JP4282178B2 - 映像の録画再生状態表示方法および映像録画再生装置 - Google Patents
映像の録画再生状態表示方法および映像録画再生装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像の録画再生状態表示技術に係り、特に動作状態の把握を容易にする表示を提供できる映像の録画再生状態表示方法および映像録画再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は従来の録画再生装置における再生状態表示例である。従来の映像録画再生装置では、再生モードが変化したときのみ図10のように画面Aの隅などに動作記号Bを表示する方法が主流だったため、映像のうちどのあたりを再生しているかの判定は装置のカウンタ表示などに頼るしかないという問題点があった。
【0003】
このような第1従来技術の問題点を解決することを目的とする従来技術として、再生位置を視覚的に表示できる映像録画再生装置が開示されている(第2従来技術)。図11は従来の録画再生装置における再生ポジション表示例である。このような映像録画再生装置は、図11に示すように、映像を再生した場合の映像全体の長さを表すステータスバーP10上に、再生ポジションバーP12を表示するのみの構成であった。
【0004】
このような第2従来技術に属すると考えられる従来技術としては、例えば、特開平7−162779号公報(第3従来技術)に記載のものがある。すなわち、第3従来技術は、多画面表示時における操作性を向上させることを目的とするものであって、複数のテレビジョン信号を受信可能な受信手段と、受信手段からの複数の映像信号を合成することにより表示画面上に複数の映像信号に基づく複数の縮小画面を多画面表示させることを可能にする合成手段と、表示画面上の所定位置にステータス表示を表示すると共にこのステータス表示領域上に各縮小画面に関する情報を提示するための信号を合成手段に与えてオンスクリーン表示させるオンスクリーン表示手段とを具備した多画面表示テレビジョン受信機である。このような多画面表示テレビジョン受信機によれば、映像を著しく阻害することなく、各画面の情報等を提示可能とすることにより、操作性を向上させることができるといった効果が開示されている。
【0005】
また、第2従来技術に属すると考えられる他の従来技術としては、例えば、特開平7−169248号公報(第4従来技術)に記載のものがある。すなわち、第4従来技術は、編集装置でのタイムコード表示が簡単な操作で良好に行われるようにすることを目的とするものであって、第1の映像信号再生手段が接続される第1の映像信号入力部と、第2の映像信号再生手段が接続される第2の映像信号入力部と、それぞれの映像信号入力部に得られる映像信号を切換える切換手段と、切換手段で切換えられた映像信号を出力し映像信号記録手段が接続される映像信号出力部と、切換手段の切換制御と第1、第2の映像信号再生手段の再生制御と映像信号記録手段の記録制御とを行う制御手段と、制御手段に制御状態を設定させる操作手段とを備え、制御手段の制御で、第1、第2の映像信号再生手段から編集点として設定される所定の箇所の映像信号を再生させて切換手段で選択させるとともに、この選択された映像信号を映像信号記録手段で記録させるビデオ編集装置において、第1の映像信号再生手段での再生位置を示すタイムコードを表示する第1のタイムコード表示部と、第2の映像信号再生手段での再生位置を示すタイムコードを表示する第2のタイムコード表示部と、映像信号記録手段での記録位置を示すタイムコードを表示する第3のタイムコード表示部とを設け、操作手段で編集点の設定状況に関する操作を行うとき、この設定された編集点の映像を再生または記録する再生手段または記録手段のタイムコードを表示する何れかのタイムコード表示部での表示を、編集点のタイムコード表示とするとともに、再度操作手段で何れかの操作が行われたとき、編集点のタイムコードの表示から、現在の再生位置または記録位置のタイムコードを示すステータス表示に戻すようにしたビデオ編集装置である。
【0006】
また、このようなビデオ編集装置は、ステータス表示に戻る操作として、操作手段の中の再生手段または記録手段の再生制御または記録制御を行うための操作手段を備えている。また、ステータス表示に戻る操作として、編集点の設定状況に関する操作を解除する操作手段を備えている。
