JP4277978B2

JP4277978B2 - Foreign object intrusion prevention device for elevator for wheelchair

Info

Publication number: JP4277978B2
Application number: JP2003020274A
Authority: JP
Inventors: 洋井浦; 秀樹川端; 一樹森; 洋酒井
Original assignee: 株式会社いうら
Priority date: 2003-01-29
Filing date: 2003-01-29
Publication date: 2009-06-10
Anticipated expiration: 2023-01-29
Also published as: JP2004231334A

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ベースフレームの一側部に昇降機構を具備した支柱を立設し、該支柱にテーブル部を固定してなる車椅子用の昇降機において、このテーブル部が昇降する際に、前記ベースフレームと該テーブル部の間に形成される空間への異物の進入を防止する異物進入防止装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の昇降機において、テーブル部が昇降することによりベースフレームとテーブル部間に形成される空間へ異物の進入を防止するために、４面ジャバラ状の伸縮可能なガード部材が設けられている。（例えば、特許文献１参照）
【０００３】
【特許文献１】
特開２００２−３０８５７５号公報（第３図、第４図）
【０００４】
上記従来のジャバラ状の異物進入防止装置では、昇降機の昇降ストロークが大きくなるにしたがってジャバラ状の異物進入防止装置の最低高さが高くなり、昇降機のテーブル面の最低高も高くなってしまい長いスロープを設け車椅子の進入退出をする必要があった。また、昇降機の設置にかかる労力を軽減するために搬送及び組立性を向上させたものが好まれてきているが、ジャバラ状の異物進入防止装置では、ベースフレーム及びテーブル部への取付が煩雑となり、わずらわしいものとなっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑み、搬送及び組立性を向上させた片持ち式の昇降機において、テーブル部の撓みによる異物進入装置の動作不良が発生せず、安価で設置簡便な異物進入装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明では、車椅子の進行方向に対してテーブル部の左右の何れか一方側に昇降機構を具備した支柱により支持されてなる昇降機において、テーブル部と前記支柱が立設するベースフレームの間に開口する空間への異物の進入を妨げるために、テーブル部側部には衝立状の進入防止幕を立設し、テーブル部の前後の少なくとも一方側にはテーブル部端部とベースフレーム端部との間に、屈曲自在な薄板あるいは幕部材からなるカーテン部材を張設し、かつ、テーブル部側とベースフレーム側の少なくとも一方側にこのカーテン部材が引き込み可能に構成されるとともに、テーブル部とベースフレームへのカーテン部材の取付部の少なくとも一方側をテーブル部もしくはベースフレームの左右略々中間部で揺動自在に軸支されることによりテーブル部の撓みに影響されず他方の取付部と略々平行な状態を保持するよう構成し、カーテン部材の引き込み不良を防止したことを特徴とする。
請求項２の発明では、上記カーテン部材の引き込み手段として、ケーシングに止着される支持軸とこの支持軸に挿通される巻取りパイプとの間に、一端部を支持軸に掛止し他端部を巻取りパイプに掛止したスプリングを具備し、カーテン部材の一端部を前記巻取りパイプに止着し他端部を取付部材に止着してなるもので、カーテン部材は巻取り方向側にスプリングによって付勢されるよう構成し、このケーシングと取付部材をテーブル部とベースフレームに取り付ける際に、少なくともこの取付部の一方側を揺動自在に取り付けたことを特徴とする
請求項３の発明では、上記カーテン部材の引き込み手段として、カーテン部材の一端部に基部材に取り付けた弾性体を取り付け、カーテン部材の他端部に取付部材を止着するとともに、このカーテン部材はガイド部材を迂回して引き込まれるよう構成してなり、基部材とガイド部材及び取付部材をテーブル部とベースフレームに取り付ける際に、基部材とガイド部材は離間させた状態で取り付け、弾性体によりカーテン部材が基部材側に付勢するように配されるとともに、テーブル部あるいはベースフレームへの少なくとも一方側の取付部を揺動自在に取り付けたことを特徴とする。
【０００７】
請求項１の発明では、搬送及び組立性を向上させるために、ベースフレームと昇降機構を具備した支柱と車椅子が搭乗可能なテーブル部とからなるテーブル部を支柱で支持する片持ち式の昇降機とすることによって、各ユニットを一人でも搬送できる構造とすることができた。そして、テーブル部とベースフレームとの間に形成される空間に異物の進入を防ぐための異物進入防止装置として、テーブル部の側部には衝立状の進入防止幕を立設させ、テーブル部の前後の少なくとも一方側にはテーブル部端部とベースフレーム端部との間にカーテン部材を張設させ、テーブル部側あるいはベースフレーム側の少なくても一方側に、このカーテン部材を引き込み可能に構成することによりテーブルの昇降に応じてカーテン部材が弛むことなく、ピンと張った状態を維持する。さらに、片持ち式の昇降機であるために生じるテーブル部の撓みによってカーテン部の引き込み不良が発生しないように、テーブル部あるいはベースフレームへの少なくとも一方側の取付部が揺動自在に取り付けられて、他方の取付部と略々平行状態を維持することが可能に構成されるので、引き込み不良が発生しない構造とすることができる。
また、請求項２の発明では、上記引き込み手段を、ケーシング内で巻取りパイプが常にカーテン部材を巻き取る方向にスプリングによって付勢するものとしている。そして、カーテン部材の一端部を巻取りパイプに止着し、他端部は取付部材に止着されて、異物進入防止装置もユニット化したものである。さらに、ケーシングあるいは取付部材の少なくとも一方を揺動自在にテーブル部あるいはベースフレームに取り付けることによって、巻取り不良を防止できる構成とした。
さらに、請求項３の発明では、上記引き込み手段を、テーブル部あるいはベースフレーム側に取付部材あるいはガイド部材をそれぞれ取り付け、カーテン部材の一端部を取付部材に止着し、他端部をガイド部材を迂回して基部材に取り付けられた弾性体に止着して構成している。すなわち、上記巻取りパイプに巻き取ることができないようなカーテン部材を使用することができる。また、このテーブル部あるいはベースフレームへの取付部は少なくとも一方側が揺動自在に取り付けられて、請求項１あるいは２と同様に引き込み不良が発生しないよう構成とできる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施形態に係る車椅子用の昇降機を図面に基いて説明する。
第１図は、本発明に係る車椅子用の昇降機を示す全体斜視図である。なお、第１図に示す車椅子の進行方向を基準として、前後左右とする。第２図は、その全体正面図である。第３図は、その全体側面図である。第４図は、その全体平面図である。第５図は、ベースフレームを示す全体斜視図である。第６図は、支柱を示す断面図である。第７図は、支柱を示す全体斜視図である。第８図は、テーブルフレームを示す全体斜視図である。第９図は、テーブル板を示す全体斜視図である。第１０図は、ベースフレームと支柱とテーブル部及びスロープ、ブリッジの組立を説明する斜視図である。第１１図は、ブリッジ操作手段及びガイドパイプの取り付けを説明する斜視図である。第１２図は、スロープ及びブリッジの取付部を示す要部平面図である。第１３図は、スロープ及びブリッジの取付部を示す要部側断面図である。第１４図は、ブリッジの操作手段を示す要部説明図である。第１５図は、引き込み手段の一実施形態を示す説明図であり、（ａ）図はケーシングを揺動可能に取り付ける方法を示す説明図、（ｂ）図は取付部材を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図、（ｃ）図はケーシング及び取付部材を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図、（ｄ）図はカーテン部材の両端にケーシングを設け、一方を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図、（ｅ）図は、カーテン部材の両端にケーシングを設け、両方を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図である。第１６図は、引き込み手段の別の実施形態を示す説明図であり、（ａ）図は引き込み側を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図、（ｂ）図は取付部材を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図、（ｃ）図は引き込み側及び取付部材を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図、（ｄ）図はカーテン部材の両端を引き込み可能に構成し、一方を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図、（ｅ）図は、カーテン部材の両端を引き込み可能に構成し、両方を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図である。第１７図は異物進入防止装置を取り付けた状態を示す正面図である。
