JP4273872B2 - 光ディスク装置及びディスク装置 - Google Patents

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本発明はパーソナルコンピュータ等の電子機器に内蔵もしくは外付けで使用される光ディスク装置に関する。また、磁気ディスク装置などのディスク装置に関するものである。
従来の光メディア装置のユニバーサル・シリアル・バス(以下USBと称す)インターフェースでの起動についてブロック図に従い説明する。
図14は従来の光ディスク装置のブロック図を示している。ここで、CPU14は論理判断や演算を行う。メインメモリ13は、制御プログラム、ならびに光ディスク記録装置のための記録制御プログラムを記憶したプログラム記憶エリアを有している。バッファメモリ11は、記憶領域、記録制御、再生制御に必要な記憶領域として使用される。フィードモータ2は、モータ駆動回路6で駆動される。3はスピンドルモータで同じようにモータ駆動回路6で駆動される。4はピックアップユニットであり、アクチュエータ駆動回路7で駆動される。モータ駆動回路6、アクチュエータ駆動回路7をサーボ制御するものがCDサーボプロセッサ9である。また、モータ駆動回路6に電力を供給するのが駆動系電源回路8である。
再生系では、光ディスク1とピックアップユニット4から得られる光信号はアナログ信号処理部5で信号処理され、CDサーボプロセッサ9のフィードバック信号として使われると共に、デジタル信号処理部10の入力信号となりデジタル信号へ復調され、その結果をバッファメモリ11へ格納する。バッファメモリ11は記録データ、および復調したデータを一時記憶するためのメモリである。これらのデータはインタフェース部12を経由し、ATAPIバス16を使った通信でUSB変換IC17とデータの受け渡しを行う。
USB変換IC17は、受けたATAPI信号をUSB信号18へ変換しUSBコネクタ19を通しUSBケーブルによって外部のパソコン(ホストコンピュータ)20と接続されデータの受け渡しを行うものである。システムバス15は、光ディスク装置内でのデータ転送用バスである。メインメモリに記録されたプログラムによりCPUがデジタル信号処理部の制御を行う。デジタル系電源回路25はCPU14、デジタル信号処理部10、メモリ13等、デジタル信号処理部に対し各種の電圧を安定供給する。
これら装置を動かす回路部分へ供給される電圧は、ACアダプタ21でAC100VからDC6Vへ変換されDCジャック22よりドライブへ供給される。電源起動回路23はUSBコネクタ19の電源端子VBUS24の電圧に連動しドライブの駆動系電源回路8デジタル系電源回路25に電圧を供給する仕組みを有し、USB電源のON/OFFに連動し自動的にドライブを起動及び終了させる。
先行例としては、(特許文献1)(特許文献2)等がある。
特開2001−144772号公報 特開2001−177543号公報
従来の光ディスク装置では駆動用電源として上記の様にACアダプタを使用している。USBを使用する機器には、その機器の駆動用電源をUSBインターフェースのUSB電源(VBUS)に依っているものもあるが、従来のパソコン20では、USBの規格に従
いUSBから供給される電流は最大供給電流500mAに規格されており、500mAを超えて電流を引くとパソコン20側で警告とUSB電源のシャットダウンが行われる。一方従来の光ディスク装置は500mA以上の最大供給電流を必要とするため、従来のパソコン20のVBUSで従来の光ディスク装置を駆動することができなかった。
このような課題を解決する為に本発明は、光ディスクを回転させる回転駆動手段と、前記光ディスクに書き込まれたデータを読み取るか前記光ディスクにデータを書き込むかの少なくとも一方を行う光ピックアップと、前記光ピックアップを前記光ディスクの半径方向に移動させる駆動手段と、前記回転駆動手段の駆動回路と、前記駆動回路を制御するサーボプロセッサと、前記駆動回路と前記サーボプロセッサ間を接続する信号ラインと、前記信号ラインの途中に設けられ前記サーボプロセッサの信号電圧の大きさを変えて前記駆動回路に送る変換回路と、前記変換回路を制御する制御手段と、を備え、前記変換回路は予め設定された第1の変換率と第2の変換率で減圧して出力することが可能であり、前記第1の変換率での減圧はスピンドルモータまたはフィードモータの駆動電流の一時的増加に対応して行われ、前記第2の変換率での減圧はアクチュエータの駆動電流の一時的増加に対応して行われることとした。
これにより本発明の電子機器及び光ディスク装置は、例えば装置もしくは機器全体が必要とする電流が、一時的にUSBから供給される最大供給電流である500mAを超えることを回避することが出来、USBインターフェースのUSB電源(VBUS)を電源として駆動することが可能となる。
請求項記載の発明は、変換回路は予め設定された第1の変換率と第2の変換率で減圧して出力することが可能であり、前記第1の変換率での減圧はスピンドルモータまたはフィードモータの駆動電流の一時的増加に対応して行われ、前記第2の変換率での減圧はアクチュエータの駆動電流の一時的増加に対応して行われることを特徴とする光ディスク装置によって、光ディスク装置の動作時の一時的な電流の増加に対応して変換回路が動作し、これを低減することが出来る。