【0007】
このようなビデオ編集装置によると、編集点のタイムコードを表示させる操作を行ったとき、この編集点のタイムコードが表示されるとともに、この状態で何れかの操作を行ったとき、自動的にステータス表示に戻るので、自動的に良好なモードのタイムコードが表示されるようになり、編集操作を行う者がタイムコードの表示を切換える操作をしなくても自動的に適切なモードのタイムコードが表示されるといった効果が開示されている。
【0008】
また、再生手段や記録手段を制御する操作を行ったとき、自動的にステータス表示に戻るようにしたことで、再生手段や記録手段の制御中には必ず現在位置を示すタイムコードが表示され、タイムコードを確認しながら良好に再生手段や記録手段の制御ができるようになるといった効果も開示されている。
【0009】
さらに、編集点の設定状況に関する操作を解除する操作を行ったとき、自動的にステータス表示に戻るようにしたことで、編集点の設定操作が終わると、現在位置を示すタイムコードが表示されるようになるといった効果も開示されている。
【0010】
さらにまた、各タイムコード表示部として、表示データのスーパーインポーズによる編集映像確認用のモニタでの表示で実現することで、タイムコード表示専用の表示部が不要になり、それだけ表示部の構成が簡単になり、簡単に良好なタイムコードが表示されるようになるといった効果も開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記第2従来技術乃至第4従来技術は、図11に示すように、映像を再生した場合の映像全体の長さを表すステータスバーP10上に、再生ポジションバーP12を表示するのみの構成であったため、通常再生を行っているのかスロー再生または高速再生を行っているのかの判別は、映像を見て判断するしかないという問題点があった。このため、特に映像に変化が少ないシーンなどでは、再生モードの判別が困難になることがあるという問題点があった。
【0012】
一方、最近では記録装置としてディスクメディアが登場するようになり、録画中の映像の再生を行うことが技術的に可能になったが、録画と再生のポジションやモードなどを同時に表現する方法がなかった。
【0013】
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、動作状態の把握を容易にする表示を提供できる映像の録画再生状態表示方法および映像録画再生装置を提供する点にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明の要旨は、映像や音声を記録・再生できる装置において動作状態の把握を容易にする表示を提供できる映像の録画再生状態表示方法であって、番組全体の放送予定の長さをステータスバーを用いて表す工程と、少なくとも記録媒体上での再生位置または録画位置を視覚的に表現する前記ステータスバーの上部及び下部の一方に再生動作記号表示、他方に録画動作記号表示を配置して動作記号表示を行う工程を有することを特徴とする映像の録画再生状態表示方法に存する。また、請求項2に記載の発明の要旨は、番組の録画中に当該番組中のどの位置まで録画したかを計算する第1工程と、当該計算結果に基づき、録画ポジションバーおよび前記録画動作記号表示の表示位置を更新する第2工程と、番組の再生中に当該番組中のどの位置まで再生したかを計算する第3工程と、当該計算結果に基づき、再生済みバー、再生ポジションバーおよび前記再生動作記号表示の表示位置を更新する第4工程と、当該録画位置および当該再生位置に基づき時間表示を更新する第5工程を有し、前記第1工程乃至前記第5工程を繰り返して、前記再生済みバー、前記再生ポジションバーおよび前記再生動作記号表示における表示位置を再生の進行に合わせて変化させ、前記録画ポジションバーおよび前記録画動作記号表示における表示位置を録画の進行に合わせて変化させ、当該再生位置および当該録画位置の最新位置を前記時間表示として表示することを特徴とする請求項1に記載の映像の録画再生状態表示方法に存する。