【０００９】
本発明における車椅子用の昇降機１は主として、設置部材となるベースフレーム２と、このベースフレーム２上に立設される支柱３と、該支柱３に掛止され車椅子Ｋの搭乗面となるテーブル部４と、前記支柱３に対向するように取り付けられるガイド部材７から構成され、前記支柱３には昇降機構８が具備されており前記テーブル部４を上下に昇降可能に構成された片持ち式の昇降機であり、このテーブル部４とベースフレーム２間には異物進入防止装置５５が取り付けられる。
【００１０】
まず、上記ベースフレーム２について説明する。このベースフレーム２は、支柱３が取り付けられる支持プレート９が固着された基部パイプ１０ａの両端に左右方向の横パイプ１０ｂ，１０ｂをそれぞれ固着し、さらに該横パイプ１０ｂ，１０ｂの端部に前後方向の縦パイプ１０ｃを固着して平面視において略々矩形状に構成された枠フレーム１０を備えている。そして、この枠フレーム１０内には支持プレート９下面から対向する縦パイプ１０ｃに向かって放射状に補強パイプ１１，１１が固着されている。また、この枠フレーム１０の四隅にはプレート１２、１２，・・・を固着し、該プレート１２，１２・・・にそれぞれ固着されたナット１３，１３，・・・にアジャスターボルト１４，１４，・・・を螺着して、安定して設置できるようにしている。なお、前記支持プレート９には上方に突出するピン９ａと該ピン９ａを挟むように空孔部９ｂ，９ｂが穿たれており、該空孔部９ｂ，９ｂ下方にナット（図示省略）が固着されている。
【００１１】
３は昇降機構８を備えた支柱であり、本実施形態では角柱としている。この支柱３は前記ベースフレーム２の支持プレート９に固定される正面視において略々Ｌ字状の取付プレート１５上に立設された枠体３ａの外周部を摺動自在にライニング（図示省略）を介して摺動枠３ｂが取り付けられてなるもので、該枠体３ａ及び摺動枠３ｂに以下に説明する昇降機構８を設けている。なお、前記取付プレート１５には前記支持プレート９の空孔部９ｂ，９ｂ及びピン９ａに対応する空孔部１５ａ，１５ａ，１５ａが穿たれている。１６は螺軸で、前記枠体３ａの上端に止着された螺合体１７に螺合されて、上端は摺動枠３ｂの上部に止着されたブラケット１８により軸受けさるとともに、カップリング１９が止着される。そして、この螺軸１６の上方に固定されるモーター２０の動力軸に取り付けられるカップリング２１と前記カップリング１９を噛み合わせ、モーター２０の回転により前記螺軸１６を回転させ、枠体３ａに固定されている螺合体１７に対して相対的に摺動枠３ｂが上下に摺動するよう構成されたものである。なお、前記モーター２０の制御装置（図示省略）は摺動枠３ｂの一側面にとりつけられるカバー２２の中に設置されている。そして、支柱３に掛止可能な操作スイッチ２３により昇降操作可能に構成されている。
【００１２】
上記の構成による支柱３は、上記ベースフレーム２の支持プレート９に固着されたピン９ａが該枠体３ａ下端部の取付プレート１５の空孔部１５ａに挿通するよう位置決めし、残る空孔部１５ａ，１５ａにボルト（図示省略）を挿通し、支持プレート９の空孔部９ｂ，９ｂに設けたナット（図示省略）に螺着することによりベースフレーム２上に該支柱３が立設した状態で固定するよう構成されている。
さらに、上記摺動枠３ｂの下部にはテーブル部４を取り付けるための取付部材２４が固着されている。これは、略々コ字状に構成されたプレート２４ａの開口部を摺動枠３ｂ側に向けて固着したもので、このプレート２４ａの上端にはＵ字状の切欠き溝２４ｂ，２４ｂが穿設されるとともに、この切欠き溝２４ｂ，２４ｂの下方に固定ネジ（図示省略）が螺着可能に空孔部２４ｃ，２４ｃが穿たれ、さらにナット部材２４ｄ，２４ｄが固着されている。なお、２５はナットであり、ボルト部材（図示省略）を螺着し、後述するテーブルフレーム２６にこのボルト部材（図示省略）を接当させることによりテーブル面の上反角を調節するものである。
【００１３】
次に車椅子の搭乗面となるテーブル部４について説明する。このテーブル部４はテーブルフレーム２６とテーブル板２７とからなり、テーブルフレーム２６は次のように構成されている。まず、左右方向の横パイプ２８ａ，２８ａを一定間隔離間させた状態でこの横パイプ２８ａ，２８ａ両端上面に縦パイプ２８ｂ，２８ｂを固着してなる平面視において略々矩形状に構成される枠フレーム２８を有し、この枠フレーム２８の内部には補強パイプ２９，２９，２９が固着されている。そして、この枠フレーム２８の一方の縦パイプ２８ｂには水平面内で旋回可能に略々Ｌ字状の固定ハンドル３０、３０が軸着されている。また、該枠フレーム２８の他方側の縦パイプ２８ｂには、この縦パイプ２８ｂの中間部に位置するように逆Ｕ字状の基部パイプ３１の先端部が固着され、この基部パイプ３１と該縦パイプ２８ｂとの中間部に上記支柱３に設けられた取付部材２４に対応する取付プレート３２が固着される。この取付プレート３２は平面視において支柱３側が開口部となる略々コ字状に構成されており、上部には案内ピン３２ａが固着され、下部の前後面には円弧状の空孔部３２ｂ，３２ｂが穿たれている。この案内ピン３２ａを上記取付部材２４の切欠き溝２４ｂ，２４ｂに掛止し、円弧状空孔部３２ｂ，３２ｂにボルト（図示省略）を挿通し、ナット部材２４ｄ，２４ｄに螺着固定してテーブル部４を固定する構成である。
そして、このテーブルフレーム２６には両側片を上方へ折り曲げてなるコ字状のテーブル板２７を載置する。なお、このテーブル板２７にはテーブル幅よりも若干長いずれ止めの規制パイプ３３，３３を一端部はテーブル板２７側面に合わせるとともに、鉤状に曲折した案内プレート３４，３４をそれぞれに固着し、他端部はテーブル板２７側面から突出した状態でテーブル板２７裏面に止着されている。
なお、前記規制パイプ３３，３３の少なくとも一部に接当し前後方向のずれを防止するガイド部材３５，３５がテーブルフレーム２６側に固着されている。このガイド部材３５，３５は組立作業を容易にするものであるが、補強パイプ２９，２９をこのガイド部材３５，３５に兼ねる構成としたものでも何ら問題はない。
このように構成されたテーブルフレーム２６とテーブル板２７は、一方の縦パイプ２８ｂ下面に突出した規制パイプ３３、３３が入り込むようにガイド部材３５，３５に沿って挿通させ、両縦パイプ２８ｂ，２８ｂ間にテーブル板２７を嵌める。然る後、固定ハンドル３０、３０を旋回させ、該固定ハンドル３０、３０と縦パイプ２８ｂで案内プレート３４ｂ，３４ｂを挟み込み固定する。このように構成されたテーブル部４は、テーブルフレーム２６の両縦パイプ２８ｂ，２８ｂによりテーブル板２７の左右方向のずれやがたつきが規制されるとともに、規制パイプ３３，３３と縦パイプ２８ｂ，２８ｂ、案内プレート３４，３４と固定ハンドル３０，３０により上方へのがたつきが防止される構成である。
【００１４】
次に、段差上面と上記テーブル部４との橋渡しとなるブリッジ６について説明する。
このブリッジ６は、脱輪防止のため両側部が上方に曲折されたブリッジ板３６と、該ブリッジ板３６を止着し、回動の基端となる回動軸３７ａを備えた取付部材３７とからなる。詳述すると、この取付部材３７はブリッジ板３６幅よりもやや長い基部パイプ３７ｂの両端に取付プレート３７ｃ，３７ｃを固着し、該取付プレート３７ｃ，３７ｃにはそれぞれの回動軸３７ａ，３７ａの軸心が同一直線上に位置するように固着されるとともに空孔部３７ｄ，３７ｄが穿たれている。そして、基部パイプ３７ｂにはプレート３７ｅ，３７ｅが固着されており、該プレート３７ｅ，３７ｅにそれぞれ設けられた空孔部３７ｆ，３７ｆ，・・・とブリッジ板３６に設けた空孔部３６ａ，３６ａ，・・・とをネジ（図示省略）により止着してブリッジ６を構成している。なお、前記回動軸３７ａ，３７ａには段付ローラー３８，３８を軸承している。
このように構成されたブリッジ６は、回動軸３７ａ，３７ａに軸承された段付ローラー３８，３８の小径部３８ａ，３８ａが上述したテーブルフレーム２６の四隅に固着された側面視において略々Ｊ字状のフック２８ｃ，２８ｃ，・・・に掛合されるとともに、テーブル板２７により段付ローラー３８，３８の大径部３８ｂ，３８ｂを押さえ込むことにより、上下回動自在かつ脱落防止された構成となっている。
【００１５】
