JP4284447B2 - モーフィングカメラ及びモーフィング方法 - Google Patents

モーフィングカメラ及びモーフィング方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はモーフィングカメラ及びモーフィング方法に係り、特に画像をモーフィング処理して表示するモーフィングカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
2つの静止画像を変形補完処理して中間の静止画像を作ったり、静止画像間の変形を動画再生したりするモーフィングをパーソナルコンピュータ(以下、PCという)等で行うソフトウェアが知られている。これらのソフトウェアでは、PC等にデジタルカメラで撮影した画像や記録媒体に記録された画像を取り込み、その取り込んだ画像をモーフィングするようになっている。このようなソフトウェアは、モーフィングを行う際に別途画像編集ソフト等により画像の大きさや位置を調整するようになっているものが一般的である。
【0003】
また、モーフィング処理を行う携帯型玩具が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の携帯型玩具は、モーフィング処理を行うプログラムや画像を親機から取り込むこと等によりあらかじめ用意しておき、ユーザのキー操作のタイミングや時間幅等の条件に応じて上記画像を自動的にモーフィング処理して表示するものである。
【0004】
また、モーフィング処理によりゲームのキャラクタの様々な表情画像を生成し表示するエンタテインメント装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載のエンタテインメント装置では、モーフィングを行うための制御点が設定されたキャラクタの表情画像をあらかじめ準備しておき、ゲームの進行やプレイヤの操作等に対応してそれらの画像をモーフィング処理することにより、全ての表情について画像を準備することなく画面に表示されるキャラクタの表情を変化させることができるようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−115062号公報(図3、図17、図18)
【0006】
【特許文献2】
特開2001−319242号公報(図4、図8)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来のソフトウェアでは、モーフィングを行う際にデジタルカメラからPCへ画像を取り込んだり、画像編集ソフトにより別途画像の大きさや位置を調整する等、モーフィング条件の設定が煩雑かつ時間を要するものとなっている。
【0008】
また、特許文献1や特許文献2に示されるような携帯型玩具やエンタテインメント装置では、モーフィングを行う画像は製造者やサービス提供者によってあらかじめ用意されたものに限定されているため、モーフィングを行う画像をユーザ自らが選択することは困難である。
【0009】
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、モーフィングを行う画像をユーザ自らが自由に選択でき、処理条件を迅速かつ容易に設定してモーフィングを行うことができるモーフィングカメラ及びモーフィング方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本願発明の第一の態様に係るモーフィングカメラは、被写体をスルー画像として出力するとともに、撮影指示入力により撮影画像として出力する撮像手段と、前記スルー画像又は撮影画像を表示する画像表示手段と、撮影する主要被写体の大きさ及び位置を補助するために前記画像表示手段に構図補助フレームを表示させるフレーム表示制御手段と、前記構図補助フレームを使用して撮影又はズーミングされた撮影画像に対してモーフィング画像生成に使用する基準マーカを設定するマーカ設定手段と、前記基準マーカが設定された撮影画像とともに、前記設定された基準マーカを付加情報として記録する記録手段と、前記記録手段に記録された前記基準マーカが設定された2つの撮影画像を、各撮影画像の基準マーカに基づいて合成してなるモーフィング画像を生成する画像生成手段と、前記モーフィング画像を前記画像表示手段に表示させる手段と、を備えることを特徴としている。
【0011】
