JP4274928B2 - 音源方向検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、音源方向検出装置に関し、特に、複数個のマイクロホンへの音の到達の先後により音源方向を検出する音源方向検出装置に関する。
電力供給の主役である原子力発電所設備は多種多様な配管の複雑な組合せから成り立っており、これらは主に日常の現場パトロールによる設備点検により保全が図られている。しかし、現場パトロールは定期的に、しかも設備の主要な箇所を重点的に行われているのが実態であり、配管設備の全てを点検し、未然に事故を防止することは非常に困難である。このため、配管設備事故が原子力発電所の運転中に発生することもある。
原子力発電所の配管トラブルが発生すると、原子炉を手動停止しており、原子力発電所稼働率の低下を招いている。
人には視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚の5感(センサ)が備わっているが、配管設備異常の事前兆候をより早く的確にキャッチするためには、これらのセンサの中でより適切なものを選択することが重要である。多くの場合、配管設備の顕在化された異常の状態は配管の破裂・破断・屈曲等のように視覚に訴えるものであるが、トラブルに至るまでの過程はほとんど外部からは見えない配管内で起っている。このため、配管異常の事前兆候の検出は視覚・嗅覚・味覚による方法は困難であるといえる。したがって、聴覚(音)または触覚(熱、温度)による異常検出が残された方法となる。
配管設備の中には、ほとんどの場合、液体もしくは気体が流れている。この状態で何らかの異常が発生したとすれば流れに乱れが生じると考えられる。このとき、一般的には、流れの乱れによる振動音が発生するとともに、この状態が長く持続すると発熱し、温度変化となって現れると考えられる。ここで、音は空気中を約340m/秒(15℃)(固体の鉄の中では約5950m/秒)の一定速度で伝播するのに対して、熱の伝播速度は一般的に音よりかなり遅く、かつ、熱の伝播速度は伝播媒体の容積等に大きく左右されると考えられる。
これらのことから、配管設備異常の事前兆候をキャッチするには異常音を感知する装置(センサ)が適切であるといえるが、配管設備異常の事前兆候をキャッチし、それに対応するためには、異常音の大きさだけではなく、配管のどこから異常音が発生しているかを検出する必要がある。
音の発生方向(音源方向)を検出する音源方向検出装置としては、以下の特許文献に開示されているものが提案されている。
特開平8−94731号公報 特開平9−222352号公報 特開平10−332807号公報 特開2001−25082号公報 特開2002−27455号公報
上記特許文献1(特開平8−94731号公報)は、互いに近接して配置された指向性を有する少なくとも2つのマイクロホンを用いて、各マイクロホンに入力される音の立上りが検出されてから音源の反射音がマイクロホンに到達するまでの間に各マイクロホンに入力される音の大きさを計測し、計測された音のそれぞれの大きさに基づいて音源の方向を求める音源方向検出装置を開示する。しかしながら、このような音源方向検出装置は、反射音の大きさを比較して音源方向を検出するものであり、反射音の検出が必要になるほかその大きさも検出する必要がある。
上記特許文献2(特開平9−222352号公報)は、第1回目の測定で検出した2個の音源方向候補のうち一方へ音響センサが向くように音響センサを駆動し、駆動後の位置で第2回の測定を行い2個の音源方向を検出し、第1回の音源方向候補と第2回の音源方向候補とを比較し、差が最小となる方向を音源方向と決定する音源方向検出装置を開示する。しかしながら、このような音源方向検出装置は、音源方向を決定するのに音響センサの向きを変えて音源方向候補を2回検出する必要がある。
上記特許文献3(特開平10−332807号公報)は、3次元的に配置した複数のマイクロホンと、各マイクロホンによって検出された音響信号の到着順序に対応するマイクロホンの順列を基に音源の方向を判定する方向判定部とから構成される音源方向検出装置を開示する。しかしながら、このような音源方向検出装置は、複数のマイクロホンを3次元的に配置して音源方向を決定するものである。
上記特許文献4(特開2001−25082号公報)は、X軸負方向(正面方向)の単一指向性パターンによる受音信号とY軸正負方向の両指向性パターンによる受音信号とのパワーと相互相関係数を利用する音源方向検出装置を開示する。しかしながら、このような音源方向検出装置は、単一指向性パターン受音信号と両指向性パターン受音信号の相互相関係数を計算する必要がある。
上記特許文献5(特開2002−27455号公報)は、複数の音声入力装置からの音声入力信号から位相差を求める位相比較部と、その位相差から音源方向情報を出力する音源方向算出部とを備える音源方向検出装置を開示する。しかしながら、このような音源方向検出装置は、複数の音声入力装置からの音声入力信号から位相差を求める必要がある。
本発明の目的は、たとえば配管設備の異常音の方向を簡単な構成で検出することができる音源方向検出装置を提供することにある。
本発明の音源方向検出装置は、複数の方向からの音をそれぞれ最先に検出するための複数個のマイクロホンと、該複数個のマイクロホンのうちの異なる組合せの2個ずつのマイクロホンの出力信号がそれぞれ入力され、かつ、該入力された2個のマイクロホンの出力信号に基づいてどちらのマイクロホンに音が先に到達したかを検出する少なくとも1つの到達先後検出手段と、該少なくとも1つの到達先後検出手段の出力信号に基づいて音源方向を検出する音源方向検出手段とを備え、前記各マイクロホンが、一つの面が集音部(111)とされた容器(110)と、該容器(110)に充填された固体中伝播音伝達物質(120)と、前記容器(110)内に前記固体中伝播音伝達物質(120)で覆われて設けられたマイクロホン本体(130)と、を備えた固体中伝播音集音マイクロホン(100)であることを特徴とする。
ここで、前記複数個のマイクロホンが、第1乃至第nの方向からの音をそれぞれ最先に検出するための第1乃至第nのマイクロホンを含み、前記少なくとも1つの到達先後検出手段が、前記第1乃至第nのマイクロホンのうちの異なる組合せの2個ずつのマイクロホンの出力信号がそれぞれ入力され、かつ、該入力された2個のマイクロホンのどちらに音が先に到達したかを示す出力信号をそれぞれ出力する第1乃至第n(n−1)/2のフリップフロップ回路を含み、前記音源方向検出手段が、前記第1乃至第n(n−1)/2のフリップフロップ回路の出力信号に基づいて、該第1乃至第n(n−1)/2のフリップフロップ回路のうちの第mのマイクロホンの出力信号が入力される(n−1)個のフリップフロップ回路の出力信号がすべて該第mのマイクロホンに音が先に到達したことを示す場合には第mの方向を音源方向として決定する音源方向検出部を含んでもよい。
なお、n=2であり、かつ、m=1または2であってもよいし、n=3であり、かつ、m=1,2または3であってもよいし、n=4であり、かつ、m=1,2,3または4であってもよい。
前記各マイクロホンの出力に接続された増幅回路および波形整形回路を備えてもよい。
前記各マイクロホンが、一つの面が集音部(111)とされた容器(110)と、該容器(110)に充填された固体中伝播音伝達物質(120)と、前記容器(110)内に前記固体中伝播音伝達物質(120)で覆われて設けられたマイクロホン(130)とをさらに備えてもよい。
本発明の音源方向検出装置は、以下に示すような効果を奏する。
(1)n個の方向に音源があり得る場合でも、n(n−1)/2個のフリップフロップ回路を備えることにより音源方向を検出することができるため、音源方向検出装置の構成を簡単化することができる。
(2)各マイクロホンの出力側に増幅回路および波形整形回路を設けることにより、小さい音や立上り波形が急峻でない音であっても、その音源方向を検出することができる。
たとえば配管設備の異常音の方向を簡単な構成で検出することができるという目的を、複数の方向からの音をそれぞれ最先に検出するための複数個のマイクロホンのうちの異なる組合せの2個ずつのマイクロホンの入力信号を少なくとも1つのフリップフロップ回路にそれぞれ入力し、このフリップフロップ回路の出力信号に基づいて音源方向を決定することにより実現した。
すなわち、たとえば、2つのマイクロホンの間隔を10cmとして、一方のマイクロホンを左側に配置するとともに他方のマイクロホンを右側に配置し、この2つのマイクロホンを結ぶ直線上の左側から音が発生した場合を考えると、音はまず一方のマイクロホンに入ったのちに他方のマイクロホンに入る。このときの時間差は、空気中伝播音の場合には約0.3ミリ秒であり、配管等固体中伝播音の場合には約20マイクロ秒であり、どちらの場合にも微少な時間差となり、この微少な時間差を検出する必要がある。到達音の時間差の検出方法としては、標準クロックパルスとの比較等により到達音の時間差を求めてその先後を判定する方法があるが、この方法では、周期がミリ秒オーダーまたはマイクロ秒オーダーの標準クロックパルスを使用する必要がある。
そこで、音源からの音の到達時間差について考えてみると、到達時間差は2つのマイクロホンの間隔によって決まり音源の位置には関係しないことがわかる。このことは、単に音源方向を決定するだけであれば具体的な到達時間差値を検出する必要性はないということである。したがって、具体的な到達時間差値というアナログ情報ではなく、どちらの音が先に到達したかというディジタル情報に着目して、到達時間差の判定をすることとする。このようなディジタル情報による到達時間差検出方法は、マイクロ秒オーダーの短周期入力パルスに応答する2安定マルチバイブレータ(フリップフロップ回路)を使用することにより実現することができる。
なお本発明では空気中伝播音を遮断するとともに配管内を伝播する音を効率良く集音するために固体中伝播音集音マイクロホンを使用している。
以下、本発明の音源方向検出装置の実施例について図面を参照して説明する。
本発明の第1の実施例による音源方向検出装置10は、2方向(第1および第2の方向)のうちのいずれの方向に音源があるかを検出する2端子センサであり、図1に示すように、第1の方向からの音を最先に検出するための第1のマイクロホン11と、第1のマイクロホン11と所定の間隔をあけて設けられかつ第2の方向からの音を最先に検出するための第2のマイクロホン12と、第1および第2のマイクロホン11,12の出力信号A,Bが入力されるフリップフロップ回路(FF回路)13と、フリップフロップ回路13の第1および第2の出力信号QA,QBが入力される音源方向検出部14とを備える。
次に、本発明による音源方向検出装置に使用されるマイクロホンについて説明する。
マイクロホンについては、空気中伝播音を対象とする場合は、通常のコンデンサマイクロホンなどを使用すればよい。しかし、たとえば空気中を伝播する多種多様な雑音(空気中伝播音)の中に曝されている配管の異常音を検出する場合には、空気中伝播音を遮断し真に必要な配管からの異常音のみを抽出しなければならない。そこでこのような場合のために本発明では、空気中伝播音を遮断し配管内を伝播する音のみを集音するマイクロホンとして、図8に示す固体中伝播音集音マイクロホン100を使用する。
固体中伝播音集音マイクロホン100は、一つの面が集音部111とされた固体中伝播音集音マイク容器110と、固体中伝播音集音マイク容器110に充填されたゴム状粘土などの固体中伝播音伝達物質120と、固体中伝播音集音マイク容器110内に固体中伝播音伝達物質120で覆われて設けられたコンデンサマイクロホンなどのマイクロホン130とを備える。すなわち、固体中伝播音集音マイクロホン100は、空気中伝播音を遮断するとともに配管140内を伝播する音を効率良く集音するために、マイクロホン130全体を固体中伝播音伝達物質120で覆って固体中伝播音集音マイク容器110に収容するとともに、固体中伝播音集音マイク容器110の集音部111を配管140の表面に密着できるようにしたものである。
これにより、固体中伝播音集音マイクロホン100では、配管140からの異常音のみを固体中伝播音集音マイク容器110の集音部111から取り込んでマイクロホン130により検出することができる。
ここで、第1および第2のマイクロホン11,12(図8の「固体中伝播音集音マイクロホン100」以下同様)の出力信号A,Bは、無音状態の場合にはハイレベルとなり、音が入力されるとロウレベルとなる。
フリップフロップ回路13は、複数個のマイクロホンのうちの異なる組合せの2個ずつのマイクロホンの出力信号がそれぞれ入力されかつ入力された2個のマイクロホンの出力信号に基づいてどちらのマイクロホンに音が先に到達したかを検出する少なくとも1つの到達先後検出手段として機能し、図2にその一例の回路図を示すように、2安定マルチバイブレータの2つの入力端子に第1および第2のマイクロホン11,12の出力信号A,Bをそれぞれ入力するように構成されている。すなわち、フリップフロップ回路13は、図3に示すように、第1のマイクロホン11の出力信号Aがハイレベルからロウレベルに変化すると、第1の出力信号QAはハイレベルのときにはロウレベルに変化するとともに第2の出力信号QBはロウレベルのときにはハイレベルに変化し、かつ、第2のマイクロホン12の出力信号Bがハイレベルからロウレベルに変化すると、第1の出力信号QAはロウレベルのときにはハイレベルに変化するとともに第2の出力信号QBはハイレベルのときにはロウレベルに変化する。
音源方向検出部14は、フリップフロップ回路13の第1または第2の出力信号QA,QBのレベルが変化すると、所定の時間経過後にフリップフロップ回路13の第1および第2の出力信号QA,QBのレベルを検出し、検出したフリップフロップ回路13の第1および第2の出力信号QA,QBのレベルに基づいて音源方向を決定する。
次に、本実施例による音源方向検出装置10の動作について図4を参照して説明する。
図4に示すように、第1の方向から音が発生すると、時刻t1で第1のマイクロホン11の出力信号Aがハイレベルからロウレベルに変化したのち、第1のマイクロホン11と第2のマイクロホン12との間隔によって決まる音の到達時間差分だけ遅れた時刻t2で第2のマイクロホン12の出力信号Bがハイレベルからロウレベルに変化する。これにより、時刻t1でフリップフロップ回路13の第1の出力信号QAがハイレベルからロウレベルに変化するとともに第2の出力信号QBがロウレベルからハイレベルに変化し、また、時刻t2でフリップフロップ回路13の第1の出力信号QAがロウレベルからハイレベルに変化するとともに第2の出力信号QBがハイレベルからロウレベルに変化する。音源方向検出部14は、時刻t2から所定時間遅れた時刻t3でフリップフロップ回路13の第1および第2の出力信号QA,QBのレベルを検出する。その結果、第1の出力信号QAのレベルがハイレベルであるため、音源方向検出部14は第1の方向を音源方向と決定する。
一方、第2の方向から音が発生すると、時刻t4で第2のマイクロホン12の出力信号Bがハイレベルからロウレベルに変化したのち、第1のマイクロホン11と第2のマイクロホン12との間隔によって決まる音の到達時間差分だけ遅れた時刻t5で第1のマイクロホン11の出力信号Aがハイレベルからロウレベルに変化する。これにより、時刻t4ではフリップフロップ回路13の第1の出力信号QAはハイレベルのままであり第2の出力信号QBもロウレベルのままであるが、時刻t5ではフリップフロップ回路13の第1の出力信号QAがハイレベルからロウレベルに変化するとともに第2の出力信号QBがロウレベルからハイレベルに変化する。音源方向検出部14は、時刻t5から所定時間遅れた時刻t6でフリップフロップ回路13の第1および第2の出力信号QA,QBのレベルを検出する。その結果、第2の出力信号QBのレベルがハイレベルであるため、音源方向検出部14は第2の方向を音源方向と決定する。
すなわち、音源方向検出部14は、表1に示す音源方向検出原理に基づいて2方向(第1および第2の方向)のうちのいずれの方向に音源があるかを検出する。
以上の説明では、第1および第2の方向は直線上の逆向きの方向であるとしたが(図1参照)、第1および第2の方向は必ずしも直線上の逆向きの方向である必要はない。
次に、本発明の第2の実施例による音源方向検出装置について説明する。
本実施例による音源方向検出装置20は、3方向(第1乃至第3の方向)のうちのいずれの方向に音源があるかを検出する3端子センサであり、図5に示すように、第1の方向からの音を最先に検出するための第1のマイクロホン21と、第1のマイクロホン21と所定の間隔をあけて設けられかつ第2の方向からの音を最先に検出するための第2のマイクロホン22と、第1および第2のマイクロホン21,22と所定の間隔を置いて設けられかつ第3の方向からの音を最先に検出するための第3のマイクロホン23と、第1および第2のマイクロホン21,22の出力信号A,Bが入力される第1のフリップフロップ回路24と、第1および第3のマイクロホン21,23の出力信号A,Cが入力される第2のフリップフロップ回路25と、第2および第3のマイクロホン22,23の出力信号B,Cが入力される第3のフリップフロップ回路26と、第1のフリップフロップ回路24の第1および第2の出力信号Q1A,Q1Bと第2のフリップフロップ回路25の第1および第2の出力信号Q2A,Q2Cと第3のフリップフロップ回路26の第1および第2の出力信号Q3B,Q3Cとが入力される音源方向検出部27とを備える。
なおマイクロホンが固体中伝播音集音マイクロホンであることは実施例1と同様である。
ここで、第1乃至第3のフリップフロップ回路24〜26は、複数個のマイクロホンのうちの異なる組合せの2個ずつのマイクロホンの出力信号がそれぞれ入力されかつ入力された2個のマイクロホンの出力信号に基づいてどちらのマイクロホンに音が先に到達したかを検出する少なくとも1つの到達先後検出手段として機能し、図2に示したフリップフロップ回路13と同様の構成を有する。
音源方向検出部27は、表2に示すように、第1乃至第3のフリップフロップ回路24〜26の出力信号Q1A,Q1B,Q2A,Q2C,Q3B,Q3Cのレベルを検出し、第1のフリップフロップ回路24の第1の出力信号Q1Aおよび第2のフリップフロップ回路25の第1の出力信号Q2Aのレベルがハイレベルであるときには第1の方向を音源方向と決定し、第1のフリップフロップ回路24の第2の出力信号Q1Bおよび第3のフリップフロップ回路26の第1の出力信号Q3Bのレベルがハイレベルであるときには第2の方向を音源方向と決定し、第2のフリップフロップ回路25の第2の出力信号Q2Cおよび第3のフリップフロップ回路26の第2の出力信号Q3Cのレベルがハイレベルであるときには第3の方向を音源方向と決定する。
本実施例による音源方向検出装置20の動作については、図1に示した第1の実施例による音源方向検出装置10の動作と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
また、第1乃至第3の方向は必ずしも図5に示した3つの方向である必要はない。
次に、本発明の第3の実施例による音源方向検出装置について説明する。
本実施例による音源方向検出装置30は、4方向(第1乃至第4の方向)のうちのいずれの方向に音源があるかを検出する4端子センサであり、図6に示すように、第1の方向からの音を最先に検出するための第1のマイクロホン31と、第1のマイクロホン31と所定の間隔をあけて設けられかつ第2の方向からの音を最先に検出するための第2のマイクロホン32と、第1および第2のマイクロホン31,32と所定の間隔をあけて設けられかつ第3の方向からの音を最先に検出するための第3のマイクロホン33と、第1乃至第3のマイクロホン31〜33と所定の間隔をあけて設けられかつ第4の方向からの音を最先に検出するための第4のマイクロホン34と、第1および第2のマイクロホン31,32の出力信号A,Bが入力される第1のフリップフロップ回路35と、第1および第3のマイクロホン31,33の出力信号A,Cが入力される第2のフリップフロップ回路36と、第1および第4のマイクロホン31,34の出力信号A,Dが入力される第3のフリップフロップ回路37と、第2および第3のマイクロホン32,33の出力信号B,Cが入力される第4のフリップフロップ回路38と、第2および第4のマイクロホン32,34の出力信号B,Dが入力される第5のフリップフロップ回路39と、第3および第4のマイクロホン33,34の出力信号C,Dが入力される第6のフリップフロップ回路40と、第1のフリップフロップ回路35の第1および第2の出力信号Q1A,Q1Bと第2のフリップフロップ回路36の第1および第2の出力信号Q2A,Q2Cと第3のフリップフロップ回路37の第1および第2の出力信号Q3A,Q3Dと第4のフリップフロップ回路38の第1および第2の出力信号Q4B,Q4Cと第5のフリップフロップ回路39の第1および第2の出力信号Q5B,Q5Dと第6のフリップフロップ回路40の第1および第2の出力信号Q6C,Q6Dとが入力される音源方向検出部41とを備える。
なおマイクロホンが固体中伝播音集音マイクロホンであることは実施例1と同様である。
ここで、第1乃至第4のフリップフロップ回路35〜40は、複数個のマイクロホンのうちの異なる組合せの2個ずつのマイクロホンの出力信号がそれぞれ入力されかつ入力された2個のマイクロホンの出力信号に基づいてどちらのマイクロホンに音が先に到達したかを検出する少なくとも1つの到達先後検出手段として機能し、図2に示したフリップフロップ回路13と同様の構成を有する。
音源方向検出部41は、表3に示すように、第1乃至第4のフリップフロップ回路35〜40の出力信号Q1A,Q1B,Q2A,Q2C,Q3A,Q3D,Q4B,Q4C,Q5B,Q5D,Q6C,Q6Dのレベルを検出し、以下のようにして音源方向を決定する。
(1)第1のフリップフロップ回路35の第1の出力信号Q1A,第2のフリップフロップ回路36の第1の出力信号Q2Aおよび第3のフリップフロップ回路37の第1の出力信号Q3Aのレベルがハイレベルであるときには、第1の方向を音源方向と決定する。
(2)第1のフリップフロップ回路35の第2の出力信号Q1B,第4のフリップフロップ回路38の第1の出力信号Q4Bおよび第5のフリップフロップ回路39の第1の出力信号Q5Bのレベルがハイレベルであるときには、第2の方向を音源方向と決定する。
(3)第2のフリップフロップ回路36の第2の出力信号Q2C,第4のフリップフロップ回路38の第2の出力信号Q4Cおよび第6のフリップフロップ回路40の第1の出力信号Q6Cのレベルがハイレベルであるときには、第3の方向を音源方向と決定する。
(4)第3のフリップフロップ回路37の第2の出力信号Q3D,第5のフリップフロップ回路39の第2の出力信号Q5Dおよび第6のフリップフロップ回路40の第2の出力信号Q6Dのレベルがハイレベルであるときには、第4の方向を音源方向と決定する。
本実施例による音源方向検出装置30の動作については、図1に示した第1の実施例による音源方向検出装置10の動作と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
また、第1乃至第4の方向は必ずしも図6に示した4つの方向である必要はない。
次に、本発明の第4の実施例による音源方向検出装置について説明する。
本実施例による音源方向検出装置は、n方向(第1乃至第nの方向)のうちのいずれの方向に音源があるかを検出するn端子センサであり、第1乃至第nの方向からの音をそれぞれ最先に検出するための第1乃至第nのマイクロホンと、第1乃至第nのマイクロホンのうちの異なる組合せの2個ずつのマイクロホンの出力信号がそれぞれ入力される第1乃至第n(n−1)/2のフリップフロップ回路と、第1乃至第n(n−1)/2のフリップフロップ回路の出力信号が入力される音源方向検出部とを備える。
なおマイクロホンが固体中伝播音集音マイクロホンであることは実施例1と同様である。
ここで、第1乃至第nのマイクロホンは、他のマイクロホンと所定の間隔をあけて設けられている。
第1乃至第n(n−1)/2のフリップフロップ回路は、複数個のマイクロホンのうちの異なる組合せの2個ずつのマイクロホンの出力信号がそれぞれ入力されかつ入力された2個のマイクロホンの出力信号に基づいてどちらのマイクロホンに音が先に到達したかを検出する少なくとも1つの到達先後検出手段として機能し、図2に示したフリップフロップ回路13と同様の構成を有するとともに同様に動作する。すなわち、第1乃至第n(n−1)/2のフリップフロップ回路は、入力される2個のマイクロホンの出力信号のうち一方のマイクロホンの出力信号がハイレベルからロウレベルに変化すると、第1の出力信号はハイレベルのときにはロウレベルに変化するとともに第2の出力信号はロウレベルのときにはハイレベルに変化し、かつ、他方のマイクロホンの出力信号がハイレベルからロウレベルに変化すると、第1の出力信号はロウレベルのときにはハイレベルに変化するとともに第2の出力信号はハイレベルのときにはロウレベルに変化する。
音源方向検出部は、表4に示すように、第1乃至第n(n−1)/2のフリップフロップ回路の出力信号のレベルを検出し、第1乃至第n(n−1)/2のフリップフロップ回路のうちの第m(m=1〜n)のマイクロホンの出力信号が入力される(n−1)個のフリップフロップ回路の出力信号がすべて、第m(m=1〜n)のマイクロホンの出力信号がハイレベルからロウレベルに変化したことを示す場合に、第mの方向を音源方向として決定する。なお、表4は、各フリップフロップ回路に入力される2個のマイクロホンの出力信号の組合せを示しており、表中の丸印は、表の第1行目に記載されたマイクロホンの出力信号がハイレベルからロウレベルに変化したことを示す。
本実施例による音源方向検出装置の動作については、図2に示した第1の実施例による音源方向検出装置10の動作と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第5の実施例による音源方向検出装置について説明する。
本実施例による音源方向検出装置50は、第1および第2の増幅回路53,54と、波形整形回路として機能する第1および第2の微分回路55,56とを備え、第1および第2のマイクロホン51,52の出力信号A,Bを第1および第2の増幅回路53,54で増幅したのちに第1および第2の微分回路55,56で立上りエッジを急峻にする点で、図1に示した第1の実施例による音源方向検出装置1と異なる。
なおマイクロホンが固体中伝播音集音マイクロホンであることは実施例1と同様である。
したがって、本実施例による音源方向検出装置50では、第1および第2のマイクロホン51,52の出力信号A,Bの振幅が小さい場合や立上り波形がギザギザしている場合でも、第1および第2の増幅回路53,54と第1および第2の微分回路55,56で振幅を大きくするとともに立上りエッジを急峻にしてフリップフロップ回路57に入力することができるため、正確に音源の方向を検出することができる。
なお、上記した第2乃至第4の実施例による音源方向検出装置においても、各マイクロホンの出力側に増幅回路および微分回路を設けることにより、本実施例による音源方向検出装置50と同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本発明の音源方向検出装置は、たとえば、原子力発電所配管設備の異常音発生箇所検出のみならず、現在電力流通設備の主流となっているGIS設備のスペーサー絶縁不良による地絡事故発生箇所検出、さらには石油コンビナート等での異常音発生時および異常発生の前駆兆候音発生時等、異常音を発生するあらゆる設備の異常音発生箇所検出に使用することができる。
本発明の第1の実施例による音源方向検出装置の構成を示す図である。(実施例1) 図1に示したフリップフロップ回路13の一例を示す回路図である。(実施例1) 図1に示したフリップフロップ回路13の動作を説明するためのタイミングチャートである。(実施例1) 図1に示した音源方向検出装置10の動作を説明するためのタイミングチャートである。(実施例1) 本発明の第2の実施例による音源方向検出装置の構成を示す図である。(実施例2) 本発明の第3の実施例による音源方向検出装置の構成を示す図である。(実施例3) 本発明の第5の実施例による音源方向検出装置の構成を示す図である。(実施例5) 本発明による音源方向検出装置に使用されるマイクロホンの一実施例の構成を示す図である。
符号の説明
10,20,30,50 音源方向検出装置
11,12,21〜23,31〜34,51,52,130 マイクロホン
13,24〜26,35〜40,57 フリップフロップ回路
14,27,41,58 音源方向検出部
53,54 増幅回路
55,56 微分回路
100 固体中伝播音集音マイクロホン
111 集音部
110 固体中伝播音集音マイク容器
120 固体中伝播音伝達物質
140 配管

Claims (6)

  1. 複数の方向からの音をそれぞれ最先に検出するための複数個のマイクロホンと、
    該複数個のマイクロホンのうちの異なる組合せの2個ずつのマイクロホンの出力信号がそれぞれ入力され、かつ、該入力された2個のマイクロホンの出力信号に基づいてどちらのマイクロホンに音が先に到達したかを検出する少なくとも1つの到達先後検出手段と、
    該少なくとも1つの到達先後検出手段の出力信号に基づいて音源方向を検出する音源方向検出手段と、を備え
    前記各マイクロホンが、一つの面が集音部(111)とされた容器(110)と、該容器(110)に充填された固体中伝播音伝達物質(120)と、前記容器(110)内に前記固体中伝播音伝達物質(120)で覆われて設けられたマイクロホン本体(130)と、を備えた固体中伝播音集音マイクロホン(100)である、ことを特徴とする音源方向検出装置。
  2. 前記複数個のマイクロホンが、第1乃至第nの方向からの音をそれぞれ最先に検出するための第1乃至第nのマイクロホンを含み、
    前記少なくとも1つの到達先後検出手段が、前記第1乃至第nのマイクロホンのうちの異なる組合せの2個ずつのマイクロホンの出力信号がそれぞれ入力され、かつ、該入力された2個のマイクロホンのどちらに音が先に到達したかを示す出力信号をそれぞれ出力する第1乃至第n(n−1)/2のフリップフロップ回路を含み、
    前記音源方向検出手段が、前記第1乃至第n(n−1)/2のフリップフロップ回路の出力信号に基づいて、該第1乃至第n(n−1)/2のフリップフロップ回路のうちの第mのマイクロホンの出力信号が入力される(n−1)個のフリップフロップ回路の出力信号がすべて該第mのマイクロホンに音が先に到達したことを示す場合には第mの方向を音源方向として決定する音源方向検出部を含む、
    ことを特徴とする、請求項1記載の音源方向検出装置。
  3. n=2であり、かつ、m=1または2であることを特徴とする、請求項2記載の音源方向検出装置。
  4. n=3であり、かつ、m=1,2または3であることを特徴とする、請求項2記載の音源方向検出装置。
  5. n=4であり、かつ、m=1,2,3または4であることを特徴とする、請求項2記載の音源方向検出装置。
  6. 前記各マイクロホンの出力に接続された増幅回路および波形整形回路をさらに備えることを特徴とする、請求項1乃至5いずれかに記載の音源方向検出装置。
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