JP4283146B2 - スウィング計測用服 - Google Patents
スウィング計測用服 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4283146B2 JP4283146B2 JP2004090875A JP2004090875A JP4283146B2 JP 4283146 B2 JP4283146 B2 JP 4283146B2 JP 2004090875 A JP2004090875 A JP 2004090875A JP 2004090875 A JP2004090875 A JP 2004090875A JP 4283146 B2 JP4283146 B2 JP 4283146B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- image
- clothes
- mark
- swing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005259 measurement Methods 0.000 title claims description 50
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 11
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 claims description 7
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 4
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 39
- 230000008569 process Effects 0.000 description 24
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 13
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 6
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 5
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 5
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 238000002372 labelling Methods 0.000 description 3
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 210000000245 forearm Anatomy 0.000 description 2
- 238000013519 translation Methods 0.000 description 2
- 241000071807 Ramariopsis helvola Species 0.000 description 1
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 1
- 230000003187 abdominal effect Effects 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000008450 motivation Effects 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 210000001113 umbilicus Anatomy 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Image Analysis (AREA)
Description
特許第2794018号で開示された動作診断装置では、ゴルフクラブヘッドおよび被診断者の体に複数の動作ポイントを設け、スウィング動画像中の動作ポイントの座標を取得してスウィング診断を行っている。
前記撮影された画像上で前記コンピュータにより色情報に関する所定の閾値を満たす色ピクセルを抽出することにより認識される色マークを少なくとも肘位置に設けており、該色マークは服の素地の外面に色付部を設けて形成し、該色付部の色は背景や服の素地と相違させ、かつ、該色付部を有する素地の内面側にパッドを配置することで前記色付部を隆起させて前記色マークとしているスウィング計測用服を提供している。
また、色マークは背景や服の素地と配色を異ならせているので、コンピュータにより色情報に関する所定の閾値を満たす色ピクセルを抽出して画像上での色マークの位置を特定する際の誤認識を防止することができる。
