JP4276409B2 - 液体材料気化装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば半導体製造において用いられる各種の液体材料を気化する液体材料気化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の液体材料気化装置として、液体材料の気化供給の応答性をよくするために、ヒータによって加熱される気化ブロックに気液混合部、流量制御弁部およびノズル部を備えるとともに、前記流量制御弁部のバルブ本体をピエゾアクチュエータによって駆動して、前記気化ブロック内に供給される液体材料とキャリアガスとを流量制御しながら混合し、このときの気液混合体を前記ノズル部から放出して液体材料を減圧気化させるようにしたものがある。図5は、このような液体材料気化装置の要部の構成を示すもので、この図において、51は例えば直方体形状の気化ブロックで、その内部には3つの流路52,53,54が形成されており、その上面に気液混合部55が形成されている。
【0003】
前記流路52は、液体材料LM(図示していない)を気液混合部55に導入するもので、この液体材料導入路52は、紙面に垂直な方向に設けられており、その一端が気化ブロック51の前面側に開口し、他端が気化ブロック51の上面に開口するよう、逆L字型を呈している。そして、前記流路53は、キャリアガスCGを気液混合部55に導入するもので、このキャリアガス導入路53は、その一端が気化ブロック51の左側面に開口し、他端が気化ブロック51の上面の凹部51aに開口するよう、L字型を呈している。また、前記流路54は、ガス導出路として機能するもので、その一端が気化ブロック51の右側面に開口し、他端が気化ブロック51の適宜位置までほぼ一直線に形成され、その上端側はノズル部56を介して気液混合部55に連なっている。
【0004】
そして、前記気液混合部55は、気化ブロック51の上面に形成された凹部51aが流量制御弁部のバルブ本体としてのダイヤフラム57によって覆われるようにして形成されるものである。このダイヤフラム57は気化ブロック51の上面に設けられる弁ブロック58内に収容され、この弁ブロック58の上部に立設されたピエゾアクチュエータ59によって下方に押圧駆動される。なお、60はダイヤフラム57を上方に常時付勢するばねである。また、61は気化ブロック51を加熱するカートリッジヒータである。
【0005】
また、前記ノズル部56は、例えば直径および長さが1.0mm以下の小さなもので、気液混合部55の近接してその下流側のガス導出路54の最上流部に設けられており、気液混合室55において生じた気液混合体がこのノズル部56を通過することによりガス導出路54に放出され、これにより、気液混合体に含まれる液体材料が減圧されることにより気化され、このガスはキャリアガスCGと混合して混合ガスKGとなり、ガス導出路54を下流側に流れる。
【0006】
上記構成の液体材料気化装置においては、液体材料LMとキャリアガスCGとを、適宜の温度に加熱された気化ブロック51に設けた気液混合部55において、液体材料LMの流量制御を行いながら混合し、この気液混合体を、気化ブロック51内の気液混合部55に近接して形成されたノズル部56を通過させることにより、前記気液混合体に含まれる液体材料LMが減圧により瞬間的に気化され、液体材料LMを効率よくしかも安定した状態で気化することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、前記液体材料LMの気化は、気化ブロック51の温度が高いほど効率よく行われるため、上述のように、気化ブロック51をカートリッジヒータ61によって加熱しているが、このように気化ブロック51を加熱すると、この熱がバルブ本体57などを経てピエゾアクチュエータ59側に伝わり、ピエゾアクチュエータ59も加熱されることなる。一方、ピエゾアクチュエータ59は、その主たる構成部材がピエゾ素子よりなるが。このピエゾ素子は、その特性上、できるだけ低い温度で使用するのが好ましく、したがって、従来においては、ピエゾアクチュエータ59を自然冷却によって放熱が行われるように構成されていた。
【0008】
そして、前記気化ブロック51とピエゾアクチュエータ59との温度差は、30℃程度であり、ピエゾアクチュエータ59の使用限界温度が120℃であるため、気化ブロック51側の最高使用温度は、150℃となってしまう。ところで、液体材料LMのなかには、150℃を超えたかなり高温状態でないと気化がスムーズに行われない低蒸気圧液体材料があり、従来の液体材料気化装置においては、このような低蒸気圧液体材料を気化させることは困難であった。そして、前記ピエゾアクチュエータ59を上記使用限界温度近傍で使用し続けると、本来の機能が低下し、その寿命が短くなるといった不都合がある。
【0009】
