JP4279313B2 - 撮像装置及び撮像装置における階調変換方法 - Google Patents
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Description
固体撮像素子と、
前記固体撮像素子から得られる撮像出力に比例した撮像信号から輝度分布とその最大レベルと最小レベルを検出する輝度分布検出手段と、
前記撮像信号にオフセット補正及び利得補正を行う補正手段と、
前記輝度分布検出手段により検出された前記最大レベルと前記最小レベルに基づいて、前記補正手段から出力される補正撮像信号の変化範囲を拡大するように補正量を制御する補正量決定手段と、
前記補正手段の出力を非線形変換特性で階調変換する階調変換手段とを備え、
前記階調変換手段の非線形変換特性は、前記階調変換手段の入力が第1の範囲にあるときは、該入力の変化に対する出力の変化が比較的小さく、前記階調変換手段の入力が第2の範囲にあるときは、該入力の変化に対する出力の変化が比較的大きいものであり、
前記輝度分布検出手段は、
前記撮像信号の低周波数成分を抽出することで、前記撮像信号の局所的領域の平均を検出する低周波数成分抽出手段と、
前記撮像信号の高周波数成分を抽出する高周波数成分抽出手段と、
前記高周波数成分抽出手段で抽出された高周波数成分の前記局所的領域の振幅を検出する振幅検出手段と、
前記低周波数成分抽出手段で検出された前記局所的領域の平均と前記振幅検出手段で検出された前記局所的領域の振幅とを加算することで、前記最大レベルを求める加算手段と、
前記低周波数成分抽出手段で検出された前記局所的領域の平均から前記振幅検出手段で検出された前記局所的領域の振幅を減算することで、前記最小レベルを求める減算手段とを有し、
前記補正量決定手段は、前記最大レベル及び前記最小レベルを、前記階調変換手段の入力が取り得る値の範囲の最大値及び最小値に近い値に変換し、前記最大レベル及び前記最小レベル以外の値を、前記階調変換手段の入力が取り得る値の範囲の最大値及び最小値の間に均等に割り振った値とするためのオフセット補正量及び利得補正量を決定する
ことを特徴とする。
また、撮像画像内の被写体の形状を検出し、被写体領域内の撮像信号の輝度分布とその最大レベルと最小レベルに基づいて、撮像信号のオフセット補正、利得補正及び階調変換特性を適応的に制御するようにしたので、被写体画像の細部の小さな輝度差を更に鮮明に再現することができる。
図1はこの発明の実施の形態1の撮像装置の構成を示すブロック図である。実施の形態1に係る撮像装置は、固体撮像素子1と、増幅手段2と、A/D変換手段3と、露出制御手段4と、撮像信号メモリ手段5と、補正手段6と、補正制御手段7と、階調変換手段8と、画像処理手段9と、被写体形状認識手段10とを備えている。
また、補正手段6は、オフセット補正手段61と利得補正手段62により構成され、補正制御手段7は、輝度分布検出手段11と補正量決定手段12とで構成されている。
Y=0.299×R+0.587×G+0.114×B
で得られる。
また、補色フィルタを用いた撮像素子の輝度信号は、
Y=(Cy+Mg)+(Ye+G)
または、
Y=(Cy+G)+(Ye+Mg)
で得られる。
なお、モノクロの撮像素子においては、Y信号をそのまま使用する。
図2(A)は、階調変換手段8の階調変換特性の一例を示す。横軸は入力(「階調変換入力」と呼ぶ)であり、縦軸は出力(「階調変換出力」と呼ぶ)である。図示の例では、入力は10ビットの数値であり、最小が0であり、最大が1023であり、出力は8ビットの数値であり、最小が0であり、最大が255である。
また、文字認識、顔・静脈・指紋の認識などの画像処理を実現する。
circuit)、FPGA(field programmable gate array)などハードウェアを用いて構成することもでき、ソフトウエアで、即ちプログラムされたコンピュータで構成することもできる。
被写体ではない画素領域の信号レベルが、被写体の信号レベルと異なる場合、例えば被写体の信号レベルに比べて低い或いは高い信号である場合に、被写体の信号レベルを有効に検出することが可能となり、検出精度が向上する。
ここで、「有効輝度信号レベルとは、画素欠陥、ノイズなどによる孤立した値(他の値に比べて例外的に大きい値、例外的に小さい値)以外の信号レベルを言う。