請求項記載の発明は、駆動回路に送る複数の変換回路を備え、その駆動回路は基準電位の入力部と信号電位の入力部を有し、サーボプロセッサは基準電位の出力部と信号電位の出力部と前記複数の変換回路を動作させる複数の信号電位の出力部を有し、前記基準電位の入力部と前記基準電位の出力部は結線されており、前記変換回路のそれぞれはスイッチ部と第1の抵抗と第2の抵抗によって構成され、前記第1の抵抗は全ての変換回路において共有され前記信号電位の入力部と前記信号電位の出力部間に接続され、前記各スイッチ部はスイッチ機能を有する第1、第2の端子と前記第1、第2の端子の開閉を制御する信号を入力する第3の端子とを有し、前記第1の抵抗は前記信号電位の入力部と信号電位の出力部間に接続され、前記各スイッチ部の第1の端子は前記第1の抵抗と前記信号電位の入力部間の結線から分岐した配線に接続され、前記スイッチ部の第2の端子は前記第2の抵抗に接続され、前記第2の抵抗の反対側端部は前記基準電位の入力部と基準電位の出力部の結線から分岐した配線に接続されていることを特徴とする光ディスク装置によって、複数の変換回路によりサーボプロセッサの基準電位と信号電位間の電圧である信号電圧を分圧により複数のレベルに減圧し、スピンドルモータの駆動回路に送ることが出来る。
請求項記載の発明は、スイッチ部はトランジスタと抵抗により構成され、前記第1の端子は前記トランジスタのコレクタであり、前記第2の端子は前記トランジスタのエミッタであり、前記第3の端子は前記抵抗の一端であり、前記抵抗の他端は前記トランジスタのベースに接続されていることを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置によって、容易な構成で変換回路を構成することが出来る。
請求項記載の発明は、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)インターフェースのVBUS(電圧バス)を電源とすることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光ディスク装置によって、変換回路の適切な構成及び動作により、USBから供給される最大供給電流である500mAを超えることを回避することが出来る。
請求項記載の発明は、前記変換回路は、メモリに記録されCPUによって実行されるプログラムによって制御されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光ディスク装置によって、変換回路の制御を容易に且つ詳細に行うことができる。
以下、発明を実施するための最良の形態について図を用いて説明する。
図1は本発明の一実施の形態における光ディスク装置の外観図、図2は本発明の一実施の形態における光ディスク装置の上蓋を開けた状態の外観図、図3は本発明の一実施の形態における光ディスク装置のピックアップモジュールを裏面から見た外観図、図4は本発明の一実施の形態におけるUSB電源に対応した光ディスク装置の構成を示すブロック図、図5は本発明の一実施の形態における光ディスク装置の分圧抵抗の構成を示す図、図6は本発明の一実施の形態における光ディスク装置の分圧抵抗の有無でのスピンドルモータ立ち上がり時の回転数の変化と駆動電流の変化を示す図、図7は本発明の一実施の形態における光ディスク装置の分圧抵抗の有無でのスピンドルモータ立ち上がり時のスピンドルモータ駆動電流の違いの実測データを示す図、図8は本発明の一実施の形態における光ディスク装置の分圧抵抗の別の構成を示す図、図9はは本発明の別の一実施の形態における光ディスク装置の分圧抵抗の有無でのスピンドルモータ駆動電流の違いの実測データ、図10はUSB電源とACアダプター電源での動作の制御を示すフローチャート、図11はパソコンが500mA以上を供給できるパソコンであるかを光ディスク装置が確認する制御を示すフローチャート、図12は本発明の光ディスク装置を接続し、USBにて光ディスク装置への電力供給が可能なパソコンのUSB出力部分のブロック図、図13は本発明の光ディスク装置を接続し、USBにて光ディスク装置への電力供給が可能なパソコンの接続時の制御を示すフローチャートである。
図1において、光ディスク装置101は、パソコン等電子機器に内蔵しない所謂外付けタイプのもので、上蓋102を開けて光ディスクを装着する。103はUSB接続用コネクタでUSBケーブル104にて例えばパソコン105に接続することにより、パソコンは光ディスクからデータを読み取ったり、光ディスクにデータを書き込むことができる。106はACアダプタで商用電源(100V等)のコンセント107からの電圧を降圧及び整流し、DCジャック108から光ディスク装置101に供給する。後に詳述するが、光ディスク装置101の電力取得はACアダプタ106に依る場合とUSBケーブル104に依る場合があり、ACアダプタ106を使用しない場合がある。光ディスクにはCD−ROM、CD−R/RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R/RW、DVD+R/RWが含まれ、光ディスク装置101はこれら光ディスクの1種類もしくは数種類に対応可能なものが含まれる。
本実施の形態では、パソコン等他の電子機器との接続手段としてUSBインターフェースを採用しているが、接続手段が電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えたものであれば良く、IEEE1394インターフェースであっても良い。
