JP4281790B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4281790B2
JP4281790B2 JP2006331474A JP2006331474A JP4281790B2 JP 4281790 B2 JP4281790 B2 JP 4281790B2 JP 2006331474 A JP2006331474 A JP 2006331474A JP 2006331474 A JP2006331474 A JP 2006331474A JP 4281790 B2 JP4281790 B2 JP 4281790B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
test
group
metadata
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006331474A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008146283A (ja
Inventor
真里 斎藤
則行 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2006331474A priority Critical patent/JP4281790B2/ja
Priority to US11/926,937 priority patent/US8046384B2/en
Publication of JP2008146283A publication Critical patent/JP2008146283A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4281790B2 publication Critical patent/JP4281790B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関し、特に、人の感じ方を表す情報をメタデータとしてコンテンツに設定することができるようにした情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
近年、音楽コンテンツにメタデータを設定し、設定したメタデータを用いて、ユーザに適した音楽コンテンツを推薦するような技術が各種提案されている。
メタデータとしては、例えば、ジャンル、アーティスト名、公表年月日などの音楽コンテンツを特定する情報の他、音楽コンテンツ自体に信号処理を施し、解析することによって得られた音量、テンポ、ハーモニーなどの情報も設定されるようになされている。
特許文献1には、脈拍データに基づいてコンテンツを評価し、それを検索に利用する技術が開示されている。特許文献2には、コンテンツ視聴時の脳波等に基づいてコンテンツの要約を作成する技術が開示されている。
特開2003−16095号公報 特開2005−128884号公報
音楽コンテンツ自体に信号処理を施し、解析することによって得られた情報は、信号の特徴を表現する客観的な情報であり、その音楽コンテンツを聴いた人の感じ方を表現するような主観的な情報ではない。
主観的な情報をメタデータとして音楽コンテンツに設定することができれば、人の感じ方を基準にした音楽コンテンツの推薦などを行うことができ、有用であると考えられる。例えば、ある音楽コンテンツを聴いていたところ心地よいと感じたことから、似たような心地よさを感じることのできる他の音楽コンテンツを次に聴く音楽コンテンツとして装置に選択させたりすることができればユーザにとって便利である。
音量、テンポ、ハーモニーなどの似ている他の音楽コンテンツを推薦するようにすることもできるが、実際には、人が音楽コンテンツの何の特徴に基づいて心地よいと感じているかは不明である。よって、心地よい感じ方のできる音楽コンテンツを推薦するにあたって、感じ方を基準に音楽コンテンツを推薦することが最も直接的であると考えられる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、人の感じ方を表す情報をメタデータとしてコンテンツに設定することができるようにするものである。
本発明の第1の側面の情報処理装置は、被験者の頭部に近赤外光を照射し、テストコンテンツとしての音楽コンテンツを聴いている被験者の脳が活動するときに現れる酸素消費に反応するヘモグロビン量を生体反応として測定し、測定結果を表す時系列の情報を生体情報として出力する測定手段と、前記測定手段から出力された前記生体情報を、複数のテストコンテンツをそれぞれ聴いた複数の被験者の分だけ取得する生体情報取得手段と、前記生体情報取得手段により取得された前記生体情報に基づいて、同じテストコンテンツの再生中に同じ生体反応が測定された被験者からなるグループを特定する特定手段と、前記複数のテストコンテンツ全体を、前記特定手段により特定された同じグループに属する被験者が聴いたときに似たような前記生体情報が測定されたテストコンテンツ毎に分類し、それぞれのテストコンテンツのグループに、被験者のグループ毎のカテゴリを割り当てる分類手段と、それぞれのテストコンテンツの特徴を信号処理によって解析する第1の解析手段と、メタデータを設定する対象のコンテンツの特徴を前記信号処理と同じ処理によって解析する第2の解析手段と、前記第2の解析手段による前記対象のコンテンツの解析結果と類似する解析結果が前記第1の解析手段により得られたテストコンテンツが属するグループに対して前記分類手段により割り当てられたカテゴリを表す情報を、前記対象のコンテンツにメタデータとして設定する設定手段とを備える。
前記設定手段により設定された前記メタデータを記録する記録手段をさらに設けることができる。
前記記録手段に記録された前記メタデータに基づいて前記コンテンツの推薦を行う推薦手段をさらに設けることができる。
本発明の第1の側面の情報処理方法またはプログラムは、被験者の頭部に近赤外光を照射し、テストコンテンツとしての音楽コンテンツを聴いている被験者の脳が活動するときに現れる酸素消費に反応するヘモグロビン量を生体反応として測定する測定手段から出力された、測定結果を表す時系列の情報である生体情報を、複数のテストコンテンツをそれぞれ聴いた複数の被験者の分だけ取得し、取得した前記生体情報に基づいて、同じテストコンテンツの再生中に同じ生体反応が測定された被験者からなるグループを特定し、前記複数のテストコンテンツ全体を、特定した同じグループに属する被験者が聴いたときに似たような前記生体情報が測定されたテストコンテンツ毎に分類し、それぞれのテストコンテンツのグループに、被験者のグループ毎のカテゴリを割り当て、それぞれのテストコンテンツの特徴を信号処理によって解析し、メタデータを設定する対象のコンテンツの特徴を前記信号処理と同じ処理によって解析し、前記対象のコンテンツの解析結果と類似する解析結果が得られたテストコンテンツが属するグループに対して割り当てたカテゴリを表す情報を、前記対象のコンテンツにメタデータとして設定するステップを含む。
本発明の第2の側面の情報処理装置は、測定手段を用いることによって、コンテンツの推薦を受けるユーザがテストコンテンツを聴いたときの生体情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記生体情報に基づいて、同じテストコンテンツの再生中に前記推薦を受けるユーザと同じ生体反応が測定された被験者のグループを、前記推薦を受けるユーザのグループとして特定する特定手段と、コンテンツにメタデータとして設定された前記被験者のグループ毎のカテゴリのうちの、前記特定手段により特定された前記推薦を受けるユーザが属するグループのカテゴリに基づいて、同じカテゴリが設定されているコンテンツの推薦を行う推薦手段とを備える。
本発明の第2の側面の情報処理方法またはプログラムは、測定手段を用いることによって、コンテンツの推薦を受けるユーザがテストコンテンツを聴いたときの生体情報を取得し、取得した生体情報に基づいて、同じテストコンテンツの再生中に前記推薦を受けるユーザと同じ生体反応が測定された被験者のグループを、前記推薦を受けるユーザのグループとして特定し、コンテンツにメタデータとして設定された前記被験者のグループ毎のカテゴリのうちの、特定した前記推薦を受けるユーザが属するグループのカテゴリに基づいて、同じカテゴリが設定されているコンテンツの推薦を行うステップを含む。
