JP4285054B2 - 過給機 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、過給機の軸受構造とその付属構造とに係る。特に軸受の形式とその軸受の周辺の構造に特徴の有る過給機に関する。
【0002】
【従来の技術】
過給機がエンジンの出力向上や効率向上の目的で用いられる。
過給機は、エンジンの出力や排ガスの回収動力により回転軸を回転させ、その回転軸に連結した圧縮機を作動させて気体を圧縮し、高圧になった気体をエンジンに供給する。
【0003】
過給機の軸受には、潤滑油を循環される滑り軸受が使用されている。エンジン(例えば、ディーゼルエンジン)のシステム油が潤滑油に用いられる。
システム油には、ディーゼルエンジン(特に、C重油仕様のもの)の燃料残渣物、摩耗粉等の異物が多量に混入している。
潤滑油を過給機に使用するに際して、清浄器、フィルタ等でこれらの異物を除去している。しかし、潤滑油に残った異物が軸受に損傷が与える恐れがあるので、軸受の潤滑油の管理が煩雑であった。
一方、磁気軸受は、所定の温度以上の環境で使用すると磁力が低下するという特性をもっている。そのため、過給機は、構成機械要素の温度が上昇しやすいので、磁気軸受を使用するのは難しかった。
【0004】
また、過給機の過給効率を向上させるには、圧縮翼車の翼と圧縮ハウジングとの隙間を小さくすることが効果的である。
しかし、磁気軸受等の非接触型の軸受を回転軸の支持に使用しようとすると、ラジアル軸受と回転軸の表面との間に所定の軸受隙間が生ずる。外部から大きな力が圧縮翼車に作用した際に、回転軸がその軸受隙間の中で傾く。特に、圧縮機がサージング現象をおこすと、一時的に大きな力が圧縮翼車に作用し、回転軸を傾けようとする力が発生する。その際に、圧縮翼車と圧縮ハウジングとが機械的に干渉をさせないために、圧縮翼車の翼と圧縮ハウジングの内面との間には予め所定のハウジング隙間を設ける必要がある。軸受隙間とハウジング隙間には機械的構造から定まる相関関係がある。一般に、軸受隙間を大きくするとハウジング隙間を大きくしなければならない。従って、圧縮効率を向上させるには、軸受隙間を小さくしたいという設計的要請があった。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−349277号公報
【特許文献2】
実開昭61−57139号公報
【特許文献3】
実開昭61−57140号公報
【特許文献4】
実開昭60−92735号公報
【特許文献5】
実開平06−8819号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上の点から、軸受の管理が容易な過給器が欲しいという要請があった。また、より圧縮効率の向上した過給機が欲しいという要請があった。また、さらに機械ロスがすくなく機械効率の向上した過給機が欲しいという要請があった。
【0007】
本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出されたもので、軸受の構造とその軸受回りの構造を工夫して、軸受の管理が容易で、軸受の寿命が長く、圧縮効率が高く、また機械効率の向上した過給機を提供しようとする。
【0008】
【課題を解決するための機構】
上記目的を達成するため、本発明に係る気体を過給する過給機を、気体を吸引し圧縮して吐出する圧縮ハウジングと、前記圧縮ハウジングに回転自在に収納された圧縮翼車と、前記圧縮翼車に回転中心を一致させて結合された回転軸と前記回転軸の外周面を磁力で吸引しラジアル方向に支持する一対のラジアル軸受と、前記回転軸をスラスト方向に支持するスラスト軸受と、前記ラジアル軸受の外周側と前記スラスト軸受の外周側とを支持する軸受ハウジングと、を備えるものとした。
【0009】
上記本発明の構成により、圧縮ハウジングが気体を吸引し圧縮して吐出し、圧縮翼車が前記圧縮ハウジングに回転自在に収納され、回転軸が前記圧縮翼車に回転中心を一致させて結合され、一対のラジアル軸受が前記回転軸の外周面を磁力で吸引しラジアル方向に支持し、スラスト軸受が回転軸をスラスト方向に支持し、軸受ハウジングが前記ラジアル軸受の外周側と前記スラスト軸受の外周側とを支持する。従って、ラジアル軸受が回転軸を吸引して支持する際に、ラジアル軸受の磁力によるスラスト力が発生せず、ラジアル軸受とスラスト軸受とが回転軸と圧縮翼車とを安定して支持できる。