なお光ディスク装置内に内部で使用するのに適した電流電圧にする電源回路を備えているのであれば、ACアダプタ106を使用せず、商用電源を直接適切な電線とコネクタで引き込む構成であっても良い。また、商用電源の代わりに光ディスク装置に内蔵もしくは外付けされた電池を駆動用電源とするものであってもよい。
光ディスク装置の機構的な構成について図を用いて説明する。
図2において、上蓋102を開けるとピックアップモジュール109があり、ピックアップモジュール109にはスピンドルモータ110や光ピックアップ111が構成されている。スピンドルモータ110には光ディスクを装着するディスク装着部110aが構成
されている。
図3において、スピンドルモータ110は底板110bを介してネジなどでフレーム109aに取付けられている。スピンドルモータ110のディスクが装着される部分はカバー109bの貫通孔109cからディスク装着面側に突出している。
光ピックアップ111のキャリッジ111aは、フレーム109aに固定された略平行な2本のシャフト109e,109fに移動自在に保持されている。
フィードモータ112はフレーム109aに固定されており、ギヤ群112aを介してフレーム109aに回転自在に取付けられた回転シャフト112bを回転させる。回転シャフト112bはシャフト109eの近傍に設けられており、シャフト109eに略平行に取付けられている。しかも回転シャフト112bはシャフト109eに対してシャフト109fと反対側に設けられている。回転シャフト112bにはスパイラル状の溝が設けられており、キャリッジ111aに設けられたガイド111bと嵌合している。回転シャフト112bの回転により、ガイド111b及びキャリッジ111aはシャフト109e,109fに沿って双方向(矢印A方向)に移動する。以上のようにキャリッジ111を移動させる手段としてのフィードモータ112,回転シャフト112b,ギヤ群112aはシャフト109eに対してキャリッジ111aと反対側にまとめて収納されている。キャリッジ111aは金属材料のダイキャスト等によって構成されており、ディスクの読み取りや書き込みを行なう光学系が搭載されている。
キャリッジ111aに搭載された光学系の中で対物レンズ111c(図2参照)はアクチュエータ111d上に構成されている。アクチュエータ111dはダンパー111eに支持されてキャリッジ111aに取り付けられている。また、アクチュエータ111dには、アクチュエータコイル111fが設けられている。レーザ光のディスク上の動きに対してアクチュエータコイル111fが動的に補正をかけてアクチュエータ111dを動かし、対物レンズ111cを動かして、レーザ光の位置を補正する。
次に光ディスク装置の回路系の構成について図4を用いて説明する。12はCPUで論理判断や演算を行う。13はメインメモリで、制御プログラムや光ディスク記録装置のための記録制御プログラムを記憶したプログラム記憶エリアを有している。11はバッファーメモリであり、記憶領域、記録制御、再生制御に必要な記憶領域として使用される。2はフィードモータであり、6のモータ駆動回路で駆動される。3はスピンドルモータで同じように6のモータ駆動回路で駆動される。4はピックアップユニットであり、アクチュエータ駆動回路7で駆動される。モータ駆動回路6、アクチュエータ駆動回路7をサーボ制御するものがCDサーボプロセッサ9である。モータ駆動回路6とCDサーボプロセッサ9の間には分圧抵抗29がある。また、モータ駆動回路6に電力を供給するのが駆動系電源回路8である。
再生系では、光ディスク1と光ピックアップ4から得られる光信号はアナログ信号処理部5で信号処理され、CDサーボプロセッサ9のフィードバック信号として使われると共に、デジタル信号処理部10の入力信号となりデジタル信号へ復調され、その結果をバッファメモリ11へ格納する。バッファメモリ11は記録データ、および復調したデータを一時記憶するためにメモリである。これらのデータはインタフェース部12を経由し、ATAPIバス16を使った通信でUSB変換IC17とデータの受け渡しを行う。
USB変換IC17は、受けたATAPI信号をUSB信号18へ変換しUSBコネクタ19を通しUSBケーブルによって外部のパソコン20と接続されデータの受け渡しを行うものである。システムバス15は、光ディスク装置内でのデータ転送用バスである。
メインメモリに記録されたプログラムによりCPU14がデジタル信号処理部の制御を行う。デジタル系電源回路26はCPU14、デジタル信号処理部10、メモリ13等、デジタル信号処理部に対し各種の電圧を安定供給する。
これら装置を動かす回路部分へ供給される電圧は、ACアダプタ21でAC100VからDC6Vへ変換されDCジャック22よりドライブへ供給される。電源起動回路25はUSBコネクタ19のVBUS(電源バス)24の電圧を検知し、ドライブの駆動系電源回路8やデジタル系電源回路26に電圧を供給または停止することでドライブを起動または終了させる。
VBUS24周辺には、USBコネクタ19を通しパソコン20等電子機器と接続した際にサージ等過電流が入ることを防ぐVBUSの突入防止回路27と、電源をDCIN23から供給するかVBUS24から供給するか切り替えるリレー回路28が設けられている。CPU14にはリレー回路28と電源起動回路25の制御を行うポートが追加されている。
