JP4272476B2 - 計器装置 - Google Patents

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JP4272476B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、導光板や拡散板等の導光部材を用いることなく、文字板背面に形成された反射部を利用して、光源からの出射光を文字板背面に導いて文字板を照明するタイプの計器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両用計器等においては、小型化及び軽量化が進むにともない、導光板や拡散板等の導光部材を用いることなく、文字板の背面側に形成された反射部を利用して、光源からの出射光を文字板背面に導いて文字板を照明するタイプの計器装置が提案されている。このような計器装置の一例として、下記特許文献1に示されるものがある。
【0003】
図5は、この種の従来の計器装置を示す断面図である。図6は、図5の計器装置における反射部材単体を示す斜視図である。図7は、図6の反射部材における第1反射部を拡大して示す斜視図である。ここで、図5に示す計器装置は、例えば、車両に搭載されるコンビネーションメータの一部であるスピードメータ部に用いられているものとする。図5は、スピードメータ部の指針軸を通る直線での断面図に相当する。なお、コンビネーションメータ自体は周知であるのでここではその説明は省略する。
【0004】
図5に示すように、この計器装置のスピードメータ部においては、基板1の上に反射部材3が配置され、反射部材3の開口部には文字板4が装着され、更に文字板4上を回動する指針5が取り付けられている。
【0005】
基板1上には、図5に示すように、文字板4を照明するための光を出射する光源21や指針5を回転駆動させるムーブメント22が実装されている。光源21は、例えば、チップ型発光ダイオードからなり、基板1上に穿設された小孔11を上に向けて貫通するムーブメント22の回転軸22aを周回する同心円に、略均等間隔に複数個、配置されている。ムーブメント22は、速度パルスに基づき生成された制御信号に応答して指針5を所定角度だけ回転させるステッピングモータからなる。基板1上には、その他の周知の電子回路部品も実装されているがここでは省略されている。
【0006】
反射部材3は、図6及び図7にも示すように、白色系の合成樹脂にてケース状に形成されている。反射部材3は、文字板4の形状に対応して環状に形成された周壁部33、この周壁部33の一部から文字板4に沿うように中央部に延びる延長部34、この延長部34に支持されて文字板4の中央孔42に対応した形状の開口部36を有する筒状部35、この開口部36から所定間隔あけて周回する椀状の第1反射部31、この第1反射部31及び筒状部35に対応して穿けられた円形状の開放部37、延長部34を除く周壁部33の上側周縁から開放部37に向けて傾斜するように形成された第2反射部32から構成されている。第1反射部31と第2反射部32とは、光源21からの出射光を効率的に文字板4の背面に導くことができる位置関係になるように形成されている。
【0007】
文字板4は、透光性合成樹脂からなる薄型シートにて形成されている。文字板4は、図5に示すように、スピードを示す文字やメモリ等の意匠41を形成する透光性着色部、これ以外のベースとなる黒色系塗装部から形成されている。また、その中央部には、ムーブメント22の回転軸22aに対応する中央孔42が穿設されている。
【0008】
指針5は、図5に示すように、透光性合成樹脂からなる指示部51、指示部51の回転基部に覆設された黒色系樹脂からなる指針キャップ52からなる。指示部51には、回転基部の下面にて受光される光源21からの光を先端方向に反射させるための反射面51a、ムーブメント22の回転軸22aが挿通される指針軸部51b、指示部51の下面に形成されて指針を所定色で光輝させるためのホットスタンプ層(不図示)等も形成されている。
【0009】