また、前記色マークは、さらに首位置あるいは/および手首位置に設けられても好適である。つまり、首位置や手首位置の位置座標の抽出を他の手段で行わない時は、計測用服の襟(首位置)に色マークを付したり、袖口(手首位置)に色を塗ることによって色抽出にて画像上の位置座標を認識すればよい。
即ち、色マークを球状とすれば、色マークの向きが変化しても画像上に映される色マークの面積が変化するのを防止することができる。また、色マークを帯状とすれば、体の角度が大きく変化しても色マークが隠れないように撮影することができる。なお、帯状の色マークを肘に設ける場合には腕章状とし、腰に設ける場合にはベルト状とすると好適である。また、色マークの形状は視認性が良好であれば上記形状に限定されず、直方体や半球状あるいはそれ以外の形状としてもよいことは言うまでもない。
つまり、前記スウィング計測用服を上着のみとすれば、ゴルファーがスウィング計測を試みる場合の準備作業が非常に楽になり利用意欲を高めるメリットがある。もし、下半身にも着用する計測用のズボンがあると準備作業に手間が掛かり煩雑な印象を与えてしまうからである。
前記構成とすると、コンピュータにより色情報に関する所定の閾値を満たす色ピクセルを抽出して画像上での色マークの位置を特定する際に、他の色マークと誤認識してしまうのを防止することができる。
前記ファスナーは下方から上方に向けて開くことができる構成としている。
即ち、ゴルファーが前記計測用服を着用した際に窮屈な場合には伸縮手段を調節して胴回りを拡げて緩和することができる一方、計測用服がゴルファーの体より大きい場合には伸縮手段を調節して胴回りを縮めることができる。したがって、様々な体型のゴルファーについて前記スウィング計測用服を体にフィットさせて、前記色マークとゴルファーの体との位置関係の精度を向上させることができる。なお、前記伸縮手段としては面ファスナー等を用いていると好適である。
スウィング計測システムの被診断者となるゴルファー19(右利きとする)は、関節位置の注目点に色マークM1〜M7が付された上着であるスウィング計測用服10を私服の上から着用している。
図1はスウィング計測用服10を示し、計測用服10の素地11は白地からなり、左肘位置には黄色の色マークM1、左肩位置には赤色の色マークM2および青色の色マークM3、右肩位置には青色の色マークM4および赤色の色マークM5、右肘位置には青色の色マークM6、腰位置(臍)には赤色の色マークM7を備えている。なお、左肘位置の色マークM1は球状マークM8と腕章状マークM9との組み合わせとし、腰の色マークM7はベルト状とし、その他の色マークM2〜M6は球状としている。
右肘については、側面(飛球線後方)のカラーCCDカメラ21からしか位置抽出を行わないので球状の色マークM6でよいが、右腕の捻転により色マークM6が隠れる可能性もないとはいえないため、腕章も組み合せているとより好適である。
上記各色マークM1〜M7は、計測用服10の素地11に縫い付けてもよいし、面ファスナー等で着脱自在にして異なる色マークと交換可能としてもよい。
上記色マークM1〜M7は、図17(A)(B)に示すように、計測用服10”の素地11”の該当箇所に色付けして隆起させている。
つまり、第2ツマミ部12bを下方から少し上方に上げることにより、前開き部11aの下端側のみを開状態に少し開放することができ、ゴルファー19がアドレス姿勢の時などに計測用服10の腹部周囲がダボつく(服が体から浮く)のが防止され、色マークM77とゴルファー19の体との位置関係の精度が向上する。
つまり、布片13を被係止用の面ファスナー15側に引き寄せて、係止用の面ファスナー14を被係止用の面ファスナー15に係止することで、計測用服10の胴回りのサイズを縮小することができる。これにより、様々な体型のゴルファー19について計測用服10が体にフィットされ、色マークM7とゴルファー19の体との位置関係の精度が向上する。
なお、上述した計測用服10はM、L、LLのスリーサイズを用意しており、ゴルファー11は自己に最適なサイズを選択するとよい。
先ず、カラーCCDカメラ20、21でゴルファー19が存在しない状態の背景26のみを撮影した背景画像を読み込み、また、カラーCCDカメラ20、21からボールBを打撃するスウィング動画像の各コマ毎の静止画像をコンピュータ22に取り込んでハードディスクあるいはコンピュータ22内のメモリあるいはボード上のメモリに保存する。
前記のようにスウィング動画像の多数の静止画像から有用なチェックポイント画像を抽出することで、後工程において行われる計測用服10の色マークM1〜M7の位置座標を抽出する計算を全コマではなく前記チェックポイント画像についてのみ行えばよい利点がある。
(アドレス画像)
先ず、アドレス画像の抽出方法について説明する。なお、アドレス画像とは、ゴルファー19がアドレス姿勢をしている状態の静止画像である。
