JP4270221B2 - 電子カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、動画像情報の再生機能を有する電子カメラに関し、特に、動画像情報を所定の設定条件に従って取捨選択し、部分的な期間のみ再生表示する電子カメラに関する。
従来、記録媒体上に記録された動画像情報を再生する画像再生装置や電子カメラが実用化されている。
特に近年では、コンピュータなどを用いたディジタル画像処理の発展により、MPEG規格などの高能率符号化を施した画像ファイルを再生するものが知られている。
この種の画像再生装置では、所定の画像ファイルの再生が指示されると、その画像ファイル内の動画像情報を全期間にわたって再生表示していた。
特開平8−95596号公報
ところで、未編集の画像ファイルなどには、不要な再生画像(以下「不要箇所」という)が多数含まれる。通常、操作者は、このような不要箇所を飛ばすために、再生画像を早送りすることが多い。
しかしながら、このような早送り期間中、操作者は不要箇所の終了を目視により確認しなければならず、視認性の悪い早送り画像をずっと注視する必要があった。そのため、不要箇所の早送りは煩雑かつ面倒であるという問題点があった。
また、不要箇所の終了に気付かず、重要な再生箇所までも早送りしてしまうという不具合もしばしば発生していた。
そこで、請求項1に記載の発明では、至近端のレンズ位置で撮影された箇所を省いて再生することができる電子カメラを提供することを目的とする。
図1は、請求項記載の発明に対応する原理ブロック図である。
請求項1に記載の発明は、撮影光学系Lを介して結像される被写体像を撮像し、動画像情報を生成する撮像手段16と、撮影光学系Lの鏡筒内におけるレンズ位置を撮影パラメータとして検出する撮影パラメータ検出手段17と、撮像手段16により生成された動画像情報と、撮影パラメータ検出手段17により検出された撮影パラメータとを取り込み、該動画像情報および該撮影パラメータを収録情報として記録媒体Rに記録する媒体記録手段18と、記録媒体18から収録情報を読み出す媒体再生手段1と、媒体再生手段1により読み出された収録情報内からレンズ位置を取り込み、該レンズ位置が至近端を示す至近期間を判別する期間判別手段19と、期間判別手段19により判別された至近期間外に限定して、収録情報内の動画像情報を再生表示する再生表示手段3とを備えたことを特徴とする。
(作用)
請求項1の電子カメラでは、撮影パラメータ検出手段17が、撮影時における撮影光学系Lの鏡筒内におけるレンズ位置を示す撮影パラメータを検出する。
媒体記録手段18は、この撮影パラメータを動画像情報と一緒に記録媒体Rに記録する。
一方、再生時には、期間判別手段19が、読み出された収録情報内からレンズ位置を撮影パラメータとして取り込む。期間判別手段19は、このレンズ位置が至近端を示す至近端期間を判別し、収録情報の再生期間内で条件に合致している期間を求める。
再生表示手段3は、この至近端期間外に限定して、収録情報内の動画像情報を再生表示する。
なお、ここでの再生表示手段3は、画像表示装置に与える画像出力などを生成する手段であればよく、画像表示装置までを含む必要は特にない。
請求項1に記載の発明では、撮影時に記録されたレンズ位置に基づいて至近端期間を判別し、この至近端期間を省いて動画像情報を再生表示する。
したがって、至近端の状態で撮影された部分を省いて、動画像情報を再生表示することができる。そのため、電子カメラの目前を通過する障害物の画像などを省いて、動画像情報を再生表示することができる。
図2は、本実施形態の機能ブロック図である。
図2において、電子カメラ51の本体側面には、カメラ部51aが取り付けられ、カメラ部51aには、被写体像を結像する撮影レンズ52が装着される。
撮影レンズ52の光軸はカメラ部51aの中で屈曲され、その光軸の延長上にCCDイメージセンサなどからなる撮像素子53の受光面が配置される。
撮像素子53の光電出力は、A/D変換部54を介して、ホワイトバランス調整やガンマ補正などを行う映像信号処理部55に入力される。
映像信号処理部55の出力は、本体内の画像圧縮伸長部56に入力され、画像圧縮伸長部56は、システムバス57を介してマイクロプロセッサ58に接続される。
このシステムバス57には、メモリ59,音声用D/A変換部60,ディスクドライブ部61,表示用メモリ62および焦点制御部65が接続される。
この音声用D/A変換部60の出力は、音声用アンプ60aを介してスピーカ60bに入力される。
また、ディスクドライブ部61には、光磁気記録媒体61aが着脱自在に装着される。
表示用メモリ62は、液晶駆動回路63を介して液晶表示部64に接続される。
焦点制御部65の入力端子には、撮影レンズ52の焦点調節状態を検出する焦点検出部66と、撮影レンズ52のレンズ位置を検出するレンズ位置検出部68とが接続される。また、焦点制御部65の出力端子には、撮影レンズ52を前後に繰り出す焦点制御モータ69が接続される。
焦点制御部65は、焦点検出部66から取得したデフォーカス量に応じて、焦点制御モータ69を駆動して焦点制御を実施する。
一方、電子カメラ51の筐体には、録画釦51b,再生釦51cおよび抜粋モード選択ダイヤル51dが設けられ、これら操作部材の出力は、マイクロプロセッサ58にそれぞれ入力される。
図3および図4は、本実施形態の動作を説明する流れ図である。
以下、図2〜図4を用いて本実施形態の動作を説明する。
(本実施形態における録画動作)
まず、電子カメラ51は、主電源が投入されると、再生釦51cまたは録画釦51bがオンされるまで待機状態に入る。
この状態で、再生釦51cがオンされると(図3S1)、マイクロプロセッサ58は、後述する図4S9に動作を移行する。
一方、録画釦51bがオンされると(図3S2)、マイクロプロセッサ58は、画像圧縮伸長部56に対して画像圧縮の開始を指示する。画像圧縮伸長部56は、映像信号処理部55から動画像情報を取り込み、MPEG規格に準拠した画像圧縮処理を施す(図3S3)。
このような画像圧縮と併行して、マイクロプロセッサ58は、撮影レンズ52のレンズ位置およびデフォーカス量を焦点制御部65を介して取り込む(図3S4,S5)。
ディスクドライブ部61は、これらの動画像情報,レンズ位置およびデフォーカス量をまとめて、光磁気記録媒体61a上の画像ファイルに記録する(図3S6)。