本発明の第1の側面においては、被験者の頭部に近赤外光を照射し、テストコンテンツとしての音楽コンテンツを聴いている被験者の脳が活動するときに現れる酸素消費に反応するヘモグロビン量が生体反応として測定する測定手段から出力された、測定結果を表す時系列の情報である生体情報が、複数のテストコンテンツをそれぞれ聴いた複数の被験者の分だけ取得される。また、取得された前記生体情報に基づいて、同じテストコンテンツの再生中に同じ生体反応が測定された被験者からなるグループが特定され、前記複数のテストコンテンツ全体が、特定された同じグループに属する被験者が聴いたときに似たような前記生体情報が測定されたテストコンテンツ毎に分類され、それぞれのテストコンテンツのグループに、被験者のグループ毎のカテゴリが割り当てられる。さらに、それぞれのテストコンテンツの特徴が信号処理によって解析され、メタデータを設定する対象のコンテンツの特徴が前記信号処理と同じ処理によって解析される。前記対象のコンテンツの解析結果と類似する解析結果が得られたテストコンテンツが属するグループに対して割り当てられたカテゴリを表す情報が、前記対象のコンテンツにメタデータとして設定される。
本発明の第2の側面においては、測定手段を用いることによって、コンテンツの推薦を受けるユーザがテストコンテンツを聴いたときの生体情報が取得され、取得された生体情報に基づいて、同じテストコンテンツの再生中に前記推薦を受けるユーザと同じ生体反応が測定された被験者のグループが、前記推薦を受けるユーザのグループとして特定される。また、コンテンツにメタデータとして設定された前記被験者のグループ毎のカテゴリのうちの、特定された前記推薦を受けるユーザが属するグループのカテゴリに基づいて、同じカテゴリが設定されているコンテンツの推薦が行われる。
本発明によれば、人の感じ方を表す情報をメタデータとしてコンテンツに設定することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置1を用いて音楽コンテンツにメタデータを設定するときの外観の例を示す図である。
図1に示されるように、情報処理装置1はディスプレイなどを備えるコンピュータである。情報処理装置1にはケーブルを介してヘッドギア2が接続される。
ヘッドギア2は被験者が頭に装着する機器であり、被験者の頭部に近赤外光を照射し、音楽コンテンツ(音楽コンテンツを再生して出力される音)を聴いている被験者の脳が活動するときに現れる酸素消費に反応するヘモグロビン量を生体反応として測定する。ヘッドギア2により測定された生体反応を表す信号は情報処理装置1に出力される。
情報処理装置1によるメタデータの設定は、100曲などの限られた数の音楽コンテンツを複数の被験者に実際に聴かせることによって得られた生体情報に基づいて、実際に聴かせたならばこのような反応を被験者が示すであろうと考えられる生体反応を予測し、予測した生体反応を表す情報を、対象の音楽コンテンツにメタデータとして設定することによって行われる。
世の中に音楽コンテンツは無数にあり、その全てを被験者に聴かせてそれぞれの音楽コンテンツにメタデータを設定することは現実的ではないから、このように、限られた数の音楽コンテンツをテストコンテンツとして用い、それを聴かせたときの反応から予測される生体反応を表す情報を、対象の音楽コンテンツにメタデータとして設定することが情報処理装置1においては行われる。
図2は、情報処理装置1のハードウエア構成例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)11は、ROM(Read Only Memory)12に記憶されているプログラム、または、記録部18からRAM(Random Access Memory)13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM13にはまた、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
CPU11、ROM12、およびRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インタフェース15も接続されている。
入出力インタフェース15には、キーボード、マウス、ヘッドギア2が接続されるケーブルの端子などよりなる入力部16、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイや、テストコンテンツを再生して得られた音を出力するスピーカなどよりなる出力部17、および、ハードディスクなどより構成される記録部18が接続されている。なお、テストコンテンツの再生は、情報処理装置1により行われるのではなく、他のプレーヤにより行われるようにしてもよい。
入出力インタフェース15にはまたドライブ19が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリからなるリムーバブルメディア20が適宜装着される。
図3は、情報処理装置1の機能構成例を示すブロック図である。図3に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図2のCPU11により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
図3に示されるように、情報処理装置1においては事前処理部31とコンテンツ推薦部32が実現される。情報処理装置1が行う処理には、メタデータを設定する処理と、設定したメタデータを用いて音楽コンテンツの推薦を行う処理とがあり、前者の処理が事前処理として事前処理部31により行われ、後者の処理がコンテンツ推薦部32により行われる。事前処理部31は生体情報取得部41、生体情報処理部42、およびコンテンツメタデータDB(Data Base)43から構成される。
事前処理部31の生体情報取得部41は、ヘッドギア2から供給された信号に基づいて生体情報を取得し、取得した生体情報を生体情報処理部42に出力する。
例えば、テストコンテンツ1をユーザAに聴かせたときのユーザAの生体反応、テストコンテンツ2をユーザAに聴かせたときのユーザAの生体反応、・・・、テストコンテンツ1をユーザBに聴かせたときのユーザBの生体反応、テストコンテンツ2をユーザBに聴かせたときのユーザBの生体反応、・・・といったように、複数のテストコンテンツをそれぞれ複数の被験者(ユーザ)に聴かせたときの生体反応を表す時系列の情報が生体情報として生体情報取得部41により取得される。
生体情報処理部42は、生体情報取得部41から供給された生体情報に基づいて、対象の音楽コンテンツにメタデータを設定し、設定したメタデータをコンテンツメタデータDB43に出力する。生体情報処理部42の構成と、生体情報処理部42において行われるメタデータの設定については後に詳述する。
コンテンツメタデータDB43は、生体情報処理部42から供給されたメタデータを記録する。コンテンツメタデータDB43に記録されたメタデータは、音楽コンテンツの推薦を行うときにコンテンツ推薦部32により適宜用いられる。
コンテンツ推薦部32は、コンテンツメタデータDB43に記録されているメタデータを参照して音楽コンテンツの推薦を行う。例えば、コンテンツ推薦部32は、ある音楽コンテンツの再生中、それと同じメタデータが設定されている音楽コンテンツをコンテンツメタデータDB43にメタデータが記録されている音楽コンテンツの中から選択し、選択した音楽コンテンツのタイトル、アーティスト名などの情報をディスプレイに表示する。
図4は、図3の生体情報処理部42の構成例を示すブロック図である。
図4に示されるように、生体情報処理部42は、生体情報分類部51、ユーザグループ特定部52、テストコンテンツ分類部53、テストコンテンツ解析部54、設定対象コンテンツ解析部55、およびメタデータ設定部56から構成される。生体情報取得部41から出力された生体情報は生体情報分類部51に供給される。
生体情報分類部51は、生体情報取得部41から供給された生体情報を所定の数のパターンに分類し、分類結果をユーザグループ特定部52に出力する。
例えば、生体情報分類部51は、上述したように生体情報は時系列の情報であるから、ラグ(遅延)を考慮した上でそれぞれの生体情報の相互相関をとり、パターンに分類する。
また、生体情報分類部51は、波形で表される生体情報の最大値、最小値(ヘモグロビン量の最大値、最小値)などの特徴となる時間軸上での点の分布に基づいて所定の数の典型的な形状を設定し、生体情報取得部41から供給された生体情報に1つずつ注目して、注目した生体情報を、形状の類似度が最も高くなるような典型的な形状のパターンに分類する。
図5は、生体情報のパターンの例を示す図である。
図5の上段に示される曲線C1,C2、中段に示される曲線C11,C12、下段に示される曲線C21,C22はそれぞれ生体情報を表す。横方向は時間方向を表し、縦方向は測定されたヘモグロビン量を表す。
この例においては、相関の高さなどに基づいて、曲線C1と曲線C2がパターンAに分類され、曲線C11と曲線C12がパターンBに分類されている。曲線C21と曲線C22はパターンCに分類されている。
