JP4276240B2 - 周波数オーバーレイ通信システム及びその制御方法 - Google Patents

周波数オーバーレイ通信システム及びその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信システム及びその制御方法に係り、特に、周波数オーバーレイ方式を用いる通信システム(以下、「周波数オーバーレイ通信システム」と称する。)及びその制御方法に関する。
通信システムの発展が進むに伴い、その提供するサービスの種類が多岐に亘っており、このため、広域サービスを提供する広域通信システムが求められている。ところが、周波数資源は限られているが故に、たとえ広域の通信システムであるとしても、使用可能な周波数帯域には制限があり、さらに、既に設置され使用中の通信システムとの互換性も考慮する必要があることから、その設計に難点があった。
一方、現在提案されている広域通信システムは、上記広域通信システムのそれぞれにおいて上記広域サービスを提供するために、相異なる周波数帯域をそれぞれ別々に割り当てて用いるという基本的な想定下で設計されたものである。しかし、上記広域サービスのための周波数帯域への要求が高くなるに伴い、上記周波数帯域に対するライセンス費用は増大している。このような周波数帯域に対するライセンス費用の増大により、実際に、広域サービスを提供するための種々な方式が提案されているにも拘わらず、上記の広域サービスを提供するための方式が使用できなくなるといった不都合が生じる。
この理由から、上記の周波数帯域の制限を克服すると共に、すなわち、上記周波数帯域に対するライセンス費用の増大の問題を解消すると共に、上記広域サービスを円滑に提供するための方案が望まれる。
そこで、本発明の目的は、周波数資源の効率性を高める周波数オーバーレイ通信システム及びその制御方法を提供するところにある。
本発明の他の目的は、多重ユーザーダイバーシティゲインを最大化させる周波数オーバーレイ通信システム及びその制御方法を提供するところにある。
本発明のさらに他の目的は、既存の通信システムとの互換性を保証する周波数オーバーレイ通信システム及びその制御方法を提供するところにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る装置は、第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域を含む第2の周波数帯域と、を用いた周波数オーバーレイ通信システムの送信装置において、前記第2の周波数帯域は、前記第2の周波数帯域とオーバーレイされる前記第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域とは相異なる第3の周波数帯域と、を含み、プレアンブルチャンネル信号を生成するプレアンブルチャンネル生成器と、パイロットチャンネル信号を生成するパイロットチャンネル生成器と、トラフィックチャンネル信号を生成するトラフィックチャンネル生成器と、制御チャンネル信号を生成する制御チャンネル生成器と、転送すべきデータがあった場合、前記データをスケジューリングし、前記第1の周波数帯域に応じてデータを転送すべき周波数帯域を割り当てるスケジューラと、前記割り当てられた周波数帯域に応じて、前記プレアンブルチャンネル信号と、パイロットチャンネル信号と、トラフィックチャンネル信号と、制御チャンネル信号とを多重化し、ダウンリンクチャンネル信号として生成する多重化器と、前記ダウンリンクチャンネル信号を逆高速フーリエ変換する逆高速フーリエ変換器と、を備え、前記プレアンブルチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のプレアンブルチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のプレアンブルチャンネル信号とを含み、前記パイロットチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のパイロットチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のパイロットチャンネル信号とを含み、前記トラフィックチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のトラフィックチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のトラフィックチャンネル信号とを含み、前記制御チャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1の制御チャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2の制御チャンネル信号とを含むことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る他の装置は、第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域を含む第2の周波数帯域とを用いる周波数オーバーレイ通信システムの送信装置において、前記第2の周波数帯域は、前記第2の周波数帯域とオーバーレイされる前記第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域とは相異なる第3の周波数帯域と、を含み、同期チャンネル信号を生成する同期チャンネル生成器と、ランダムアクセスチャンネル信号を生成するランダムアクセスチャンネル生成器と、トラフィックチャンネル信号を生成するトラフィックチャンネル生成器と、制御チャンネル信号を生成する制御チャンネル生成器と、前記第2の周波数帯域に応じて予め割り当てられた周波数帯域情報に基づき、前記同期チャンネル信号と、ランダムアクセスチャンネル信号と、トラフィックチャンネル信号と、制御チャンネル信号とを多重化してアップリンクチャンネル信号として生成する多重化器と、前記アップリンクチャンネル信号を逆高速フーリエ変換する逆高速フーリエ変換器と、を備え、前記同期チャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1の同期チャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2の同期チャンネル信号とを含み、前記ランダムアクセスチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のランダムアクセスチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のランダムアクセスチャンネル信号とを含み、前記トラフィックチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のトラフィックチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のトラフィックチャンネル信号とを含み、前記制御チャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1の制御チャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2の制御チャンネル信号とを含むことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る他の装置は、第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域を含む第2の周波数帯域とを用いる周波数オーバーレイ通信システムの受信装置において、前記第2の周波数帯域は、前記第2の周波数帯域とオーバーレイされる前記第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域とは相異なる第3の周波数帯域と、を含み、受信信号を高速フーリエ変換する高速フーリエ変換器と、前記高速フーリエ変換された受信信号を予め割り当てられている周波数帯域情報に応じて逆多重化し、プレアンブルチャンネル信号と、パイロットチャンネル信号と、トラフィックチャンネル信号と、制御チャンネル信号として出力する逆多重化器と、を備え、前記プレアンブルチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して受信される第1のプレアンブルチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して受信される第2のプレアンブルチャンネル信号とを含み、前記パイロットチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して受信される第1のパイロットチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して受信される第2のパイロットチャンネル信号とを含み、前記トラフィックチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して受信される第1のトラフィックチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して受信される第2のトラフィックチャンネル信号とを含み、前記制御チャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して受信される第1の制御チャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して受信される第2の制御チャンネル信号とを含むことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る方法は、第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域を含む第2の周波数帯域と、を用いる周波数オーバーレイ通信システムにおける送信装置の送信方法において、前記第2の周波数帯域は、前記第2の周波数帯域とオーバーレイされる前記第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域とは相異なる第3の周波数帯域と、を含み、プレアンブルチャンネル信号を生成するステップと、パイロットチャンネル信号を生成するステップと、トラフィックチャンネル信号を生成するステップと、制御チャンネル信号を生成するステップと、転送すべきデータがあった場合、前記データをスケジューリングし、前記第2の周波数帯域に応じてその転送すべき周波数帯域を割り当てるステップと、前記割り当てられた周波数帯域に応じて、前記プレアンブルチャンネル信号と、パイロットチャンネル信号と、トラフィックチャンネル信号と、制御チャンネル信号とを多重化してダウンリンクチャンネル信号として生成するステップと、前記ダウンリンクチャンネル信号を逆高速フーリエ変換するステップと、を含み、前記プレアンブルチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のプレアンブルチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のプレアンブルチャンネル信号とを含み、前記パイロットチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のパイロットチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のパイロットチャンネル信号とを含み、前記トラフィックチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のトラフィックチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のトラフィックチャンネル信号とを含み、前記制御チャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1の制御チャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2の制御チャンネル信号とを含むことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る他の方法は、第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域を含む第2の周波数帯域とを用いる周波数オーバーレイ通信システムにおける送信装置の送信方法において、前記第2の周波数帯域は、前記第2の周波数帯域とオーバーレイされる前記第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域とは相異なる第3の周波数帯域と、を含み、同期チャンネル信号を生成するステップと、ランダムアクセスチャンネル信号を生成するステップと、トラフィックチャンネル信号を生成するステップと、制御チャンネル信号を生成するステップと、前記第2の周波数帯域に応じて予め割り当てられた周波数帯域情報に基づき、前記同期チャンネル信号と、ランダムアクセスチャンネル信号と、トラフィックチャンネル信号と、制御チャンネル信号とを多重化してアップリンクチャンネル信号として生成するステップと、前記アップリンクチャンネル信号を逆高速フーリエ変換するステップと、を含み、前記同期チャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1の同期チャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2の同期チャンネル信号とを含み、前記ランダムアクセスチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のランダムアクセスチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のランダムアクセスチャンネル信号とを含み、前記トラフィックチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のトラフィックチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のトラフィックチャンネル信号とを含み、前記制御チャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1の制御チャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2の制御チャンネル信号とを含むことを特徴とする送信方法。