【0010】
さらに、本発明に係る過給機は、前記スラスト軸受が前記回転軸に固定されたスラスト軸受回転子と前記軸受ハウジングに固定されたスラスト軸受固定子とを有し、前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との一方が前記回転中心の回りに異なる半径を持った環状のN極とS極とを生ずる様に磁化された永久磁石製である、のが好ましい。
上記本発明の構成により、前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との一方が前記回転中心の回りに半径の異なる環状のN極とS極とを生ずる様に磁化された永久磁石製であるので、環状のN極とS極の磁力が合算した力で回転軸をスラスト方向に支持できる。
【0011】
さらに、本発明に係る過給機は、前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との他方が、前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との一方の前記N極とS極とに前記回転軸の長手方向に沿って対向する面にN極またはS極を生ずる様にされた、が好ましい。
上記本発明の構成により、前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子の他方が、前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子の一方のN極とS極とに対向する面にN極またはS極を生ずる様にされたので、前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との吸引または反発の磁力により回転軸をスラスト方向に支持できる。
【0012】
さらに、本発明に係る過給機は、前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子の一方が前記回転軸を貫通させて長手方向に並んだ一対の環状部材であり、前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との他方が前記一対の環状部材に挟まれている、のが好ましい。
上記本発明の構成により、前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との他方が、前記一対の環状部材に挟まれているので、前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との他方と前記環状部材との隙間を管理して、好ましいスラスト方向の支持特性を得られる。
【0013】
さらに、本発明に係る過給機は、前記軸受ハウジングが、前記ラジアル軸受の外周側と前記スラスト軸受の外周側を冷却するためのウォータジャケットを有する、のが好ましい。
上記本発明の構成により、前記軸受ハウジングのウォータジャケットが、前記ラジアル軸受の外周側と前記スラスト軸受の外周側を冷却するので、ラジアル軸受とスラスト軸受の温度が上昇しにく、ラジアル軸受とスラスト軸受の磁気特性が劣化しない。
【0014】
さらに、本発明に係る過給機は、 前記軸受ハウジングの前記ウォータジャケットを囲う前記圧縮翼車の側の壁が前記圧縮ハウジングの壁を兼ねるのが好ましい。
上記本発明の構成により、軸受ハウジングの圧縮翼車側が圧縮ハウジングの回転軸側の壁を兼ねるので、圧縮ハウジングの回転軸側の壁の熱を軸受ハウジング側へ移動させて、圧縮ハウジングの温度を下げることが可能になる。
【0015】
さらに、本発明に係る過給機は、前記回転軸が、前記ラジアル軸受に吸引される表面に長手方向に沿って積層した複数の鋼板の層を有する、のが好ましい。
上記本発明の構成により、長手方向に複数の鋼板が積層した層が前記回転軸の前記ラジアル軸受に吸引される表面に設けられるので、ラジアル軸受の磁力線が前記回転軸を通過する際の渦損失を減らすことが出来る。
【0016】