本願発明の第一の態様に係るモーフィングカメラでは、ユーザは自由に撮影した2つの画像同士で主要被写体の大きさや位置を迅速かつ容易に合わせてモーフィングを行い、モーフィング画像を表示することができる。
【0012】
本願発明の第二の態様に係るモーフィングカメラは、第一の態様に係るモーフィングカメラにおいて、前記構図補助フレームの位置と大きさとのうち少なくとも一方を設定するフレーム設定手段をさらに備えることを特徴としている。
【0013】
第二の態様に係るモーフィングカメラでは、画像に合わせて構図フレームの大きさや位置を設定することにより、モーフィングを行う2つの画像同士で主要被写体の大きさや位置を容易に合わせることができる。
【0014】
本願発明の第三の態様に係るモーフィングカメラは、第一又は第二の態様に係るモーフィングカメラにおいて、前記記録手段は、前記構図補助フレームを使用して撮影又はズーミングされた撮影画像とともに該構図補助フレームを付加情報として記録することを特徴としている。
【0015】
第三の態様に係るモーフィングカメラでは、記録手段に記録されている画像に基づいて繰り返しモーフィングを行う場合に、モーフィングの度ごとに構図補助フレームを設定し直す必要が無い。
【0016】
本願発明の第四の態様に係るモーフィングカメラは、第三の態様に係るモーフィングカメラにおいて、前記表示制御手段は、前記記録手段に記録されている付加情報に基づく構図補助フレームを前記表示装置に表示させることを特徴としている。
【0017】
第四の態様に係るモーフィングカメラでは、記録手段に記録されている画像に対して、他の画像の主要被写体の大きさや位置を構図補助フレームに基づいて容易に合わせることができる。
【0018】
本願発明の第五の態様に係るモーフィング方法は、撮影画像を表示する画像表示手段上に主要被写体の大きさ及び位置を補助するための構図補助フレームを表示させ、該構図補助フレームと撮影画像の主要被写体の大きさ及び位置を相対的に調整して第1の画像を取得するステップと、前記第1の画像に対してモーフィング処理に使用する基準マーカを設定するステップと、前記第1の画像の取得時に使用した構図補助フレームとともに、被写体のスルー画像を前記画像表示手段上に表示させるステップと、前記スルー画像の主要被写体の大きさ及び位置を前記構図補助フレームの大きさ及び位置に合わせて撮影し、第2の画像を取得するステップと、前記第2の画像に対して基準マーカを設定するステップと、前記第1の画像及び前記第2の画像を各画像に対して設定された基準マーカに基づいて合成してなるモーフィング画像を生成するステップと、前記モーフィング画像を表示装置に表示するステップと、を含む。
【0019】
第五の態様に係るモーフィング方法では、自由に撮影した2つの画像同士で主要被写体の大きさや位置を迅速かつ容易に合わせてモーフィングを行い、モーフィング画像を表示することができる。
【0020】
本願発明の第六の態様に係るモーフィング方法は、第五の態様に係るモーフィング方法において、前記第2の画像に対して基準マーカを設定するステップは、前記第1の画像に対して設定された基準マーカおよび前記第2の画像を表示装置に表示するステップと、前記表示された基準マーカに基づいて前記第2の画像に対するモーフィング基準マーカを設定するステップとを含むことを特徴としている。
【0021】
第六の態様に係るモーフィング方法では、第2の画像に対する基準マーカを、第1の画像に対して設定された基準マーカに基づいて迅速かつ容易に設定することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って、本発明に係るモーフィングカメラ及びモーフィング方法の好ましい実施の形態について詳説する。
【0023】
図1に、本実施の形態が適用されたデジタルカメラ10の構成を示す。デジタルカメラ10は、中央演算装置(以下、CPUという)12の制御により、以下に示すように画像データの取得(撮影)や画像の大きさの設定(デジタルズーム)、フレームおよびマーカの設定、モーフィング処理等を行う。
【0024】
撮像部14は図示しないレンズやCCD等を含み、被写体を撮影した撮影画像の画像データを出力する。撮像部14から出力された画像データはメディアインタフェース(以下、インタフェースをI/Fという)20を介して記録メディア22に記録される。
【0025】
