JP4276167B2 - 位置決め機構 - Google Patents
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Description
図3は、そのような赤外線撮像装置の主要部の構成を模式的に示す側面図である。図3に示すように、赤外線撮像装置1は、撮像用固定レンズ部2、ズーム用レンズ部3、合焦用レンズ部4から成る光学系5と、この光学系5の後方に配置された撮像ユニット6を備えている。(光学系5に関して、例えば、特許文献1参照。)
図3に示す撮像ユニット6は、その結像面6−1が光学系5の焦点面5−1に一致するように配置され、撮像ユニット6と一体に形成されているフランジ7により位置決め機構に固定されている。
上記撮像ユニットの位置合決めについては、Z軸方向の位置決めは、実用時における光学系による調節によっても出きるので大枠の位置決めでよいが、残る3方向、特にX軸及びY軸方向の位置決めには高い精度が要求される。
上記のX軸方向調整板17は、基台16の上下保持枠16−1及び16−2により、図4(a) の横方向つまりX軸方向に摺動可能に上下から挟持され、Y軸方向調整板18は、X軸方向調整板17の左右保持枠17−1及び17−2により、図4(a) の縦方向つまりY軸方向に摺動可能に左右から挟持されている。
次に、Y軸方向調整板18を、X軸方向調整板17の左右保持枠17−1及び17−2に沿って上下いずれかに摺動させ、撮像装置20の中心20−1が、光学系の光軸11と一致するように調整した後、4個のボルト26締め付けて、Y軸方向調整板18をX軸方向調整板17に固定する。
これで、撮像装置20の中心20−1が光学系の光軸11と一致したので、最後に残るXY方向の捩じれ(回転)を修正するθ軸方向の位置決めを行う。
次に、第2の発明の位置決め機構は、位置調整対象物に対し平面上のX軸方向及びY軸方向に位置調整する位置決め機構において、Y軸方向両端部にそれぞれ形成された凸部と、中心に対称にX軸方向とY軸方向にそれぞれ所定間隔ずれた位置に形成された2個のピン挿入穴と、四隅近傍にそれぞれ1個ごと形成された合計4個の第1のネジ穴と、四隅近傍にそれぞれ1個ごと形成された合計4個の第2のネジ穴と、を備えた1個の基準調整板と、上記凸部に外嵌し該凸部に対しY軸方向にのみ摺接可能な溝と、上記第1のネジ穴にそれぞれ螺合する2個の第1のボルトにそれぞれ外嵌し該第1のボルトに対しY軸方向にのみ所定の範囲で移動可能に摺接する2個の長穴と、を備えて、上記基準調整板のY軸方向両端部にそれぞれ配置された2個のガイドブロックと、上記ピン挿入穴に挿入されたピンに外嵌して該ピンに対しY軸方向にのみ所定の範囲で移動可能に摺接する2個の長穴と、上記第2のネジ孔にそれぞれ螺合する4個の第2のボルトにそれぞれ外嵌し該第2のボルトに対し360度方向に移動可能な所定の遊びを有する4個の丸孔と、を備えて、上記基準調整板に接し、2個の上記ガイドブロックに挟持されて配置された1個のX軸方向調整部材と、を有して構成される。
図1(a) は、一実施の形態におけ位置決め機構の平面図であり、同図(b) は、その横側面から中央部分を一部切り欠いて示す図、同図(c) は、同図(a) の下側面図である。
他部材と接する固定面31−1は平面度が保証されている。
更に、基準調整板31には、その中心部に、図示を省略した撮像ユニット33の本体筒部(図1参照)が緩やかに挿通される遊び貫通孔40が形成されている。そして、四隅近傍には、それぞれ1個ごと形成された合計4個の第1のネジ孔41と、同じく四隅近傍にそれぞれ1個ごと形成された合計4個の第2のネジ孔42とを備えている。
更に、これら2個のガイドブロック32は、それぞれ基準調整板31の第1のネジ孔41にそれぞれ螺合する2個の第1のボルト44にそれぞれ外嵌し該第1のボルト44に対しY軸方向にのみ所定の調整代を設けられて移動可能に摺接する2個の長孔45を備えている。第1のボルト44は、それぞれ、長孔45のX軸方向の幅(短手方向幅)よりも大きな直径を有する座金46を頭部に伴って長孔45に挿通される。
この嵌入孔52と撮像ユニット33との係合において、嵌入孔52の内径eは撮像ユニット33の外径に対して嵌め合い公差「H7」で構成され、撮像ユニット33の外径は嵌入孔52の内径eに対して嵌め合い公差「g6」で構成されている。
