JP5799931B2 - 撮像装置、色候補出力方法及びプログラム - Google Patents
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Description
撮影対象を撮像して撮像画像を取得する撮像手段と、
撮影対象に付加された所定色のマーカの動きを検出する検出手段と、
前記撮像手段によって取得された前記撮像画像から所定の撮影範囲内の色を解析する解析手段と、
前記解析手段による解析結果に基づいて、前記マーカの色候補を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記マーカの色候補を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする。
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。
撮像装置1は、例えばデジタルカメラとして構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部17の出力信号として出力される。
このような撮像部17の出力信号を、以下、「撮像画像のデータ」と呼ぶ。撮像画像のデータは、CPU11や画像処理部14等に適宜供給される。
出力部19は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部20は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部21は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
モーションキャプチャ処理とは、本実施形態においては、モーション対象が装着するマーカの色の候補を提示して、モーション対象が装着したマーカによってモーション対象の動きの情報(以下、「モーション情報」という)を取得するまでの一連の処理をいう。モーションキャプチャ処理で取得したモーション情報は、例えば、CGの作成等に活用される。
図3は、背景画像の一例を示す模式図である。
背景画像P1は、図3に示すように、例えば、モーション対象の動作を取得する場所において、モーション対象を含まない状態で撮影された画像である。本実施形態においては、手前側に「森f1」があり、「森f1」の奥に画像の両側に峰がある「低い山f2」があり、「低い山f2」の中央付近にそびえ立つ「高い山f3」があり、「高い山f3」の上方には「空f4」がある場所で撮影される。即ち、モーション対象は、上述したような場所でマーカを装着した状態で動作を行うことで、モーション対象の動作が取得されることになる。
本例の背景の場所は、「森f1」、「低い山f2」、「高い山f3」は、それぞれ異なる色をしており、「高い山f3」に至っては、「頂付近f31」が雪で覆われており、「頂付近f31」と、「中腹付近f32」では色が異なっている。即ち、背景画像には、「森f1」を構成する第1の色(緑色)と、「低い山f2」を構成する第2の色(濃い緑色)と、「高い山の頂付近f31」を構成する第3の色(白色)と、「高い山の中腹付近f32」を構成する第4の色(茶色)と、「空f4」を構成する第6の色(青色)とからなる。
本実施形態においては、第1乃至7の色をバックにして、モーションキャプチャを行うこととなる。このため、使用するマーカは、ロバスト性を考慮して、背景を構成する第1乃至7の色とは異なる色、若しくは、最も使用頻度が少ない色に近似した色を選択する必要がある。
従って、本実施形態においては、背景の画像を構成する色を解析して、色の頻度を割り出すことにより、色の頻度が少ない色の候補を決定して、ユーザに提示する。これにより、ユーザに使用場所に適したロバスト性を考慮した色のマーカの装着を促すものである。
選択可能なマーカにおける色は、予め記憶されていてもよく、適宜記憶、変更できてもよい。
ここで、本実施形態における色情報について説明する。
図4は、色情報記憶部72に記憶される色情報の一例を示す模式図である。
色情報は、図4に示すように、選択可能なマーカの「色」と、当該「色」に対応した「カウンタID」と、「色」と「カウンタID」に対応し、撮像画像において対応する画素があったかを示す「カウンタ値」とが対応付けられているデータベースである。
本実施形態においては、「色」は、「黒色」,「白色」,「緑色」,「赤色」,「青色」があり、それぞれの「色」に対応して、「カウンタID」が「CT1」,「CT2」,「CT3」,「CT4」,「CT5」が設けられる。また、「カウンタID」の値となる「カウンタ値」が設けられており、当該「カウンタ値」の初期値は「0」であり、後述する解析により撮像画像中の注目画素に「色」が該当している場合には、値をインクリメントする。