さらに、本発明に係る過給機は、前記回転軸が、前記ラジアル軸受に吸引される表面に粉末磁性体が溶射された層を有する、のが好ましい。
上記本発明の構成により、粉末磁性体が溶射された層が回転軸の前記ラジアル軸受に吸引される表面に設けられるので、ラジアル軸受の磁力線が回転軸を通過する際の渦損失を減らすことが出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
【0018】
本発明の実施形態に係る気体を過給する過給機を説明する。図1は、本発明の第一の実施形態に係る過給機の断面図である。図2は、本発明の第二の実施形態に係る過給機の断面図である。図3は、本発明の第三の実施形態に係る過給機の断面図である。
最初に、第一の実施形態に係る過給機1を説明する。
過給機1は、気体を過給する機器であって、圧縮ハウジング10と圧縮翼車20と回転軸30と一対のラジアル軸受40とスラスト軸受50と軸受ハウジング60とタービンハウジング70とタービン翼車80と冷却配管系90とで構成される。
圧縮翼車20と回転軸30とタービン翼車80とが同一の回転中心の回りに回転する。
圧縮ハウジング10と軸受ハウジング60とタービンハウジング70とが、その回転中心に沿って順に配置される。
【0019】
圧縮ハウジング10は、気体2(例えば、空気)を吸引して吐出するハウジングである。圧縮ハウジング10は、気体2が通過する渦巻き状の部屋をもつ。渦巻き状の部屋は、中心軸から中心軸の周りを回転しつつ外側へ移動する空間を持つ。圧縮翼車20の収まった空間の通路面積は、中心から外周に向かうにしたがい、小さくなる。気体は、吸引口11から渦巻きの中心部に吸引されて、圧縮されながら渦巻きの外周へ移動し、吐出口12から吐出される。
【0020】
圧縮翼車20は、圧縮ハウジング10に回転自在に収納された翼車である。圧縮翼車20は、複数の翼を備える。圧縮翼車20は、圧縮ハウジング10の真ん中に位置し、回転中心の回りに回転する。
【0021】
回転軸30は、一端を圧縮翼車20に回転中心を一致させて結合され、他端をタービン翼車80に回転中心を一致させて結合される。回転軸30は、一対のラジアル軸受40にラジアル方向を支持され、一端の側をスラスト軸受50にスラスト方向を支持される。
【0022】
図5は、本発明に係るラジアル軸受40の側面図と正面図である。
図5において、ラジアル軸受40は、回転軸30の外周面を磁力で吸引しラジアル方向に支持する軸受であり、N個のステータコア46と2×N個の電磁コイル43とラジアル軸受ケーシング44とギャップセンサ45とで構成される。
ラジアル軸受ケーシング44は、ラジアル軸受の支持構造体であり、回転軸30に貫通される穴を持った環状部材である。
N個(例えば、4個)のステータコア46が、ラジアル軸受ケーシング44の内周面に円周等間隔に固定される。1つのステータコア46は、2つのヨーク41と基部42とで構成される。2つのヨーク41は、磁束を長手方向に透過可能な柱状体であり、一端を回転軸の表面に対向して、軸受の長手方向に沿って並べられる。2つのヨークは、回転軸の表面に対向する一端の面を磁極面とし、他端を基部42で繋がれる。
電磁コイル43が、ヨーク41の回りに巻いている。
ギャップセンサ45は、回転軸の表面と磁局面との隙間の寸法を検知するセンサである。
【0023】
電流が電磁コイル43に流れると、ステータコア46の2つのヨーク41の磁極面にN極またはS極が生じる。回転軸30の磁極面に対向する表面に、磁極面の極性と反対の極性が生じて、ステータコア46の磁極面が回転軸30の表面を吸引する。
磁極面と回転軸30の表面との隙間を所定の寸法の幅に収まる様に、ギャップセンサ45の出力を基にN個のステータコア46の吸引力を制御すると、磁極面と回転軸の表面との間に隙間が維持され、ラジアル軸受40は回転軸30を支持する。
回転軸30は、ラジアル軸受40に吸引される表面に長手方向に複数の鋼板が積層した層を有するのが好ましい。
また、回転軸30は、ラジアル軸受に吸引される表面に粉末磁性体が溶射された層を有するのが好ましい。
【0024】
図6の(A)乃至(C)は、スラスト軸受の第一乃至第三の実施の形態の側面図である。