そして、このように構成されたブリッジ６を上下回動する操作手段３９は次のように構成されている。まず、テーブルフレーム２６の基部パイプ３１の肩部に固着された一対の軸受４０，４０に、一方に支軸４１ａを固着し、他方側にはボス４１ｂを固着してなる一対のリンク片４１，４１の支軸４１ａ，４１ａを軸着する。なお、このリンク片４１，４１の支軸４１ａ，４１ａとボス４１ｂ．４１ｂ間にはそれぞれストッパピン４１ｃ，４１ｃが固着されており、該ストッパピン４１ｃ，４１ｃが前記基部パイプ３１に接当することにより一定以上の回動を規制している。さらに、ボス４１ｂ，４１ｂ側近傍には空孔部４１ｄ，４１ｄが穿たれている。そして、テーブル板２７の長さと略々同等の把持部を有する操作レバー４２に逆Ｕ字状のブラケット４３，４３を固着し、該ブラケット４３，４３に設けた空孔部４３ａ，４３ａ，・・・間に前記ボス４１ｂ，４１ｂを通し、ピン４４，４４により回動自在に取り付けている。そして、上記ブリッジ６の取付プレート３７ｃの空孔部３７ｄとリンク片４１の空孔部４１ｄにロッド４５を挿通固定することにより、リンク片４１，４１及び操作レバー４２からなる四節リンク機構の回動によってブリッジ６を上下に回動操作するものである。
なお、ロッド４５はリンク片４１に設けた空孔部４１ｄに挿通しているが、ブラケット４３あるいは操作レバー４２に取り付ける構成としても、何ら問題はない。
さらに、上記操作レバー４２はループ状に構成することによって、操作レバー４２端部に指を掛けるようにして操作することも可能となり、より至便である。また、ブリッジ６を上方回動させた状態で、該ブリッジ６端部からはみ出さないように操作レバー４２の位置を設定しておくと、操作レバー４２が段差に接触することを防止できる。
【００１６】
さらに、上記テーブルフレーム２６には四隅にフック２８ｃ，２８ｃ，・・・が固着されているので、前後何れ側でもこのブリッジ６を取り付けることが可能である。また、ブリッジ６の取付プレート３７ｃを左右対称状に構成しているので、ロッド４５を掛止することもできる。すなわち、ブリッジ６の前後付け替えは、ブリッジ６を他方側のフック２８ｃ，２８ｃに掛止し、テーブル板２７を載置した後、ロッド４５を他方のリンク片４１とブリッジ６に取り付ければよく、非常に簡単に行えるものである。
【００１７】
上述した昇降機１は、車椅子が搭乗するテーブル部４の左右いずれか一方側で昇降機構８を具備した支柱３に支持されている。また、当該昇降機１を分解・組立、さらに移動を容易に行うためにそれぞれの構成部材を軽量としており、支柱３もテーブル部４一側面全体を支持するものではなく、極めてコンパクトにされた角柱を用いている。そのために、この支柱３を中心としてのテーブルの揺れが生じやすい構成となっている。これを解消するために、次のようなガイド部材７を用い、テーブル部４の揺れを解消している。
まず、テーブルフレーム２６の支柱３取付部側に対向する縦パイプ２８ｂの両端近傍にプレート４７，４７を固着し、該プレート４７，４７上部に軸心が上下方向となるように摺動パイプ４８，４８が固着されている。
そして、この摺動パイプ４８，４８に挿通されるガイドパイプ４６をベースフレーム２に止着している。
このように構成された昇降機１においては、支柱３を中心として円弧方向に発生する揺れをこのガイドパイプ４６によって触れ止めすることができ、非常に安定するので、車椅子での進入及び退出、そして昇降時など安心してこの昇降機１を使用することができる。
さらに、このガイドパイプ４６を第１図に示すように門型形状とすることでよりガイドパイプ４６の剛性が上がるとともに、このガイドパイプ４６が側部への転倒防止の作用を奏することができる。
【００１８】
次に地面とテーブル部４との橋渡しとなるスロープ５について説明する。
このスロープ５は、当該昇降機１のベースフレーム２よりも僅かに大きいピットを掘り、テーブル部４上面と地面との高さを同一とした状態で設置する場合には必要のないものであるが、そのような工事をしない場合にテーブル部４上面と地面との僅かな段差をスロープ５によって緩やかな角度にして車椅子の進入退出を容易に行うものである。
このスロープ５も上述したブリッジ６と略々同様の構成であるが、スロープ５については緩やかなスロープ角度を得るために長いスロープ板４９を用いることが好ましい。
【００１９】
そして、上記スロープ５は、上述したガイドパイプ４６を利用することで、テーブル部４の昇降により、自動的に起立あるいは倒伏可能に作動させることができる。
まず、スロープ５はスロープ板４９を取付部材３７に止着し、該取付部材３７のプレート３７ｃ，３７ｃに固着されている回動軸３７ａ，３７ａに段付ローラー３８，３８を軸承する。そして、この段付ローラー３８，３８の小径部３８ａ，３８ａをフック２８ｃ，２８ｃに掛止し、大径部３８ｂ，３８ｂをテーブル板２７で押さえるようにして、スロープ５を上下回動自在に支承している。
さらに、ガイドパイプ４６取付側に位置する取付プレート３７ｃには、クランク状のプレート５０ａの一端側に軸５０ｂを固着し、該軸５０ｂにはローラー５１を軸承し、他端側に前記プレート３７ｃに取り付けるための空孔部５０ｃ，５０ｃが穿たれてなる作動片５０をローラー５１が回動軸３７ａに対してスロープ板４９の反対側に位置するように取り付ける。
また、上記ガイドパイプ４６は、ベースフレーム２に固着された逆Ｌ字状のプレート５２，５２を介して止着され、ガイドパイプ４６下方に凹部空間が形成されるように構成されている。
このように構成されたガイドパイプ４６及びスロープ５は、テーブル部４が最低位に位置しているときには、スロープ５先端が地面に接触するとともに、ローラー５１がＬ字状のプレート５２によって形成される凹部空間内に位置し、テーブル部４と地面とをスロープ５により緩やかな角度で橋渡しでき車椅子での進入退出が容易にできるように構成されている。
この状態からテーブル部４を上昇させるとＬ字状のプレート５２の水平部にローラー５１が接当し、スロープ５先端が徐々に起立する。さらに上昇させると、ガイドパイプ４６にローラー５１が接当した状態、すなわちスロープ５が起立した状態でテーブル部４が上昇する。スロープ５が起立した状態では、スロープ５が車止めとなり、仮に車椅子のブレーキを掛け忘れていても安全である。なお、テーブル部４の下降時には上述した上昇時の作用と逆の作用となり、テーブル部４が最低位に近づくと自動的にスロープ５が倒伏するものである。
【００２０】
また、この昇降機１はテーブル部４の一側部に昇降機構８を具備した支柱３を取り付けているので、テーブル下面への進入が可能であり、危険である。そのため、この昇降機１には異物の進入を防ぐ装置を備えることが好ましい。なお、テーブル部４の両側部は、ガイドパイプ４６を利用してこのガイドパイプ４６上部とベースフレーム２との間に進入防止幕５４を張設すればよく、また、支柱３側にもガイドパイプ４６と略々同様なガードパイプ（図示省略）を立設し進入防止幕５４を張設すればよい。
そして、テーブル部４の前後には少なくともスロープ６取付側には異物の進入を防止する装置を設けると安全に使用できる。この異物進入防止装置５５の一実施形態として次のようなものがある。
【００２１】
この異物進入防止装置５５は、テーブルフレーム２６とベースフレーム２との間に張設される薄板あるいは幕部材からなるカーテン部材５６がテーブルの昇降によりテーブルフレーム２６とベースフレーム２の少なくとも一方側に引き込まれ、あるいは送り出されるものであり、この引き込み手段５７は次のような構成である。
まず、カーテン部材５６の巻取り部５８はテーブル板２７幅程度のケーシング５９を有する。このケーシング５９は、略々Ｌ字状に形成されたケース部材５９ａの両端近傍に空孔部６０ａと雌ネジ部６０ｂを備えたプレート６０，６０を固着してなるものである。そして、このプレート６０，６０間には両端部に切欠き部６１ａ，６１ａを備えた巻取りパイプ６１を位置させ、一端部に掛止溝６２ａを備えた支軸６２ｂの他端部を固定片６２ｃに固着してなる支持軸６２，６２の支軸６２ｂ，６２ｂを前記プレート６０，６０の空孔部６０ａ，６０ａに挿通するとともに、巻取りパイプ６１にも挿通し、ネジ６３，６３によりケーシング５９に固定する。なお、前記支持軸６２，６２の掛止溝６２ａ，６２ａにはコイル状のスプリング６４，６４の一端部を掛止し、他端部を巻取りパイプ６１の切欠き部６１ａ，６１ａに掛止することによって巻取り部５８を構成している。そして、この巻取りパイプ６１には、カーテン部材５６の一端部が止着され、このカーテン部材５６が送り出されている状態では前記スプリング６４，６４が巻取りパイプ６１を回転させる方向、すなわち、カーテン部材５６を巻き取る方向に付勢するよう組み付けられる。さらに、このカーテン部材５６の端部には取付部材６５が止着されている。このように構成された異物進入防止装置５５においては、スプリング６４，６４に抗してカーテン部材５６を引き出すと、巻取りパイプ６１の回転力がスプリング６４，６４に蓄力され、逆にカーテン部材５６を巻き取る際にはスプリング６４，６４により自動的に巻取り可能に構成されたものである。
【００２２】
上記のように構成された異物進入防止装置５５をテーブルフレーム２６とベースフレーム２に取り付けることによって、テーブル部４とベースフレーム２間の空間を遮るようにしたものである。しかしながら、上記の構成による昇降機１においては、テーブル部４の一側部を支柱３で支持する構成であるために、テーブル部４に昇降機１の利用者が搭乗した状態と搭乗しない状態ではテーブル部４の撓みが異なり、それによりベースフレーム２に対してテーブルフレーム２６が平行な状態を維持することが困難である。そのために、前記異物進入防止装置５５の取付部材６５と巻取り部５８とを固定的に取り付けると、正常な巻取りができない場合が発生する。これを解消するために、取付部材６５あるいは巻取り部５８の少なくとも一方を夫々の略々中間部で回動自在となるように取り付けることによってテーブル部４の撓みによる巻取り不良を解消することができる。