上記目的を達成するために、本発明に係る他の方法は、第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域を含む第2の周波数帯域とを用いる周波数オーバーレイ通信システムにおける受信装置の受信方法において、前記第2の周波数帯域は、前記第2の周波数帯域とオーバーレイされる前記第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域とは相異なる第3の周波数帯域と、を含み、受信信号を高速フーリエ変換するステップと、前記高速フーリエ変換された受信信号を予め割り当てられている周波数帯域情報に応じて逆多重化し、プレアンブルチャンネル信号と、パイロットチャンネル信号と、トラフィックチャンネル信号と、制御チャンネル信号として出力するステップと、を含み、前記プレアンブルチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して受信される第1のプレアンブルチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して受信される第2のプレアンブルチャンネル信号とを含み、前記パイロットチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して受信される第1のパイロットチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して受信される第2のパイロットチャンネル信号とを含み、前記トラフィックチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して受信される第1のトラフィックチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して受信される第2のトラフィックチャンネル信号とを含み、前記制御チャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して受信される第1の制御チャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して受信される第2の制御チャンネル信号とを含むことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る他の方法は、第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域を含む第2の周波数帯域と、を用いる周波数オーバーレイ通信システムにおけるセルの獲得方法において、前記第2の周波数帯域は、前記第2の周波数帯域とオーバーレイされる前記第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域とは相異なる第3の周波数帯域と、を含み、前記第1の周波数帯域を介して受信される第1のプレアンブル信号を受信するステップと、前記第1のプレアンブル信号の受信パワーが予め定められた受信パワーを超える場合、前記第2の周波数帯域を介してサービスを提供する第1の基地局とセル獲得動作を行うステップと、前記第1のプレアンブル信号の受信パワーが前記予め定められた受信パワーを超えていない場合、前記第1の周波数帯域を介してサービスを提供する第2の基地局とセル獲得動作を行うステップと、を含むことを特徴とする
本発明は、下記の如き効果をもたらす。
(1)周波数帯域に対するライセンス費用の削減面
本発明に係る周波数オーバーレイ方式を用いる場合は、帯域幅に対するライセンス費用のみがさらに増大するため、サービス事業者にとっては、上記さらなるライセンス費用のみを負担すればよく、その結果、周波数帯域に対するライセンス費用への負担感を軽減することができる。
(2)オーバーレイ周波数帯域における周波数資源の効率性の増加面
本発明に係る周波数オーバーレイ方式を用いる場合、重なる周波数帯域においては、周波数資源の効率性が上がる。すなわち、オーバーレイ周波数帯域においては、ユーザーのアクセスが基本的に増えて多重ユーザーダイバーシティゲインを極大化できるので、周波数資源の効率性が上がる。ここで、周波数資源の効率は、サービス事業者の利益につながるため、サービス事業者の経済的な面からも、周波数オーバーレイ方式を用いることによる効果は多大である。
(3)オーバーレイ周波数帯域における既存のユーザーの機能保証面
本発明に係る周波数オーバーレイ方式を用いる場合、周波数オーバーレイ方式を用いる前の既存のユーザー、すなわち、NB−MSの機能がそのまま保証されるという利点を有する。
(4)互換性を保証する広域システムとしての拡張基礎の構築面
本発明に係る周波数オーバーレイ方式を用いる場合、周波数オーバーレイ方式を用いる前の既存のユーザー、すなわち、NB−MSの機能がそのまま保証されるので、互換性が保証され、なお且つ、広域サービスに対応可能であることから、次世代の通信システムへと跳躍する基盤となりうる。
以下、添付した図面に基づき、本発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。下記の説明においては、本発明に係る動作を理解する上で必要とされる部分だけが説明され、それ以外の部分についての説明は、本発明の要旨を曖昧にしないために省略されていることに留意すべきである。
本発明は、周波数オーバーレイ方式を用いる通信システム(以下、「周波数オーバーレイ通信システム」と称する。)及びその制御方法を提案する。特に、本発明は、周波数資源の限定性による周波数帯域に対するライセンス費用の増大の問題を解消し、上記周波数オーバーレイ方式の使用による既存の通信システムとの互換性を保証する他、効率よいスケジューリングの最大伝送量を提供可能な周波数オーバーレイ通信システム及びその制御方法を提案する。
図1は、本発明の実施の形態に係る周波数オーバーレイ通信システムにおける周波数割当て動作を概略的に示す図である。
図1を参照すると、上記周波数オーバーレイ通信システムを設計する前に、既に設置されている通信システム、すなわち、非周波数オーバーレイ通信システムにおいて、搬送波周波数fc1とこれに対応する周波数帯域とを既に用いていると想定する。
以下、説明の都合上、上記非周波数オーバーレイ通信システムを「狭帯域(NB:Narrow Band)、以下、「NB」と称する。」通信システム」と称し、上記周波数オーバーレイ通信システムを「拡張帯域(EB:Extended Band)、以下、「EB」と称する。」通信システム」と称する。。ここで、上記非周波数オーバーレイ通信システムをNB通信システムと称する理由は、上記周波数オーバーレイ通信システムに用いられる周波数帯域に比べて、上記非周波数オーバーレイ通信システムに用いられる周波数帯域の方が狭いためであり、当然のことながら、上記非周波数オーバーレイ通信システムにおいて使用中の周波数帯域そのものが狭帯域であることを言うものではない。
ところが、上記NB通信システムにおいて提供しようとするサービスの種類が多様化し、これに伴い、必要となる伝送量が増えると、上記NB通信システムは、その使用周波数帯域の帯域幅を拡張する必要がある。このため、上記使用周波数帯域の帯域幅が拡張された通信システムを考慮することができ、上記使用周波数帯域の帯域幅が拡張された通信システムを上記NB通信システムと周波数帯域上において重なるように設計することができる。ここで、上記NB通信システムと周波数帯域上において重なるようにその使用周波数帯域が決められる通信システムが、結果として、周波数オーバーレイ通信システム、すなわち、EB通信システムとなる。このように、上記周波数オーバーレイ方式を用いることを考慮する理由は、次の通りである。
(1)周波数帯域に対するライセンス費用の削減面
求められる周波数帯域の帯域幅が拡張するに伴い発生するライセンス費用は、周波数資源の制限により一層増大することになる。上記周波数帯域に対するライセンス費用の増大は、サービス事業者にとっては、大きな負担となる。もし、周波数オーバーレイ方式を用いることなく、NB通信システムにおいて使用中の周波数帯域とは異なる周波数帯域を割り付ける場合、新たなNB通信システムにおいて新たな周波数帯域を用いる場合と同様に、周波数帯域に対するライセンス費用がさらに発生する結果となる。これとは異なり、上記周波数オーバーレイ方式を用いる場合は、帯域幅に対するライセンス費用のみがさらに発生するため、サービス事業者は、上記さらに発生するライセンス費用のみを負担すれば済むので、周波数帯域に対するライセンス費用を比較的軽減することができる。
(2)オーバーレイ周波数帯域における周波数資源の効率性の増大面
図1に示すように、周波数オーバーレイ方式を用いる場合、重なる周波数帯域においては、周波数資源の効率性が上がることになる。通常の通信システムの性能を決め付ける重要な要素のうち1要素が、周波数の効率性であるが、上記周波数の効率性もまた、サービス事業者にとっては、一層重要なものとなる。これは、サービス事業者は、周波数資源の効率性に比例してその加入者から収益を創り出すことができるためである。
通常、特定の周波数帯域において収容可能な加入者の数が増えるに伴い、スケジューリングゲインを取得することが可能になるが、これを多重ユーザーダイバーシティゲインと称する。このため、上記周波数オーバーレイ方式を用いる場合、オーバーレイ周波数帯域をNB通信システムの加入者だけではなく、EB通信システムの加入者まで共有することにより、上記オーバーレイ周波数帯域においては、結果として、収容可能な加入者の数が増えるといった効果があり、これは、周波数資源の効率性を高める効果をもたらす。もちろん、上記周波数資源の効率性の具体的な増大量は、上記EB通信システムに用いられるスケジューラのスケジューリング方式によるが、上記周波数資源の効率性を極大化させるスケジューリング方式を用いることが好適であることは、言うまでもない。
図1においては、本発明の実施の形態に係るEB通信システムにおける周波数の割当て動作について述べている。次に、図2を参照し、本発明の実施の形態に係るEB通信システムに用いられる送受信機モジュールの一例について説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係るEB通信システムに用いられる送受信機モジュールの一例を概略的に示す図である。
図2を参照すると、まず、使用周波数帯域の帯域幅が拡張される前の通信システム、すなわち、NB通信システムに用いられる送受信機モジュールの逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transformer、以下、「IFFT」と称する。)/高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform、以下、「FFT」と称する。)ポイント数を「N」とし、使用周波数帯域の帯域幅が拡張されてからの通信システム、すなわち、EB通信システムに用いられる送受信機モジュールのIFFT/FFTポイント数を「M」(但し、M>N)とする。
この場合、基地局(BS:Base Station、以下、「BS」と称する。)200においては、N−ポイントIFFT/FFTモジュールを別に備えることなく、M−ポイントIFFT/FFTモジュールだけでもNB通信システムの移動局(MS:Mobile Station、以下、「MS」と称する。)、すなわち、第1のMS(MS#1)240とEB通信システムのMS、すなわち、第2のMS(MS#2)260にサービスを提供することができる。このように、単一のIFFT/FFTモジュール、すなわち、M−ポイントIFFT/FFTモジュールを用いて、NB通信システム及びEB通信システムのMSの両方にサービスを提供するためには、上記NB通信システムとEB通信システムとの境界となる周波数帯域に保護帯域を備える必要がある。ここで、上記保護帯域の具体的なサイズは、帯域通過フィルター(BPF:Band-Pass Filter、以下、「BPF」と称する。)の性能に左右される。上記保護帯域については、以下において詳述するため、ここではその詳細な説明を省く。
