JP4286402B2 - 記録装置、画像処理装置、表示装置、記録方法、表示方法及び記録媒体 - Google Patents

記録装置、画像処理装置、表示装置、記録方法、表示方法及び記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録装置、画像処理装置、表示装置、記録方法、表示方法及び記録媒体に関する。特に本発明は、撮影した画像のデータに撮影した画像のデータを含ませて画像ファイルを作成する記録装置及び画像ファイルのデータを表示する表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラを用いた写真撮影は、何度も消去して書き込み可能な記録媒体に画像を記録する方式であることから、撮影者は気軽に多数の写真を撮影できる。特に近年の記録媒体の大容量化により、撮影可能枚数は次第に増加している。このように、撮影された多数の画像をコンピュータのモニタ画面等に表示させると画像間の関係が煩雑になり、閲覧者が、画像間の対応関係を把握するのは難しい。これらの問題を解決するために、画像を予め関連付けて記録する方法がある。
【0003】
従来、撮影した画像を関連付けて記録する方法として、特開平7−295873号(公開日平成7年11月10日)は、グループ化されている複数の画像ファイルをファイル名によって関連付けて記録する方法を開示している。また、特開平10−164484号(公開日平成10年6月19日)は、メイン画像、サブ画像及び音声等の情報のように同時に記録された情報をファイル名によって関連付けて記録する方法を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの記録方法は、いずれもファイル名のように後から変更され得るデータによって画像を関連付けている。従って、ファイル名が変更されると画像と付帯情報との整合がとれなくなってしまうといった問題点を有する。複数の画像をモニタ表示する場合、例えば、関連する画像のファイル名を画像とともに表示しても、閲覧者は、そのファイル名がいずれの画像を示すのかを把握しにくい。従って、閲覧者は、表示された画像がいずれの画像と関連するのかを知ることができない。
【0005】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる記録装置、画像処理装置、表示装置、記録方法、表示方法及び記録媒体を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第1の形態によると、撮影した画像を記録する記録装置であって、複数の前記画像を入力する撮影部と、複数の前記画像に含まれる1つの注目画像に関連する関連画像を複数の前記画像から指定する関連画像指定部と、前記関連画像の画像サイズを縮小して縮小関連画像のデータを生成する縮小画像生成部と、前記注目画像のデータに前記縮小関連画像のデータを付帯情報として含めて前記注目画像の注目画像ファイルを作成する画像ファイル作成部と、前記注目画像ファイルを記録する記録部とを備える。
【0007】
複数の前記画像を一覧表示する画像表示部と、前記一覧表示された前記画像から前記注目画像を指定する注目画像指定部とをさらに備えてもよい。前記縮小画像生成部は、前記注目画像から縮小注目画像のデータを生成する手段を有してもよく、前記画像ファイル作成部は、前記注目画像のデータに、前記縮小関連画像のデータ及び前記縮小注目画像のデータを前記付帯情報として含めて前記注目画像ファイルを作成する手段を有してもよい。
【0008】
前記画像ファイル作成部は、前記縮小注目画像のデータと前記縮小関連画像のデータとを識別可能に、前記注目画像ファイルに含める手段をさらに有してもよい。
【0009】
操作者の操作により、所定の指示信号を出力する選択入力部をさらに有してもよく、操作者が前記選択入力部を操作して前記注目画像と前記関連画像との間に主従関係を与えるときに、前記関連画像指定部は、前記注目画像と前記関連画像とが前記主従関係を有することを示す関係情報を生成する手段を有してもよく、前記画像ファイル作成部は、前記縮小関連画像データと共に、前記関係情報をさらに前記付帯情報として前記画像ファイルに含める手段をさらに有してもよい。
【0010】
前記画像ファイル作成部は、前記縮小関連画像のデータと共に、前記縮小関連画像がいずれの前記画像を縮小して生成した画像かを示す識別情報をさらに前記付帯情報として前記画像ファイルに含める手段をさらに有してもよい。
【0011】
本発明の第2の形態においては、撮影した画像を記録する記録方法であって、複数の前記画像を入力する段階と、複数の前記画像のうちの1つの注目画像に関連する関連画像を複数の前記画像から指定する段階と、前記関連画像の画像サイズを縮小して縮小関連画像のデータを生成する段階と、前記注目画像のデータに前記縮小関連画像のデータを付帯情報として含めて前記注目画像の注目画像ファイルを作成する段階と、前記注目画像ファイルを記録する段階とを備える。
【0012】
本発明の第3の形態においては、画像を表示する表示装置であって、前記画像のデータに、前記画像に関連する関連画像を縮小した縮小関連画像のデータを付帯情報として含めた画像ファイルを入力する入力部と、前記画像ファイルに前記縮小関連画像のデータが含まれることを検出する付帯情報読取部と、前記画像ファイルに前記縮小関連画像のデータが含まれることを表す表示データを生成する表示データ作成部と、前記表示データを表示するデータ表示部とを備える。
【0013】
前記画像ファイルから前記画像のデータを抽出する画像抽出部と、前記画像ファイルから前記縮小関連画像のデータを抽出する付帯情報抽出部とをさらに備えてもよい。前記表示データ作成部は、前記画像を前記縮小関連画像と共に表す表示データを作成する手段を有してもよい。
【0014】
前記入力部は、前記関連画像と前記画像との関係を示す関係情報をさらに前記付帯情報として含む前記画像ファイルを入力する手段を有してもよく、前記付帯情報読取部は、前記関係情報を読み取る手段を有してもよく、前記表示データ作成部は、前記縮小関連画像の配置によって前記関係情報を表示する前記表示データを生成する手段を有してもよい。
【0015】