ここで、光ディスク装置の駆動系を流れる電流について説明する。光ディスク装置の主な駆動部としては、スピンドルモータ3(図3では110)、フィードモータ2(図3では112)、アクチュエータ(光ピックアップ4内に搭載、図3では111d)がある。アクチュエータにはアクチュエータ駆動電流が流れる。アクチュエータは対物レンズ111cから出射するレーザ光のトラッキングサーボとフォーカシングサーボを行う為、アクチュエータ駆動電流は細かく変動したものになることが多い。またフィードモータ112にはフィードモータ駆動電流が流れる。フィードモータ112は対物レンズ111cをディスク径方向に駆動するが、アクチュエータ111dで追従できなくなるとキャリッジ111aごと駆動するものであるから、概念的には間欠的な駆動となり、駆動電流も間欠的な変動になることが多い。スピンドルモータ110にはスピンドルモータ駆動電流が流れる。スピンドルモータ110はディスクを回転駆動するものであるから細かい変動はないが、停止状態からの立ち上がり加速時などで急なスピンドルモータ駆動電流の上昇が生じることがある。
次に、分圧抵抗29について図5を用いて詳細に説明する。図5(a)は分圧抵抗の構成を示す図である。分圧抵抗29はモータ駆動回路6とCDサーボプロセッサ9の間に設けられた信号電圧の変換回路であり、抵抗R1,R1,R3とトランジスタTrにより構成されている。CDサーボプロセッサ9内には光ディスクコントローラ(ODC)30が構成されている。ODC30のVHALFには基準電圧(1.65V)が発生し、SPDにはスピンドル制御信号電圧が発生する。ODC30のCPUPORTにはCPU14からの指令で分圧回路29を制御する電圧が発生する。
通常、ODC30のVHALF電圧はモータ駆動回路6のVHALFに、ODC30のSPD電圧はモータ駆動回路6のスピンドルモータ制御信号SPDRVに送られ、SPDRV−VHALF間電圧でスピンドルモータ3の制御が行われる。具体的には、図5(b)に示す様にSPDRV−VHALF間電圧が基準電圧VHALFよりも大きいときスピンドルモータ3は加速し、SPDRV−VHALF間電圧が基準電圧VHALFよりも小さいときはスピンドルモータ3は減速する為、SPDRV−VHALF間電圧によってスピンドルモータ3が制御される。
抵抗R1はモータ駆動回路6のSPDRVとODC30のSPD間に設けられ、抵抗R2はモータ駆動回路6のSPDRV−R1間と、モータ駆動回路6及びODC30の両VHALH間のあいだに結線されているが、モータ駆動回路6のSPDRV−R1間とR2の間にはトランジスタTrのエミッタ−コレクタ間が介在している。
分圧回路29の動作について説明する。ODC30のPORTとVHALF間に所定の電圧が発生していない場合、トランジスタTrのコレクタ−エミッタ間はOFFであり、A点−B点間の電圧降下がほとんど無い為、SPDRV−VHALF間電圧はほぼSPD−VHALF間電圧となる。CPU14からの指令でODC30のCPUPORTとVHALF間に所定の電圧が発生することによりトランジスタTrのベース−エミッタ間が所定の電圧になると、トランジスタTrのコレクタ−エミッタ間がONになり、SPDRV−VHALF間電圧はSPD−VHALF間電圧をA点−B点間とR1で分圧したものになる。よって図5(c)に示す様に、SPDRV−VHALF間電圧は小さくなりスピンドルモータ3の動作は抑制される。ODC30へのCPU14からの指令は、ソフトウェアに依って行うことができることから、分圧抵抗29はソフトウェアでON/OFFすることができる。すなわち、ソフトウェアでスピンドルモータ3の駆動を省電力モードと通常モードに容易に切り替えることができる。省電力モードではスピンドルモータ3の駆動電流は通常モードよりも低く抑えられる。
なお、トランジスタTrはSPD−VHALF間電圧を受けてA点−C点間をON/OFFするスイッチとして機能しており、同等の機能を行う他の半導体素子であっても良いし、リレーを使用しても良い。
次に分圧抵抗29が消費電流の一時的な上昇を低減する作用について説明する。分圧抵抗29のON/OFFによるスピンドルモータ3の駆動の省電力モードと通常モードの切り替え制御は、消費電力が低い待機状態や定常運転状態や安定したスピンドルモータ3の制御が必要なディスクへの書き込み状態などでは通常モードで駆動し、フィードモータ2が大きな動きをする場合や停止状態からのスピンドルモータの加速時のように多くの電力がまとめて消費される場合は省電力モードで駆動することによって、光ディスク装置全体の消費電力の一時的な増加を低減することができる。
模式的には図6に示す様に、スピンドルモータ3が停止状態から立ち上がり加速する場合、スピンドルモータ駆動電流は一時的に大きな電流が流れる。これに対し、分圧抵抗29をONした状態で、同様にスピンドルモータ3を停止状態から立ち上げると回転数の加速は緩やかであり所定の回転数に達するまでの時間はかかるが、スピンドルモータ駆動電流の一時的な上昇も緩やかでありピーク電流も低く抑えることができる。
