JP4274310B2 - Non-slip laying material and its construction method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、建築分野や道路分野におけるタイルや大理石等の石材、床材や歩道面材の防滑性敷設材およびその施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ホテルのエントランスやロビー、廊下、百貨店のエントランスやフロアー、駅やビル、マンションのフロアーには、天然大理石や人工大理石、御影石、タイル、セラミックタイル、ホーローなどの高級志向の床材が敷設され、また浴場やプールサイドにはタイルや大理石、ホーローなどの敷設材が敷設されている。また、私道や公道の歩道面にも、タイルや肌石材等の敷設材が敷設されることが多くなっている。
【0003】
しかし、これらの敷設材の表面が水で濡れた状態となった場合には、歩行者が滑りやすく、転倒して危険がともなう。
【0004】
【先行関連文献】
そのため、このような敷設材の滑り止めを行なうために、特開平6−158836号公報、特開平7−164420号公報、特開平8−133876号公報、特開平7−324462号公報などが提案されている。
【0005】
しかし、上記した特開平6−158836号公報のものは研磨加工した石材の表面にセラミック材料を溶射して表面に小さな突部を形成して滑り止めをはかるものであり、特開平7−164420号公報のものはタイルの表面を不規則な凹凸にしてその高い凸面部を粗面として滑り止めをはかるものであり、特開平8−133876号公報のものはタイルの基材上の凹凸釉薬層にTiO2 等の金属酸化物層を形成して滑り止めと抗菌、脱臭機能を付与するようにしたものである。
【0006】
また、特開平7−324462号公報のものは無機質床材の歩行面にミクロン単位の大きさの凹部を形成し、表面を水分除去処理して凹部に水が溜まった状態で歩行するとその部分の負圧状態となって吸盤作用が生じて防滑性を向上させるものである。
【0007】
【発明が解決するための課題】
しかしながら、前3者の場合は、防滑特性はそんなによくないが、敷設材にミクロ単位の凹部がないので、現場での敷設時の目地処理にあたって特に凹部が目詰まりが生じて防滑機能が低下しない。しかし、後者のものは、その敷設材にミクロ単位の凹部を形成しているので、優れた防滑機能をもっているが、目地処理時に凹部に目地材が侵入して目詰まりとなり、防滑機能が低下してその効果を十分に発揮できなくなる。
【0008】
そのため、現場で敷設材を敷設して目地処理を完了してから、フッ素アンモニウム、硫酸、ブチルビートル、界面活性剤等を含有した溶剤を敷設材の表面に塗布し、ブラッシング処理等を施して敷設材のガラス質を腐食させてミクロ単位の凹部を形成しなければならなかった。
【0009】
このように現場での溶剤でのガラス質の腐食処理となるため、フッ素化合物の毒性や硫酸等の皮膚付着による危険性、洗浄処理水の排水による公害問題などがあり、環境の汚染に特に留意して施工しなければならず、手間がかかり、かつ施工完了までに時間がかかるもので、安全で、手間がかからずに、迅速に施工できるようにするのが課題であった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のような点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、屋内や屋外の歩行面に敷設してその表面にミクロン単位の微小孔を開孔した防滑性を有する防滑性敷設材であって、上記敷設材の表面に設けるミクロン単位の微小孔を予め開孔して、現場での施工時の目地材で上記微小孔を塞がないように敷設材の表面に閉塞用シート材を被覆するとともに、敷設材の微小孔に昇華して消失する消失材を挿入充填したことを特徴とする防滑性敷設材を提供するにある。
【0011】
また、屋内や屋外の歩行面に敷設してその表面にミクロン単位の微小孔を開孔した防滑性を有する防滑性敷設材の施工方法であって、上記敷設材の表面に設けるミクロン単位の微小孔を予め開孔して、現場での施工時の目地材で上記微小孔を塞がないように敷設材の表面に閉塞用シート材を被覆するとともに、敷設材の微小孔に昇華して消失する消失材を挿入充填し、上記敷設材を現場の施工部に所定の間隔で設置して目地処理を行い、目地処理後に敷設材の表面の閉塞用シート材を剥がして目地処理後に敷設材の微小孔に挿入充填した消失材が昇華して消失するようにすることを特徴とする防滑性敷設材の施工方法を提供するにある。
