JP4283717B2 - 遅延補正回路 - Google Patents

遅延補正回路 Download PDF

Info

Publication number
JP4283717B2
JP4283717B2 JP2004085910A JP2004085910A JP4283717B2 JP 4283717 B2 JP4283717 B2 JP 4283717B2 JP 2004085910 A JP2004085910 A JP 2004085910A JP 2004085910 A JP2004085910 A JP 2004085910A JP 4283717 B2 JP4283717 B2 JP 4283717B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
input
potential
signal
delay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004085910A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004312719A (ja
Inventor
智 誉田
岡本  光弘
修二 簗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Holdings Co Ltd
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Holdings Co Ltd
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Holdings Co Ltd, Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Holdings Co Ltd
Priority to JP2004085910A priority Critical patent/JP4283717B2/ja
Publication of JP2004312719A publication Critical patent/JP2004312719A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4283717B2 publication Critical patent/JP4283717B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pulse Circuits (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

本発明は遅延回路の構成に関し、更に詳しくは遅延時間を一定にする遅延回路およびこの遅延回路を用いた電子回路の構成に関する。
遅延回路は、電子回路一般で広く使われている。遅延回路を用いた回路の例として2逓倍回路がある。2逓倍回路とは、源振信号を入力し、その出力信号を2倍速(2倍の周波数)にすることができる回路であって、ワンチップマイコンやCPU用のクロック回路などに使用されている。
ところで、源振信号を2倍にするには、動作する回路全てが利用するシステムクロック信号そのものを2倍にする方法がある。しかしながら、この方法では、特定の回路だけをさらに高速で動作させることができないばかりか、システムクロック信号が2倍になることで消費電力が増大してしまうといった問題がある。ゆえに、システムクロック信号そのものを2倍にするのではなく、2逓倍回路を用いて特定の回路に供給するクロック信号のみを2倍にすることが広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
また、低消費電力を強く求める電子回路(例えば、小型携帯機器や時計)では、無駄な電力の消費を止めるために頻繁に源振信号をON/OFFさせる事がある。すなわち、源振信号の入力と停止とを目的に合わせ頻繁に繰り返すのである。
上記のような、頻繁な源振信号のON/OFFにおいては、特許文献1に示した従来技術を用いた2逓倍回路では、ON直後の遅延時間と幾分動作した後の遅延時間とが異なってしまうという問題があった。
この遅延時間の違いは、特許文献1に示した従来技術を用いた2逓倍回路においては、逓倍信号のデューティの一時的な変動となり、この信号を使った内部回路の誤動作を引き起こすことがあり、回路を誤動作させるなどの問題があった。
図を用いて詳しく説明する。図9(a)〜(c)は、特許文献1に示した従来技術を用いた2逓倍回路を示す図である。図9(a)は、2逓倍回路の構成を示す回路図である。図9(b)は、特許文献1に示した従来技術にも用いられている一般的な遅延回路の構成を示す回路図である。図9(c)は、2逓倍回路の入出力端子の電位変化を模式的に示した図である。
図9(a)において、102は源振信号回路、103は内部回路、900は2逓倍回路、901は遅延回路、902は2入力エクスクルーシブオア(排他的OR)回路、903は入力端子、904は出力端子である。
2逓倍回路900は、源振信号回路102からの信号を入力とする遅延回路901と、源振信号回路102からの信号と遅延回路901による遅延後の信号とを入力とする2入力エクスクルーシブオア回路902と、で構成している。