スラスト軸受50は、回転軸30をスラスト方向に支持する軸受である。
スラスト軸受50は、スラスト軸受回転子51とスラスト軸受固定子52とで構成される。スラスト軸受回転子51は、回転軸30に固定される。スラスト軸受固定子52は、軸受ハウジング60に固定される。
【0025】
スラスト軸受回転子51とスラスト軸受固定子52の一方が回転軸30の回転中心の回りに異なる半径を持った環状のN極とS極とが生ずる様に磁化された永久磁石製であるのが好ましい。
また、スラスト軸受回転子51とスラスト軸受固定子52の他方が、電磁コイルによりスラスト軸受回転子51とスラスト軸受固定子52の一方の前記N極とS極とに長手方向に対向する位置に極が発生する様にされるのが好ましい。
また、スラスト軸受回転子51a、51bが回転軸30を貫通させて長手方向に並んだ一対の環状部材であり、スラスト軸受固定子52a、52bが一対の環状部材に挟まれている、のが好ましい。
【0026】
図6の(A)または(B)は、スラスト軸受回転子51a、51bが回転軸30の回転中心の回りに異なる半径を持った環状のN極とS極とを生ずる様に磁化された一対の永久磁石製の環状部材である。さらに、スラスト軸受固定子52a、52bが、ぞの環状部材に挟まれ、電磁コイルによりスラスト軸受回転子51a、51bの前記N極とS極とに回転軸の長手方向に沿って対向する位置にN極またはS極を生ずる様にされている、のを示している。
図6の(A)は、スラスト軸受固定子52aが、電磁コイルに印加する電圧の向きによりスラスト軸受回転子51aのN極とS極とに回転軸30の長手方向に沿って対向する位置に同極が発生する様にされる、のを示す。従って、スラスト軸受回転子51aとスラスト軸受固定子52aとは、反発しあう。
図6の(B)は、スラスト軸受固定子52bが、電磁コイルに印加する電圧の向きによりスラスト軸受回転子51bのN極とS極とに回転軸30の長手方向に沿って対向する位置に異極が発生する様にされる、のを示す。従って、スラスト軸受回転子51bとスラスト軸受固定子52bとは、吸引しあう。
【0027】
図7の(A)と(B)は、第一と第二の実施形態に係るスラスト軸受固定子を示している。
スラスト軸受固定子52a、52bは、柱状部材53a、53bと環状部材55a、55bとで構成される。
スラスト軸受固定子52a、52bは、中央部に回転軸30が貫通する円形孔を持っている。M個の磁束を透過可能な柱状部材53a、53bが、その円形孔から周囲に放射状に伸びる。環状部材55a、55bが、そのN個の柱状部材53a、53bの外周部を繋いでいる。
電磁コイル54a、54bが柱状部材53a、53bに巻き付いている。
電磁コイル54a、54bに通電すると、柱状部材53a、53bの電磁コイル54a、54bを挟んだ内周側と外周側の位置にN極またはS極を生じる。
電子コイル54a、54bに印加する電圧の向きにより、N極とS極の生ずる位置が異なる。
【0028】
図8は、第一と第二の実施形態に係る一個のスラスト軸受回転子51を示している。一個のスラスト軸受回転子51は、中心に回転軸30が貫通する孔をもった永久磁石製の環状部材である。環状の溝が、その円形部材の一方の側面に設けられる。環状部材は、その溝を挟んだ内側と外側とがN極またはS極を生ずる様に磁化されている。
【0029】
軸受ハウジング60は、ラジアル軸受40の外周側とスラスト軸受50の外周側とを支持するハウジングである。
軸受ハウジング60が、ラジアル軸受40の外周側とスラスト軸受50の外周側を冷却するためのウォータジャケットHを有するのが好ましい。
また、軸受ハウジング60のウォータジャケットHを囲う圧縮翼車20の側の壁が圧縮ハウジング10の壁を兼ねるのが好ましい。
図1は、ウォータジャケットHの圧縮翼車20の側の内壁と圧縮ハウジング10のウォータジャケットHの側の内壁の間が狭く(例えば、5〜6mm)なっている、のを示す。
【0030】
タービンハウジング70は、エンジンの排ガスを吸気し、膨張して排出するハウジングである。タービンハウジング70は、排ガス3が通過する渦巻き状の部屋を持つ。渦巻き状の部屋は、外周から中心軸周りに回転しながら中心部へ移動する空間をもつ。タービン翼車80の収まるその空間の通路面積は、外周から中心に移動するに従い、大きくなる。排ガス3は、ガス吸引口71から渦巻きの外周へ吸引されて、膨張しながら中心へ移動し、ガス吐出口72から吐出される。