記録メディア22に記録された画像データは、表示制御部42を介して液晶モニタ(以下、LCDという)18に画像として表示される。なお、記録メディア22は、デジタルカメラ10に対して着脱可能に構成されている。
【0026】
操作部16は図示しないレリーズボタンや電源ボタン、十字キー等を含み、ユーザによる撮影や画像の選択、デジタルズーム、フレームおよびマーカ設定等の指示入力が可能に構成されている。
【0027】
デジタルズーム処理部24は、操作部16を介したユーザの指示入力により、またCPU12の制御により画像の大きさをデジタルズームにより拡大あるいは縮小する。
【0028】
モード切替部26は、操作部16を介したユーザの指示入力により、またCPU12の制御により処理モードを切り替える。処理モードは、図2に示すように画像設定モード、撮影モード、モーフィングモードからなっている。モーフィングモードは、さらにマーカ設定モードとモーフィング動作モードとからなっている。
【0029】
フレーム生成部28は画像の大きさを決めるための基準であるフレームを生成し、フレーム制御部30が該フレームの位置および大きさを設定する。
【0030】
マーカ生成部32はモーフィング処理の基準点となるマーカを生成し、マーカ制御部34が該マーカの位置を設定する。
【0031】
画像合成部36は、撮像部14が出力する画像データに基づく画像もしくは記録メディア22に記録されている画像データに基づく画像とフレーム、マーカを合成する。
【0032】
画像切替部38は、フレームやマーカを合成しない画像と合成した画像のどちらをLCD18に表示するか設定する。
【0033】
モーフィング処理部40は、設定された2つの画像およびそれらの画像に対するマーカの設定に基づき、モーフィング処理した画像を生成する。
【0034】
表示制御部42は、撮像部14やフレーム制御部30、マーカ制御部34、画像合成部36や画像切替部38、モーフィング処理部40等を制御し、これらの構成要素が出力する画像やフレーム、マーカ等をLCD18に表示する。
【0035】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0036】
まず、デジタルカメラ10でのモーフィング処理の概要について説明する。デジタルカメラ10の電源が投入されると、図3に示すフローに従って処理が開始される。
【0037】
まず、ステップ100で処理モードを画像設定モードに設定し、ステップ102へ進む。ステップ102では、モーフィングを行う2つの画像のうち1番目の画像(以下、画像1という)を設定する。画像1は、新たに撮影する画像および既に記録メディア22に記録されている画像から設定できる(後述)。
【0038】
なお、記録メディア22にはデジタルカメラ10で撮影した画像が記録されていてもよいし、ユーザが別途取り込んだ画像が記録されていてもよい。
【0039】
次のステップ104では処理モードをモーフィングモードに設定し、ステップ106へ進んで処理モードをモーフィングモードのうちのマーカ設定モードに設定した後にステップ108へ進む。
【0040】
ステップ108および次のステップ110ではフレームの表示および設定を行う。まずステップ108では、図7(a)の例に示すように、LCD18に画像1(本実施の形態では人物1の画像)とフレームとを重ね合せて表示する。フレームの位置は、あらかじめ設定されている初期位置である。
【0041】
ステップ110では、フレームの位置を設定する。この処理は、図7(b)の例に示すように、フレームを構成する4本の線の位置を操作部16を介したユーザの指示入力に基づいて設定する処理である。図7(b)では、人物1の顔の輪郭に合わせてフレームを設定している。
【0042】
なお、本実施の形態においてはフレームが4本の線からなる場合について説明しているが、フレームはこのような構成に限定されるものではなく、円形や楕円形、4角形等であってもよい。
【0043】
次のステップ112からステップ116では、マーカの表示および設定を行う。まず、ステップ112では、図9(a)に示すように、LCD18に画像1とマーカを重ね合せて表示する。表示されるマーカの位置は、あらかじめ設定されている初期位置である。
【0044】
ステップ114では、マーカの位置を設定する。この処理は、図9(b)に示すように、初期位置に表示されたマーカを操作部16を介したユーザの指示入力に基づく位置に設定する処理である。