図2においては、本発明の実施の形態に係るEB通信システムに用いられる送受信機モジュールの一例について述べている。次に、図3を参照し、本発明の実施の形態に係るEB通信システムに用いられる送受信機モジュールの別の例について説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係るEB通信システムに用いられる送受信機モジュールの別の例を概略的に示す図である。
図3を参照すると、図2を参照して述べたように、まず、NB通信システムに用いられる送受信機モジュールのIFFT/FFTポイント数を「N」とし、EB通信システムに用いられる送受信機モジュールのIFFT/FFTポイント数を「M」(但し、M>N)とする。
ところが、図2を参照して述べたこととは異なり、システムを拡張するとき、周波数オーバーレイ方式を用いるBSを配置していくと、特定の個所については周波数オーバーレイ方式を用いるBSを配置できなくなり、上記周波数オーバーレイ方式を用いないBSだけが存在することがある。以下、説明の都合上、上記周波数オーバーレイ方式を用いるBSを「EB−BS」と称し、上記周波数オーバーレイ方式を用いないBSを「NB−BS」と称する。
もちろん、システムの拡張が完了すると、特定の個所について上記NB−BSのみ存在する場合はほとんど発生しないが、システム拡張中には必ず発生する。このため、図2を参照して述べたこととは異なり、BSがNB−BSである場合、EB通信システムに用いられる送受信機モジュールのIFFT/FFTポイントについても考慮する必要がある。
上述したように、BSがNB−BS300であるため、N−ポイントIFFT/FFTモジュールのみを用いている。図2を参照して述べたように、EB通信システムに用いられる周波数帯域とNB通信システムに用いられる周波数帯域との間に保護帯域のみが存在する場合、上記NB−BS300は、N−ポイントIFFT/FFTモジュールのみを用いても、N−ポイントIFFT/FFTモジュールを用いる第1のMS(MS#1)340だけではなく、M−ポイントIFFT/FFTモジュールを用いる第2のMS(MS#2)360とも通信を行うことができる。さらに、図2を参照して述べたように、上記保護帯域の具体的なサイズは、BPFの性能に左右され、上記保護帯域に関しては以下において詳述するため、ここではその詳細な説明を省く。
図3においては、本発明の実施の形態に係るEB通信システムに用いられる送受信機モジュールの別の例について述べている。次に、図4を参照して本発明の実施の形態に係るEB通信システムのダウンリンク(DL:Downlink)フレームの構造について説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係るEB通信システムのダウンリンクフレームの構造を概略的に示す図である。
図4を参照すると、上記EB通信システムのダウンリンクフレーム(以下、「EB通信システムダウンリンクフレーム」と称する。)470は、NB通信システムにおいて現在使用中のダウンリンクフレーム(以下、「NB通信システムダウンリンクフレーム」と称する。)400と、上記EB通信システムのために上記NB通信システムに従属するように追加されるダウンリンクフレーム、すなわち、NB通信システム従属的なダウンリンクフレーム450と、上記NB通信システムダウンリンクフレーム400とNB通信システム従属的なダウンリンクフレーム450との間の保護帯域430と、を備える。
まず、初めに、上記NB通信システムダウンリンクフレーム400の構造について説明する。
上記NB通信システムダウンリンクフレーム400は、狭帯域プレアンブルチャンネル(NB−PCH:Narrow Band-Preamble Channel、以下、「NB−PCH」と称する。)と、狭帯域パイロットチャンネル(NB−PICH:Narrow Band-Pilot Channel、以下、「NB−PICH」と称する。)と、狭帯域トラフィックチャンネル(NB−TCH:Narrow Band-Traffic Channel、以下、「NB−TCH」と称する。)と、狭帯域制御チャンネル(NB−CCH:Narrow Band-Control Channel、以下、「NB−CCH」と称する。)と、を備える。
第2に、上記NB通信システム従属的なダウンリンクフレーム450の構造について説明する。
上記NB通信システム従属的なダウンリンクフレーム450は、狭帯域従属的なプレアンブルチャンネル(NB−DPCH:Narrow Band-Dependent Preamble Channel、以下、「NB−DPCH」と称する。)と、狭帯域従属的なパイロットチャンネル(NB−DPICH:Narrow Band-Dependent Pilot Channel、以下、「NB−DPICH」と称する。)と、狭帯域従属的なトラフィックチャンネル(NB−DTCH:Narrow Band-Dependent Traffic Channel、以下、「NB−DTCH」と称する。)と、狭帯域従属的な制御チャンネル(NB−DCCH:Narrow Band-Dependent Control Channel、以下、「NB−DCCH」と称する。)と、を備える。
上述したように、上記EB通信システムダウンリンクフレーム470は、NB通信システムダウンリンクフレーム400と、保護帯域430と、NB通信システム従属的なダウンリンクフレーム450と、を備え、結果的に、上記EB通信システムのダウンリンクチャンネルの構造は、下記の通りである。
まず、初めに、上記EB通信システムのプレアンブルチャンネル(EB−PCH:Extended Band-Preamble Channel、以下、「EB−PCH」と称する。)は、上記NB−PCH及びNB−DPCHを含み、第2に、上記EB通信システムのパイロットチャンネル(EB−PICH:Extended Band-Pilot Channel、以下、「EB−PICH」と称する。)は、NB−PICH及びNB−DPICHを含み、第3に、上記EB通信システムのトラフィックチャンネル(EB−TCH:Extended Band-Traffic Channel、以下、「EB−TCH」と称する。)は、NB−TCH及びNB−DTCHを含み、最後に、上記EB通信システムの制御チャンネル(EB−CCH:Extended Band-Control Channel、以下、「EB−CCH」と称する。)は、NB−CCH及びNB−DCCHを含む。
上記EB通信システムのダウンリンクチャンネルのそれぞれについて説明すると、下記の通りである。
まず、初めに、上記EB−PCHは、NB通信システムとEB通信システムとの互換のために、上記NB−PCHをそのまま含むだけではなく、上記EB−PCHは、NB−PCHとの相関度を最小化させると共に、時間/周波数同期及びチャンネル推定性能を極大化させるように設計される必要がある。このため、上記NB−DPCHは、必ず上記NB−PCHに従属的な構造を有する必要がある。また、上記EB−PCHは、上記時間/周波数同期及びチャンネルの推定だけではなく、セル取得まで行えるように設計される必要がある。もちろん、上記EB−PCHを用いてセルの取得まで行えるようにもできるが、上記EB−PCHではないEB−PICHを介してセルの取得を行えるようにもでき、以下の説明においては、説明の都合上、上記EB−PICHを用いてセルの取得を行う場合を一例として挙げて説明する。
第2に、EB−PICHは、NB通信システムとEB通信システムとの互換のために、上記NB−PICHをそのまま含むだけではなく、上記NB−PICHに従属的な構造を有するNB−DPICHをも含む。また、上述したように、上記EB−PICHを用いてセルの取得を行うことが可能であると共に、上記EB−PCHを用いる場合と同様に、時間/周波数同期及びチャンネル推定を行うことができるが、以下の説明においては、説明の都合上、上記EB−PICHを用いてセルの取得を行う場合のみを一例として説明する。
以下、上記EB−PICHを用いてセルを取得する方式について説明する。
第1の方式は、時間−周波数領域の位置に応じて生成されたパイロットパターンを用いてセルを取得する方式である。
上記第1の方式は、パイロットパターンを時間−周波数領域上の位置に応じて検出するため、別途のシーケンスとして定義されるパイロットパターンが存在しない。すなわち、、上記EB−PICH信号が伝送される時間−周波数領域上の位置に応じてパイロットパターンが生成され、上記生成されたパイロットパターンに応じて該当セルを取得する。しかし、上記第1の方式は、上記パイロットパターンが時間−周波数領域上において固有である必要があるため、区分可能なパイロットパターンの数に大きな制約があり、結果として、区分可能なセルの数に大きな制約が伴う。通常、通信システムの発展に伴い、その通信システムを構成するセル、すなわち、BSの数も急増するため、上記第1の方式を用いる場合、区分可能なセルの数の制限は、全体システムを構成する上で制限的な要素として働く。
第2の方式は、固定的な時間−周波数領域の位置にシーケンスとして定義されたパイロットパターンを用いてセルを取得する方式である。
上記第2の方式は、パイロットパターンを固定された時間−周波数領域の位置において予め定義されたシーケンスを有するパイロットパターンを用いてセルを取得するため、時間−周波数領域の位置だけではなく、シーケンスをも考慮してパイロットパターンを検出する。これにより、区分可能なセルの数が増える。もちろん、上記第2の方式を用いる場合、上記パイロットパターン間には、すなわち、上記シーケンス間には直交性が保持され、NB通信システムとEB通信システムとの互換性及び直交性が保持されるように設計される必要がある。上記パイロットパターンを構成するシーケンスを生成する方式は、本発明と直接的な関連性がないため、ここではその詳細な説明を省くが、但し、上記NB通信システムとEB通信システムとのパイロットパターンは独立的に、若しくは従属的に生成可能であることに留意すべきである。
一方、上記EB−TCHは、NB通信システムとEB通信システムとの互換のために上記NB−TCHをそのまま含むだけではなく、上記NB−TCHに従属的な構造を有するNB−DTCHを含み、上記EB−CCHは、NB通信システムとEB通信システムとの互換のために上記NB−CCHをそのまま含むだけではなく、上記NB−CCHに従属的な構造を有するNB−DCCHを含む。上記EB−TCH及びEB−CCHに関しては以下において詳述するため、ここではその詳細な説明を省く。
図4においては、本発明の実施の形態に係るEB通信システムのダウンリンクフレームの構造について述べている。次に、図5を参照して本発明の実施の形態に係るEB通信システムのアップリンク(UL:Uplink)フレームの構造について説明する。
図5は、本発明の実施の形態に係るEB通信システムのアップリンクフレームの構造を概略的に示す図である。
図5を参照すると、上記EB通信システムのアップリンクフレーム(以下、「EB通信システムアップリンクフレーム」と称する。)570は、NB通信システムにおいて現在使用中のアップリンクフレーム(以下、「NB通信システムアップリンクフレーム」と称する。)500と、上記EB通信システムのために上記NB通信システムに従属的な形で追加されるアップリンクフレーム、すなわち、NB通信システム従属的なアップリンクフレーム550と、上記NB通信システムアップリンクフレーム500とNB通信システム従属的なダウンリンクフレーム550との間の保護帯域530と、を含む。
まず、初めに、上記NB通信システムアップリンクフレーム500の構造について説明する。
上記NB通信システムアップリンクフレーム500は、狭帯域同期チャンネル(NB−SCH:Narrow Band-Synchronization Channel、以下、「NB−SCH」と称する。)と、狭帯域ランダムアクセスチャンネル(NB−RACH:Narrow Band-Random Access Channel、以下、「NB−RACH」と称する。)と、NB−CCHと、NB−TCHと、を含む。ここで、上記NB通信システムアップリンクフレーム500内のNB−TCHは、アップリンクチャンネルであり、上記NB通信システムダウンリンクフレーム400内のNB−TCHは、ダウンリンクチャンネルであるという点のみが異なり、実質的な動作はほとんど同じである。しかし、上記NB通信システムアップリンクフレーム500内のNB−CCHは、上記NB通信システムダウンリンクフレーム400内のNB−CCHとはその動作面において非常に異なり、これについては、後述するため、ここではその詳細な説明を省く。
第2に、上記NB通信システム従属的なアップリンクフレーム550の構造について説明する。
上記NB通信システム従属的なアップリンクフレーム550は、狭帯域従属的な同期チャンネル(NB−DSCH:Narrow Band-Dependent Synchronization Channel、以下、「NB−DSCH」と称する。)と、狭帯域従属的なランダムアクセスチャンネル(NB−DRACH:Narrow Band-Dependent Random Access Channel、以下、「NB−DRACH」と称する。)と、NB−DCCHと、NB−DTCHと、を含む。ここで、上記NB通信システム従属的なアップリンクフレーム550内のNB−DTCHは、アップリンクチャンネルであり、上記NB通信システム従属的なダウンリンクフレーム450内のNB−DTCHは、ダウンリンクチャンネルである点のみが異なり、実質的な動作はほとんど同じである。しかし、上記NB通信システムアップリンクフレーム500内のNB−DCCHは、上記NB通信システムダウンリンクフレーム400内のNB−DCCHとはその動作面において非常に異なり、これについては、後述するため、ここではその詳細な説明を省く。