【0031】
タービン翼車80は、タービンハウジング70に回転自在に収納された翼車である。タービン翼車80は、複数の翼を備える。タービン翼車80は、タービンハウジング70の真ん中に位置し、回転中心の回りに回転する。
排ガス3は、タービンハウジングのガス吸入口から吸引され、膨張する過程で、タービン翼車80を回転させる。タービン翼車80は、回転軸30を介して、圧縮翼車20を回転させる。
【0032】
図4は、冷却配管系90の第一乃至第三の実施の形態を示す系統図である。
冷却配管系90は、軸受ハウジング60のウォータジャケットHに冷却媒体を循環させる系統である。
冷却配管系90の第一の実施の形態は、熱交換機91aと静水循環ポンプ92aと海水循環ポンプ93aとそれぞれを連通させる冷却配管とで構成される。
海水循環ポンプ93aは、海水を熱交換機91aと海との間で循環させるポンプである。
静水循環ポンプ92aは、静水を熱交換機91aとウォータジャケットHとの間で循環させるポンプである。
熱交換機91aは、静水と海水との間で非接触に熱交換する装置である。
静水がウオータジャケットHから熱を運び、熱交換器91aで熱を海水にうつして冷却される。暖められた海水が海へ戻る。
【0033】
第二の実施の形態にかかる冷却配管系90bは、熱交換機91bと静水循環ポンプ92bとそれぞれを連通させる冷却配管とで構成される。
静水循環ポンプ92bは、静水を熱交換機91bとウォータジャケットHとの間で循環させるポンプである。
熱交換機91bは、静水を図示しない熱冷媒により冷却する装置である。
静水は、ウオータジャケットHから熱を運び、熱交換器91bで冷却される。
【0034】
第三の実施の形態にかかる冷却配管系90cは、海水循環ポンプ93cと、それぞれを連通させる冷却配管とで構成される。
海水循環ポンプ93cは、海水をウォータジャケットHと海との間で循環させるポンプである。
海水は、ウオータジャケットHから熱を運び、海に戻される。
【0035】
次に、第二の実施形態に係る過給機1を説明する。
第二の実施形態に係る過給機1の構造は、第一の実施形態に係る過給機1の構造とほぼ同じであり、圧縮ハウジング10と軸受ハイジング60のウォータジャケットの周囲の構造が異なる。
大径の押さえフランジが、スラスト軸受50のスラスト軸受固定子52a、52bを軸受ハウジング60に固定している。
【0036】
次に、第三の実施形態に係る過給機1を説明する。
第三の実施形態に係る過給機1の構造は、第一の実施形態に係る過給機1の構造とほぼ同じであり、スラスト軸受50の構造が異なる。
図6の(C)は、第三の実施形態に係るスラスト軸受50cを示す。
スラスト軸受固定子52cが、回転軸30の回転中心の回りに異なる半径を持った環状のN極とS極とを生ずる様に磁化された一対の永久磁石製の環状部材である。スラスト軸受回転子51cが、その環状部材に挟まれて、電磁コイルによりスラスト軸受固定子52cのN極とS極とに回転軸30の長手方向に沿って対面する位置に極が生ずる様にされる。
スラスト軸受回転子51cが、電磁コイルによりスラスト軸受固定子52cのN極とS極とに回転軸の長手方向に沿って対向する位置に同極が生ずる様にされると、スラスト軸受回転子51cとスラスト軸受固定子52cとは、反発しあう。
スラスト軸受固定子51cが、電磁コイルによりスラスト軸受固定子52cのN極とS極とに回転軸の長手方向に沿って対向する位置に異極が生ずる様にされると、スラスト軸受回転子51cとスラスト軸受固定子52cとは、吸引しあう。
【0037】
上述の実施形態の過給機を用いれば、以下の作用と効果を発揮できる。
エンジンの排ガス3がタービンハウジング70のガス吸気口から入り、タービン翼車80を回転させて、ガス吐出口72から吐出する。
タービン翼車80が回転軸30を介して圧縮翼車を回転し、気体が圧縮ハウジング10の気体吸引口11から吸気し、圧縮翼車により圧縮されて、気体吐出口12から吐出される。