このようにして分類された生体情報がユーザグループ特定部52に出力される。
ユーザグループ特定部52は、生体情報分類部51により分類された生体情報に基づいて、似たような生体反応を示す被験者からなるユーザグループを特定し、特定したユーザグループの情報を生体情報とともにテストコンテンツ分類部53に出力する。
図6は、生体情報の例を示す図である。
図6には、テストコンテンツ1乃至5を聴いた被験者であるユーザA乃至Dから得られた生体情報が波形によって示されている。それぞれの波形に付されている“P”と数字は分類された生体情報のパターンを表す。
例えば、テストコンテンツ1を聴いているユーザAから得られた生体情報とユーザBから得られた生体情報はいずれもパターンP1-1に分類され、テストコンテンツ1を聴いているユーザCから得られた生体情報とユーザDから得られた生体情報はいずれもパターンP1-2に分類されている。
同様に、テストコンテンツ2乃至5を聴いているユーザAから得られた生体情報とユーザBから得られた生体情報は、それぞれ、パターンP2-1,P3-1,P4-1,P5-1に分類され、テストコンテンツ2乃至5を聴いているユーザCから得られた生体情報とユーザDから得られた生体情報は、それぞれ、パターンP2-2,P3-2,P4-2,P5-2に分類されている。
このような生体情報がユーザA乃至Dから得られた場合、ユーザAの生体情報とユーザBの生体情報は似ており、パターンが一致するから、同じユーザグループXに属するユーザとして特定される。また、ユーザCの生体情報とユーザDの生体情報は似ており、パターンが一致するから、同じユーザグループYに属するユーザとして特定される。
この例においては、ユーザAから得られる生体情報のパターンとユーザBから得られる生体情報のパターンは一致し、ユーザCから得られる生体情報のパターンとユーザDから得られる生体情報のパターンは一致するものとしているが、実際には一部異なるパターンが得られたりもする。
生体情報は脳の活動状況を表し、音楽コンテンツを聴いたときの感じ方によって活動状況が異なると考えられるから、同じユーザグループに属するユーザは、音楽コンテンツのある特徴に対して、似たような感じ方(反応)をするユーザであること、すなわち、似たような聴き方をするユーザであることを表す。一定のテンポに対して無意識のうちに反応を示すような聴き方であったり、歌手の一定の周波数の声に対して無意識のうちに反応を示すような聴き方であったりするように、同じ音楽コンテンツであっても、その聴き方には人によって違いがある。
図7は、ユーザグループの特定の例を示す図である。
例えば、生体情報に基づいてそれぞれのユーザがある共通空間にマッピングされ、最適尺度法などによって、距離の近いユーザをまとめるようにしてユーザグループが形成される。
図7の例においては、生体情報から得られるある要素(次元1)を横軸、他の要素(次元2)を縦軸としてそれぞれのユーザがマッピングされ、ユーザグループ1乃至4が形成されている。例えばユーザグループ1は、「U203」で表されるユーザ、「U205」で表されるユーザ、「U208」で表されるユーザ、「U209」で表されるユーザ、「U214」で表されるユーザ、および「U215」で表されるユーザから形成されている。
このようにして特定されたユーザグループの情報が生体情報とともにテストコンテンツ分類部53に出力される。
図4のテストコンテンツ分類部53は、ユーザグループ特定部52から供給されたユーザグループの情報と生体情報に基づいて、テストコンテンツ全体を、同じユーザグループのユーザが聴いたときに似たような生体情報が得られるテストコンテンツ毎にグループ分けし、それぞれのグループにカテゴリを割り当てる。カテゴリはテストコンテンツを聴いたユーザから得られた生体情報に応じて設定されるから、生体情報を表す情報でもある。
例えば、図6に示されるような生体情報が得られている場合、ユーザグループXに属するユーザAとユーザBがテストコンテンツ1を聴いたときに得られる生体情報と似たような生体情報が得られるテストコンテンツはテストコンテンツ1乃至5の中には他にないから、テストコンテンツ1にはあるカテゴリが設定される。
また、ユーザAとユーザBがテストコンテンツ2を聴いたときに得られる生体情報と似たような生体情報が得られるテストコンテンツとしてテストコンテンツ5があるから、テストコンテンツ2とテストコンテンツ5には同じカテゴリが設定される。図6に示されるように、ユーザAとユーザBがテストコンテンツ2を聴いたときに得られる生体情報のパターンであるパターンP2-1と、テストコンテンツ5を聴いたときに得られる生体情報のパターンであるパターンP5-1は形状が近い。
さらに、ユーザAとユーザBがテストコンテンツ3を聴いたときに得られる生体情報と似たような生体情報が得られるテストコンテンツとしてテストコンテンツ4があるから、テストコンテンツ3とテストコンテンツ4には同じカテゴリが設定される。図6に示されるように、ユーザAとユーザBがテストコンテンツ3を聴いたときに得られる生体情報のパターンであるパターンP3-1と、テストコンテンツ4を聴いたときに得られる生体情報のパターンであるパターンP4-1は形状が近い。
一方、ユーザグループYに属するユーザCとユーザDがテストコンテンツ1を聴いたときに得られる生体情報と似たような生体情報が得られるテストコンテンツとしてテストコンテンツ2があるから、テストコンテンツ1とテストコンテンツ2には同じカテゴリが設定される。図6に示されるように、ユーザCとユーザDがテストコンテンツ1を聴いたときに得られる生体情報のパターンであるパターンP1-2と、テストコンテンツ2を聴いたときに得られる生体情報のパターンであるパターンP2-2は形状が近い。
また、ユーザCとユーザDがテストコンテンツ3を聴いたときに得られる生体情報と似たような生体情報が得られるテストコンテンツはテストコンテンツ1乃至5の中には他にないから、テストコンテンツ3にはあるカテゴリが設定される。
さらに、ユーザCとユーザDがテストコンテンツ4を聴いたときに得られる生体情報と似たような生体情報が得られるテストコンテンツはテストコンテンツ1乃至5の中には他にないから、テストコンテンツ4にはあるカテゴリが設定される。
ユーザCとユーザDがテストコンテンツ5を聴いたときに得られる生体情報と似たような生体情報が得られるテストコンテンツはテストコンテンツ1乃至5の中には他にないから、テストコンテンツ5にはあるカテゴリが設定される。
図8は、テストコンテンツのカテゴリの例を示す図である。
図8の例においては、ユーザグループX内では、テストコンテンツ1にはカテゴリX2が設定され、テストコンテンツ2とテストコンテンツ5には同じカテゴリであるカテゴリX3が設定されている。テストコンテンツ3とテストコンテンツ4には同じカテゴリであるカテゴリX1が設定されている。
一方、ユーザグループY内では、テストコンテンツ1とテストコンテンツ2には同じカテゴリであるカテゴリY1が設定され、テストコンテンツ3にはカテゴリY3が設定されている。テストコンテンツ4にはカテゴリY4が設定され、テストコンテンツ5にはカテゴリY2が設定されている。
同じカテゴリに属するテストコンテンツは、同じユーザグループに属する、似たような聴き方をするユーザが聴いたときに似たような感じ方をする音楽コンテンツ、すなわち、ある聴き方で聴いたときに似たような感じ方をする音楽コンテンツであることを表す。
ユーザグループX内でカテゴリX3に属するとしてグループ分けされたテストコンテンツ2とテストコンテンツ5は、ユーザAとユーザBの聴き方と似たような聴き方で聴いたときには似たような感じ方をする音楽コンテンツといえ、カテゴリX1に属するとしてグループ分けされたテストコンテンツ3とテストコンテンツ4は、ユーザAとユーザBの聴き方と似たような聴き方で聴いたときには似たような感じ方をする音楽コンテンツといえる。
例えば、テストコンテンツ2とテストコンテンツ5は、ユーザAとユーザBの聴き方と似たような聴き方で聴いたときには似たような感じ方をするものの、ユーザCとユーザDの聴き方と似たような聴き方で聴いたときには、異なる感じ方をする音楽コンテンツとなる。
一方、ユーザグループY内でカテゴリY1に属するとしてグループ分けされたテストコンテンツ1とテストコンテンツ2は、ユーザCとユーザDの聴き方と似たような聴き方で聴いたときには似たような感じ方をする音楽コンテンツといえる。
このようにして得られたカテゴリの情報がテストコンテンツ解析部54に出力される。テストコンテンツ解析部54に対してはテストコンテンツも供給される。