詳述すると、例えば、巻取り部５８のケーシング５９の左右略々中間部に前後方向に軸心が向くように取付軸６６を固着する。そして、テーブルフレーム２６の横パイプ２８ａの略々中間に穿たれた空孔部２８ｄに該取付軸６６を軸承し、テーブルフレーム２６に対してケーシング５９が回動するよう取り付ける。然る後、取付部材６５をベースフレーム２の左右両端近傍に固着された取付筒６７，６７に挿通させるようにして固定する。このように取り付けることによって、テーブル部４の撓みに関係なく取付部材６５と巻取り部５８は常に平行状態を維持し正常な巻取りができるものである。
なお、取付部材６５をベースフレーム２に対して回動自在に取り付け、巻取り部５８をテーブルフレーム２６に固定的に取り付けても同様の効果を得ることができることはいうまでもない。
さらに、取付部材６５をテーブルフレーム２６側に取り付け、巻取り部５８をベースフレーム２側に取り付け、少なくとも一方側が回動自在であれば同様の効果を得ることができる。また、取付部材６５側にも上述した巻取り部５８を設け、カーテン部材５６の両端ともに巻取り可能とする構成でもよく、少なくとも一方側を回動自在に取り付ければよい。
また、回動自在に取り付ける方法についても上記に限定するものではなく、例えば軸受（図示省略）を巻取り部５８あるいは取付部材６５に固着し、ベースフレーム２あるいはテーブルフレーム２６側に取付軸６６を固着してもよい。
【００２３】
さらに、異物進入防止装置５５の別の実施形態について説明する。この異物進入防止装置５５においては、テーブルフレーム２６とベースフレーム２との間に張設されるカーテン部材５６をテーブルの昇降によりテーブルフレーム２６面あるいはベースフレーム２面に沿って少なくとも一方側に引き込まれ、また、送り出される構成にしたものである。まず、この異物進入防止装置５５は、テーブルフレーム２６とベースフレーム２との間に張設されるカーテン部材５６をテーブルフレーム２６面あるいはベースフレーム２面に沿って少なくても一方側へ引き込み可能に折り返すためのガイド部材６８を有している。このガイド部材６８はコ字状のガイドプレート６９に案内バー７０を取り付けてなるものである。そして、一端部に上記取付部材６５と同様な取付部材７１に止着されたカーテン部材５６を該案内バー７０に巻き掛けている。そして、基部材７２に一端部を固定した弾性体７３の他端部と前記カーテン部材５６の他端部とを固定することによってカーテン部材５６を引き込み可能に構成したものである。
このように、カーテン部材５６をテーブルフレーム２６あるいはベースフレーム２に沿って引き込むよう構成した異物進入防止装置５５においても、テーブルフレーム２６あるいはベースフレーム２に少なくとも一方側を回動可能に取り付けることによって、ガイド部材６８と取付部材７１または上下に配されるガイド部材６８が互いに略々平行状態となり正常にカーテン部材５６を引き込むことができる。
【００２４】
【発明の効果】
請求項１の発明では、搬送及び組立性を向上させるために、ベースフレーム２と昇降機構８を具備した支柱３と車椅子が搭乗可能なテーブル部４とからなるテーブル部４を支柱３で支持する片持ち式の昇降機１とすることによって、各ユニットを一人でも搬送できる構造とすることができた。そして、テーブル部４とベースフレーム２との間に形成される空間に異物の進入を防ぐための異物進入防止装置５５として、テーブル部４の側部には衝立状の進入防止幕５４を立設させ、テーブル部４の前後の少なくとも一方側にはテーブル部４端部とベースフレーム２端部との間にカーテン部材５６を張設させ、テーブル部４側あるいはベースフレーム２側の少なくても一方側に、このカーテン部材５６を引き込み可能に構成することによりテーブルの昇降に応じてカーテン部材５６が弛むことなく、ピンと張った状態を維持する。さらに、片持ち式の昇降機１であるために生じるテーブル部４の撓みによってカーテン部材５６の引き込み不良が発生しないように、テーブル部４あるいはベースフレーム２への少なくとも一方側の取付部が揺動自在に取り付けられて、他方の取付部と略々平行状態を維持することが可能に構成されるので、引き込み不良が発生しない構造とすることができる。
また、請求項２の発明では、上記引き込み手段５７を、ケーシング５９内で巻取りパイプ６１が常にカーテン部材５６を巻き取る方向にスプリング６４，６４によって付勢するものとしている。そして、カーテン部材５６の一端部を巻取りパイプ６１に止着し、他端部は取付部材６５に止着されて、異物進入防止装置５５もユニット化したものである。さらに、ケーシング５９あるいは取付部材６５の少なくとも一方を揺動自在にテーブル部４あるいはベースフレーム２に取り付けることによって、巻き込み不良を防止できる構成とされている。
さらに、請求項３の発明では、上記引き込み手段５７を、テーブル部４あるいはベースフレーム２側に取付部材７１あるいはガイド部材６８をそれぞれ取り付け、カーテン部材５６の一端部を取付部材７１に止着し、他端部をガイド部材６８を迂回して基部材７２に取り付けられた弾性体７３に止着して構成している。すなわち、上記巻取りパイプ６１に巻き取ることができないようなカーテン部材５６を使用することができる。また、このテーブル部４あるいはベースフレーム２への取付部は少なくとも一方側が揺動自在に取り付けられており、請求項１あるいは２と同様に引き込み不良が発生しないよう構成とできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る車椅子用の昇降機を示す全体斜視図
【図２】その全体正面図
【図３】その全体側面図
【図４】その全体平面図
【図５】ベースフレームを示す全体斜視図
【図６】支柱を示す断面図
【図７】支柱を示す全体斜視図
【図８】テーブルフレームを示す全体斜視図
【図９】テーブル板を示す全体斜視図
【図１０】ベースフレームと支柱とテーブル部及びスロープ、ブリッジの組立を説明する斜視図
【図１１】ブリッジ操作手段及びテーブルガイドの取り付けを説明する斜視図
【図１２】スロープ及びブリッジの取付部を示す要部平面図
【図１３】スロープ及びブリッジの取付部を示す要部側断面図
【図１４】ブリッジの操作手段を示す要部説明図
【図１５】引き込み手段の一実施形態を示す説明図
（ａ）ケーシングを揺動可能に取り付ける方法を示す説明図
（ｂ）取付部材を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図
（ｃ）ケーシング及び取付部材を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図
（ｄ）カーテン部材の両端にケーシングを設け、一方を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図
（ｅ）カーテン部材の両端にケーシングを設け、両方を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図
【図１６】引き込み手段の別の実施形態を示す説明図
（ａ）引き込み側を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図
（ｂ）取付部材を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図
（ｃ）引き込み側及び取付部材を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図
（ｄ）カーテン部材の両端を引き込み可能に構成し、一方を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図
（ｅ）カーテン部材の両端を引き込み可能に構成し、両方を揺動可能に取り付ける方法を示す説明図
【図１７】異物進入防止装置を取り付けた状態を示す正面図
【符号の説明】
１昇降機
２ベースフレーム
３支柱
４テーブル部
５スロープ
６ブリッジ
７ガイド部材
８昇降機構
５４進入防止幕
５５異物進入防止装置
５６カーテン部材
５７引込み手段
５９ケーシング
６１巻取りパイプ
６２支持軸
６４スプリング
６８ガイド部材
７２基部材
７３弾性体[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a lift for a wheelchair in which a support column having an elevating mechanism is erected on one side portion of a base frame, and the table unit is fixed to the support column. And a foreign matter entry preventing device for preventing foreign matter from entering a space formed between the table portion and the table portion.