また、請求項3に記載の発明の要旨は、再生モードを高速再生に切り替える操作をした場合、高速再生への切替操作を検出する第6工程と、高速再生に対応する動作記号である高速再生用の記号を選択するとともに、再生モードを高速再生に変更して高速再生を開始する第7工程と、録画中であるときに番組中のどの位置まで録画したかを計算する第8工程と、当該計算結果に基づき、前記録画ポジションバーおよび前記録画動作記号表示の表示位置を更新する第9工程と、高速再生モードで再生中であるときに番組中のどの位置まで再生したかを計算する第10工程と、当該計算結果に基づき、前記再生済みバー、前記再生ポジションバーおよび前記再生動作記号表示の表示を更新するとともに、前記第7工程で選択した前記高速再生用の記号を用いて前記再生動作記号表示を実行する工程と、前記第8工程で得た録画位置および前記第10工程で得た再生位置に基づき前記時間表示を更新する工程を実行することを特徴とする請求項2に記載の映像の録画再生状態表示方法に存する。また、請求項4に記載の発明の要旨は、映像や音声を記録・再生できる装置において動作状態の把握を容易にする表示を提供できる映像録画再生装置であって、番組全体の放送予定の長さをステータスバーを用いて表す手段と、少なくとも記録媒体上での再生位置または録画位置を視覚的に表現する前記ステータスバーの上部及び下部の一方に再生動作記号表示、他方に録画動作記号表示を配置して動作記号表示を行う手段を有することを特徴とする映像録画再生装置に存する。また、請求項5に記載の発明の要旨は、番組の録画中に当該番組中のどの位置まで録画したかを計算する手段と、当該計算結果に基づき、録画ポジションバーおよび前記録画動作記号表示の表示位置を更新する手段と、番組の再生中に当該番組中のどの位置まで再生したかを計算する手段と、当該計算結果に基づき、再生済みバー、再生ポジションバーおよび前記再生動作記号表示の表示位置を更新する手段と、当該録画位置および当該再生位置に基づき時間表示を更新する手段と、前記再生済みバー、前記再生ポジションバーおよび前記再生動作記号表示における表示位置を再生の進行に合わせて変化させ、前記録画ポジションバーおよび前記録画動作記号表示における表示位置を録画の進行に合わせて変化させ、当該再生位置および当該録画位置の最新位置を前記時間表示として表示する手段を有することを特徴とする請求項4に記載の映像録画再生装置に存する。また、請求項6に記載の発明の要旨は、再生モードを高速再生に切り替える操作をした場合、高速再生への切替操作を検出する手段と、高速再生に対応する動作記号である高速再生用の記号を選択するとともに、再生モードを高速再生に変更して高速再生を開始する手段と、録画中であるときに番組中のどの位置まで録画したかを計算する手段と、当該計算結果に基づき、前記録画ポジションバーおよび前記録画動作記号表示の表示位置を更新する手段と、高速再生モードで再生中であるときに番組中のどの位置まで再生したかを計算する手段と、当該計算結果に基づき、前記再生済みバー、前記再生ポジションバーおよび前記再生動作記号表示の表示を更新するとともに、前記選択した前記高速再生用の記号を用いて前記再生動作記号表示を実行する手段と、前記録画位置および前記計算で得た再生位置に基づき前記時間表示を更新する手段を有することを特徴とする請求項5に記載の映像録画再生装置に存する。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴は、ビデオデッキやDVD−RAMなどの映像や音声を記録・再生できる装置において、再生や録画などの現在位置を視覚的に表現するステータスバーに動作記号表示を設けることによって、動作状態の把握を容易にする表示を提供できることにある。以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】
(第1の実施の形態)
図1は本発明の映像の録画再生状態表示方法にかかる第1の録画再生状態表示例である。図1において、10はステータスバー、11は再生済みバー、12は再生ポジションバー、13は再生動作記号表示、14は録画ポジションバー、15は録画動作記号表示、16は時間表示を示している。
【0017】
図1において、放送中の番組を録画している最中に、記録済み個所の再生を並行して行っている状態を示しており、ステータスバー10は番組全体の放送予定の長さを表し、再生済みバー11は映像全体のうち再生済みの長さを表す。
【0018】
再生ポジションバー12は再生位置を表し、再生動作記号表示13には再生モードが通常再生であることを示す記号が表示されている。再生が進行すると、再生済みバー11が右に伸びるのに同期して、再生ポジションバー12および再生動作記号表示13の表示位置が変化する。