図7の実測データは分圧抵抗制御信号CPUPORT、スピンドルモータ制御信号SPDRV、アクチュエータ制御信号TRDRVおよび駆動系の消費電流の波形であり、各制御信号に対する駆動系の消費電流の変化を示している。なおスピンドルモータ立ち上がり時は通常アクチュエータは駆動しない為、本実測にあたってスピンドルモータ制御信号SPDRVはほぼ0としており、フィードモータ駆動電流は微少である。フィードモータ制御信号(図示せず)は0としており、フィードモータ駆動電流は流れていない。図7(a)に示す様に、分圧抵抗が無い場合(CPUPORTは0Vで示されている)はスピンドルモータ制御信号SPDRVの立ち上がり(図中A、下側が正)とともに駆動系の消費電流も即座に立ち上がり(図中B)一定値に達する。これに対し図7(b)に示す様に、分圧抵抗が有りONである場合(CPUPORTはeVの電圧が出力されている)では、SPDRVは分圧されて低いレベルとなっており(図中C、下側が正)、また駆動系の消費電流の立ち上がり(図中D)も極めて緩やかなものになっている。
したがってスピンドルモータ3が停止状態から立ち上がり加速する場合など、一時的に大きな電流が流れ、光ディスク装置全体が必要とする電流が一時的に500mAを超える場合において、分圧抵抗をONにすることによりこれを抑え、常時500mAを超えない様に設定されることにより、VBUS24を電源にした常時駆動が可能となる。
次に分圧抵抗の別の構成を図8を用いて説明する。図8の構成では図5の構成がもう1つ設けられている。分圧に寄与する2つの抵抗のうちモータ駆動回路6のSPDRVとODC30のSPD間に設けられた抵抗については2つの構成で共用されている。すなわち、抵抗R1、R2、R3及びトランジスタTr1にて第1の分圧抵抗31が構成されており、抵抗R1、R4、R5及びトランジスタTr2にて第2の分圧抵抗32が構成されている。第1の分圧抵抗31ではCPU14からの指令でODC30のCPUPORT1とVHALF間に所定の電圧が発生することにより、トランジスタTr1のベース−エミッタ間が所定の電圧になると、トランジスタTr1のコレクタ−エミッタ間がONになり、SPDRV−VHALF間電圧はSPD−VHALF間電圧をR1とトランジスタTr1及び抵抗R3で分圧したものになる。第2の分圧抵抗32ではCPU14からの指令でODC30のCPUPORT2とVHALF間に所定の電圧が発生することにより、トランジスタTr2のベース−エミッタ間が所定の電圧になると、トランジスタTr2のコレクタ−エミッタ間がONになり、SPDRV−VHALF間電圧はSPD−VHALF間電圧をR1とトランジスタTr1及び抵抗R5で分圧したものになる。第1の分圧回路と第2の分圧回路は分圧比を異ならせている為、SPDRV−VHALF間電圧は、第1の分圧回路をONし第2の分圧回路をOFFした場合、第1の分圧回路をOFFし第2の構成の分圧回路をONした場合及び第1の分圧回路と第2の分圧回路をともにOFFにした場合で3通りの設定ができる。
次に、本構成の作用について説明する。本構成において第1の分圧回路は図5の構成で述べた様に、フィードモータ2が大きな動きをする場合やスピンドルモータ3が停止状態から立ち上がり加速する場合など、一時的に大きな電流が流れ、光ディスク装置全体が必要とする電流が500mAを超える場合に使用される。
第2の分圧回路は、光ディスク装置がディスクに書き込まれたデータを読み取るもしくはディスクにデータを書き込む場合などで使用される。光ディスク装置がディスクに書き込まれたデータを読み取るもしくはディスクにデータを書き込む場合においては、アクチュエータは細かく動作しており、アクチュエータの駆動電流は激しく変動している。これが主たる原因となって、光ディスク装置全体が必要とする電流がごく一時的に許容量を超えることがある。これに対して第2の分圧回路をONして、消費電流を抑制する。
図9の実測データは第2の分圧抵抗の制御信号CPUPORT2、スピンドルモータ制御信号SPDRV、アクチュエータ制御信号TRDRVおよび駆動系の消費電流の波形であり、各制御信号に対する駆動系の消費電流の変化を示している。スピンドルモータ制御信号SPDRVはほぼ一定(e2V、下側が正)であるから、スピンドルモータはほぼ一定速度で回転している。なおフィードモータ制御信号(図示せず)は0としており、フィードモータ駆動電流は流れていない。図9(a)に示す様に、第2の分圧抵抗がOFFの場合、駆動系の消費電流はパルス状のアクチュエータ駆動電流の影響でパルス状の極大値があり、これが500mAを超える場合がある。これに対し図9(b)に示す様に、アクチュエータ制御信号TRDRVでパルス状の信号が発生する部分、すなわちパルス状のアクチュエータ駆動電流が発生する部分で、第2の分圧抵抗をONにしてスピンドルモータ制御信号SPDRVの電圧を落とす。これによってアクチュエータ駆動電流がパルス状に増加する部分においてスピンドルモータ駆動電流低減される為、駆動系の消費電流が部分的に500mAを超えることを回避することができる。
このようにアクチュエータ駆動電流のパルス的な増加に対応して第2の分圧抵抗をONした状態ではスピンドルモータ110へ供給される電力は落ちているが、その時間的間隔は短く、スピンドルモータ110は慣性により回転速度をほぼ維持できる為、回転むらなどの悪影響は生じない。