なお、被写体形状認識手段10の出力が、補正量決定手段12を制御する構成でも良い。この場合は、補正量決定手段12内で、輝度分布検出手段11の出力と、被写体形状認識手段10の出力をもとに、補正量を設定することが可能となる。
なお、各区分が1個の階調値から成り、画素データScの階調値の数、例えば画素データが10ビットの場合は、0から1023のように1024個の階調値の各々について生成するようにしても良い。
最大レベル値検出部112は、生成されたヒストグラムの最も明るい(大きい)階調区分から順次より低い区分に累積した度数Hasが、あらかじめ設定された閾値Ctaを超える階調区分を検出し、その区分の代表値を最大レベル値Scaとして出力する。
同様にして、最小レベル値検出部113は、生成されたヒストグラムの最も暗い(小さい)階調区分から順次より高い区分に累積した度数Hbsが、あらかじめ設定された閾値Ctbを超える階調区分を検出し、その区分の代表値を最小レベル値Scbとして出力する。
以下、オフセット補正手段61及び利得補正手段62による補正の仕方を説明し、その後でKb,Kaの求め方を説明する。
ここで、α及びβはともに例えば0.1に定められる。
このようにすれば、補正手段6の入力X(即ちA/D出力Sc)の平均値がどのような値であれ、かつ最大レベル値Xaと最小レベル値Xbの差が小さい場合にも、最大レベル値Sca及び最小レベル値Scbが、(1−β)×Ym、α×Ymに変換され、輝度の変化をα×Ymから(1−β)×Ymの範囲に拡大した後で、階調変換手段8による階調変換を行うことができる。
なお、最小レベル値Xbが所定の閾値Xbt(例400)以下のときも、最小レベル値Xbが閾値Xbtよりも大きいときと同じように補正を行うようにしても良い。
(Xa−Kb)×Ka=(1−β)×Ym …(1)
(Xb−Kb)×Ka=α×Ym …(2)
式(1)及び(2)を連立で解くと、
Kb={α×Xa−(1−β)×Xb}/{α−(1−β)} …(3)
Ka=[α×Ym×{α−(1−β)}]/{α×(Xb−Xa)}
…(4)
α=βの場合には、
Kb={α×Xa−(1−α)×Xb}/{2×α−1)} …(5)
Ka={α×Ym×(2×α−1)}/{α×(Xb−Xa)}
…(6)
α=β=0.1の場合には、
Kb={0.1×Xa−0.9×Xb}/{2×0.1−1)}
={0.1×Xa−0.9×Xb}/(−0.8) …(7)
Ka={0.1×Ym×(2×0.1−1)}
/{(−0.1)×(Xb−Xa)}
={−0.08×Ym}/{0.1×(Xb−Xa)}
…(8)
仮にXm=Ymとし、
Xa=0.8×Xm、Xb=0.4×Xmすると、
Kb=0.35×Xm …(9)
Ka=2 …(10)
オフセット補正手段61では、撮像信号メモリ5の出力からオフセット補正量Kbを減算し、利得補正手段62では、オフセット補正手段61の出力Seに利得補正量Kaを乗算して、利得補正出力Y(=Sf)を出力する。
さらにまた、上記の例では、最小レベル値Xb,最大レベル値Xaの双方からオフセット補正量Kb,利得補正量Kaを求めているが、簡便法として、最小レベル値Xbのみからオフセット補正量Kbを求め、最大レベル値Xaと最小レベル値Xbの平均値(中間値)と補正手段21の出力の可変範囲の最大値Ymとの関係から利得補正量Kaを求めるようにしても良い。
図6は、最小レベル値Xbの値から利得補正量Kaを求める場合に用いられる表の一例である。
決定されたオフセット補正量Kb1、利得補正量Ka1は、図9(E)に示すように、次の第2のフレーム期間F2(そのとき、第1のフレーム期間F1にA/D変換手段3から出力されたデータSc1と同じデータSd1が撮像信号メモリ手段4から出力される)にオフセット補正手段61及び利得補正手段62に供給される。これらの補正量を用いた補正の結果図9(F)に示される信号Sfが補正手段6から出力される。
Yi=(Xi−Kbi)×Kai (i=1、2、…) …(11)
で表される。
補正撮像信号Sf(=Y)は、階調変換手段8で階調変換特性Ft(a)による階調を受け、その結果として得られる階調変換出力Sgが画像処理手段9へ出力される。
により、補正を行うか判断を行う。最小レベル値Xb閾値Xbtより大きい場合は、補正を行う必要があると判断し、ステップS4へ進む。