【0045】
次のステップ116では、全マーカの設定が終了したか否かを判断する。この判断は、操作部16を介したユーザの指示入力により行うことができる。肯定されるとステップ118へ進み、否定されるとステップ112およびステップ114においてマーカの表示および設定を繰り返す。
【0046】
一部のマーカ(マーカ1からマーカ6)を設定した状態が図9(e)であり、全マーカ(本実施の形態ではマーカ1からマーカ14)を設定した状態が図9(f)である。各マーカは、人物1の目、鼻、口の両端および中央、顔の輪郭の上下左右に合わせて設定されている。
【0047】
なお、本実施の形態においてはマーカの例としては星型のものを示しているが、マーカの形状はこの他円形や四角形であってもよく、また直線あるいは曲線状のマーカを用いるようにしてもよい。
【0048】
ステップ118では、マーカの設定が終了した画像1について、画像とマーカおよびフレーム情報を関連付けて記録する。このように画像とマーカおよびフレーム情報を関連付けて記録しておくことで、同じ画像を用いてモーフィングを行うたびごとにマーカやフレームの設定を繰り返す必要が無い。
【0049】
次のステップ120では、モーフィングを行う2つの画像のうち2番目の画像(以下、画像2という)を設定するか否かを判断する。この判断は、操作部16を介したユーザの指示入力に基づいて行うことができる。肯定されるとステップ122へ進んで処理モードを画像設定モードに設定した後にステップ124へ進み、否定されると本処理ルーチンを終了する。
【0050】
ステップ124では画像2を設定する。画像2は画像1と同様に、新たに撮影する画像および既に記録メディア22に記録されている画像から設定できる(後述)。
【0051】
次のステップ126では処理モードをモーフィングモードに設定してステップ128へ進み、処理モードをさらにマーカ設定モードに設定してステップ130へ進む。
【0052】
ステップ130からステップ134では、画像2に対するマーカの設定を行う。まず、ステップ130において、図10(b)に示すように画像2(本実施の形態では人物2の画像)と、画像1に対して設定されているマーカとを重ね合せて表示する。
【0053】
ステップ130では画像1に対して設定されているマーカが表示されるので、マーカが画像2に対して適切に設定されていない場合がある。そこで、ステップ132で、画像2に対してマーカの位置を設定する。この処理は、操作部16を介したユーザの指示入力に基づいて行うことができる。
【0054】
マーカの位置を設定すると、ステップ134において全マーカの位置を設定したか否かを判断する。肯定されるとステップ136へ進み、否定されるとステップ132へ戻ってマーカの設定を繰り返す。
【0055】
画像2に対して一部のマーカ(マーカ1〜マーカ3)を設定した状態が図10(c)であり、全マーカ(マーカ1〜マーカ14)を設定した状態が図10(f)である。各マーカは、人物2の目、鼻、口の両端および中央、顔の輪郭の上下左右に合わせて設定されている。
【0056】
ステップ136ではマーカの設定が終了した画像2について、画像とマーカ情報を関連付けて記録し、ステップ138へ進んで処理モードをモーフィング動作モードに設定する。
【0057】
ステップ140では、画像1、画像2、およびこれらの画像について設定されたマーカ情報を基にモーフィング画像を生成する。なお、マーカ情報に基づくモーフィング画像の生成は、従来から知られている手法により行うことができる。
【0058】
次のステップ142では、上記ステップ140で生成したモーフィング画像をLCD18に表示する(図11参照)。なお、図11では画像1および画像2の合成比率をそれぞれ50%としたモーフィング画像を表示する場合について示しているが、画像1および画像2の合成比率は50%に限定されるものではなく、異なる比率で合成したモーフィング画像を表示するようにしてもよい。
【0059】
また、異なる比率で合成したモーフィング画像を複数生成しておくことにより、それら複数の画像を動画として連続的に再生表示することができる。このようなモーフィング画像の表示は、図12の例に示すように、画像1(図12(a))から開始して中間状態(図12(b)〜(f))を経て画像2(図12(g))に至るように表示(白い矢印の方向)するようにしてもよいし、画像2から開始して画像1に至るように表示(黒い矢印の方向)してもよい。これらの表示は、ユーザがLCD18上に表示される再生開始ボタンA1や再生開始ボタンA2、スクロールバーB、再生停止ボタンC等を操作部16を介して操作することにより、繰り返し自由に行うことができる。