また、ギャップセンサの出力を基にラジアル軸受40のN個のステータコア46が回転軸30を引っ張る力をそれぞれ調整し、ヨーク41の磁極面と回転軸30の隙間が所定の範囲内に収まるようにする。特に、圧縮ハウジング10でサージングが発生した、大きな変動荷重が回転軸30に作用した際に、電磁コイルに流れる電流を制御して、ラジアル軸受の支持特性を最適化することができる。
また、反発型ラジアル軸受では、回転軸を支持する反発力の大きさに応じてスラスト力が発生する。しかし、ラジアル軸受40が吸引型であるので、そのようなスラスト力が発生しない。従って、ラジアル軸受の吸引力を大きくして、回転軸の傾きを抑制することが容易にできる。そのため、圧縮ハウジング10と圧縮翼車20との隙間を小さくすることができる。
また、スラスト軸受50が、回転軸30を中心とする半径の異なるN極とS極とをもっているので、N極とS極に生じた磁力の合算したスラスト力を発生することができる。そのため、スラスト力を大きくしてスラスト軸受の支持特性を改善することが容易にできる。
従って、ラジアル軸受とスラスト軸受の回転軸とが回転軸を容易に安定して支持でき、圧縮ハウジング10と圧縮翼車20との隙間を小さくすることができ、圧縮効率を向上させることができる。
また、磁気軸受を採用したので、軸受での機械摩擦が発生せす、機械ロスを小さくすることができる。
また、回転軸のラジアル軸受に支持される表面に、積層鋼板が回転軸の長手方向に沿って積層された層を設けたので、ラジアル軸受の磁束が回転軸の表面を透過した際に、回転軸の表面に生ずる渦電流が小さく、電気抵抗損失がすくない。
また、回転軸のラジアル軸受に支持される表面に、粉末磁性体が回転軸の長手方向に沿って溶射された層を設けたので、ラジアル軸受の磁束が回転軸の表面を透過した際に、回転軸の表面に生ずる渦電流が小さく、電気抵抗損失がすくない。
【0038】
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
スラスト軸受回転子またはスラスト軸受固定子に電磁コイルが巻かれた例で説明したが、これに限定されず、例えば永久磁石を用いてもよい。
スラスト軸受回転子またはスラスト軸受固定子に環状のN極とS極とがそれぞれ一箇所に生ずる例で説明したが、これに限定されず、さらに多くの環状のN極とS極を生じさせてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の気体を過給する過給機は、その構成により、以下の効果を有する。
過給機のラジアル軸受に吸引式の磁気軸受を採用したので、ラジアル軸受が回転軸を吸引して支持する際に、磁力によるスラスト力が発生せず、ラジアル軸受が回転軸と圧縮翼車とを安定して支持できる。
また、過給機のスラスト軸受に半径の異なる環状のN極とS極とを生ずる永久磁石を用いたので、環状のN極とS極の磁力が合算した力で回転軸をスラスト方向に支持できる。
また、スラスト軸受回転子とスラスト軸受回転子固定子の他方が、一方のN極とS極に対向する面にN極またはS極を生ずる様にしたので、前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との吸引または反発の磁力により回転軸をスラスト方向に支持できる。
また、スラスト軸受の前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子の他方が、一方の環状部材に挟まれているので、その他方と前記環状部材との隙間を管理して、好ましいスラスト方向の支持特性を得られる。
また、ウォータジャケットが、前記ラジアル軸受の外周側と前記スラスト軸受の外周側を冷却するので、ラジアル軸受とスラスト軸受の温度が上昇しにく、ラジアル軸受とスラスト軸受の磁気特性が劣化しない。
また、軸受ハウジングの圧縮翼車側の壁が圧縮ハウジングの回転軸側の壁を兼ねるので、圧縮ハウジングの回転軸側の壁の熱を軸受ハウジング側へ移動させて、圧縮ハウジングの温度を下げることが可能になる。
また、長手方向に複数の鋼板が積層した層が前記回転軸の前記ラジアル軸受に吸引される表面に設けられるので、ラジアル軸受の磁力線が前記回転軸を通過する際の渦損失を減らすことが出来る。
また、粉末磁性体が溶射された層が回転軸の前記ラジアル軸受に吸引される表面に設けられるので、ラジアル軸受の磁力線が回転軸を通過する際の渦損失を減らすことが出来る。