図4のテストコンテンツ解析部54は、それぞれのテストコンテンツに対して信号処理を施し、音量、リズム、ハーモニーなどの、テストコンテンツの客観的な特徴を解析する。テストコンテンツ解析部54により得られた特徴は、テストコンテンツ分類部53により得られたカテゴリの情報とともにメタデータ設定部56に出力される。
図9は、テストコンテンツの特徴の例を示す図である。
図9には、音量、リズム、ハーモニーなどが、テストコンテンツを対象とした信号処理によって得られた特徴として示されている。また、制作者などにより決定されたジャンルとアーティストが特徴として付加されている。
図9の例においては、テストコンテンツ1の特徴については、音量はa1、リズムはb3、ハーモニーはc3、ジャンルはd2、アーティストはe1で表され、テストコンテンツ2の特徴については、音量はa2、リズムはb3、ハーモニーはc3、ジャンルはd4、アーティストはe1で表されている。
テストコンテンツ3の特徴については、音量はa3、リズムはb1、ハーモニーはc1、ジャンルはd3、アーティストはe3で表され、テストコンテンツ4の特徴については、音量はa4、リズムはb1、ハーモニーはc2、ジャンルはd3、アーティストはe4で表されている。テストコンテンツ5の特徴については、音量はa2、リズムはb3、ハーモニーはc4、ジャンルはd4、アーティストはe5で表されている。
このようなテストコンテンツの客観的な特徴に基づいて、ユーザグループXに属するユーザであるユーザAとユーザBが似たような感じ方をするテストコンテンツ2とテストコンテンツ5は、ジャンルが共通し、かつ、後半にかけてリズムが早くなるような曲である点で共通する、といったような、ユーザAとユーザBにとって似ているように感じるテストコンテンツの客観的な特徴の学習を行うことが可能となる。図9の例においては、テストコンテンツ2とテストコンテンツ5のリズムはb3で共通し、ジャンルはd4で共通する。
また、ユーザグループYに属するユーザであるユーザCとユーザDが似たような感じ方をするテストコンテンツ1とテストコンテンツ2は、ハスキーボイスの女の人が歌っているという点で共通し、かつ、ハーモニーに独特の特徴がある点で共通する、といったような、ユーザCとユーザDにとって似ているように感じるテストコンテンツの客観的な特徴の学習を行うことが可能となる。図9の例においては、テストコンテンツ1とテストコンテンツ2のハーモニーはc3で共通し、アーティストはe1で共通する。
図4の設定対象コンテンツ解析部55は、メタデータを設定する対象の音楽コンテンツである設定対象コンテンツに対して、テストコンテンツ解析部54がテストコンテンツに対して施すのと同じ信号処理を施し、設定対象コンテンツの客観的な特徴を解析する。設定対象コンテンツ解析部55に対しては設定対象コンテンツが供給される。
設定対象コンテンツ解析部55により得られる特徴の内容は、テストコンテンツ解析部54により得られる特徴の内容と同じ内容になる。設定対象コンテンツ解析部55により得られた特徴はメタデータ設定部56に出力される。
メタデータ設定部56は、テストコンテンツ解析部54から供給された図8に示されるようなテストコンテンツのカテゴリ、図9に示されるようなテストコンテンツの特徴と、設定対象コンテンツ解析部55から供給された設定対象コンテンツの特徴に基づいて、設定対象コンテンツに対してメタデータを設定する。メタデータ設定部56は、設定したメタデータをコンテンツメタデータDB43に出力し、記録させる。
図10は、設定対象コンテンツの特徴と、メタデータ設定部56により設定されるメタデータの例を示す図である。
図10には、メタデータを設定する対象の音楽コンテンツとして設定対象コンテンツ1乃至5が示されている。設定対象コンテンツ1乃至5は、テストコンテンツには含まれていない音楽コンテンツであり、被験者が実際に聴き、生体情報を取得するようなことは行われない。
図10の例においては、設定対象コンテンツ1の特徴については、音量はa2、リズムはb3、ハーモニーはc4、ジャンルはd3、アーティストはe5で表され、設定対象コンテンツ2の特徴については、音量はa4、リズムはb1、ハーモニーはc1、ジャンルはd3、アーティストはe3で表されている。
設定対象コンテンツ3の特徴については、音量はa2、リズムはb1、ハーモニーはc1、ジャンルはd3、アーティストはe3で表され、設定対象コンテンツ4の特徴については、音量はa2、リズムはb2、ハーモニーはc2、ジャンルはd4、アーティストはe1で表されている。設定対象コンテンツ5の特徴については、音量はa1、リズムはb2、ハーモニーはc3、ジャンルはd2、アーティストはe2で表されている。
メタデータ設定部56においては、このような設定対象コンテンツの特徴とテストコンテンツの特徴に基づいて、客観的な特徴が似ている設定対象コンテンツとテストコンテンツが求められ、それぞれの設定対象コンテンツに対して、客観的な特徴が似ているとして求められたテストコンテンツに割り当てられている生体情報のカテゴリ(図8)が、ユーザグループ毎に、メタデータとして設定される。
すなわち、それぞれのユーザグループに属するユーザが聴いたならば得られるであろう感じ方が信号処理などによって得られた特徴に基づいて予測され、メタデータとして設定対象コンテンツに設定されることになる。
図10の例においては、設定対象コンテンツ1は、音量がa2で共通し、リズムがb3で共通し、ハーモニーがc4で共通し、さらに、アーティストがe5で共通するという点で、テストコンテンツ5(図9)と特徴が似ているとして求められ、テストコンテンツ5をユーザグループXに属するユーザとユーザグループYに属するユーザが聴いたときの感じ方のカテゴリであるカテゴリX3とカテゴリY2が、メタデータとして設定対象コンテンツ1に設定されている。
また、設定対象コンテンツ2は、音量がa4で共通し、リズムがb1で共通し、さらに、ジャンルがd3で共通するという点で、テストコンテンツ4と特徴が似ているとして求められ、テストコンテンツ4をユーザグループXに属するユーザとユーザグループYに属するユーザが聴いたときの感じ方のカテゴリであるカテゴリX1とカテゴリY4が、メタデータとして設定対象コンテンツ2に設定されている。
設定対象コンテンツ3は、リズムがb1で共通し、ハーモニーがc1で共通し、ジャンルがd3で共通し、さらに、アーティストがe3で共通するという点で、テストコンテンツ3と特徴が似ているとして求められ、テストコンテンツ3をユーザグループXに属するユーザとユーザグループYに属するユーザが聴いたときの感じ方のカテゴリであるカテゴリX1とカテゴリY3が、メタデータとして設定対象コンテンツ3に設定されている。
設定対象コンテンツ4は、音量がa2で共通し、ジャンルがd4で共通し、さらに、アーティストがe1で共通するという点で、テストコンテンツ2と特徴が似ているとして求められ、テストコンテンツ2をユーザグループXに属するユーザとユーザグループYに属するユーザが聴いたときの感じ方のカテゴリであるカテゴリX3とカテゴリY1が、メタデータとして設定対象コンテンツ4に設定されている。
設定対象コンテンツ5は、音量がa1で共通し、ハーモニーがc3で共通し、さらに、ジャンルがd2で共通するという点で、テストコンテンツ1と特徴が似ているとして求められ、テストコンテンツ1をユーザグループXに属するユーザとユーザグループYに属するユーザが聴いたときの感じ方のカテゴリであるカテゴリX2とカテゴリY1が、メタデータとして設定対象コンテンツ5に設定されている。
設定対象コンテンツ1と設定対象コンテンツ4にはカテゴリX3のメタデータが共通して設定されているから、ユーザグループYに属するユーザが聴いたときには異なる感じ方をするものの、ユーザグループXに属するユーザが聴いたときには似たような感じ方をする音楽コンテンツということになる。
また、設定対象コンテンツ2と設定対象コンテンツ3にはカテゴリX1のメタデータが共通して設定されているから、ユーザグループYに属するユーザが聴いたときには異なる感じ方をするものの、ユーザグループXに属するユーザが聴いたときには似たような感じ方をする音楽コンテンツということになる。
同様に、設定対象コンテンツ4と設定対象コンテンツ5にはカテゴリY1のメタデータが共通して設定されているから、ユーザグループXに属するユーザが聴いたときには異なる感じ方をするものの、ユーザグループYに属するユーザが聴いたときには似たような感じ方をする音楽コンテンツということになる。
以上のようにして設定されたメタデータがコンテンツメタデータDB43に記録され、音楽コンテンツの推薦に用いられる。
ここで、以上のような構成を有する情報処理装置1の処理について説明する。
はじめに、図11のフローチャートを参照して、メタデータを記録する情報処理装置1の処理について説明する。この処理は、例えば、被験者がヘッドギア2を装着している状態でテストコンテンツの再生が行われているときに開始される。