【0019】
録画ポジションバー14は録画位置を表し、録画動作記号表示15は録画モードが通常録画であることを示す記号が表示されている。録画ポジションバー14および録画動作記号表示15は、録画の進行と同期して表示位置が変化する。また時間表示16には放送予定が120分の番組のうち100分までを録画しており、35分の位置を再生中であることを表現している。このようにして、再生や録画などの動作状態を容易に把握できるようになる。
【0020】
図2は本発明の第1の実施の形態に係る映像録画再生装置20を説明するための機能ブロック図である。図2において、20は映像録画再生装置、201はアンテナ、202はチューナ回路、203はエンコーダ、204はデコーダ、205は記録装置、206は表示回路、207はグラフィック出力回路、208はMPU、209はメモリ、210は制御マイコン、211はリモコン、212はTVを示している。
【0021】
図2を参照すると、本実施の形態の映像録画再生装置20は、チューナ回路202と、エンコーダ203と、デコーダ204と、記録装置205と、表示回路206と、グラフィック出力回路207とMPU(超小型演算処理装置)208とメモリ209と、制御マイコン210と、リモコン211を含み、アンテナ201およびTV(テレビ)212に接続されている。
【0022】
次に映像録画再生装置20の動作について説明する。初めに、放送を視聴する際の動作について説明する。まず、放送局から送られた信号をアンテナ201が受信する。この信号をチューナ回路202によって選局して視聴対象となる映像信号を得る。映像信号は表示回路206によってTV212に出力されユーザは映像を見ることができる。ユーザがリモコン211を使ってチャンネル変更操作を行った場合は、制御マイコン210がこの信号を受けてMPU208に伝達する。MPU208はチューナに対して選局対象の変更を要求すると同時にグラフィック出力回路207を用いてチャンネル番号の表示イメージを表示回路206に出力する。メモリ209は、MPU208が処理を実行するときの一時記憶装置として使われる。表示回路206はチューナ回路202で新たに選局した映像信号に、グラフィック出力回路207から受けた表示イメージを重畳してTV212に出力する。
【0023】
次に、映像を録画する際の動作について説明する。放送局から送られた信号をアンテナ201が受信する。この信号はチューナ回路202によって選局して録画対象となる映像信号を得る。映像信号をエンコーダ203によってデジタル信号に変換して記録装置205に記録する。
【0024】
録画した映像を再生する際の動作について説明する。記録装置205から読み出したデジタル信号はデコーダ204によって映像信号に復号され、表示回路206に送られる。
【0025】
再生や録画を行うとき、再生、逆再生、高速再生、高速逆再生、スロー再生、一時停止、録画、録画一時停止などの各種動作状態に応じてMPU208がインジケータイメージを作成し、グラフィック出力回路207に出力させる。インジケータイメージは表示回路206によって再生映像に重畳されたのちTV212に送られる。これによってユーザは再生映像の上にインジケータを見ることができる。
【0026】
次に、図1、図2、図3、図4および図5を参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。図3は本発明の映像の録画再生状態表示方法にかかる第2の録画再生状態表示例、図4は本発明の映像の録画再生状態表示方法にかかる動作記号の例、図5は図2の映像録画再生装置20の動作(映像の録画再生状態表示方法)を説明するための動作フローである。
【0027】
図1を参照すると、放送中の番組の録画と並行して記録済み個所の再生を行っている状態を示している。この状態の動作フローを図5に沿って説明する。図5を参照すると、まず、ステップS51ではリモコン211の操作はないのでステップS53へ進む。ステップS53では録画中なのでステップS54へ進み、番組中のどの位置まで録画したかを計算する。この結果に基づき、ステップS55で録画ポジションバー14および録画動作記号表示15の表示位置を更新する。続いて、ステップS56では再生中であるのでステップS57へ進み、番組中のどの位置まで再生したかを計算する。この結果に基づき、ステップS58で再生済みバー11、再生ポジションバー12および再生動作記号表示13の表示位置を更新する。最後に、ステップS59において、ステップS54で得た録画位置およびステップS57で得た再生位置に基づき時間表示16を更新する。