【0060】
次のステップ144では、モーフィング情報を記録するか否かを判断する。肯定されるとステップ146へ進んで画像1、画像2およびモーフィング情報を記録した後に本処理ルーチンを終了する。なお、モーフィング情報とは、モーフィングを行う画像がどの画像であるか(本実施の形態では画像1および画像2)を示す情報、およびそれらの画像からモーフィングを行うための情報を含む。
【0061】
このようにモーフィング情報を記録しておくことにより、モーフィングにより生成された画像を保存することなしに繰り返しモーフィングを行うことができ、またその際に画像やマーカ等の設定時間を省略できる。
【0062】
一方、ステップ144で判断が否定されるとステップ148へ進み、画像を再設定するか否かを判断する。この判断は、操作部16を介したユーザの支持入力に基づいて行うことができる。肯定されるとステップ150へ進む。
【0063】
ステップ150では、画像1を再設定するか否かを判断する。肯定されるとステップ100へ戻って処理モードを画像設定モードに設定した後に画像1を設定し(ステップ102)、否定されるとステップ122へ戻って処理モードを画像設定モードに設定した後に画像2を設定する(ステップ124)。
【0064】
一方、ステップ148において判断が否定されると、モーフィング情報を記録せずに本処理ルーチンを終了する。
【0065】
次に、上述の処理ルーチンのステップ102における画像1設定処理の詳細を図4を参照して説明する。
【0066】
まず、ステップ200で、画像1として撮影画像を選択するか否かを判断する。この判断は、操作部16を介したユーザの指示入力に基づいて行うことができる。肯定されるとステップ202へ進んで処理モードを撮影モードに設定した後にステップ204へ進み、否定されるとステップ206へ進んで既に記録されている画像の中からユーザの指示入力に基づいて画像を選択した後にステップ208へ進む。
【0067】
ステップ204では撮影を行って撮影画像の画像データを取得する。
【0068】
ステップ208ではLCD18に画像を表示する。ステップ204の撮影処理が行われた場合は撮影画像が、ステップ206において記録済み画像が選択された場合は当該選択された画像が表示される。
【0069】
次のステップ210では、画像1を再選択するか否かを判断する。この判断は操作部16を介したユーザの指示入力に基づいて行うことができる。肯定されるとステップ200へ戻り、否定されるとステップ212へ進む。
【0070】
ステップ212では、画像の大きさを調整するか否かを判断する。肯定されるとステップ214へ進んで図6の例に示すようにユーザの指示入力に基づきデジタルズームにより画像の大きさを調整した後に本処理ルーチンを終了してリターンし、否定されると画像の大きさを調整せずに本処理ルーチンを終了してリターンする。
【0071】
次に、上述の処理ルーチンのステップ124における画像2設定処理の詳細を図5を参照して説明する。
【0072】
まず、ステップ300で、画像2として撮影画像を選択するか否かを判断する。この判断は、操作部16を介したユーザの指示入力に基づいて行うことができる。肯定されるとステップ302へ進んで処理モードを撮影モードに設定した後にステップ304へ進み、否定されるとステップ310へ進んで既に記録されている画像の中からユーザの指示入力に基づいて画像を選択した後にステップ312へ進む。
【0073】
ステップ304では、図8(a)に示すようにLCD18に画像(本実施の形態では人物2)およびフレームを表示する。表示されるフレームは、画像1(本実施の形態では人物1)に対して設定されたフレームである。フレームを表示することにより、ユーザは撮影に際して画像1と画像2の大きさを容易に合わせることができる。
【0074】
次のステップ306では、ユーザの指示入力に基づいて撮影条件を設定する。この指示入力は、図8(b)に示すように、デジタルズームによる画像の大きさの調整を含んでいてよい。
【0075】
ステップ308では上記ステップ306で設定された撮影条件に基づいて撮影を行い、ステップ314へ進む。