図11(A)では、階調変換手段8の変換特性として、γ=0.7の場合のγ特性を用いた場合を用いて説明を行う。
このように、補正手段21により信号Faを信号Fb又はFcに変換した後に、階調変換手段8に入力することにより、階調変換手段8の出力側に、高周波数信号成分、言換えると画像の細部の細かなパターンを鮮明に再現することができる。そのため、人の顔の特徴、血管パターン、指紋パターンなど、被写体の画像の細部の小さな輝度差を鮮明に再現することができる。
図12(A)に示すように、指紋は、隆線部とその他の部分で反射光量(光学系の構成によっては、散乱光量、透過光量の場合もありえる。)が異なることで、図12(B)に示すとおり、信号量として指紋の凹凸に対する信号差(コントラスト)が出力される。また、指中央が、指の端に対して明るい色をしている。このような被写体を撮像した場合、図12(B)に示すような、指の端から中央にかけて信号レベルが大きくなり、指紋凹凸の信号のコントラストを重畳した信号が出力される。
実施の形態1の処理を実施することで、図12(C)に示すように指紋の凹凸のコントラストがはっきりとした信号を出力することができる。
図12(A)〜(C)は一例であり、コントラストを強調したい信号に対して、同様の効果を実現することができる。
実施の形態2の撮像装置の全体的構成は、図1に示されるごとくであるが、以下の点で異なる。即ち、実施の形態1では、1フレームの画素信号の最大レベル値、最小レベル値を求め、これに基づきそのフレームの画素データのためのオフセット補正量Kb,利得補正量Kaを求めて、同じフレームのデータに対する補正を行っているが、図13に示すように画面を複数のエリア乃至ブロックDV1〜DV12に分け、それぞれのエリアに対して別個に最大レベル値、最小レベル値を検出し、オフセット補正量Kb,利得補正量Kaを定めて、これを用いてそれぞれのエリア内の画素データに対する補正を行うようにしても良い。
ステップS10では、エリア数を初期化(0に設定)する。ステップS11では、画面内の最後のエリアか(図13に示す例では12番目のエリアか)の判定を行う。ステップS11でNOであれば、ステップS3に戻る。ステップS11でYESであれば、ステップS6に進む。
実施の形態3の撮像装置の全体的構成は、図1に示されるごとくであるが、実施の形態1及び実施の形態2と異なり、エリア毎に補正を行うことで、撮像信号メモリ手段5として、メモリ容量が1フレームよりも小さいもの、例えば数段(2乃至8段程度)のシフトレジスタ、ラインメモリ(画素データ1ライン分のメモリ)、FIFOで構成したものを用いることもできる。
これ以外の点では、実施の形態3は、実施の形態1及び実施の形態2の形態と同じであるが、実施の形態1や実施の形態2と同様の効果が得られる。また、フレームメモリを用いる必要が無いので、処理の高速化、コスト低減できる。
なお、基本的な処理の時間単位としては、1ブロックの信号処理を実現できる時間以上の時間を用いる。
Yi=(Xi−Kbi)×Kai (i=1、2、…) …(12)
で表される。式(12)は式(11)と同様であるが、iがフレームの番号ではなく、処理期間の番号を表す点で異なる。
図16はこの発明の実施の形態4の構成を示すブロック図である。図16において図1と同一の符号は同様の部材を示す。実施の形態4の撮像装置は、実施の形態1の撮像装置と概して同じであるが、実施の形態1の撮像信号メモリ手段5を用いておらず画像処理手段9を撮像装置本体に内蔵せず、補正制御手段7と被写体形状認識手段10を撮像装置本体に内蔵しない撮像装置の構成を示している。ここで、画像処理手段9、補正制御手段7、被写体形状認識手段10は、パーソナルコンピュータ、マイコン等の信号処理可能な信号処理装置で構成されている。
図16に示される撮像装置はさらに、逆階調変換手段13を備え、図1の輝度分布検出手段11の代わりに輝度分布検出手段14が設けられている点で異なる。補正量決定手段12と、逆階調変換手段13と、輝度分布検出手段14で補正制御手段7が構成されている。
輝度分布検出手段14は、A/D変換手段3の出力ではなく、逆階調変換手段13の出力Shを受けて、ヒストグラムの生成、最大レベル値Sha、最小レベル値Shbの検出を行う。この場合、実施の形態1についての説明の最大レベル値Xa、最小レベル値XbとしてSha、Shbを用いる。