[0002]
[Prior art]
In a conventional elevator, a four-side bellows-like expandable guard member is provided in order to prevent foreign matter from entering a space formed between the base frame and the table portion as the table portion moves up and down. (For example, see Patent Document 1)
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2002-308575 A (FIGS. 3 and 4)
[0004]
In the above conventional bellows-like foreign matter entry prevention device, the minimum height of the bellows-like foreign matter entry prevention device increases as the lifting / lowering stroke of the elevator increases, and the minimum height of the table surface of the elevator rises, resulting in a long slope It was necessary to enter and exit the wheelchair. In addition, in order to reduce the labor required for installing the elevator, the one with improved conveyance and assembling has been favored. However, in the bellows-like foreign matter entry prevention device, the attachment to the base frame and the table becomes complicated. It ’s annoying.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In view of the above circumstances, the present invention provides a foreign object entry device that is inexpensive and easy to install in a cantilever type elevator with improved conveyance and assembly without causing malfunction of the foreign object entry device due to bending of the table portion. For the purpose.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, in the elevator supported by the column having the lifting mechanism on either the left or right side of the table part with respect to the traveling direction of the wheelchair, the table unit and the base frame on which the column is erected In order to prevent foreign objects from entering the space that opens between them, a screen-like entrance prevention curtain is erected on the side of the table portion, and the table portion end and the base frame end are provided on at least one of the front and rear sides of the table portion. A curtain member made of a flexible thin plate or curtain member is stretched between the table portion and the curtain member is configured to be retractable on at least one side of the table portion side and the base frame side. And at least one side of the curtain member mounting portion to the base frame is pivotally supported by the table portion or the substantially right and left intermediate portions of the base frame. Ri and configured to hold the other mounting portion and substantially parallel to without being affected by deflection of the table portion, characterized in that to prevent failure retraction of the curtain member.
According to a second aspect of the present invention, as the retracting means for the curtain member, one end is hooked on the support shaft between the support shaft fixed to the casing and the winding pipe inserted through the support shaft, and the other end A spring that is hooked to the winding pipe, and one end of the curtain member is fixed to the winding pipe and the other end is fixed to the mounting member. The curtain member is on the winding direction side. When the casing and the mounting member are mounted on the table portion and the base frame, at least one side of the mounting portion is swingably mounted.
In the invention of claim 3, as the retracting means of the curtain member, an elastic body attached to the base member is attached to one end portion of the curtain member, and the attachment member is fixed to the other end portion of the curtain member. The guide member is configured to be retracted and retracted, and when the base member, the guide member, and the mounting member are attached to the table portion and the base frame, the base member and the guide member are attached in a separated state, and the curtain is formed by an elastic body. The member is arranged so as to be biased toward the base member side, and at least one attachment portion to the table portion or the base frame is swingably attached.
[0007]
According to the first aspect of the present invention, in order to improve transport and assembly, a cantilever type elevator that supports a table portion including a base frame, a support column having an elevating mechanism, and a table unit on which a wheelchair can be mounted by the support column; By doing so, each unit could be transported by one person. As a foreign matter intrusion prevention device for preventing foreign matter from entering the space formed between the table portion and the base frame, a screen-like intrusion prevention curtain is erected on the side portion of the table portion. A curtain member is stretched between the table end and base frame end on at least one of the front and rear sides, and the curtain member can be retracted to at least one side of the table or base frame. By doing so, the curtain member does not loosen as the table is raised and lowered, and the taut state is maintained. Furthermore, the mounting part on at least one side to the table part or the base frame is swingably attached so that the pulling failure of the curtain part does not occur due to the bending of the table part caused by the cantilever type elevator, Since it is configured to be able to maintain a substantially parallel state with the other mounting portion, it is possible to achieve a structure in which a pull-in failure does not occur.
According to a second aspect of the present invention, the pull-in means is urged by a spring in a direction in which the winding pipe always winds up the curtain member in the casing. Then, one end of the curtain member is fastened to the take-up pipe, the other end is fastened to the mounting member, and the foreign matter entry preventing device is also unitized. Furthermore, a winding failure can be prevented by attaching at least one of the casing or the attachment member to the table portion or the base frame so as to be swingable.
According to a third aspect of the present invention, the pull-in means is attached to the table portion or the base frame with an attachment member or a guide member, one end of the curtain member is fixed to the attachment member, and the other end is attached to the guide member. By detouring, it is fixed to an elastic body attached to the base member. That is, a curtain member that cannot be wound on the winding pipe can be used. Further, at least one side of the mounting portion to the table portion or the base frame is swingably attached so that the pull-in failure does not occur as in the first or second aspect.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, a lift for a wheelchair according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is an overall perspective view showing an elevator for a wheelchair according to the present invention. In addition, it is set as front, back, left and right with reference to the traveling direction of the wheelchair shown in FIG. FIG. 2 is an overall front view thereof. FIG. 3 is an overall side view thereof. FIG. 4 is an overall plan view thereof. FIG. 5 is an overall perspective view showing the base frame. FIG. 6 is a cross-sectional view showing the column. FIG. 7 is an overall perspective view showing the column. FIG. 8 is an overall perspective view showing the table frame. FIG. 9 is an overall perspective view showing the table plate. FIG. 10 is a perspective view for explaining the assembly of the base frame, the support column, the table portion, the slope and the bridge. FIG. 11 is a perspective view for explaining attachment of the bridge operating means and the guide pipe. FIG. 12 is a plan view of the main part showing the mounting portion of the slope and bridge. FIG. 13 is a cross-sectional side view of a main part showing an attachment part of a slope and a bridge. FIG. 14 is an explanatory view of the main part showing the operating means of the bridge. FIGS. 15A and 15B are explanatory views showing an embodiment of the retracting means, wherein FIG. 15A is an explanatory view showing a method of attaching the casing so as to be swingable, and FIG. 15B is a method of attaching the mounting member so as to be swingable. FIG. 4C is an explanatory view showing a method of mounting the casing and the mounting member so as to be swingable, and FIG. 4D is a method of mounting the casing at both ends of the curtain member and mounting one of them in a swingable manner. Explanatory drawing, (e) figure is explanatory drawing which shows the method of providing a casing in the both ends of a curtain member, and attaching both so that rocking is possible. FIG. 16 is an explanatory view showing another embodiment of the retracting means, (a) FIG. 16 is an explanatory view showing a method of mounting the retracting side so as to be swingable, and (b) FIG. 16 is a swinging of the mounting member. Explanatory view showing the method of mounting, (c) Figure is an explanatory view showing a method of attaching the pull-in side and the mounting member to be swingable, (d) Figure is configured so that both ends of the curtain member can be pulled in, and one can swing Explanatory drawing which shows the method of attaching to (2), FIG.4 (e) is explanatory drawing which shows the method of comprising both ends of a curtain member so that drawing is possible, and attaching both so that rocking is possible. FIG. 17 is a front view showing a state in which the foreign matter entry preventing device is attached.
[0009]
The elevator 1 for a wheelchair according to the present invention mainly includes a base frame 2 as an installation member, a column 3 standing on the base frame 2, and a table unit that is hooked on the column 3 and serves as a riding surface of the wheelchair K. 4 and a guide member 7 attached so as to oppose the support column 3, and the support column 3 is provided with an elevating mechanism 8, and is a cantilever type configured to be able to move the table portion 4 up and down. A foreign matter entry preventing device 55 is attached between the table portion 4 and the base frame 2.
[0010]
First, the base frame 2 will be described. The base frame 2 has horizontal pipes 10b and 10b fixed to both ends of a base pipe 10a to which a support plate 9 to which the support column 3 is attached is fixed, and further to the ends of the horizontal pipes 10b and 10b. A vertical frame 10c is fixed, and a frame frame 10 having a substantially rectangular shape in plan view is provided. And in this frame frame 10, the reinforcement pipes 11 and 11 are adhering radially from the lower surface of the support plate 9 toward the opposing vertical pipe 10c. Further, plates 12, 12,... Are fixed to the four corners of the frame frame 10, and adjuster bolts 14, 14,. ... is screwed so that it can be installed stably. The support plate 9 has a pin 9a protruding upward and holes 9b, 9b so as to sandwich the pin 9a, and a nut (not shown) is fixed below the holes 9b, 9b. Has been.