即ち、解析により撮像画像中の画素でN色に対応する画素がN個あった場合には、「色:N色」の「カウンタID:CTN」において、「カウンタ値:n」となる。具体的には、例えば、「色:黒色」に対応する画素が「100」あった場合には、「カウンタ値:100」となり、「色:白色」に対応する画素が「500」あった場合には、「カウンタ値:500」となり、「色:緑色」に対応する画素が「3000」あった場合には、「カウンタ値:3000」となり、「色:赤色」に対応する画素が「10」あった場合には、「カウンタ値:10」となり、「色:青色」に対応する画素が「1500」あった場合には、「カウンタ値:1500」となる。
また、色情報は、画素のカウントが終わった後には、カウンタ値の少ない順に並び替えられて、上位2つの「色」(図4中、ハッチングを付した「赤色」及び「黒色」)が色候補として決定される。即ち、撮像画像中に含まれる色の少ない色が、ロバスト性を損なわない色であるとして、モーションのキャプチャに好適なマーカの色候補に決定される。
ただし、図2は例示であり、CPU11の機能の少なくとも一部を画像処理部14に委譲してもよいし、逆に、画像処理部14の機能の少なくとも一部をCPU11に委譲してもよい。
「色候補決定処理」とは、モーション対象が写り込む予定の背景の画像を撮影し、当該画像を構成する色を解析して、解析した色に基づいて当該背景においてロバスト性の高いマーカの色を決定するまでの一連の処理である。
「モーション情報取得処理」とは、マーカを装着したモーション対象の動きを、モーション対象を含めて撮影した撮像画像のマーカの位置変化から特定し、モーション情報を取得するまでの一連の処理である。モーション情報取得処理部53は、取得したモーション情報をモーション情報記憶部74に記憶し、モーション情報は、CG等に利用される。
即ち、モーション情報取得処理部53は、撮像画像からモーション対象の動作を検出可能なモーション情報を取得する。
次に、色候補決定処理部51の機能的構成のうち、色候補決定処理を実行するための機能的構成について説明する。
また、色解析部93は、特定した着目画素を構成する色を、色情報記憶部72に記憶される選択可能なマーカの「色」に対応する色を検索する。「選択可能なマーカの「色」に対応する色」とは、判別された画素を構成する色と一致する色か、類似又は近似する色を含む意味である。具体的には、例えば、判別された画素の色が、「赤色」であったとすると、色解析部93は、色情報記憶部72に記憶される色情報の赤色乃至N色の「色」から一致する「色:赤色」を検索する。また、例えば、判別された画素の色が、「水色」であったとすると、色解析部93は、色情報記憶部72に記憶される色情報の赤色乃至N色の「色」から類似又は近似する「色:青色」を検索することとなる。
次に、モーション情報取得処理部53の機能的構成のうち、モーション情報取得処理を実行するための機能的構成について説明する。
モーション情報取得処理は、本実施形態では、色候補決定処理を経て提示された色候補の色のマーカを装着したモーション対象が背景の手前で動作し、当該動作をマーカの位置の変化からモーション情報として取得する。
なお、本実施形態におけるモーション情報取得処理は、一例であって、マーカを使用する場合における種々の周知のモーション情報の取得(モーションキャプチャ)の技術を採用して構成することができる。
マーカの初期の位置を決定するために用いる「背景差分法」とは、事前に撮影した「背景」の撮像画像(マーカを装着したモーション対象を含まない撮像画像)と、「背景」と同一の画角で所定の姿勢を取るモーション対象を撮像した撮像画像(以下、「モーション画像」という)との差分から、所定の姿勢におけるモーション対象のシルエットを取得して、初期のマーカ位置を特定する手法である。
ここで、マーカ位置の特定の具体例について説明する。
図7は、マーカ位置の特定の具体例を示す模式図である。
マーカ位置の特定は、まず、マーカ位置の初期位置を取得するところから始まる。マーカ位置の初期位置の取得は、図7(a)に示すように、所定の位置のマーカmを装着したモーション対象mtに予め決められた姿勢(本実施形態においては、左手首にマーカmを装着した状態でのT字の姿勢)を取ってもらう。
マーカ位置決定部113は、上述した背景差分法のより、背景画像とモーション対象mtが所定の姿勢となっている画像との差分画像を生成し、モーション対象mtのシルエットを取得する。マーカ位置決定部113は、当該シルエットにおける左手首付近の位置を特定し、特定した左手首の位置付近において、装着しているマーカの色を探索して、初期のマーカ位置を特定する。この際、撮像装置1においては、特定した左手首の位置付近を探索することで、容易にマーカの初期の位置を特定することができる。
次に、モーション対象mtが図7(b)に示すように動いた場合には、所定の間隔で撮影されている撮像画像を解析して、マーカmを追跡する。具体的には、マーカ位置決定部113は、撮像画像P2−2において、前の撮像画像P2−1(前フレーム)において特定されたマーカ位置の近傍においてマーカの色を探索することで、マーカmを追跡する。
この際、撮像装置1においては、前の撮像画像(前フレーム)のマーカ位置の近傍においてマーカの色を探索しているため、処理負担が軽減されるため、処理の安定と高速化を図ることができる。