【0076】
ステップ312では、画像およびフレームをLCD18に表示する。ステップ308において撮影処理が行われた場合は撮影画像が、ステップ310において記録済み画像が選択された場合は当該選択された画像が表示される。
【0077】
次のステップ314では、画像2を再選択するか否かを判断する。この判断は操作部16を介したユーザの指示入力に基づいて行うことができる。肯定されるとステップ300へ戻り、否定されるとステップ316へ進む。
【0078】
ステップ316では、画像の大きさを調整するか否かを判断する。肯定されるとステップ318へ進んで画像1の場合と同様に(図6参照)ユーザの指示入力に基づきデジタルズームにより画像の大きさを調整した後に本処理ルーチンを設定してリターンし、否定されると画像の大きさを調整せずに本処理ルーチンを終了してリターンする。
【0079】
なお、本実施の形態では、画像2を撮影する際に画像1に対して設定されたフレームを表示する場合について説明しているが、画像1を撮影する際にあらかじめ定められたフレームを表示するようにしてもよい。
【0080】
また、本実施の形態では、被写体が画像1と画像2とで異なる人物の場合について説明しているが、本発明に係るモーフィングカメラ及びモーフィング方法では画像1と画像2とで人物が同じであってもよい。例えば、怒った顔と笑った顔のように、同じ人物の表情が異なる画像を設定してモーフィング画像を生成するようにしてもよい。
【0081】
また、本実施の形態では人物の画像についてモーフィングを行う場合について説明しているが、本発明に係るモーフィングカメラ及びモーフィング方法ではモーフィングを行う画像は人物に限定されるものではなく、2つの画像の一方あるいは両方を人物以外の画像としてもよい。このように、デジタルカメラ10ではユーザは様々な画像についてモーフィングを行い、モーフィング画像を楽しむことができる。
【0082】
以上説明したように、本実施の形態が適用されたデジタルカメラ10では、既に記録されている画像および新たに撮影する画像の内からモーフィングを行う2つの画像を自由に設定でき、またフレームやマーカ、デジタルズーム等を用いてモーフィング条件を迅速かつ容易に設定できる。また、フレームやマーカの設定、モーフィング情報が画像と関連付けて記録されるので、モーフィングを行うたびごとに条件を設定し直す必要が無い。
【0083】
このように、デジタルカメラ10では、ユーザはモーフィングを行う画像を自由に設定でき、モーフィング条件を迅速かつ容易に設定できる。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、モーフィングを行う画像をユーザが自由に選択でき、処理条件を迅速かつ容易に設定してモーフィングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態に係るデジタルカメラの構成図である。
【図2】本発明の一の実施の形態に係り、デジタルカメラの処理モードを示す図である。
【図3】本発明の一の実施の形態に係り、モーフィング処理の概要を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一の実施の形態に係り、画像1設定処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一の実施の形態に係り、画像2設定処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一の実施の形態に係り、画像の大きさ調整を示すイメージ図である。
【図7】本発明の一の実施の形態に係り、フレームの位置設定を示すイメージ図である。
【図8】本発明の一の実施の形態に係り、フレームを用いた画像の大きさ調整を示すイメージ図である。
【図9】本発明の一の実施の形態に係り、画像1に対するマーカ設定を示すイメージ図である。
【図10】本発明の一の実施の形態に係り、画像2に対するマーカ設定を示すイメージ図である。
【図11】本発明の一の実施の形態に係り、モーフィング画像の表示例を示す図である。
【図12】本発明の一の実施の形態に係り、モーフィング画像の他の表示例を示す図である。
【符号の説明】