この状態で、録画釦51bが再度押されるまで(図3S7のNO側)、マイクロプロセッサ58は図3S3に戻って、上述の録画動作を繰り返す。
一方、録画釦51bが再度押されると(図3S7のYES側)、作成中の画像ファイルに日時データなどの管理データを付与するなどの終了処理を行った後(図3S8)、図3S1に戻り録画動作を終了する。
(本実施形態における再生動作)
また、上述の待機状態において再生釦51cがオンされると(図3S1)、マイクロプロセッサ58は、ディスクドライブ部61に対し画像ファイルの読み出しを指示する。ディスクドライブ部61は、光磁気記録媒体61aから画像ファイルを読み出し、メモリ59に順次格納する(図4S9)。
次に、マイクロプロセッサ58は、抜粋モード選択ダイヤル51dのダイヤル状態を取り込み(図4S10)、ダイヤル状態に応じて下記の動作を実行する(図4S11)。
まず、ダイヤル状態が「無限遠端削除モード」の場合、マイクロプロセッサ58はメモリ59上の画像ファイルからレンズ位置の情報を再生順に取り込む(図4S12)。ここで、レンズ位置が無限遠端でない場合に限定して(図4S13)、レンズ位置の情報と同期する動画像情報を再生表示する(図4S14)。
また、ダイヤル状態が「至近端削除モード」の場合、マイクロプロセッサ58はメモリ59上の画像ファイルからレンズ位置の情報を再生順に取り込む(図4S15)。ここで、レンズ位置が至近端でない場合に限定して(図4S16)、レンズ位置の情報と同期する動画像情報を再生表示する(図4S17)。
さらに、ダイヤル状態が「ピンボケ削除モード」の場合、マイクロプロセッサ58はメモリ59上の画像ファイルからデフォーカス量の情報を再生順に取り込む(図4S18)。ここで、デフォーカス量が合焦範囲内の場合に限定して(図4S19)、レンズ位置の情報と同期する動画像情報を再生表示する(図4S20)。
このような一連の動作終了後において、動画像情報の再生が終了していない場合(図4S21のNO側)、図4S10の処理に戻って、上述の動作を繰り返す。
一方、動画像情報の再生が終了した場合(図4S21のYES側)、画像ファイルの再生動作を終了する。
以上の動作により、撮影時における撮影レンズ52の状態に応じて、画像ファイルが選択的に再生表示される。したがって、操作者は、撮影レンズ52の状態に応じて再生シーンを適宜に抜粋して観ることができる。
《備考》
本願分割出願の原出願に元々記載される事項について、備考項目としてここに収録する。
[備考項目1] 記録媒体に記録された収録情報を読み出す媒体再生手段と、前記媒体再生手段により読み出された収録情報を取り込み、該収録情報が、予め設定された条件に合致している期間を判別する第1の期間判別手段と、前記第1の期間判別手段の判別結果に応じて、前記収録情報内の動画像情報を再生表示する再生表示手段とを備えたことを特徴とする画像再生装置。
[備考項目2] 備考項目1に記載の画像再生装置において、前記第1の期間判別手段は、
前記媒体再生手段により読み出された収録情報内から音声情報を取り込み、該音声情報の音量を検出する音量検出手段と、前記音量検出手段により検出された音量が、予め定められた音量以下となる無音期間を判別する無音判別手段とを備えてなり、前記再生表示手段は、前記無音判別手段により判別された無音期間外に限定して、前記収録情報内の動画像情報を再生表示することを特徴とする画像再生装置。
[備考項目3] 備考項目1に記載の画像再生装置において、前記第1の期間判別手段は、
前記媒体再生手段により読み出された収録情報内から音声情報を取り込み、該音声情報について長時間スペクトラム平均もしくは平均ピッチ周波数からなる特徴パラメータを検出する話者特徴抽出手段と、前記話者特徴抽出手段により検出された特徴パラメータと、予め登録された特徴パラメータとが許容範囲内で合致する期間を判別する話者判別手段とを備えてなり、前記再生表示手段は、前記話者判別手段により判別された期間に限定して、前記収録情報内の動画像情報を再生表示することを特徴とする画像再生装置。
[備考項目4] 備考項目1に記載の画像再生装置において、前記第1の期間判別手段は、
前記媒体再生手段により読み出された収録情報内から動画像情報を取り込み、画面周辺部と中央部との輝度レベル差を検出する輝度差検出手段と、前記輝度差検出手段により検出された輝度レベル差に基づいて、逆光状態で撮影された逆光期間を判別する逆光判別手段とを備えてなり、前記再生表示手段は、前記逆光判別手段により判別された逆光期間外に限定して、前記収録情報内の動画像情報を再生表示することを特徴とする画像再生装置。
[備考項目5] 備考項目1に記載の画像再生装置において、前記第1の期間判別手段は、
前記媒体再生手段により読み出された収録情報内から動画像情報を取り込み、動画間の動きベクトルを検出する動き検出手段と、前記動き検出手段により検出された動きベクトルから、画面が全体的に平行移動するパンニング期間を判別するパンニング判別手段とを備えてなり、前記再生表示手段は、前記パンニング判別手段により判別されたパンニング期間を取得し、該パンニング期間もしくは該パンニング期間外のいずれかに限定して、前記収録情報内の動画像情報を再生表示することを特徴とする画像再生装置。
[備考項目6] 備考項目1に記載の画像再生装置において、前記第1の期間判別手段は、
前記媒体再生手段により読み出された収録情報内から動画像情報を取り込み、該動画像情報のコントラストを検出するコントラスト検出手段と、前記コントラスト検出手段により検出されたコントラストが予め定められた閾値以下となる低コントラスト期間を判別する低コントラスト判別手段とを備えてなり、前記再生表示手段は、前記低コントラスト判別手段により判別された低コントラスト期間外に限定して、前記収録情報内の動画像情報を再生表示することを特徴とする画像再生装置。
[備考項目7] 備考項目1に記載の画像再生装置において、前記第1の期間判別手段は、
前記媒体再生手段により読み出された収録情報内から動画像情報を取り込み、画面内の肌色領域を検出する肌色検出手段と、前記肌色検出手段により検出された肌色領域が所定面積以下となる無人期間を判別する無人判別手段とを備えてなり、前記再生表示手段は、
前記無人判別手段により判別された無人期間を取得し、該無人期間もしくは該無人期間外のいずれかに限定して、前記収録情報内の動画像情報を再生表示することを特徴とする画像再生装置。