このような構成において、所定の点灯信号に応答して光源21が点灯すると、光源21からの出射光の一部は、上方に向かい指針基部に入射する。この光は、反射部51aで反射した後、指示部51内部で反射を繰り返しつつ先端方向に進行して指針5を所定色で光輝させる。また、光源21からの出射光は、文字板4の背面に直接入射したり、第2反射部32だけで反射されて文字板4の背面に入射したり、或いは、第1反射部31で反射された後第2反射部32で再度反射されて文字板4の背面に入射する。これらの作用により、文字板4上に形成された意匠41が効率的に照明される。
【0010】
【特許文献1】
特許第3301077号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、光源21からの直接光のみならず、反射部31及び32による反射光も利用して文字板4を照明することは、照明効率を向上させる効果はあるが、その一方で以下のような問題も発生する。すなわち、例えば、図7に示すように、光源21から第1反射部上の異なる箇所P1及びP2までのそれぞれの距離L11及びL21と、上記箇所P1及びP2から第2反射部32上の箇所C1及びC2までのそれぞれの距離L12及びL22との各合計、すなわち、距離L11+L12と、距離L21+L22と、の間に差が発生する。更には、これらに第2反射部32から文字板4に至るまでの距離も加えた距離に差が発生する。なお、例えば、箇所P1は光源21に最も近い第1反射部31上の箇所とし、箇所P2は箇所P1以外の箇所とする。また、例えば、箇所C1及びC2はそれぞれ、箇所P1及びP2に最も近い第2反射部32上の箇所とする。
【0012】
このような距離差は、必然的に、箇所C1及びC2で反射して文字板4に向かう光の輝度差も発生させる。そうすると、箇所C1及びC2でそれぞれ反射して文字板4に入射する光にも輝度差が発生し、最終的に、文字板照明にムラが発生することになる。なお、上記例示した第1及び第2反射部における各箇所以外においても同様の作用が発生する。このような文字板照明のムラを軽減するためには、文字板4の背面に特殊な調光印刷を施したり、調光部材を設ける必要があり、そうすると、構造の複雑化やこれにともなうコスト高を招き好ましくない。
【0013】
よって本発明は、上述した現状に鑑み、上記第1反射部及び第2反射部による良好な照明効率を維持しつつも、簡易な構成により、文字板の照明ムラを軽減することができる計器装置を提供することを課題としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の計器装置は、所定意匠が形成された文字板と、前記文字板の背面側に配置された基板上に実装され、前記基板上に実装されたムーブメントの回転軸を周回する同心円に複数個、配置されて、前記文字板を背面側から照明するための光を出射する光源と、前記基板上に実装された前記ムーブメントの前記回転軸を周回するように形成され、文字板に対する傾斜角を有するよう前記回転軸から外側に向かうにしたがって半径が徐々に大きくなる傾斜面状に形成され、前記光源に対向し前記光源からの直接の出射光を前記回転軸に対して外側方向に直接に反射させる反射鏡である第1反射部と、前記第1反射部から所定距離だけ離間して前記第1反射部を周回するように形成され、回転軸から外側に向かうにしたがい前記文字板に近接する傾斜面あるいは傾斜曲面を有するように形成され、前記第1反射部からの直接の反射光を前記文字板方向に反射させる反射鏡である第2反射部と、を備える計器装置において、前記光源から出射され前記第1反射部上の異なる箇所で直接に反射され前記第2反射部に直接に反射されて前記文字板に向かう光の輝度を反射面により相対的に弱め、および/または、相対的に強めることにより均等化する、前記第1反射部に形成された均等化手段を有することを特徴とする。
【0015】
請求項1記載の発明によれば、光源から出射され第1反射部上の異なる箇所で反射され第2反射部に反射されて文字板に向かう光の輝度が均等化される。
【0016】
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の計器装置は、請求項1記載の計器装置において、前記均等化手段は、前記第1反射部において、前記光源に最も近い箇所に形成された、前記光源からの出射光に対する拡散面又は吸収面である、ことを特徴とする。
【0017】
請求項2記載の発明によれば、第1反射部において、光源に最も近い箇所には、光源からの出射光に対する拡散面又は吸収面が形成されているので、この箇所で反射され第2反射部に向かう光が相対的に弱められる。すなわち、本来、文字板に向かう最も強い反射光が弱められるため、他の反射光との輝度差が縮小する。
【0018】
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の計器装置は、請求項2記載の計器装置において、前記均等化手段は、前記シボ面又は穿孔面である、ことを特徴とする。
【0019】
請求項3記載の発明によれば、シボ面又は穿孔面を形成するだけの簡易な構成により、文字板の照明ムラが軽減される。
【0020】
上記課題を解決するためになされた請求項4記載の計器装置は、請求項1記載の計器装置において、前記均等化手段は、前記第1反射部において、前記光源に最も近い箇所以外に形成された、光沢面である、ことを特徴とする。
【0021】
請求項4記載の発明によれば、第1反射部において、光源に最も近い箇所以外には、光沢面が形成されているので、この箇所で反射され第2反射部に向かう光が相対的に強められる。このため、光源に最も近い箇所での反射光と、光源に最も近い箇所以外での反射光との輝度差が縮小する。
【0022】
上記課題を解決するためになされた請求項5記載の計器装置は、請求項4記載の計器装置において、前記均等化手段は、型磨面又は蒸着面である、ことを特徴とする。
【0023】
請求項5記載の発明によれば、型磨面又は蒸着面を形成するだけの簡易な構成により、文字板の照明ムラが軽減される。
【0024】
上記課題を解決するためになされた請求項6記載の計器装置は、請求項4記載の計器装置において、前記均等化手段は、前記第1反射部において、前記光源に最も近い箇所に形成された、前記光源から出射光に対する拡散面又は吸収面である、ことを特徴とする。
【0025】
請求項6記載の発明によれば、第1反射部において、光源に最も近い箇所には、光源からの出射光に対する拡散面又は吸収面が形成されているので、この箇所で反射され第2反射部に向かう光が相対的に弱められる。逆に、第1反射部において、光源に最も近い箇所以外には、光沢面が形成されているので、この箇所で反射され第2反射部に向かう光が相対的に強められる。このため、光源に最も近い箇所での反射光と、光源に最も近い箇所以外での反射光との輝度差がより縮小する。
【0026】
上記課題を解決するためになされた請求項7記載の計器装置は、請求項1記載の計器装置において、前記均等化手段は、前記光源から前記第1反射部上の異なる箇所及び前記第2反射部上の異なる箇所をこの順に経由して文字板背面上の異なる箇所に至るまでの異なる光路の距離を均等化するために形成された、前記第1反射部上の凹凸面である、ことを特徴とする。
【0027】
請求項7記載の発明によれば、第1反射部上に形成された凹凸面により、光源から第1反射部上の異なる箇所及び第2反射部上の異なる箇所をこの順に経由して文字板背面上の異なる箇所に至るまでの異なる光路の距離が均等化されている。このため、文字板背面に均等な輝度の光が照射される。
【0028】
上記課題を解決するためになされた請求項8記載の計器装置は、請求項7記載の計器装置において、前記均等化手段は、前記第1反射部において、前記光源に対向する箇所に凹面鏡状に形成された凹面である、ことを特徴とする。
【0029】
請求項8記載の発明によれば、第1反射部において、光源に対向する箇所には凹面鏡状の凹面が形成されているので、この箇所から光源までの距離がより遠くなって、この箇所で反射され第2反射部に向かう光が相対的に弱められる。すなわち、本来、文字板に向かう最も強い反射光が弱められるため、他の反射光との輝度差が縮小する。
【0030】
上記課題を解決するためになされた請求項9記載の計器装置は、請求項7記載の計器装置において、前記均等化手段は、前記第1反射部において、前記光源に対向する箇所以外に凸面鏡状に形成された凸面である、ことを特徴とする。
【0031】
請求項9記載の発明によれば、第1反射部において、光源に対向する箇所以外には凸面鏡状の凹面が形成されているので、この箇所から光源までの距離がより近くなって、この箇所で反射され第2反射部に向かう光が相対的に強められる。このため、光源に最も近い箇所での反射光と、光源に最も近い箇所以外での反射光との輝度差が縮小する。
【0032】
上記課題を解決するためになされた請求項10記載の計器装置は、請求項9記載の計器装置において、前記均等化手段は、前記第1反射部において、前記光源に対向する箇所に凹面鏡状に形成された凹面である、ことを特徴とする。
【0033】
請求項10記載の発明によれば、第1反射部において、光源に対向する箇所には凹面鏡状の凹面が形成されているので、この箇所から光源までの距離がより遠くなって、この箇所で反射され第2反射部に向かう光が相対的に弱められる。逆に、第1反射部において、光源に対向する箇所以外には凸面鏡状の凹面が形成されているので、この箇所から光源までの距離がより近くなって、この箇所で反射され第2反射部に向かう光が相対的に強められる。このため、光源に最も近い箇所での反射光と、光源に最も近い箇所以外での反射光との輝度差がより縮小する。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1及び図2を用いて、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の計器装置における第1反射部近傍を拡大して示す斜視図である。図2は、図1におけるXX線断面図である。
【0035】
第1実施形態の計器装置も、例えば、車両に搭載されるコンビネーションメータの一部であるスピードメータ部に用いられているものとする。また、第1実施形態の計器装置は、例えば、上記図6に示した反射部材における第1反射部31を、図1及び図2に示す第1反射部301に置き替えたものと考えてよい。換言すれば、第1実施形態は第1反射部301に大きな特徴を有する。
【0036】
図1及び図2に示すように、第1実施形態の計器装置も、基板1の上に、第1反射部301以外は図6と同等形状の反射部材が配置され、その上には文字板4が装着され、更に文字板4上を回動する指針5が取り付けられている。
【0037】
基板1上には、文字板4を照明するための光を出射する複数の光源21a、21b、21cや指針5を回転駆動させるムーブメント22が実装されている。光源21a、21b、21cは、例えば、チップ型発光ダイオードからなり、基板1上に穿設された小孔11を上に向けて貫通するムーブメント22の回転軸22aを周回する同心円に、略均等間隔に複数個、配置されている。ムーブメント22は、速度パルスに基づき生成された制御信号に応答して指針5を所定角度だけ回転させるステッピングモータからなる。基板1上には、その他の周知の電子回路部品も実装されているがここでは省略されている。
【0038】
第1反射部301を含む第1実施形態の反射部材も、例えば、白色系の合成樹脂にて形成されている。第1反射部301は、文字板4の中央孔42に対応した形状の開口部306を有する筒状部305から所定間隔あけてこれを周回する椀状に形成されている。詳しくは、第1反射部301は、文字板4に対する傾斜角が指針回転軸から外側に向かうにしたがって徐々に大きくなる傾斜曲面状になるように形成されている。すなわち、第1反射部301は、光源21a、21b、21cからの出射光を指針回転軸に対して外側方向に反射させるように形成されている。
【0039】
詳しくは、本実施形態においては、第1反射部301上の、例えば、光源21aに最も近い箇所及びこの箇所の周囲には、シボ面301aが形成されている。同様に、第1反射部301上の例えば光源21bに最も近い箇所及びこの箇所の周囲には、他のシボ面301aが形成されている。また、図示しないが、第1反射部301上の、例えば、光源21cに最も近い箇所及びこの箇所の周囲にも、更に他のシボ面が形成されている。一方、両シボ面301a間は、型磨きや蒸着処理により、光沢面301bが形成されている。他のシボ面間も同様に、光沢面が形成されている。
【0040】
このような構成において、所定の点灯信号に応答して光源21a等が点灯すると、例えば、光源21aからの出射光は、文字板4の背面に直接入射したり、第2反射部32だけで反射されて文字板4の背面に入射したり、或いは、R11、R12、R13で示すように、第1反射部301で反射された後第2反射部32で再度反射されて文字板4の背面に入射する。これらの作用により、文字板4上に形成された意匠41が効率的に照明される。なお、指針照明については、図5に示した例と同様にしてもよいし、別途、指針用光源を設けるようにしてもよい。指針基部に入射した光は、反射部51aで反射した後、指示部51内部で反射を繰り返しつつ先端方向に進行して指針5を所定色で光輝させる。
【0041】
これらの作用に加えて、本実施形態では、例えば、箇所P1に対応するシボ面301aによりこの箇所及びこの周囲からの反射光の輝度が弱められて(従来例と比較して)、第2反射部32の箇所C1及びこの周囲に入射する。他のシボ面による作用も同様である。逆に、両シボ面301a間に形成された光沢面301bにより、この箇所及びこの周囲からの反射光の輝度が強められて(従来例と比較して)、第2反射部32の箇所C2及びこの周囲に入射する。他の光沢面による作用も同様である。このため、本来、最も強いはずである光源から最短距離を経由して文字板4に向かう反射光、すなわち、箇所C1及びこの周囲で反射して文字板4に向かう反射光が弱められる一方で、これ以外の箇所C2及びこの周囲で反射して文字板4に向かう反射光が強められる。したがって、文字板4の背面に入射する光の輝度が均等化されるため、最終的に文字板の照明ムラが軽減することになる。
【0042】
なお、図1に示す距離L11、L12、L21及びL22は、図7で示したものと同等であるとする。上記シボ面に替えて、複数の細孔が集合された穿孔面が形成されていてもよい。穿孔面は、入射光の一部を吸収することにより、反射光を弱める効果がある。シボ面及び穿孔面はそれぞれ、請求項2の拡散面及び吸収面に対応する。また、シボ面、穿孔面及び光沢面は、請求項1の均等化手段にも対応する。
【0043】
また、例示したように、シボ面及び光沢面の両方を形成することが好ましいが、シボ面及び光沢面のうち、少なくとも、一方を形成するだけでも所定のバラツキ軽減効果は得られる。また、シボ面(穿孔面)と光沢面とは連続的に形成してもよいが、部分的に形成しても所定のバラツキ軽減効果は得られる。要は、第2反射部32に反射されて文字板4に向かう光の輝度がより均等化されればよい。
【0044】
次に、図3及び図4を用いて、本発明の第2実施形態について説明する。図3は、本発明の計器装置における第1反射部近傍を拡大して示す斜視図である。図4は、図3におけるYY線断面図である。なお、第2実施形態において上記第1実施形態と共通する部分には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0045】
第2実施形態の計器装置も、例えば、車両に搭載されるコンビネーションメータの一部であるスピードメータ部に用いられているものとする。また、第2実施形態の計器装置も、例えば、上記図6に示した反射部材における第1反射部31を、図3及び図4に示す第1反射部301′に置き替えたものと考えてよい。換言すれば、第2実施形態は第1反射部301′に大きな特徴を有する。
【0046】
図3及び図4に示すように、第2実施形態の計器装置も、基板1の上に、第1反射部301′以外は図6と同等形状の反射部材が配置され、その上には文字板4が装着され、更に文字板4上を回動する指針5が取り付けられている。基板1上には、第1実施形態と同等の複数の光源21a、21b、21cやムーブメント22が実装されている。
【0047】
第1反射部301′を含む第2実施形態の反射部材も、例えば、白色系の合成樹脂にて形成されている。第1反射部301′も、文字板4の中央孔42に対応した形状の開口部306を有する筒状部305から所定間隔あけてこれを周回する略椀状に形成されている。詳しくは、第1反射部301′は、基本的に、文字板4に対する傾斜角が指針回転軸から外側に向かうにしたがって徐々に大きくなる傾斜面状になるように形成されているが、更に光源21a、21b、21cとの位置関係に応じて、凹凸が形成されている。すなわち、第1反射部301′は、光源21a、21b、21cからの出射光を指針回転軸に対して外側方向に効率的かつ均等に反射させるように形成されている。
【0048】
詳しくは、本実施形態においては、第1反射部301′の、例えば、光源21aに対向する箇所P1′は凹面鏡状の凹面301cが形成されている。対向する箇所P1′は、例えば、図1における光源21aと箇所P1とを結ぶ線を、第1反射部301′の内部方向に延長した線上の一箇所とする。凹面301cは、この箇所P1′を中心とする凹面鏡状に形成されている。同様に、第1反射部301′上の他の光源21bに対向する箇所や、図示しないが、他の光源21cに対向する箇所にも凹面301cが形成されている。逆に、各凹面間の箇所P2′には、凸面鏡状の凸面301dが形成されている。これら凹面301c及び凸面301dは、図7で示したような距離L11+L12と、距離L21+L22と、の間の差を縮小させるためのものである。更には、これらに第2反射部から文字板4に至るまでの距離も加えた距離の差を縮小させるためのものである(請求項7に対応)。
【0049】
例えば、凹面301cにより、光源21から第1反射部301′上の箇所P1′までの距離L11′と、この箇所P1′から第2反射部32上の箇所C1までの距離L12′との和は、上記距離L11+L12より長くなる。逆に、凸面301dにより、光源21から第1反射部301′上の箇所P2′までの距離L21′と、この箇所P2′から第2反射部32上の箇所C2までの距離L22′との和は、上記距離L21+L22より短くなる。他の凹面及び凸面に対しても同様のことがいえる。すなわち、光源から第1反射部301′上の異なる箇所、この箇所から第2反射部32に至る各光路の距離差が、縮小することになる。更には、これらに第2反射部32上の上記箇所から文字板4に至るまでの距離も加えた距離の差が、縮小することになる。
【0050】
このような構成において、所定の点灯信号に応答して光源21a等が点灯すると、例えば、光源21aからの出射光は、文字板4の背面に直接入射したり、第2反射部32だけで反射されて文字板4の背面に入射したり、或いは、R11′、R12′、R13′で示すように、第1反射部301′で反射された後第2反射部32で再度反射されて文字板4の背面に入射する。これらの作用により、文字板4上に形成された意匠41が効率的に照明される。なお、指針照明については、図5に示した例と同様にしてもよいし、別途、指針用光源を設けるようにしてもよい。指針基部に入射した光は、反射部51aで反射した後、指示部51内部で反射を繰り返しつつ先端方向に進行して指針5を所定色で光輝させる。
【0051】
これらの作用に加えて、本実施形態では、箇所P1′に対応する凹面301cにより、光源21aから第2反射部32までの光路が長くなるので、第2反射部32の箇所C1及びこの周囲に入射する光の輝度は弱められる(従来例と比較して)。逆に、箇所P2′に対応する凸面301dにより、光源21aから第2反射部32までの光路が短くなるので、第2反射部32の箇所C2及びこの周囲に入射する光の輝度は強められる(従来例と比較して)。このため、箇所C1及びこの周囲で反射して文字板4に向かう光が弱められる一方で、これ以外の箇所C2及びこの周囲で反射して文字板4に向かう反射光が強められる。したがって、文字板4の背面に入射する光の輝度が均等化されるため、最終的に文字板の照明ムラが軽減することになる。
【0052】
なお、凹面301c及び凸面301dは、請求項1の均等化手段にも対応する。例示したように凹面及び凸面の両方を形成することが好ましいが、凹面及び凸面のうち、少なくとも、一方を形成するだけでも所定のバラツキ軽減効果は得られる。また、凹面及び凸面は連続的に形成してもよいが、部分的に形成しても所定のバラツキ軽減効果は得られる。要は、各高路の距離差を調整することにより、第2反射部32に反射されて文字板4に向かう光の輝度がより均等化されればよい。
【0053】
このように、本発明の実施形態によれば、光源から出射され第1反射部上の異なる箇所で反射され第2反射部に反射されて文字板に向かう光の輝度が均等化される。したがって、第1反射部及び第2反射部による良好な照明効率を維持しつつ、文字板の照明ムラを軽減することができる。また、文字板4の背面に特殊な調光印刷を施したり、調光部材を設けることない簡易な構成で、文字板の照明ムラを軽減することができる。
【0054】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、その主旨を逸脱しない範囲で各種変形が可能である。例えば、本発明は、スピードメータ部以外にも適用可能であるし、或いは、車両に搭載される計器装置以外にも同様に適用可能である。また、上記第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせてもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、光源から出射され第1反射部上の異なる箇所で反射され第2反射部に反射されて文字板に向かう光の輝度が均等化される。したがって、第1反射部及び第2反射部による良好な照明効率を維持しつつ、文字板の照明ムラを軽減することができる。
【0056】
請求項2記載の発明によれば、第1反射部において、光源に最も近い箇所には、光源からの出射光に対する拡散面又は吸収面が形成されているので、この箇所で反射され第2反射部に向かう光が相対的に弱められる。すなわち、本来、文字板に向かう最も強い反射光が弱められるため、他の反射光との輝度差が縮小する。したがって、文字板の照明ムラを軽減することができる。
【0057】
請求項3記載の発明によれば、シボ面又は穿孔面を形成するだけの簡易な構成により、文字板の照明ムラを軽減することができる。
【0058】
請求項4記載の発明によれば、第1反射部において、光源に最も近い箇所以外には、光沢面が形成されているので、この箇所で反射され第2反射部に向かう光が相対的に強められる。このため、光源に最も近い箇所での反射光と、光源に最も近い箇所以外での反射光との輝度差が縮小する。したがって、文字板の照明ムラを軽減することができる。
【0059】
請求項5記載の発明によれば、型磨面又は蒸着面を形成するだけの簡易な構成により、文字板の照明ムラを軽減することができる。
【0060】
請求項6記載の発明によれば、第1反射部において、光源に最も近い箇所には、光源からの出射光に対する拡散面又は吸収面が形成されているので、この箇所で反射され第2反射部に向かう光が相対的に弱められる。逆に、第1反射部において、光源に最も近い箇所以外には、光沢面が形成されているので、この箇所で反射され第2反射部に向かう光が相対的に強められる。このため、光源に最も近い箇所での反射光と、光源に最も近い箇所以外での反射光との輝度差がより縮小する。したがって、文字板の照明ムラをより軽減することができる。
【0061】
請求項7記載の発明によれば、第1反射部上に形成された凹凸面により、光源から第1反射部上の異なる箇所及び第2反射部上の異なる箇所をこの順に経由して文字板背面上の異なる箇所に至るまでの異なる光路の距離が均等化されている。したがって、文字板背面に均等な輝度の光が照射されるため、文字板の照明ムラを軽減することができる。
【0062】
請求項8記載の発明によれば、第1反射部において、光源に対向する箇所には凹面鏡状の凹面が形成されているので、この箇所から光源までの距離がより遠くなって、この箇所で反射され第2反射部に向かう光が相対的に弱められる。すなわち、本来、文字板に向かう最も強い反射光が弱められるため、他の反射光との輝度差が縮小する。したがって、文字板の照明ムラを軽減することができる。
【0063】
請求項9記載の発明によれば、第1反射部において、光源に対向する箇所以外には凸面鏡状の凹面が形成されているので、この箇所から光源までの距離がより近くなって、この箇所で反射され第2反射部に向かう光が相対的に強められる。このため、光源に最も近い箇所での反射光と、光源に最も近い箇所以外での反射光との輝度差が縮小する。したがって、文字板の照明ムラを軽減することができる。
【0064】
請求項10記載の発明によれば、第1反射部において、光源に対向する箇所には凹面鏡状の凹面が形成されているので、この箇所から光源までの距離がより遠くなって、この箇所で反射され第2反射部に向かう光が相対的に弱められる。逆に、第1反射部において、光源に対向する箇所以外には凸面鏡状の凹面が形成されているので、この箇所から光源までの距離がより近くなって、この箇所で反射され第2反射部に向かう光が相対的に強められる。このため、光源に最も近い箇所での反射光と、光源に最も近い箇所以外での反射光との輝度差がより縮小する。したがって、文字板の照明ムラをより軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計器装置における第1反射部近傍を拡大して示す斜視図である。
【図2】図1におけるXX線断面図である。
【図3】本発明の計器装置における第1反射部近傍を拡大して示す斜視図である。
【図4】図3におけるYY線断面図である。
【図5】この種の従来の計器装置を示す断面図である。
【図6】図5の計器装置における反射部材単体を示す斜視図である。
【図7】図6の反射部材における第1反射部を拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基板
4 文字板
5 指針
21a、21b、21c 光源
301、301′ 第1反射部
301a シボ面
301b 光沢面
301c 凹面
301d 凸面

Claims (10)

  1. 所定意匠が形成された文字板と、
    前記文字板の背面側に配置された基板上に実装され、前記基板上に実装されたムーブメントの回転軸を周回する同心円に複数個、配置されて、前記文字板を背面側から照明するための光を出射する光源と、
    前記基板上に実装された前記ムーブメントの前記回転軸を周回するように形成され、文字板に対する傾斜角を有するよう前記回転軸から外側に向かうにしたがって半径が徐々に大きくなる傾斜面状に形成され、前記光源に対向し前記光源からの直接の出射光を前記回転軸に対して外側方向に直接に反射させる反射鏡である第1反射部と、
    前記第1反射部から所定距離だけ離間して前記第1反射部を周回するように形成され、回転軸から外側に向かうにしたがい前記文字板に近接する傾斜面あるいは傾斜曲面を有するように形成され、前記第1反射部からの直接の反射光を前記文字板方向に反射させる反射鏡である第2反射部と、を備える計器装置において、
    前記光源から出射され前記第1反射部上の異なる箇所で直接に反射され前記第2反射部に直接に反射されて前記文字板に向かう光の輝度を反射面により相対的に弱め、および/または、相対的に強めることにより均等化する、前記第1反射部に形成された均等化手段を有する
    ことを特徴とする計器装置。
  2. 前記均等化手段が、前記第1反射部の前記光源に最も近い箇所に形成された前記光源からの出射光に対する拡散面又は吸収面であることを特徴とする請求項1記載の計器装置。
  3. 前記均等化手段が、前記シボ面又は穿孔面であることを特徴とする請求項2記載の計器装置。
  4. 前記均等化手段が、前記第1反射部の前記光源に最も近い箇所以外に形成された光沢面であることを特徴とする請求項1記載の計器装置。
  5. 前記均等化手段が、型磨面又は蒸着面であることを特徴とする請求項4記載の計器装置。
  6. 前記均等化手段が、前記第1反射部の前記光源に最も近い箇所に形成された前記光源から出射光に対する拡散面又は吸収面であることを特徴とする請求項4記載の計器装置。
  7. 前記均等化手段が、前記光源から前記第1反射部上の異なる箇所及び前記第2反射部上の異なる箇所をこの順に経由して文字板背面上の異なる箇所に至るまでの異なる光路の距離を均等化するために形成された、前記第1反射部上の凹凸面である ことを特徴とする請求項1記載の計器装置。
  8. 前記均等化手段が、前記第1反射部の前記光源に対向する箇所に凹面鏡状に形成された凹面であることを特徴とする請求項7記載の計器装置。
  9. 前記均等化手段が、前記第1反射部の前記光源に対向する箇所以外に凸面鏡状に形成された凸面であることを特徴とする請求項7記載の計器装置。
  10. 前記均等化手段が、前記第1反射部の前記光源に対向する箇所に凹面鏡状に形成された凹面であることを特徴とする請求項9記載の計器装置。
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