凹部により回転不能でかつ上下方向に移動不能に拘束した状態で両コア体間に挟み込んでなるものである。
請求項5の発明(戸当りの製造方法)は、プラスチック製のコアと、このコアを覆う金属製の筒状のカバーと、上記コアの下面側に設けられた止めナットとを具備し、この止めナットが、床面から上向きに突出する取付ボルトにねじ込まれる戸当りの製造方法であって、金属板の絞り加工によって上記カバーを形成する一方、一対の半割り状のコア体を形成し、この両コア体を、互いの下部間に上記止めナットが回転不能に挟み込まれた状態で接合して止めナット入りのコアを構成し、このコアを上記カバー内に挿入するものである。
本発明の戸当り及びその製造方法によると、半割り状のコア体間に止めナットを挟み込んでナット入りコアを組立てるため、止めナットをコアにインサートする従来品と比較して、戸当りを低コストで製造することができる。
この場合、請求項2の発明によると、両コア体を、互いの接合される面に設けられた突起と係合穴が係合する状態で接合するため、両コア体の上下方向及び水平方向のずれを防止することができる。これにより、コア体同士の接合、及びカバー内へのコアの挿入が簡単となるため、組立が容易で製作性を高めることができる。
また、請求項3の発明によると、カバーの上部に多角形の回り止め部を設け、両コア体に設けた回り止め嵌合部をこの回り止め部に嵌合させるため、コア体をカバー内に挿入するだけでカバーとコア体を回転方向に一体化することができる。このため、別の回り止め手段(たとえばねじ)を付加する必要がなく、一層の組立の容易化及びコストダウンを実現することができる。
請求項4の発明によると、止めナットを、両コア体に設けた凹部に嵌め込むことによって回転不能で上下方向に移動不能に拘束した状態で両コア体間に挟み込むため、止めナットをコアに対して固定する手段(たとえばねじ)も不要となる。従って、組立がさらに容易となるとともに、部品点数を減らし、コストを削減することができる。
一方、請求項5の発明(製造方法)によると、カバーを金属板の絞り加工によって成形するため、従来のようにパイプ材を切断し、別工程で折り曲げ等の加工を施してカバーを成形する場合と比較して、カバーを最小限の工程によって低コストで成形することができる。
しかも、カバーを、形状の単純、複雑を問わず自由に加工できるため、戸当り形状の選択の自由度が増し、デザイン性が良くなる。
本発明の実施形態を図1〜図4によって説明する。
この戸当りは、図1,4に示すように、概ね、プラスチック製のコア11と、このコア11を覆うカバー12と、止めナット13と、開き戸を開き側で受け止めて停止させる緩衝体14とによって構成される。
コア11は、図2にも示すように、一対の半割り状のコア体15,15を、互いの下部間に止めナット13を挟み込んだ状態で接合することによって構成され、この止めナット13入りのコア11がカバー12内に挿入される。
両コア体15,15には、それぞれ下部内周面に、接合状態で六角形の空間を形成する凹部16が形成され、止めナット13が両コア体15,15の凹部16に半分ずつ嵌まり込んだ状態でコア体間に挟み込まれる。これにより、止めナット13がコア11に対して回転不能でかつ上下方向に移動不能に拘束される。
また、両コア体15,15の相接合される面に、短円柱状の突起17と係合穴18が両側に分かれて、かつ、両コア体15,15間で位置を逆にして設けられ、両コア体15,15の接合時に互いの突起17と係合穴18が係合することにより、両コア体15,15の上下方向及び水平方向のずれが防止される。
さらに、両コア体15,15の上端部に、接合状態で外周面が六角形を形成する回り止め嵌合部19,19が形成されている。
なお、この回り止め嵌合部19,19の接合状態で中心となる部分に、接合状態で緩衝体止め穴20(図1参照)を形成するための平面視半円状の凹溝20a,20a(図2,4参照)が設けられている。
一方、カバー12は、図3にも示すように、ステンレス鋼板等の金属板材をプレス機により絞り加工して、底面が開口した中空の筒状に形成されている。
このカバー12には、上端部に六角形の回り止め部21が形成され、コア11を挿入した状態で、コア11の回り止め嵌合部19,19がこの回り止め部21に嵌合する。
22はカバー12の上面中心部に設けられたねじ通し穴である。
緩衝体14は、弾性材料(通常はゴム)によってリング状に形成され、図1に示すようにカバー12の上部外周に弾性的に嵌着される。
この緩衝体14の上面に円形の凹部23が設けられ、この凹部23に嵌め込まれた止め板24がねじ25によってコア11(緩衝体止め穴20)に固定される。これにより、緩衝体14が止め板24で上方から押さえ込まれた状態でカバー12に固定される。