上述したように、上記EB通信システムアップリンクフレーム570は、NB通信システムアップリンクフレーム500と、保護帯域530と、NB通信システム従属的なアップリンクフレーム550と、を含み、結果的に、上記EB通信システムのアップリンクチャンネルの構造は、下記の通りである。
まず、初めに、上記EB通信システムの同期チャンネル(EB−SCH:Extended Band-Synchronization CHannel、以下、「EB−SCH」と称する。)は、上記NB−SCHとNB−DSCHを含み、第2に、上記EB通信システムのランダムアクセスチャンネル(EB−RACH:Extended Band-Random Access CHannel、以下、「EB−RACH」と称する。)は、NB−RACHとNB−DRACHを含み、第3に、上記EB通信システムのチャンネル品質情報チャンネル(EB−CQICH:Extended Band-Channel Quality Information CHannel、以下、「EB−CQICH」と称する。)は、NB−CQICHとNB−DCQICHを含み、第4に、上記EB通信システムの認知/否定的認知チャンネル(EB−ANCH:Extended Band-Ack/Nack CHannel、以下、「EB−ANCH」と称する。)を含み、最後に、EB−TCHは、NB−TCHとNB−DTCHを含む。
なお、図5に別途に示してはいないが、上記EB−SCHと、EB−RACHと、EB−CQICHと、EB−ANCHとEB−TCHを除く残りのアップリンク資源を制御情報の送受信のための別途の制御チャンネルとして割当てることも可能であることはいうまでもない。そして、上記EB通信システムのアップリンクチャンネルのそれぞれに関しては、以下において詳述するため、ここではその詳細な説明を省く。
以下においては、図6及び図7を参照してEB通信システムのダウンリンク及びアップリンクチャンネルの構造について説明する。
図6は、本発明の実施の形態に係るEB通信システムのダウンリンクチャンネルの構造を示す図である。
図6を参照すると、まず、図4を参照して述べたように、上記EB通信システムのダウンリンクチャンネルは、EB−PCHと、EB−PICHと、EB−TCHと、EB−CCHと、を含む。
まず、初めに、上記EB−PCHについて説明する。
上記EB−PCHは、NB−PCHとNB−DPCHを含み、ダウンリンクフレームの開始部分から伝送されるチャンネルであり、上記EB−PCHを用いて時間/周波数同期の取得と、チャンネル推定及びセルの取得を行うことができる。
第2に、上記EB−PICHについて説明する。
上記EB−PICHは、NB−PICH及びNB−DPICHを含み、上記EB−PCHの後にEB−TCHとEB−CCHと時間上に多重化するチャンネルであって、上記EB−PCHと同様、上記EB−PICHを用いて時間/周波数同期の取得と、チャンネル推定及びセルの取得を行うことができる。
第3に、上記EB−TCHについて説明する。
上記EB−TCHは、NB−TCH及びNB−DTCHを含み、上記EB−TCHを介してトラフィックデータが伝送される。
第4に、上記EB−CCHについて説明する。
上記EB−CCHは、NB−CCH及びNB−DCCHを含み、ダウンリンクランダムアクセスと、資源の要求と、トラフィックデータの伝送制御のための制御チャンネルであり、上記NB−CCHとNB−DCCHについて説明すると、下記の通りである。
まず、上記NB−CCHは、狭帯域アクセス承認チャンネル(NB−AGCH:Narrow Band-Access Grant Channel、以下、「NB−AGCH」と称する。)と、狭帯域ダウンリンクマップチャンネル(NB−DL−MAPCH:Narrow Band-DownLink MAP Channel、以下、「NB−DL−MAPCH」と称する。)と、狭帯域アップリンクマップチャンネル(NB−UL−MAPCH:Narrow Band-Uplink MAP Channel、以下、「NB−UL−MAPCH」と称する。)と、狭帯域チャンネル品質情報量チャンネル(NB−CQIACH:Narrow Band-Channel Quality Information Amount Channel、以下、「NB−CQIACH」と称する。)と、狭帯域ウェークアップチャンネル(NB−WUCH:Narrow Band-Wake-Up Channel、以下、「NB−WUCH」と称する。)と、を含む。
次に、上記NB−DCCHは、拡張帯域−狭帯域アクセス許可チャンネル(EB−NB−APCH:Extended Band-Narrow Band Access Permission Channel、以下、「EB−NB−APCH」と称する。)と、狭帯域従属的なアクセス承認チャンネル(NB−DAGCH:Narrow Band-Dependent Access Grant Channel、以下、「NB−DAGCH」と称する。)と、狭帯域従属的なダウンリンクマップチャンネル(NB−DDL−MAPCH:Narrow Band-Dependent DownLink MAP Channel、以下、「NB−DDL−MAPCH」と称する。)と、狭帯域従属的なアップリンクマップチャンネル(NB−DUL−MAPCH:Narrow Band-Dependent Uplink MAP Channel、以下、「NB−DUL−MAPCH」と称する。)と、狭帯域従属的なチャンネル品質情報量チャンネル(NB−DCQIACH:Narrow Band-Dependent Channel Quality Information Amount Channel、以下、「NB−DCQIACH」と称する。)と、狭帯域従属的なウェークアップチャンネル(NB−DWUCH:Narrow Band-Dependent Wake-Up Channel、以下、「NB−DWUCH」と称する。)と、を含む。
以下、上記NB−AGCHと、NB−DL−MAPCHと、NB−UL−MAPCHと、NB−CQIACHと、NB−WUCHと、のそれぞれについて説明すると、下記の通りである。
まず、初めに、上記NB−AGCHは、MSがアップリンクを介して、すなわち、NB−RACHを介してランダムアクセスを試みる場合、上記MSのランダムアクセスを許諾する情報を含むチャンネルであって、上記NB−AGCHに関しては、以下において詳述するため、ここではその詳細な説明を省く。
第2に、上記NB−DL−MAPCHは、NB−TCHのダウンリンクトラフィックデータの復元のために必要な情報を含むチャンネルであり、上記NB−TCHのダウンリンクトラフィックデータの復元のために必要な情報とは、上記NB−TCHに用いられる資源領域情報と、変調方式情報と、コード方式情報と、を示す。
第3に、上記NB−UL−MAPCHは、NB−TCHのアップリンクトラフィックデータの復元のために必要な情報を含むチャンネルであり、上記NB−TCHのアップリンクトラフィックデータの復元のために必要な情報とは、上記NB−TCHに適用された資源領域情報と、変調方式情報と、コード方式情報と、を示す。
第4に、上記NB−CQIACHは、NB通信システムを介してサービスを受けているMS(以下、「NB−MS」と称する。)がフィードバックすべきCQI量に関する情報を含むチャンネルである。もちろん、上記NB通信システムにおいて、上記NB通信システムに用いられる全ての周波数帯域に対してCQIを全て伝送させる場合には、上記NB−MSがフィードバックすべきCQIの量は固定され、上記NB通信システムにおいて上記NB通信システムに用いられる全ての周波数帯域に対してCQIを全て伝送させない場合には、上記NB−MSがフィードバックすべきCQIの量は可変となる。上記NB通信システムは、アップリンクシグナリングオーバーヘッドを考慮して、上記NB通信システムに用いられる全ての周波数帯域ではない一部の周波数帯域に対してのみ、NB−MSがCQIをフィードバックするようにでき、これは、本発明と直接的な関連性がないため、ここではその詳細な説明を省く。
第五に、NB−WUCHは、NB−MSがスリープモードに存在するとき、上記スリープモードに存在するNB−MSをウェークアップさせる情報を含む。ここで、上記スリープモードに存在するNB−MSをウェークアップする動作は、本発明と直接的な関連性がないため、ここではその詳細な説明を省く。
次に、上記EB−NB−APCHと、NB−DAGCHと、NB−DDL−MAPCHと、NB−DUL−MAPCHと、NB−DCQIACHと、NB−DWUCHについて説明する。
まず、初めに、上記EB−NB−APCHについて説明する。
EB通信システムにおいては、基本的に、EB通信システムを介してサービスを受けているMS(以下、「EB−MS」と称する。)は、NB−DRACHを介してEB−BSにランダムアクセスを行うように制御する。しかし、NB−DRACHを用いるMSの数に比べて、NB−RACHを用いるMSの数が少ない場合、たとえEB−MSであるとしても、上記NB−RACHを用いるように許可しなければ、システムの効率が上がらなくなる。上記EB−NB−APCHは、上記EB−MSのNB−RACHの使用許可を示す情報を含むチャンネルであり、上記EB−NB−APCHについては、後述するため、ここではその詳細な説明を省く。
第2に、上記NB−DAGCHは、NB−DRACHを介してランダムアクセスを行うEB−MSに対して上記ランダムアクセスを許諾する情報を含むチャンネルであり、上記NB−DAGCHについては後述するため、ここではその詳細な説明を省く。
第3に、上記NB−DDL−MAPCHは、NB−DTCHのダウンリンクトラフィックデータの復元のために必要な情報を含むチャンネルであり、上記NB−DTCHのダウンリンクトラフィックデータの復元のために必要な情報とは、上記NB−DTCHに適用された資源領域情報と、変調方式情報と、コード方式情報と、を示す。
第4に、NB−DUL−MAPCHは、NB−DTCHのアップリンクトラフィックデータの復元のために必要な情報を含むチャンネルであり、上記NB−DTCHのアップリンクトラフィックデータの復元のために必要な情報とは、上記NB−DTCHに適用された資源領域情報と、変調方式情報と、コード方式情報と、を示す。
第5に、NB−DCQIACHは、EB−MSがフィードバックすべきCQI量に関する情報を含むチャンネルである。もちろん、上記EB通信システムにおいて、上記EB通信システムに用いられる全ての周波数帯域に対してCQIを全て伝送させる場合は、上記EB−MSがフィードバックすべきCQI量は固定され、上記EB通信システムにおいて、上記EB通信システムに用いられる全ての周波数帯域に対してCQIを全て伝送させない場合は、上記EB−MSがフィードバックすべきCQI量は可変する。上記EB通信システムは、アップリンクシグナリングオーバヘッドを考慮して上記EB通信システムに用いられる全ての周波数帯域ではない一部の周波数帯域に対してのみ、EB−MSがCQIをフィードバックするようにでき、これは、本発明と直接的な関連性がないため、ここではその詳細な説明を省く。
第6に、NB−DWUCHは、EB−MSがスリープモードに存在するとき、上記スリープモードに存在するEB−MSをウェークアップさせる情報を含む。ここで、上記スリープモードに存在するEB−MSをウェークアップする動作は、本発明と直接的な関連性がないため、ここではその詳細な説明を省く。
一方、図6において述べた機能を行う制御チャンネルの他にも、新たな機能を行う制御チャンネルがダウンリンクチャンネル構造に含まれうることは言うまでもない。
図6においては、本発明の実施の形態に係るEB通信システムのダウンリンクチャンネル構造について述べている。次に、図7を参照して本発明の実施の形態に係るEB通信システムのアップリンクチャンネル構造について説明する。
図7は、本発明の実施の形態に係るEB通信システムのアップリンクチャンネル構造を示す図である。
図7を参照すると、まず、図5を参照して述べたように、上記EB通信システムのアップリンクチャンネルは、EB−SCHと、EB−RACHと、EB−CCHと、EB−TCHと、を含む。
まず、初めに、上記EB−SCHについて説明する。
上記EB−SCHは、NB−SCH及びNB−DSCHを含み、上記EB−SCHを用いてアップリンク時間/周波数同期を取得することができ、資源要求を行うことができる。
第2に、上記EB−RACHについて説明する。
上記EB−RACHは、NB−RACH及びNB−DRACHを含み、上記EB−RACHを介してNB−MS若しくはEB−MSがNB−BS若しくはEB−BSへのランダムアクセスを行い、上記NB−MS若しくはEB−MSがNB−BS若しくはEB−BSにランダムアクセスを行う動作については後述するため、ここではその詳細な説明を省く。
第3に、上記EB−CCHについて説明する。
上記EB−CCHは、NB−CCH及びNB−DCCHを含み、上記NB−CCH及びNB−DCCHのそれぞれについて説明する。