スウィング動画像の撮影をアドレス状態から開始した場合は、初期画像をアドレス画像とする。しかし、インパクト時の打球音やインパクトセンサをトリガ信号として取得し、その前後ある一定時間内の動画像を取得した場合には、例えば、初期画像がワッグル(アドレス前に予備動作としてヘッドを前後に揺らす動作)等を含むことで、初期画像が必ずしもアドレス画像とならない。そこで、この場合には、各フレーム(静止画像)間で差分処理を実施し、差分が最小となるフレームがゴルファー19が静止している状態と考えてアドレス画像とみなす。
二値化処理の方法としては、RGB値やYIQ値を用いてもよいが、本実施形態ではクラブ用色マークCM1〜CM3の色を最も認識しやすい色相・彩度・明度を利用している。具体的には、フレーム上の各ピクセル毎のRGB値を取得し、
ここで、色相、彩度および明度の条件としては、例えば、黄色のクラブ用色マークM1、M3であれば色相θ=30〜60°、彩度S≧0.5、明度V≧100という閾値を設定しており、ピンク色の色マークM2であれば色相θ=320°〜360°または0°〜10°、彩度S=0.3〜0.6、明度V≧80という閾値を設定することにより該条件を満たすピクセルをマークと同色とみなしている。
以上のような処理を行うことで、ゴルフクラブ18のシャフト18aに付されたクラブ用色マークCM1〜CM3を精度良く自動抽出することができる。
図7に示すように、クラブ用色マークCM1〜CM3には、クラブ用色マークCM1〜CM3を中心として四角形の探索範囲S1〜S3を設定する。ここで、探索範囲S1〜S3とは、クラブ用色マークCM1〜CM3の検出処理を行う計算対象となる画像上の範囲のことを言う。探索範囲S1〜S3の概念を導入すれば、画像上の探索範囲S1〜S3外にクラブ用色マークCM1〜CM3と色が近似している箇所があっても、クラブ用色マークCM1〜CM3の検出処理を探索範囲S1〜S3内しか行わないため誤認識が防止できると共に、フレーム内の全ピクセルを処理対象とする場合に比べ計算時間も大幅に短縮することが可能となる。本実施形態では、探索範囲S1〜S3はクラブ用色マークCM1〜CM3を中心としてデフォルトで縦横(YX)範囲を10×10ピクセルとしている。なお、画像上では横方向をX軸、縦方向をY軸としていると共に、画像上の右向きがX座標の正方向、下向きがY座標の正方向としている。また、前記自動追尾中の探索範囲S1〜S3の配置決定は、アドレス画像取得後の2、3枚目の画像においてはシャフト18aは殆ど動かないので、1つ前の時刻の画像で自動認識したクラブ用色マークCM1〜CM3を中心位置として設定している。
色範囲とは、クラブ用色マークCM1〜CM3を認識する際に、画像上の対象ピクセルの色情報がクラブ用色マークCM1〜CM3の色(基準色情報)と同一であるとみなす誤差の許容範囲をいい、本実施形態では、上述のアドレス画像で取得されたマーク色情報のR(赤)G(緑)B(青)のそれぞれについて平均値を中心として最大最小幅の半分の数値範囲を色範囲として設定している。
まず、探索範囲S1内の差分ピクセルのRGBそれぞれについて前記色範囲内であるか否かを判定し、色範囲内であるピクセルを色マークM1を表示するピクセルとみなし、その色抽出されたピクセル群の重心位置を取得する。もし、この色範囲を用いた方法により追尾できない場合には、色情報(色相、彩度、明度)を利用して色抽出を行い追尾してもよい。これらの処理を各色マークM1〜M3の探索範囲S1〜S3について行う。
もし、探索範囲内で複数のマーク候補領域が抽出された時には、色マークM1について探索範囲S1内で背景画像との差分処理を行う。これにより、探索範囲S1内で背景画像が取り除かれ、後工程での色マークM1の認識の際に、背景画像等に色マークM1と近似した色が存在しても誤認しなくなる。
このように、オフセット移動と回転移動とを組み合せて探索範囲S2、S3の中心位置を決定することで、ダウンスウィングのようなシャフト18aの移動が速い場合でも、シャフト位置をかなり正確に予測することができ、探索範囲S2、S3の面積を追尾中に増加させる必要がなくなる。なお、図8に示すように、探索範囲S2、S3の面積は、20×20ピクセルとしている。
もし、探索範囲内で複数のマーク候補領域が抽出された時には、色マークM1について探索範囲S1内で背景画像との差分処理を行う。これにより、探索範囲S1内で背景画像が取り除かれ、後工程での色マークM1の認識の際に、背景画像等に色マークM1と近似した色が存在しても誤認しなくなる。
以上のようにして、アドレスからフィニッシュまでのスウィング動作におけるクラブ用色マークCM1〜CM3の位置座標データが取得される。
(テイクバックシャフト9時画像)
テイクバックシャフト9時画像は、クラブ用色マークCM1〜CM3のうち2つを用いてシャフト18aの角度を算出し、シャフト18aが水平(90°)に最も近い画像を選択することで抽出する。あるいは、クラブ用色マークCM1〜CM3のうち1つを用いる場合は、マークの移動ベクトルのX方向成分が極小になる画像を選択することで抽出してもよい。なお、ここでいう角度はシャフト18aが6時の状態を0°として時計回りを正とする。