補正量決定手段12は、輝度分布検出手段14で検出された最大レベル値Sha、最小レベル値Shbに基づき、利得補正量Ka、オフセット補正量Kbを算出する。
従って、補正手段21における補正の内容は、
Yi={Xi−Kb(i−1)}×Ka(i−1) (i=1、2、…)
…(13)
で表される。
なお、一つのフレーム((i−1)番目のフレーム)F(i−1)の画素データSh(i−1)と、次のフレーム(i番目のフレーム)F(i)の画素データSh(i)の双方に基づいて、さらにその次のフレーム((i+1)番目のフレームの補正量Ka(i+1)、Kb(i+1)を決定することとしても良い。
図19はこの発明の実施の形態5の撮像装置の構成を示すブロック図である。図19において図16と同一の符号は同様の部材を示す。実施の形態5の撮像装置は、実施の形態4の撮像装置と概して同じであるが、実施の形態4の逆階調変換手段13を用いておらず、実施の形態4の階調変換手段8の代わりに階調変換手段15が用いられ、実施の形態4の補正量決定手段12の代わりに補正量決定手段16が用いられ、輝度分布輝度分布検出手段14が、階調変換手段15の出力を受けてそのヒストグラムを生成し、最大レベル値Sgh、最小レベル値Shbを検出する点が異なる。さらに、階調変換手段15の変換特性を制御する変換特性制御手段17を備えている。変換特性制御手段17も、A/D変換手段3からの出力にタイミングを合わせて動作するように(図示しない制御手段により)制御されている。実施の形態5では、変換特性制御手段17と、輝度分布検出手段14と、補正量決定手段16とで、補正制御手段7が構成されている。
そして、階調変換手段15の出力Sg1に基づき輝度分布検出手段14がヒストグラムの生成し、最大レベル値Sga1、最小レベル値Sgb1の検出を行い、補正量決定手段16が輝度分布検出手段14からの最大レベル値Sga1、最小レベル値Sgb1に基づき、利得補正量Ka1、オフセット補正量Kb1を定める。この場合、実施の形態1についての説明の最大レベル値Xa、XbとしてSga1、Sgb1を用いる。
以上の実施の形態1乃至5では、輝度分布検出手段(11,14)がヒストグラムを生成し、最小レベル値Xa、最大レベル値Xbを求めているが、被写体自身のコントラスト(例えば、指紋検出の隆線、顔検出の目耳鼻など)の変化は、照明光のコントラスト変化の周波数成分に比べ、高周波になるため、A/D出力Scの低周波数成分、高周波数成分の振幅などを検出することにより、1フレーム内の局所的最大レベル値、最小レベル値を求めることができる。
以下、図22の輝度分布検出手段18を図1の輝度分布検出手段11の代わりに用いる場合について説明するが、図22の輝度分布検出手段14は、図16や図19の輝度分布検出手段14の代わりに用いることもできる。
加算器23は、低周波数成分抽出手段19の出力LSと、振幅検出器21の出力AMを加算する。その加算結果が最大レベル値Xaとして用いられる。
実施の形態6の処理を実施することで、指の端から中央へ変化している暗い色から明るい色へ変化する低周波の輝度成分を除くことが可能となり、指の凹凸のコントラストを図26(C)に示すようにはっきりとした信号を出力することができる。
図26(A)〜(C)は一例であり、コントラストを強調したい信号に対して、同様の効果を実現することができる。
Claims (5)
- 固体撮像素子と、
前記固体撮像素子から得られる撮像出力に比例した撮像信号から輝度分布とその最大レベルと最小レベルを検出する輝度分布検出手段と、
前記撮像信号にオフセット補正及び利得補正を行う補正手段と、
前記輝度分布検出手段により検出された前記最大レベルと前記最小レベルに基づいて、前記補正手段から出力される補正撮像信号の変化範囲を拡大するように補正量を制御する補正量決定手段と、
前記補正手段の出力を非線形変換特性で階調変換する階調変換手段とを備え、
前記階調変換手段の非線形変換特性は、前記階調変換手段の入力が第1の範囲にあるときは、該入力の変化に対する出力の変化が比較的小さく、前記階調変換手段の入力が第2の範囲にあるときは、該入力の変化に対する出力の変化が比較的大きいものであり、
前記輝度分布検出手段は、