【0012】
【発明の実施の態様】
本発明の防滑性敷設材およびその施工方法は、屋内や屋外の歩行面に敷設してその表面にミクロン単位の微小孔を開孔した防滑性を有する防滑性敷設材であって、上記敷設材の表面に設けるミクロン単位の微小孔を予め開孔して、現場での施工時の目地材で上記微小孔を塞がないように敷設材の表面に閉塞用シート材を被覆するとともに、敷設材の微小孔に昇華して消失する消失材を挿入充填し、上記敷設材を現場の施工部に所定の間隔で設置して目地処理を行い、目地処理後に敷設材の表面の閉塞用シート材を剥がして目地処理後に敷設材の微小孔に挿入充填した消失材が昇華して消失するようにすることを特徴としている。
【0013】
敷設材1は、ホテルのエントランスやロビー、廊下、階段、百貨店のエントランスやフロアー、駅やビル、マンションのフロアー、階段、玄関、浴場やプールサイド、その他に設置されるもので、天然大理石や人工大理石、御影石、タイル、セラミックタイル、ホーローなどが適用でき、その表面に図1のようにミクロン単位の微小孔2を多数個開孔しているもので、この微小孔2による吸着作用や表面張力作用によって優れた防滑特性を発揮できるようにしているものである。
【0014】
そして、この微小孔2を開孔した敷設材1の表面には、現場での施工時の目地処理にあたって目地材で微小孔2を塞いでしまわないように、敷設材1の微小孔2には図2のように昇華して消失する樟脳やナフタリン等の消失材5を挿入充填して、目地材が微小孔2に侵入して閉塞するのを防止するようにしている。消失材5は、ミクロ単位の微小孔2の大きさなので、閉塞用シート材3を剥がして空気中にさらせば、数時間〜1日位で昇華して消失するものである。
【0015】
上記微小孔2は、たとえば図3に示したような工程で、上記したタイルや大理石等の敷設材1の表面に所定の溶剤を付着したり、塗布して、敷設材1の表層部の石灰や長石、雲母等を溶解してミクロン単位のものを開孔して形成できる。
【0016】
敷設材1には、上記のように現場でなく予め工場側で、無人ないし必要により人手を介して自動的に溶剤を噴射したりして塗布し、水洗処理、乾燥仕上げするように設備できるので、現場での環境汚染や有害、危険作業をする必要がなく、しかも施工が簡単となって短期間に敷設するようにできる。
【0017】
このような敷設材1の表面には、閉塞用シート材3を剥離可能に被覆でき、閉塞用シート材3としては熱溶着性を有する合成樹脂フィルムや、粘着材を付着した剥離シートなどを使用することができ、図2のように敷設材1の表面の全体にわたって被覆するのが好ましい。
【0018】
なお、敷設材1の種類やその構成物質に対して、所要の溶剤の配合を選定して所要の微小孔2を形成するようにできる。
【0019】
【実施例】
図2〜図3は、本発明の一実施例を示すものである。タイル等の敷設材1は、図2のように表面に溶剤によってミクロン単位の微小孔2を溶融開孔して敷設材1の表面に樟脳の消失材5を塗布したり、摺り込んだりしてミクロン単位の微小孔2に充填し、目地材が微小孔2に侵入して閉塞するのを防止したものである。消失材5は数時間〜1日位で昇華して消滅し、微小孔2 が生じて滑り防止特性を発揮できるものである。
【0020】
そして、敷設材1の表面にポリエチレン等の合成樹脂フィルムシートの閉塞用シート材3を熱溶着して被覆し、図3のように所定の寸法に成形して焼成した敷設材1を所要工程を経て成形できる。
【0021】
例えば、図3のように焼成したタイルや石材等の敷設材1をコンベヤー等に搭載して脱脂工程に搬送して脱脂槽に浸漬して表面を脱脂し、次いで溶剤塗布工程に運んで、敷設材1に対応して予め選定した所定の溶剤を自動スプレー等で敷設材1の表面に順次塗布し、所定時間放置してガラス質を腐食により開孔していく。
【0022】
所定時間経過して敷設材1にミクロン単位の微小孔2の開孔ができたら、次工程の中和工程に送り、中和処理して、水洗工程に送り、乾燥工程に順次送って、シート材被覆工程で乾燥した敷設材1の表面に図2のように樟脳の消失材5を塗布したり、摺り込んだりしてミクロン単位の微小孔2に充填し、0.2mm厚さ位のポリエチレンの閉塞用シート材3を被覆し、熱風室または加熱室を通過して被覆していくものである。
【0023】
このようにして表面に閉塞用シート材3を被覆した敷設材1は、整理して保管し、注文に応じて出荷して現場に敷設される。そして、現場での敷設では、図4のように所要の床材設置の下地処理をした場所に従来の敷設材と同じように配置していって、目地材6を敷設材1間に装填していって敷設することができる。特に、その際に上記のように敷設材1の表面に取着した閉塞用シート材3を剥離せずに目地処理後に剥離するので、目地材が敷設材1の表面に開孔したミクロン単位の微小孔2に侵入するのを防止できる。