10・・・デジタルカメラ、14・・・撮像部、18・・・LCD、24・・・デジタルズーム処理部、28・・・フレーム発生部、30・・・フレーム制御部、32・・・マーカ発生部、34・・・マーカ制御部、36・・・画像合成処理部、40・・・モーフィング処理部、42・・・表示制御部、A1、A2・・・再生開始ボタン、B・・・スクロールバー、C・・・再生停止ボタン

Claims (5)

  1. 被写体をスルー画像として出力するとともに、撮影指示入力により撮影画像として出力する撮像手段と、
    前記スルー画像又は撮影画像を表示する画像表示手段と、
    撮影する主要被写体の大きさ及び位置を補助するために前記画像表示手段に構図補助フレームを表示させるフレーム表示制御手段と、
    前記構図補助フレームを使用して撮影又はズーミングされた画像とともに、当該画像に対して設定された構図補助フレームの位置及び大きさを当該画像に関連付けて記録するフレーム記録手段と、
    前記構図補助フレームを使用して撮影又はズーミングされた画像に対してモーフィング画像生成に使用する基準マーカの数及び位置を設定するマーカ設定手段と、
    前記基準マーカが設定された画像とともに、前記設定された基準マーカを付加情報として、当該画像に関連付けて記録する基準マーカ記録手段と、
    前記記録手段に記録された前記基準マーカが設定された2つの画像を、各画像の基準マーカに基づいて合成してなるモーフィング画像を生成する画像生成手段と、
    前記モーフィング画像を前記画像表示手段に表示させる手段と、
    を備え、
    前記フレーム表示制御手段は、予め設定されている初期位置、および前記記録された画像からユーザの指示入力に基づいて選択した画像に対して関連付けられた位置及び大きさのいずれか一方で前記構図補助フレームを表示させ、
    前記マーカ設定手段は、標準位置に表示したマーカをユーザの指示入力に基づいて移動すること、および前記記録された画像からユーザの指示入力に基づいて選択された画像に関連付けられている数及び位置の前記基準マーカを表示し、当該表示した基準マーカをユーザの指示入力に基づいて移動すること、のいずれか一方により前記基準マーカを設定する、
    ことを特徴とするモーフィングカメラ。
  2. 前記構図補助フレームの位置と大きさとのうち少なくとも一方を設定するフレーム設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のモーフィングカメラ。
  3. 撮影画像を表示する画像表示手段上に主要被写体の大きさ及び位置を補助するための構図補助フレームを表示させ、該構図補助フレームと撮影画像の主要被写体の大きさ及び位置を相対的に調整して第1の画像を取得するステップと、
    前記第1の画像に対してモーフィング処理に使用する基準マーカの数及び位置を設定するステップと、
    前記第一の画像を取得するステップにより取得された画像の中からユーザにより選択された画像に対して関連付けられている位置及び大きさの構図補助フレームとともに、被写体のスルー画像を前記画像表示手段上に表示させるステップと、
    前記スルー画像の主要被写体の大きさ及び位置を、前記表示した前記構図補助フレームの大きさ及び位置に合わせて撮影し、第2の画像を取得するステップと、
    前記第2の画像に対して基準マーカを設定するステップと、
    前記第1の画像及び前記第2の画像を各画像に対して設定された基準マーカに基づいて合成してなるモーフィング画像を生成するステップと、
    前記モーフィング画像を表示装置に表示するステップと、
    を含むモーフィング方法。
  4. 前記第2の画像に対して基準マーカを設定するステップは、ユーザにより選択された前記画像に対して関連付けられている数及び位置の基準マーカおよび前記第2の画像を表示装置に表示するステップと、前記表示された基準マーカをユーザの指示入力に基づいて移動し、当該移動した位置に前記第2の画像に対するモーフィング基準マーカを設定するステップとを含むことを特徴とする請求項3に記載のモーフィング方法。
  5. 前記第1の画像に対して基準マーカを設定するステップは、所定の標準位置に基準マーカを表示するステップと、前記表示した基準マーカをユーザの指示入力に基づいて移動し、当該移動した位置に基準マーカを設定するステップと、を含むことを特徴とする請求項3又は4に記載のモーフィング方法。
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