JP4273485B2 - 視力矯正治具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、角膜形状を矯正して視力回復を図るための視力矯正治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
眼精疲労回復を目的とした各種商品が市販されている。たとえば、使い捨ての眼帯状の加温パッドや冷熱パッド等が知られているが、これらは使用持続時間が短時間で、効果も一時的なものである。このようなことから、本発明者は先にコンパクトで眼精疲労回復効果、眼機能回復効果、視力矯正治療効果、催眠効果等に優れたアイマスクを提案した(特許文献1)。
【0003】
また、本発明者は近視、遠視、乱視等の治療法として、上記アイマスク等により角膜を加温軟化させた後、症状に応じて角膜を強制的に変形させ、その後、変形した角膜がスプリングバックにより元の形状に戻らないように角膜を急冷する画期的な視力矯正法とその視力矯正法を実現するための各種装置を提案した(特許文献2)。しかしながら、これら視力矯正装置は、患者に適した多種類のR曲面を有する角膜押圧部材を用意しなければならないという不都合がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−93431号公報
【特許文献2】
特開2003−135511号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の解決しようとする課題は、上記アイマスク等で加温軟化した角膜を適正形状に矯正するための治具であって、多様な異常角膜形状を、様々な形状の角膜押圧部材を用意しなくとも簡易に矯正することができ、構成も簡単で安価に製造できる視力矯正治具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために採用した本発明の手段は、上記アイマスク等により眼球部を加温し、軟化した角膜形状を矯正する治具であって、
電源部を収納するケーシング本体に、発熱手段を内蔵する熱伝導性のロッド部を設け、該ロッド部の先端部に、角膜形状を部分的に矯正するための角膜押圧ヘッド部を設けたことを特徴とする。
【0007】
この角膜押圧ヘッド部の形状は、特に限定されるものではないが、R面形状、ヘラ形状、球形状等、必要に応じた形状とすることができる。これにより、加温軟化した角膜を部分的に押圧して、治療目的に応じた形状に自在に矯正することができる。
【0008】
また本発明は、加温された眼球部の角膜部を急冷して角膜形状を矯正するための治具であって、
冷却液を充填するシリンジ部と、該冷却液を押し出すピストン部を有するとともに、前記シリンジ部の先端部に冷却液噴出ノズルを設けた視力矯正治具において、
前記冷却液噴出ノズルが、前記シリンジ部の先端部に、前記角膜部の中央部を除いた周辺部に前記冷却液が噴出するように微小径ノズル管をリング状に配設したものであることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、加温された眼球部の角膜部を急冷して角膜形状を矯正するための治具であって、
冷却液を充填するシリンジ部と、該冷却液を押し出すピストン部を有するとともに、前記シリンジ部の先端部に冷却液噴出ノズルを設けた視力矯正治具において、
前記冷却液噴出ノズルは、前記シリンジ部の先端部に導管を介してリング管を設け、このリング管に、前記角膜部の中央部を除いた周辺部に前記冷却液が噴出するように微小径ノズル管を設けたものであることを特徴とする。
【0010】
また本発明は、加温された眼球部の角膜形状を矯正するための治具であって、
眼球の角膜に被せるキャップ状の角膜吸引部材と、
前記角膜吸引部材により前記角膜を前方に吸引するための真空吸引手段と、
前記角膜吸引部材の角膜方向に進退可能に設けられ、前記角膜を押圧変形するための角膜押圧成形部材を備えており、
前記角膜押圧成形部材のヘッド部を、凹状の偏心三日月形の断面形状とするとともに、該角膜押圧成形部材の内部に冷却液注入路を形成したことを特徴とする。
これにより加温軟化した角膜を前方に吸引しながら、角膜を下が膨らんだ三日月形に矯正し、遠近両用に適した角膜形状とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1乃至図5は、本発明の視力矯正冶具の実施形態を示している。これらの視力矯正冶具を使用するに当たっては、まず眼科医が患者の近視、遠視、乱視等の状況を診察し、屈折性の近視・遠視であるか軸性の近視・遠視であるか、また角膜は正常であるか、角膜が異常に前方に突出していないか、あるいは異常に奥に引っ込んでいないか等を診断して、角膜形状を矯正治療する必要があると判断した場合に、これら視力矯正治具を使用して角膜形状を矯正する。
【0012】
この角膜矯正治療は、前処置として本発明者が提案した加温機能付の上記アイマスク等により眼球部を所定温度(38℃〜45℃)に加温し、微振動を付与してケラチン質の角膜を軟化させておく必要がある。その際、異常に硬化した角膜や、老化、肥厚した角膜では、補助的に小型ガスバーナや小型ヘアードライヤを使用し、または別の温風装置から送風された所定温度の温風を、極小ノズルから噴出させることにより、角膜の硬直部位を集中的に軟化してもよい。
【0013】
まず図1に示す視力矯正治具は、把手部ケーシング本体20と、このケーシング本体20から延長するロッド部21を備えており、ロッド部21の先端にはR面に形成された角膜押圧ヘッド部22を有している。角膜押圧ヘッド部22を含むロッド部21は、金属または非金属等の熱伝導性の材質であり、表面研磨して硬質クロム、金メッキ等の表面処理が施されている。また図2に示す視力矯正治具は、角膜押圧ヘッド部22がヘラ状に形成されており、その他の構成は図1と同じである。
【0014】
これら図1及び図2に示す視力矯正治具は、図4の断面図に示すように、ケーシング本体20の内部に電源部となるバッテリ23と温度制御部(図示せず)が収納され、ロッド部21にニクロムヒータ、シーズヒータ、さらには酸化インジウムと導電性高分子ポリビロールを複合化した導電性高分子材料の塗布材のような発熱手段24が収納されている。そして、図示しないスイッチをONにするとバッテリ23から発熱手段24に通電されて発熱手段24が発熱し、角膜押圧ヘッド部22が所定温度(38℃〜45℃)に加温されることになる。
【0015】
また図3及び図5に示す視力矯正治具は、上述した発熱手段24の別の例を示したものであり、バッテリ23を収納し、温度制御部(図示せず)が内蔵された把手部ケーシング本体20と、下端部に筒状部21aを有するロッド部21とを備えており、これらは螺合部27において連結され、ロッド部21の先端には球状の角膜押圧ヘッド部22が形成されている。ケーシング本体20の内部には白熱球等の強力発熱電球25が装着されるとともに、ロッド部筒状部21aの内部には集光レンズ26が装着され、そのロッド部筒状部21aの内面は、黒鉛等の蓄熱材を塗布して熱吸収性を高めた熱光線吸収溝28となっている。
【0016】
図3及び図5の視力矯正治具によれば、図示しないスイッチをONにすると、バッテリ23から発熱電球25に通電し、その発熱光が集光レンズ26で集光されて熱光線吸収溝28を所定温度に加熱し、その熱温が角膜押圧ヘッド部22に伝熱することになる。また、螺合部27を回転させてロッド部21を前後方向に可動させることにより集光レンズ26の焦点距離を調整し、角膜押圧ヘッド部22の温度を微調整することができる。
【0017】
上記した各角膜押圧ヘッド部22はロッド部21に一体構成されているが、多種類形状の角膜押圧ヘッド部22を準備しておき、治療に必要な形状の角膜押圧ヘッド部22を螺合式、嵌め込み式等の脱着機構によりロッド部21の先端部に脱着するようにしてもよい。
【0018】
上述した図1から図5はハンドタイプの角膜矯正治具であり、眼科医が手に持って角膜を部分的に押圧矯正することができる。即ち、矯正に必要な角膜押圧ヘッド部22を有する角膜矯正治具を使用し、その治具のスイッチをONにして角膜押圧ヘッド部22を所定温度に加温した後、ケーシング本体20を持って上記アイマスクにより加温軟化した角膜の必要部位に角膜押圧ヘッド部22を押し付け、角膜を治療目的に応じた所定形状に矯正する。その後、別途シリンジやスポイト等に吸入貯留している冷却液を角膜に注水し、角膜を急冷することにより矯正形状を固定化する。
【0019】
なお、図1から図5の角膜矯正治具は、上記したような発熱機構で加温しなくとも、角膜押圧ヘッド部22を含むロッド部21を温蔵庫や温水等で予め加温し、スペアを用意して冷めたら取り替えて使用する方法もある。
【0020】
図6及び図7は本発明の別形態の角膜矯正治具を示している。図6の角膜矯正治具は、シリンジ部30とピストン部31を有しており、シリンジ部30の先端部に、角膜中央部を除いた角膜周辺部に冷却液が噴出するように多数の微小径ノズル管32がリング状に配設された構成になっている。また図7の角膜矯正治具は、同じくシリンジ部30とピストン部31を有しており、シリンジ部30の先端部に導管33を設けるとともに、導管33の分岐部33aにリング管34を設け、このリング管34に倣って多数の微小径ノズル管34aを下向きに突設し、角膜中央部を除いた角膜周辺部に冷却液が噴出するようにしたものである。
【0021】
上述した図6及び図7の角膜矯正治具は、シリンジ部30の内部に生理食塩水等の冷却水を充填しておき、ピストン部31を押して微小径ノズル管32,34aから冷却水を所定の範囲でリング状に噴出することができる。このため加温軟化した角膜の特定部位の周囲を部分的に集中冷却し、角膜細胞組織を瞬時に収縮固化させる治療法に適している。
【0022】
例えば近視角膜で、角膜が外側に凸状に突出している場合、紅彩外輪部周辺部分をリング状に集中的に冷却することで角膜が水晶体側に引き戻され、正常な角膜形状になる。また遠視角膜の偏平形状角膜を凸状にするため、紅彩外輪部周辺部分を図1から図5の角膜矯正治具等でリング状に加温した直後に、その部分を集中的に冷却することで偏平形状角膜は前方に押し出され、正常な角膜形状になる。なお、この角膜矯正治具は隅角緑内障の治療にも最適である。
【0023】
図8及び図9は本発明のさらに別の実施形態を示す視力矯正治具である。この視力矯正装置は、R形状をしたキャップ状の角膜吸引部材40と、この角膜吸引部材40に挿入された角膜押圧成形部材41から成っている。これら角膜吸引部材40と角膜押圧成形部材41の材質は、生体に無害な材質であれば任意であり、合成樹脂、ガラス、金属、非金属、等が使用される。
【0024】
前記角膜吸引部材40は、角膜60に被せたとき、角膜表面との間に空間部42が生じる形状となっており、この空間部42を陰圧にして角膜60を吸引する。その目的は、角膜60を水晶体61から引き離すとともに、角膜吸引部材40を角膜60に吸引固定し、前記角膜押圧成形部材41が正確に角膜60の目標位置を押圧できるようにするためである。
【0025】
この角膜吸引部材40にはエアー吸引口43、角膜押圧成形部材挿入口44及び点眼液注入口45が設けられている。また角膜吸引部材40には、ニクロムヒータ、モジュール合金、レーザ加熱、マイクロウエーブ加熱、温水循環加熱、等の発熱部材46が設けられており、図示しない温度制御装置により角膜吸引部材40を所定温度に加温できるようになっている。
【0026】
前記角膜押圧成形部材挿入口44には、角膜押圧成形部材41が角膜方向(前後方向)にスライド可能に挿入されている。この角膜押圧成形部材41は、ロッド部47とヘッド部48を有しており、これらの軸内部には冷却液注入路49が開通されている。なお、ヘッド部48には、上述と同じようにニクロムヒータ、モジュール合金等の発熱部材50が埋入されており、図示しない温度制御装置により所定温度に加温できるようになっている。
【0027】
ヘッド部48は、凹状の偏心三日月状に湾曲した断面形状となっており、ロッド部47の連結位置から下側が短い湾曲部、上側が長い湾曲部となっている。
【0028】
前記角膜吸引部材40のエアー吸引口43には真空ポンプ等の真空吸引装置(図示せず)が接続されるとともに、角膜押圧成形部材41の後端部にはシリンダー、給水ポンプ等の冷却液供給装置(図示せず)が接続される。冷却液は、ここでは涙塩分濃度と同程度の生理食塩水が使用される。なお、前記点眼液注入口45は未使用時にキャップ等の密封栓51で密封されている。
【0029】
次に、図8及び図9の視力矯正装置による角膜矯正法を説明するが、ここで掲げる数値はいずれも例示であり、これに限定されるものではない。まず、上述したアイマスク等を使用して眼瞼を40℃〜42℃程度で10分〜15分間加温し、角膜60を十分軟化させる。その間、視力矯正装置の角膜吸引部材40と角膜押圧成形部材41の発熱部材46,50を、各温度制御装置をONにして40℃〜42℃程度に加熱しておく。また、冷却液もシリンダー等に充填し4℃〜9℃程度に冷却しておく。
【0030】
角膜60が十分に軟化した頃を見計らってアイマスクを取り外し、直ちに角膜60に、加熱滅菌された角膜吸引部材40を角膜押圧成形部材挿入口44の部分を持って被せる。この場合、角膜吸引部材40の角膜60との接触面と、角膜60の表面にゲル状の消毒点眼液を塗っておく。
【0031】
角膜60に角膜吸引部材40を被せた後、真空吸引装置をONにしてエアー吸引口43から空間部42のエアーを吸引すると、図8に示すように角膜吸引部材40が角膜60を吸引し前方に膨出させるとともに、角膜吸引部材40が角膜60に固定される。これにより角膜60と水晶体61が近接しすぎているような場合でも、双方が引き離される。
【0032】
この状態で6分〜8分程度保持し、必要により角膜吸引部材40の発熱部材46により角膜60を再加熱し、角膜60の柔軟性を維持する。その間、角膜60の表面が乾燥すると角膜60の柔軟性が低下するため、点眼液注入口45の密封栓51をはずし、スポイト等で0.5cc〜1.0cc程度の通常の消毒点眼液を角膜60の表面に注入した後、直ちに密封栓51で密封する。この場合、点眼液を40℃〜42℃程度に加温したものを注入することが必要である。この点眼液の注入は4分〜5分毎に行ない、角膜60を常に湿潤状態にておくことも必要である。
【0033】
点眼液の注入を終えた後、角膜押圧成形部材41を前進させ、偏心三日月形のヘッド部48で角膜60を押圧し、ヘッド部48の形状に倣って角膜形状を図9のように下側が膨出した湾曲形状に矯正する。このとき、角膜押圧成形部材41は徐々に数回に分けて2mm〜5mm程度押し込むようにするとよい。このため角膜押圧成形部材41のロッド部49に目盛り等を付しておけば、ヘッド部48の押し込み量も正確となる。
【0034】
角膜押圧成形部材41により角膜60を所定形状に矯正した後、発熱部材46,50をOFFにし、直ちに角膜押圧成形部材41の冷却液注入路49を通してヘッド部48から冷却液を5cc〜10cc程度、角膜60の中央部をめがけて注出する。これにより軟化した角膜60の細胞組織が急激に冷却され、矯正された角膜形状が固定化されることは上述した通りである。
【0035】
その後、真空吸引装置をOFFにし、点眼液注入口45の密封栓51を開け、角膜吸引部材40の空間部42に外気を導入すると角膜吸引部材40が角膜60から離れる。この角膜吸引部材40を角膜押圧成形部材挿入口44の部分を持って取り外す。
【0036】
以上の手順により、角膜60を角膜押圧成形部材41のヘッド部48の形状に倣って矯正し、これで1回目の矯正治療が終わる。患者の視力検査を行ない、希望の視力に回復していないときは、数日後、2回目の矯正治療を行なう。2回目の治療では角膜吸引部材40の位置を微調整することにより、角膜押圧成形部材41のヘッド部48による角膜60の押圧部位を微調整することができる。なお、図9に示した角膜60の矯正形状は遠近両用に適している。
【0037】
【発明の効果】
以上説明した本発明の視力矯正冶具によれば、上記アイマスク等で加温軟化した角膜形状を矯正するに際し、多種類の角膜押圧部材を準備しなくとも、多様な異常角膜形状を簡易に矯正することができ、その冶具も安価に製造することができる。
また請求項1の発明によれば、角膜を部分的に押圧して、治療目的に応じた形状に矯正することができ、多様な異常角膜形状を簡易に矯正することができる。また請求項2、3の発明によれば、噴出ノズルから噴出した冷却液により、加温軟化した角膜周辺部を集中的に急冷し、角膜を正常形状に変形させることにより、遠視等の矯正治療ができる。さらに請求項4の発明によれば、加温軟化した角膜を前方に吸引しながら、角膜をしたが膨らんだ三日月形に矯正し、遠近両用に適した角膜形状とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における角膜矯正治具の第1の実施態様を示し、(a)は正面図、(b)は平面図である。
【図2】 本発明における角膜矯正治具の第2の実施態様を示し、(a)は正面図、(b)は平面図である。
【図3】 本発明における角膜矯正治具の第3の実施態様を示し、(a)は正面図、(b)は平面図である。
【図4】 図1及び図2の角膜矯正治具の断面図である。
【図5】 図3の角膜矯正治具の断面図である。
【図6】 本発明における角膜矯正治具の第4の実施態様を示し、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は断面図である。
【図7】 本発明の角膜矯正治具の、第5の実施態様を示し、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は断面図である。
【図8】 本発明の角膜矯正治具の、第6の実施形態を示した断面図である。
【図9】 図8の角膜矯正治具により角膜を矯正治療する状態を示した断面図である。
【符号の説明】
20はケーシング本体
21はロッド部
22は角膜押圧ヘッド部
24は発熱手段
25は発熱電球
26は集光レンズ
27は螺合部
28は熱光線吸収溝
30はシリンジ部
31はピストン部
32は微小径ノズル管
33は導管
34はリング管
40は角膜吸引部材
41は角膜押圧成形部材
43はエアー吸引口
46は発熱部材
47はロッド部
48はヘッド部
49は冷却液注入路
60は角膜

Claims (4)

  1. 加温された眼球部の角膜形状を矯正するための治具であって、
    電源部を収納するケーシング本体に、発熱手段を内蔵する熱伝導性のロッド部を設け、該ロッド部の先端部に、角膜形状を部分的に矯正するための角膜押圧ヘッド部を設けたことを特徴とする視力矯正治具。
  2. 加温された眼球部の角膜部を急冷して角膜形状を矯正するための治具であって、
    冷却液を充填するシリンジ部と、該冷却液を押し出すピストン部を有するとともに、前記シリンジ部の先端部に冷却液噴出ノズルを設けた視力矯正治具において、
    前記冷却液噴出ノズルは、前記シリンジ部の先端部に、前記角膜部の中央部を除いた周辺部に前記冷却液が噴出するように微小径ノズル管をリング状に配設したものであることを特徴とする視力矯正装置。
  3. 加温された眼球部の角膜部を急冷して角膜形状を矯正するための治具であって、
    冷却液を充填するシリンジ部と、該冷却液を押し出すピストン部を有するとともに、前記シリンジ部の先端部に冷却液噴出ノズルを設けた視力矯正治具において、
    前記冷却液噴出ノズルは、前記シリンジ部の先端部に導管を介してリング管を設け、このリング管に、前記角膜部の中央部を除いた周辺部に前記冷却液が噴出するように微小径ノズル管を設けたものであることを特徴とする視力矯正装置。
  4. 加温された眼球部の角膜形状を矯正するための治具であって、
    眼球の角膜に被せるキャップ状の角膜吸引部材と、
    前記角膜吸引部材により前記角膜を前方に吸引するための真空吸引手段と、
    前記角膜吸引部材の角膜方向に進退可能に設けられ、前記角膜を押圧変形するための角膜押圧成形部材を備えており、
    前記角膜押圧成形部材のヘッド部を、凹状の偏心三日月形の断面形状とするとともに、該角膜押圧成形部材の内部に冷却液注入路を形成したことを特徴とする視力矯正治具。
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