まず、上記NB−CCHは、狭帯域資源要求チャンネル(NB−RRCH:Narrow Band-Resource Request Channel、以下、「NB−RRCH」と称する。)と、狭帯域チャンネル品質情報チャンネル(NB−CQICH:Narrow Band-Channel Quality Information Channel、以下、「NB−CQICH」と称する。)と、狭帯域認知/否定的認知チャンネル(NB−ANCH:Narrow Band-Ack/Nack Channel、以下、「NB−ANCH」と称する。)と、狭帯域ハンドオフ要求チャンネル(NB−HRCH:Narrow Band-Handoff Request Channel、以下、「NB−HRCH」と称する。)を含む。
次に、上記NB−DCCHは、狭帯域従属的な資源要求チャンネル(NB−DRRCH:Narrow Band-Dependent Resource Request Channel、以下、「NB−DRRCH」と称する。)と、狭帯域従属的なチャンネル品質情報チャンネル(NB−DCQICH:Narrow Band-Dependent Channel Quality Information Channel、以下、「NB−DCQICH」と称する。)と、狭帯域従属的な認知/否定的認知チャンネル(NB−DANCH:Narrow Band-Dependent Ack/Nack Channel、以下、「NB−DANCH」と称する。)と、狭帯域従属的なハンドオフ要求チャンネル(NB−DHRCH:Narrow Band-Dependent Handoff Request Channel、以下、「NB−DHRCH」と称する。)を含む。
以下、上記NB−RRCHと、NB−CQICHと、NB−ANCHと、NB−HRCHのそれぞれについて説明する。
まず、初めに、上記NB−RRCHは、NB−MSの資源要求情報を含むチャンネルであり、第2に、上記NB−CQICHは、NB−MSがフィードバックするCQIを含むチャンネルであり、第3に、上記NB−ANCHは上記NB通信システムにおいて複合再伝送(HARQ:Hybrid Automatic Retransmission Request、以下、「HARQ」と称する。)方式を用いる場合、NB−MSがフィードバックする認知/否定的認知情報を含むチャンネルであり、第4に、上記NB−HRCHは、NB−MSが該当BSにハンドオフを要請する情報を含むチャンネルである。
次に、NB−DRRCHと、NB−DCQICHと、NB−DANCHと、NB−DHRCHと、のそれぞれについて説明する。
まず、初めに、上記NB−DRRCHは、EB−MSの資源要求情報を含むチャンネルであり、第2に、上記NB−DCQICHは、EB−MSがフィードバックするCQIを含むチャンネルであり、第3に、上記NB−DANCHは、上記EB通信システムにおいてHARQ方式を用いる場合、EB−MSがフィードバックする認知/否定的認知情報を含むチャンネルであり、第4に、上記NB−DHRCHは、EB−MSが該当BSにハンドオフを要請する情報を含むチャンネルである。
一方、図7において述べた機能を行う制御チャンネルの他にも、新たな機能を行う制御チャンネルがダウンリンクチャンネル構造に含まれうることは言うまでもない。
図7においては、本発明の実施の形態に係るEB通信システムのアップリンクチャンネルの構造について述べている。次に、図8を参照して本発明の実施の形態に係るEB通信システムにおけるEB−MSのセルの取得動作について説明する。
図8は、本発明の実施の形態に係るEB通信システムにおけるEB−MSのセルの取得過程を示す手順図である。
図8を参照すると、まず、EB−MSは、ステップS811において、パワーオンした後、ステップS813において、NB−DPCH信号を受信し、上記受信したNB−DPCH信号の受信電力を測定し、ステップS815へ移る。上記ステップS815において、上記EB−MSは、上記測定したNB−DPCH信号の受信電力が既に定められた臨界電力PTHを超えるかどうかを検査する。上記検査の結果、上記NB−DPCH信号の受信電力が上記臨界電力PTHを超える場合、上記EB−MSは、ステップS817へ移る。上記ステップS817において、上記EB−MSは、上記NB−DPCH信号の受信電力が上記臨界電力PTHを超えているため、周りにEB−BSが存在すると判断して、EB−BSセル取得を行う。本発明の一実施の形態においては、上記EB−BSセルの取得は、EB−PICHを介して受信される信号のパイロットパターン検出を通じて行われる。この場合、上記EB−MSは、好ましくは、上記EB通信システムを構成する全てのEB−BSのパイロットパターンを予め知っていなければならない。もちろん、上記EB−BSセルの取得を行うとき、上記EB−PICHを介して受信される信号のパイロットパターン検出のみならず、プレアンブルパターン検出などの各種の方式によりEB−BSセルの取得を行うことが可能になることは言うまでもない。上記EB−BSセル取得後、上記EB−MSは、該当EB−BSにランダムアクセスを行って終了する。ここで、上記EB−MSがEB−BSにランダムアクセスを行う動作については、後述するため、ここではその詳細な説明を省く。
一方、上記ステップS815において、上記検査の結果、上記NB−DPCH信号の受信電力が上記臨界電力PTHを超えていない場合、上記EB−MSは、周りにEB−BSが存在しないと判断して、ステップS819へ移る。上記ステップS819において、上記EB−MSは、NB−BSセル取得を行う。 本発明の一実施の形態においては、上記NB−BSセル取得は、NB−PICHを介して受信される信号のパイロットパターンの検出を通じて行われる。 この場合、上記EB−MSは、好ましくは、上記NB通信システムを構成する全てのNB−BSのパイロットパターンを予め知っていなければならない。もちろん、上記NB−BSセル取得を行うとき、上記NB−PICHを介して受信される信号のパイロットパターンの検出だけではなく、プレアンブルパターンの検出などの各種の方式によりNB−BSセル取得を行うことが可能であることは言うまでもない。上記NB−BSセル取得後、上記EB−MSは、該当NB−BSにランダムアクセスを行って終了する。ここで、上記EB−MSがNB−BSにランダムアクセスを行う動作については後述するため、ここではその詳細な説明を省く。
図8においては、本発明の実施の形態に係るEB通信システムにおいてEB−MSのセル取得動作について述べている。次に、図9A及び図9Bを参照して本発明の実施の形態に係るEB通信システムにおいてEB−MSとEB−BSとのトラフィックデータの送受信動作について説明する。
図9A及び図9Bは、本発明の実施の形態に係るEB通信システムにおける、EB−MSとEB−BSとのトラフィックデータの送受信過程を示す手順図である。
図9A及び図9Bにおいては、各工程の動作主体が異なることがあり、このため、各工程別にその動作主体を別々に記述していることに注意すべきである。 図9A及び図9Bを参照すると、まず、EB−PICHを用いてセル取得を完了したEB−MSは、NB−DRACHを用いて上記EB−BSにランダムアクセスを行う(ステップS911)。すると、上記EB−BSは、上記NB−DRACHを用いて上記EB−BSにランダムアクセスを行うEB−MSの数が多くて、上記NB−DRACHの衝突頻度が高いか、若しくは上記NB−DRACHを正常的に支援し得ないかどうかを検査する(ステップS913)。ここで、上記EB−BSは、上記NB−DRACHの衝突頻度が予め定められた臨界衝突頻度を超える場合、上記NB−DRACHの衝突頻度が高いと判断し、上記臨界衝突頻度は、上記EB通信過程において可変的に設定可能であることは言うまでもない。
上記検査の結果、上記NB−DRACHの衝突頻度が高いか、若しくは上記NB−DRACHを正常に支援し得ない場合、上記EB−BSは、上記EB−MSにNB−RACHを割当てることができるかどうかを検査する(ステップS915)。ここで、上記EB−BSは、上記NB−RACHの衝突頻度が低い場合、すなわち、上記NB−RACHを介してランダムアクセスを行うNB−MSの数が比較的少ない場合にのみ、上記EB−MSにNB−RACHを割当てる。上記検査の結果、上記EB−MSに上記NB−RACHを割当て得ない場合、上記EB−BSは、上記NB−RACHを割当てることができず、このため、上記EB−MSは、予め定められた待ち時間分を待った後(ステップS917)、さらに上記NB−DRACHを介してランダムアクセスを行う(ステップS911)。本発明の一実施の形態においては、上記EB−MSは、CSMA−CD(CarrierSenseMultipleAccess-CollisionDetection)アルゴリズムを用いて上記待ち時間を設定する。
一方、上記EB−MSに上記NB−RACHを割当てることが可能な場合、上記EB−BSは、上記EB−MSに上記NB−RACHを割当て、上記EB−MSに上記NB−RACHを介してランダムアクセスを行うことが許可されていることをEB−NB−APCHを介して報知する(ステップS919)。このため、上記EB−MSは、上記NB−RACHを介して上記EB−BSにランダムアクセスを行う(ステップS921)。すると、上記EB−BSは、上記NB−RACHを用いて上記EB−BSにランダムアクセスを行うNB−MS及びEB−MSの数が多くて上記NB−RACHの衝突頻度が高いか、若しくは上記NB−RACHを正常に支援し得ないかどうかを検査する(ステップS923)。ここで、上記EB−BSは、上記NB−RACHの衝突頻度が予め定められた臨界衝突頻度を超える場合、上記NB−RACHの衝突頻度が高いと判断し、上記臨界衝突頻度は、上記EB通信システムにおいて可変的に設定可能であることは言うまでもない。
上記検査の結果、上記NB−RACHの衝突頻度が高いか、若しくは上記NB−RACHを正常に支援し得ない場合、上記EB−MSは、予め定められた待ち時間だけ待った後(ステップS925)、上記NB−RACHを介してさらに上記EB−BSにランダムアクセスを行う。上記検査の結果、上記NB−RACHの衝突頻度が低いか、若しくは上記NB−RACHを支援しうる場合、上記EB−BSは、上記EB−MSにNB−AGCHを介して上記NB−RACHを通じてのランダムアクセスを承認していることを報知する(ステップS927)。すると、上記EB−MSは、NB−RRCHを介して上記EB−BSに資源を要求する(ステップS929)。
一方、上記NB−DRACHの衝突頻度が低いか、若しくは上記NB−DRACHを支援しうる場合、上記EB−BSは、NB−DAGCHを介して上記EB−MSに上記NB−DRACHを通じてのランダムアクセスを承認していることを報知する(ステップS931)。すると、上記EB−MSは、NB−DRRCHを介して上記EB−BSに資源を要求する(ステップS933)。
上記EB−BSは、NB通信システムの資源、すなわち、オーバーレイ周波数帯域の休止資源が存在するかどうかを検査する(ステップS935)。上記検査の結果、上記オーバーレイ周波数帯域の休止周波数資源が存在する場合、上記EB−BSは、上記EB−MSにオーバーレイ周波数帯域の休止資源若しくは拡張周波数帯域の休止資源を割当て、上記割当てた資源に関する情報をNB−DL−MAPCH/NB−UL−MAPCH若しくは、NB−DDL−MAPCH/NB−DUL−MAPCHを介して上記EB−MSに報知する(ステップS937)。ここで、上記EB−BSは、予め定められたスケジューリング方式に応じて上記EB−MSにオーバーレイ周波数帯域の休止資源若しくは拡張周波数帯域の休止資源を割当て、上記スケジューリング方式そのものは、本発明と直接的な関連性がないため、ここではその詳細な説明を省く。次いで、上記EB−MSと上記EB−BSは、割り当てられた資源領域において、NB−TCH若しくは、NB−DTCHを介してトラフィックデータを送受信する(ステップS939)。
もし、上記オーバーレイ周波数帯域の休止周波数資源が存在しない場合、上記EB−BSは、上記EB−MSに拡張周波数帯域の休止資源を割当て、上記割当てた資源に関する情報をNB−DDL−MAPCH/NB−DUL−MAPCHを介して上記EB−MSに報知する(ステップS941)。ここで、上記EB−BSは、予め定められたスケジューリング方式に応じて上記EB−MSに拡張周波数帯域の休止資源を割当て、上記スケジューリング方式そのものは、本発明と直接的な関連性がないため、ここではその詳細な説明を省く。次いで、上記EB−MSと上記EB−BSは、割り当てられた資源領域において、NB−DTCHを介してトラフィックデータを送受信する(ステップS943)。
図9A及び図9Bにおいては、本発明の実施の形態に係るEB通信システムにおいてEB−MSとEB−BSとのトラフィックデータの送受信動作について述べている。次に、図10を参照して本発明の実施の形態に係るEB通信システムのEB−BS送信装置構造について説明する。
図10は、本発明の実施の形態に係るEB通信システムのEB−BS送信装置の構造を示す図である。
図10を参照すると、上記EB−BS送信装置は、スケジューラ1011と、PCH生成器1013と、PICH生成器1015と、DL−TCH生成器1017と、DL−CCH生成器1019と、多重化器1021と、M−ポイントIFFT器1023と、RF送信器1025と、を含む。
まず、上記EB通信システムからサービスを提供する全てのMSに関するユーザーデータは、上記スケジューラ1011に伝達され、上記スケジューラ1011は、予め定められたスケジューリング方式に応じて上記ユーザーデータをスケジューリングし、そのスケジューリングされたユーザーデータは、上記DL−TCH生成器1017に出力し、上記スケジューリングされたユーザーデータに関する資源割当て情報をDL−CCH生成器1019と上記多重化器1021に出力する。ここで、上記スケジューラ1011のスケジューリング動作そのものは、本発明と直接的な関連性がないため、ここではその詳細な説明を省く。