[備考項目12] 撮影光学系を介して結像される被写体像を撮像し、動画像情報を生成する撮像手段と、撮影時の周辺環境を示す環境パラメータを検出する環境パラメータ検出手段と、前記撮像手段により生成された動画像情報と、前記環境パラメータ検出手段により検出された環境パラメータとを取り込み、該動画像情報および該環境パラメータを収録情報として記録媒体に記録する媒体記録手段と、前記記録媒体から前記収録情報を読み出す媒体再生手段と、前記媒体再生手段により読み出された収録情報内から環境パラメータを取り込み、該環境パラメータが、予め設定された条件に合致している期間を判別する第3の期間判別手段と、前記第3の期間判別手段の判別結果に応じて、前記収録情報内の動画像情報を再生表示する再生表示手段と、を備えたことを特徴とする電子カメラ。
[備考項目13] 備考項目12に記載の電子カメラにおいて、前記環境パラメータ検出手段は、前記被写界の赤外線を検出する赤外線検出手段と、前記赤外線検出手段により検出された赤外線に応じて被写体温度を検出し、該被写体温度を環境パラメータとする温度検出手段とを備えてなり、前記第3の期間判別手段は、前記媒体再生手段により読み出された収録情報内から被写体温度を取り込み、該被写体温度が、予め定められた温度範囲となる期間を判別してなり、前記再生表示手段は、前記第3の期間判別手段により判別された期間もしくは該期間外のいずれかに限定して、前記収録情報内の動画像情報を再生表示することを特徴とする電子カメラ。
(備考項目の効果)
備考項目1では、予め設定された条件を用いてこの収録情報を判別し、その条件判別に応じて、動画像情報の再生表示を行う。したがって、適宜な条件を設定することにより、不要箇所を自動的に省いたり、特定のシーンのみを選択的に再生表示することが可能となる。そのため、従来のような不要箇所の早送り操作を行う必要が特になくなり、不要箇所の終了点を確認するために、視認性の悪い早送り画像を注視するなどの不便を解消することができる。
備考項目2では、無音期間を自動的に判別し、この無音期間を省いて動画像情報の再生表示を行う。したがって、収録情報内の会話部分やナレーション部分などを中心に動画像情報を再生表示することができる。そのため、操作者は、収録情報を全て観ることなく、収録情報の内容(ストーリーや会話の流れ)を大まかに把握することが可能となる。
備考項目3では、音声の特徴パラメータが条件に合致する期間に限定して、動画像情報を再生表示する。したがって、特定音の部分(例えば、特定話者の会話部分など)を中心に動画像情報を再生表示することができる。
備考項目4では、逆光状態で撮影された逆光期間を省いて、動画像情報を再生表示する。したがって、逆光による撮影ミスなどを省いて、動画像情報を再生表示することができる。
備考項目5では、パンニング期間もしくはその期間外に限定して、動画像情報を再生表示する。ここで、パンニング期間に限定して再生表示を行った場合、車窓の背景などを中心に、動画像情報を再生表示することができる。一方、パンニング期間以外に限定して再生表示を行った場合、シーンをつなぐ際に生じる無用なパンニング部分などを省いて、動画像情報を再生表示することができる。
備考項目6では、低コントラスト期間外に限定して、動画像情報を再生表示する。したがって、例えば壁のみのように主要被写体が存在しない低コントラスト部分を省いて、動画像情報を再生表示することができる。
備考項目7では、動画像情報の中から肌色領域が所定面積以下となる無人期間を判別する。この無人期間もしくは無人期間外に限定して、動画像情報を再生表示する。ここで、無人期間に限定して再生表示を行った場合、人物の写っている部分などを中心に、動画像情報を再生表示することができる。一方、無人期間以外に限定して再生表示を行った場合、風景などの無人部分や人物が小さく写っている部分などを中心に、動画像情報を再生表示することができる。
備考項目12では、予め設定された条件を用いて環境パラメータを判別し、その条件判別に応じて、動画像情報の再生表示を行う。したがって、適宜な条件を設定することにより、不要箇所を自動的に省いたり、特定のシーンのみを選択的に再生表示することが可能となる。そのため、従来のような不要箇所の早送り操作を行う必要が特になくなり、不要箇所の終了点を確認するために、視認性の悪い早送り画像を注視するなどの不便を解消することができる。
備考項目13では、撮影時に記録された被写体温度に基づいて被写体の選別を行い、その選別された期間もしくは期間外に限定して動画像情報を再生表示する。したがって、特定の被写体温度を示す被写体もしくはその被写体以外を抜粋して、動画像情報の再生表示を行うことができる。
(備考項目に係る具体例)
※第1の具体例
図5は、第1の具体例(備考項目1,2に対応する)の機能ブロック図である。
図6は、本具体例の外観を説明する図である。
これらの図において、画像再生装置31には、光磁気記録媒体32を着脱自在に装着するディスクドライブ部33が配置される。このディスクドライブ部33は、システムバス34を介してマイクロプロセッサ35に接続される。
また、システムバス34には、メモリ36,画像伸長部37,表示用メモリ38,音声用D/A変換部39および音量検出部40aが個別に接続される。
この表示用メモリ38には、液晶駆動回路41を介して液晶表示部42が接続される。
音声用D/A変換部39には、音声用アンプ43を介してスピーカ44が接続される。
音量検出部40aの出力は、無音判別部45aを介してマイクロプロセッサ35に入力される。
また、画像再生装置31の筐体には再生釦46が設けられ、再生釦46の出力は、マイクロプロセッサ35に入力される。
なお、備考項目1と第1の具体例との対応関係については、媒体再生手段はディスクドライブ部33に対応し、第1の期間判別手段は音量検出部40aおよび無音判別部45aに対応し、再生表示手段は画像伸長部37,表示用メモリ38,液晶駆動回路41およびマイクロプロセッサ35の「無音期間外について再生表示を指示する機能」に対応する。
備考項目2と第1の具体例との対応関係については、音量検出手段は音量検出部40aに対応し、無音判別手段は無音判別部45aに対応する。
図7は、第1の具体例の動作を説明する流れ図である。
以下、図5〜図7を用いて、第1の具体例の動作を説明する。