この発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、気化ブロックの温度を低くすることなく、ピエゾアクチュエータを冷却し、ピエゾ素子の使用限界温度以上で液体材料の気化を効率よく行わせることのできる液体材料気化装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明は、ヒータによって加熱される気化ブロックに気液混合部、流量制御弁部およびノズル部を備えるとともに、前記流量制御弁部の弁本体をピエゾアクチュエータによって駆動して、前記気化ブロック内に供給される液体材料とキャリアガスとを流量制御しながら混合し、このときの気液混合体を前記ノズル部から放出して液体材料を減圧気化させるようにした液体材料気化装置において、前記弁本体とピエゾアクチュエータとの間にスペーサを設け、このスペーサを介してピエゾアクチュエータの出力を弁本体に伝達するとともに、ピエゾアクチュエータを覆うようにして設けられる装置カバーに、ファンと、装置カバーの内外を連通する通風孔とを形成したことを特徴としている(請求項1)。
【0011】
そして、前記請求項1に記載の液体材料気化装置において、ピエゾアクチュエータを覆うようにして設けられる装置カバーの上部にファンを設けるとともに、前記装置カバーの下部のスペーサに対応する部分に通風孔を形成してもよい(請求項2)。
【0012】
上記構成よりなる液体材料気化装置によれば、気化ブロック側の熱がピエゾアクチュエータ側に伝わりにくくなるとともに、ピエゾアクチュエータが強制的に空冷されるので、気化ブロックの温度を、低蒸気圧液体材料をスムーズに気化することができる温度まで加熱しても、ピエゾアクチュエータの温度の上昇が抑制される。したがって、低蒸気圧液体材料であっても確実に気化することができるとともに、ピエゾアクチュエータの機能低下や低寿命化が防止され、長期にわたって液体材料を確実に気化することができる。
また、この発明は、ヒータによって加熱される気化ブロックに気液混合部、流量制御弁部およびノズル部を備えるとともに、前記流量制御弁部の弁本体をピエゾアクチュエータによって駆動して、前記気化ブロック内に供給される液体材料とキャリアガスとを流量制御しながら混合し、このときの気液混合体を前記ノズル部から放出して液体材料を減圧気化させるようにした液体材料気化装置において、前記弁本体とピエゾアクチュエータとの間にスペーサを設け、このスペーサを介してピエゾアクチュエータの出力を弁本体に伝達するようにしたことを特徴としていてもよい(請求項3)。
さらに、この発明は、ヒータによって加熱される気化ブロックに気液混合部、流量制御弁部およびノズル部を備えるとともに、前記流量制御弁部の弁本体をピエゾアクチュエータによって駆動して、前記気化ブロック内に供給される液体材料とキャリアガスとを流量制御しながら混合し、このときの気液混合体を前記ノズル部から放出して液体材料を減圧気化させるようにした液体材料気化装置において、ピエゾアクチュエータを覆うようにして設けられる装置カバーに、ファンと、装置カバーの内外を連通する通風孔とを形成したことを特徴としていてもよい(請求項4)。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の詳細を、図を参照しながら説明する。図1〜図4は、この発明の一つの実施の形態を示す。まず、図1は、この発明の液体材料気化装置の全体構成を概略的に示すもので、この図において、1は液体材料気化装置本体、2はその外部を覆う装置カバーである。
【0014】
前記液体材料気化装置本体1の構成を、図2〜図4を参照しながら説明すると、図2および図3において、3は例えば直方体形状の気化ブロックで、ステンレス鋼などのように耐熱性および耐腐食性に富む素材よりなり、その内部には、3つの流路4,5,6が形成されており、上面3aに気液混合部7(この構成は後で説明する)が形成されている。
【0015】
前記流路4は、液体材料LMを気液混合部7に導入するもので、この液体材料導入路4は、その一端が気化ブロック3の前側面3bに開口し、他端が気化ブロック3の上面3aの気液混合部7に開口するよう、L字型を呈している。
【0016】
前記流路5は、キャリアガスCGを気液混合部7に導入するもので、このキャリアガス導入路5は、その一端が気化ブロック3の左側面3cに開口し、他端が気液混合部7に開口するよう、逆L字型を呈している。
【0017】
前記流路6は、ガス導出路として機能するもので、その一端が気化ブロック3の右側面3dに開口し、他端が気液混合部7に開口するよう、L字型を呈している。そして、このガス導出路6の最上流側の気液混合部7との連通部分には、ノズル部8が形成されている。このノズル部8には、気液混合部7において生じた気液混合体が流れるが、これに含まれる液体材料LMを減圧によって気化するものである。
【0018】
前記ノズル部8は、その直径が例えばガス導出路6の内径に比べてかなり小さく、また、長さもかなり小さく、例えば直径が1.0mm以下、長さが1.0mm程度である。
【0019】
そして、9は気化ブロック3全体を適宜の温度に加熱するヒータで、例えばカートリッジヒータよりなる。
【0020】