一方、上記PCH生成器1013は、PCH、すなわち、NB−PCHと、保護帯域信号と、NB−DPCHを含むEB−PCHと、を生成して上記多重化器1021に出力する。上記PICH生成器1015はPICH、すなわち、NB−PICHと、保護帯域信号と、NB−DPICHと、を含むEB−PICHを生成して上記多重化器1021に出力する。上記DL−TCH生成器1017はDL−TCH、すなわち、NB−TCHとNB−DTCHと、を含むEB−TCHを生成して上記多重化器1021に出力する。上記DL−CCH生成器1019はDL−CCH、すなわち、NB−CCHとNB−DCCHを含むEB−CCHを生成して上記多重化器1021に出力する。ここで、上記NB−CCHは図6を参照して述べたように、NB−AGCHと、NB−DL−MAPCHと、NB−UL−MAPCHと、NB−CQICHと、NB−WUCHと、を含み、上記NB−DCCHはEB−NB−APCHと、NB−DDL−MAPCHと、NB−DUL−MAPCHと、NB−DCQICHと、NB−DWUCHと、を含む。
上記多重化器1021は、上記PCH生成器1013から出力されたPCHと、上記PICH生成器1015から出力されたPICHと、上記DL−TCH生成器1017から出力されたDL−TCHと、上記DL−CCH生成器1019から出力されたDL−CCHと、を上記スケジューラ1011から出力された資源割当て情報に応じて時間領域及び周波数領域において多重化してダウンリンクチャンネルとして生成した後、上記M−ポイントIFFT器1023に出力する。
上記M−ポイントIFFT器1023は、上記多重化器1021から出力されたダウンリンクチャンネル信号を入力してM−ポイントIFFTを行った後、上記送信器1025に出力する。上記送信器1025は、上記M−ポイントIFFT器1023から出力された信号を入力して送信処理して、すなわち、無線周波数(RF:RadioFrequency)処理してアンテナを介してエア上で送信する。
図10においては、本発明の実施の形態に係るEB通信システムのEB−BS送信装置構造について述べている。次に、図11を参照して本発明の実施の形態に係るEB通信システムのEB−BS受信装置構造について説明する。
図11は、本発明の実施の形態に係るEB通信システムのEB−BS受信装置構造を概略的に示す図である。
図11を参照すると、上記EB−BS受信装置は、RF受信器1111と、M−ポイントFFT器1113と、逆多重化器1115を備える。
まず、上記RF受信器1111は、アンテナを介して受信される無線周波数信号を受信処理して、すなわち、無線周波数信号を基底帯域信号として処理した後、上記M−ポイントFFT器1113に出力する。M−ポイントFFT器1113は、上記受信器1111から出力された信号を時間領域及び周波数領域において逆多重化してSCH、すなわち、NB−SCH及びNB−DSCHを含むEB−SCHと、RACH、すなわち、NB−RACH及びNB−DRACHを含むEB−RACHと、UL−TCH、すなわち、NB−TCHとNB−DTCHを含むEB−TCHと、UL−CCH、すなわち、NB−CCH及びNB−DCCHを含むEB−CCHに出力する。ここで、図7を参照して述べたように、NB−CCHは、NB−RRCHと、NB−CQICHと、NB−ANCHと、NB−HRCHと、を含み、上記NB−DCCHは、NB−DRRCHと、NB−DCQICHと、NB−DANCHと、NB−DHRCHと、を含む。
図11においては、本発明の実施の形態に係るEB通信システムのEB−BS受信装置構造について述べている。次に、図12を参照して本発明の実施の形態に係るEB通信システムのEB−MS送信装置構造について説明する。
図12は、本発明の実施の形態に係るEB通信システムのEB−MS送信装置構造を示す図である。
図12を参照すると、上記EB−MS送信装置は、SCH生成器1211と、RACH生成器1213と、UL−TCH生成器1215と、UL−CCH生成器1217と、多重化器1219と、M−ポイントIFFT器1221と、送信器1223と、を備える。
まず、上記SCH生成器1211は、SCH、すなわち、NB−SCHと、保護帯域信号と、NB−DSCHを含むEB−SCHを生成した後、上記多重化器1219に出力する。上記RACH生成器1213は、RACH、すなわち、NB−RACHと、NB−DRACHを含むEB−RACHを生成して上記多重化器1219に出力する。上記UL−TCH生成器1215は、UL−TCH、すなわち、NB−TCH及びNB−DTCHを含むEB−TCHを生成して上記多重化器1219に出力する。上記UL−CCH生成器1217は、UL−CCH、すなわち、NB−CCH及びNB−DCCHを含むEB−CCHを生成して上記多重化器1219に出力する。ここで、図7を参照して述べたように、NB−CCHは、NB−RRCHと、NB−CQICHと、NB−ANCHと、NB−HRCHと、を含み、上記NB−DCCHは、NB−DRRCHと、NB−DCQICHと、NB−DANCHと、NB−DHRCHと、を含む。
さらに、図12においては、SCH生成器1211と、RACH生成器1213と、UL−TCH生成器1215と、UL−CCH生成器1217と、がいずれもEB通信システムを支援するために上記EB通信システムにおいて使用可能な全てのチャンネルを生成する場合を一例として述べている。、上記EB通信システムの制御によって該当チャンネルを生成可能であることは言うまでもない。すなわち、例えば、上記RACH生成器1213は、EB−BSにおいてNB−RACHを介してランダムアクセスを行うことを許諾した場合、上記NB−RACHのみを生成して出力する。
図12においては、本発明の実施の形態に係るEB通信システムのEB−MS送信装置構造について述べている。次に、図13を参照して本発明の実施の形態に係るEB通信システムのEB−MS受信装置構造について説明する。
図13は、本発明の実施の形態に係るEB通信システムのEB−MS受信装置構造を概略的に示す図である。
図13を参照すると、上記EB−MS受信装置は、受信器1311と、M−ポイントFFT器1313と、逆多重化器1315と、を備える。
まず、上記受信器1311は、アンテナを介して受信される無線周波数信号を受信処理して、すなわち、無線周波数信号を基底帯域信号として処理した後、上記M−ポイントFFT器1313に出力する。M−ポイントFFT器1313は、上記受信器1311から出力された信号を時間領域及び周波数領域において逆多重化してPCH、すなわち、NB−PCH及びNB−DPCHを含むEB−PCHと、PICH、すなわち、NB−PICHと、保護帯域信号と、NB−DPICHを含むEB−PICHと、DL−TCH、すなわち、NB−TCH及びNB−DTCHを含むEB−TCHと、DL−CCH、すなわち、NB−CCH及びNB−DCCHを含むEB−CCHに出力する。ここで、上記NB−CCHは、図6を参照して述べたように、NB−AGCHと、NB−DL−MAPCHと、NB−UL−MAPCHと、NB−CQICHと、NB−WUCHを含み、上記NB−DCCHは、EB−NB−APCHと、NB−DDL−MAPCHと、NB−DUL−MAPCHと、NB−DCQICHと、NB−DWUCHを含む。
また、図13においては、上記EB−MS受信装置がEB通信システムを支援するために上記EB通信システムにおいて使用可能な全てのチャンネルを受信する場合を一例として述べている。上記EB通信システムの制御によって該当チャンネルを選択的に受信可能であることは言うまでもない。すなわち、例えば、上記EB−MS受信装置は、上記上記EB−BSの制御によってNB−TCHのみを受信するか、若しくは、NB−DTCHのみを受信するか、若しくは、NB−TCH及びNB−DTCHの両方を受信することができる。
一方、本発明の詳細な説明においては、具体的な実施の形態について説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内であれば、種々な変形が可能であることは言うまでもない。よって、本発明の範囲は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲とその均等物によって定められるべきである。
本発明の実施の形態に係る周波数オーバーレイ通信システムにおける周波数割当て動作を概略的に示す図。 本発明の実施の形態に係るEB通信システムに用いられる送受信機モジュールの一例を概略的に示す図。 本発明の実施の形態に係るEB通信システムに用いられる送受信機モジュールの別の例を概略的に示す図。 本発明の実施の形態に係るEB通信システムのダウンリンクフレーム構造を概略的に示す図。 本発明の実施の形態に係るEB通信システムのアップリンクフレーム構造を概略的に示す図。 本発明の実施の形態に係るEB通信システムのダウンリンクチャンネル構造を示す図。 本発明の実施の形態に係るEB通信システムのアップリンクチャンネル構造を示す図。 本発明の実施の形態に係るEB通信システムにおいてEB−MSのセル取得ステップを示す手順図。 A及びBは、本発明の実施の形態に係るEB通信システムにおいてEB−MSとEB−BSとの間のトラフィックデータ送受信ステップを示す手順図。 本発明の実施の形態に係るEB通信システムのEB−BS送信装置構造を示す図。 本発明の実施の形態に係るEB通信システムのEB−BS受信装置構造を概略的に示す図。 本発明の実施の形態に係るEB通信システムのEB−MS送信装置構造を示す図。 本発明の実施の形態に係るEB通信システムのEB−MS受信装置構造を概略的に示す図。
符号の説明
400:NB通信システムダウンリンクフレーム
430:保護帯域
450:NB通信システム従属的なダウンリンクフレーム
470:EB通信システムダウンリンクフレーム
NB−TCH:狭帯域トラフィックチャンネル
NB−PICH:狭帯域パイロットチャンネル
NB−CCH:狭帯域制御チャンネル
NB−DPICH:狭帯域従属的なパイロットチャンネル
NB−DTCH:狭帯域従属的なトラフィックチャンネル
NB−DCCH:狭帯域従属的な制御チャンネル
NB−DPCH:狭帯域従属的なプレアンブルチャンネル
NB−PCH:狭帯域プレアンブルチャンネル

Claims (34)

  1. 1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域を含む第2の周波数帯域と、を用いた周波数オーバーレイ通信システムの送信装置において、
    前記第2の周波数帯域は、前記第2の周波数帯域とオーバーレイされる前記第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域とは相異なる第3の周波数帯域と、を含み、
    プレアンブルチャンネル信号を生成するプレアンブルチャンネル生成器と、
    パイロットチャンネル信号を生成するパイロットチャンネル生成器と、
    トラフィックチャンネル信号を生成するトラフィックチャンネル生成器と、
    制御チャンネル信号を生成する制御チャンネル生成器と、
    転送すべきデータがあった場合、前記データをスケジューリングし、前記第1の周波数帯域に応じてデータを転送すべき周波数帯域を割り当てるスケジューラと、
    前記割り当てられた周波数帯域に応じて、前記プレアンブルチャンネル信号と、パイロットチャンネル信号と、トラフィックチャンネル信号と、制御チャンネル信号とを多重化し、ダウンリンクチャンネル信号として生成する多重化器と、
    前記ダウンリンクチャンネル信号を逆高速フーリエ変換する逆高速フーリエ変換器と、を備え
    前記プレアンブルチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のプレアンブルチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のプレアンブルチャンネル信号とを含み、
    前記パイロットチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のパイロットチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のパイロットチャンネル信号とを含み、
    前記トラフィックチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のトラフィックチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のトラフィックチャンネル信号とを含み、
    前記制御チャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1の制御チャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2の制御チャンネル信号とを含むことを特徴とする送信装置。
  2. 前記第2の周波数帯域は、前記第1の周波数帯域と前記第3の周波数帯域との間にあらかじめ設定された保護帯域をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の送信装置。