まず、画像再生装置31の主電源が投入されると、マイクロプロセッサ35は、再生釦46がオンされるまで待機状態に入る。
この状態で、再生釦46がオンされると(図7S1)、マイクロプロセッサ35は、ディスクドライブ部33に対し画像ファイルの読み出しを指示する。
ディスクドライブ部33は、光磁気記録媒体32から画像ファイルを読み出し、メモリ36に順次格納する(図7S2)。
一方、マイクロプロセッサ35は、メモリ36内の所定アドレスに設けられた画像ファイルの再生フレーム番号をリセットする(図7S3)。
音量検出部40aは、この再生フレーム番号の画像に対して同期記録された音声情報を画像ファイル内から一定期間取り込み、この音声情報の音量レベルを検出する(図7S4)。
無音判別部45aは、この音量レベルが予め定められた閾値以下か否かを判別する(図7S5)。
ここで、音量レベルが予め定められた閾値を超えると(図7S5のNO側)、マイクロプロセッサ35は、画像伸長部37に対し画像伸長を指示する。画像伸長部37は、再生フレーム番号が示す動画像情報を画像ファイル内から取り込み、画像伸長して表示用メモリ38に格納する(図7S6)。
液晶駆動回路41は、この表示用メモリ38内の動画像情報を1フレーム周期おきに読み出し、液晶表示部42に表示する(図7S7)。このとき、音声用D/A変換部39および音声用アンプ43によって、動画像情報に同期した音声情報が一緒に再生される。
一方、音量レベルが予め定められた閾値以下の場合(図7S5のYES側)、画像伸長部37は、イントラ画像のみを伸長して、画像伸長部37内部の作業用メモリに一時記録する(図7S8)。このイントラ画像は、動画像情報の中で一定のフレーム間隔おきにフレーム内圧縮された画像であり、その他の画像(フレーム間圧縮された画像)を画像伸長する際に必要となる画像である。
このような処理(図7S7もしくはS8)の終了後に、マイクロプロセッサ35は再生フレーム番号を歩進させる(図7S9)。
ここで、動画像情報の再生が終了していない場合(図7S10のNO側)、図7S4の処理に戻って、上述の動作を繰り返す。
一方、フレーム番号が最後まで行って動画像情報の再生が終了すると(図7S10のYES側)、画像ファイルの再生動作を終了する。また、このときイントラ画像の一時記録も消去する。
以上の動作により、音量レベルが閾値以下の無音期間については、画像ファイルが再生表示されず、再生フレーム番号のみが高速に増加する。そのため、無音期間外の動画像情報が選択的に再生表示される。
また、このような再生表示により、画像ファイル内の会話部分やナレーション部分などが中心的に再生表示される。そのため、操作者は、画像ファイルを全て観ることなく、ストーリーや会話の流れを短時間に把握することが可能となる。
※第2の具体例
図8は、第2の具体例(備考項目1,3に対応する)の機能ブロック図である。
第2の具体例における構成上の特徴点は、次の通りである。
(1)話者特徴抽出部40bおよび話者判別部45bが、図5に示した音量検出部40aおよび無音判別部45aの替わりにそれぞれ配置される。
(2)画像再生装置31の筐体に話者登録釦47が設けられ、話者登録釦47の出力が話者判別部45bに入力される。
なお、図5に示した構成要件と同じ構成要件については、同一の参照番号を付与して図8に示し、ここでの構成の説明を省略する。
ここで、備考項目1と第2の具体例との対応関係については、媒体再生手段はディスクドライブ部33に対応し、第1の期間判別手段は話者特徴抽出部40bおよび話者判別部45bに対応し、再生表示手段は画像伸長部37,表示用メモリ38,液晶駆動回路41およびマイクロプロセッサ35の「特定話者の期間において再生表示を指示する機能」に対応する。
備考項目3と第2の具体例との対応関係については、話者特徴抽出手段は話者特徴抽出部40bに対応し、話者判別手段は話者判別部45bに対応する。
図9は、第2の具体例の動作を説明する流れ図である。
以下、図8,図9を用いて、第2の具体例の動作を説明する。
まず、画像再生装置31の主電源が投入されると、マイクロプロセッサ35は、再生釦46がオンされるまで待機状態に入る。
この状態で、再生釦46がオンされると(図9S1)、マイクロプロセッサ35は、ディスクドライブ部33に対し画像ファイルの読み出しを指示する。
ディスクドライブ部33は、光磁気記録媒体32から画像ファイルを読み出し、メモリ36に順次格納する(図9S2)。
一方、マイクロプロセッサ35は、メモリ36内の所定アドレスに設けられた画像ファイルの再生フレーム番号をリセットする(図9S3)。
話者特徴抽出部40bは、この再生フレーム番号に従って、メモリ36上の画像ファイルから音声情報を一定時間取り込み、公知の長時間スペクトラム平均を検出する(図9S4)。
この状態で、話者登録釦47が押されていると(図9S5)、話者判別部45bは、長時間スペクトラム平均の検出データを登録データとして記憶する(図9S6)。
ここで、話者判別部45bは、長時間スペクトラム平均の検出データが登録データと許容範囲内で一致するか否かを判定する(図9S7)。なお、ここで登録データが未登録の場合、話者判別部45bは「一致する」との判定を一律に行う。
もしも、特徴パラメータが許容範囲内で一致すると(図9S7のYES側)、マイクロプロセッサ35は、画像伸長部37に対し画像伸長を指示する。画像伸長部37は、再生フレーム番号が示す動画像情報を画像ファイル内から取り込み、画像伸長して表示用メモリ38に転送する(図9S8)。
液晶駆動回路41は、この表示用メモリ38内の動画像情報をフレーム周期おきに読み出し、液晶表示部42に表示する(図9S9)。このとき、音声用D/A変換部39および音声用アンプ43によって、動画像情報に同期した音声情報が一緒に再生される。
一方、長時間スペクトラム平均が許容範囲内で登録データと一致しない場合(図9S7のNO側)、画像伸長部37は、前後フレームの画像伸長に必要となるイントラ画像のみを伸長する。このイントラ画像は、画像伸長部37内部に一時記録される(図9S10)。ここでは、イントラ画像が表示用メモリ38に格納されないため、再生表示は行われない。
このような処理(図9S9もしくはS10)の終了後に、マイクロプロセッサ35は再生フレーム番号を歩進させる(図9S11)。