前記撮像信号の低周波数成分を抽出することで、前記撮像信号の局所的領域の平均を検出する低周波数成分抽出手段と、
前記撮像信号の高周波数成分を抽出する高周波数成分抽出手段と、
前記高周波数成分抽出手段で抽出された高周波数成分の前記局所的領域の振幅を検出する振幅検出手段と、
前記低周波数成分抽出手段で検出された前記局所的領域の平均と前記振幅検出手段で検出された前記局所的領域の振幅とを加算することで、前記最大レベルを求める加算手段と、
前記低周波数成分抽出手段で検出された前記局所的領域の平均から前記振幅検出手段で検出された前記局所的領域の振幅を減算することで、前記最小レベルを求める減算手段とを有し、
前記補正量決定手段は、前記最大レベル及び前記最小レベルを、前記階調変換手段の入力が取り得る値の範囲の最大値及び最小値に近い値に変換し、前記最大レベル及び前記最小レベル以外の値を、前記階調変換手段の入力が取り得る値の範囲の最大値及び最小値の間に均等に割り振った値とするためのオフセット補正量及び利得補正量を決定する
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記階調変換手段の出力を、前記階調変換手段の変換特性とは逆の変換特性で変換する逆階調変換手段を更に有し、
前記輝度分布検出手段は、前記逆階調変換手段の出力を、前記固体撮像素子の撮像出力に比例した信号として輝度分布の検出を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記輝度分布手段は、1画面の画素数に対する前記固体撮像素子の出力に比例した信号レベルが、第一の範囲に入る画素数が、あらかじめ決められた設定値以上の場合、前記補正量決定手段を動作させる信号を出力し、あらかじめ決められた設定値に満たない場合、前記補正量決定手段を非動作とする信号を出力することを特徴とした請求項1に記載の撮像装置。
- 前記輝度分布検出手段は、前記撮像出力に比例した信号が画像の色を表す成分を含むものであり、前記撮像出力に比例した信号の輝度成分、又は緑色の成分を表す信号に基づいて前記輝度分布の検出を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 固体撮像素子の撮像出力に比例した撮像信号から輝度分布とその最大レベルと最小レベルを検出する輝度分布検出ステップと、
前記撮像信号にオフセット補正及び利得補正を行う補正ステップと、
前記輝度分布検出ステップで検出された前記最大レベルと前記最小レベルに基づいて、前記補正ステップによる補正の結果得られる補正撮像信号の変化範囲を拡大するように補正量を制御する補正量決定ステップと、
前記補正撮像信号を非線形変換特性で階調変換する階調変換ステップとを備え、
前記階調変換ステップの非線形変換特性は、前記階調変換ステップの入力が第1の範囲にあるときは、該入力の変化に対する出力の変化が比較的小さく、前記階調変換ステップの入力が第2の範囲にあるときは、該入力の変化に対する出力の変化が比較的大きいものであり、
前記輝度分布検出ステップは、
前記撮像信号の低周波数成分を抽出することで、前記撮像信号の局所的領域の平均を検出する低周波数成分抽出ステップと、
前記撮像信号の高周波数成分を抽出する高周波数成分抽出ステップと、
前記高周波数成分抽出ステップで抽出された高周波数成分の前記局所的領域の振幅を検出する振幅検出ステップと、
前記低周波数成分抽出ステップで検出された前記局所的領域の平均と前記振幅検出ステップで検出された前記局所的領域の振幅とを加算することで、前記最大レベルを求める加算ステップと、
前記低周波数成分抽出ステップで検出された前記局所的領域の平均から前記振幅検出ステップで検出された前記局所的領域の振幅を減算することで、前記最小レベルを求める減算ステップとを有し、
前記補正量決定ステップは、前記最大レベル及び前記最小レベルを、前記階調変換ステップの入力が取り得る値の範囲の最大値及び最小値に近い値に変換し、前記最大レベル及び前記最小レベル以外の値を、前記階調変換ステップの入力が取り得る値の範囲の最大値及び最小値の間に均等に割り振った値とするためのオフセット補正量及び利得補正量を決定する
ことを特徴とする撮像方法。
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