次に、図2の機能的構成を有する図1の撮像装置1が実行するモーションキャプチャ処理の流れを説明する。
具体的には、色候補決定処理部51は、図3に示す背景画像から、背景画像を構成する色の頻度を割り出して、図4に示すように、頻度の少ない上位2つの色(「赤色」及び「黒色」)を色の候補として決定する。
具体的には、ステップS1において、「赤色」と、「黒色」とを色候補が決定された場合に、出力部19に「赤色」と、「黒色」とが当該背景に対してはマーカに適している旨を表示出力して、ユーザに色候補を提示して、ユーザに提示した色のマーカを装着するように促す。ユーザは、提示された色候補に従って、例えば、「赤色」のマーカを装着する。
頻度の少ない上位2つの色を装着するマーカの色候補として提示することで、ロバスト性の高いマーカによりモーション情報の取得を行うことができる。
モーション情報取得処理部53は、取得したモーション情報をモーション情報記憶部74に記憶させる。これによりモーションキャプチャ処理は終了する。
次に、図8のモーションキャプチャ処理のうち、図5の機能的構成を有する図1の撮像装置が実行するステップS1の色候補決定処理の詳細な流れを説明する。
図9は、図8のモーションキャプチャ処理のうち、図5の機能的構成を有する図1の撮像装置が実行するステップS1の色候補決定処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
全画素を走査していない場合には、ステップS103においてNOと判定されて、処理は、ステップS104に進む。
次に、図8のモーションキャプチャ処理のうち、図6の機能的構成を有する図1の撮像装置が実行するステップS3のモーション情報取得処理の詳細な流れを説明する。
モーションキャプチャ処理は、ユーザが入力部18を用いてモーションキャプチャ処理を実行する所定の操作をした場合、その操作を契機として開始される。
終了イベントがない場合には、ステップS304においてNOと判定され、処理はステップS305に進む。
次に、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置1の第1の変形例について説明する。
以下、各変形例においては、第1の実施形態と同様のハードウェア構成及び機能的構成を取るものとする。
第1の実施形態の第1の変形例では、図8のモーションキャプチャ処理の流れ及び図10のモーション情報取得処理の流れは、同様である。本変形例では、図9のステップS101の処理については、図11のステップS111の処理に置き換えたものとなっている。
なお、本処理を用いた場合には、初期のマーカ位置の決定に使用する画像に、モーション対象が含まれてしまうために、背景差分法を用いることができない。この場合には、例えば、初期のマーカ位置の決定用に、モーション対象が含まれない背景画像を別途撮影しておくか、モーション対象が人である場合には、顔認識等を用いて、顔認識からマーカが装着されている位置を推測して、初期のマーカ位置を決定することになる。
次に、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置1の第2の変形例について説明する。
第1の実施形態の第2の変形例は、第1の実施形態の第1の変形例の一部の処理を変更したものであり、第1の実施形態の第1の変形例の図11のステップS113の処理については、図12のステップS123の処理に置き換えたものとなっている。
この際、例えば、予め基準動作範囲を記憶させておいてもよいし、モーション対象mtが人である場合には、顔認識をして、顔認識から想定される可動範囲を割り出すことによっても対応してもよい。少なくとも、モーション対象mtが動く範囲を、モーション対象mtとの間の取り決めや、モーション対象mtの身体的特徴に基づいて決定しておく必要がある。また、事前に基準動作範囲R1を記憶させておく場合には、複数のパターンの基準動作範囲を記憶させておき選択的に基準動作範囲を使用するように構成してもよい。
本変形例のように、基準動作範囲R1のみ走査することで、処理負担を軽減することができる。また、事前に基準動作範囲R1を記憶しておくことで、処理負担をさらに軽減することができる。さらに、本変形例の場合には、基準動作範囲R1の画像を構成する色のみで色候補を決定するために、例えば、基準動作範囲R1内にない「空」の色は考慮されない。このため、色候補として提示できるマーカの色の選択肢の幅を広げると共に、より好適なマーカmの色候補の提示を行うことができる。
なお、図12は図5の機能的構成を有する図1の撮像装置1が実行する第2の変形例に係る色候補決定処理の流れを説明するフローチャートであり、図13は基準動作範囲を説明するための具体例を示す模式図である。
撮像部17は、撮影対象を撮像して撮影画像を取得する。
モーション情報取得処理部53は、撮影対象に付加された所定色のマーカの動きを取得する。
色解析部93は、撮像部17によって取得された撮像画像から所定の撮影範囲内の色を解析する。