従って、軸受の構造とその軸受回りの構造を工夫して、軸受の管理が容易で、軸受の寿命が長く、圧縮効率が高く、また機械効率の向上した過給機を提供できる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る過給機の断面図である。
【図2】本発明の第二の実施形態に係る過給機の断面図である。
【図3】本発明の第三の実施形態に係る過給機の断面図である。
【図4】本発明の実施形態に係る冷却配管系統の系統図である。
【図5】本発明の実施形態に係るラジアル軸受の断面図である。
【図6】本発明の実施形態に係るスラスト軸受の断面図である。
【図7】本発明の実施形態に係るスラスト軸受固定子の断面図である。
【図8】本発明の実施形態に係るスラスト軸受回転子の断面図である。
【符号の説明】
1 過給機
2 気体
3 ガス
10 圧縮ハウジング
11 気体吸引口
12 気体吐出口
20 圧縮翼車
30 回転軸
40 ラジアル軸受
41 ヨーク
42 基部
43 電磁コイル
44 ラジアル軸受ケーシング
45 ギャップセンサ
46 ステータコア
50 スラスト軸受
50a スラスト軸受
50b スラスト軸受
50c スラスト軸受
51a スラスト軸受回転子
51b スラスト軸受回転子
51c スラスト軸受回転子
52a スラスト軸受固定子
52b スラスト軸受固定子
52c スラスト軸受固定子
53a スラスト軸受固定子の柱状部材
53b スラスト軸受固定子の柱状部材
54a スラスト軸受固定子の電気コイル
54b スラスト軸受固定子の電気コイル
55a スラスト軸受固定子の環状部材
55b スラスト軸受固定子の環状部材
60 軸受ハウジング
70 タービンハウジング
71 ガス吸引口
72 ガス吐出口
80 タービン翼車
90 冷却配管系
90a 冷却配管系
90b 冷却配管系
90c 冷却配管系
91a 熱交換器
91b 熱交換器
92a 静水ポンプ
92b 静水ポンプ
93a 海水ポンプ
93c 海水ポンプ

Claims (8)

  1. 気体を過給する過給機であって、
    気体を吸引し圧縮して吐出する圧縮ハウジングと、
    前記圧縮ハウジングに回転自在に収納された圧縮翼車と、
    前記圧縮翼車に回転中心を一致させて結合された回転軸と
    前記回転軸の外周面を磁力で吸引しラジアル方向に支持する一対のラジアル軸受と、
    前記回転軸をスラスト方向に支持するスラスト軸受と、
    前記ラジアル軸受の外周側と前記スラスト軸受の外周側とを支持する軸受ハウジングと、
    を備え、
    前記スラスト軸受が前記回転軸に固定されたスラスト軸受回転子と前記軸受ハウジングに固定されたスラスト軸受固定子とを有し、
    前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との一方が前記回転中心の回りに異なる半径を持った環状のN極とS極とを生じる様に磁化された1対の永久磁石製の環状部材であり、
    前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との他方が電磁コイルにより前記回転中心の回りに異なる半径を持った環状のN極とS極とを生ずる様に磁化された部材であり、
    前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との他方が前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との一方の1対の環状部材に前記回転中心の長手方向に沿って挟まれ、
    前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との一方に生じたN極とS極とが前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との他方に生じたN極とS極とに前記回転中心の長手方向に沿って各々に対向する、
    ことを特徴とする過給機。