また、図1において、10は液体材料導入路4に導入端に設けられる継手部材、11はキャリアガス導入路5の導入端に設けられる継手部材、12はガス導出路6の導出端に設けられる継手部材である。
【0021】
次に、上記気化ブロック3の上面3aにおける構成を、図3および図4を参照しながら説明すると、13は弁ブロックで、前記上面3aに適宜のシール部材(図示していない)を介して載置され、例えばステンレス鋼などのように熱伝導性および耐腐食性の良好な素材からなる。この弁ブロック13と前記上面3aとの間に、液体流量制御機能を有する流量制御弁部14が形成される。すなわち、弁ブロック13の内部空間13aに、弁本体としてのダイヤフラム15と前記上面2aとによって気液混合部7が形成されている。
【0022】
前記気液混合部7は、例えば以下のように構成されている。すなわち、図4に示すように、前記上面3aには凹部16が形成され、この凹部16に液体材料導入路4の垂直部4aが開口しており、さらに、前記凹部16の中心には凹部16よりもやや高いバルブシート17が形成され、このバルブシート17にキャリアガス導入路5の垂直部5aおよびノズル部8の上部側が適宜の間隔をおいて開口した混合溝(実質的な気液混合部)18が形成されている。
【0023】
そして、前記ダイヤフラム15は、耐熱性および耐腐食性が良好かつ適当な弾性を有する素材よりなり、軸部15aの下方にバルブシート17の上面と当接または離間する弁部15bが形成されるとともに、この周囲に薄肉部15cを備え、さらに、この薄肉部15cの周囲に厚肉部15dを備えてなるもので、ばね19によって上方に常時付勢されることにより、弁部15bがバルブシート17からは離間しているが、軸部15aに下方向への押圧力が作用すると、弁部15bがバルブシート17と当接する方向に変位するように構成されている。
【0024】
20は弁本体15を下方に押圧してこれを変位させるためのピエゾアクチュエータで、弁ブロック13の上部に立設されたハウジング21内に複数のピエゾ素子を積層したピエゾスタック22よりなるもので、この実施の形態においては、ピエゾスタック22の下部押圧部22aと弁本体であるダイヤフラム15の軸部15aの上端との間にスペーサ23が介装され、このスペーサ23を介してピエゾスタック22の出力が弁本体15に伝達されるとともに、ピエゾスタック22を気化ブロック3からできるだけ離れるように構成されている。なお、24a,24bは前記押圧部22aとスペーサ23の上板部23aとの間、スペーサ23の下板部23bと弁本体15の軸部15aの上端との間に、それぞれ、介装される真球である。
【0025】
前記スペーサ23は、断熱体または非熱伝導体としての機能を備えるように、断熱性または非熱伝導性かつ適宜の機械的強度を有する素材、例えばゴムや合成樹脂よりなり、ハウジング21の下部側に形成された孔21a内を上下方向にスライドするスライド部材25に保持されて、前記押圧部22aおよび弁本体15の軸部15aの上下動に伴って同方向に上下動するように構成されている。なお、スライド部材25についても、スペーサ23と同様の素材で構成するのが好ましい。
【0026】
また、ピエゾアクチュエータ20をも覆う装置カバー2の上部外部には、装置カバー2内の空気をカバー外に吸引するファン26が設けられるとともに、装置カバー2の下部、より具体的には、スペーサ23の高さ方向の全体にほぼ対応する高さ位置に、装置カバー2の内外を連通する複数の上下方向に細長い通風孔26が装置カバー2の全周にわたって適宜の間隔で開設されている。
【0027】
上記構成の液体材料気化装置においては、液体材料LMとキャリアガスCGとを、適宜の温度に加熱された気化ブロック3に設けた気液混合部7において、液体材料LMの流量制御を行いながら混合し、この気液混合体を、気化ブロック3内の気液混合部7に近接して形成されたノズル部8を通過させることにより、前記気液混合体に含まれる液体材料LMが減圧により瞬間的に気化され、液体材料LMは効率よくしかも安定した状態で気化される。
【0028】
そして、上記液体材料気化装置においては、弁本体15とピエゾアクチュエータ20との間に、断熱性または非熱伝導性を備えたスペーサ23を設けているので、気化ブロック3が前記液体材料LMの気化のために所定の高温に加熱保持された状態にあっても、気化ブロック3側の熱がスペーサ23を介してピエゾアクチュエータ20に伝達されることがないとともに、スペーサ23によって弁本体15とピエゾアクチュエータ20との間のにある程度の距離が存在するため、気化ブロック3のピエゾアクチュエータ20への輻射熱も小さく抑制される。したがって、気化ブロック3の温度を、低蒸気圧液体材料をスムーズに気化することができる温度まで加熱しても、ピエゾアクチュエータ20が温度上昇することはほとんどなくなる。
【0029】