前記入力部は、前記関連画像が前記画像に対して主従関係を有することを示す前記関係情報を前記付帯情報として含む前記画像ファイルを入力する手段をさらに有してもよく、前記表示データ作成部は、前記縮小関連画像の配置によって前記関連画像が前記画像に対して前記主従関係を有することを表示する前記表示データを生成する手段を有してもよい。
【0016】
本発明の第4の形態においては、画像を表示する表示方法であって、前記画像のデータに、前記画像に関連する関連画像を縮小した縮小関連画像のデータを含めた画像ファイルを入力する段階と、前記画像ファイルに前記縮小関連画像のデータが含まれることを検出する段階と、前記画像ファイルに前記縮小関連画像のデータが含まれることを表す表示データを生成する段階と、前記表示データを表示する段階とを備える。
【0017】
前記画像ファイルから、前記画像と前記関連画像との関係を示す関係情報を読み取る段階と、前記縮小連画像の配置によって前記関係情報を表示する前記表示データを生成する段階とをさらに備えてもよい。
【0018】
本発明の第5の形態においては、画像を表示するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記プログラムが、前記画像のデータ及び前記画像の付帯情報を含む画像ファイルに、前記画像に関連する関連画像を縮小した縮小関連画像のデータが含まれることを検出するモジュールと、前記画像ファイルに前記縮小関連画像のデータが含まれることを表す表示データを生成するモジュールとを備える。
【0019】
画像に関する情報を処理する画像処理装置であって、記録媒体から複数の前記画像を読み取る読取部と、前記読取部が読み取った複数の前記画像を一覧表示する画像表示部と、複数の前記画像に含まれる1つの注目画像に関連する関連画像を複数の前記画像から指定する関連画像指定部と、前記関連画像の画像サイズを縮小して縮小関連画像のデータを生成する縮小画像生成部と、前記注目画像のデータに前記縮小関連画像のデータを前記付帯情報として含めて前記注目画像の注目画像ファイルを作成する画像ファイル作成部とを備える。
【0020】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0022】
本発明の記録装置は、複数の画像に含まれる1つの注目画像に関連する画像の情報を含めた画像ファイルを生成する。画像ファイルには、関連画像の画像サイズを縮小した縮小関連画像を含める。
【0023】
まず、図1に沿って本発明の第1実施形態を説明する。図1は、記録装置の一例として、デジタルカメラ100の構成を示す。このデジタルカメラ100は、撮影部10とA/D変換器18とバッファメモリ20と処理部30と画像表示部22と記録部26と選択入力部24とを備える。
【0024】
撮影部10は、レンズ12と絞り14とCCD(Charge coupled device:電荷結合素子)16とを有する。レンズ12は被写体の像を結像し、絞り14は光量を絞る。CCD16はレンズ12によって結像された被写体の像を光の情報として受けて、電気信号に変換する。A/D変換器18は受け取ったアナログ信号をデジタル信号に変換し、バッファメモリ20に出力する。バッファメモリ20は、デジタル信号として受け取った被写体の画像を一時的に格納する。
【0025】
制御部44は、撮影部10に対し撮影動作を制御する。即ち、処理部30は、レンズ12のズームとフォーカス、絞り14の絞り量や露光時間、およびCCD16の信号出力のうち少なくとも一つを制御する。制御部44は、、レンズ12のズームとフォーカス、絞り14の絞り量や露光時間を撮影条件としてバッファメモリ20へ送ってもよい。
【0026】
処理部30は、バッファメモリ20に格納された複数の画像から処理の対象となる注目画像を抽出する。処理部30は、注目画像のデータに所定の付帯情報を含ませて注目画像ファイルを作成する。処理部30は、注目画像に関連する関連画像の画像サイズを縮小して縮小関連画像を生成する。処理部30は、注目画像ファイルに縮小関連画像のデータを付帯情報として含ませる。ここでいう縮小関連画像は、関連画像を縮小したいわゆるサムネイルであってもよい。処理部30は、選択入力部24から指示信号を受け取り、指示信号に基づいてバッファメモリ20から注目画像及び関連画像を抽出する。処理部30は、バッファメモリ20からさらに撮影条件を抽出してもよい。選択入力部24は、操作者からの入力によって、注目画像若しくは関連画像を選択する指示情報及び注目画像と関連画像との間の関係を指す関係情報を指示信号として処理部30に送る。
【0027】
画像表示部22は、処理部30から受け取った被写体の画像を表示する。画像表示部22は、処理部30から受け取った複数の画像を一覧表示する。画像表示部22としては、例えば画像及び文字を画面表示するカメラ内蔵型の液晶モニタ等が考えられる。
【0028】
記録部26は、処理部30から受け取った注目画像ファイルを記録媒体に記録する。記録媒体としては、メモリーカード等の着脱自在な不揮発性の半導体メモリ、フロッピーディスク等の着脱自在な磁気記録媒体等を用いてもよい。メモリカードとしては、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)のように電気的にデータを読み書き可能な媒体が用いられる。記録部26としては、メモリカードドライブ、フロッピードライブ等が用いられる。
【0029】
図2は、処理部30の機能ブロック図である。注目画像指定部32と関連画像指定部34とファイル名付与部36と縮小画像生成部38と画像ファイル作成部40と表示処理部42と撮影制御部44とを有する。撮影制御部44は、レンズ12によるズームとフォーカス、絞り14による絞り量や露光時間、及びCCD16による信号出力を制御する。表示処理部42は、バッファメモリ20から画像を受け取って、画像表示部22に表示させる表示データを生成する。表示処理部42は、バッファメモリ20に格納された複数の画像を一覧表示する一覧表示データを生成して画像表示部22に送る。表示処理部42は、画像表示部22に所定の情報を文字表示させる表示データを生成してもよい。
【0030】