  2. 前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との一方が前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との他方に対向する側面に環状の溝を設けられて前記溝を挟んだ内側と外側とに前記回転中心の回りに異なる半径を持った環状のN極とS極とを生ずる様に磁化された永久磁石製である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の過給機。
  3. 前記スラスト軸受回転子と前記スラスト軸受固定子との他方がM個の柱状部材と環状部材と電磁コイルとを持ち中央部に前記回転軸が貫通する円形孔を設けられ、M個の前記柱状部材が前記円形孔から周囲に放射状に延び、前記環状部材がM個の前記柱状部材の外周部を繋ぎ、前記電磁コイルが前記柱状部材に巻き付き、前記電磁コイルに通電すると前記柱状部材の前記電磁コイルを挟んだ内周部と外周部の位置にN極またはS極を生じる、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のうちのひとつに記載の過給機。
  4. 前記軸受ハウジングが前記スラスト軸受け固定子を前記軸受ハウジングに固定する脱着可能な押さえフランジを有し、
    前記押さえフランジの一方の側面が前記スラスト軸受固定子を押さえ、
    前記押さえフランジの他方の側面が前記圧縮ハウジングの気体が通過する渦巻き状の部屋の壁の一部を形成する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の過給機。
  5. 気体を過給する過給機であって、
    気体を吸引し圧縮して吐出する圧縮ハウジングと、
    前記圧縮ハウジングに回転自在に収納された圧縮翼車と、
    前記圧縮翼車に回転中心を一致させて結合された回転軸と
    前記回転軸の外周面を磁力で吸引しラジアル方向に支持する一対のラジアル軸受と、
    前記回転軸をスラスト方向に支持するスラスト軸受と、
    前記ラジアル軸受の外周側と前記スラスト軸受の外周側とを支持する軸受ハウジングと、
    を備え、
    前記ラジアル軸受がN個のステータコアと2×N個の電磁コイルとラジアル軸ケーシングとギャップセンサとを有し、
    N個の前記ステータコアが前記ラジアル軸受ケーシングの内周面に円周等間隔に固定され、
    前記ステータコアの2つの磁極面が前記回転軸の表面に各々に対面し、
    前記磁極面と前記回転軸の表面との隙間を所定の寸法の幅に納まる様に前記ギャップセンサの出力を基に前記電磁コイルに電流を流してN個の前記ステータコアの吸引力を制御する、
    ことを特徴とする過給機。
  6. 1個の前記ステータコアは2個のヨークと基部とを持ち、
    2個の前記ヨークは磁束を長手方向に透過可能な柱状体であり一端を前記回転軸の表面に対向して前記回転軸の長手方向に沿って並べられ他端を基部で繋がれ、
    2個のヨークの前記回転軸の表面に対向する一端の面を磁極面とし、
    2個の前記電磁コイルが2個の前記ヨークの回りに各々に巻いている、
    ことを特徴とする請求項に記載の過給機。
  7. 前記圧縮ハウジングでサージングが発生して大きな変動荷重が前記回転軸に作用したときに、前記電磁コイルに流す電流を制御して前記ラジアル軸受の支持特性を最適化する、
    ことを特徴とする請求項に記載の過給機。
  8. 気体を過給する過給機であって、
    気体を吸引し圧縮して吐出する圧縮ハウジングと、
    前記圧縮ハウジングに回転自在に収納された圧縮翼車と、
    前記圧縮翼車に回転中心を一致させて結合された回転軸と
    前記回転軸の外周面を磁力で吸引しラジアル方向に支持する一対のラジアル軸受と、
    前記回転軸をスラスト方向に支持するスラスト軸受と、
    前記ラジアル軸受の外周側と前記スラスト軸受の外周側とを支持する軸受ハウジングと、
    を備え、
    前記回転軸が前記ラジアル軸受に吸引される表面に粉末磁性体が溶射された層を有する、
    ことを特徴とする過給機。
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