ステップS1において、事前処理部31の生体情報取得部41は、ヘッドギア2から供給された信号に基づいて生体情報を取得し、取得した生体情報を生体情報処理部42に出力する。
ステップS2において、生体情報処理部42は、設定対象コンテンツにメタデータを設定する処理であるメタデータ設定処理を行う。メタデータ設定処理の詳細については図12のフローチャートを参照して後述する。
ステップS3において、コンテンツメタデータDB43は、生体情報処理部42から供給されたメタデータを記録する。その後、処理は終了される。コンテンツメタデータDB43に記録されたメタデータは、音楽コンテンツの推薦を行うのに適宜用いられる。
例えば、図10の設定対象コンテンツ1の再生中に、再生中の音楽コンテンツ(設定対象コンテンツ1)と似たような音楽コンテンツを推薦することがユーザにより指示された場合、設定対象コンテンツ1にメタデータとして設定されているカテゴリX3、カテゴリY2と同じカテゴリがメタデータとして設定されている音楽コンテンツが検索され、推薦される。
これにより、ユーザは、設定対象コンテンツ1を聴いているときに心地よいと感じたことからそのような指示をした場合、続けて再生される音楽コンテンツを聴くことによっても似たような心地よさを感じることができる。
次に、図12のフローチャートを参照して、図11のステップS2において行われるメタデータ設定処理について説明する。
ステップS11において、生体情報処理部42の生体情報分類部51は、生体情報取得部41から供給された生体情報をパターンに分類し、分類結果をユーザグループ特定部52に出力する。
ステップS12において、ユーザグループ特定部52は、似たような生体反応を示すユーザからなるユーザグループを特定し、特定したユーザグループの情報を生体情報とともにテストコンテンツ分類部53に出力する。
ステップS13において、テストコンテンツ分類部53は、ユーザグループ特定部52により特定されたユーザグループ内のそれぞれのユーザの生体情報に基づいて、テストコンテンツ全体を、同じユーザグループのユーザが聴いたときに似たような生体情報が得られるテストコンテンツ毎にグループ分けし、それぞれのグループにカテゴリを割り当てる。
ステップS14において、テストコンテンツ解析部54は、テストコンテンツに対して信号処理を施し、信号処理の結果などを含むテストコンテンツの客観的な特徴を、テストコンテンツのカテゴリの情報とともにメタデータ設定部56に出力する。
ステップS15において、設定対象コンテンツ解析部55は、設定対象コンテンツに対して信号処理を施し、信号処理の結果などを含む設定対象コンテンツの客観的な特徴をメタデータ設定部56に出力する。
ステップS16において、メタデータ設定部56は、客観的な特徴が似ている設定対象コンテンツとテストコンテンツを求め、それぞれの設定対象コンテンツに対して、特徴が似ているとして求めたテストコンテンツに割り当てられている生体情報のカテゴリをメタデータとして設定する。
その後、図11のステップS2に戻り、それ以降の処理が行われる。
以上においては、音楽コンテンツの推薦を行う装置が、メタデータの設定を行う装置と同じ情報処理装置1である場合について説明したが、情報処理装置1により以上のようにして設定されたメタデータに基づいて、異なる装置において音楽コンテンツの推薦が行われるようにしてもよい。この場合、情報処理装置1により設定されたメタデータは、ネットワークを介した通信などによって、音楽コンテンツの推薦を行う装置に提供される。
メタデータの提供時、音楽コンテンツの推薦を受けようとするユーザがどのユーザグループに属するユーザであるのかを特定するのに用いられるテストコンテンツ、ユーザグループの情報、被験者から得られた生体情報なども提供される。ユーザは、音楽コンテンツの推薦を受ける前にテストコンテンツを聴き、自分が属するユーザグループを装置に特定させる必要がある。音楽コンテンツの推薦を行う装置にも、図1に示されるようなヘッドギア2が接続される。
図13は、情報処理装置1により設定されたメタデータに基づいて音楽コンテンツの推薦を行う情報処理装置61の機能構成例を示すブロック図である。
情報処理装置61も図2に示される構成と同じハードウエア構成を有している。以下、適宜、図2の構成を情報処理装置61の構成として引用して説明する。
図13に示されるように、情報処理装置61においては生体情報取得部71、ユーザグループ特定部72、コンテンツメタデータDB73、およびコンテンツ推薦部74が実現される。図13に示す機能部のうちの少なくとも一部は、情報処理装置61のCPU11(図2)により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
生体情報取得部71は、情報処理装置61のユーザが頭に装着するヘッドギア2から供給された信号に基づいて生体情報を取得し、取得した生体情報をユーザグループ特定部72に出力する。
ユーザグループ特定部72は、生体情報取得部71から供給された生体情報に基づいて情報処理装置61のユーザが属するユーザグループを特定する。
ユーザグループ特定部72によるユーザグループの特定は、図4のユーザグループ特定部52によるユーザグループの特定と同様にして行われる。すなわち、生体情報がパターンに分類され、似たような生体情報のパターンを示す被験者と同じユーザグループに属することになるように、情報処理装置61のユーザが属するユーザグループが特定される。
例えば、図6に示される生体情報が情報処理装置61に提供されており、情報処理装置61のユーザがテストコンテンツ1を聴いたときの生体情報がパターンP1-1、テストコンテンツ2を聴いたときの生体情報がパターンP2-1、テストコンテンツ3を聴いたときの生体情報がパターンP3-1、テストコンテンツ4を聴いたときの生体情報がパターンP4-1、テストコンテンツ5を聴いたときの生体情報がパターンP5-1として分類された場合、情報処理装置61のユーザは、それらと同じ生体情報が得られたユーザA、ユーザBと同じユーザグループXに属するユーザとして特定される。
ユーザグループ特定部72は、特定したユーザグループの情報をコンテンツ推薦部74に出力する。
コンテンツメタデータDB73は、情報処理装置1から提供されたメタデータを記録する。コンテンツメタデータDB73の記録内容は、情報処理装置1のコンテンツメタデータDB43の記録内容と同じ内容になる。
コンテンツ推薦部74は、コンテンツメタデータDB73に記録されているメタデータのうち、ユーザグループ特定部72により特定されたユーザグループに関するメタデータだけを用いて音楽コンテンツの推薦を行う。
情報処理装置61のユーザがユーザグループXのユーザとして特定されている場合、コンテンツ推薦部74は、図10に示されるように、ユーザグループXに属するユーザに関するメタデータであるカテゴリX3,X1,X1,X3,X2,・・・と、ユーザグループYに属するユーザに関するメタデータであるカテゴリY2,Y4,Y3,Y1,Y1,・・・のうち、ユーザグループXに属するユーザに関するメタデータだけを用いて音楽コンテンツの推薦を行う。
例えば、図10の設定対象コンテンツ1の再生中に、再生中の音楽コンテンツと似たような音楽コンテンツを推薦することが情報処理装置61のユーザにより指示された場合、情報処理装置61のユーザがユーザグループXに属するユーザであると特定されているときには、設定対象コンテンツ1にメタデータとして設定されているカテゴリX3と同じカテゴリがメタデータとして設定されている設定対象コンテンツ4が推薦される。
これにより、音楽コンテンツの推薦を受けようとするユーザが属するユーザグループ、すなわち、ユーザの聴き方にあったメタデータを用いて音楽コンテンツの推薦を行うことが可能となる。
ここで、図14のフローチャートを参照して、音楽コンテンツの推薦を行う情報処理装置61の処理について説明する。
ステップS31において、生体情報取得部71は、音楽コンテンツの推薦を受けようとするユーザが頭に装着するヘッドギア2から供給された信号に基づいて生体情報を取得し、取得した生体情報をユーザグループ特定部72に出力する。
ステップS32において、ユーザグループ特定部72は、生体情報取得部71から供給された生体情報に基づいて、似たような生体情報のパターンを示す被験者と同じユーザグループに属することになるように、情報処理装置61のユーザが属するユーザグループを特定する。
ステップS33において、コンテンツ推薦部74は、コンテンツメタデータDB73に記録されているメタデータのうち、ユーザグループ特定部72により特定されたユーザグループに関するメタデータだけを用いて音楽コンテンツの推薦を行う。その後、処理は終了される。