色候補決定部94は、色解析部93による解析結果に基づいて、マーカの色候補を決定する。出力部19は、色候補決定部94により決定されたマーカの色候補を出力する。
このため、撮像装置1においては、自発光するマーカ等のアクティブなマーカを必要とせずに、パッシブなマーカのみで、ロバスト性の高いモーションキャプチャが可能になる。従って、撮像装置1においては、マーカの識別性を高めて、モーションの誤認識を低減させることができる。
色候補決定部94は、色解析部93の色の出現頻度からなる解析結果に基づいて、マーカの色候補を決定する。
従って、撮像装置1においては、識別性の高いマーカの色候補を決定することができる。
従って、撮像装置1においては、識別性の高いマーカの色候補を決定することができる。
これにより、撮像装置1は、モーションキャプチャにおいて、マーカの識別性を高めて、モーションの誤認識を低減させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る撮像装置1について説明する。
本発明の第2実施形態に係る撮像装置1は、第1実施形態に係る撮像装置1と基本的に同様のハードウェア構成及び機能的構成を取ることができる。
従って、図1は、第2の実施形態に係る撮像装置1のハードウェアの構成を示すブロック図でもある。
マーカ装置900は、図14(a)に示すように、ベース基材901と、ベース基材901の中央部に発色部902と、発色部902の近傍にコントローラ903と、ベース基材901の端部に面ファスナ904a,904bと、を備える。
発色部902は、湾曲可能な反射型LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、複数の色を表現可能に構成される。なお、発色部902は、反射型LCDにより構成したがこれに限られない。発色部902は、複数の色で発色可能であればよく他のデバイスで構成してもよい。
コントローラ903は、撮像装置1との通信が可能な無線装置と、発色部902の制御が可能な制御装置とからなる。コントローラ903は、発色の指示や点灯の有無の指示を撮像装置1から受信して、発色部902に対して、受信した発色の指示や点灯の有無の指示に従って色を制御する。
その後、ステップS614において、マーカ装置900のコントローラ903は、発色部902を設定させた色で表現させた状態にして、スリープ状態に遷移し、次の指示が来るまで待機状態となり、マーカ色設定通知処理を終了する。
コントローラ903は、撮像装置1からのマーカ色設定通知を受信可能に構成される。
発色部902は、複数の色で発色可能であり、マーカ色設定通知に基づいて、撮像環境を考慮したモーションキャプチャに適した所定の色で発色を行う。
また、撮像装置1は、色解析部93による解析結果に基づいた色での発色を行うようにマーカ色設定通知をコントローラ903に送信する通信部21を備える。
従って、撮像装置1においては、マーカの色を自動的に変更できるアクティブなマーカであるために、ユーザが色に応じたマーカを付け替える必要がない。
また、異ならせる色を反対色等にすることで、マーカが重複した範囲で検出されてもさらに認識しやすくなる。
また、上述の実施形態では、自ら撮像した撮像画像を取得して色解析をしたが、これに限られない。例えば、外部装置から背景画像等の解析対象画像を取得して、色解析をするように構成してもよい。
例えば、本発明は、色候補決定処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン(smartphone)、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
[付記1]
撮影対象を撮像して撮像画像を取得する撮像手段と、
撮影対象に付加された所定色のマーカの動きを検出する検出手段と、
前記撮像手段によって取得された前記撮像画像から所定の撮影範囲内の色を解析する解析手段と、
前記解析手段による解析結果に基づいて、前記マーカの色候補を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記マーカの色候補を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
[付記2]
前記解析手段は、前記撮像画像から前記所定の撮影範囲内の色の出現頻度を解析し、
前記決定手段は、前記解析手段の色の出現頻度からなる解析結果に基づいて、前記マーカの色候補を決定する、
ことを特徴とする付記1に記載の撮像装置。
[付記3]
前記決定手段は、前記解析手段の色の出現頻度からなる解析結果のうち頻度の低い色を前記マーカの色候補として決定する、
ことを特徴とする付記2に記載の撮像装置。
[付記4]
選択可能なマーカの色を特定する特定手段を備え、
前記解析手段は、前記特定手段により特定された選択可能なマーカの色に応じて、解析する色の種類を限定する、
ことを特徴とする付記2に記載の撮像装置。
[付記5]
前記決定手段は、前記解析手段により解析された色の中から前記マーカの色候補を決定することを特徴とする付記4に記載の撮像装置。