なお、上記構成を重ねることにより、分圧回路を3つ以上の多段に構成することも可能であり、この場合SPDRV−VHALF間電圧はさらに細かく調整が可能となる。また、本実施の形態では、分圧抵抗は光ディスク装置全体が必要とする電流が500mAを超えない様制御する為に使用されているが、500mA以外の所定の電流値であっても良く、光ディスク装置のいずれかの箇所の電流値が一時的に所定の電流値を超えないようにするために使用されるものであっても良い。また、光ディスク装置全体が必要とする電力または光ディスク装置のいずれかの箇所が消費する電力が所定の値を超えないようにするために使用されるものであっても良い。さらに、電流や電力の時間的な変動を低減するために使用されるものであっても良い。
次に、以上の様な分圧抵抗の制御によっても電源から供給される電流が一時的に500mAを超える光ディスク装置についての制御を図4及び図10を用いて説明する。
光ディスク装置は、USBコネクタ19を介してUSBケーブル27でパソコン20と接続される(S1)と、VBASの電圧はパソコン20によって供給されるため、接続によってVBUS電圧が発生し、その変化を検出して電源起動回路25が働き、駆動系電源回路8とデジタル系電源回路26にVBUSからの電力を供給し、電源が入る(S2)。CPUは、VBUSとDCINの電圧をモニターしており、ACアダプタ21がDCジャック22に接続された場合、DCIN電圧を検出し(S3)、リレー回路28はACアダプタ21を電源とするように設定される(S4)ことによって、ACアダプタ21からの電力が各電源回路に供給される(S5)。また、ACアダプタ21がDCジャック22に接続されていない場合は、リレー回路28がVBUSを電源とするように設定される(S6)ことによって、VBUSからの電力が各電源回路に供給され(S7)CPU14はVBUSが電源であることを検知する(S8)。
VBUSを電源とする場合は、始めにCPU14から駆動系電源回路8への指令で駆動系を動かさないことによって、供給電流を500mA以下に抑えながら回路系のみ起動し(S9)、USB信号18によってパソコンと通信を行って、500mAを超えて供給できる特定のパソコンであるかを確認する(S10)(確認方法については後述)。なお、供給電流を500mA以下に抑える方法として、図5に示す構成の分圧抵抗もしくは図8に示す第1の分圧抵抗をONにして、スピンドルモータ3の駆動を省電力モードの切り替えることによって行っても良い。CPUは500mAを超えて供給できる特定のパソコンであるかを判定し(S11)、特定のパソコンである場合にのみメカの初期化処理を行い(S12)、USB電源で駆動系を起動する(S13)。従来のパソコンであること認識した場合は、電源起動回路25より突入防止回路27をOFFし(S14)、VBUSの供給を止めドライブをシャットダウンさせる(S15)。以降、パソコンを再起動するまでVBUS電源では駆動しない。これによって、従来のパソコンにおいて、誤ってVBUSから500mAを超えて電流供給し、パソコン及び周辺機器をハングアップさせることを防止できる。
次に、光ディスク装置に接続したパソコンが500mAを超えて供給できるパソコンであるかを光ディスク装置が確認する方法について図11を用いて説明する。
VBASで500mAを超えて供給できる特定のパソコンについては、光ディスク装置をUSB接続するとBIOSとUSB接続機器との間で取り決めた、特別のUSBコマンドもしくはUSBパケットで包まれたATAコマンド(ベンダーコマンド)を光ディスク装置に対して発行する様に設定しておく。このような設定は、パソコンのBIOSを出荷時からあらかじめ設定していても良い。また、パソコンに光ディスク装置を始めて接続した場合に機器のInquire情報をもとに専用のドライバソフトを組み込まれるが、こ
の光ディスク装置に添付のドライバソフトウェアにVBASで500mAを超えて供給できる特定のパソコンのリストを作成しておき、パソコンが特定のパソコンのリスト中にこのパソコンが有るかを判定し、特定のパソコンであるならば、光ディスク装置に特別のUSBコマンドもしくはUSBパケットで包まれたATAコマンド(ベンダーコマンド)を発行するドライバを組み込む様に設定しておくものであってもよい。
光ディスク装置とパソコンを接続した時、VBUSがONになるので光ディスク装置のVBUSがONになり、同時にパソコンのBIOSと光ディスク装置のネゴシエーションが開始される(S16)。ネゴシエーションが確立すると、特別のUSBコマンドもしくはUSBパケットで包まれたATAコマンド(ベンダーコマンド)を待つ(S17)。特別のコマンドが受信されたか判定し(S18)、特別のコマンドを受信した場合、VBASで500mAを超えて供給できる特定のパソコンと認識する(S19)。特別のコマンドを受信しなかった場合、VBASで500mAを超えて供給できる特定のパソコンではないと認識する(S20)。
一方、パソコン側においてもVBUSにて光ディスク装置に安定して最大供給電流500mAを超えて電力供給できるような構成が望ましい。次に図12及び図13を用いて、VBUSにて外部機器に安定して最大供給電流500mAを超えて電力供給できるパソコンの構成について説明する。