  3. 前記逆高速フーリエ変換器は、前記第2の周波数帯域に逆高速フーリエ変換ポイントとしてのM−ポイントを適用して前記ダウンリンクチャンネル信号を逆高速フーリエ変換することを特徴とする請求項に記載の送信装置。
  4. 前記第1の制御チャンネル信号は、
    前記第1の周波数帯域を介して転送され、前記送信装置が前記送信装置に対応する受信装置から前記第1の周波数帯域を介して受信されるランダムアクセスに対して承認する旨を示す情報を含む第3の制御チャンネル信号と、
    前記第1の周波数帯域のダウンリンク周波数帯域割り当て情報を含む第4の制御チャンネル信号と、
    前記第1の周波数帯域のアップリンク周波数帯域割り当て情報を含む第5の制御チャンネル信号と、
    前記受信装置が前記第1の周波数帯域に対してフィードバックすべきチャンネル品質情報量を含む第6の制御チャンネル信号と、
    前記受信装置がスリープモードに存在する場合、前記スリープモードに存在する受信装置をウェークアップする情報を含む第7の制御チャンネル信号と、を備えることを特徴とする請求項に記載の送信装置。
  5. 前記第2の制御チャンネル信号は、
    前記第3の帯域を介して転送され、前記受信装置が前記第2の周波数帯域を介してランダムアクセスを行うことを許諾する情報を含む第8の制御チャンネル信号と、
    前記第3の周波数帯域を介して転送され、前記第3の周波数帯域を介して前記送信装置が前記受信装置から受信されるランダムアクセスに対して承認する旨を示す情報を含む第9の制御チャンネル信号と、
    前記第3の周波数帯域のダウンリンク周波数帯域割り当て情報を含む第10の制御チャンネル信号と、
    前記第3の周波数帯域のアップリンク周波数帯域割り当て情報を含む第11の制御チャンネル信号と、
    前記受信装置が前記第3の周波数帯域に対してフィードバックすべきチャンネル品質情報量を含む第12の制御チャンネル信号と、
    前記受信装置がスリープモードに存在する場合、前記スリープモードに存在する受信装置をウェークアップする情報を含む第13の制御チャンネル信号と、を備えることを特徴とする請求項に記載の送信装置。
  6. 1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域を含む第2の周波数帯域と、を用いる周波数オーバーレイ通信システムにおける送信装置の送信方法において、
    前記第2の周波数帯域は、前記第2の周波数帯域とオーバーレイされる前記第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域とは相異なる第3の周波数帯域と、を含み、
    プレアンブルチャンネル信号を生成するステップと、
    パイロットチャンネル信号を生成するステップと、
    トラフィックチャンネル信号を生成するステップと、
    制御チャンネル信号を生成するステップと、
    転送すべきデータがあった場合、前記データをスケジューリングし、前記第2の周波数帯域に応じてその転送すべき周波数帯域を割り当てるステップと、
    前記割り当てられた周波数帯域に応じて、前記プレアンブルチャンネル信号と、パイロットチャンネル信号と、トラフィックチャンネル信号と、制御チャンネル信号とを多重化してダウンリンクチャンネル信号として生成するステップと、
    前記ダウンリンクチャンネル信号を逆高速フーリエ変換するステップと、を含み、
    前記プレアンブルチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のプレアンブルチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のプレアンブルチャンネル信号とを含み、
    前記パイロットチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のパイロットチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のパイロットチャンネル信号とを含み、
    前記トラフィックチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のトラフィックチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のトラフィックチャンネル信号とを含み、
    前記制御チャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1の制御チャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2の制御チャンネル信号とを含むことを特徴とする送信方法。
  7. 前記第2の周波数帯域は、前記第1の周波数帯域と前記第3の周波数帯域との間にあらかじめ設定された保護帯域をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の送信方法。
  8. 前記ダウンリンクチャンネル信号を逆高速フーリエ変換するステップは、
    前記第2の周波数帯域に逆高速フーリエ変換ポイントとしてのM−ポイントを適用して前記ダウンリンクチャンネル信号を逆高速フーリエ変換することを特徴とする請求項に記載の送信方法。
  9. 前記第1の制御チャンネル信号は、
    前記第1の周波数帯域を介して転送され、前記送信装置が前記送信装置に対応する受信装置から前記第1の周波数帯域を介して受信されるランダムアクセスに対して承認する旨を示す情報を含む第3の制御チャンネル信号と、
    前記第1の周波数帯域のダウンリンク周波数帯域割り当て情報を含む第4の制御チャンネル信号と、
    前記第1の周波数帯域のアップリンク周波数帯域割り当て情報を含む第5の制御チャンネル信号と、
    前記受信装置が前記第1の周波数帯域に対してフィードバックすべきチャンネル品質情報量を含む第6の制御チャンネル信号と、
    前記受信装置がスリープモードに存在する場合、前記スリープモードに存在する受信装置をウェークアップする情報を含む第7の制御チャンネル信号と、を備えることを特徴とする請求項に記載の送信方法。
  10. 前記第2の制御チャンネル信号は、
    前記第3の周波数帯域を介して転送され、前記受信装置が前記第1の周波数帯域を介してランダムアクセスを行うことを許諾する情報を含む第8の制御チャンネル信号と、
    前記第3の周波数帯域を介して転送され、前記送信装置が前記受信装置から前記第3の周波数帯域を介して受信されるランダムアクセスに対して承認する旨を示す情報を含む第9の制御チャンネル信号と、
    前記第3の周波数帯域のダウンリンク周波数帯域割り当て情報を含む第10の制御チャンネル信号と、
    前記第3の周波数帯域のアップリンク周波数帯域割り当て情報を含む第11の制御チャンネル信号と、
    前記受信装置が前記第3の周波数帯域に対してフィードバックすべきチャンネル品質情報量を含む第12の制御チャンネル信号と、
    前記受信装置がスリープモードに存在する場合、前記スリープモードに存在する受信装置をウェークアップする情報を含む第13の制御チャンネル信号と、を備えることを特徴とする請求項に記載の送信方法。
  11. 1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域を含む第2の周波数帯域を用いる周波数オーバーレイ通信システムの送信装置において、
    前記第2の周波数帯域は、前記第2の周波数帯域とオーバーレイされる前記第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域とは相異なる第3の周波数帯域と、を含み、
    同期チャンネル信号を生成する同期チャンネル生成器と、
    ランダムアクセスチャンネル信号を生成するランダムアクセスチャンネル生成器と、
    トラフィックチャンネル信号を生成するトラフィックチャンネル生成器と、
    制御チャンネル信号を生成する制御チャンネル生成器と、
    前記第2の周波数帯域に応じて予め割り当てられた周波数帯域情報に基づき、前記同期チャンネル信号と、ランダムアクセスチャンネル信号と、トラフィックチャンネル信号と、制御チャンネル信号とを多重化してアップリンクチャンネル信号として生成する多重化器と、
    前記アップリンクチャンネル信号を逆高速フーリエ変換する逆高速フーリエ変換器と、を備え
    前記同期チャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1の同期チャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2の同期チャンネル信号とを含み、
    前記ランダムアクセスチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のランダムアクセスチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のランダムアクセスチャンネル信号とを含み、
    前記トラフィックチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のトラフィックチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のトラフィックチャンネル信号とを含み、
    前記制御チャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1の制御チャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2の制御チャンネル信号とを含むことを特徴とする送信装置。
  12. 前記第2の周波数帯域は、前記第1の周波数帯域と前記第3の周波数帯域との間にあらかじめ設定された保護帯域をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の送信装置。
  13. 前記逆高速フーリエ変換器は、前記第2の周波数帯域に逆高速フーリエ変換ポイントとしてのM−ポイントを適用して前記アップリンクチャンネル信号を逆高速フーリエ変換することを特徴とする請求項11に記載の送信装置。
  14. 前記第1の制御チャンネル信号は、
    前記第1の周波数帯域を介して転送され、前記送信装置に対応する受信装置から周波数帯域を要求する情報を含む第3の制御チャンネル信号と、
    前記第1の周波数帯域に関するチャンネル品質情報を含む第4の制御チャンネル信号と、
    非周波数オーバーレイ通信システムが複合再転送方式を用いる場合、受信データに関する認知/否定的認知情報を含む第5の制御チャンネル信号と、
    前記受信装置が現在属している送信装置以外の送信装置にハンドオフすることを要求する情報を含む第6の制御チャンネル信号と、を備えることを特徴とする請求項11に記載の送信装置。
  15. 前記第2の制御チャンネル信号は、
    前記第3の周波数帯域を介して転送され、前記送信装置に対応する受信装置から周波数帯域を要求する情報を含む第7の制御チャンネル信号と、
    前記第3の周波数帯域に関するチャンネル品質情報を含む第8の制御チャンネル信号と、
    前記周波数オーバーレイ通信システムが複合再転送方式を用いる場合、受信データに関する認知/否定的認知情報を含む第9の制御チャンネル信号と、
    前記受信装置が現在属している送信装置以外の送信装置にハンドオフすることを要求する情報を含む第10の制御チャンネル信号と、を備えることを特徴とする請求項14に記載の送信装置。
  16. 1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域を含む第2の周波数帯域を用いる周波数オーバーレイ通信システムにおける送信装置の送信方法において、
    前記第2の周波数帯域は、前記第2の周波数帯域とオーバーレイされる前記第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域とは相異なる第3の周波数帯域と、を含み、
    同期チャンネル信号を生成するステップと、
    ランダムアクセスチャンネル信号を生成するステップと、
    トラフィックチャンネル信号を生成するステップと、
    制御チャンネル信号を生成するステップと、
    前記第2の周波数帯域に応じて予め割り当てられた周波数帯域情報に基づき、前記同期チャンネル信号と、ランダムアクセスチャンネル信号と、トラフィックチャンネル信号と、制御チャンネル信号とを多重化してアップリンクチャンネル信号として生成するステップと、
    前記アップリンクチャンネル信号を逆高速フーリエ変換するステップと、を含み、
    前記同期チャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1の同期チャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2の同期チャンネル信号とを含み、
    前記ランダムアクセスチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のランダムアクセスチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のランダムアクセスチャンネル信号とを含み、