2逓倍回路900は、源振信号回路102からの逓倍前の信号を入力とし逓倍信号を内部回路103に出力するものであって、2入力エクスクルーシブオア回路902の出力が2逓倍回路900の出力として内部回路103に入力している。
次に、2逓倍回路900の動作を説明する。2入力エクスクルーシブオア回路902は、入力信号の電位が異なるときは高電位であるVDD電位を出力し、それ以外は低電位であるVSS電位を出力する。
遅延回路901の遅延時間が源振信号回路102の出力の周期のおよそ1/4に設定した
場合、2入力エクスクルーシブオア回路902の出力がほぼデューティ50%の2逓倍信号となる。
次に、遅延回路901を図9(b)を用いて説明する。905はインバータ回路、906は抵抗、907は容量、107はVSS電位を供給する低電位電源線である。遅延回路901は、一般的に広く知られている遅延回路であって、入力端子903と出力端子904と、インバータ回路905と抵抗906と容量907と、から構成されている。なお、抵抗906と容量907とは、抵抗906の電流制限特性と容量907の充放電特性とを利用した遅延要素である。
回路は、図示しないVDD電位を供給する電源線(VDD電源線)106と低電位であるVSS電位を供給する電源線(VSS電源線)107との間の電位で動作する。
入力端子903は、インバータ回路905の入力に接続し、インバータ回路905の出力は抵抗906の一方の端子に接続し、抵抗906の他方の端子は、容量907の一方の端子と出力端子904とに接続している。容量907の他方の端子はVSS電源線107に接続している。なお、容量907の他方の端子は、VSS電源線107に接続しなければならないわけではなく、VDD電源線106に接続してもかまわない。
次に、遅延回路901の動作を図9(c)を用いて説明する。図9(c)は、図9(a)に示す2逓倍回路900の電位変化を模式的に示した図である。
図中の1段目に入力端子903の電位を示し、2段目に出力端子904の電位を示し、3段目に2逓倍回路900の出力電位を示す。図中の縦軸はVDD電位とVSS電位とを表すものであって、1段目または3段目と2段目とではそれぞれその高さが異なるが、これは波形を見やすくするためのものである。
源振信号回路102から信号が入力開始し、入力端子903の電位がVSS電位からVDD電位に変化すると、出力端子904の電位は、抵抗906と容量907との時定数に沿ってVSS電位から上昇する。源振信号回路102からの信号が反転し、入力端子903の電位がVDD電位からVSS電位に変化すると、出力端子904の電位は、同様に抵抗906と容量907との時定数に沿ってVDD電位から降下する。
源振信号回路102からの信号の反転にしたがって出力端子904の電位は、上昇と下降とを繰り返す。2入力エクスクルーシブオア回路902は、入力信号の電位が異なるときはVDD電位を出力し、それ以外はVSS電位を出力するから、2逓倍回路900の出力は、入力端子903の信号を2倍の周波数にした信号となる。
特開2002−064367号公報(第2頁、第5図)
ところが、特許文献1に示した従来技術を用いた2逓倍回路は、遅延回路がON直後の遅延時間と幾分動作した後の遅延時間とが異なるという問題がある。
詳しく説明する。源振信号回路102からの信号が入力された直後は、出力端子904の電位はVSS電位から上昇を開始しているのに対し、2回目の周期(T2)ではVSS電位より幾分VDD電位寄りの高い電位から上昇を開始している。
出力端子904の電位の下降に関しても同様であり、源振信号回路102からの信号入力直後に比べ2回目の周期(T2)、3回目の周期(T3)と下降開始電位が1/2VDD電位からVDD電位寄りに上がっている。なお、1/2VDD電位とは、電源電位の2分の1の電位を示すものである。
出力端子904の出力信号を入力とする2入力エクスクルーシブオア回路902は、一般的に入力信号が1/2VDD電位を横切ったときその出力の論理を変える。出力端子9
04の信号の周期は図9(c)に示すT1、T2、T3・・・のように徐々に変化して一定の値に収まる。図9(c)に示したように、周期変動が最も大きいのは、源振信号回路102からの信号入力開始直後である。
逓倍出力信号のデューティを50%に近づけるためには、遅延時間を源振信号周期の1/4程度にする必要があり、図9(c)を使って説明したように、遅延回路の動作において、ON直後の遅延時間と幾分動作した後の遅延時間とが異なってしまい、図9(a)に示す2逓倍回路においては、逓倍出力信号のデューティの変動は避けられない。
図9(a)〜(c)を用いて説明したように、特許文献1に示した従来技術を用いた2逓倍回路では、逓倍出力のデューティが変化してしまい、頻繁に逓倍回路をON/OFFする低消費電力回路では逓倍出力を入力とする内部回路で誤動作等の問題を引き起こしていた。
本発明の目的は上記欠点を解決し、例えば、低消費電力を要求される電子回路においても、2逓倍回路を安定に動作させる事が可能な遅延補正回路を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、以下のような構成を採用する。