トップ画像は、各クラブ用色マークCM1〜CM3のうち2つを用いてシャフト18aの角度を算出し、シャフト18aの角度が最も大きくなった画像を選択することで抽出する。あるいは、クラブ用色マークCM1〜CM3のうち1つを用いる場合は、マークの移動ベクトルのX方向成分およびY方向成分が極小になる画像を選択することで抽出してもよい。
ダウンスウイングシャフト9時画像は、クラブ用色マークCM1〜CM3のうち2つを用いてシャフト18aの角度を算出し、シャフト18aが水平(90°)に最も近く、かつ、時刻がトップ画像よりも後である画像を選択することで抽出する。あるいは、クラブ用色マークCM1〜CM3のうち1つを用いる場合は、マークの移動ベクトルのX成分が極小になり、かつ、時刻がトップ画像よりも後である画像を選択することで抽出してもよい。
インパクト画像は、クラブ用色マークCM1〜CM3のうち2つを用いてシャフト18aの角度を算出し、シャフト18aの角度が0°に最も近くなった画像を選択することで抽出する。あるいは、クラブ用色マークCM1〜CM3のうち1つを用いる場合は、マークの移動ベクトルのY方向成分が極小になる画像を選択することで抽出してもよい。また、インパクト画像は外部トリガー信号を用いて画像抽出を行ったり、インパクト時のヘッドとボールの打球音を利用してインパクト画像を抽出してもよい。
インパクト前画像は、前記抽出されたインパクト画像より予め設定された所定時間(あるいは所定フレーム数)を巻き戻して得られる画像を選択することで抽出する。
インパクト後画像は、前記抽出されたインパクト画像より予め設定された所定時間(あるいは所定フレーム数)を進めて得られる画像を選択することで抽出する。
フォローシャフト3時画像は、クラブ用色マークCM1〜CM3のうち2つを用いてシャフト18aの角度を算出し、シャフト18aの角度が−90°に最も近くなった画像を選択することで抽出する。あるいは、クラブ用色マークCM1〜CM3のうち1つを用いる場合は、マークの移動ベクトルのX方向成分が極小になり、かつ、時刻がインパクト画像より後の画像を選択することで抽出してもよい。
フィニッシュ画像は、クラブ用色マークCM1〜CM3のうち2つを用いてシャフト18aの角度を算出し、シャフト18aの角度が最も小さくなった画像を選択することで抽出する。あるいは、クラブ用色マークCM1〜CM3のうち1つを用いる場合は、マークの移動ベクトルのX方向成分およびY方向成分が極小になり、かつ、時刻がトップ画像よりも後の画像を選択することで抽出してもよい。
ここで、テイクバック左腕水平画像とは、テイクバック時に左腕の前腕部が水平状態の静止画像である。ダウンスウィング左腕水平画像とは、ダウンスウィング時に左腕の前腕部が水平状態の静止画像である。
以下、静止画像中の左腕を含むテンプレートを作成するためにゴルファー19の輪郭抽出を行う。
(グリップ位置)=(クラブ用色マークCM1の位置)−α×(マーク間ベクトル)
によりグリップ位置を算出する。
ここで、αは、クラブ用色マークCM1とクラブ用色マークCM2との距離に対するクラブ用色マークCM1とグリップとの実際の距離の割合を意味しており、本実施形態ではα=0.5としている。
ただし、ゴルファー19の輪郭が1番目からbnd_num番目(輪郭番号の最後)まで存在する場合において、移動平均を行うピクセルをn番目とすると、n<kである場合は、輪郭番号の最後の方であるbnd_num−(k−n)番目〜bnd_num番目のピクセルを利用して移動平均を行う。また、bnd_num−n<kである場合は、輪郭番号の最初の方である1番目〜k−(bnd_num−n)番目のピクセルを利用して移動平均を行っている。
図11(A)に示すように、前記のようにして抽出された左肩22とグリップ23との間の領域において長方形のテンプレートTを設定し、該テンプレートTの長辺の長さL1は肩とグリップの間の距離の半分とし、短辺の長さL2は腕がテンプレートTの中に入る程度の長さ(本実施形態では20ピクセル)としている。
ダウンスウィング9時画像は、前記取得されたテイクバック左腕水平画像での左腕を含むテンプレートを利用して、そのテンプレートと最もマッチングするトップ画像以降の画像をダウンスウィング左腕水平画像として抽出する。
ここで、スウィング画像の順番を考慮すればトップ画像の後にダウンスウィング左腕水平画像が抽出されること分かっているので、トップ画像からテンプレートマッチング処理を開始してもよいが、それでは時間がかかったり、あるいは、トップで腕が全部見えるとは限らないので誤認識する可能性もある。
そこで、本実施形態では、先にダウンスウィングシャフト9時画像を抽出しておいて、その後、時刻を戻しながらテンプレートマッチングを行うことによりダウンスウィング左腕水平画像を抽出することとして計算時間の短縮化と誤認識の防止を図っている。
次に、テイクバックシャフト8時画像の抽出方法について説明する。なお、テイクバックシャフト8時画像とは、テイクバック時にシャフトを時計の針に見立てた場合に8時位置にある状態の静止画像である。
