JP4271497B2 - 浴剤容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴剤容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
浴剤として、芳香剤、温泉湯成分、薬用成分、化粧用成分、殺菌剤、活性炭等を浴槽内に入れることは従来より一般に実施されており、浴剤を湯面に浮遊する浴剤容器内に収納し、浴槽内に浴剤を溶出するようにした浴剤容器も従来より知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実公昭61−32974号公報
【特許文献2】
実公平6−408号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1記載の浴剤容器は、入浴の都度、収納した浴剤を徐々に溶解滲出させるものであり、入浴時に、容器内の浴剤を全部溶出させるもので、浴剤の効果時間は長くなかった。
そのため、数名の人が時間をおいて入浴する場合には、後で入浴する人は、新しい浴剤を使用しなければならないという問題があった。
【0005】
また、特許文献2記載の浴剤容器も、浴槽内に浴剤を徐々に溶出させるものであるが、浴剤の有効時間は、続けて数名の人が入浴できる程度の時間であり、有効時間が長くないという問題があった。
【0006】
本発明は、上記の問題を考慮して、入浴の都度、入浴者の所望に応じて、一定量の浴剤を溶出させるようにした浴剤容器、とくに芳香を発生させ、アロマテラピー効果を得られるようにした浴剤容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するため、浴剤容器として、浴剤を収納する容器体と、容器体の外側に連設されたフロートの収納部、容器体の下方部に連設されたおもりの保持部、および容器体の上方に嵌着される受け皿とからなる浴剤容器であって、容器体は、胴壁と浴剤が載置される底壁とからなり、底壁には、周辺部に浴剤の流出孔が設けられ、中央部におもりの保持部が連設され、フロートの収納部は、胴壁と胴壁の上端から延びる上壁と、上壁の端縁から垂下する外周壁によって形成され、受け皿は、中央に流下孔が穿設された椀状の液溜めと、液溜めの下面の周辺部に垂設され、容器体の胴壁の内周上部に嵌挿する嵌合部とを具えており、浴剤容器は、フロートの浮力とおもりの重さを調整することにより、容器体の底壁の流出孔が、液面より上方になるように浮遊させられていることを特徴とする構成を採用とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の浴剤容器は、浴剤aを収納する容器体1と、容器体1の外側に連設されたフロートbの収納部2、容器体1の下方に連設されたおもりcの保持部3、および容器体1に嵌合される受け皿4とから構成されている。
【0009】
容器体1は、胴壁5と底壁6とからなり、胴壁5は、底壁6より下方に延びる垂下部5aを有しており、胴壁5の上端から延びる上壁7と、上壁7の端縁から垂下する外周壁8によってフロートbの収納部2が形成されている。
上壁7には、複数のピン9が垂設され、フロートbが固着されるようにしている。
フロートbとして、ポリウレタンフォームその他の発泡体などが用いられるが、また、垂下部5a下端、および外周壁8の下端を閉塞して空気室としてもよい。
【0010】
底壁6の周辺部には、浴剤aの流出孔10が複数設けられており、浴剤aの位置を規制する複数のリブ6aが必要に応じて設けられてもよい。
【0011】
底壁6の中央部には、保持筒11が垂設されており、該保持筒11には、側壁12と底板13とからなるおもりcの支持筒14が嵌着され、おもりcの保持部3が形成されている。
保持筒11の上方部には、おもりcの上下動を防止する縦リブ11aが複数設けられている。
【0012】
受け皿4は、温湯、または水を溜める椀状の液溜め15と、容器体1の胴壁5の上端に嵌挿する嵌合部16とを具えており、液溜め15の中央底面には、流下孔17が穿設されている。
【0013】
前記浴剤aの流出孔10は、フロートbの浮力とおもりcの重さを調整することにより、液面より上方に位置するように構成されている。
【0014】
また、受け皿4は、図1のような花弁状、或いは上方に水の注入口を設けた動物、或いはキャラクターの形状としてもよい。
【0015】
次に、本実施形態の浴剤容器の使用態様と作用効果について説明する。
浴剤容器は、容器体1に浴剤aを入れ、浴剤aを覆うよう胴壁5の上端内周に受け皿4を嵌着し、浴槽内に浮かせて用いる。
浴剤aとして、芳香剤、温泉湯成分、薬用成分、化粧用成分、殺菌剤成分を含有させた粉体、粒体等の固形状物が用いられる。
【0016】
使用にあたっては、図2に示すように、浴剤容器を一度温湯の中に沈めて、受け皿4に湯を溜めるか、手のひら等で湯をすくって受け皿4に湯を溜めることにより、受け皿4に溜まった湯が流下孔17より滴下して、浴剤aに降りかかって浴剤を溶出させ、容器体1の底面に設けた流出孔10から溶けた浴剤aが滴下流出し、浴槽の温湯内へと拡散していく。
【0017】
必要に応じて何度でも反復して受け皿4に湯水を入れ、浴剤aを溶かし拡散させことが可能であり、所望に応じた量を拡散させ、浴剤aを有効に使用することができる。
入浴者のいない場合には、浴剤容器は、浮遊しているだけで、流出孔10は液面から離れており、湯水が入ることはないので、浴剤aは溶け出すことはない。
【0018】
したがって、入浴時毎に入浴者が所望するだけの浴剤を使用することができ、誰も入浴していなくて浴剤が不必要なときは、浴剤が流出することはないので、浴剤を無駄なく有効に利用することができる。
とくに、浴剤として、芳香剤、香油等を用いるときには、所望の浴剤を溶かし出し、浴室いっぱいに芳香を充満させることも可能であるので、優れたアロマテラピー効果を奏することができる。
【0019】
また、受け皿4やフロート収納部2に動物の形象、キャラクターを付しておくと、子どもも喜んで入浴することができる。
【0020】
次に、本発明浴剤容器のその他の使用態様について説明する。
本発明の浴剤容器は、使用目的に応じて、浴剤以外の薬剤等を収納し、殺菌、消毒、その他の薬剤用容器として使用できる。
例えば、子どもの水遊び用のプール、或いは幼児用の組立式プールに使用する場合について説明する。
この場合に、薬剤として、殺菌剤や活性炭等が用いられ、受け皿4として、上方に水の流入口を設けた動物の形象、キャラクター等を形成する。
【0021】
殺菌剤を用いた場合には、浴槽の場合と同様に使用することによって殺菌剤が溶け出して殺菌することができる。
活性炭を入れた場合には、容器体に入った水の汚染物質が活性炭に吸収され、浄化され水が流出孔から滴下することになる。
したがって、常に活性炭に水を通すことが効果的であるので、薬剤用容器を水中玩具として沈めたり、浮かせたりして遊ばせるようにするとよい。
【0022】
その他、薬剤用容器に、殺菌、消臭剤等を入れ、洗面台やキッチンシンクに溜めた水の中に沈めて、所要量の水を受け皿に入れて浮かせておくと、所要量の薬剤を溶かし出すことができ、薬剤を無駄なく有効に使用することができる。
上記例示以外にも、必要な薬剤を入れ、所望する場所で、所要量の薬剤を溶出するように使用できる。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
受け皿に所望する水量を入れることにより、所望量の浴剤を流出させることができ、利用者のいないときには、流出させることがないので、浴剤その他薬剤類を有効に無駄なく利用することができ、使用もきわめて簡単になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明浴剤容器の分解説明図である。。
【図2】浴剤容器の一部断面立面図である。
【符号の説明】
a 浴剤
b フロート
c おもり
1 容器体
2 収納部
3 保持部
4 受け皿
5 胴部
6 底壁
8 外周壁
10 流出孔
15 液溜め
16 嵌合部
17 流下孔

Claims (1)

  1. 浴剤を収納する容器体と、容器体の外側に連設されたフロートの収納部、容器体の下方部に連設されたおもりの保持部、および容器体の上方に嵌着される受け皿とからなる浴剤容器であって、
    容器体は、胴壁と浴剤が載置される底壁とからなり、底壁には、周辺部に浴剤の流出孔が設けられ、中央部におもりの保持部が連設され、
    フロートの収納部は、胴壁と胴壁の上端から延びる上壁と、上壁の端縁から垂下する外周壁によって形成され、
    受け皿は、中央に流下孔が穿設された椀状の液溜めと、液溜めの下面の周辺部に垂設され、容器体の胴壁の内周上部に嵌挿する嵌合部とを具えており、
    浴剤容器は、フロートの浮力とおもりの重さを調整することにより、容器体の底壁の流出孔が、液面より上方になるように浮遊させられていることを特徴とする浴剤容器。
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