源振信号を遅延する遅延回路と、遅延回路の出力と高電位電源線との間に設ける第1のスイッチ手段と、遅延回路の出力と低電位電源線との間に設ける第2のスイッチ手段と、第1のスイッチ手段と第2のスイッチ手段とを開閉制御する制御回路と、を有する遅延補正回路において、
制御回路は、源振信号の切り替わりにパルスを発生するパルス発生回路と、第1のスイッチ手段と第2のスイッチ手段とを開閉制御するスイッチ切り替え回路と、からなること
を特徴とする。
パルス発生回路は、抵抗と、容量と、インバータ回路と、論理合成回路と、を有するようにしてもよい
スイッチ切り替え回路は、インバータ回路と、オア回路と、アンド回路と、を有するようにしてもよい
第1のスイッチ手段は、PチャネルMOSトランジスタであり、第2のスイッチ手段は、NチャネルMOSトランジスタであり、
制御回路は、遅延回路の出力信号を元にして、PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタとを交互にオンする信号を出力し、遅延回路の出力端子を、高電位電源線と低電位電源線とに交互に接続するようにしてもよい
本発明の遅延補正回路は、遅延回路が動作を開始した直後の遅延時間と幾分動作した後の遅延時間とが等しく、かつ源振信号回路からの出力信号に同期することができるという特徴を有する。
本発明の遅延補正回路を2逓倍回路に応用すれば、従来の遅延回路を用いた2逓倍回路で問題となっていた、逓倍出力のデューティ変化やそれによる内部回路の誤動作を防止することができる。
以下、図を用いて本発明の実施の形態を詳述する。図1は、本発明の遅延補正回路100を示す図であり、図2は、制御回路101の構成を示す図であり、図3は、パルス発生回路200の構成を示す図であり、図4は、スイッチ切り替え回路201の構成を示す図である。図5は、遅延補正回路100の動作を説明するタイミングチャートである。図6は、本発明の遅延補正回路100を利用した2逓倍回路を説明する図である。
[遅延補正回路の説明:図1]
図1は、本発明の遅延補正回路100を示すものである。101は制御回路、104は第1のスイッチ手段であるPチャネルMOSトランジスタ(PMOSFET)、105は第2のスイッチ手段であるNチェネルMOSトランジスタ(NMOSFET)、106は高電位であるVDD電位を供給する電源線(VDD電源線)、107は低電位であるVSS電位を供給する電源線(VSS電源線)である。300と400とは制御回路101の入力端子、402と403とは制御回路101の出力端子である。903は遅延回路901の入力端子、904は遅延回路901の出力端子である。なお、102は源振信号回路、103は内部回路である。
本発明の遅延補正回路100は、遅延回路901と、第1のスイッチ手段であるPMOSFET104と、第2のスイッチ手段であるNMOSFET105と、PMOSFET104とNMOSFET105とを開閉制御する制御回路101と、VDD電源線106と、VSS電源線107と、を有している。
遅延回路901は、入力端子903と出力端子904とを有しており、その回路構成については後述する。制御回路101は、入力端子300と入力端子400と出力端子402と出力端子403とを有しており、その回路構成は後述する。
源振信号回路102の出力は、遅延回路901の入力端子903と接続するとともに制御回路101の入力端子400に接続し、遅延回路901の出力端子904は内部回路103の入力に接続するとともに制御回路101の入力端子300に接続する。
遅延回路901の出力端子904とVDD電源線106との間に、PMOSFET104を接続する。PMOSFET104は、ソースをVDD電源線106に接続し、ドレインを遅延回路901の出力端子904に接続する。
遅延回路901の出力端子904とVSS電源線107との間に、NMOSFET105を接続する。NMOSFET105は、ソースをVSS電源線107に接続し、ドレインを遅延回路901の出力端子904に接続する。
制御回路101の出力端子402は、PMOSFET104のゲートに接続し、制御回路101の出力端子403はNMOSFET105のゲートに接続する。
このような構成にすることで、遅延補正回路100は、源振信号回路102から入力する信号を遅延させ、内部回路103に出力する。
[遅延回路901の説明:図9(b)]
遅延回路901は、一般的に広く用いられている遅延回路を用いることができる。例えば、図9(b)に示すように、インバータ回路905と抵抗906と容量907とで信号を遅延する回路である。
以後の説明で、遅延回路901を説明する際には、この図9(b)に示す回路を参照することにする。
[制御回路101の説明:図2]
次に、遅延補正回路100を構成する制御回路101の構成を図2を用いて説明する。制御回路101は、源振信号の切り替わりにパルスを発生するパルス発生回路200と、PMOSFET104とNMOSFET105とを開閉制御するためのスイッチ切り替え回路201と、を有している。
パルス発生回路200は、入力端子300と出力端子301とを有している。スイッチ切り替え回路201は、入力端子400、401と出力端子402、403とを有している。