【0028】
この繰り返しにより、再生済みバー11、再生ポジションバー12および再生動作記号表示13は再生の進行に合わせて表示位置が変化し、録画ポジションバー14および録画動作記号表示15は録画の進行に合わせて表示位置が変化し、時間表示16は再生位置および録画位置の最新位置を表示する。
【0029】
次に、図2のリモコン211によって再生モードを高速再生に切り替える操作をしたときの動作フローを図5に沿って説明する。図5を参照すると、まず、ステップS51で高速再生への切替操作を検出しステップS52へ進む。ステップS52では図4の動作記号のうち高速再生に対応する動作記号を選択すると同時に、再生モードを高速再生に変更して高速再生を開始する。ステップS53では録画中であるのでステップS54へ進み、番組中のどの位置まで録画したかを計算する。この結果に基づき、ステップS55で録画ポジションバー14および録画動作記号表示15の表示位置を更新する。続いて、ステップS56では高速再生モードで再生中であるのでステップS57へ進み、番組中のどの位置まで再生したかを計算する。この結果に基づき、ステップS58で再生済みバー11、再生ポジションバー12および再生動作記号表示13の表示を更新する。このとき、再生動作記号表示13にはステップS52で選択した高速再生用の記号を用いる。ステップS59ではステップS54で得た録画位置およびステップS57で得た再生位置に基づき時間表示16を更新する。こうして図3に示すような表示状態を得ることができる。
【0030】
本実施の形態では、再生モードや録画モードが上記以外のモードに切り替わったときにも同様に、図4に示す動作記号を選択して動作記号を切り替える。
【0031】
以上説明したように第1の実施の形態によれば、録画と再生が同時に実行されても状態を把握できることと、通常の再生や録画以外の逆再生、高速再生、高速逆再生、スロー再生、一時停止、録画一時停止のような状態も把握できるようになるといった効果を奏する。
【0032】
(第2の実施の形態)
次に、図面に基づき第2の実施の形態を説明する。なお、第1の実施の形態において既に記述したものと同一の部分については、同一符号を付し、重複した説明は省略する。図6は本発明の映像の録画再生状態表示方法にかかる第3の録画再生状態表示例である。図1のような再生ポジションバー12や録画ポジションバー14の表示は省略し、その代わりに再生動作記号表示13および録画動作記号表示15をステータスバー10の中に直接配置している。これにより、さらに狭い範囲での録画再生状態の表示が可能となる。
【0033】
図7は本発明の映像の録画再生状態表示方法にかかる第4の録画再生状態表示例である。本実施の形態では、再生動作記号表示13をステータスバー10の上部に配置し、録画動作記号表示15をステータスバー10の下部に配置している。これにより、録画位置と再生位置が近隣である場合でも再生動作記号表示13と録画動作記号表示15が重なって表示されることを簡単に回避することができる。
【0034】
図8は本発明の第2の実施の形態に係る映像録画再生装置30を説明するための機能ブロック図である。図8において、30は映像録画再生装置、201はアンテナ、202はチューナ回路、203はエンコーダ、204はデコーダ、205は記録装置、206,213は表示回路、207はグラフィック出力回路、208はMPU、209はメモリ、210は制御マイコン、211はリモコン、212,214はTVを示している。
【0035】
本実施の形態では、図2の映像録画再生装置20に対して表示回路213およびTV214を追加した点に特徴を有している。本実施の形態の映像録画再生装置30では、録画と再生各1系統と同時に、さらにもう1系統の映像再生を表示回路213の経由でTV214に対して行うことができる。また、グラフィック出力回路207は、表示回路206および表示回路213の両方に接続されており、録画再生状態表示を両方の出力に同時に出すことができるように構成されているようにする。
【0036】