パソコン起動時、パソコンはUSB接続された光ディスク装置のInquire情報を取得し(S21)、その光ディスク装置がVBASで500mAを超える電流を必要とする光ディスク装置であるかを識別する(S22)。識別する方法としては、パソコンのBIOSにVBASで500mAを超える電流を必要とする光ディスク装置のIDリストを出荷時からあらかじめ設定しておき、接続された光ディスク装置のIDとの照合を行うものであっても良い。また、VBASで500mAを超える電流を必要とする光ディスク装置に添付のパソコン用ドライバソフトウェアによってパソコンにIDが取り込まれ、USB接続された機器のIDはVBASで500mAを超える電流を必要とする光ディスク装置のIDであると認識するものであってもよい。
またパソコン起動時は、BIOSが立ち上がり、USB電源28よりVBUS電源を供給する。パソコンはUSB電源28内の電流検出回路でVBUSの電流をモニターしており、認識されているUSB接続された機器が、VBASで500mAを超えて必要とする光ディスク装置であるか否かでモニターする電流の閾値を変える(S22)。VBASで500mAを超えて必要とする光ディスク装置でない場合はVBUSの電流の閾値を閾値Aに(S23)、VBASで500mAを超えて必要とする光ディスク装置である場合はVBUSの電流の閾値を閾値Bに(S24)設定する。閾値Aは実効値電流500mAが望ましく、さらにUSB接続時の突入電流に対応するため突入電流1.5A以上であってもよい。また、閾値Bは実効値電流500mAを超える値が望ましい。
次に、モニターしている(S25)VBUSの電流を閾値に対して比較し(S26)、閾値以下の場合はパソコンの起動動作を続ける(S27)。閾値以上の場合は、そのUSBインターフェースのポートを遮断し(S28)、起動動作を続ける(S27)。起動動作では、既に述べた様な、パソコンのBIOSと光ディスク装置とのネゴシエーション開始と、VBUSで起動可能な光ディスク装置の場合、USB信号によるパソコンのBIOSから500mAを超える電流を供給できる特定のパソコンであることを示すベンダーコマンドの発行が行われる。
このような構成により、ACアダプターが接続されている場合はすべてのコンピュータでACアダプターの電力によって動作し、ACアダプターが接続されていないUSB電源
駆動の場合、USB電源の強化された特定のコンピュータでのみUSB電源駆動を許可し、従来のコンピュータに接続する場合はUSB電源で駆動しないようにすることができる光ディスク装置を実現できる。
なお本実施の形態では、パソコンにUSB接続の光ディスク装置を接続した例について述べているが、USB接続の光ディスク装置に限らず、USB接続可能な電子機器(USB機器)であって良い。この場合USB機器は、USBによってパソコンから動作のための電力供給が可能であるものであって、その際VBUSでの供給電流が500mAを超えて必要である場合に効果的である。またパソコンはこのUSB機器に電力供給を行うことが可能な設定になっており、その際供給電流は500mAを超えて供給可能である場合に有効である。またUSB機器とパソコンがそれぞれ、VBUSでの供給電流が500mAを超えて必要なUSB機器とVBUSで500mAを超えて供給可能なパソコンであり、お互いを他のUSB機器もしくはパソコンに対して識別する場合に有効である。また、USB機器を接続する対象については、パソコンに限らずUSB接続可能でかつ接続機器に電力供給が可能な電子機器であっても良い。この場合、BIOSに依るもしくはBIOSに依らない手段にてUSB電源の強化された特定の電子機器であることを示す特定のコマンドをUSB信号にて発行する。
なお、本実施の形態では、光ディスク装置を例にとって説明したが、ハードディスク装置等の磁気ディスク装置などの他のディスク装置にも適応できる。
光ディスク装置やハードディスク装置等の磁気ディスク装置などの他のディスク装置に適用でき、特にUSB接続可能であり、USBにより電源供給が可能な光ディスク装置や他のディスク装置に効果的に適用できる。
本発明の一実施の形態における光ディスク装置の外観図 本発明の一実施の形態における光ディスク装置の上蓋を開けた状態の外観図 本発明の一実施の形態における光ディスク装置のピックアップモジュールを裏面から見た外観図 本発明の一実施の形態におけるUSB電源に対応した光ディスク装置の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態における光ディスク装置の分圧抵抗の構成を示す図 本発明の一実施の形態における光ディスク装置の分圧抵抗の有無でのスピンドルモータ立ち上がり時の回転数の変化と駆動電流の変化を示す図 本発明の一実施の形態における光ディスク装置の分圧抵抗の有無でのスピンドルモータ立ち上がり時のスピンドルモータ駆動電流の違いの実測データを示す図 本発明の一実施の形態における光ディスク装置の分圧抵抗の別の構成を示す図 本発明の別の一実施の形態における光ディスク装置の分圧抵抗の有無でのスピンドルモータ駆動電流の違いの実測データを示す図 USB電源とACアダプター電源での動作の制御を示すフローチャート パソコンが500mA以上を供給できるパソコンであるかを光ディスク装置が確認する制御を示すフローチャート 本発明の光ディスク装置を接続し、USBにて光ディスク装置への電力供給が可能なパソコンのUSB出力部分のブロック図 本発明の光ディスク装置を接続し、USBにて光ディスク装置への電力供給が可能なパソコンの接続時の制御を示すフローチャート 従来の光ディスク装置のブロック図
符号の説明
1 光ディスク
2 フィードモータ
3 スピンドルモータ
4 ピックアップユニット
5 アナログ信号処理部
6 モータ駆動回路
7 アクチュエータ駆動回路
8 駆動系電源回路
9 CDサーボプロセッサ
10 デジタル信号処理部
11 バッファメモリ
12 CPU
13 メインメモリ
14 CPU
15 システムバス
16 ATAPIバス
17 USB変換IC
18 USB信号
19 USBコネクタ
20 パソコン
21 ACアダプタ
22 DCジャック
24 VBUS
25 電源起動回路
26 デジタル系電源回路
27 突入防止回路
28 リレー回路
29 分圧抵抗
30 光ディスクコントローラ(ODC)
31 第1の分圧抵抗
32 第2の分圧抵抗
101 光ディスク装置
102 上蓋
103 USB接続用コネクタ
104 USBケーブル
105 パソコン
106 ACアダプタ
107 コンセント
108 DCジャック
109 ピックアップモジュール
109a フレーム
109b カバー
109c 貫通孔
109e、109f シャフト
110 スピンドルモータ
110a ディスク装着部
110b 底板
111 光ピックアップ
111a キャリッジ
111b ガイド
111c 対物レンズ
111d アクチュエータ
111e ダンパー
111f アクチュエータコイル
112 フィードモータ
112a ギヤ群
112b 回転シャフト

Claims (5)

  1. 光ディスクを回転させる回転駆動手段と、
    前記光ディスクに書き込まれたデータを読み取るか前記光ディスクにデータを書き込むかの少なくとも一方を行う光ピックアップと、
    前記光ピックアップを前記光ディスクの半径方向に移動させる駆動手段と、
    前記回転駆動手段の駆動回路と、
    前記駆動回路を制御するサーボプロセッサと、
    前記駆動回路と前記サーボプロセッサ間を接続する信号ラインと、
    前記信号ラインの途中に設けられ前記サーボプロセッサの信号電圧の大きさを変えて前記駆動回路に送る変換回路と、
    前記変換回路を制御する制御手段と、を備え、
    前記変換回路は予め設定された第1の変換率と第2の変換率で減圧して出力することが可能であり、前記第1の変換率での減圧スピンドルモータまたはフィードモータの駆動電流の一時的増加に対応して行われ、前記第2の変換率での減圧はアクチュエータの駆動電流の一時的増加に対応して行われることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ディスクを回転させる回転駆動手段と、
    前記光ディスクに書き込まれたデータを読み取るか前記光ディスクにデータを書き込むかの少なくとも一方を行う光ピックアップと、
    前記光ピックアップを前記光ディスクの半径方向に移動させる駆動手段と、
    前記回転駆動手段の駆動回路と、
    前記駆動回路を制御するサーボプロセッサと、
    前記駆動回路と前記サーボプロセッサ間を接続する信号ラインと、
    前記信号ラインの途中に設けられ前記サーボプロセッサの信号電圧の大きさを変えて前記駆動回路に送る複数の変換回路と、
    前記変換回路を制御する制御手段と、を備え、
    前記駆動回路は基準電位の入力部と信号電位の入力部を有し、サーボプロセッサは基準電位の出力部と信号電位の出力部と前記複数の変換回路を動作させる複数の信号電位の出力部を有し、前記基準電位の入力部と前記基準電位の出力部は結線されており、前記変換回路のそれぞれはスイッチ部と第1の抵抗と第2の抵抗によって構成され、前記第1の抵抗は全ての変換回路において共有され前記信号電位の入力部と前記信号電位の出力部間に接続され、前記各スイッチ部はスイッチ機能を有する第1、第2の端子と前記第1、第2の端子の開閉を制御する信号を入力する第3の端子とを有し、前記第1の抵抗は前記信号電位の入力部と信号電位の出力部間に接続され、前記各スイッチ部の第1の端子は前記第1の抵抗と前記信号電位の入力部間の結線から分岐した配線に接続され、前記スイッチ部の第2の端子は前記第2の抵抗に接続され、前記第2の抵抗の反対側端部は前記基準電位の入力部と基準電位の出力部の結線から分岐した配線に接続されていることを特徴とする光ディスク装置。
  3. 前記スイッチ部はトランジスタと抵抗により構成され、前記第1の端子は前記トランジスタのコレクタであり、前記第2の端子は前記トランジスタのエミッタであり、前記第3の端子は前記抵抗の一端であり、前記抵抗の他端は前記トランジスタのベースに接続されていることを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
  4. ユニバーサル・シリアル・バス(USB)インターフェースのVBUS(電圧バス)を電源とすることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光ディスク装置。
  5. 前記変換回路は、メモリに記録されCPUによって実行されるプログラムによって制御されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光ディスク装置。
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