特に、微小孔2に消失材5を挿入充填しているので、目地処理前等に閉塞用シート材3の万一の剥がれに対処することができるとともに、消失材5は数時間〜1日位で昇華して消滅し、微小孔2 が生じて滑り防止特性を発揮できるものである。
【0024】
そのため、現場での環境汚染や有害、危険作業の施工をすることがなくなり、しかも施工が簡単となって短期間に敷設することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上のように本発明にあっては、タイルや石材等の敷設材の表面に設けるミクロン単位の微小孔を予め開孔して、現場での施工時の目地材で上記微小孔を塞がないように敷設材の表面に閉塞用シート材を被覆するとともに、敷設材の微小孔に昇華して消失する消失材を挿入充填したことによって、現場での環境汚染や有害、危険作業の施工をする必要がなくなって施工が簡単となり、短期間に敷設することができとともに、目地材が微小孔に侵入して閉塞するのを防止するようにできる。そして、消失材は、ミクロ単位の微小孔の大きさなので、空気中にさらせば、数時間〜1日位で昇華して消失するものである。
【0026】
また、敷設材の表面に設けるミクロン単位の微小孔を予め開孔して、現場での施工時の目地材で上記微小孔を塞がないように敷設材の表面に閉塞用シート材を被覆するとともに敷設材の微小孔に昇華して消失する消失材を挿入充填し、上記敷設材を現場の施工部に所定の間隔で設置して目地処理を行い、目地処理後に敷設材の表面の閉塞用シート材を剥がして敷設材の微小孔に挿入充填した消失材が昇華して消失するようにすることによって、敷設材を並べて上記したように敷設施工することができて、現場での環境汚染や有害、危険作業の施工をする必要がなくなって施工が簡単となり、短期間に敷設することができとともに、目地材が微小孔に侵入して閉塞するのを防止するようにでき、消失材は数時間〜1日位で昇華して消失するもので、現場での施工が簡単となり、短期間に敷設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の敷設材の防滑構造原理の説明用断面図、
【図2】 本発明の一実施例の側断面図、
【図3】 同上の一製造説明用の概略工程図、
【図4】 同上の敷設状態説明用の一部省略した側断面図。
【符号の説明】
1…敷設材 2…微小孔 3…閉塞用シート材
4…敷設用シート材[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a non-slip laying material for a stone material such as a tile or marble, a floor material or a sidewalk surface material in a building field or a road field, and a construction method therefor.
[0002]
[Prior art]
In recent years, luxury entrance floors such as natural marble, artificial marble, granite, tiles, ceramic tiles, and enamels have been laid on the entrances and lobbies of hotels, hallways, entrances and floors of department stores, floors of stations, buildings, and condominiums. Also, tiles, marble, enamel and other laying materials are laid in the bathhouse and poolside. In addition, laying materials such as tiles and skin stone materials are often laid on the sidewalks of private and public roads.
[0003]
However, when the surface of these laying materials becomes wet with water, the pedestrian is slippery and falls down with danger.
[0004]
[Prior literature]
Therefore, in order to prevent such laying material from slipping, Japanese Patent Laid-Open Nos. 6-1558836, 7-164420, 8-1333876, 7-324462, and the like have been proposed. ing.
[0005]
However, the above-mentioned Japanese Patent Laid-Open No. 6-1558836 discloses a ceramic material sprayed on the surface of a polished stone material to form a small protrusion on the surface to prevent slipping, and Japanese Patent Laid-Open No. 7-164420. In the publication, the surface of the tile is irregular and uneven, and the high convex portion is roughened to prevent slipping. In JP-A-8-133976, the uneven glaze layer on the tile substrate is used. A metal oxide layer such as TiO 2 is formed to provide anti-slip, antibacterial and deodorizing functions.
[0006]
In addition, in JP-A-7-324462, a concave portion having a size of micron is formed on the walking surface of an inorganic flooring, and when the surface is walked in a state where water is removed and water is accumulated in the concave portion, It becomes a negative pressure state and a sucker action occurs to improve the slip resistance.
[0007]
[Problem to be Solved by the Invention]
However, in the case of the former three, the anti-slip property is not so good, but since the laying material has no micro-unit recesses, the recesses are clogged particularly during joint treatment at the time of laying on site, and the anti-slip function does not deteriorate. . However, the latter has an excellent anti-slip function because the laying material is formed with a concave portion in micro units, but the joint material enters the recess during clogging, resulting in clogging and a decrease in the anti-slip function. The effect cannot be fully exhibited.
[0008]
Therefore, after laying the laying material at the site and completing the joint treatment, apply a solvent containing fluorine ammonium, sulfuric acid, butyl beetle, surfactant, etc. to the surface of the laying material, and apply a brushing treatment etc. The glassy material had to be corroded to form microscopic recesses.
[0009]
In this way, the vitreous corrosion treatment with the solvent in the field causes the toxicity of fluorine compounds, the risk of adhesion to the skin such as sulfuric acid, and the pollution problem due to the drainage of cleaning water, paying particular attention to environmental pollution. Therefore, it is time consuming and time consuming to complete the construction, and it was a problem to be able to perform construction quickly, safely and without any trouble.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention has an anti-slip property that is laid on an indoor or outdoor walking surface and has micron-sized micro holes on the surface. An anti-slip laying material, in which micro-micron holes provided on the surface of the laying material are pre-opened, and the surface of the laying material is not blocked by the joint material at the time of construction on site. An object of the present invention is to provide a non-slip laying material characterized in that it covers a blocking sheet material and is filled with a disappearing material that sublimates and disappears into micropores of the laying material.
[0011]
A method for constructing an anti-slip laying material having an anti-slip property by laying on an indoor or outdoor walking surface and opening microscopic holes on the surface thereof, comprising a micron-sized micrometer provided on the surface of the laying material. Open the hole in advance and cover the surface of the laying material with the sealing material so that the above-mentioned microholes are not blocked by the joint material at the time of construction in the field. The above-mentioned laying material is inserted and filled at a predetermined interval in the construction site at a predetermined interval to perform joint treatment, and after the joint treatment , the sealing sheet material on the surface of the laying material is peeled off, and after the joint treatment, An object of the present invention is to provide a non-slip laying material construction method characterized in that the disappearing material inserted and filled in the micropores is sublimated to disappear.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An anti-slip laying material and a construction method thereof according to the present invention are an anti-slip laying material having anti-slip property which is laid on an indoor or outdoor walking surface and has micron-sized microholes formed on the surface thereof. In addition to covering the surface of the laying material with a sealing sheet material so as not to block the micropores with a joint material at the time of construction in the field, the laying material Insert and fill the disappearing material that disappears by sublimation into the micropores, install the laying material at a predetermined interval in the construction site on the site, perform joint treatment, and after the joint treatment, apply the sheet material for closing the surface of the laying material. It is characterized in that the lost material inserted and filled in the micropores of the laying material after peeling and jointing treatment is sublimated and disappears.
[0013]
[0014]
The surface of the
[0015]
The
[0016]
Since it can be installed on the
[0017]
The surface of the
[0018]
In addition, with respect to the type of the laying
[0019]
【Example】
2 to 3 show an embodiment of the present invention. The laying
[0020]
And the sheet |
[0021]
For example, as shown in FIG. 3, the laying
[0022]
After a predetermined time has passed, when the laying
[0023]
In this way, the laying
In particular, since the vanishing
[0024]
Therefore, construction of environmental pollution, harmful and dangerous work at the site is not required, and the construction is simplified and can be laid in a short time.
[0025]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, a micron-sized microhole provided in the surface of a laying material such as a tile or stone is previously opened, and the microhole is not blocked with a joint material at the time of construction on site. In this way, the surface of the laying material is covered with a sheet material for closing, and the lost material that sublimates and disappears is inserted and filled in the laying material's micropores, so that environmental pollution, harmful and dangerous work is performed on site. This eliminates the need for the construction and simplifies the construction. In addition, the joint material can be prevented from entering and closing the micropores. And since a loss | disappearance material is the magnitude | size of the micropore of a micro unit, if it puts in air, it will sublimate and will lose | disappear in several hours-about 1 day.
[0026]
In addition, micron-sized micropores provided on the surface of the laying material are opened in advance, and the surface of the laying material is covered with a blocking sheet material so as not to block the micropores with joint materials used during construction on site. At the same time, insert and fill the disappearing material that sublimates and disappears into the micropores of the laying material, install the above laying material at a predetermined interval in the construction site, perform joint treatment, and block the surface of the laying material after joint treatment by vanishing material inserted filled into micropores of the laying material peeling the sheet material so as to disappear by sublimation, to be able to side by side laying material laid construction as described above, Ya environmental pollution in the field There is no need to perform hazardous and dangerous work, making the work easier and laying in a short period of time, as well as preventing the joint material from entering and closing the micropores. What disappears after sublimation in time ~ 1 day , Construction site in is simple, can be laid in a short period of time.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view for explaining the principle of a non-slip structure of a laying material according to the present invention,
FIG. 2 is a side sectional view of an embodiment of the present invention,
FIG. 3 is a schematic process diagram for explaining one production,
FIG. 4 is a side sectional view, partly omitted, for explaining the laying state.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
上記敷設材の表面に設けるミクロン単位の微小孔を予め開孔して、現場での施工時の目地材で上記微小孔を塞がないように敷設材の表面に閉塞用シート材を被覆するとともに、敷設材の微小孔に昇華して消失する消失材を挿入充填したことを特徴とする防滑性敷設材。An anti-slip laying material having anti-slip property that is laid on an indoor or outdoor walking surface and has micron-sized micro holes on the surface,
Pre-open micro holes in units of microns provided on the surface of the laying material, and cover the surface of the laying material with a closing sheet material so as not to block the micro holes with joint materials at the time of construction on site An anti-slip laying material characterized by inserting and filling a disappearing material that sublimates and disappears into the micropores of the laying material.
上記敷設材の表面に設けるミクロン単位の微小孔を予め開孔して、現場での施工時の目地材で上記微小孔を塞がないように敷設材の表面に閉塞用シート材を被覆するとともに、敷設材の微小孔に昇華して消失する消失材を挿入充填し、
上記敷設材を現場の施工部に所定の間隔で設置して目地処理を行い、目地処理後に敷設材の表面の閉塞用シート材を剥がして目地処理後に敷設材の微小孔に挿入充填した消失材が昇華して消失するようにすることを特徴とする防滑性敷設材の施工方法。It is a construction method of an anti-slip laying material having an anti-slip property that is laid on an indoor or outdoor walking surface and has micron-sized micro holes on the surface,
Pre-open micro holes in units of microns provided on the surface of the laying material, and cover the surface of the laying material with a closing sheet material so as not to block the micro holes with joint materials at the time of construction on site Inserting and filling the disappearing material that sublimates and disappears into the micropores of the laying material ,
The above-mentioned laying material is installed in the construction site at a predetermined interval to perform joint treatment, and after the joint treatment , the sealing sheet material on the surface of the laying material is peeled off, and after the joint treatment, the lost material is inserted and filled into the micro holes of the laying material A method for constructing a non-slip laying material, wherein the material disappears by sublimation.
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