本実施の形態の映像録画再生装置30で、放送中の番組を録画し、同時に再生を行い、さらに別の個所のスロー再生を行った状態での録画再生状態表示の例を図9に示す。すなわち、再生動作記号表示13によって通常再生が行われていることを示し、録画動作記号表示15によって通常録画が行われていることを示しているのに加え、再生動作記号表示18によってスロー再生も行われていることを示している。
【0037】
以上説明したように第2の実施の形態によれば、録画と再生が同時に実行されても状態を把握できることと、通常の再生や録画以外の逆再生、高速再生、高速逆再生、スロー再生、一時停止、録画一時停止のような状態も把握できるようになるといった効果を奏する。
【0038】
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。また、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
【0039】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、録画と再生が同時に実行されても状態を把握できることと、通常の再生や録画以外の逆再生、高速再生、高速逆再生、スロー再生、一時停止、録画一時停止のような状態も把握できるようになるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像の録画再生状態表示方法にかかる第1の録画再生状態表示例である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る映像録画再生装置を説明するための機能ブロック図である。
【図3】本発明の映像の録画再生状態表示方法にかかる第2の録画再生状態表示例である。
【図4】本発明の映像の録画再生状態表示方法にかかる動作記号の例である。
【図5】図2の映像録画再生装置の動作(映像の録画再生状態表示方法)を説明するための動作フローである。
【図6】本発明の映像の録画再生状態表示方法にかかる第3の録画再生状態表示例である。
【図7】本発明の映像の録画再生状態表示方法にかかる第4の録画再生状態表示例である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る映像録画再生装置を説明するための機能ブロック図である。
【図9】本発明の映像の録画再生状態表示方法にかかる第5の録画再生状態表示例である。
【図10】従来の録画再生装置における再生状態表示例である。
【図11】従来の録画再生装置における再生ポジション表示例である。
【符号の説明】
10…ステータスバー
11…再生済みバー
12…再生ポジションバー
13…再生動作記号表示
14…録画ポジションバー
15…録画動作記号表示
16…時間表示
17…再生ポジションバー
18…再生動作記号表示
20,30…映像録画再生装置
201…アンテナ
202…チューナ回路
203…エンコーダ
204…デコーダ
205…記録装置
206,213…表示回路
207…グラフィック出力回路
208…MPU
209…メモリ
210…制御マイコン
211…リモコン
212,214…TV
A…画面
B…動作記号
Claims (6)
- 映像や音声を記録・再生できる装置において動作状態の把握を容易にする表示を提供できる映像の録画再生状態表示方法であって、
番組全体の放送予定の長さをステータスバーを用いて表す工程と、
少なくとも記録媒体上での再生位置または録画位置を視覚的に表現する前記ステータスバーの上部及び下部の一方に再生動作記号表示、他方に録画動作記号表示を配置して動作記号表示を行う工程を有することを特徴とする映像の録画再生状態表示方法。 - 番組の録画中に当該番組中のどの位置まで録画したかを計算する第1工程と、当該計算結果に基づき、録画ポジションバーおよび前記録画動作記号表示の表示位置を更新する第2工程と、
番組の再生中に当該番組中のどの位置まで再生したかを計算する第3工程と、当該計算結果に基づき、再生済みバー、再生ポジションバーおよび前記再生動作記号表示の表示位置を更新する第4工程と、
当該録画位置および当該再生位置に基づき時間表示を更新する第5工程を有し、