    前記トラフィックチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1のトラフィックチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2のトラフィックチャンネル信号とを含み、
    前記制御チャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して転送される第1の制御チャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して転送される第2の制御チャンネル信号とを含むことを特徴とする送信方法。
  17. 前記第2の周波数帯域は、前記第1の周波数帯域と前記第3の周波数帯域との間にあらかじめ設定された保護帯域をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の送信方法。
  18. 前記逆高速フーリエ変換された信号を無線周波数処理して送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の送信方法。
  19. 前記アップリンクチャンネル信号を逆高速フーリエ変換するステップは、
    前記第2の周波数帯域に逆高速フーリエ変換ポイントとしてのM−ポイントを適用して前記アップリンクチャンネル信号を逆高速フーリエ変換することを特徴とする請求項18に記載の送信方法。
  20. 前記第1の制御チャンネル信号は、
    前記第1の周波数帯域を介して転送され、前記送信装置に対応する受信装置から周波数帯域を要求する情報を含む第3の制御チャンネル信号と、
    前記第1の周波数帯域に関するチャンネル品質情報を含む第4の制御チャンネル信号と、
    非周波数オーバーレイ通信システムが複合再転送方式を用いる場合、受信データに関する認知/否定的認知情報を含む第5の制御チャンネル信号と、
    前記受信装置が現在属している送信装置以外の送信装置にハンドオフすることを要求する情報を含む第6の制御チャンネル信号と、を備えることを特徴とする請求項16に記載の送信方法。
  21. 前記第2の制御チャンネル信号は、
    前記第3の周波数帯域を介して転送され、前記送信装置に対応する受信装置から周波数帯域を要求する情報を含む第7の制御チャンネル信号と、
    前記第3の周波数帯域に関するチャンネル品質情報を含む第8の制御チャンネル信号と、
    前記周波数オーバーレイ通信システムが複合再転送方式を用いる場合、受信データに関する認知/否定的認知情報を含む第9の制御チャンネル信号と、
    前記受信装置が現在属している送信装置以外の送信装置にハンドオフすることを要求する情報を含む第10の制御チャンネル信号と、を備えることを特徴とする請求項20に記載の送信方法。
  22. 1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域を含む第2の周波数帯域を用いる周波数オーバーレイ通信システムの受信装置において、
    前記第2の周波数帯域は、前記第2の周波数帯域とオーバーレイされる前記第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域とは相異なる第3の周波数帯域と、を含み、
    受信信号を高速フーリエ変換する高速フーリエ変換器と、
    前記高速フーリエ変換された受信信号を予め割り当てられている周波数帯域情報に応じて逆多重化し、プレアンブルチャンネル信号と、パイロットチャンネル信号と、トラフィックチャンネル信号と、制御チャンネル信号として出力する逆多重化器と、を備え
    前記プレアンブルチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して受信される第1のプレアンブルチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して受信される第2のプレアンブルチャンネル信号とを含み、
    前記パイロットチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して受信される第1のパイロットチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して受信される第2のパイロットチャンネル信号とを含み、
    前記トラフィックチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して受信される第1のトラフィックチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して受信される第2のトラフィックチャンネル信号とを含み、
    前記制御チャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して受信される第1の制御チャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して受信される第2の制御チャンネル信号とを含むことを特徴とする受信装置。
  23. 前記第2の周波数帯域は、前記第1の周波数帯域と前記第3の周波数帯域との間にあらかじめ設定された保護帯域をさらに含むことを特徴とする請求項22に記載の受信装置。
  24. 前記第1の制御チャンネル信号は、
    前記第1の周波数帯域を介して受信され、前記第1の周波数帯域を介して前記受信装置が該受信装置に対応する送信装置に転送するランダムアクセスに対して承認する旨を示す情報を含む第3の制御チャンネル信号と、
    前記第1の周波数帯域のダウンリンク周波数帯域割り当て情報を含む第4の制御チャンネル信号と、
    前記第1の周波数帯域のアップリンク周波数帯域割り当て情報を含む第5の制御チャンネル信号と、
    前記受信装置が前記第1の周波数帯域に対してフィードバックすべきチャンネル品質情報量を含む第6の制御チャンネル信号と、
    前記受信装置がスリープモードに存在する場合、ウェークアップを行う情報を含む第7の制御チャンネル信号と、を含むことを特徴とする請求項22に記載の受信装置。
  25. 前記第2の制御チャンネル信号は、
    前記第3の周波数帯域を介して受信され、前記第1の周波数帯域を介してランダムアクセスを行うことを許諾する情報を含む第8の制御チャンネル信号と、
    前記第3の周波数帯域を介して受信され、前記第3の周波数帯域を介して転送するランダムアクセスに対して承認する旨を示す情報を含む第9の制御チャンネル信号と、
    前記第3の周波数帯域のダウンリンク周波数帯域割り当て情報を含む第10の制御チャンネル信号と、
    前記第3の周波数帯域のアップリンク周波数帯域割り当て情報を含む第11の制御チャンネル信号と、
    前記第3の周波数帯域に対してフィードバックすべきチャンネル品質情報量を含む第12の制御チャンネル信号と、
    前記スリープモードに存在する場合、ウェークアップを行う情報を含む第13の制御チャンネル信号と、を含むことを特徴とする請求項24に記載の受信装置。
  26. 1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域を含む第2の周波数帯域を用いる周波数オーバーレイ通信システムにおける受信装置の受信方法において、
    前記第2の周波数帯域は、前記第2の周波数帯域とオーバーレイされる前記第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域とは相異なる第3の周波数帯域と、を含み、
    受信信号を高速フーリエ変換するステップと、
    前記高速フーリエ変換された受信信号を予め割り当てられている周波数帯域情報に応じて逆多重化し、プレアンブルチャンネル信号と、パイロットチャンネル信号と、トラフィックチャンネル信号と、制御チャンネル信号として出力するステップと、を含み
    前記プレアンブルチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して受信される第1のプレアンブルチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して受信される第2のプレアンブルチャンネル信号とを含み、
    前記パイロットチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して受信される第1のパイロットチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して受信される第2のパイロットチャンネル信号とを含み、
    前記トラフィックチャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して受信される第1のトラフィックチャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して受信される第2のトラフィックチャンネル信号とを含み、
    前記制御チャンネル信号は、前記第1の周波数帯域を介して受信される第1の制御チャンネル信号と、前記第3の周波数帯域を介して受信される第2の制御チャンネル信号とを含むことを特徴とする受信方法。
  27. 前記第2の周波数帯域は、前記第1の周波数帯域と前記第3の周波数帯域との間にあらかじめ設定された保護帯域をさらに含むことを特徴とする請求項26に記載の受信方法。
  28. 前記第1の制御チャンネル信号は、
    前記第1の周波数帯域を介して受信され、送信装置から前記第1の周波数帯域を介して転送するランダムアクセスに対して承認する旨を示す情報を含む第3の制御チャンネル信号と、
    前記第1の周波数帯域のダウンリンク周波数帯域割り当て情報を含む第4の制御チャンネル信号と、
    前記第1の周波数帯域のアップリンク周波数帯域割り当て情報を含む第5の制御チャンネル信号と、
    前記第1の周波数帯域に対してフィードバックすべきチャンネル品質情報量を含む第6の制御チャンネル信号と、
    スリープモードに存在する場合、ウェークアップを行う情報を含む第7の制御チャンネル信号と、含むことを特徴とする請求項26に記載の受信方法。
  29. 前記第2の制御チャンネル信号は、
    前記第3の周波数帯域を介して受信され、前記第2の周波数帯域を介してランダムアクセスを行うことを許諾する情報を含む第8の制御チャンネル信号と、
    前記第3の周波数帯域を介して受信され、前記第3の周波数帯域を介して転送するランダムアクセスに対して承認する旨を示す情報を含む第9の制御チャンネル信号と、
    前記第3の周波数帯域のダウンリンク周波数帯域割り当て情報を含む第10の制御チャンネル信号と、
    前記第3の周波数帯域のアップリンク周波数帯域割り当て情報を含む第11の制御チャンネル信号と、
    前記第3の周波数帯域に対してフィードバックすべきチャンネル品質情報量を含む第12の制御チャンネル信号と、
    前記スリープモードに存在する場合、ウェークアップを行う情報を含む第13の制御チャンネル信号を含むことを特徴とする請求項28に記載の受信方法。
  30. 1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域を含む第2の周波数帯域と、を用いる周波数オーバーレイ通信システムにおけるセルの獲得方法において、
    前記第2の周波数帯域は、前記第2の周波数帯域とオーバーレイされる前記第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域とは相異なる第3の周波数帯域と、を含み、
    前記第1の周波数帯域を介して受信される第1のプレアンブル信号を受信するステップと、
    前記第1のプレアンブル信号の受信パワーが予め定められた受信パワーを超える場合、前記第2の周波数帯域を介してサービスを提供する第1の基地局セル獲得動作を行うステップと、
    前記第1のプレアンブル信号の受信パワーが前記予め定められた受信パワーを超えていない場合、前記第1の周波数帯域を介してサービスを提供する第2の基地局セル獲得動作を行うステップと、を含むことを特徴とするセルの獲得方法。
  31. 前記第1の基地局セル獲得動作を行った後、前記第1の基地局へのランダムアクセスを行うステップをさらに含むことを特徴とする請求項30に記載のセルの獲得方法。
  32. 前記第2の基地局セル獲得動作を行った後、前記第2の基地局へのランダムアクセスを行うステップをさらに含むことを特徴とする請求項30に記載のセルの獲得方法。
  33. 前記第1の基地局セル獲得動作を行うステップは、
    前記第2の周波数帯域を介して受信される第1のパイロットチャンネル信号を用いて前記第1の基地局セル獲得動作を行うことを特徴とする請求項31に記載のセルの獲得方法。
  34. 前記第2の基地局セル獲得動作を行うステップは
    前記第1の周波数帯域を介して受信される第2のパイロットチャンネル信号を用いて前記第2の基地局セル獲得動作を行うことを特徴とする請求項32に記載のセルの獲得方法。
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