以上においては、メタデータの設定などに用いられる生体反応が被験者の頭部に近赤外光を照射して得られる生体反応である場合について説明したが、音楽コンテンツ毎に、それを聴いている被験者が異なる反応を示すような生体反応であればどのようなものが用いられるようにしてもよい。
また、1つの生体反応だけでなく、複数の生体反応に基づいてメタデータが設定されるようにしてもよい。複数の生体反応を得ることができる場合、その中でも、ユーザ間、または音楽コンテンツ間で大きな差が現れる生体反応が選択され、メタデータの設定に用いられるようにしてもよい。
さらに、被験者をグループに分けることなく、複数の被験者から得られた生体情報がそのままメタデータとして音楽コンテンツに設定されるようにしてもよい。
以上においては、メタデータを設定する対象のコンテンツが音楽コンテンツである場合について説明したが、動画コンテンツや静止画コンテンツに対しても同様にしてメタデータを設定することが可能である。
例えば、動画コンテンツに対するメタデータの設定は、テストコンテンツとしての動画コンテンツを視聴したユーザの生体反応に基づいて行われ、静止画コンテンツに対するメタデータの設定は、テストコンテンツとしての静止画コンテンツを見たユーザの生体反応に基づいて行われる。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
コンピュータが実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアである図2のリムーバブルメディア20などに記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置を用いて音楽コンテンツにメタデータを設定するときの外観の例を示す図である。 図1の情報処理装置のハードウエア構成例を示すブロック図である。 図1の情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。 図3の生体情報処理部の構成例を示すブロック図である。 生体情報のパターンの例を示す図である。 生体情報の例を示す図である。 ユーザグループの例を示す図である。 テストコンテンツのカテゴリの例を示す図である。 テストコンテンツの特徴の例を示す図である。 設定対象コンテンツの特徴とメタデータの例を示す図である。 情報処理装置のメタデータ記録処理について説明するフローチャートである。 図11のステップS2において行われるメタデータ設定処理について説明するフローチャートである。 音楽コンテンツの推薦を行う情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。 図13の情報処理装置の音楽コンテンツ推薦処理について説明するフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理装置, 2 ヘッドギア, 31 事前処理部, 32 コンテンツ推薦部, 41 生体情報取得部, 42 生体情報処理部, 43 コンテンツメタデータDB, 51 生体情報分類部, 52 ユーザグループ特定部, 53 テストコンテンツ分類部, 54 テストコンテンツ解析部, 55 設定対象コンテンツ解析部, 56 メタデータ設定部

Claims (8)

  1. 被験者の頭部に近赤外光を照射し、テストコンテンツとしての音楽コンテンツを聴いている被験者の脳が活動するときに現れる酸素消費に反応するヘモグロビン量を生体反応として測定し、測定結果を表す時系列の情報を生体情報として出力する測定手段と、
    前記測定手段から出力された前記生体情報を、複数のテストコンテンツをそれぞれ聴いた複数の被験者の分だけ取得する生体情報取得手段と、
    前記生体情報取得手段により取得された前記生体情報に基づいて、同じテストコンテンツの再生中に同じ生体反応が測定された被験者からなるグループを特定する特定手段と、
    前記複数のテストコンテンツ全体を、前記特定手段により特定された同じグループに属する被験者が聴いたときに似たような前記生体情報が測定されたテストコンテンツ毎に分類し、それぞれのテストコンテンツのグループに、被験者のグループ毎のカテゴリを割り当てる分類手段と、
    それぞれのテストコンテンツの特徴を信号処理によって解析する第1の解析手段と、
    メタデータを設定する対象コンテンツの特徴前記信号処理と同じ処理によって解析する第2の解析手段と、
    前記第2の解析手段による前記対象のコンテンツの解析結果と類似する解析結果が前記第1の解析手段により得られたストコンテンツが属するグループに対して前記分類手段により割り当てられたカテゴリを表す情報を、前記対象のコンテンツにメタデータとして設定する設定手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記設定手段により設定された前記メタデータを記録する記録手段をさらに備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記記録手段に記録された前記メタデータに基づいて前記コンテンツの推薦を行う推薦手段をさらに備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 被験者の頭部に近赤外光を照射し、テストコンテンツとしての音楽コンテンツを聴いている被験者の脳が活動するときに現れる酸素消費に反応するヘモグロビン量を生体反応として測定する測定手段から出力された、測定結果を表す時系列の情報である生体情報を、複数のテストコンテンツをそれぞれ聴いた複数の被験者の分だけ取得し、
    取得した前記生体情報に基づいて、同じテストコンテンツの再生中に同じ生体反応が測定された被験者からなるグループを特定し、
    前記複数のテストコンテンツ全体を、特定した同じグループに属する被験者が聴いたときに似たような前記生体情報が測定されたテストコンテンツ毎に分類し、それぞれのテストコンテンツのグループに、被験者のグループ毎のカテゴリを割り当て、
    それぞれのテストコンテンツの特徴を信号処理によって解析し、
    メタデータを設定する対象コンテンツの特徴前記信号処理と同じ処理によって解析し、
    前記対象のコンテンツの解析結果と類似する解析結果が得られたストコンテンツが属するグループに対して割り当てたカテゴリを表す情報を、前記対象のコンテンツにメタデータとして設定する
    ステップを含む情報処理方法。
  5. 被験者の頭部に近赤外光を照射し、テストコンテンツとしての音楽コンテンツを聴いている被験者の脳が活動するときに現れる酸素消費に反応するヘモグロビン量を生体反応として測定する測定手段から出力された、測定結果を表す時系列の情報である生体情報を、複数のテストコンテンツをそれぞれ聴いた複数の被験者の分だけ取得し、
    取得した前記生体情報に基づいて、同じテストコンテンツの再生中に同じ生体反応が測定された被験者からなるグループを特定し、
    前記複数のテストコンテンツ全体を、特定した同じグループに属する被験者が聴いたときに似たような前記生体情報が測定されたテストコンテンツ毎に分類し、それぞれのテストコンテンツのグループに、被験者のグループ毎のカテゴリを割り当て、
    それぞれのテストコンテンツの特徴を信号処理によって解析し、
    メタデータを設定する対象コンテンツの特徴前記信号処理と同じ処理によって解析し、
    前記対象のコンテンツの解析結果と類似する解析結果が得られたストコンテンツが属するグループに対して割り当てたカテゴリを表す情報を、前記コンテンツにメタデータとして設定する
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  6. 被験者の頭部に近赤外光を照射し、テストコンテンツとしての音楽コンテンツを聴いている被験者の脳が活動するときに現れる酸素消費に反応するヘモグロビン量を生体反応として測定する測定手段から出力された、測定結果を表す時系列の情報である生体情報を、複数のテストコンテンツをそれぞれ聴いた複数の被験者の分だけ取得し、
    取得した前記生体情報に基づいて、同じテストコンテンツの再生中に同じ生体反応が測定された被験者からなるグループを特定し、
    前記複数のテストコンテンツ全体を、特定した同じグループに属する被験者が聴いたときに似たような前記生体情報が測定されたテストコンテンツ毎に分類し、それぞれのテストコンテンツのグループに、被験者のグループ毎のカテゴリを割り当て、
    それぞれのテストコンテンツの特徴を信号処理によって解析し、
    メタデータを設定する対象のコンテンツの特徴を前記信号処理と同じ処理によって解析し、
    前記対象のコンテンツの解析結果と類似する解析結果が得られたテストコンテンツが属するグループに対して割り当てたカテゴリを表す情報を、前記対象のコンテンツにメタデータとして設定する