[0011]
Reference numeral 3 denotes a support column provided with an elevating mechanism 8, which is a prism in this embodiment. The support column 3 is slidable on the outer peripheral portion of a frame 3a erected on a substantially L-shaped mounting plate 15 in a front view fixed to the support plate 9 of the base frame 2 (not shown). A sliding frame 3b is attached to the frame body 3a, and an elevating mechanism 8 described below is provided on the frame body 3a and the sliding frame 3b. The mounting plate 15 has holes 15a, 15a, 15a corresponding to the holes 9b, 9b and the pin 9a of the support plate 9. Reference numeral 16 denotes a screw shaft, which is screwed into a screwed body 17 fastened to the upper end of the frame 3a. The upper end is supported by a bracket 18 fastened to the upper part of the sliding frame 3b. It is fixed. Then, the coupling 21 attached to the power shaft of the motor 20 fixed above the screw shaft 16 is engaged with the coupling 19, and the screw shaft 16 is rotated by the rotation of the motor 20 to be fixed to the frame 3a. The sliding frame 3b is configured to slide up and down relatively with respect to the screwed body 17 formed. The control device (not shown) for the motor 20 is installed in a cover 22 attached to one side surface of the sliding frame 3b. And it is comprised so that raising / lowering operation is possible by the operation switch 23 which can be latched on the support | pillar 3. As shown in FIG.
[0012]
The column 3 having the above structure is positioned so that the pin 9a fixed to the support plate 9 of the base frame 2 is inserted into the hole portion 15a of the mounting plate 15 at the lower end of the frame body 3a, and the remaining hole portion 15a. 15a through which bolts (not shown) are inserted and screwed into nuts (not shown) provided in the holes 9b and 9b of the support plate 9 in a state where the support column 3 is erected on the base frame 2 It is configured to be fixed.
Further, an attachment member 24 for attaching the table portion 4 is fixed to the lower portion of the sliding frame 3b. This is a plate in which an opening of a plate 24a, which is substantially U-shaped, is fixed toward the sliding frame 3b, and U-shaped cutout grooves 24b, 24b are formed in the upper end of the plate 24a. In addition, holes 24c and 24c are formed below the notched grooves 24b and 24b so that fixing screws (not shown) can be screwed, and nut members 24d and 24d are fixed. Reference numeral 25 denotes a nut, and a bolt member (not shown) is screwed, and the bolt member (not shown) is brought into contact with a table frame 26, which will be described later, to adjust the upper angle of the table surface. .
[0013]
Next, the table part 4 used as the boarding surface of a wheelchair is demonstrated. The table unit 4 includes a table frame 26 and a table plate 27, and the table frame 26 is configured as follows. First, a frame frame having a substantially rectangular shape in a plan view in which the vertical pipes 28b and 28b are fixed to the upper surfaces of both ends of the horizontal pipes 28a and 28a in a state where the horizontal pipes 28a and 28a in the left-right direction are spaced apart from each other by a predetermined distance. 28, and reinforcing pipes 29, 29, 29 are fixed inside the frame frame 28. Further, substantially vertical L-shaped handles 30 are pivotally attached to one vertical pipe 28b of the frame frame 28 so as to be able to turn in a horizontal plane. Further, a distal end portion of an inverted U-shaped base pipe 31 is fixed to the vertical pipe 28b on the other side of the frame frame 28 so as to be positioned at an intermediate portion of the vertical pipe 28b. A mounting plate 32 corresponding to the mounting member 24 provided on the column 3 is fixed to an intermediate portion with the pipe 28b. The mounting plate 32 is formed in a substantially U shape with the support 3 side being an opening in a plan view, a guide pin 32a is fixed to the upper part, and arc-shaped holes 32b, 32b is bored. The guide pin 32a is hooked into the notched grooves 24b and 24b of the mounting member 24, bolts (not shown) are inserted into the arc-shaped hole portions 32b and 32b, and screwed to the nut members 24d and 24d. The table portion 4 is fixed.
A U-shaped table plate 27 formed by bending both side pieces upward is placed on the table frame 26. The table plate 27 is slightly longer than the table width, and the end portions of the regulation pipes 33 and 33 are aligned with the side surfaces of the table plate 27, and guide plates 34 and 34 bent in a bowl shape are fixed to the table plate 27, respectively. The other end is fixed to the back surface of the table plate 27 in a state protruding from the side surface of the table plate 27.
Note that guide members 35 and 35 that are in contact with at least a part of the restriction pipes 33 and 33 and prevent the displacement in the front-rear direction are fixed to the table frame 26 side. The guide members 35 and 35 facilitate the assembling work, but there is no problem even if the reinforcing pipes 29 and 29 are also used as the guide members 35 and 35.
The table frame 26 and the table plate 27 thus configured are inserted along the guide members 35 and 35 so that the restriction pipes 33 and 33 projecting from the lower surface of one of the vertical pipes 28b are inserted, and both the vertical pipes 28b and 28b are inserted. The table plate 27 is fitted between them. Thereafter, the fixed handles 30 and 30 are turned, and the guide plates 34b and 34b are sandwiched and fixed by the fixed handles 30 and 30 and the vertical pipe 28b. In the table section 4 configured as described above, the horizontal displacement and rattling of the table plate 27 are restricted by the vertical pipes 28b and 28b of the table frame 26, and the restriction pipes 33 and 33 and the vertical pipes 28b and 28b are controlled. 28b, the guide plates 34 and 34 and the fixed handles 30 and 30 prevent rattling upward.
[0014]
Next, the bridge 6 that serves as a bridge between the upper surface of the step and the table portion 4 will be described.
The bridge 6 includes a bridge plate 36 whose both side portions are bent upward in order to prevent the wheel from being removed, and a mounting member 37 provided with a rotation shaft 37a that fastens the bridge plate 36 and serves as a rotation base end. Consists of. More specifically, the mounting member 37 has mounting plates 37c and 37c fixed to both ends of a base pipe 37b that is slightly longer than the width of the bridge plate 36, and the mounting plates 37c and 37c have shafts of the respective rotating shafts 37a and 37a. The cores are fixed so as to be located on the same straight line, and holes 37d and 37d are formed. Plates 37e, 37e are fixed to the base pipe 37b, and holes 37f, 37f,... Provided in the plates 37e, 37e and holes 36a, 36a provided in the bridge plate 36, respectively. ,... Are fastened by screws (not shown) to form the bridge 6. Incidentally, stepped rollers 38, 38 are supported on the rotating shafts 37a, 37a.
The bridge 6 configured as described above is substantially J in a side view in which the small diameter portions 38a, 38a of the stepped rollers 38, 38 supported by the rotating shafts 37a, 37a are fixed to the four corners of the table frame 26 described above. .. Are configured to be hooked to the letter-shaped hooks 28 c, 28 c,..., And by pressing the large diameter portions 38 b, 38 b of the stepped rollers 38, 38 by the table plate 27, the structure can be turned up and down and prevented from falling off. It has become.
[0015]
And the operation means 39 which rotates the bridge 6 comprised in this way up and down is comprised as follows. First, to a pair of bearings 40, 40 fixed to the shoulders of the base pipe 31 of the table frame 26, a pair of link pieces 41, 40 having a support shaft 41a fixed to one side and a boss 41b fixed to the other side. 41 support shafts 41a and 41a are attached to the shaft. In addition, the support shafts 41a and 41a and the bosses 41b. Stopper pins 41c and 41c are respectively fixed between 41b, and the stopper pins 41c and 41c come into contact with the base pipe 31 to restrict the rotation beyond a certain level. Further, air holes 41d and 41d are formed in the vicinity of the bosses 41b and 41b. Then, inverted U-shaped brackets 43, 43 are fixed to an operating lever 42 having a grip portion that is substantially the same as the length of the table plate 27, and holes 43a, 43a,. The bosses 41b and 41b are passed between them and are rotatably attached by pins 44 and 44. Then, by inserting and fixing the rod 45 into the hole 37d of the mounting plate 37c of the bridge 6 and the hole 41d of the link piece 41, the rotation of the four-bar linkage mechanism comprising the link pieces 41 and 41 and the operation lever 42 is achieved. The bridge 6 is rotated up and down by movement.
Although the rod 45 is inserted through the hole 41d provided in the link piece 41, there is no problem even if the rod 45 is attached to the bracket 43 or the operation lever 42.
Furthermore, by configuring the operation lever 42 in a loop shape, the operation lever 42 can be operated by placing a finger on the end of the operation lever 42, which is more convenient. Further, if the position of the operation lever 42 is set so that the bridge 6 does not protrude from the end of the bridge 6 in a state where the bridge 6 is rotated upward, the operation lever 42 can be prevented from coming into contact with the step.