上述したシャフト6時画像でのゴルファー19のシルエットを抽出することで、体の幅(スタンス幅)を取得しておき、右足側端を通過する垂線とクラブ用色マークM1が交差する時刻の画像をテイクバックシャフト8時画像として選択して抽出する。
以下、チェックポイント画像の夫々について、ゴルファー19のスウィング診断に必要な注目点の位置座標の取得を行う。
例えば、アドレス画像(正面)の右肩の抽出方法は、まず画像中のゴルファー19についてシルエット抽出を行ってゴルファー19の輪郭を抽出する。輪郭の曲率を上端(頭部)から反時計回りに調べ、曲率が極値となるピクセルを右首と認識し、図15に示すように、この右首を探索範囲Sの端部起点としてY方向に−40ピクセル、X方向に+40ピクセルの範囲を探索範囲Sを決定している。
この探索範囲S内において背景画像との差分処理を行い、探索範囲S内の差分ピクセルのRGBそれぞれについて、右肩の色マークM4(青)あるいはM5(赤)の色範囲内であるか否かを判定し、色範囲内であるピクセルを色マークM4あるいはM5を表示するピクセルとみなして色抽出し、その重心位置座標を取得する。
つまり、ゴルファー19の手首と首の画像上での位置座標を上述した色抽出により認識したい場合には、図16に示すように、計測用服10’の色抽出したい関節位置に色マークM10〜M12を追加するとよい。
色マークM1〜M7として計測用服10”の素地11”の該当箇所に色付けして隆起させるようにしている。
こうすると、パッド101をポケット部100から取り出すだけで計測用服10”を損傷することなく洗濯することができ、取扱性が向上する。
また変形例として、ポケット部100の内部にパッド101を入れた状態で開口100aを縫い付けてしまってもよい。
11 素地
12 ファスナー
12a 第1ツマミ部
12b 第2ツマミ部
13 布片
14 係止用の面ファスナー
15 被係止用の面ファスナー
16 伸縮手段
18 ゴルフクラブ
19 ゴルファー
M1〜M7 色マーク
S、S1〜S3 探索範囲
Claims (8)
- ゴルフクラブを把持してスウィングするゴルファーをカラー動画像で撮影し、コンピュータでスウィング動作解析を行う際に前記ゴルファーが着用する服であって、
前記撮影された画像上で前記コンピュータにより色情報に関する所定の閾値を満たす色ピクセルを抽出することにより認識される色マークを少なくとも肘位置に設けており、該色マークは服の素地の外面に色付部を設けて形成し、該色付部の色は背景や服の素地と相違させ、かつ、該色付部を有する素地の内面側にパッドを配置することで前記色付部を隆起させて前記色マークとしているスウィング計測用服。 - 前記色マークは、少なくとも両肘位置、両肩位置、腰位置に設けられている請求項1に記載のスウィング計測用服。
- 前記色マークは、球状、帯状、直方体あるいは半球状としている請求項1または請求項2に記載のスウィング計測用服。
- 前記服は上着のみとしている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスウィング計測用服。
- 前記色マークは近接する他の色マークと配色を相違させている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のスウィング計測用服。
- 前記服の前開き部の対向する端縁に開閉用のファスナーを設けており、
前記ファスナーは下方から上方に向けて開くことができる構成としている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のスウィング計測用服。 - 前記服の胴回りを調節する伸縮手段を設けている請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のスウィング計測用服。
- 前記色マークは、さらに首位置あるいは/および手首位置に設けられている請求項1乃至請求項7に記載のスウィング計測用服。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004090875A JP4283146B2 (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | スウィング計測用服 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004090875A JP4283146B2 (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | スウィング計測用服 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005270487A JP2005270487A (ja) | 2005-10-06 |
JP4283146B2 true JP4283146B2 (ja) | 2009-06-24 |