パルス発生回路200の出力端子301は、スイッチ切り替え回路201の入力端子401に接続する。
[パルス発生回路200の説明:図3]
制御回路101を構成するパルス発生回路200の構成を図3を用いて説明する。パルス発生回路200は、源振信号の切り替わりに合わせてスイッチ切り替え回路201にパルス状の出力信号を入力させるための回路であり、その一例を示すと次のような構成となる。
パルス発生回路200は、入力端子300と、出力端子301と、抵抗304と、容量305と、インバータ回路302と、論理合成回路である2入力エクスクルーシブノア回路303と、を有している。
入力端子300は、抵抗304の一方の端子とインバータ回路302の入力とに接続する。抵抗304の他方の端子は、2入力エクスクルーシブノア回路303の一方の入力に接続するとともにVSS電源線107との間に容量305を接続する。インバータ回路302の出力は、2入力エクスクルーシブノア回路303の他方の入力に接続し、2入力エクスクルーシブノア回路303の出力は、出力端子301に接続する。
パルス発生回路200では、入力端子300から入力する信号が、2つの信号に分かれ、各々を2入力エクスクルーシブノア回路303に入力する。2入力エクスクルーシブノア回路303に入力する一方の信号は、抵抗304と容量305とで作る時定数だけ遅延する信号であり、他方の信号は、インバータ回路302により入力端子300から入力する信号を反転させた信号である。
この2つの信号が同時にVDD電位あるいはVSS電位である時のみ、出力端子301にはVDD電位の信号が出力される。それ以外は、VSS電位の信号が出力される。
すなわち、パルス発生回路200は、入力端子300に印加する入力信号の立ち上がりかつ立ち下がりに同期して出力端子301から出力信号を発生する。
この出力信号は、入力端子300からの入力信号と抵抗304と容量305との時定数とによって得られるパルス状の出力信号であって、後述するスイッチ切り替え回路201によってPMOSFET104とNMOSFET105とを開閉制御するための信号となる。
[スイッチ切り替え回路201の説明:図4]
次に、制御回路101を構成するスイッチ切り替え回路201の構成を図4を用いて説明する。スイッチ切り替え回路201は、PMOSFET104とNMOSFET105とを開閉制御するための信号を出力端子402および403から出力する回路であり、その一例を示すと次のような構成となる。
スイッチ切り替え回路201は、入力端子400および401と、出力端子402および403と、インバータ回路404と、2入力オア回路405と、2入力アンド回路406と、を有している。
入力端子400は、2入力オア回路405の一方の入力に接続するとともに2入力アンド回路406の一方の入力に接続する。入力端子401は、インバータ回路404の入力に接続するとともに2入力アンド回路406の他方の入力に接続する。インバータ回路404の出力は、2入力オア回路405の他方の入力に接続する。2入力オア回路405の出力は出力端子402に接続し、2入力アンド回路406の出力は、出力端子403に接続する。
入力端子400から入力する信号は、2つの信号に分かれ、2入力オア回路405の1つ目の入力と2入力アンド回路406の1つ目の入力となる。入力端子401から入力する信号は、2つの信号に分かれ、インバータ回路404の入力と2入力アンド回路406の2つ目の入力となる。
インバータ回路404の出力は、入力端子401から入力する信号が反転して出力され、2入力オア回路405の2つ目の入力となる。
2入力オア回路405は、2入力オア回路405の1つ目の入力と2つ目の入力との信号のいずれか一方がVDD電位である時のみ、出力端子402にVDD電位の信号を出力する。それ以外は、VSS電位の信号を出力する。
2入力アンド回路406は、2入力アンド回路406の1つ目の入力と2つ目の入力との信号が同時にVDD電位である時のみ、出力端子403にVDD電位の信号を出力する。それ以外は、VSS電位の信号を出力する。
すなわち、スイッチ切り替え回路201は、図2に示す入力端子300に印加する入力信号の立ち上がりに同期して出力端子402から信号を発生し、かつ入力端子300に印加する入力信号の立ち下りに同期して出力端子403から出力信号を発生する。図1に示すように、出力端子402からの信号でPMOSFET104の動作を制御し、出力端子403からの信号でNMOSFET105の動作を制御する。
[動作説明:図1〜図5]
次に、図1から図5を用いて、本発明の遅延補正回路100の動作を説明する。図5は遅延回路101の動作を説明するタイミングチャートである。図中の1段目に遅延回路901の入力端子903の電位の様子を示す。2段目に制御回路101の出力端子402の電位の様子を、3段目に出力端子403の電位の様子を示す。4段目に遅延回路901の出力端子904の電位(つまり、制御回路101の入力端子300の電位)の様子を示す。
図中の縦軸はVDD電位とVSS電位とを表すものであって、1段目から3段目と4段目とのタイミングチャートではその高さが異なるが、これは波形を見やすくするためのものである。