ここで、動画像情報の再生が終了していない場合(図9S12のNO側)、図9S4の処理に戻って、上述の動作を繰り返す。
一方、フレーム番号が最後に到達して動画像情報の再生が終了すると(図9S12のYES側)、画像ファイルの再生動作を終了する。また、ここでイントラ画像の一時記憶も消去される。
以上の動作により、特定話者の会話期間以外については、画像ファイルが再生表示されず、再生フレーム番号のみが高速に変化する。そのため、特定話者の会話期間に相当する動画像情報を中心に再生表示が行なわれる。
したがって、操作者は、特定話者の会話部分を中心に、動画像情報を選択的に観ることができる。
※第3の具体例
図10は、第3の具体例(備考項目1,4に対応する)の機能ブロック図である。
第3の具体例における構成上の特徴点は、輝度差検出部40cおよび逆光判別部45cが、図5に示した音量検出部40aおよび無音判別部45aの替わりにそれぞれ配置されている点である。
なお、図5に示した構成要件と同じ構成要件については、同一の参照番号を付与して図10に示し、ここでの構成の説明を省略する。
ここで、備考項目1と第3の具体例との対応関係については、媒体再生手段はディスクドライブ部33に対応し、第1の期間判別手段は輝度差検出部40cおよび逆光判別部45cに対応し、再生表示手段は画像伸長部37,表示用メモリ38,液晶駆動回路41およびマイクロプロセッサ35の「逆光の期間以外において再生表示を指示する機能」に対応する。
備考項目4と第3の具体例との対応関係については、輝度差検出手段は輝度差検出部40cに対応し、逆光判別手段は逆光判別部45cに対応する。
図11は、第3の具体例の動作を説明する流れ図である。
以下、図10,図11を用いて、第3の具体例の動作を説明する。
まず、画像再生装置31の主電源が投入されると、マイクロプロセッサ35は、再生釦46がオンされるまで待機状態に入る。
この状態で、再生釦46がオンされると(図11S1)、マイクロプロセッサ35は、ディスクドライブ部33に対し画像ファイルの読み出しを指示する。ディスクドライブ部33は、光磁気記録媒体32から画像ファイルを読み出し、メモリ36に順次格納する(図11S2)。
一方、マイクロプロセッサ35は、メモリ36内の所定アドレスに設けられた再生フレーム番号をリセットする(図11S3)。
ここで、マイクロプロセッサ35は、画像伸長部37に対しイントラ画像の画像伸長を指示する。画像伸長部37は、再生フレーム番号が示すイントラ画像を、メモリ36上の画像ファイルから取り込み、このイントラ画像の画像伸長を実行する(図11S4)。
輝度差検出部40cは、画像伸長後のイントラ画像を取り込み、画面中央部と周辺部との輝度レベル差を検出する(図11S5)。
逆光判別部45cは、この輝度レベル差が、予め定められた閾値以上か否かを判定する(図11S6)。
ここで、輝度レベル差が閾値未満の場合(図11S6のNO側)、マイクロプロセッサ35は、画像伸長部37に対し次のイントラ画像の手前まで画像伸長を指示する。画像伸長部37は、次のイントラ画像の手前まで動画像情報を順次に画像伸長して、表示用メモリ38に格納する(図11S7)。
液晶駆動回路41は、この表示用メモリ38内の動画像情報をフレーム周期おきに読み出し、液晶表示部42に表示する(図11S8)。このとき、音声用D/A変換部39および音声用アンプ43によって、動画像情報に同期した音声情報が一緒に再生される。
画像伸長部37において、次のイントラ画像の手前まで画像伸長が終了すると、マイクロプロセッサ35は、再生フレーム番号を次のイントラ画像のフレーム番号まで進める(図11S9)。
一方、輝度レベル差が閾値以上の場合(図11S6のYES側)、再生表示の処理(図11S7およびS8)は実行されない。そのため、図11S9において再生フレーム番号のみが次のイントラ画像のフレーム番号まで進められる。
このような一連の動作後において、動画像情報の再生が終了していない場合(図11S10のNO側)、図11S4の処理に戻って、上述の動作を繰り返す。
一方、フレーム番号が最後に到達して動画像情報の再生が終了した場合(図11S10のYES側)、画像ファイルの再生動作を終了する。また、ここでイントラ画像の一時記録も消去される。
以上の動作により、輝度レベル差が閾値以上となる逆光期間を省いて、画像ファイルが再生表示される。したがって、操作者は、逆光による撮影ミスの部分を省いて、動画像情報を観ることができる。
※第4の具体例
図12は、第4の具体例(備考項目1,5に対応する)の機能ブロック図である。
第4の具体例における構成上の特徴点は、動き検出部40dおよびパンニング判別部45dが、図5に示した音量検出部40aおよび無音判別部45aの替わりにそれぞれ配置されている点である。
なお、図5に示した構成要件と同じ構成要件については、同一の参照番号を付与して図12に示し、ここでの構成の説明を省略する。
ここで、備考項目1と第4の具体例との対応関係については、媒体再生手段はディスクドライブ部33に対応し、第1の期間判別手段2は動き検出部40dおよびパンニング判別部45dに対応し、再生表示手段は画像伸長部37,表示用メモリ38,液晶駆動回路41およびマイクロプロセッサ35の「パンニング期間以外において再生表示を指示する機能」に対応する。
備考項目5と第4の具体例との対応関係については、動き検出手段は動き検出部40dに対応し、パンニング判別手段はパンニング判別部45dに対応する。
図13は、第4の具体例の動作を説明する流れ図である。
以下、図12,図13を用いて、第4の具体例の動作を説明する。
まず、画像再生装置31の主電源が投入されると、マイクロプロセッサ35は、再生釦46がオンされるまで待機状態に入る。
この状態で、再生釦46がオンされると(図13S1)、マイクロプロセッサ35は、ディスクドライブ部33に対し画像ファイルの読み出しを指示する。
ディスクドライブ部33は、光磁気記録媒体32から画像ファイルを読み出し、メモリ36に順次格納する(図13S2)。
一方、マイクロプロセッサ35は、メモリ36内の所定アドレスに設けられた画像ファイルの再生フレーム番号をリセットする(図13S3)。
動き検出部40dは、この再生フレーム番号が示す動画像情報から公知の動きベクトルを取得する(図13S4)。この動きベクトルは、動画像情報のフレーム間圧縮を行う際に、フレーム間の画像の動きを数値化したベクトル情報である。この動きベクトルは、再生時の画像伸長の際にも使うため、圧縮後の動画像情報に付随して記録されている。
パンニング判別部45dは、この動きベクトルから画面全体が平行移動中か否かを判別する(図13S5)。
ここで、画面全体が平行移動していない場合(図13S5のNO側)、マイクロプロセッサ35は、画像伸長部37に対し画像伸長を指示する。画像伸長部37は、再生フレーム番号が示す動画像情報を画像ファイル内から取り込み、画像伸長して表示用メモリ38に格納する(図13S6)。
液晶駆動回路41は、この表示用メモリ38内の動画像情報をフレーム周期おきに読み出し、液晶表示部42に表示する(図13S7)。このとき、音声用D/A変換部39および音声用アンプ43によって、動画像情報に同期した音声情報が一緒に再生される。
一方、画面全体が平行移動中の場合(図13S5のYES側)、画像伸長部37は、イントラ画像のみを伸長して、画像伸長部37内部の作業用メモリに一時記録する(図13S8)。このイントラ画像は、前後フレームの画像伸長に使用するためのものであり、再生表示はされない。
このような処理(図13S7もしくはS8)の終了後に、マイクロプロセッサ35は再生フレーム番号を歩進させる(図13S9)。
ここで、動画像情報の再生が終了していない場合(図13S10のNO側)、図13S4の処理に戻って、上述の動作を繰り返す。
一方、フレーム番号が最後まで到達して動画像情報の再生が終了すると(図13S10のYES側)、画像ファイルの再生動作を終了する。また、ここでイントラ画像の一時記録も消去される。
以上の動作により、パンニング期間を省いて、画像ファイルが再生表示される。したがって、操作者は、シーンをつなぐために不本意に挿入されるパンニング部分などを省いて、動画像情報を観ることができる。
※第5の具体例
図14は、第5の具体例(備考項目1,6に対応する)の機能ブロック図である。
第5の具体例における構成上の特徴点は、コントラスト検出部40eおよび低コントラスト判別部45eが、図5に示した音量検出部40aおよび無音判別部45aの替わりにそれぞれ配置されている点である。
なお、図5に示した構成要件と同じ構成要件については、同一の参照番号を付与して図14に示し、ここでの構成の説明を省略する。
ここで、備考項目1と第5の具体例との対応関係については、媒体再生手段はディスクドライブ部33に対応し、第1の期間判別手段はコントラスト検出部40eおよび低コントラスト判別部45eに対応し、再生表示手段は画像伸長部37,表示用メモリ38,液晶駆動回路41およびマイクロプロセッサ35の「低コントラスト期間以外において再生表示を指示する機能」に対応する。
備考項目6と第5の具体例との対応関係については、コントラスト検出手段はコントラスト検出部40eに対応し、低コントラスト判別手段は低コントラスト判別部45eに対応する。
図15は、第5の具体例の動作を説明する流れ図である。
以下、図14,図15を用いて、第5の具体例の動作を説明する。
まず、画像再生装置31の主電源が投入されると、マイクロプロセッサ35は、再生釦46がオンされるまで待機状態に入る。
この状態で、再生釦46がオンされると(図15S1)、マイクロプロセッサ35は、ディスクドライブ部33に対し画像ファイルの読み出しを指示する。
ディスクドライブ部33は、光磁気記録媒体32から画像ファイルを読み出し、メモリ36に順次格納する(図15S2)。
一方、マイクロプロセッサ35は、メモリ36内の所定アドレスに設けられた画像ファイルの再生フレーム番号をリセットする(図15S3)。
ここで、マイクロプロセッサ35は、画像伸長部37に対しイントラ画像の画像伸長を指示する。画像伸長部37は、再生フレーム番号が示すイントラ画像を画像ファイルから取り込み、イントラ画像の画像伸長を実行する(図15S4)。
コントラスト検出部40eは、画像伸長後のイントラ画像を取り込み、空間周波数の高域成分を抽出してコントラスト量を検出する(図15S5)。
低コントラスト判別部45eは、このコントラスト量が、予め定められた閾値以下か否かを判定する(図15S6)。
ここで、コントラスト量が閾値を超える場合(図15S6のNO側)、マイクロプロセッサ35は、画像伸長部37に対し次のイントラ画像の手前まで画像伸長を指示する。画像伸長部37は、次のイントラ画像の手前まで動画像情報を順次に画像伸長して、表示用メモリ38に格納する(図15S7)。
液晶駆動回路41は、この表示用メモリ38内の動画像情報をフレーム周期おきに読み出し、液晶表示部42に表示する(図15S8)。このとき、音声用D/A変換部39および音声用アンプ43によって、動画像情報に同期した音声情報が一緒に再生される。
画像伸長部37において、次のイントラ画像の手前まで画像伸長が終了すると、マイクロプロセッサ35は、再生フレーム番号を次のイントラ画像のフレーム番号まで進める(図15S9)。
一方、コントラスト量が閾値以下の場合(図15S6のYES側)、再生表示の処理(図15S7およびS8)は実行されない。そのため、図15S9において再生フレーム番号のみが次のイントラ画像のフレーム番号まで進められる。
このような一連の動作終了後において、動画像情報の再生が終了していない場合(図15S10のNO側)、図15S4の処理に戻って、上述の動作を繰り返す。
一方、フレーム番号が最後まで到達して動画像情報の再生が終了した場合(図15S10のYES側)、画像ファイルの再生動作を終了する。また、ここでイントラ画像の一時記録も消去される。
以上の動作により、コントラスト量が閾値以下となる低コントラスト期間を省いて、画像ファイルが再生表示される。したがって、操作者は、壁のみで主要被写体が写っていないような場面を省いて、動画像情報を観ることができる。
※第6の具体例
図16は、第6の具体例(備考項目1,7に対応する)の機能ブロック図である。
第6の具体例における構成上の特徴点は、肌色検出部40fおよび無人判別部45fが、図5に示した音量検出部40aおよび無音判別部45aの替わりにそれぞれ配置されている点である。
なお、図5に示した構成要件と同じ構成要件については、同一の参照番号を付与して図16に示し、ここでの構成の説明を省略する。
ここで、備考項目1と第6の具体例との対応関係については、媒体再生手段はディスクドライブ部33に対応し、第1の期間判別手段は肌色検出部40fおよび無人判別部45fに対応し、再生表示手段は画像伸長部37,表示用メモリ38,液晶駆動回路41およびマイクロプロセッサ35の「無人期間以外において再生表示を指示する機能」に対応する。
備考項目7と第6の具体例との対応関係については、肌色検出手段は肌色検出部40fに対応し、無人判別手段は無人判別部45fに対応する。
図17は、第6の具体例の動作を説明する流れ図である。
以下、図16,図17を用いて、第6の具体例の動作を説明する。
まず、画像再生装置31の主電源が投入されると、マイクロプロセッサ35は、再生釦46がオンされるまで待機状態に入る。
この状態で、再生釦46がオンされると(図17S1)、マイクロプロセッサ35は、ディスクドライブ部33に対し画像ファイルの読み出しを指示する。
ディスクドライブ部33は、光磁気記録媒体32から画像ファイルを読み出し、メモリ36に順次格納する(図17S2)。
一方、マイクロプロセッサ35は、メモリ36内の所定アドレスに設けられた画像ファイルの再生フレーム番号をリセットする(図17S3)。
ここで、マイクロプロセッサ35は、画像伸長部37に対しイントラ画像の画像伸長を指示する。画像伸長部37は、再生フレーム番号が示すイントラ画像を、メモリ36上の画像ファイルから取り込み、このイントラ画像の画像伸長を実行する(図17S4)。
肌色検出部40fは、画像伸長後のイントラ画像を取り込み、肌色に類似する画像の領域(肌色領域)を抽出し、この肌色領域の画素数を計数する(図17S5)。
無人判別部45fは、肌色領域の画素数が予め定められた閾値以下か否かを判定する(図17S6)。
ここで、肌色領域の画素数が閾値を超える場合(図17S6のNO側)、マイクロプロセッサ35は、画像伸長部37に対し次のイントラ画像の手前まで画像伸長を指示する。画像伸長部37は、次のイントラ画像の手前まで動画像情報を順次に画像伸長して、表示用メモリ38に格納する(図17S7)。
液晶駆動回路41は、この表示用メモリ38内の動画像情報をフレーム周期おきに読み出し、液晶表示部42に表示する(図17S8)。このとき、音声用D/A変換部39および音声用アンプ43によって、動画像情報に同期した音声情報が一緒に再生される。
画像伸長部37において、次のイントラ画像の手前まで画像伸長が終了すると、マイクロプロセッサ35は、再生フレーム番号を次のイントラ画像のフレーム番号まで進める(図17S9)。
一方、肌色領域の画素数が閾値以下の場合(図17S6のYES側)、再生表示の処理(図17S7およびS8)は実行されない。そのため、図17S9において再生フレーム番号のみが次のイントラ画像のフレーム番号まで進められる。
このような一連の動作終了後において、動画像情報の再生が終了していない場合(図17S10のNO側)、図17S4の処理に戻って、上述の動作を繰り返す。
一方、フレーム番号が最後まで到達して動画像情報の再生が終了した場合(図17S10のYES側)、画像ファイルの再生動作を終了する。また、ここでイントラ画像の一時記録も消去される。
以上の動作により、肌色領域が所定面積以下となる無人期間を省いて、画像ファイルが再生表示される。
したがって、操作者は、人物が写っている場面を中心に、動画像情報を観ることができる。
※第8の具体例
図18は、第8の具体例(備考項目12,13に対応する)の機能ブロック図である。
図18において、電子カメラ71の本体側面には、カメラ部71aが取り付けられ、カメラ部71aには、被写体像を結像する撮影レンズ72が装着される。
撮影レンズ72の光軸はカメラ部71aの中で屈曲され、その光軸の延長上にCCDイメージセンサなどからなる撮像素子73の受光面が配置される。
撮像素子73の光電出力は、A/D変換部74を介して、ホワイトバランス調整やガンマ補正などを行う映像信号処理部75に入力される。
映像信号処理部75の出力は、本体内の画像圧縮伸長部76に入力され、画像圧縮伸長部76は、システムバス77を介してマイクロプロセッサ78に接続される。
このシステムバス77には、メモリ79,音声用D/A変換部80,ディスクドライブ部81,表示用メモリ82および被写体温度検出部85が接続される。
この音声用D/A変換部80の出力は、音声用アンプ80aを介してスピーカ80bに入力される。
また、ディスクドライブ部81には、光磁気記録媒体81aが着脱自在に装着される。
表示用メモリ82は、液晶駆動回路83を介して液晶表示部84に接続される。
被写体温度検出部85の入力端子には、赤外線用光学系86を備えた赤外線撮像素子87が接続される。なお、この赤外線撮像素子87としては、熱型もしくは量子型などの赤外線撮像素子が使用される。
一方、電子カメラ71の筐体には、録画釦71bおよび再生釦71cが設けられ、これら操作部材の出力は、マイクロプロセッサ78に入力される。
なお、備考項目12,13と第8の具体例との対応関係については、撮像手段は撮像素子73に対応し、環境パラメータ検出手段20は赤外線用光学系86,赤外線撮像素子87および被写体温度検出部85に対応し、媒体記録手段はディスクドライブ部81に対応し、第3の期間判別手段は、マイクロプロセッサ58の「環境パラメータを判別する機能」に対応し、媒体再生手段はディスクドライブ部81に対応し、再生表示手段は画像圧縮伸長部76,表示用メモリ82,液晶駆動回路83およびマイクロプロセッサ78の「特定の環境パラメータの期間において再生表示を指示する機能」に対応する。
図19は、第8の具体例の動作を説明する流れ図である。
以下、図18および図19を用いて第8の具体例の動作を説明する。
(第8の具体例における録画動作)
まず、電子カメラ71は、主電源が投入されると、再生釦71cまたは録画釦71bがオンされるまで待機状態に入る。
この状態で、再生釦71cがオンされると(図19S1)、マイクロプロセッサ78は、後述する図19S8に動作を移行する。
一方、録画釦71bがオンされると(図19S2)、マイクロプロセッサ78は、画像圧縮伸長部76に対して画像圧縮の開始を指示する。画像圧縮伸長部76は、画像圧縮伸長部76から動画像情報を取り込み、MPEG規格に準拠した画像圧縮処理を施す(図19S3)。
このような画像圧縮と併行して、マイクロプロセッサ78は、被写体温度検出部85に対し被写体温度の検出を指示する。被写体温度検出部85は、赤外線撮像素子87を介して被写界の赤外線を検知し、被写体温度を求める(図19S4)。
ディスクドライブ部81は、これらの動画像情報および被写体温度をまとめて、光磁気記録媒体81a上の画像ファイルに記録する(図19S5)。
この状態で、録画釦71bが再度押されるまで(図19S6のNO側)、マイクロプロセッサ78は図19S3に戻って、上述の録画動作を繰り返す。
一方、録画釦71bが再度押されると(図19S6のYES側)、作成中の画像ファイルに日時データなどの管理データを付与する終了処理の後(図19S7)、図19S1に戻って録画動作を終了する。
(第8の具体例における再生動作)
また、上述の待機状態において再生釦71cがオンされると(図19S1)、マイクロプロセッサ78は、ディスクドライブ部81に対し画像ファイルの読み出しを指示する。ディスクドライブ部81は、光磁気記録媒体81aから画像ファイルを読み出し、メモリ79に順次格納する(図19S8)。
次に、マイクロプロセッサ78はメモリ79上の画像ファイルから被写体温度の情報を再生順に取り込む(図19S9)。
ここで、マイクロプロセッサ78は、被写体温度が人間の体温範囲である30度〜40度の範囲内か否かを判別する(図19S10)。
ここで、被写体温度が体温範囲にある場合(図19S10のYES側)、マイクロプロセッサ78は、画像圧縮伸長部76に対し画像伸長を指示する。画像圧縮伸長部76は、被写体温度の情報と同期した動画像情報を、メモリ79上の画像ファイルから取り込み、この動画像情報を画像伸長して表示用メモリ82に記録する。液晶駆動回路83は、表示用メモリ82上の動画像情報を順番に取り込み、液晶表示部84に表示する(図19S11)。
一方、被写体温度が体温範囲の外にある場合(図19S10のNO側)、上記のような再生表示は行われない。
このような一連の動作終了後において、動画像情報の再生が終了していない場合(図19S12のNO側)、図19S9の処理に戻って、上述の動作を繰り返す。
一方、動画像情報の再生が終了した場合(図19S12のYES側)、画像ファイルの再生動作を終了する。
以上の動作により、被写体温度が人間の体温範囲にある場合に限定して、画像ファイルが選択的に再生表示される。したがって、操作者は、人間が写っている場面を中心に、動画像情報を観ることができる。
《補足事項》
なお、上記では、条件に合致する期間を判別して、その期間に限定して再生表示しているが、この構成に限定されるものではない。判別された期間以外に限定して再生表示を行ってもよい。
また、上記では、説明を簡単にするため、自動的に部分再生を行う場合のみについて述べたが、この構成に限定されるものではない。例えば、部分再生を行うか否かを操作者がスイッチ操作などで設定できるようにしてもよい。
さらに、備考項目の具体例については、単一の条件に基づいて期間を判別しているが、この構成に限定されるものではない。例えば、複数の条件に対する判別手段を予め設けておき、操作者がスイッチ操作などで所望の条件を選択してもよい。
また、上記では、単一の条件に基づいて期間を判別しているが、この構成に限定されるものではない。複数の条件について所定の論理演算(論理積,論理和など)を定め、この論理演算の答えである複合条件に基づいて期間を判別してもよい。なお、この論理演算としてファジー推論などを採用してもよい。
さらに、上記では、記録媒体として光磁気記録媒体を採用しているが、記録媒体の形状や材質に限定されるものではない。例えば、記録媒体として、半導体記録媒体,磁気記録媒体,光記録媒体などを採用することができる。
また、第2の具体例では、音声の特徴パラメータとして長時間スペクトラム平均を採用しているが、この構成に限定されるものではない。特徴パラメータとしては、音声の特徴を示す波形や値あればよく、例えば、平均ピッチ周波数などを採用してもよい。
本発明は、電子カメラなどに利用可能である。
請求項1〜4に記載の発明に対応する原理ブロック図である。 本実施形態の機能ブロック図である。 本実施形態の動作を説明する流れ図である。 本実施形態の動作を説明する流れ図(続き)である。 第1の具体例の機能ブロック図である。 本具体例の外観を説明する図である。 第1の具体例の動作を説明する流れ図である。 第2の具体例の機能ブロック図である。 第2の具体例の動作を説明する流れ図である。 第3の具体例の機能ブロック図である。 第3の具体例の動作を説明する流れ図である。 第4の具体例の機能ブロック図である。 第4の具体例の動作を説明する流れ図である。 第5の具体例の機能ブロック図である。 第5の具体例の動作を説明する流れ図である。 第6の具体例の機能ブロック図である。 第6の具体例の動作を説明する流れ図である。 第8の具体例の機能ブロック図である。 第8の具体例の動作を説明する流れ図である。
符号の説明
1…媒体再生手段,3…再生表示手段,16…撮像手段,17…撮影パラメータ検出手段,18…媒体記録手段,19…期間判別手段,51…電子カメラ,51a…カメラ部,52…撮影レンズ,53…撮像素子,55…映像信号処理部,56…画像圧縮伸長部,57…システムバス,58…マイクロプロセッサ,59…メモリ,61…ディスクドライブ部,61a…光磁気記録媒体,62…表示用メモリ,63…液晶駆動回路,64…液晶表示部,65…焦点制御部,66…焦点検出部,68…レンズ位置検出部,69…焦点制御モータ,L…撮影光学系,R…記録媒体

Claims (1)

  1. 撮影光学系を介して結像される被写体像を撮像し、動画像情報を生成する撮像手段と、
    前記撮影光学系の鏡筒内におけるレンズ位置を撮影パラメータとして検出する撮影パラメータ検出手段と、
    前記撮像手段により生成された動画像情報と、前記撮影パラメータ検出手段により検出された撮影パラメータとを取り込み、該動画像情報および該撮影パラメータを収録情報として記録媒体に記録する媒体記録手段と、
    前記記録媒体から前記収録情報を読み出す媒体再生手段と、
    前記媒体再生手段により読み出された収録情報内からレンズ位置を取り込み、該レンズ位置が至近端を示す至近期間を判別する期間判別手段と、
    前記期間判別手段により判別された至近期間外に限定して、前記収録情報内の動画像情報を再生表示する再生表示手段と、
    を備えたことを特徴とする電子カメラ。
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