Family
ID=35170754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004090875A Expired - Lifetime JP4283146B2 (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | スウィング計測用服 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4283146B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5799931B2 (ja) * | 2012-10-23 | 2015-10-28 | カシオ計算機株式会社 | 撮像装置、色候補出力方法及びプログラム |
-
2004
- 2004-03-26 JP JP2004090875A patent/JP4283146B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005270487A (ja) | 2005-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7704157B2 (en) | Golf swing-measuring system | |
AU2005201321B2 (en) | Golf swing-diagnosing system | |
AU2004237876B2 (en) | Golf swing diagnosis system | |
AU2004201603B2 (en) | Golf swing diagnosis system | |
US7457439B1 (en) | System and method for motion capture | |
JP5877053B2 (ja) | 姿勢推定装置および姿勢推定方法 | |
JP4256289B2 (ja) | ゴルフスウィング診断システム | |
JP2002210055A (ja) | スイング測定システム | |
JP2004164563A (ja) | 画像解析方法、画像解析装置、画像解析プログラム | |
US11798318B2 (en) | Detection of kinetic events and mechanical variables from uncalibrated video | |
KR100452917B1 (ko) | 색 마커를 이용한 3차원 신체 동작 인식방법 및 시스템 | |
US7376245B2 (en) | Automatic tracking method for golf swing | |
JP4256290B2 (ja) | ゴルフスウィング診断システム | |
JP4283145B2 (ja) | ゴルフスウィング計測システム | |
JP4283146B2 (ja) | スウィング計測用服 | |
JP4283147B2 (ja) | ゴルフスウィング計測方法 | |
JPH0581232A (ja) | スウイング動作時の運動解析方式 | |
Sun | Golf Swing Correction Based on Deep Learning Body Posture Recognition | |
Osawa et al. | Motion Matching Based on Pose Similarity Using Movement of Body Parts | |
Mishima et al. | Development of stance correction system for billiard beginner player | |
JP2024056297A (ja) | スイングタイプの分類方法およびゴルフクラブの選定方法並びにゴルフクラブ | |
CN116543458A (zh) | 一种基于周期长度分段分析的姿态分析和评估方法 | |
KR20220163545A (ko) | Ai기반의 인체 관절 및 골프 클럽 추출을 이용한 골프 레슨 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080904 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080930 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090317 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090318 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140327 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |