JP4274485B2 - 自高効率一段式マルチ・インプット二方向変換機 - Google Patents
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Description
しかし、前記類型の昇圧構造の最高電圧ゲインはただ巻線比例に等しいだけで、且つ整流ダイオードの出力は少なくとも出力電圧の応力の二倍に耐えなければならず、高出力電圧条件下では、ダイオード耐圧規格を選び出すのは容易ではない。
[1] K. Agbossou, M. Kolhe, J. Hamelin, and T. K. Bose, “Performance of a stand-alone renewable energy system based on energy storage as hydrogen,” IEEE Trans. Energy Conversion, vol. 19, no. 3, pp. 633-640, 2004.
[2] L. Solero, A. Lidozzi, and J. A. Pomilio, “Design of multiple-input power converter for hybrid vehicles,” IEEE Applied Power Electronics Conference and Exposition, 2004, pp. 1145-1151.
[3] B. G. Dobbs and P. L. Chapman, “A multiple-input DC-DC converter topology,” IEEE Power Electron. Letter, vol. 1, no. 1, pp. 6-9, 2003.
[4] F. Z. Peng, H. Li, G. J. Su, and J. S. Lawler, “A new ZVS bidirectional DC-DC converter for fuel cell and battery application,” IEEE Trans. Power Electron., vol. 19, no. 1, pp. 54-65, 2004.
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[8] H. Matsuo, W. Z. Lin, F. Kurokawa, T. Shigemizu, and N. Watanabe, “Characteristics of the multiple-input DC-DC converter,” IEEE Trans. Ind. Electron., vol. 51, pp. 625-631, 2004.
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[11] Q. Zhao and F. C. Lee, “High-efficiency, high step-up DC-DC converters,” IEEE Trans. Power Electron., vol. 18, no. 1, pp. 65-73, 2003.
負荷ROに必要なパワーが定格パワーP1dを超える場合は、
第一パワー半導体スイッチS1及び第二パワー半導体スイッチS2は既に短時間導通しており、この導通期間中に、励磁インダクターLm1が立ち上げた電圧は、
第一パワー半導体スイッチS1及び第二パワー半導体スイッチS2は、t=t1の時にカットオフする、この時、カップリング・インダクターの一次側コイル電流iL1及び二次側コイル電流iL2は、それぞれ先ず第一パワー半導体スイッチS1及び第二パワー半導体スイッチS2の寄生キャパシターに対して充電する。スイッチ両端の電圧vs1及びvs2がクランピング・キャパシターCO3電圧vCo3より高い場合、第一クランピング・ダイオードDc1及び第二クランピング・ダイオードDC2が導通し、クランピング・キャパシターCO3に対して充電し、カップリング・インダクターの一次側コイルのリーケージ・インダクターLk1及び二次側コイルのリーケージ・インダクターLk2が放出するエネルギーを吸収することによって、スイッチ両端のスパーク電圧現象の発生を減少することができる。カップリング・インダクターの三次側コイル電流iL3は、三次側コイルL3のリーケージ・インダクターが続けて流す関係で、持続的に第一高圧ダイオードD1から第一高圧キャパシターCo1へ充電することによって、三次側コイルL3のリーケージ・インダクターが放出するエネルギーをiL3=0になるまで吸収する。
カップリング・インダクターの三次側コイル電流iL3は、t=t2の時ゼロに下がり、カップリング・インダクターの一次側励磁インダクターの電流iLm1及び二次側励磁インダクターの電流iLm2がエネルギーを放出し、三次側コイル電流iL3までインダクトしてゆっくり上昇し非極性ポイントから流出する。三次側コイル電流iL3は第一高圧ダイオードD1に対してカットオフに必要な逆方向回復電流を与えることによって、カットオフ電圧vD1を立ち上げる。同時に、第二高圧ダイオードD2のカットオフ電圧vD2は、第一高圧ダイオードD1のカットオフ電圧vD1が次第に上昇するためにゼロまで下降する。二つのダイオードD1及びD2の電流総和はカップリング・インダクターの三次側コイル電流iL3に等しく、且つ三次側コイルL3のリーケージ・インダクターが電流の変化速度を制限する。従って、ダイオードの逆方向回復電流及び順方向導通電流は非常に小さい。一方、カップリング・インダクターの二次側リーケージ・インダクターLk2電流iL2の続けて流れる特性から、第二クランピング・ダイオードDC2はクランピング・キャパシターCO3の充電回路に向かって導通する時、第二パワー半導体スイッチS2の兩端電圧は第二パワー半導体スイッチS2にあるべきクランピング電圧vS2よりやや高い、従って、カップリング・インダクターの二次側コイル電流iL2の放電スロープは一次側コイル電流iL1の放電スロープより大きく、カップリング・インダクターの二次側コイル電流iL2が一次側コイル電流iL1より早めにゼロになるまで放電する、カップリング・インダクターの二次側コイル電流iL2がゼロになると、第二パワー半導体スイッチS2の両端電圧vS2は設計されたクランピング電圧まで戻る。
第二高圧ダイオードD2のカットオフ電圧vD2は、t=t3の時、ゼロまで放出して導通する、同時に、第一高圧ダイオードD1がカットオフする。磁束不滅の定理により、カップリング・インダクターの三次側コイルL3が第二高圧キャパシターCo2に対して必要なエネルギー、つまりカップリング・インダクターの一次側励磁インダクターLm1及び二次側励磁インダクターLm2により模式一の時に保存したエネルギー、を充電する。ボルト・セカンド・バランス(Volt-second Balance)の理論によると、カップリング・インダクターの各コイル電圧は下記のように表すことができる。
第一パワー半導体スイッチS1及び第二パワー半導体スイッチS1は、t=t4の時に瞬間導通し、カップリング・インダクターの一次側励磁インダクターLm1及び二次側励磁インダクターLm2において再び励磁してエネルギーを保存する。カップリング・インダクターの三次側コイル電流iL3は、依然第二高圧ダイオードD2によって引き続き導通することによって、三次側コイルL3のリーケージ・インダクターのエネルギーを放出し、且つ第二高圧キャパシターCo2によってそのエネルギーを吸収する。第一高圧ダイオードD1は依然インバースしており、そのカットオフ電圧vD1も、方程式(23)に示すように、第二高圧ダイオードD2のt=t0〜t2におけるカットオフ電圧vD2と同じである。且つ方程式(21)から第一高圧ダイオードD1及び第二高圧ダイオードD2のカットオフ電圧vD1及びvD2は、出力電圧VOより小さいことが分かる。
カップリング・インダクターの三次側コイルL3のリーケージ・インダクターのエネルギーはt=t5の時にゼロまで放出される、従って、カップリング・インダクターの三次側コイル電流iL3が転向することが出来、且つ第一高圧ダイオードD1に放電させる。同時に、第二高圧ダイオードD2に充電してカットオフ電圧vD2を立ち上げる、第一高圧ダイオードD1が導通した瞬間(t=t0)に、全てのスイッチング・サイクル(Switching Cycle)を完成し、その後直ぐ続いて作業模式は模式一の状態に戻る。
負荷ROに必要なパワーが比較的小さい場合は、第一直流入力電圧源V1には余分にパワーがあって蓄電池に対して充電動作を行うことができ、
第一パワー半導体スイッチS1および第二パワー半導体スイッチS2は既に短時間導通しており、カップリング・インダクターの一次側励磁インダクターLm1が励磁してエネルギーを保存すると共に二次側コイルL2及び三次側コイルL3へインダクトして電圧を立ち上げる、その対応電圧vN2及びvN3はそれぞれ方程式(9)及び(10)に示す通りである。第二直流入力電圧源V2がvN2=n12k1V1より小さい場合、カップリング・インダクターの二次側コイル電流iL2は極性ポイントから流れ出し、第二直流入力電圧源V2に対して充電の動作を行う、この時、第二パワー半導体スイッチS2には同期整流の効果がある。尚、カップリング・インダクターの三次側コイルL3の極性ポイントはプラス電圧で、第一高圧ダイオードD1によって導通し、第一高圧キャパシターCo1に対して充電する。この時、インダクト電流iL2及びiL3は、何れもカップリング・インダクターの一次側コイルL1によって提供される。
第一パワー半導体スイッチS1及び第二パワー半導体スイッチS2は、t=t1の時にカットオフする、この時、カップリング・インダクターの一次側コイル電流iL1は、先ず第一パワー半導体スイッチS1の寄生キャパシターに対して充電する。スイッチの両端電圧vS1がクランピング・キャパシターCO3の電圧vCo3より高い場合、第一クランピング・ダイオードDc1が導通し、カップリング・インダクターの一次側コイルのリーケージ・インダクターLk1が放出するエネルギーを吸収する。カップリング・インダクターの二次側コイル電流iL2は、第二パワー半導体スイッチS2のボディ・ダイオード(Body Diode)の導通を利用して流れを続け、カップリング・インダクターの二次側コイルL2のリーケージ・インダクターLk2に保存されたエネルギーを放出すると共に、第二直流入力電圧源V2によって吸収されなければならない。このほか、カップリング・インダクターの一次側コイルのリーケージ・インダクターLk1がこの模式二で立ち上げたリーケージ・インダクター電圧vLk1は、カップリング・インダクターの一次側励磁インダクターLm1の電圧vLm1の極性が直ぐには変わらないようにさせるに足り、極性ポイントは依然プラス電圧である、従って、カップリング・インダクターの一次側励磁インダクターLm1は励磁し続ける、しかし電流スロープは模式一の励磁電流iLm1|tn〜t1のスロープより小さい。一方、カップリング・インダクターの三次側コイル電流iL3は、依然第一高圧キャパシターCo1に対して充電し、カップリング・インダクターの三次側コイルL3のリーケージ・インダクターが保存したエネルギーを放出するのに役立つ。
カップリング・インダクターの二次側コイル電流iL2はt=t2の時にゼロであり、且つ電流iL2の方向が転向し始め、第二パワー半導体スイッチS2の寄生キャパシターに対して充電し、カットオフ電圧vS2を立ち上げる。同時に、カップリング・インダクターの三次側コイルL3のリーケージ・インダクターのエネルギーが放出されてゼロになると、一次側励磁インダクターの電流iLm1がカップリング・インダクターの三次側コイルL3に対して、第一高圧ダイオードD1のカットオフに必要な逆方向回復電流を提供することによって、カットオフ電流vD1を立ち上げる、同時に、第二高圧ダイオードD2のカットオフ電圧vD2は、第一高圧ダイオードD1のカットオフ電圧vD1が次第に上昇するにつれて下降する。
第二高圧ダイオードD2のカットオフ電圧vD2は、t=t3の時に放出してゼロになり、導通する、同時に、第一高圧ダイオードD1がカットオフする。カップリング・インダクターの一次側励磁インダクターLm1は、保存したエネルギーを、第二高圧ダイオードD2が導通する便を利用して、第二高圧キャパシターCo2に対して充電し、エネルギーを放出する。方程式(10)、(11)、(14)、(18)、(19)及び(20)の論証精神によって、第一及び第二高圧キャパシター電圧vCo1及びvCo2は、
カップリング・インダクターの一次側励磁インダクターの電流iLm1は、t=t4の時にゼロまで下降するので、能動的に各コイルのクロスオーバーを制御出来ない。この時、外部半導体素子の寄生キャパシターの影響を受け易く、微小な電流によって、半導体素子の切り替え過程において切り替え損失を減少するのに役立つ共振現象が起こる。一次側回路103の中で、第一パワー半導体スイッチS1の寄生キャパシターがカップリング・インダクターの一次側コイルのリーケージ・インダクターLk1に対し放電して共振が発生する、第一パワー半導体スイッチのカットオフ電圧vS1に第一クランピング・ダイオードのカットオフ電圧vDc1を加えるとクランピング・キャパシターCo3の電圧vCo3に等しいので、第一クランピング・ダイオードDc1の両端電圧vDc1は第一パワー半導体スイッチのカットオフ電圧vS1の下降に伴って上昇する。同一理由から、第二パワー半導体スイッチS2、カップリング・インダクターの二次側コイルのリーケージ・インダクターLk2及び第二クランピング・ダイオードDc2三者の関係も又前に述べた通りである。同様に、三次側回路105の中で、第一高圧ダイオードD1の寄生キャパシターとカップリング・インダクターの三次側コイルL3のリーケージ・インダクターが共振し、且つ第二高圧ダイオードD2の両端電圧vD2は、第一高圧ダイオードのカットオフ電圧vD1の下降によって上昇する。
カップリング・インダクターの一次側励磁インダクターの電流iLm1は、t=t5の時にゼロに戻り、共振の半周期を完成する。第一パワー半導体スイッチS1のカットオフ電圧vS1は最低点へ到達し、カップリング・インダクターの一次側コイルのリーケージ・インダクターLk1は、第一パワー半導体スイッチS1の寄生キャパシターが放出するエネルギーを獲得して、前記エネルギーを更に第一パワー半導体スイッチS1の寄生キャパシターに対して共振させる、このほか、第一クランピング・ダイオードDc1の両端電圧も又第一パワー半導体スイッチのカットオフ電圧vS1の上昇に伴って下降する。第二パワー半導体スイッチS2、カップリング・インダクターの二次側コイルのリーケージ・インダクターLk2及び第二クランピング・ダイオードDc2三者の関係も又第一パワー半導体スイッチS1、カップリング・インダクターの一次側コイルのリーケージ・インダクターLk1及び第一クランピング・ダイオードDc1の関係と一致する。同様に、三次側回路105の中で、第一高圧ダイオードD1之寄生キャパシターとカップリング・インダクターの三次側コイルL3のリーケージ・インダクターも共振半周期を完成した後、カップリング・インダクターの三次側コイルL3のリーケージ・インダクターは更に第一高圧ダイオードD1の寄生キャパシターに対してエネルギーを放出し、且つ第二高圧ダイオードD2の両端電圧vD2は、第一高圧ダイオードのカットオフ電圧vD1の上昇に伴って下降する。以降、模式五及び模式六が繰り返し発生し、第一パワー半導体スイッチS1及び第二パワー半導体スイッチS2が導通するまで、小電流形式で共振現象が発生する。
第一パワー半導体スイッチS1及び第二パワー半導体スイッチS2は、t=t6の時に瞬間導通し、カップリング・インダクターの一次側励磁インダクターLm1が再び励磁してエネルギーを保存すると共に電壓vLm1を立ち上げ、且つ二次側コイルL2及び三次側コイルL3までインダクトする。しかし、変圧器のカップリング初期においては、カップリング・インダクターの一次側コイルのリーケージ・インダクターLk1が存在する関係で、一次側励磁インダクター電圧vLm1が方程式(8)に示す電圧k1V1より小さくなり、更に二次側コイル電圧vN2及び三次側コイル電圧vN3にまで影響する。そのため、第二パワー半導体スイッチS2が導通した瞬間に、第二直流入力電圧源V2からカップリング・インダクターの二次側コイルL2へ放電される、幸い、この模式時間t=t7-t6は短く且つ放電電流が小さいので、第二直流入力電圧源V2の充電効率に影響することはない。同時に、カップリング・インダクターの三次側コイルL3へインダクトした電流iL3によって第二高圧ダイオードD2でカットオフ電圧vD2の立ち上げに必要な逆方向回復電流提供する、従って、第一高圧ダイオードD1も又第二高圧ダイオードD2のカットオフ電圧vD2の立ち上に伴ってそのカットオフ電圧vD1を遞減する。
第一高圧ダイオードD1は、t=t7の時に導通し、且つカップリング・インダクターの三次側コイルL3の極性ポイント側はプラス電圧であり、第一高圧キャパシターCo1に対して充電することができる。一方、カップリング・インダクターの二次側コイル電流iL2は依然正方向の電流(第二直流入力電圧源V2は依然持続放電している)である。しかしスロープはマイナスで、その電流iL2は既にだんだん下がっていることを表し、電流iL2がゼロに下がった時(t=t0)、スイッチング・サイクル(Switching Cycle)を完成する、その後直ぐ、作業模式は模式一の状況に戻る。
負荷ROに必要なパワーが第一直流入力電圧源V1の提供するパワーP1d及びP1cの間に介する場合、即ちP1aの時、その対応する電圧値をV1aに設定すれば、第一直流入力電圧源V1は独立して負荷側へ給電する。即ちV1d<V1=V1a<V1cで、且つS1だけがスイッチオン・スイッチオフする。この時、前記回路は独立状態で操作され、その回路作業の模式を以下に分けて述べる。
第一パワー半導体スイッチS1は既に短時間導通している、導通期間中、一次側励磁インダクターLm1で立ち上げた電圧は方程式(8)に示す通りであり、且つカップリング・インダクターの二次側コイル繞組L2及び三次側コイルL3へインダクトする電圧はそれぞれ方程式(9)及び(10)に示す通りである。独立状態で操作されるとき、第二直流入力電圧源V2はvN2=n12k1V1より大きく等しく、且つ第二パワー半導体スイッチS2は導通しない。方程式(10)から、カップリング・インダクターの三次側コイルL3の極性ポイントはプラス電圧であることが分かる、第一高圧ダイオードD1は導通され、更に第一高圧キャパシターCo1に対して充電する。カップリング・インダクターの一次側コイルL1は、三次側コイルL3に必要なインダクト電流iL3を提供するほか、その一次側励磁インダクターLm1も又大電流形式でエネルギーを保存する。
第一パワー半導体スイッチS1はt=t1の時にカットオフする、この時、カップリング・インダクターの一次側コイル電流iL1は、先ず第一パワー半導体スイッチS1の寄生キャパシターに対して充電する。スイッチ両端の電圧vS1がクランピング・キャパシターCo3電圧vCo3より高い場合、第一クランピング・ダイオードDc1が導通し、且つクランピング・キャパシターCo3に対して充電し、カップリング・インダクターの一次側コイルのリーケージ・インダクターLk1から放出されるエネルギーを吸収することによって、スイッチ両端のスパイク電圧現象の発生を軽減することができる。第二パワー半導体スイッチS2は、この時、一次コイルのリーケージ・インダクターLk1及び二次側コイルのリーケージ・インダクターLk2が存在するため、直ぐにはカットオフ電圧vS2を立ち上げない。尚、第一高圧ダイオードD1は引き続き導通し、第一高圧キャパシターCo1によって三次側コイルL3のリーケージ・インダクターLk1から放出されるエネルギーを、iL3=0になるまで吸収するため、カップリング・インダクターの三次側コイル電流iL3は流れ続けなければならない。
カップリング・インダクターの三次側コイル電流iL3はt=t2の時にゼロまで逓減し、一次側励磁インダクターの電流iLm1からカップリング・インダクターの三次側コイルL3へ逆方向電流を提供する。前記電流は、第一高圧ダイオードD1のカットオフに必要な逆方向回復電流を与えることによって、カットオフ電圧vD1を立ち上げる、同時に、第二高圧ダイオードD2のカットオフ電圧vD2は、第一高圧ダイオードD1のカットオフ電圧vD1が次第に上昇するにつれて下降する。このほか、第二パワー半導体スイッチS2のカットオフ電圧vS2を立ち上げるため、一次側励磁インダクターの電流iLm1も又二次側コイルへ電流iL2を提供する。
第二高圧ダイオードD2のカットオフ電圧vD2は、t=t3の時にゼロまで逓減して導通し、同時に、第一高圧ダイオードD1がカットオフする。カップリング・インダクターの一次側励磁インダクターLm1が模式一において保存したエネルギーを、第二高圧ダイオードD2が導通するついでに、第二高圧キャパシターCo2に対し充電してエネルギーを放出する、その電圧vCo2は、方程式(20)に示す通りである、同時に、第一高圧キャパシターCo1の電圧vCo1も又第二高圧キャパシター電圧vCo2に等しい。これより推論して分かることは、カップリング・インダクターの三次側コイルL3は、カップリング・インダクターの一次側コイルL1及び二次側コイルL2の極性ポイント位置が変わらない状況下で、前記コイルL3の極性ポイント位置をもう一方の側へ置き換えた場合も、回路は正常に作動し、何れも三次側回路105の第一高圧キャパシターCo1及び第二高圧キャパシターCo2に対して充電し、エネルギーを保存する、違いは充電順序の後先にあるだけである。尚、カップリング・インダクターの一次側コイルのリーケージ・インダクターLk1のエネルギーが消耗しつくすと、一次側コイル電流iL1はゼロとなり、且つクランピング・キャパシターCo3によってリーケージ・インダクターのエネルギーを吸収する、前記クランピング・キャパシター電圧vCo3は、方程式(16)に示す通りである。この独立状態は連続電流模式において操作される、従って、その電圧ゲインも方程式(22)に示す通りである。
第一パワー半導体スイッチS1は、t=t4の時に瞬間導通し、カップリング・インダクターの一次側励磁インダクターLm1が再び励磁してエネルギーを保存する。カップリング・インダクターの三次側コイル電流iL3は依然第二高圧ダイオードD2によって引き続き導通することによって、三次側コイルL3のリーケージ・インダクターのエネルギーを放出し、且つ第二高圧キャパシターCo2によってそのエネルギーを吸収する。第一高圧ダイオードD1は依然インバース状態であり、そのカットオフ電圧vD1も、方程式(23)に示すように、第二高圧ダイオードD2のt= t0〜t2におけるカットオフ電圧と同じであり、且つ方程式(21)を観察すると、第一高圧ダイオードD1及び第二高圧ダイオードD2のカットオフ電圧vD1及びvD2は何れも出力電圧VOより小さいことが分かる。
カップリング・インダクターの三次側コイルL3のリーケージ・インダクターのエネルギーをt= t5の時にゼロまで放出する。従って、カップリング・インダクターの三次側コイル電流iL3が転向すると共に、第一高圧ダイオードD1に放電させ、且つ第二高圧ダイオードD2に充電してカットオフ電圧vD2を立ち上げる。尚、第二パワー半導体スイッチS2の寄生キャパシターも又、電圧を放出し始めると、カットオフ電圧vS2が下降し、但し不導通状態を呈す。第一高圧ダイオードD1が導通した瞬間(t= t0)、スイッチング・サイクル(Switching Cycle)を完成し、その後直ぐ作業模式は模式一の状態に戻る。
V2:24V
VO:400V
Tr:N1:N2:N3=7T:6T:42T
L1=15.2μH
L2=11μH
L3=534.1μH
Lk1=0.5μH
Lk2=0.2μH
k1=0.967
k2=0.98
core:EE-55
S1及びS2:IRFB4710,100V/75A,標準値RDS(on)=11mΩ,最大値RDS(on)=14mΩ,TO-220AB
D1及びD2:SF1006G,400V/10A,TO-220
Dc1及びDc2:SR20100,100V/20A,ショットキー・ダイオード,TO-220
Cb:13.6μF
Co1:20μF
Co2:20μF
Co3:60μF
102:第二直流入力回路
103:一次側回路
104:二次側回路
105:三次側回路
106:クランピング回路
107:直流出力回路
108:充・放電制御及び駆動回路
V1:第一直流入力電圧源
V2:第二直流入力電圧源
Tr:高励磁電流を有する変圧器(カップリング・インダクター)
S1:第一パワー半導体スイッチ
TS1:第一パワー半導体スイッチの駆動信号
L1:カップリング・インダクターの一次側コイル
S2:第二パワー半導体スイッチ
TS2:第二パワー半導体スイッチの駆動信号
L2:カップリング・インダクターの二次側コイル
L3:カップリング・インダクターの三次側コイル
Cb:三次側回路の平衡キャパシター
D1:三次側回路の第一高圧ダイオード
D2:三次側回路の第二高圧ダイオード
Co1:三次側回路の第一高圧キャパシター
Co2:三次側回路の第二高圧キャパシター
Co3:クランピング回路のクランピング・キャパシター
Dc1:クランピング回路の第一クランピング・ダイオード
Dc2:クランピング回路の第二クランピング・ダイオード
RO:負荷
IO:負荷電流
VO:直流出力電圧
Claims (1)
- 第一直流入力電圧源によって構成された第一直流入力回路と、
充・放電できる蓄電池としての第二直流入力電圧源によって構成された第二直流入力回路と、
カップリング・インダクターの一次側コイル及び第一パワー半導体スイッチによって構成された一次側回路と、
カップリング・インダクターの二次側コイル及び第二パワー半導体スイッチによって構成された二次側回路と、
カップリング・インダクターの三次側コイルと、平衡キャパシターと、第一高圧ダイオードと、第二高圧ダイオードと、第一高圧キャパシター及び第二高圧キャパシターによって構成された三次側回路と、
クランピング・キャパシターと、第一クランピング・ダイオード及び第二クランピング・ダイオードによって構成されたクランピング回路と、
負荷によって構成され、直流高圧バスとしての直流出力回路と、
第一直流入力電圧源の電圧、第二直流入力電圧源の電圧及び直流出力電圧をフィードバックして、充・放電制御及び駆動回路を経由してデューティ・サイクルを調整できる駆動信号を生じ、第一及び第二パワー半導体スイッチを触発及びカットオフできる充・放電制御及び駆動回路と、を含み、
前記第一直流入力電圧源のプラス側は、前記カップリング・インダクターの一次側コイルの一端に直列接続され、マイナス側は、第一パワー半導体スイッチの一端に並列接続され、
前記第二直流入力電圧源のプラス側は、前記カップリング・インダクターの二次側コイルの一端に直列接続され、マイナス側は、第二パワー半導体スイッチの一端に並列接続され、
前記カップリング・インダクターの一次側コイルの他端は、第一パワー半導体スイッチの他端、及び前記第一クランピング・ダイオードの入力側に接続され、第一パワー半導体スイッチのスイッチオン・スイッチオフによってカップリング・インダクターの一次側コイルのエネルギー保存及び放出を制御し、
前記カップリング・インダクターの二次側コイルの他端は、第二パワー半導体スイッチの他端、及び前記第二クランピング・ダイオードの入力側に接続され、
前記カップリング・インダクターの三次側コイルの一端は第一高圧ダイオードの入力側に接続され、第一高圧ダイオードの出力側は更に第一高圧キャパシターのプラス側に接続され、第一高圧キャパシターのマイナス側は第二高圧キャパシターのプラス側へ接続され、第二高圧ダイオードの出力側は再び第一高圧ダイオードの入力側へ戻って接続され、同時に、前記カップリング・インダクターの三次側コイルの別の一端は平衡キャパシターの一端と直列接続され、前記平衡キャパシターの別の一端は第一高圧キャパシターのマイナス側へ接続され、
前記第一クランピング・ダイオードの出力側及び第二クランピング・ダイオードの出力側はそれぞれクランピング・キャパシターのプラス側、第二高圧ダイオードの入力側、及び第二高圧キャパシターのマイナス側と接続され、
前記クランピング・キャパシタのマイナス側は、前記第一直流入力電圧源のマイナス側、前記第二直流入力電圧源のマイナス側、第一パワー半導体スイッチの一端、及び前記直流出力回路の直流出力電圧のマイナス側に接続され、
前記直流出力回路の直流出力電圧のプラス側は、前記第一高圧キャパシターのプラス側に接続される、
高効率一段式マルチ・インプット二方向変換機。
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