    他の装置により設定された前記メタデータに基づいてンテンツの推薦を行う情報処理装置において、
    前記測定手段を用いることによって、コンテンツの推薦を受けるユーザがテストコンテンツを聴いたときの前記生体情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記生体情報に基づいて、同じテストコンテンツの再生中に前記推薦を受けるユーザと同じ生体反応が測定された前記被験者のグループを、前記推薦を受けるユーザのグループとして特定する定手段と、
    前記コンテンツにメタデータとして設定された前記被験者のグループ毎のカテゴリのうちの、前記定手段により特定された前記推薦を受けるユーザが属するグループのカテゴリに基づいて、同じカテゴリが設定されているコンテンツの推薦を行う推薦手段と
    を備える情報処理装置。
  7. 被験者の頭部に近赤外光を照射し、テストコンテンツとしての音楽コンテンツを聴いている被験者の脳が活動するときに現れる酸素消費に反応するヘモグロビン量を生体反応として測定する測定手段から出力された、測定結果を表す時系列の情報である生体情報を、複数のテストコンテンツをそれぞれ聴いた複数の被験者の分だけ取得し、
    取得した前記生体情報に基づいて、同じテストコンテンツの再生中に同じ生体反応が測定された被験者からなるグループを特定し、
    前記複数のテストコンテンツ全体を、特定した同じグループに属する被験者が聴いたときに似たような前記生体情報が測定されたテストコンテンツ毎に分類し、それぞれのテストコンテンツのグループに、被験者のグループ毎のカテゴリを割り当て、
    それぞれのテストコンテンツの特徴を信号処理によって解析し、
    メタデータを設定する対象のコンテンツの特徴を前記信号処理と同じ処理によって解析し、
    前記対象のコンテンツの解析結果と類似する解析結果が得られたテストコンテンツが属するグループに対して割り当てたカテゴリを表す情報を、前記対象のコンテンツにメタデータとして設定する
    他の装置により設定された前記メタデータに基づいてンテンツの推薦を行う情報処理装置において、
    前記測定手段を用いることによって、コンテンツの推薦を受けるユーザがテストコンテンツを聴いたときの前記生体情報を取得し、
    取得した前記生体情報に基づいて、同じテストコンテンツの再生中に前記推薦を受けるユーザと同じ生体反応が測定された前記被験者のグループを、前記推薦を受けるユーザのグループとして特定し、
    前記コンテンツにメタデータとして設定された前記被験者のグループ毎のカテゴリのうちの、特定した前記推薦を受けるユーザが属するグループのカテゴリに基づいて、同じカテゴリが設定されているコンテンツの推薦を行う
    ステップを含む情報処理方法。
  8. 被験者の頭部に近赤外光を照射し、テストコンテンツとしての音楽コンテンツを聴いている被験者の脳が活動するときに現れる酸素消費に反応するヘモグロビン量を生体反応として測定する測定手段から出力された、測定結果を表す時系列の情報である生体情報を、複数のテストコンテンツをそれぞれ聴いた複数の被験者の分だけ取得し、
    取得した前記生体情報に基づいて、同じテストコンテンツの再生中に同じ生体反応が測定された被験者からなるグループを特定し、
    前記複数のテストコンテンツ全体を、特定した同じグループに属する被験者が聴いたときに似たような前記生体情報が測定されたテストコンテンツ毎に分類し、それぞれのテストコンテンツのグループに、被験者のグループ毎のカテゴリを割り当て、
    それぞれのテストコンテンツの特徴を信号処理によって解析し、
    メタデータを設定する対象のコンテンツの特徴を前記信号処理と同じ処理によって解析し、
    前記対象のコンテンツの解析結果と類似する解析結果が得られたテストコンテンツが属するグループに対して割り当てたカテゴリを表す情報を、前記対象のコンテンツにメタデータとして設定する
    他の装置により設定された前記メタデータに基づいてンテンツの推薦を行う処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記測定手段を用いることによって、コンテンツの推薦を受けるユーザがテストコンテンツを聴いたときの前記生体情報を取得し、
    取得した前記生体情報に基づいて、同じテストコンテンツの再生中に前記推薦を受けるユーザと同じ生体反応が測定された前記被験者のグループを、前記推薦を受けるユーザのグループとして特定し、
    前記コンテンツにメタデータとして設定された前記被験者のグループ毎のカテゴリのうちの、特定した前記推薦を受けるユーザが属するグループのカテゴリに基づいて、同じカテゴリが設定されているコンテンツの推薦を行う
    ステップを含むプログラム。
JP2006331474A 2006-12-08 2006-12-08 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Expired - Fee Related JP4281790B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006331474A JP4281790B2 (ja) 2006-12-08 2006-12-08 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
US11/926,937 US8046384B2 (en) 2006-12-08 2007-10-29 Information processing apparatus, information processing method and information processing program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006331474A JP4281790B2 (ja) 2006-12-08 2006-12-08 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008146283A JP2008146283A (ja) 2008-06-26
JP4281790B2 true JP4281790B2 (ja) 2009-06-17

Family

ID=39499539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006331474A Expired - Fee Related JP4281790B2 (ja) 2006-12-08 2006-12-08 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8046384B2 (ja)
JP (1) JP4281790B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101167247B1 (ko) * 2008-01-28 2012-07-23 삼성전자주식회사 유사 사용자 그룹의 적응적 갱신 방법 및 그 장치
JP4650552B2 (ja) * 2008-10-14 2011-03-16 ソニー株式会社 電子機器、コンテンツ推薦方法及びプログラム
JP5243318B2 (ja) * 2009-03-19 2013-07-24 株式会社野村総合研究所 コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法及びコンピュータプログラム
KR101009462B1 (ko) 2010-03-18 2011-01-19 주식회사 루트로닉 광선 요법 장치
GB201320485D0 (en) 2013-11-20 2014-01-01 Realeyes O Method of benchmarking media content based on viewer behaviour
US9471671B1 (en) 2013-12-18 2016-10-18 Google Inc. Identifying and/or recommending relevant media content
CN104133879B (zh) * 2014-07-25 2017-04-19 金纽合(北京)科技有限公司 脑电信号与音乐进行匹配的方法及其系统
JP2016126623A (ja) * 2015-01-06 2016-07-11 株式会社Nttドコモ 行動支援装置、行動支援システム、行動支援方法及びプログラム