図1に示す源振信号回路102からの信号が入力端子903に印加すると、入力端子903の電位が変化し始める。この電位がVDD電位からVSS電位に変化すると、出力端子904の電位は、遅延回路901の抵抗906と容量907とが作る遅延時間にしたがって変化し、VDD電位とVSS電位との1/2を越えた時点で次段の制御回路101の入力を変化させる。
制御回路101は、図2、図3、図4を用いて説明したように、遅延回路901の出力に同期して出力端子402と出力端子403から信号を出力する。すなわち、出力端子904の電位がVSS電位からVDD電位へと変化していき、VDD電位とVSS電位との1/2を越えた時点で出力端子402から信号を出力する。
図5に示すように出力端子402の電位は、パルス発生回路200から得られる遅延回路901の出力である出力端子904の信号に同期した信号を示している。
出力端子402がVSS電位を出力すると、PMOSFET104がONして出力端子904の電位を強制的にVDD電位に引き上げる。
入力端子903の電位がVSS電位からVDD電位に変化し、出力端子904の電位がVDD電位から降下してVDD電位とVSS電位との1/2を越えると次段である制御回路101の入力を変化させ、パルス発生回路200が遅延回路901の出力である出力端子904の信号に同期して出力端子403から信号を出力する。
出力端子403がVDD電位を出力すると、NMOSFET105がONして出力端子
904の電位を強制的にVSS電位に引き下げる。
すなわち、出力端子904の電位は、入力端子903の電位がVDD電位とVSS電位とに変化する度に同様の動作を繰り返すが、いずれの場合もVSS電位かVDD電位の間の電位において上昇あるいは降下し、どちらの場合も同じ遅延回路901の抵抗906と容量907とで作る遅延時間で変化するため、出力端子904の電位は、常に図5に示す期間T1のように一定であり、かつ入力端子903の電位変化に同期する事になる。
以上のように本発明においては、遅延回路901がONした直後の遅延時間と幾分動作した後の遅延時間とが等しく、かつ源振信号回路102からの入力信号に同期することができるため、内部回路の誤動作を防止することができる。
[本発明を利用した2逓倍回路の説明:図6]
本発明の遅延補正回路100を利用して2逓倍回路を作成した場合、従来の遅延回路を用いた2逓倍回路で問題となっている、逓倍出力のデューティ変化やそれによる内部回路103の誤動作が発生しない。図6を用いて説明する。
図6は、本発明の遅延補正回路100を利用する2逓倍回路である。この2逓倍回路は、遅延補正回路100と2入力エクスクルーシブノア回路601とからなり、源振信号回路102の信号を2逓倍して内部回路103に入力する。
源振信号回路102は、遅延補正回路100を構成する遅延回路901の入力端子903(図6には図示しない)に接続するとともに2入力エクスクルーシブノア回路601の一方の入力と接続する。遅延補正回路100を構成する遅延回路901の出力端子904(図6には図示しない)は、2入力エクスクルーシブノア回路601の他方の入力と接続する。2入力エクスクルーシブノア回路601の出力は、内部回路103に接続する。
遅延補正回路100の動作の説明で先述したように、遅延補正回路100の出力は、源振信号回路102の出力に同期し、かつ遅延補正回路100がON直後であっても幾分動作した後であっても遅延時間が同じであるため、2入力エクスクルーシブノア回路601の出力は源振信号回路102からの信号に同期しかつデューティが変化しない。したがって、本発明の遅延補正回路100を利用して2逓倍回路を構成することで、従来の技術の問題を解決することができる。
[異なる2逓倍回路の説明:図7〜8]
次に、本発明である遅延補正回路100を用いた図6とは異なる2逓倍回路について図7〜図8を用いて説明する。図7は、2逓倍回路を説明する図であり、図8は、図7に示した2逓倍回路の動作を示すタイミングチャートである。
図7に示す2逓倍回路において、既に説明した構成には同じ番号を付与しており、詳細な説明を省略する。
図7に示すごとく、この2逓倍回路は、遅延回路901と、第1のスイッチ手段であるPMOSFET104と第2のスイッチ手段であるNMOSFET105との2つのスイッチ手段と、抵抗707と容量709とインバータ701と論理合成回路である2入力アンド回路702とからなるパルス発生回路220と、スイッチ切り替え回路201と、2入力エクスクルーシブオア回路703と、を有している。
VDD電源線106は、高電位であるVDD電位を供給する電源線であり、VSS電源線107は、低電位であるVSS電位を供給する電源線である。VDD電源線106とV
SS電源線107とは、各回路に電位を供給している。
源振信号回路102の出力は、遅延回路901の入力端子とスイッチ切り替え回路201の入力端子400とに接続する。遅延回路901を構成するインバータ回路905の出力端子は、2入力エクスクルーシブオア回路703の一方の入力端子に接続する。
PMOSFET104とNMOSFET105とは、遅延回路901の出力端子と2入力エクスクルーシブオア回路703の他方の入力端子との接続点からそれぞれVDD電源線106とVSS電源線107との間に設けている。