また、X軸方向調整板34には、上記の嵌入孔52の周囲近傍に、嵌入孔52の中心から等角度間隔で配置された4個のθ軸用ネジ孔53が形成されている。この4個のθ軸用ネジ孔53には、4個のθ軸ボルト54がそれぞれ螺合する。
(動作)
次に、上記構成の位置決め機構30の位置決め動作について、図1(a),(b),(c) 及び図2(a) 〜(h) を再び参照しながら説明する。
上記に続いて、基準調整板31の2つのY軸ガイド凸部37−1及び37−2に、ガイドブロック32−1及び32−2の溝43をそれぞれ係合させて、X軸方向調整板34を上下両側から挟み込むように、ガイドブロック32−1及び32−2を配置する。
続いて、ピン挿入穴39及び長孔47から二本の仮止めピン36を抜き取る。そして、X軸方向調整板34を、ガイドブロック32−1及び32−2のガイド面に沿ってX軸方向に調整し、撮像ユニット33の撮像面中心57がX軸方向の基準位置に位置決めされた状態で、4個の第2のボルト48を締め付ける。
すなわち、ここまでで、撮像ユニット33の撮像面中心57に対するX軸方向及びY軸方向の位置決めが完了する。
2 撮像用固定レンズ部
3 ズーム用レンズ部
4 合焦用レンズ部
5 光学系
5−1 焦点面
6 撮像ユニット
6−1 結像面
7 フランジ
8 信号線
9 制御装置
11 光軸
12 赤外線映像光
15 撮像ユニット
16 基台
16−1、16−2 上下保持枠
17 X軸方向調整板
17−1、17−2 左右保持枠
18 Y軸方向調整板
19 捩れ角調整フランジ
20 撮像装置
21、24、27 長孔
22、25、28 座金
23、26、29 ボルト
30 位置決め機構
31 基準調整板
32(32−1、32−2) ガイドブロック
33 撮像ユニット
34 X軸方向調整板
35 捩れ角調整部材
36 仮止めピン
37(37−1、37−2) Y軸ガイド凸部
38 中心
39 ピン挿入穴
40 遊び貫通孔
41 第1のネジ孔
42 第2のネジ孔
43 溝
44 第1のボルト
45 長孔
46 座金
47 長孔
48 第2のボルト
49 丸孔
51 座金
52 嵌入孔
53 θ軸用ネジ孔
54 θ軸ボルト
55 長孔
56 座金
57 撮像面中心
Claims (3)
- 位置調整対象物に対し平面上のX軸方向及びY軸方向に位置調整する位置決め機構において、
基準調整板と、
該基準調整板のY軸方向両端部においてY軸方向にのみ摺動可能に配置された2個のガイドブロックと、
前記基準調整板に接し且つ2個の前記ガイドブロックに挟持されて配置され、前記位置調整対象物を保持するX軸方向調整部材と、
を有することを特徴とする位置決め機構。 - 前記X軸方向調整部材は、Z軸まわりの捩れ角を調整する捩れ角調整部材を介して前記位置調整対象物を保持することを特徴とする請求項1記載の位置決め機構。
- 位置調整対象物に対し平面上のX軸方向及びY軸方向に位置調整する位置決め機構において、
Y軸方向両端部にそれぞれ形成された凸部と、中心に対称にX軸方向とY軸方向にそれぞれ所定間隔ずれた位置に形成された2個のピン挿入穴と、四隅近傍にそれぞれ1個ごと形成された合計4個の第1のネジ穴と、四隅近傍にそれぞれ1個ごと形成された合計4個の第2のネジ穴と、を備えた1個の基準調整板と、
前記凸部に外嵌し該凸部に対しY軸方向にのみ摺接可能な溝と、前記第1のネジ穴にそれぞれ螺合する2個の第1のボルトにそれぞれ外嵌し該第1のボルトに対しY軸方向にのみ所定の範囲で移動可能に摺接する2個の長穴と、を備えて、前記基準調整板のY軸方向両端部にそれぞれ配置された2個のガイドブロックと、
前記ピン挿入穴に挿入されたピンに外嵌して該ピンに対しY軸方向にのみ所定の範囲で移動可能に摺接する2個の長穴と、前記第2のネジ穴にそれぞれ螺合する4個の第2のボルトにそれぞれ外嵌し該第2のボルトに対し360度方向に移動可能な所定の遊びを有する4個の丸孔と、を備えて、前記基準調整板に接し、2個の前記ガイドブロックに挟持されて配置された1個のX軸方向調整部材と、
を有することを特徴とする位置決め機構。
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JP2004363615A JP4276167B2 (ja) | 2004-12-15 | 2004-12-15 | 位置決め機構 |
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