前記第1工程乃至前記第5工程を繰り返して、前記再生済みバー、前記再生ポジションバーおよび前記再生動作記号表示における表示位置を再生の進行に合わせて変化させ、前記録画ポジションバーおよび前記録画動作記号表示における表示位置を録画の進行に合わせて変化させ、当該再生位置および当該録画位置の最新位置を前記時間表示として表示することを特徴とする請求項1に記載の映像の録画再生状態表示方法。 - 再生モードを高速再生に切り替える操作をした場合、
高速再生への切替操作を検出する第6工程と、
高速再生に対応する動作記号である高速再生用の記号を選択するとともに、再生モードを高速再生に変更して高速再生を開始する第7工程と、
録画中であるときに番組中のどの位置まで録画したかを計算する第8工程と、
当該計算結果に基づき、前記録画ポジションバーおよび前記録画動作記号表示の表示位置を更新する第9工程と、
高速再生モードで再生中であるときに番組中のどの位置まで再生したかを計算する第10工程と、
当該計算結果に基づき、前記再生済みバー、前記再生ポジションバーおよび前記再生動作記号表示の表示を更新するとともに、前記第7工程で選択した前記高速再生用の記号を用いて前記再生動作記号表示を実行する工程と、
前記第8工程で得た録画位置および前記第10工程で得た再生位置に基づき前記時間表示を更新する工程を実行することを特徴とする請求項2に記載の映像の録画再生状態表示方法。 - 映像や音声を記録・再生できる装置において動作状態の把握を容易にする表示を提供できる映像録画再生装置であって、
番組全体の放送予定の長さをステータスバーを用いて表す手段と、
少なくとも記録媒体上での再生位置または録画位置を視覚的に表現する前記ステータスバーの上部及び下部の一方に再生動作記号表示、他方に録画動作記号表示を配置して動作記号表示を行う手段を有することを特徴とする映像録画再生装置。 - 番組の録画中に当該番組中のどの位置まで録画したかを計算する手段と、
当該計算結果に基づき、録画ポジションバーおよび前記録画動作記号表示の表示位置を更新する手段と、
番組の再生中に当該番組中のどの位置まで再生したかを計算する手段と、
当該計算結果に基づき、再生済みバー、再生ポジションバーおよび前記再生動作記号表示の表示位置を更新する手段と、
当該録画位置および当該再生位置に基づき時間表示を更新する手段と、
前記再生済みバー、前記再生ポジションバーおよび前記再生動作記号表示における表示位置を再生の進行に合わせて変化させ、前記録画ポジションバーおよび前記録画動作記号表示における表示位置を録画の進行に合わせて変化させ、当該再生位置および当該録画位置の最新位置を前記時間表示として表示する手段を有することを特徴とする請求項4に記載の映像録画再生装置。 - 再生モードを高速再生に切り替える操作をした場合、
高速再生への切替操作を検出する手段と、
高速再生に対応する動作記号である高速再生用の記号を選択するとともに、再生モードを高速再生に変更して高速再生を開始する手段と、
録画中であるときに番組中のどの位置まで録画したかを計算する手段と、
当該計算結果に基づき、前記録画ポジションバーおよび前記録画動作記号表示の表示位置を更新する手段と、高速再生モードで再生中であるときに番組中のどの位置まで再生したかを計算する手段と、
当該計算結果に基づき、前記再生済みバー、前記再生ポジションバーおよび前記再生動作記号表示の表示を更新するとともに、前記選択した前記高速再生用の記号を用いて前記再生動作記号表示を実行する手段と、
前記録画位置および前記計算で得た再生位置に基づき前記時間表示を更新する手段を有することを特徴とする請求項5に記載の映像録画再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27430499A JP4282178B2 (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 映像の録画再生状態表示方法および映像録画再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27430499A JP4282178B2 (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 映像の録画再生状態表示方法および映像録画再生装置 |
Publications (2)
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