[付記6]
前記決定手段は、前記解析手段の色の出現頻度からなる解析結果のうち頻度の低い順に色を前記マーカの色候補として複数決定する、
ことを特徴とする付記3に記載の撮像装置。
[付記7]
前記決定手段は、前記解析手段の解析結果に基づいて、モノクロマーカを優先的に前記マーカの色候補として決定する、
ことを特徴とする付記3に記載の撮像装置。
[付記8]
前記撮影対象に付加されたマーカ部分の動作範囲を特定する動作範囲特定手段を備え、
前記動作範囲特定手段によって特定された前記撮影対象に付加されたマーカ部分の動作範囲を、前記解析手段の解析範囲として限定する、
ことを特徴とする付記1乃至7の何れか1つに記載の撮像装置。
[付記9]
前記撮影対象に付加されたマーカ部分の動作範囲を記憶する動作範囲記憶手段を備え、
前記動作範囲特定手段は、前記動作範囲記憶手段に記憶される前記撮影対象に付加されたマーカ部分の動作範囲に基づいて、前記撮影対象に付加されたマーカ部分の動作範囲を特定する、
ことを特徴とする付記8に記載の撮像装置。
[付記10]
取得した撮像画像に対して顔認識を行い撮影対象を特定する撮影対象特定手段を備え、
前記動作範囲特定手段は、前記撮影対象特定手段による顔認識の結果に基づいて、前記撮影対象に付加されたマーカ部分を特定すると共に、当該顔認識の画像内の位置に基づいて、当該撮影対象に付加されたマーカ部分の動作範囲を特定する、
ことを特徴とする付記9に記載の撮像装置。
[付記11]
前記決定手段は、複数のマーカを使用する場合には、マーカ毎で異なる色となるように前記マーカの色候補を決定する、
ことを特徴とする付記1乃至10の何れか1つに記載の撮像装置。
[付記12]
前記出力手段は、表示、音声、又は他装置への情報の送信を行うことで前記マーカの色候補を出力する、
ことを特徴とする付記1乃至11の何れか1つに記載の撮像装置。
[付記13]
前記マーカは、当該撮像装置からの発色の指示を受信可能な受信手段と、複数の色で発色可能であり、前記発色の指示に基づいて、所定の色で発色を行う発色手段と、を有し、
前記解析手段による解析結果に基づいた色での発色を行うように前記発色の指示を前記受信手段に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする付記1乃至12の何れか1つに記載の撮像装置。
[付記14]
前記検出手段により前記マーカの動きを検出することで、モーションキャプチャを行うことを特徴とする付記1乃至13の何れか1つに記載の撮像装置。
[付記15]
撮影対象を撮像して撮像画像を取得する撮像手段を備える撮像装置で実行される色候補出力方法であって、
撮影対象に付加された所定色のマーカの動きを検出する検出ステップと、
前記撮像手段によって取得された前記撮像画像から所定の撮影範囲内の色を解析する解析ステップと、
前記解析ステップによる解析結果に基づいて、前記マーカの色候補を決定する決定ステップと、
前記決定ステップにより決定された前記マーカの色候補を出力する出力ステップと、
を含むことを特徴とする色候補出力方法。
[付記16]
撮影対象を撮像して撮像画像を取得する撮像手段を備える撮像装置を制御するコンピュータに、
撮影対象に付加された所定色のマーカの動きを検出する検出機能と、
前記撮像手段によって取得された前記撮像画像から所定の撮影範囲内の色を解析する解析機能と、
前記解析機能による解析結果に基づいて、前記マーカの色候補を決定する決定機能と、
前記決定機能により決定された前記マーカの色候補を出力する出力機能と、
を実現させるためのプログラム。
Claims (16)
- 撮影対象を撮像して撮像画像を取得する撮像手段と、
撮影対象に付加された所定色のマーカの動きを検出する検出手段と、
前記撮像手段によって取得された前記撮像画像から所定の撮影範囲内の色を解析する解析手段と、
前記解析手段による解析結果に基づいて、前記マーカの色候補を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記マーカの色候補を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記解析手段は、前記撮像画像から前記所定の撮影範囲内の色の出現頻度を解析し、
前記決定手段は、前記解析手段の色の出現頻度からなる解析結果に基づいて、前記マーカの色候補を決定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記決定手段は、前記解析手段の色の出現頻度からなる解析結果のうち頻度の低い色を前記マーカの色候補として決定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 選択可能なマーカの色を特定する特定手段を備え、
前記解析手段は、前記特定手段により特定された選択可能なマーカの色に応じて、解析する色の種類を限定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 前記決定手段は、前記解析手段により解析された色の中から前記マーカの色候補を決定することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