NMOSFET105は、ソースをVSS電源線107に接続し、ドレインを遅延回路901の出力端子に接続する。PMOSFET104は、ソースをVDD電源線106に接続し、ドレインを遅延回路901の出力端子に接続する。
2入力エクスクルーシブオア回路703の出力は、パルス発生回路220の入力端子に接続するとともに、内部回路103に接続する。
パルス発生回路220の出力端子は、スイッチ切り替え回路201の入力端子401に接続する。
スイッチ切り替え回路201の出力端子402は、PMOSFET104のゲートに接続し、出力端子403はNMOSFET105のゲートに接続する。
パルス発生回路220は、抵抗707と容量709とインバータ701と2入力アンド回路702とを有している。パルス発生回路220の入力端子はインバータ回路701の入力端子と抵抗707の一方の端子に接続する。インバータ回路701の出力は、2入力アンド回路702の一方の入力端子と接続する。抵抗707の他方の端子は、2入力アンド回路702の他方の入力端子と接続するとともに、この接続点とVSS電源線107との間に容量709を設けている。
次に、図7及び図8を用いて、図7の2逓倍回路の動作を説明する。図8は図7の2逓倍回路の動作を説明するタイミングチャートである。
図中の1段目に源振信号回路102の出力端子の電位の様子を示し、2段目に2入力エクスクルーシブオア回路703の出力から得られる内部回路103の入力の電位、すなわち、この2逓倍回路の出力電位の様子を示し、3段目に2入力アンド回路702の出力端子の電位の様子を示し、4段目にスイッチ切り替え回路201の出力端子402出力の電位の様子を示し、5段目にスイッチ切り替え回路201の出力端子403の電位の様子を示し、6段目に2入力エクスクルーシブオア回路703の他方の入力端子の電位、すなわち、遅延回路901の出力電位の様子を示す。図中縦軸はVDD電位とVSS電位とを表すものであって、1段目から5段と6段とではその高さが異なるが、これは波形を見やすくするためのものである。
図7に示す源振信号回路102の出力の信号が遅延回路901のインバータ回路905の入力端子に印加すると、インバータ回路905の出力端子の電位が変化し始める。このインバータ回路905の入力端子の電位がVDD電位からVSS電位に変化すると、インバータ回路905の出力端子の電位は、インバータ回路905の入力端子の電位の反転信号であるVDD電位が出力され、2入力エクスクルーシブオア回路703の一方の入力端子に入力されるとともに、抵抗906と容量907とが作る時定数により遅延した信号が2入力エクスクルーシブオア回路703の他方の入力端子に入力される。
また、2入力エクスクルーシブオア回路703の出力端子から出力される信号は、パルス発生回路220のインバータ回路701によって反転された信号が2入力アンド回路702の一方の入力端子に入力されるとともに、抵抗707と容量709とで作る時定数だけ遅延する信号が2入力アンド回路702の他方の入力端子に入力される。
2入力アンド回路702の出力端子は、2つの入力信号が同時にVDD電位にある時のみVDD電位の信号を出力し、それ以外の時はVSS電位の信号を出力する。
すなわち、2入力アンド回路702の出力は、2入力エクスクルーシブオア回路703の出力信号の立ち下がりに同期して2入力アンド回路702の出力端子から出力信号を発生するもので、2入力エクスクルーシブオア回路703の出力信号の周期と抵抗707と容量709との値を選択する事で、図8の3段目に示すようなパルス状の出力信号を得ている。
また、2入力アンド回路702の出力信号が、スイッチ切り替え回路201の入力端子401に入力すると、先述したようにスイッチ切り替え回路201の出力端子402の出力信号は、図8の4段目に示すように2入力エクスクルーシブオア回路703の他方の入力の入力信号の立ち上がりに同期して信号が発生し、スイッチ切り替え回路201の出力端子403の出力信号は、図8の5段目に示すように2入力エクスクルーシブオア回路703の他方の入力の入力信号の立ち下がりに同期して信号が発生する。
図7に示す源振信号回路102からの信号が、インバータ回路905の入力端子に印加すると、インバータ回路905の出力端子の電位が変化し始める。このインバータ回路905の入力端子の電位がVDD電位からVSS電位に変化すると、インバータ回路905の出力端子の電位は、インバータ回路905の入力端子の電位の反転信号であるVDD電位が出力され、2入力エクスクルーシブオア回路703の一方の入力端子に入力されるとともに、抵抗906と容量907とが作る時定数により遅延した信号が2入力エクスクルーシブオア回路703の他方の入力端子に入力される。2入力エクスクルーシブオア回路703の他方の入力が、抵抗906と容量907とが作る遅延時間にしたがってVSS電位からVDD電位へと変化していき、VSS電位とVDD電位との1/2を越えた時点で、2入力エクスクルーシブオア回路703の出力が、VDD電位からVSS電位へ変化する。
すなわち、スイッチ切り替え回路201の出力端子402の出力信号がVSS電位となり、PMOSFET104がONし、図9の6段目に示すように2入力エクスクルーシブオア回路703の他方の入力の電位を強制的にVDD電位へ引き上げる。