[0016]
Further, hooks 28c, 28c,... Are fixed to the table frame 26 at the four corners, so that the bridge 6 can be attached on either the front or rear side. Further, since the mounting plate 37c of the bridge 6 is configured to be bilaterally symmetric, the rod 45 can be hooked. That is, the bridge 6 can be replaced by simply attaching the rod 45 to the other link piece 41 and the bridge 6 after the bridge 6 is hooked on the hooks 28c, 28c on the other side and the table plate 27 is placed. It is easy to do.
[0017]
The elevator 1 described above is supported by a column 3 having an elevator mechanism 8 on either the left or right side of the table unit 4 on which the wheelchair is mounted. Further, in order to disassemble, assemble, and move the elevator 1 more easily, each component member is lightweight, and the column 3 does not support the entire side surface of the table unit 4, and an extremely compact prismatic column is used. Used. For this reason, the table is likely to be shaken around the column 3. In order to solve this problem, the following guide member 7 is used to eliminate the shaking of the table portion 4.
First, plates 47, 47 are fixed in the vicinity of both ends of the vertical pipe 28b facing the column 3 mounting portion side of the table frame 26, and the sliding pipes 48, 47 are arranged so that the axial center is in the vertical direction on the plates 47, 47. 48 is fixed.
A guide pipe 46 inserted through the sliding pipes 48 is fixed to the base frame 2.
In the elevator 1 configured as described above, the swing generated in the arc direction around the support column 3 can be stopped by the guide pipe 46 and is very stable. The elevator 1 can be used with peace of mind.
Further, by making the guide pipe 46 into a gate shape as shown in FIG. 1, the rigidity of the guide pipe 46 is further increased, and the guide pipe 46 has an effect of preventing the side pipe from falling.
[0018]
Next, the slope 5 that serves as a bridge between the ground and the table unit 4 will be described.
This slope 5 is not necessary when digging a pit slightly larger than the base frame 2 of the elevator 1 and installing the table 4 with the same height on the upper surface of the table 4 and the ground. When such a construction is not performed, a slight step between the upper surface of the table portion 4 and the ground is set at a gentle angle by the slope 5 so that the wheelchair can be easily moved in and out.
The slope 5 has substantially the same configuration as the bridge 6 described above, but it is preferable to use a long slope plate 49 for the slope 5 in order to obtain a gentle slope angle.
[0019]
And the said slope 5 can be act | operated so that it can stand up or fall automatically by raising / lowering the table part 4 by utilizing the guide pipe 46 mentioned above.
First, the slope 5 fastens the slope plate 49 to the mounting member 37, and supports the stepped rollers 38, 38 on the rotation shafts 37a, 37a fixed to the plates 37c, 37c of the mounting member 37. Then, the small diameter portions 38a, 38a of the stepped rollers 38, 38 are hooked on the hooks 28c, 28c, and the large diameter portions 38b, 38b are pressed by the table plate 27 so that the slope 5 is supported in a freely rotatable manner. is doing.
Further, a shaft 50b is fixed to one end side of a crank-shaped plate 50a on the mounting plate 37c located on the guide pipe 46 mounting side, a roller 51 is supported on the shaft 50b, and the plate 37c is mounted on the other end side. The operating piece 50 formed with holes 50c, 50c for attachment is attached so that the roller 51 is located on the opposite side of the slope plate 49 with respect to the rotation shaft 37a.
The guide pipe 46 is fixed via inverted L-shaped plates 52, 52 fixed to the base frame 2, and a recessed space is formed below the guide pipe 46.
In the guide pipe 46 and the slope 5 configured in this manner, when the table portion 4 is positioned at the lowest position, the tip of the slope 5 comes into contact with the ground, and the roller 51 is formed by the L-shaped plate 52. Located in the recessed space, the table portion 4 and the ground can be bridged at a gentle angle by the slope 5 and can be easily moved in and out by a wheelchair.
When the table portion 4 is raised from this state, the roller 51 comes into contact with the horizontal portion of the L-shaped plate 52 and the tip of the slope 5 rises gradually. When further raised, the table portion 4 rises in a state where the roller 51 is in contact with the guide pipe 46, that is, in a state where the slope 5 is raised. In the state where the slope 5 stands up, the slope 5 is stopped and it is safe even if the wheelchair brake is forgotten. In addition, when the table part 4 is lowered, the action is the reverse of the above-described action when the table part 4 is raised, and when the table part 4 approaches the lowest position, the slope 5 automatically falls down.
[0020]
Moreover, since this elevator 1 has the support | pillar 3 which provided the raising / lowering mechanism 8 attached to the one side part of the table part 4, it can approach to the table lower surface and is dangerous. Therefore, it is preferable that the elevator 1 is provided with a device that prevents foreign substances from entering. In addition, the both sides of the table part 4 should just stretch the entrance prevention curtain 54 between this guide pipe 46 upper part and the base frame 2 using the guide pipe 46, and the guide pipe is also provided in the support | pillar 3 side. A guard pipe (not shown) substantially the same as 46 may be erected and the entry prevention curtain 54 may be stretched.
And if the apparatus which prevents the entrance of a foreign material is provided in the front and back of the table part 4 at least on the slope 6 attachment side, it can be used safely. One embodiment of the foreign matter entry prevention device 55 is as follows.
[0021]
In this foreign matter entry preventing device 55, a curtain member 56 made of a thin plate or a curtain member stretched between the table frame 26 and the base frame 2 is pulled into at least one side of the table frame 26 and the base frame 2 by raising and lowering the table. The pull-in means 57 has the following configuration.
First, the winding portion 58 of the curtain member 56 has a casing 59 having a width of about the table plate 27. The casing 59 is formed by fixing plates 60 and 60 each having a hole portion 60a and a female screw portion 60b in the vicinity of both ends of a case member 59a formed in an approximately L shape. A winding pipe 61 having notches 61a and 61a at both ends is positioned between the plates 60 and 60, and the other end of the support shaft 62b having a latching groove 62a at one end is fixed to a fixed piece. The support shafts 62b and 62b of the support shafts 62 and 62 fixed to the 62c are inserted into the hole portions 60a and 60a of the plates 60 and 60, and are also inserted into the take-up pipe 61. 59 is fixed. Note that one end of the coiled springs 64 and 64 is hooked to the hooking grooves 62a and 62a of the support shafts 62 and 62, and the other end is hooked to the notches 61a and 61a of the winding pipe 61. By doing so, the winding part 58 is constituted. Then, one end portion of the curtain member 56 is fixed to the take-up pipe 61, and the springs 64, 64 rotate the take-up pipe 61 in a state where the curtain member 56 is sent out, that is, the curtain. The member 56 is assembled so as to be biased in the winding direction. Further, an attachment member 65 is fixed to the end portion of the curtain member 56. In the foreign matter entry preventing device 55 configured as described above, when the curtain member 56 is pulled out against the springs 64 and 64, the rotational force of the winding pipe 61 is stored in the springs 64 and 64, and conversely the curtain member. When winding 56, the springs 64, 64 can be automatically wound.
[0022]
The foreign object intrusion prevention device 55 configured as described above is attached to the table frame 26 and the base frame 2 so as to block the space between the table portion 4 and the base frame 2. However, in the elevator 1 having the above-described configuration, since one side of the table unit 4 is supported by the support column 3, the table unit is in a state in which the user of the elevator 1 has boarded the table unit 4 and a state in which the user does not board. 4 is different, which makes it difficult to maintain the table frame 26 parallel to the base frame 2. For this reason, when the attachment member 65 and the winding portion 58 of the foreign matter entry prevention device 55 are fixedly attached, there is a case where normal winding cannot be performed. In order to solve this problem, it is possible to eliminate the winding failure due to the bending of the table portion 4 by attaching at least one of the attachment member 65 or the winding portion 58 so as to be rotatable at substantially the middle portion thereof. it can.
More specifically, for example, the mounting shaft 66 is fixed to a substantially intermediate portion on the left and right sides of the casing 59 of the winding portion 58 so that the axial center is directed in the front-rear direction. Then, the attachment shaft 66 is supported in a hole portion 28d formed in the middle of the horizontal pipe 28a of the table frame 26, and the casing 59 is attached to the table frame 26 so as to rotate. Thereafter, the mounting member 65 is fixed so as to be inserted into mounting cylinders 67 and 67 fixed to the vicinity of both left and right ends of the base frame 2. By attaching in this way, the attachment member 65 and the winding part 58 can always maintain a parallel state irrespective of the bending of the table part 4, and can perform normal winding.