- 前記決定手段は、前記解析手段の色の出現頻度からなる解析結果のうち頻度の低い順に色を前記マーカの色候補として複数決定する、
ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。 - 前記決定手段は、前記解析手段の解析結果に基づいて、モノクロマーカを優先的に前記マーカの色候補として決定する、
ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。 - 前記撮影対象に付加されたマーカ部分の動作範囲を特定する動作範囲特定手段を備え、
前記動作範囲特定手段によって特定された前記撮影対象に付加されたマーカ部分の動作範囲を、前記解析手段の解析範囲として限定する、
ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記撮影対象に付加されたマーカ部分の動作範囲を記憶する動作範囲記憶手段を備え、
前記動作範囲特定手段は、前記動作範囲記憶手段に記憶される前記撮影対象に付加されたマーカ部分の動作範囲に基づいて、前記撮影対象に付加されたマーカ部分の動作範囲を特定する、
ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。 - 取得した撮像画像に対して顔認識を行い撮影対象を特定する撮影対象特定手段を備え、
前記動作範囲特定手段は、前記撮影対象特定手段による顔認識の結果に基づいて、前記撮影対象に付加されたマーカ部分を特定すると共に、当該顔認識の画像内の位置に基づいて、当該撮影対象に付加されたマーカ部分の動作範囲を特定する、
ことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。 - 前記決定手段は、複数のマーカを使用する場合には、マーカ毎で異なる色となるように前記マーカの色候補を決定する、
ことを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記出力手段は、表示、音声、又は他装置への情報の送信を行うことで前記マーカの色候補を出力する、
ことを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記マーカは、当該撮像装置からの発色の指示を受信可能な受信手段と、複数の色で発色可能であり、前記発色の指示に基づいて、所定の色で発色を行う発色手段と、を有し、
前記解析手段による解析結果に基づいた色での発色を行うように前記発色の指示を前記受信手段に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記検出手段により前記マーカの動きを検出することで、モーションキャプチャを行うことを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載の撮像装置。
- 撮影対象を撮像して撮像画像を取得する撮像手段を備える撮像装置で実行される色候補出力方法であって、
撮影対象に付加された所定色のマーカの動きを検出する検出ステップと、
前記撮像手段によって取得された前記撮像画像から所定の撮影範囲内の色を解析する解析ステップと、
前記解析ステップによる解析結果に基づいて、前記マーカの色候補を決定する決定ステップと、
前記決定ステップにより決定された前記マーカの色候補を出力する出力ステップと、
を含むことを特徴とする色候補出力方法。 - 撮影対象を撮像して撮像画像を取得する撮像手段を備える撮像装置を制御するコンピュータに、
撮影対象に付加された所定色のマーカの動きを検出する検出機能と、
前記撮像手段によって取得された前記撮像画像から所定の撮影範囲内の色を解析する解析機能と、
前記解析機能による解析結果に基づいて、前記マーカの色候補を決定する決定機能と、
前記決定機能により決定された前記マーカの色候補を出力する出力機能と、
を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012234115A JP5799931B2 (ja) | 2012-10-23 | 2012-10-23 | 撮像装置、色候補出力方法及びプログラム |
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JP2012234115A JP5799931B2 (ja) | 2012-10-23 | 2012-10-23 | 撮像装置、色候補出力方法及びプログラム |
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JP2014086875A JP2014086875A (ja) | 2014-05-12 |
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