操作者は、一覧表示画面を見て複数の画像から1つの注目画像及び当該注目画像に関連する関連画像を選び、その情報を選択入力部24へ入力する。注目画像指定部32は、選択入力部24から受け取った指示信号が指示する画像を注目画像としてバッファメモリ20から抽出する。注目画像指定部32は、さらに注目画像を撮影したときの撮影条件を抽出してもよい。関連画像指定部34は、選択入力部24から受け取った指示信号が指示する画像を関連画像としてバッファメモリ20から抽出する。関連画像指定部34は、さらに関連画像を撮影したときの撮影条件を抽出してもよい。
【0031】
関連画像指定部34は、選択入力部24から注目画像と関連画像との間の関係を示す関係情報を受け取る。注目画像と関連画像との関係としては、例えば、両者の間に主従関係を持たせてもよい。この場合、関連画像を注目画像に対して「主」と位置付けてもよく、関連画像を注目画像に対して「従」と位置付けてもよい。具体的には、建物の外観写真と内部写真、全体写真と部分写真、親の写真と子の写真のように、一定の関係を有する写真に主従関係を持たせたてもよい。他の形態としては、注目画像と関連画像との関係を対等な関係にしてもよい。
【0032】
ファイル名付与部36は、注目画像指定部32及び関連画像指定部34が抽出した注目画像及び関連画像にファイル名を与える。ファイル名付与部36は、ファイル名とは別に固有の番号を付与してもよい。縮小画像生成部38は、入力された注目画像及び関連画像の画像サイズを縮小して縮小注目画像及び縮小関連画像を生成する。縮小画像生成部38は、縮小注目画像及び縮小関連画像がいずれの注目画像及び関連画像を縮小した画像であるかを示す識別情報を生成する。縮小画像生成部38は、識別情報として、例えば、注目画像及び関連画像のファイル名を用いてもよい。また、例えば、縮小画像生成部38は、識別情報として固有の番号を用いてもよい。
【0033】
画像ファイル作成部40は、縮小画像生成部38によって生成された縮小注目画像のデータ及び縮小関連画像のデータを付帯情報として注目画像のデータに含ませて注目画像ファイルを作成する。このように、本実施形態においては、関連画像の画像内容を示すデータとして縮小関連画像を注目画像に付帯させている。従って、関連画像の画像内容に著しい修正が加えられない限り、縮小関連画像は関連画像の内容を示すこととなる。この点、ファイル名を用いて関連付けする従来と比べて、関連付けの整合を保ちやすくすることができる。
【0034】
画像ファイル作成部40は、関係情報及び識別情報を付帯情報として注目画像ファイルに含ませてもよい。これによって、縮小関連画像と当該縮小関連画像が示す関連画像との関連を保つことができる。
【0035】
図3は、撮影された複数の画像の関係を示す。複数の画像の関係の一例として、本図を用いて、工事現場を撮影した工事写真における関係を説明する。図に示される5つの写真は、上段が工事現場の全体写真、中段は上段に示した全体写真の部分写真、下段は中段に示した部分写真の部分写真である。このように画像間の関係が包含関係のように一定の関係を有する場合は、画像間の関係をツリー構造で表せる。ツリー構造中の各枝で結ばれた2つの写真の間の関係は、主従関係とみなすことができる。例えば、本図のうち、中段に示す画像を注目画像90として中心に見た場合、関連画像92aは注目画像90を一部として含む全体写真であるから、関連画像92aは注目画像90に対して「主」と位置付けることができる。また、関連画像92b,cは注目画像90の一部に含まれる部分画像であるから、関連画像92b,cは注目画像90に対して「従」と位置付けることができる。すなわち、注目画像90のデータに、関連画像92a〜cの縮小関連画像のデータ、及び関連画像92a〜cが注目画像90に対して「主」又は「従」と位置付けられることを示す関係情報を付帯させた注目画像ファイルが作成される。
【0036】
図4は、デジタルカメラ100の背面図である。デジタルカメラ100は、背面に、選択入力部24としてモード設定ダイヤル102と選択ボタン104と実行ボタン106とキャンセルボタン108とメニューボタン110と画像表示部22とを有する。モード設定ダイヤル102が出力する指示信号は、カメラ動作のモードを切り換えることを示す。カメラ動作のモードとしては、撮影を行う撮影モード、撮影した画像を1画像ずつ表示する再生表示モード、及び撮影した複数の画像を一覧表示する一覧表示モードがある。一覧表示モードにおいて、メニューボタン110が出力する指示信号は、画像表示部22にメニュー画面を表示させることを示す。メニュー画面には、命令のメニューとして注目画像を選択する命令と関連画像を選択する関連画像を選択する命令とが表示される。表示処理部42は、メニュー内容を文字で表示する表示データを生成してもよい。
【0037】
選択ボタン104が出力する信号は、一覧表示された画像のうちの1つを強調表示させることを示す。実行ボタン106が出力する指示信号は、命令又は選択を実行させることを示す。キャンセルボタン108が出力する指示信号は、選択又は実行の取り消しを示す。操作者は、モード設定ダイヤル102と選択ボタン104と実行ボタン106とキャンセルボタン108とメニューボタン110とを操作することによって、選択入力部24に所望の情報を入力することができる。
【0038】
図5は、画像表示部22によって表示された一覧表示モードの画面を示す。モード設定ダイヤル102によって、一覧表示モードが指定されると、画像表示部22は、画面を分割して、バッファメモリ20に格納された複数の画像を一覧表示する。画面の分割方法は、4分割でも、9分割でもよい。また、バッファメモリ20に格納された画像の数が1画面に表示可能な数よりも多い場合は、複数の画面にわたって全画像を表示してもよい。この場合、操作者は、選択ボタン104を操作して複数の画面を切り換えることによって、全画像を閲覧することができる。これによって、閲覧者は、撮影された複数の画像をまとめて閲覧することができる。閲覧者は、表示された複数の画像から画像を選択することができる。
【0039】
注目画像を選択する場合、操作者はモード設定ダイヤル102を操作して、画像表示部22に一覧表示画面を表示させる。次に、操作者はメニューボタン110を押して注目画像の選択命令を入力すると、画像指定枠114が画面左上の画像の周囲に表示される。次に、操作者は、選択ボタン104を上下左右に操作することによって、画像指定枠114を移動させる。操作者が実行ボタン106を押すと、指示信号によって画像が選択され注目画像として処理部30へ送られる。選択操作を取り消す場合には、キャンセルボタン108を押す。同様にして、操作者は、関連画像を選択することができる。画像指定枠114の色は、各メニューごとに異なっていてもよい。例えば、注目画像の選択には赤色、関連画像の選択には青色の画像指定枠114であってもよい。
【0040】
図6は、本実施形態のデジタルカメラ100における画像記録方法を示すフローチャートである。図6を用いて、関連画像が注目画像に対して「主」に位置付けられた関係及び「従」に位置付けられた関係にある場合の画像記録方法を説明する。デジタルカメラ100の動作開始後、撮影部10が画像を撮影する(S100)。撮影された画像は、一時的にバッファメモリ20に格納される。操作者によって一覧表示モードが指定されると、処理部30は、バッファメモリ20に格納された複数の画像を画像表示部22に一覧表示させる(S102)。次に、処理部30は、選択入力部24から受け取った指示信号に基づいて、一つの注目画像及び当該注目画像に関連する関連画像を選択する(S104)。次に、処理部30は、注目画像のデータに縮小関連画像のデータを付帯させて注目画像ファイルを作成する(S106)。次に、記録部26は、注目画像ファイルを記録媒体に記録する(S108)。
【0041】
図7は、図6の画像選択段階(S104)における選択入力部24の詳細な動作を示すフローチャートである。選択入力部24は、操作者によって入力された注目画像を選択する指示を受け取って指示信号として注目画像指定部32へ送る(S120)。次に、選択入力部24は、注目画像に対して「主」と位置付けられる関連画像を選択する指示を受け取って指示信号として関連画像指定部34へ送る(S122)。次に、関連画像が注目画像に対して「主」と位置付けられること示す関係情報が関連画像指定部34に送られる(S124)。注目画像に対して「従」と位置付けられる関連画像を選択する場合(S126)は、S122〜S126を繰り返す。関連する画像を全て選択するまで、S122〜S126を繰り返す。
【0042】
図8は、図6の画像ファイル作成段階(S106)における処理部30の詳細な動作を示すフローチャートである。ファイル名付与部36は、注目画像指定部32と関連画像指定部34がバッファメモリ20から抽出した注目画像及び関連画像に対してそれぞれファイル名を与える(S130)。次に、縮小画像生成部38は、注目画像の画像サイズを縮小して、縮小注目画像を生成する(S132)。次に、縮小画像生成部38は、関連画像の画像サイズを縮小して、縮小関連画像を生成する(S134)。次に、縮小画像生成部38は、縮小画像がいずれの画像を縮小した画像であるかを示す識別情報を生成する(S136)。画像ファイル作成部40は、縮小注目画像、縮小関連画像、関係情報、及び識別情報を注目画像のデータに付帯情報として含めて注目画像ファイルを生成する(S138)。
【0043】
図9は、注目画像ファイルのデータ構造を示す。注目画像ファイルは、付帯情報部と注目画像データ部とを有する。注目画像データ部には、注目画像のデータが含まれている。付帯情報部には、付帯情報として縮小注目画像のデータ、縮小関連画像のデータ、識別情報、及び関係情報が含まれる。付帯情報部に縮小注目画像のデータと縮小関連画像のデータとを識別可能に含ませておいてもよい。注目画像ファイルは、さらに撮影月日、撮影条件などの情報を付帯情報として含んでもよい。
【0044】
次に本発明の第2実施形態における表示装置200を説明する。この表示装置200は、記録媒体に記録された画像ファイルを読み取って表示する。画像ファイルには、画像データと、その付帯情報としての縮小画像とが含まれている。
【0045】
図10は、本実施形態における表示装置200の構成図である。表示装置200は、入力部60とデータ処理部70とデータ表示部62と画像選択入力部64とを備える。入力部60は、デジタルカメラ100の記録部26によって注目画像ファイルが記録された記録媒体から、注目画像ファイルを読み込んで入力する。記録媒体としては、メモリーカード等の着脱自在な不揮発性の半導体メモリ、フロッピーディスク等の磁気記録媒体等がある。入力部60としては、メモリカードドライブ、フロッピードライブ等がある。また、他の形態としては、デジタルカメラ100と入力部60とをUSB(Universal Serial Bus)ケーブルまたはシリアルケーブル等のケーブルで接続し、デジタルカメラ100に装着した記録媒体から読み込んでもよい。
【0046】
データ処理部70は、入力部60によって入力された注目画像ファイルから注目画像のデータ及び縮小関連画像のデータを抽出してデータ表示部62に表示させる表示データを作成する。データ処理部70は、さらに所定の指示情報に基づいて、データ表示部62に表示させる表示データを切り換える。データ表示部62は、データ処理部70から受け取った表示データを表示する。データ表示部62としては、画像を画面表示するモニタ等がある。画像選択入力部64は、操作者により入力された所定の指示をデータ処理部70へ送る。
【0047】
図11は、データ処理部70の機能ブロック図である。補助記憶部72と指示部74と画像抽出部78と付帯情報読取部80と付帯情報抽出部82と表示フォーマット記憶部84と表示データ作成部86とを有する。補助記憶部72は、入力部60によって入力された注目画像ファイルを格納する。指示部74は、画像選択入力部64を介して操作者から入力された指示に基づいて、補助記憶部72及び表示データ作成部86へ所定の指示情報を送る。指示部74は、操作者が指定する注目画像ファイルを、補助記憶部72に格納された複数の注目画像ファイルから取り出して画像抽出部78及び付帯情報読取部80へ送る。画像抽出部78は、受け取った注目画像ファイルから注目画像を抽出する。
【0048】
付帯情報読取部80は、指示部74から受け取った注目画像ファイルに含まれる付帯情報を読み取る。本実施形態における付帯情報には、縮小画像データ、縮小画像がいずれの画像から生成されたかを示す識別情報、及び注目画像と関連画像との関係を示す関係情報が含まれる。付帯情報読取部80は、注目画像ファイルの付帯情報に縮小関連画像のデータが含まれることを検出する。識別情報及び関係情報を読み取って付帯情報抽出部82へ送る。
【0049】
付帯情報読取部80が注目画像ファイルから縮小関連画像のデータを検出した場合、付帯情報抽出部82は縮小関連画像を抽出する。付帯情報抽出部82は、縮小関連画像の画像サイズをさらに縮小して縮小関連マークを生成してもよい。
【0050】
表示フォーマット記憶部84は、所定の定形表示フォーマットを記憶する。定形表示フォーマットとしては、鑑賞用フォーマット及び一覧表示用フォーマットがある。鑑賞用フォーマットとは、1つの注目画像ファイルに含まれる注目画像及び縮小関連画像を関係情報に基づいて配置することによって注目画像と縮小関連画像との間の関係を示す表示形式である。一覧表示用フォーマットとは、補助記憶部72に格納された複数の注目画像を並べて表示する表示形式である。表示フォーマット記憶部84は、定形表示フォーマットの情報を記憶する。表示データ作成部86は定形表示フォーマットに基づいて画像を配置した表示データを作成する。表示データ作成部86は、指示部74から受け取った指示情報に基づいてデータ表示部62が表示する表示データを切り換える。これによって、閲覧者は、一覧表示用フォーマットの画面を表示させることによって、複数の画像を一度に一画面で閲覧することができる。閲覧者は、また鑑賞用フォーマットの画面を表示させることによって、複数の画像のうち1つの注目画像とその縮小関連画像とを画面全体に表示させて閲覧することができる。
【0051】
図12は、データ表示部62によって表示される表示画面の一例を示す。本図に示す表示画面は、鑑賞用フォーマットに基づいて所定の画像を配置した表示データを表示する。鑑賞用フォーマットは、中心に注目画像を配置し、当該注目画像の上下に注目画像に対して「主」及び「従」に位置付けられる縮小画像を配置する形式であってもよい。これによって、閲覧者は、縮小関連画像の有無によって関連する画像があるかどうかを確認することができる。
【0052】
鑑賞用フォーマットは、注目画像の上下に注目画像に対して「主」及び「従」に位置付けられる縮小関連画像をそれぞれ配置する形式であってもよい。例えば、縮小関連画像92aを注目画像90の上に配置することによって、縮小関連画像92aが示す関連画像が注目画像90に対して「主」に位置付けられることを表すことができる。縮小関連画像92b,cを注目画像90の下に配置することによって、縮小関連画像92b,cが示す関連画像が注目画像90に対して「従」に位置付けられることを表すことができる。注目画像と関連画像との間の主従関係を矢印を用いて表してもよい。例えば、矢印98aが縮小関連画像92aから注目画像90に向いている場合、縮小関連画像92aが示す関連画像が注目画像90に対して「主」に位置付けられることを表している。矢印98bが、注目画像90から関連画像へ向いている場合、縮小関連画像92cが示す関連画像が注目画像90に対して「従」に位置付けられることを表している。これによって、閲覧者は、縮小関連画像と注目画像との位置関係から関連画像と注目画像との間の関係を容易に把握することができる。
【0053】
縮小関連画像がいずれの画像を縮小した画像であるかを示す識別情報が注目画像ファイルに含まれる場合、観賞用フォーマットは、識別情報をさらに配置する形式であってもよい。識別情報としては、例えば、注目画像及び関連画像のファイル名及び固有の番号を用いてもよい。また、操作者が選択入力部24を介して画面に表示された縮小関連画像92aを選択すると、表示データ作成部86は、選択された縮小関連画像92aを注目画像として中心に表示する表示データを新たに表示させてもよい。これによって、閲覧者は、縮小関連画像がいずれの画像を示す画像であるかをさらに容易に把握することができる。
【0054】
図13は、データ表示部62によって表示される表示データの他の一例を示す。本図に示す表示画面は、一覧表示用フォーマットに基づいて所定の画像を配置した表示データを表示する。一覧表示用フォーマットは、複数の縮小注目画像を並べて配置し、縮小注目画像の上下に「主」又は「従」に位置付けられる関連画像の縮小関連マークをそれぞれ配置する形式であってもよい。例えば、縮小関連マーク96aを縮小注目画像の上に配置することによって、対応する関連画像が注目画像に対して「主」に位置付けられることを表すことができる。縮小関連マーク96b,cを縮小注目画像の下に配置することによって、対応する関連画像が注目画像に対して「従」に位置付けられることを表すことができる。縮小関連マークを表示する代わりに、縮小関連マーク以外の所定のマークを表示してもよい。例えば、注目画像のファイルに縮小関連画像のデータが含まれることを示す記号等のマークを表示させてもよい。これによって、閲覧者は、入力された複数の画像を同時に閲覧することができる。また、縮小関連マークの有無によって関連画像があるかどうかを確認することができる。縮小関連マークと縮小注目画像との位置関係から関連画像と注目画像との間の関係を把握することができる。
【0055】
図14は、表示装置200における表示方法を示すフローチャートである。表示装置200の動作開始後、入力部60は、記録媒体から注目画像ファイルを読み取って入力する(S200)。次に、データ処理部70は、注目画像ファイルに含まれるデータを一覧表示データとして、データ表示部62に表示させる(S202)。次に、操作者が、データ表示部62に表示された画像から所望の画像を選択すると、画像選択入力部64は選択されたこと示す指示情報をデータ処理部70に送る(204)。次に、データ処理部70は、注目画像ファイルに含まれるデータを鑑賞用データとして、データ表示部62に表示させる(S206)。
【0056】
図15は、図14の一覧表示データ表示段階(S202)におけるデータ処理部70の詳細な動作を示すフローチャートである。付帯情報読取部80は、注目画像ファイルから縮小関連画像のデータを検出し(S220)、注目画像と縮小画像との間の関係を示す関係情報を読み取る(S222)。次に、付帯情報抽出部82は、縮小注目画像のデータ及び縮小関連画像を抽出し(S224)、縮小関連画像をさらに縮小して縮小画像マークを生成する(S226)。次に、表示データ作成部86は、関係情報に基づいて縮小注目画像及び縮小関連マークを一覧表示用フォーマットに配置し、一覧表示用表示データを作成する(S228)。次に、表示データ作成部86は、データ表示部62に表示データを表示させる(S230)。
【0057】
次に第3実施形態を説明する。本実施形態における表示装置は、第2実施形態における表示装置200のデータ処理部70をコンピュータに置き換えた形態である。図16は、本実施形態におけるデータ処理部70のハードウェアの構成図である。ここで、データ処理部70を構成するコンピュータは、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション等の電子計算機でもよい。CPU210は、ROM214及びRAM218に格納されたプログラムに基づいて動作する。画像選択入力部64は、操作者が入力する情報を入力装置212に送る。入力装置212は、操作者により入力された情報をCPU210やRAM218に送る。補助記憶装置216は、画像ファイル等のデータ、及びCPU210を動作させるプログラムを格納する。データ読取部220は、記録媒体300からデータまたはプログラムを読み取り、RAM218、補助記憶装置216及びCPU210の少なくともいずれかに提供する。
【0058】
CPU210が実行するプログラムのソフトウェアは、記録媒体300に格納されて利用者に提供される。記録媒体300に格納されたソフトウェアは圧縮されていても非圧縮であってもよい。ソフトウェアは、記録媒体300から補助記憶装置216にインストールされ、RAM218に読み出されてCPU210により実行される。
【0059】
CPU210が実行するプログラムのソフトウェア、すなわち記録媒体300に格納されて提供されるソフトウェアは、図11に示されたデータ処理部70と同様の機能構成で、指示モジュール320と画像抽出モジュール322と付帯情報読取モジュール324と付帯情報抽出モジュール326と表示フォーマット記憶モジュール328と表示データ作成モジュール330とをプログラムモジュールとして備える。各モジュールの動作及び構成は、図11を用いて説明したデータ処理部70における各部の構成及び動作と同様であるので詳細な説明は省略する。記録媒体300には、本出願で説明したデータ処理部70の動作の一部または全ての機能を格納することができる。また、記録媒体300には他の動作の一部または全ての機能を格納することができる。これらのプログラムは、記録媒体から直接RAM94に読み出されてもよい。
【0060】
記録媒体300としては、CD−ROM、DVD及びPD等の光学記録媒体、フロッピーディスク闇にディスク(MD)等の磁気記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、テープ状記録媒体、不揮発性の半導体メモリカード等を用いることができる。上記のプログラムを格納した記録媒体は、画像処理装置を製造するためにのみ使用されるものであり、そのような記録媒体の業としての製造及び販売等が本出願に基づく特許権の侵害を構成することは明らかである。
【0061】
図17は、第4実施形態である画像処理装置150の構成図である。画像処理装置150はラボシステムであってもよい。本実施形態の画像処理装置150は、図1に示した第1実施形態のデジタルカメラ100と比較して、撮影部10及びバッファメモリ20に代えて読取部15を備える。読取部15は、記録媒体に記録された画像を入力して、処理部30に渡す。フイルムから読み取る場合は、読取部15には、フイルムスキャナが用いられる。、絵画や印刷物を入力する場合は、読取部15には、画像を光学的に走査して電気信号に変換するスキャナが用いられる。処理部30は、読取部15から受け取った画像を画像表示部22に表示させる。処理部30は、また、入力された画像データを基に画像ファイルを作成する。選択入力部24は、操作者を介して、所定の指示信号を処理部30に与える。記録部26は、作成された画像ファイルを記録媒体に記録する。本実施形態においては、読取部15が画像のデータを読み取るのに対して、第1実施形態のデジタルカメラ100では、撮影部10は画像を撮影して画像データを入力する。この点で、本実施形態の画像処理装置150は、第1実施形態のデジタルカメラ100と異なる。処理部30の機能ブロック図及び動作は、図2を用いて説明した第1実施形態のデジタルカメラ100における処理部30の機能及び動作と同一であるから説明を省略する。
【0062】
本実施形態においては、撮影した画像を一旦記録媒体に記録したのちに画像ファイルを作成することができる。また、絵画や印刷物のように撮影した画像以外の画像についても画像ファイルを作成することができる。
【0063】
次に、第5実施形態におけるデジタルカメラ100について説明する。本実施形態のデジタルカメラ100は、ズーム、フォーカス、絞り量、露光時間等の撮影条件を徐々に変化させて、複数の画像を連続撮影する。デジタルカメラ100は、絞り量や露光時間を徐々に変化させて複数の画像を連続撮影する、いわゆるオートブラケッティング撮影を行ってもよい。本実施形態におけるデジタルカメラ100の構成は、図1に示す第1実施形態におけるデジタルカメラ100の構成とほぼ同様である。以下、本実施形態のデジタルカメラ100の撮影動作を図1に沿って説明する。撮影部10は、所定の回数だけ撮影を行う。A/D変換器18は、撮影された画像をアナログ信号からデジタル信号に変換してバッファメモリ20へ送る。バッファメモリ20は、A/D変換器18から受け取った画像を一時的に格納する。バッファメモリ20に格納された複数の画像は、連続撮影により得られた関連性のある画像である。
【0064】
制御部44は、撮影部10に画像を撮影させる。例えば、制御部44は、連続して撮影する回数、撮影部10におけるレンズ12のフォーカス及びズーム、絞り14の絞り量や露光時間、及びCCD16の信号出力のうち少なくとも1つを制御する。オートブラケッティング撮影においては、絞り値、露光時間、撮影する回数が制御される。
【0065】
図2に沿って、本実施形態における処理部30の動作を説明する。注目画像指定部32は、バッファメモリ20から所定の画像を抽出し、注目画像とする。バッファメモリ20には、撮影部10によって連続撮影された複数の画像が格納されているので、注目画像指定部32は、格納された画像から1つ画像を抽出する。バッファメモリ20は、制御部44から受け取った撮影条件をさらに格納してもよい。この場合、注目画像指定部32は、バッファメモリ20から撮影条件を抽出してもよい。関連画像指定部34は、バッファメモリ20に格納された注目画像以外の画像を抽出する。バッファメモリ20に格納された複数の画像は全て関連性を有する画像であるから、その中の1つである注目画像以外の画像を関連画像として自動的に抽出することができる。関連画像指定部34は、さらに撮影条件を抽出してもよい。ファイル名付与部36は、注目画像及び関連画像にファイル名を与える。縮小画像生成部38は、入力された画像の画像サイズを縮小して縮小注目画像及び縮小関連画像を生成する。
【0066】
画像ファイル生成部40は、縮小注目画像のデータ及び縮小関連画像のデータを付帯情報として注目画像のデータに含ませて注目画像ファイルを作成する。画像ファイル生成部40は、さらに注目画像及び関連画像の撮影条件を注目画像ファイルに付帯情報として含ませてもよい。
【0067】
注目画像指定部32は、撮影開始後最初に入力された画像を注目画像として抽出してもよい。この場合、関連画像指定部34は、2回目以降に撮影された画像を抽出して、関連画像とする。従って、撮影者が注目画像を選択しなくても、自動的に注目画像ファイルを作成することができる。
【0068】
撮影条件を徐々に変化させて連続撮影した複数の画像は、全画像を後に同一の条件で処理したり、画像同士を比較させることがあるので、まとめておかなければいけない。そこで、まとめて管理すべき複数の画像を記録する場合に、その中の1つの画像ファイルに他の画像の情報を集約させることにより、一連の画像の関連性を保持してまとめておくことができる。
【0069】
以上のように、第1実施形態によれば、関連画像の画像内容を示すデータとして縮小関連画像を注目画像に付帯させているため、関連画像の画像内容に著しい修正が加えられない限り、縮小関連画像は関連画像の内容を示すこととなる。この点、ファイル名を用いて関連付けする従来と比べて、関連付けの整合を保ちやすくすることができる。
【0070】
上記実施形態によれば、画像ファイル作成部40は、関係情報及び識別情報を付帯情報として注目画像ファイルに含ませてもよい。これによって、縮小関連画像と当該縮小関連画像が示す関連画像との関連を保つことができる。
【0071】
上記実施形態によれば、閲覧者は、画像表示部22によって表示される複数の画面を切り換えることによって全画像を表示することができる。これによって、閲覧者は、撮影された複数の画像をまとめて閲覧することができる。閲覧者はまた、表示された複数の画像から画像を選択することができる。
【0072】
第2及び第3実施形態によれば、閲覧者は、一覧表示用フォーマットの画面を表示させることによって、複数の画像を一度に一画面で閲覧することができる。閲覧者は、また鑑賞用フォーマットの画面を表示させることによって、複数の画像のうち1つの注目画像とその縮小関連画像とを画面全体に表示させて閲覧することができる。
【0073】
上記実施形態によれば、鑑賞用フォーマットは、中心に注目画像を配置し、当該注目画像の上下に注目画像に対して「主」及び「従」に位置付けられる縮小画像を配置する形式であってもよい。これによって、閲覧者は、縮小関連画像の有無によって関連する画像があるかどうかを確認することができる。
【0074】
上記実施形態によれば、鑑賞用フォーマットは、注目画像の上下に注目画像に対して「主」及び「従」に位置付けられる縮小関連画像をそれぞれ配置する形式であってもよい。これによって、閲覧者は、縮小関連画像と注目画像との位置関係から関連画像と注目画像との間の関係を容易に把握することができる。
【0075】
上記実施形態によれば、縮小関連画像がいずれの画像を縮小した画像であるかを示す識別情報が注目画像ファイルに含まれる場合、観賞用フォーマットは、識別情報をさらに配置する形式であってもよい。これによって、閲覧者は、縮小関連画像がいずれの画像を示す画像であるかをさらに容易に把握することができる。
【0076】
上記実施形態によれば、一覧表示用フォーマットは、複数の縮小注目画像を並べて配置し、縮小注目画像の上下に「主」又は「従」に位置付けられる関連画像の縮小関連マークをそれぞれ配置する形式であってもよい。これによって、閲覧者は、入力された複数の画像を同時に閲覧することができる。また、縮小関連マークの有無によって関連画像があるかどうかを確認することができる。縮小関連マークと縮小注目画像との位置関係から関連画像と注目画像との間の関係を把握することができる。
【0077】
第4実施形態によれば、撮影した画像を一旦記録媒体に記録したのちに画像ファイルを作成することができる。また、絵画や印刷物のように撮影した画像以外の画像についても画像ファイルを作成することができる。
【0078】
第5実施形態によれば、注目画像指定部32は、バッファメモリ20から撮影条件を抽出してもよい。関連画像指定部34は、バッファメモリ20に格納された注目画像以外の画像を抽出する。バッファメモリ20に格納された複数の画像は全て関連性を有する画像であるから、その中の1つである注目画像以外の画像を関連画像として自動的に抽出することができる。
【0079】
上記実施形態によれば、注目画像指定部32は、撮影開始後最初に入力された画像を注目画像として抽出してもよい。この場合、関連画像指定部34は、2回目以降に撮影された画像を抽出して、関連画像とする。従って、撮影者が注目画像を選択しなくても、自動的に注目画像ファイルを作成することができる。
【0080】
上記実施形態によれば、まとめて管理すべき複数の画像を記録する場合に、その中の1つの画像ファイルに他の画像の情報を集約させることにより、一連の画像の関連性を保持してまとめておくことができる。
【0081】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0082】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、本発明によれば画像を対応付けて記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカメラ100の構成図である。
【図2】処理部30の機能ブロック図である。
【図3】工事現場において撮影された複数の画像の関係を示す図である。
【図4】デジタルカメラ100の背面図である。
【図5】画像表示部22によって表示された一覧表示モードの画面を示す。
【図6】デジタルカメラ100における画像記録方法を示すフローチャートである。
【図7】図6の画像選択段階(S104)における選択入力部24の詳細な動作を示すフローチャートである。
【図8】図6の画像ファイル作成段階(S106)における処理部30の詳細な動作を示すフローチャートである。
【図9】注目画像ファイルのデータ構造を示す。
【図10】表示装置200の構成図である。
【図11】データ処理部70の機能ブロック図である。
【図12】鑑賞用フォーマットに基づいた表示データを表示した表示画面を示す。
【図13】一覧表示用フォーマットに基づいた表示データを表示した表示画面を示す。
【図14】表示装置200における表示方法を示すフローチャートである。
【図15】図14の一覧表示用データ表示段階(S202)におけるデータ処理部70の詳細な動作を示すフローチャートである。
【図16】第2実施形態における画像処理装置150の構成図である。
【図17】第3実施形態における表示装置200のデータ処理部70のハードウェア構成図である。
【符号の説明】
10 撮影部
12 レンズ
14 絞り
15 読取部
16 CCD
18 A/D変換器
20 バッファメモリ
22 画像表示部
24 選択入力部
26 記録部
30 処理部
32 注目画像指定部
34 関連画像指定部
36 ファイル名付与部
38 縮小画像生成部
40 画像ファイル生成部
42 表示処理部
50 制御部
60 入力部
62 データ表示部
64 画像選択入力部
70 データ処理部
72 補助記憶部
74 指示部
78 画像抽出部
80 付帯情報読取部
82 付帯情報抽出部
84 表示フォーマット記憶部
86 表示データ作成部
90 注目画像
92 関連画像
94 縮小注目画像
96 縮小関連マーク
98 矢印
100 デジタルカメラ
102 設定ダイヤル
104 選択ボタン
106 実行ボタン
108 キャンセルボタン
110 メニューボタン
114 画像指定枠
122 読取部
200 表示装置
150 画像処理装置
210 CPU
212 入力装置
214 ROM
216 補助記憶装置
218 RAM
220 データ読取り部
320 指示モジュール
322 画像抽出モジュール
324 付帯情報読取モジュール
326 付帯情報抽出モジュール
328 表示フォーマット記憶モジュール
330 表示データ作成モジュール

Claims (7)

  1. 複数の画像を表示する表示装置であって、
    前記複数の画像のうちの注目画像のデータに、前記注目画像が縮小された縮小注目画像と、前記注目画像に関連する関連画像が縮小された縮小関連画像のデータと、前記注目画像と前記関連画像との主従関係を示す関係情報とが付帯情報として含められた注目画像ファイルを入力する入力部と、
    前記注目画像ファイルに前記縮小関連画像のデータが含まれていることを検出する付帯情報読取部と、
    前記縮小関連画像の画像サイズをさらに縮小して縮小関連マークを生成する付帯情報抽出部と、
    前記関連画像が前記注目画像に対して主に位置付けられている場合に、前記縮小関連マークが前記縮小注目画像の上に配置され、前記関連画像が前記注目画像に対して従に位置付けられている場合に、前記縮小関連マークが前記縮小注目画像の下に配置された表示データを作成する表示データ作成部と、
    前記表示データを表示するデータ表示部と
    を備える表示装置。
  2. 前記注目画像ファイルから前記注目画像のデータを抽出する画像抽出部
    をさらに備え、
    前記付帯情報抽出部は、前記注目画像ファイルから前記縮小関連画像のデータを抽出する請求項に記載の表示装置。
  3. 前記付帯情報読取部は、前記関係情報を読み取る手段を有する請求項または請求項に記載の表示装置。
  4. 複数の画像を表示する表示方法であって、
    前記複数の画像のうちの注目画像のデータに、前記注目画像が縮小された縮小注目画像と、前記注目画像に関連する関連画像が縮小された縮小関連画像のデータと、前記注目画像と前記関連画像との主従関係を示す関係情報とが付帯情報として含められた注目画像ファイルを入力する段階と、
    前記注目画像ファイルに前記縮小関連画像のデータが含まれていることを検出する段階と、
    前記縮小関連画像の画像サイズをさらに縮小して縮小関連マークを生成する段階と、
    前記関連画像が前記注目画像に対して主に位置付けられている場合に、前記縮小関連マークが前記縮小注目画像の上に配置され、前記関連画像が前記注目画像に対して従に位置付けられている場合に、前記縮小関連マークが前記縮小注目画像の下に配置された表示データを作成する段階と、
    前記表示データを表示する段階と
    を備える表示方法。
  5. 前記注目画像ファイルから、前記注目画像と前記関連画像との関係を示す関係情報を読み取る段階
    をさらに備える請求項に記載の表示方法。
  6. 複数の画像を表示するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータを、
    前記複数の画像のうちの注目画像のデータに、前記注目画像が縮小された縮小注目画像と、前記注目画像に関連する関連画像が縮小された縮小関連画像のデータと、前記注目画像と前記関連画像との主従関係を示す関係情報とが付帯情報として含められた注目画像ファイルを入力する入力部、
    前記注目画像ファイルに、前記縮小関連画像のデータが含まれていることを検出する付帯情報読取部、
    前記縮小関連画像の画像サイズをさらに縮小して縮小関連マークを生成する付帯情報抽出部、
    前記関連画像が前記注目画像に対して主に位置付けられている場合に、前記縮小関連マークが前記縮小注目画像の上に配置され、前記関連画像が前記注目画像に対して従に位置付けられている場合に、前記縮小関連マークが前記縮小注目画像の下に配置された表示データを作成する表示データ作成部
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 前記コンピュータを、
    前記注目画像ファイルから前記注目画像のデータを抽出する画像抽出部
    としてさらに機能させ、
    前記付帯情報抽出部は、前記注目画像ファイルから前記縮小関連画像のデータを抽出する請求項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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