図1中、26は開き戸の開き側の床面上に上向きに突出して設置された取付ボルトで、止めナット13をこの取付ボルト26に上方からねじ込むことによってこの戸当りが床面に取付けられる。
また、同図中、27はカバー12における緩衝体14の下方に装着されたフック止めリング、28はこのフック止めリング27に取付けられたフックで、このフック28が開き戸側のフック留め金具29に掛け止められることによって開き戸が開き状態にロックされる。
このように、半割り状のコア体15,15間に止めナット13を挟み込んで止めナット入りコア11を組立てるため、図5に示すように止めナット4をコア1にインサート成形する従来品と比較して、製造コストを安くすることができる。
この場合、両コア体15,15を、互いの突起17と係合穴18が嵌合する状態で接合するため、両コア体15,15を確実に一体化することができる。これにより、コア体15,15同士の接合、及びカバー12内へのコア11の挿入が簡単となるため、組立が容易となる。
また、カバー12の上部に多角形の回り止め部21を設け、両コア体15,15に設けた回り止め嵌合部19,19をこの回り止め部21に嵌合させるため、コア11をカバー12内に挿入するだけでカバー12とコア11を回転方向に一体化することができる。このため、別の回り止め手段(たとえばねじ)を付加する必要がなく、組立が一層容易となる。
さらに、止めナット13を、両コア15,15体に設けた凹部16に嵌め込むことによってコア11に一体化するため、止めナット13をコア11に別途固定する手段(たとえばねじ)も不要となる。
一方、この戸当りによると、カバー12を金属板の絞り加工によって成形するため、従来(図5)のようにパイプ材を切断し、別工程で折り曲げ加工を施してカバー2を成形する場合と比較して、カバー12を最小限の工程によって低コストで成形することができる。
しかも、カバー12を、戸当りの用途等に応じてどんな形状でも自由に加工できるため、戸当り形状の選択の自由度が増し、デザイン性を高めることができる。
ところで、止めナット13は六角形に限らず、五角形、四角形等の他の多角形でもよく、この止めナット形状に応じて両コア体15,15の凹部16の形状を選択すればよい。
また、本発明は建物の開口部を開閉する開き戸に用いられる戸当りに限らず、家具類の開口部を開閉する開き戸用の戸当りとしても適用することができる。
本発明の実施形態にかかる戸当りの組立状態の断面図である。 戸当りのコアを構成するコア体単体の断面図である。 戸当りのカバーの断面図である。 戸当りの分解斜視図である。 従来の戸当りの組立状態の断面図である。
符号の説明
11 コア
12 カバー
13 止めナット
14 緩衝体
15,15 コア体
16 コア体の凹部
17 コア体の突起
18 コア体の係合穴
19,19 コア体の回り止め嵌合部
21 カバーの回り止め部
26 取付ボルト

Claims (5)

  1. プラスチック製のコアと、このコアを覆う金属製の筒状のカバーと、上記コアの下面側に設けられた止めナットとを具備し、この止めナットが、床面から上向きに突出する取付ボルトにねじ込まれる戸当りにおいて、一対の半割り状のコア体を、互いの下部間に上記止めナットが回転不能に挟み込まれた状態で接合して上記コアを構成し、この止めナット入りのコアを上記カバー内に挿入してなることを特徴とする戸当り。
  2. 両コア体の相接合される面に、接合状態で係合する突起と係合穴を設けたことを特徴とする請求項1記載の戸当り。
  3. カバーに多角形の回り止め部を設ける一方、両コア体に、接合状態で上記回り止め部に嵌合する多角形を形成する回り止め嵌合部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の戸当り。
  4. 両コア体における止めナットを挟み込む部分に、止めナットが嵌まり込む凹部を設け、止めナットをこの凹部により回転不能でかつ上下方向に移動不能に拘束した状態で両コア体間に挟み込んでなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の戸当り。
  5. プラスチック製のコアと、このコアを覆う金属製の筒状のカバーと、上記コアの下面側に設けられた止めナットとを具備し、この止めナットが、床面から上向きに突出する取付ボルトにねじ込まれる戸当りの製造方法であって、金属板の絞り加工によって上記カバーを形成する一方、一対の半割り状のコア体を形成し、この両コア体を、互いの下部間に上記止めナットが回転不能に挟み込まれた状態で接合して止めナット入りのコアを構成し、このコアを上記カバー内に挿入することを特徴とする戸当りの製造方法。
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