CN112463846B (zh) * 2020-10-23 2021-08-03 西南林业大学 基于夜视灯光数据的人为活动影响力场的表达方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003016095A (ja) 2001-06-28 2003-01-17 Sony Corp 情報処理装置および方法、ネットワークシステム、記録媒体、並びにプログラム
FI115419B (fi) * 2001-08-20 2005-04-29 Helsingin Kauppakorkeakoulu Informaatiopalveluiden käyttäjäkohtainen personointi
JP2005128884A (ja) 2003-10-24 2005-05-19 Sony Corp 情報コンテンツの編集装置及び編集方法
US20050246734A1 (en) * 2004-04-29 2005-11-03 Kover Arthur J Method and apparatus for obtaining research data over a communications network
US9058387B2 (en) * 2005-04-25 2015-06-16 Jack R. Paulus Method and system for conducting adversarial discussions over a computer network
US8073013B2 (en) * 2006-03-01 2011-12-06 Coleman Research, Inc. Method and apparatus for collecting survey data via the internet
US20070243509A1 (en) * 2006-03-31 2007-10-18 Jonathan Stiebel System and method for electronic media content delivery
US20070269788A1 (en) * 2006-05-04 2007-11-22 James Flowers E learning platform for preparation for standardized achievement tests
US8001008B2 (en) * 2006-10-24 2011-08-16 Garett Engle System and method of collaborative filtering based on attribute profiling

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008146283A (ja) 2008-06-26
US8046384B2 (en) 2011-10-25
US20080140716A1 (en) 2008-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4281790B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
US11786163B2 (en) System and method for associating music with brain-state data
Marin et al. Examining complexity across domains: relating subjective and objective measures of affective environmental scenes, paintings and music
Yang et al. Music emotion recognition
Aramaki et al. Controlling the perceived material in an impact sound synthesizer
US20200286505A1 (en) Method and system for categorizing musical sound according to emotions
Bachorik et al. Emotion in motion: Investigating the time-course of emotional judgments of musical stimuli
Stober et al. Towards Music Imagery Information Retrieval: Introducing the OpenMIIR Dataset of EEG Recordings from Music Perception and Imagination.
US20120233164A1 (en) Music classification system and method
Roda et al. Clustering affective qualities of classical music: Beyond the valence-arousal plane
Luck et al. Modelling the relationships between emotional responses to, and musical content of, music therapy improvisations
TW201022968A (en) A multimedia searching system, a method of building the system and associate searching method thereof
Lemaitre et al. The sound quality of car horns: a psychoacoustical study of timbre
CN105448305A (zh) 语音处理装置和语音处理方法
Levitin et al. Measuring the representational space of music with fMRI: A case study with Sting
Lundén et al. On urban soundscape mapping: A computer can predict the outcome of soundscape assessments
Omigie et al. Experiencing musical beauty: Emotional subtypes and their physiological and musico-acoustic correlates.
Wesolowski et al. There’s more to groove than bass in electronic dance music: Why some people won’t dance to techno
Yang et al. Examining emotion perception agreement in live music performance
De Assuncao et al. An algorithm for music recommendation based on the user's musical preferences and desired emotions
Loui et al. Rapidly learned identification of epileptic seizures from sonified EEG
Fong et al. A theory-based interpretable deep learning architecture for music emotion
Fischer et al. Instrument timbre enhances perceptual segregation in orchestral music
North et al. Energy, typicality, and music sales: A computerized analysis of 143,353 pieces
Panteli et al. A model for rhythm and timbre similarity in electronic dance music

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090224

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090309

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees