JP4274432B2 - 動脈硬化診断用マーカー及びその使用 - Google Patents
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Description
更に、本発明者は、動脈硬化病変を特異的に検出することが可能な動脈硬化診断用マーカーを見い出すべく探索を行った結果、更に34クローンの遺伝子を動脈硬化診断用遺伝子マーカーとして検出し、該遺伝子の塩基配列について同定を行った。該遺伝子の塩基配列は配列表の配列番号3〜36に示される。本発明は、該塩基配列にストリンジェントな条件でハイブリダイズするDNA配列を有する動脈硬化診断用マーカー遺伝子検出用プローブをもまた含むものである。
(試料の調製)
(1)病院および研究協力施設を受診した頚動脈狭窄症患者を対象とし、外来受診者の中から性別・年齢(±5歳)を一致させた,正常被験者をコントロールとして選択した。外来受診時又は脳神経外科入院時に,1)研究目的や研究協力の任意性などを家族に説明しインフォームド・コンセントを得た上で,2)家族歴・既往歴・飲酒や喫煙難などのライフスタイル,作業態様に関する問診を行い,3)採血を行って血清と血球成分を分離凍結保存する。さらに,4)医師の診療録を基に,臨床的重症度,治療経過,血液検査所見などを記載する。解析対象の患者血液は血清分離後マイナス80度にて研究開始まで凍結保存する。抗体および診療録は暗号匿名化した後、使用する。
(2)血清によるスクリーニング対象はヒト臍帯静脈内皮(HUVEC)由来cDNAライブラリーを組み込んだ市販λZAP IIファージベクター(STRATAGENE)を用いる。
(3)SEREX法によるスクリーニングはSahinらの方法に準じて実施する。
1)上記(2)のファージベクターを大腸菌(XL1-Blue)に感染させ、15cmNZYagar培地上で培養する。
2)プラークが出現したのを確認後、IPTG(isopropyl thiogalactoside)処理したニトロセルロース膜を培地上にのせ膜にファージ由来タンパク質を発現、転写させる。
3)0.5%BSA/PBSで2000倍希釈した患者血清と膜と一夜インキュベートし発現タンパク質と血清中抗体を反応させる。
4)洗浄後2次抗体としてアルカリフォスファターゼ標識ヤギ抗ヒトIgG抗体を膜と反応させる。
5)発色試薬としてNBT、BCIPを使い血清IgG認識クローンを同定する。
6)陽性クローンは2、3次スクリーニング(10cm dish)を行い、偽陽性クローンを排除する。
7)選択されたファージをExAssist helper phage system(Stratagene, La Jolla, CA)によりpBlueScriptに変換する。
8)Rapid plasmid miniprep system(Marigen)を用いプラスミドを精製する。
9)塩基配列決定は外部委託もしくはDNA Sequencing kit Big Dye Terminator Cycle Sequencing Ready Reaction (Applied Biosystems)を使用しABI PRISM 3700 DNA Analyzer (Applied Biosystems)により実施する。得られた塩基配列を公開されているデータベース上の塩基配列と照合し得られえたクローンの相同性検索を行う。この時点で読み枠の違ったクローンを除外し残ったものを抗原タンパク質候補としタンパク質精製の過程へと進める。
(4)2次スクリーニングとしてのELISA法の準備
1)抗原タンパク質候補のインサートを含むpBlueScriptをタンパク質発現、精製用ベクターpGEX−4T(Amersham bioscience)への組み換えを行う。得られた塩基配列情報よりpBlueScriptよりpGEXへの組み換えに適した制限酵素、pGEXプラスミド(4T1-3)を選択し制限酵素処理を行う。
2)ポリアクリルアミドゲル電気泳動後目的のバンドを精製キットGeneElute Minus EtBr Spin Columns(SIGMA)を用い切り出し,制限酵素処理されたインサートおよびpGEXを回収する。
3)Ligation kit ver.2(Takara)を用いインサートとpGEXをライゲーションしインサートを含むプラスミドを作製する。
4)クローンにより適当な制限酵素が存在しない場合にはPCR法によりインサートを作製する。あらかじめ制限酵素認識部位を持つプライマーを外注により作製し動脈瘤組織より抽出したRNAを鋳型に逆転写PCRを行い、cDNAを作製、さらにPCRを行い全長のインサートを得る。以下は同様に制限酵素、ライゲーションキットを用いたライゲーションを行う
5)真核細胞タンパク質発現用に改良された大腸菌コンピテントセルBL21(DE3) RIL codon plus(STRATAGENE)に得られたpGEXを形質転換する
6)アンピシリン入りLB培地で培養、IPTGでインサートDNA由来タンパク質の発現を誘導する。
7)大腸菌を遠心分離回収し超音波破砕、可溶画分と不溶画分に分離する
8)目的タンパク質が不溶画分に入る場合は尿素を用い可溶化を行う
9)得られた可溶タンパク質を、GSTrapFF(Amersham Bioscience)を用いGST融合タンパク質のみを精製する
10)カラムよりのタンパク質の抽出はトロンビン切断により行う。
(5)ウェスタン法による2次スクリーニング
1)上記で得られた形質転換されたBL21(DE3) RIL codon plusをLBアンピシリン2mlで1夜培養する。
2)LBアンピシリン20mlに移し変え1時間培養後IPTG終濃度1mMとなるように加えたものとコントロールをさらに3時間培養する。
3)培養液を遠心後、大腸菌を回収しサンプルバッファーにて溶解、ウェスタン法のサンプルとする。
4)12%ポリアクリルアミドゲル上でサンプルを電気泳動後、転写装置でニトロセルロース膜にタンパク質を転写する。
5)1%スキムミルクでblocking後、5000倍患者血清を1次抗体として加え、1夜インキュベートする。
6)TBSTで洗浄後、1万倍希釈HRP標識ヤギ抗ヒトIgG抗体を加え20分間反応させる
7)TBSTで洗浄後、発色試薬Immunostar (WAKO)を使い発色させる。
8)フィルムに感光させる。
9)コントロールに無くIPTG誘導に存在するバンドを陽性バンドとする。
(6)ELISA法による2次スクリーニング
1)SEREX法にて得られた精製タンパク質をELISA法の固相とする。96穴ELISAプレートに50μg/mlの濃度の精製タンパク質を入れ一晩4℃で保存、固相化させる。
2)前述のタンパク質精製によりクローンあたり5mgの精製タンパク質の採取を目標とする。
3)PBS洗浄、1%スキムミルクでブロッキング後患者血清、および対照血清を2000倍希釈し固相化したタンパク質と反応させる。
4)PBS洗浄後HRP標識ヤギ抗ヒトIgG抗体を加える
5)基質を加え発色させプレートリーダーにてOD490nmの吸収を測定する
6)各タンパク質、血清とも3回の実験を行い、平均を血清抗体値とする。
病院、及び協力施設に入院した動脈硬化性病変罹患患者の血清を本人、または家族の了解を得てスクリーニングに用いた。得られたcDNAクローンはプラスミドpBlueScriptIIに組み込みシークエンス。その後プラスミドpGEXに組み替え大腸菌に導入し、IPTGを加えてタンパクを大量発現させタンパク質抽出液を調製した。それを用いて多数の患者血清との反応をウエスタン法により調べた。
検出したクローンの遺伝子の配列決定をSEREX法を用いて行った。得られたDNA配列を、公開されている遺伝子データーベース上の塩基配列と照合した結果、得られたクローンの遺伝子は、細胞外マトリクス分解酵素のひとつであるスロンボスポンディン タイプ1のモチーフ7を有するディスインテグリン−様及びメタロプロテアーゼ(a disintegrin-like and metalloprotease(reprolysin type) with thrombospondin type 1 motif,7):ADAMTS7のポリペプチドのDNA配列と一致した。
上記実施例1の実験手順を用いて、検出した8つのクローンの遺伝子について、ELISA法による抗体価の測定を行い、動脈硬化患者における遺伝子の発現を確認した。その測定値を以下に示す:[クローンS8A(配列表の配列番号3):ELISA法による抗体価測定−動脈硬化患者:0.84±0.29;健常対象:0.71±0.13 (p<0.05)]、[クローンS1A1(配列表の配列番号4):ELISA法による抗体価測定−動脈硬化患者:2.56±1.93;健常対象:1.63±1.18 (p<0.05)]、[クローンN4J3(配列表の配列番号5):ELISA法による抗体価測定−動脈硬化患者:0.83±0.69;健常対象:0.29±0.15 (p<0.05)]、[クローンN11D1(配列表の配列番号6):ELISA法による抗体価測定−動脈硬化患者:23.9±22.0;健常対象:9.96±15.6 (p<0.05)]、[クローンS3T3(配列表の配列番号7):ELISA法による抗体価測定−動脈硬化患者:66.2±58.3;健常対象:37.2±22.5(p<0.05)]、[クローンS3M1(配列表の配列番号8):ELISA法による抗体価測定−動脈硬化患者:73.9±101.9;健常対象:34.8±24.2 (p<0.05)]、[クローンS104(配列表の配列番号9):ELISA法による抗体価測定−動脈硬化患者:1.88±1.04;健常対象:1.39±0.77 (p<0.05)]、「クローン47B2(配列表の配列番号10):ELISA法による抗体価測定−動脈硬化患者:9.58±8.95 健常対象:2.63±13.4 (p<0.05)]。
上記実施例1の実験手順を用いて、検出した9つのクローンの遺伝子について、SEREX法により、動脈硬化患者における遺伝子の発現を確認した。その検出結果(SEREX法による陽性プラーク)を以下の図2に示す:[クローンS8K2(配列表の配列番号11):図2−a]、[クローンS25Q2(配列表の配列番号12):図2−b]、[クローンS1A2(配列表の配列番号13):図2−c]、[クローンS1B1(配列表の配列番号14):図2−d]、[クローンS1I2(配列表の配列番号15):図2−e]、[クローンS1L2(配列表の配列番号16):図2−f]、[クローンS1T(配列表の配列番号17):図2−g]、[クローンS3B(配列表の配列番号18):図2−h]、[クローンS3C2(配列表の配列番号19):図2−i]。
上記実施例1の実験手順を用いて、検出した8つのクローンの遺伝子について、SEREX法により、動脈硬化患者における遺伝子の発現を確認した。その検出結果(SEREX法による陽性プラーク)を以下の図3に示す:[クローンS3Q4(配列表の配列番号20):図3−a]、[クローンS8N(配列表の配列番号21):図3−b]、[クローンS11F(配列表の配列番号22):図3−c]、[クローンS11H(配列表の配列番号23):図3−d]、[クローンS11N3(配列表の配列番号24):図3−e]、[クローンS13C(配列表の配列番号25):図3−f]、[クローンS13H2(配列表の配列番号26):図3−g]、[クローンS25J2(配列表の配列番号27):図3−h]。
上記実施例1の実験手順を用いて、検出した9つのクローンの遺伝子について、SEREX法により、動脈硬化患者における遺伝子の発現を確認した。その検出結果(SEREX法による陽性プラーク)を以下の図4に示す:[クローンS25P1(配列表の配列番号28):図4−a]、[クローンS25S2(配列表の配列番号29):図4−b]、[クローン723J(配列表の配列番号30):図4−c]、[クローン1341F1(配列表の配列番号31):図4−d]、[クローンN47K(配列表の配列番号32):図4−e]、[クローンN47M(配列表の配列番号33):図4−f]、[クローンN47O2(配列表の配列番号34):図4−g]、[クローンN47T1(配列表の配列番号35):図4−h]、[クローンS1J3(配列表の配列番号36):図4−i]。
Claims (16)
- 被検試料における、クローンS8A(配列表の配列番号3)、クローンS1A1(配列表の配列番号4)、クローンN4J3(配列表の配列番号5)、クローンN11D1(配列表の配列番号6)、クローンS3T3(配列表の配列番号7)、クローンS3M1(配列表の配列番号8)、クローンS104(配列表の配列番号9)、及びクローン47B2(配列表の配列番号10)からなる1又は2以上の遺伝子の発現をイン ビトロで検出することを特徴とする動脈硬化病変の検出方法。
- 被検試料における、クローンS8A(配列表の配列番号3)、クローンS1A1(配列表の配列番号4)、クローンN4J3(配列表の配列番号5)、クローンN11D1(配列表の配列番号6)、クローンS3T3(配列表の配列番号7)、クローンS3M1(配列表の配列番号8)、クローンS104(配列表の配列番号9)、又はクローン47B2(配列表の配列番号10)からなる遺伝子の発現の検出を、該遺伝子がコードするポリペプチド、又は該ポリペプチドのアミノ酸配列を含むポリペプチドからなる動脈硬化診断用ポリペプチドマーカーの検出によって行なわれることを特徴とする請求項1記載の動脈硬化病変の検出方法。
- 被検試料における、クローンS8A(配列表の配列番号3)、クローンS1A1(配列表の配列番号4)、クローンN4J3(配列表の配列番号5)、クローンN11D1(配列表の配列番号6)、クローンS3T3(配列表の配列番号7)、クローンS3M1(配列表の配列番号8)、クローンS104(配列表の配列番号9)、又はクローン47B2(配列表の配列番号10)からなる遺伝子の発現の検出が、該遺伝子の塩基配列、又は該遺伝子の塩基配列を含む塩基配列からなる動脈硬化診断用遺伝子マーカーの検出によって行なわれることを特徴とする請求項1記載の動脈硬化病変の検出方法。
- 被検試料における、クローンS8A(配列表の配列番号3)、クローンS1A1(配列表の配列番号4)、クローンN4J3(配列表の配列番号5)、クローンN11D1(配列表の配列番号6)、クローンS3T3(配列表の配列番号7)、クローンS3M1(配列表の配列番号8)、クローンS104(配列表の配列番号9)、又はクローン47B2(配列表の配列番号10)からなる遺伝子がコードするポリペプチドの発現のイン ビトロでの検出を、該ポリペプチドにより誘導され、該ポリペプチドに特異的に結合する抗体を用いて行うことを特徴とする請求項1又は2記載の動脈硬化病変の検出方法。
- 抗体が、モノクローナル抗体であることを特徴とする請求項4記載の動脈硬化病変の検出方法。
- 抗体を用いたクローンS8A(配列表の配列番号3)、クローンS1A1(配列表の配列番号4)、クローンN4J3(配列表の配列番号5)、クローンN11D1(配列表の配列番号6)、クローンS3T3(配列表の配列番号7)、クローンS3M1(配列表の配列番号8)、クローンS104(配列表の配列番号9)、又はクローン47B2(配列表の配列番号10)からなる遺伝子がコードするポリペプチドの発現のイン ビトロでの検出を、被験体血中における抗体の発現を検出することによって行うことを特徴とする請求項4又は5記載の動脈硬化病変の検出方法。
- 抗体を用いる動脈硬化診断用マーカーポリペプチドの発現の検出を、ウェスタンブロット法、ELISA法、プロテインアレイ法、放射線免疫検定法、蛍光抗体法、又はSEREX法を用いて行うことを特徴とする請求項4又は5記載の動脈硬化病変の検出方法。
- 被検試料における、クローンS8A(配列表の配列番号3)、クローンS1A1(配列表の配列番号4)、クローンN4J3(配列表の配列番号5)、クローンN11D1(配列表の配列番号6)、クローンS3T3(配列表の配列番号7)、クローンS3M1(配列表の配列番号8)、クローンS104(配列表の配列番号9)、又はクローン47B2(配列表の配列番号10)からなる遺伝子の発現のイン ビトロでの検出を、TOF−MASS法又はプロテインチップ法を用いて行うことを特徴とする請求項1又は2記載の動脈硬化病変の検出方法。
- クローンS8A(配列表の配列番号3)、クローンS1A1(配列表の配列番号4)、クローンN4J3(配列表の配列番号5)、クローンN11D1(配列表の配列番号6)、クローンS3T3(配列表の配列番号7)、クローンS3M1(配列表の配列番号8)、クローンS104(配列表の配列番号9)、又はクローン47B2(配列表の配列番号10)からなる遺伝子の塩基配列、又は該遺伝子の塩基配列を含む塩基配列からなる動脈硬化診断用遺伝子マーカーの検出による、被検試料におけるクローンS8A(配列表の配列番号3)、クローンS1A1(配列表の配列番号4)、クローンN4J3(配列表の配列番号5)、クローンN11D1(配列表の配列番号6)、クローンS3T3(配列表の配列番号7)、クローンS3M1(配列表の配列番号8)、クローンS104(配列表の配列番号9)、又はクローン47B2(配列表の配列番号10)からなる遺伝子がコードするポリペプチドの発現の検出を、該遺伝子の塩基配列とストリンジェントな条件下でハイブリダイズするDNA配列を有する動脈硬化マーカー遺伝子検出用プローブを用いて行うことを特徴とする請求項3記載の動脈硬化病変の検出方法。
- 請求項9記載の遺伝子の塩基配列とストリンジェントな条件下でハイブリダイズするDNA配列を有する動脈硬化マーカー遺伝子検出用プローブが、該塩基配列のアンチセンス鎖からなる動脈硬化マーカー遺伝子検出用プローブであることを特徴とする請求項9記載の動脈硬化病変の検出方法。
- 動脈硬化マーカー遺伝子検出用プローブを用いる動脈硬化病変の検出を、請求項9又は10記載の動脈硬化マーカー遺伝子検出用プローブであるDNAの少なくとも1つ以上を固定化させた、動脈硬化マーカー遺伝子検出用マイクロアレイ又はDNAチップを用いて行うことを特徴とする請求項9又は10記載の動脈硬化病変の検出方法。
- 動脈硬化マーカー遺伝子の発現の検出を、ノーザンブロッティング法を用いて行うことを特徴とする請求項9記載の動脈硬化病変の検出方法。
- 動脈硬化マーカー遺伝子の発現の検出が、定量的又は半定量的PCRの使用を含んでいることを特徴とする請求項9〜12のいずれか記載の動脈硬化病変の検出方法。
- 定量的又は半定量的PCRの使用が、RT−PCR法、又はリアルタイムPCR法であることを特徴とする請求項13記載の動脈硬化病変の検出方法。
- 請求項9又は10記載の動脈硬化マーカー遺伝子検出用プローブ、該プローブを固定した請求項11記載の動脈硬化マーカー遺伝子検出用マイクロアレイ又はDNAチップ、及び請求項4又は5記載の抗体の少なくとも一つ以上を装備してなる動脈硬化病変の検出用キット。
- 請求項2記載の動脈硬化診断用ポリペプチドマーカーの少なくとも一つ以上を搭載した動脈硬化マーカー抗体検出用診断キット。
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