そして、ピエゾアクチュエータ20を覆うようにして設けられる装置カバー2の上部にファン26を設けるとともに、装置カバー2の下部のスペーサ23に対応する部分に通風孔27を形成しているので、装置カバー2の外部空気が通風孔27を経て装置カバー2内に入り、スペーサ23に直接接触してこれの温度を下げるとともに、ファン26に吸引されて装置カバー2内を上昇して、装置カバー2の上部からその外部に抜けていく。これによって、ピエゾアクチュエータ20は強制的に空冷されることになる。
【0030】
したがって、上記構成の液体材料気化装置においては、気化ブロック3の温度を、低蒸気圧液体材料をスムーズに気化することができる温度まで加熱しても、ピエゾアクチュエータ20の温度上昇が抑制され、したがって、低蒸気圧液体材料をスムーズかつ確実に気化することができるとともに、ピエゾアクチュエータ20の機能低下や低寿命化が防止され、長期にわたって液体材料LMを確実に気化することができる。
【0031】
なお、上述の実施の形態においては、通風孔27を長孔状にしていたが、スリット状や他の形状であってもよい。また、装置カバー2におけるファン26と通風孔27の配置関係を入れ替えてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明は、ヒータによって加熱される気化ブロックに気液混合部、流量制御弁部およびノズル部を備えるとともに、前記流量制御弁部の弁本体をピエゾアクチュエータによって駆動して、前記気化ブロック内に供給される液体材料とキャリアガスとを流量制御しながら混合し、このときの気液混合体を前記ノズル部から放出して液体材料を減圧気化させるようにした液体材料気化装置において、前記弁本体とピエゾアクチュエータとの間にスペーサを設け、このスペーサを介してピエゾアクチュエータの出力を弁本体に伝達するとともに、ピエゾアクチュエータを強制的に空冷するようにしているので、気化ブロックの温度を低くすることなく、ピエゾアクチュエータを効率よく冷却してこれを所定の低い温度状態に保持することができる。
【0033】
したがって、この発明によれば、気化ブロックをピエゾ素子の使用限界温度以上に加熱することができるので、低蒸気圧液体材料であっても効率よく気化させることができ、汎用性の広い液体材料気化装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の液体材料気化装置の一例の全体構成を概略的に示す図で、(A)は上面図、(B)は正面図である。
【図2】 前記液体材料気化装置の縦断面図である。
【図3】 前記液体材料気化装置の気化ブロック上部の構成を拡大して示す縦断面図である。
【図4】 気液混合室の構成を模式的に示す斜視図である。
【図5】 従来技術を説明するための図である。
【符号の説明】
2…装置カバー、3…気化ブロック、7…気液混合部、8…ノズル部、9…ヒータ、14…流量制御弁部、15…弁本体、20…ピエゾアクチュエータ、23…スペーサ、26…ファン、27…通風孔、LM…液体材料、CG…キャリアガス。
Claims (4)
- ヒータによって加熱される気化ブロックに気液混合部、流量制御弁部およびノズル部を備えるとともに、前記流量制御弁部の弁本体をピエゾアクチュエータによって駆動して、前記気化ブロック内に供給される液体材料とキャリアガスとを流量制御しながら混合し、このときの気液混合体を前記ノズル部から放出して液体材料を減圧気化させるようにした液体材料気化装置において、前記弁本体とピエゾアクチュエータとの間にスペーサを設け、このスペーサを介してピエゾアクチュエータの出力を弁本体に伝達するとともに、ピエゾアクチュエータを覆うようにして設けられる装置カバーに、ファンと、装置カバーの内外を連通する通風孔とを形成したことを特徴とする液体材料気化装置。
- ピエゾアクチュエータを覆うようにして設けられる装置カバーの上部にファンを設けるとともに、前記装置カバーの下部のスペーサに対応する部分に通風孔を形成してなる請求項1に記載の液体材料気化装置。
- ヒータによって加熱される気化ブロックに気液混合部、流量制御弁部およびノズル部を備えるとともに、前記流量制御弁部の弁本体をピエゾアクチュエータによって駆動して、前記気化ブロック内に供給される液体材料とキャリアガスとを流量制御しながら混合し、このときの気液混合体を前記ノズル部から放出して液体材料を減圧気化させるようにした液体材料気化装置において、前記弁本体とピエゾアクチュエータとの間にスペーサを設け、このスペーサを介してピエゾアクチュエータの出力を弁本体に伝達するようにしたことを特徴とする液体材料気化装置。
- ヒータによって加熱される気化ブロックに気液混合部、流量制御弁部およびノズル部を備えるとともに、前記流量制御弁部の弁本体をピエゾアクチュエータによって駆動して、前記気化ブロック内に供給される液体材料とキャリアガスとを流量制御しながら混合し、このときの気液混合体を前記ノズル部から放出して液体材料を減圧気化させるようにした液体材料気化装置において、ピエゾアクチュエータを覆うようにして設けられる装置カバーに、ファンと、装置カバーの内外を連通する通風孔とを形成したことを特徴とする液体材料気化装置。
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