また、インバータ回路905の入力端子の電位がVSS電位からVDD電位に変化すると、インバータ回路905の出力端子の電位は、インバータ回路905の入力端子の電位の反転信号であるVSS電位が出力され、2入力エクスクルーシブオア回路703の一方の入力端子に入力されるとともに、2入力エクスクルーシブオア回路703の他方の入力が、抵抗906と容量907とが作る遅延時間にしたがってVDD電位からVSS電位へと変化していき、VDD電位とVSS電位との1/2を越えた時点で、2入力エクスクルーシブオア回路703の出力が、VDD電位からVSS電位へ変化する。
すなわち、スイッチ切り替え回路201の出力端子403の出力信号がVDD電位となり、NMOSFET105がONし、図9の第6段目に示すように2入力エクスクルーシブオア回路703の他方の入力の電位を強制的にVSS電位へ引き下げる。
2入力エクスクルーシブオア回路703の他方の入力の電位は、源振信号回路102の出力の電位がVDD電位とVSS電位とに変化する度に同様の動作を繰り返すが、いずれの場合もVSS電位かVDD電位の間の電位において上昇あるいは降下し、どちらの場合も同じ抵抗906と容量907とで作る遅延時間で変化するため、2入力エクスクルーシブオア回路703の他方の入力の電位は、常に図9の6段目に示す期間T1のように一定であり、かつ源振信号回路102の出力の電位変化に同期する事になる。
以上のように、本発明である遅延補正回路100を用いた図6とは異なる2逓倍回路においても、図8の2逓倍回路が起動した直後の2入力エクスクルーシブオア回路703の他方の入力の信号の遅延時間と幾分動作した後の遅延時間とが等しく、かつ源振信号回路102からの出力信号に同期することができ、2入力エクスクルーシブオア回路703の
出力から得られる内部回路103の入力の信号は、図9の2段目に示すように源振信号回路102からの信号に同期しかつデューティが変化しない。
本発明の遅延補正回路は、遅延回路によって遅延された信号を、第1のスイッチ手段と第2のスイッチ手段と、パルス発生回路とスイッチ切り替え回路とからなる制御回路とを用いて補正し、遅延時間を常に一定にすることができる。このため、この遅延補正回路を2逓倍回路に用いた場合、源振信号に同期しかつデューティが変化しない2逓倍回路を得ることができる。したがって、頻繁に源振信号をON/OFFさせ低消費電力を強く求める小型携帯機器や時計用の回路に適用することができる。
本発明の遅延補正回路の構成を説明する図である。 本発明の遅延補正回路の制御回路101の構成を説明する図である。 本発明の遅延補正回路のパルス発生回路200の構成を説明する図である。 本発明の遅延補正回路のスイッチ切り替え回路201の構成を説明する図である。 本発明の遅延補正回路の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の遅延補正回路を用いた実施例1に示す2逓倍回路の構成を説明する図である。 本発明の遅延補正回路を用いた実施例2に示す2逓倍回路の構成を説明する図である。 本発明の遅延補正回路を用いた実施例2に示す2逓倍回路の動作を説明するタイミングチャートである。 従来技術を説明する図である。
符号の説明
100 遅延補正回路
101 制御回路
102 源振信号回路
103 内部回路
104 第1のスイッチ手段
105 第2のスイッチ手段
106 高電位電源線
107 低電位電源線
200 パルス発生回路
201 スイッチ切り替え回路
220 パルス発生回路
300 入力端子
301 出力端子
302 インバータ回路
303 2入力エクスクルーシブノア回路
304 抵抗
305 容量
400 入力端子
401 入力端子
402 出力端子
403 出力端子
404 インバータ回路
405 2入力オア回路
406 2入力アンド回路
601 2入力エクスクルーシブノア回路
701 インバータ回路
702 2入力アンド回路
703 2入力エクスクルーシブオア回路
707 抵抗
709 容量
901 遅延回路
902 2入力エクスクルーシブオア回路
903 入力端子
904 出力端子
905 インバータ回路
906 抵抗
907 容量

Claims (4)

  1. 源振信号を遅延する遅延回路と、該遅延回路の出力と高電位電源線との間に設ける第1のスイッチ手段と、該遅延回路の出力と低電位電源線との間に設ける第2のスイッチ手段と、前記第1のスイッチ手段と前記第2のスイッチ手段とを開閉制御する制御回路と、を有する遅延補正回路において、
    前記制御回路は、前記源振信号の切り替わりにパルスを発生するパルス発生回路と、前記第1のスイッチ手段と前記第2のスイッチ手段とを開閉制御するスイッチ切り替え回路と、からなることを特徴とする遅延補正回路。
  2. 前記パルス発生回路は、抵抗と、容量と、インバータ回路と、論理合成回路と、を有することを特徴とする請求項1に記載の遅延補正回路。
  3. 前記スイッチ切り替え回路は、インバータ回路と、オア回路と、アンド回路と、を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遅延補正回路。
  4. 前記第1のスイッチ手段は、PチャネルMOSトランジスタであり、前記第2のスイッチ手段は、NチャネルMOSトランジスタであり、
    前記制御回路は、前記遅延回路の出力信号を元にして、前記PチャネルMOSトランジスタと前記NチャネルMOSトランジスタとを交互にオンする信号を出力し、前記遅延回路の出力端子を、高電位電源線と低電位電源線とに交互に接続することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の遅延補正回路。
JP2004085910A 2003-03-25 2004-03-24 遅延補正回路 Expired - Lifetime JP4283717B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004085910A JP4283717B2 (ja) 2003-03-25 2004-03-24 遅延補正回路

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003082347 2003-03-25
JP2004085910A JP4283717B2 (ja) 2003-03-25 2004-03-24 遅延補正回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004312719A JP2004312719A (ja) 2004-11-04
JP4283717B2 true JP4283717B2 (ja) 2009-06-24

Family

ID=33478174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004085910A Expired - Lifetime JP4283717B2 (ja) 2003-03-25 2004-03-24 遅延補正回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4283717B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004312719A (ja) 2004-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8248154B2 (en) Charge pump circuit
US7304530B2 (en) Utilization of device types having different threshold voltages
US7199641B2 (en) Selectably boosted control signal based on supply voltage
KR970006394B1 (ko) 다상 클럭 발생 회로
JP2005278383A (ja) 電源回路
JP4265894B2 (ja) Dc/dcコンバータの制御回路及びdc/dcコンバータ
JP2007330049A (ja) 電源回路
JPH1117451A (ja) 発振回路
US7009857B2 (en) Soft-start charge pump circuit
TWI392209B (zh) 電荷泵電路以及其相關方法
JP2008135835A (ja) Pll回路
US6850090B2 (en) Level shifter
US10476383B2 (en) Negative charge pump circuit
KR100724559B1 (ko) 레벨 쉬프터
US8072257B2 (en) Charge pump-type voltage booster circuit and semiconductor integrated circuit device
CN111033274A (zh) 低功率低占空比开关电容器分压器
CN116707497A (zh) 可调谐的低速时钟占空比偏斜修调电路及方法、计时电路
JP2009303460A (ja) 昇圧回路
JP4283717B2 (ja) 遅延補正回路
JP2005151068A (ja) パワーオンリセット回路
JP2020202690A (ja) 電源回路および集積回路、電源電圧の供給方法
JP2005044203A (ja) 電源回路
WO2018047448A1 (ja) 信号生成回路
JP5112034B2 (ja) チャージポンプ回路
JP5271126B2 (ja) チャージポンプ回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090223

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090317

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4283717

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140327

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term