Needless to say, the same effect can be obtained by attaching the attachment member 65 to the base frame 2 so as to be rotatable and attaching the winding portion 58 to the table frame 26 in a fixed manner.
Further, if the attachment member 65 is attached to the table frame 26 side, the winding portion 58 is attached to the base frame 2 side, and at least one side is rotatable, the same effect can be obtained. Moreover, the winding part 58 mentioned above may also be provided in the attachment member 65 side, and the structure which can wind up both ends of the curtain member 56 may be sufficient, and what is necessary is just to attach at least one side so that rotation is possible.
Further, the method for pivotably mounting is not limited to the above. For example, a bearing (not shown) is fixed to the winding portion 58 or the mounting member 65, and the mounting shaft 66 is attached to the base frame 2 or the table frame 26 side. It may be fixed.
[0023]
Furthermore, another embodiment of the foreign matter entry prevention device 55 will be described. In this foreign matter entry preventing device 55, the curtain member 56 stretched between the table frame 26 and the base frame 2 is pulled into at least one side along the table frame 26 surface or the base frame 2 surface by raising and lowering the table. Also, it is configured to be sent out. First, the foreign matter entry preventing device 55 can draw in the curtain member 56 stretched between the table frame 26 and the base frame 2 to at least one side along the surface of the table frame 26 or the base frame 2. A guide member 68 for folding is provided. The guide member 68 is formed by attaching a guide bar 70 to a U-shaped guide plate 69. A curtain member 56 fixed to an attachment member 71 similar to the attachment member 65 is wound around the guide bar 70 at one end. The curtain member 56 is configured to be retractable by fixing the other end of the elastic body 73 having one end fixed to the base member 72 and the other end of the curtain member 56.
In this way, even in the foreign object entry preventing device 55 configured to draw the curtain member 56 along the table frame 26 or the base frame 2, by attaching at least one side to the table frame 26 or the base frame 2 so as to be rotatable, The guide member 68 and the mounting member 71 or the guide members 68 arranged above and below are substantially parallel to each other, and the curtain member 56 can be normally drawn.
[0024]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the invention, in order to improve transport and assembly, the column 3 comprising the base frame 2, the column 3 having the elevating mechanism 8 and the table unit 4 on which the wheelchair can be mounted is supported by the column 3. By using the cantilever elevator 1, each unit could be transported by one person. As a foreign matter entry preventing device 55 for preventing foreign matter from entering the space formed between the table portion 4 and the base frame 2, a screen-like entry prevention curtain 54 is erected on the side of the table portion 4. The curtain member 56 is stretched between at least one end of the table portion 4 and the end of the table portion 4 and the end of the base frame 2 so that at least one of the table portion 4 side and the base frame 2 side is provided. The curtain member 56 is configured to be retractable to the side, so that the curtain member 56 is kept taut without being loosened as the table is raised and lowered. Further, at least one attachment portion to the table portion 4 or the base frame 2 is swingable so that the pull-in defect of the curtain member 56 does not occur due to the bending of the table portion 4 caused by the cantilever type elevator 1. Since it is configured to be able to be maintained in a state substantially parallel to the other mounting portion, it is possible to provide a structure that does not cause a pull-in failure.
In the invention of claim 2, the retracting means 57 is urged by the springs 64, 64 in the direction in which the winding pipe 61 always winds up the curtain member 56 in the casing 59. Then, one end of the curtain member 56 is fixed to the take-up pipe 61, the other end is fixed to the mounting member 65, and the foreign matter entry preventing device 55 is also unitized. Further, at least one of the casing 59 or the attachment member 65 is swingably attached to the table portion 4 or the base frame 2 to prevent a winding failure.
Furthermore, in the invention of claim 3, the pull-in means 57 is attached to the table portion 4 or the base frame 2 side with the attachment member 71 or the guide member 68, respectively, and one end portion of the curtain member 56 is fixed to the attachment member 71, The other end of the guide member 68 is bypassed and fixed to an elastic body 73 attached to the base member 72. That is, a curtain member 56 that cannot be wound around the winding pipe 61 can be used. Further, at least one side of the attachment portion to the table portion 4 or the base frame 2 is attached so as to be swingable, and it can be configured so that a pull-in defect does not occur as in the first or second aspect.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view showing a lift for a wheelchair according to the present invention.
FIG. 2 is an overall front view thereof.
FIG. 3 is an overall side view thereof.
FIG. 4 is an overall plan view thereof.
FIG. 5 is an overall perspective view showing a base frame.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a column.
FIG. 7 is an overall perspective view showing a column.
FIG. 8 is an overall perspective view showing a table frame.
FIG. 9 is an overall perspective view showing a table plate.
FIG. 10 is a perspective view illustrating assembly of a base frame, a support column, a table portion, a slope, and a bridge.
FIG. 11 is a perspective view for explaining attachment of a bridge operating means and a table guide.
FIG. 12 is a main part plan view showing a slope and a bridge attachment part.
FIG. 13 is a cross-sectional side view of an essential part showing a slope and a bridge attachment part.
FIG. 14 is a main part explanatory view showing a bridge operating means.
FIG. 15 is an explanatory view showing an embodiment of the retracting means.
(A) Explanatory drawing which shows the method of attaching a casing so that rocking is possible
(B) Explanatory drawing which shows the method of attaching a mounting member so that rocking | fluctuation is possible.
(C) Explanatory drawing which shows the method of attaching a casing and an attachment member so that rocking | fluctuation is possible.
(D) Explanatory drawing which shows the method of providing a casing in the both ends of a curtain member, and attaching one so that rocking is possible.
(E) Explanatory drawing which shows the method of providing a casing in the both ends of a curtain member, and attaching both so that rocking is possible.
FIG. 16 is an explanatory view showing another embodiment of the retracting means.
(A) Explanatory drawing which shows the method of attaching the drawing side so that rocking is possible
(B) Explanatory drawing which shows the method of attaching a mounting member so that rocking | fluctuation is possible.
(C) Explanatory drawing which shows the method of attaching the drawing side and the attachment member so that rocking | fluctuation is possible.
(D) Explanatory drawing which shows the method of constructing so that both ends of a curtain member can be pulled in and attaching one so that rocking is possible
(E) Explanatory drawing which shows the method of comprising so that both ends of a curtain member can be drawn in, and mounting both so that rocking is possible
FIG. 17 is a front view showing a state in which the foreign matter entry prevention device is attached.
[Explanation of symbols]
1 Elevator
2 Base frame
3 props
4 Table section
5 slope
6 Bridge
7 Guide members
8 Lifting mechanism
54 Entrance prevention curtain
55 Foreign matter entry prevention device
56 Curtain material
57 Retraction means
59 Casing
61 Winding pipe
62 Support shaft
64 spring
68 Guide member
72 Base member
73 Elastic body

Claims

In an elevator supported by a support column provided with an elevating mechanism on either the left or right side of the table unit with respect to the traveling direction of the wheelchair, the space to the space opened between the table unit and the base frame on which the column column is erected In order to prevent the entry of foreign matter, a screen-like intrusion prevention curtain is erected on the side of the table part, and is bent between the end of the table part and the end of the base frame on at least one side of the table part. A curtain member composed of a flexible thin plate or curtain member is stretched, and the curtain member is configured to be retractable on at least one of the table portion side and the base frame side, and the curtain to the table portion and the base frame is provided. Deflection of the table part by pivotally supporting the mounting part on at least one side of the member at the middle part of the table part or the base frame so as to be swingable. Not affected other mounting portion and substantially configured to hold a parallel state, the foreign matter intrusion preventing apparatus being characterized in that to prevent retraction failure of curtain member.

As a means for retracting the curtain member, one end is hooked on the support shaft and the other end is hooked on the take-up pipe between the support shaft fastened to the casing and the take-up pipe inserted through the support shaft. A curtain spring is provided, one end of the curtain member is fixed to the winding pipe and the other end is fixed to the mounting member, and the curtain member is biased by the spring in the winding direction side. 2. The foreign matter intrusion prevention device according to claim 1, wherein when the casing and the mounting member are mounted on the table portion and the base frame, at least one side of the mounting portion is swingably mounted.

As a means for retracting the curtain member, an elastic body attached to the base member is attached to one end portion of the curtain member, and the attachment member is fixed to the other end portion of the curtain member. The curtain member is retracted around the guide member. When the base member, the guide member, and the mounting member are attached to the table portion and the base frame, the curtain member is urged toward the base member by the mounting elastic body with the base member and the guide member being separated from each other. The foreign matter entry preventing device according to claim 1, wherein the foreign matter intrusion prevention device is arranged so as to be swingable and at least one attachment portion to the table portion or the base frame is swingably attached.