JP4267225B2 - システムに形成された論理パーティションの容量制限を強化するための方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
論理的に分割された情報処理システムにおける容量制限を強化するための方法及び装置、特にソフトウェア・プログラム・ライセンス契約によって課された容量制限にもとづいたそのような容量制限を強化するための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のように、この発明は、プログラム・ライセンス契約によって課されたような容量制限を強化することに関する。本発明で扱う問題についての議論の前提として、論理的に分割されたシステムとリソース及び作業負荷管理に関する既存の方法とについて順次簡単に説明する。
【0003】
論理的パーティション形成は、現在のIBM製S/390コンピュータ・ハードウェア・プラットホームの先行モデルに対して作られたコンセプトである。今日、多くのS/390ハードウェア・マシンが論理的パーティション形成(LPAR)モードとして知られるモードで動作する。この際、マシンの物理的リソースが分割されて論理パーティションと呼ばれる複数の論理マシンが形成される。特に、各論理パーティションは、実際の物理的マシンと動作の点で類似している論理マシンとしてパーティションで実行されるプログラミングのように見える。
【0004】
論理的な分割によって、中央処理装置複合体(CPC)とも呼ばれる1つの物理的な中央エレクトロニクス複合体(CEC)の中に複数のシステム・イメージを設定することが可能となる。すなわち、各論理パーティションを個別にリセットしたり、各論理パーティション毎に異なったオペレーティング・システムによって初期化したり、異なる入出力(I/O)装置を用いて異なるソフトウェア・プログラムによって動作させたりすることができる。論理的パーティション形成は、今日一般的に使用されている。なぜなら、それによって、使用中の論理パーティションの数及び各パーティションに割り当てられた物理的システム・リソースの量を変化させる柔軟性がそのユーザに対して与えられ、ある場合においては、一方で中央処理装置複合体全体が動作を続ける。
【0005】
論理パーティション形成コンピュータ・システムが従来技術においてよく知られており、さらに米国特許第4,564,903号(Guyette他)、米国特許第4,843,541号(Bean他)、及び米国特許第5,564,040号(Kubala)に開示されている。本明細書ではこれらの特許文献を発明の詳細な説明の一部をなすものとして援用する。論理的パーティション形成システムの市販の実施形態として、例えば本明細書において援用されるIBMの出版物であるProcessor Resource/Systems Manager Planning Guide, GA22-7236-06(2000年6月発行)に記載され、かつ特徴付けられたProcessor Resource/Systems Manager(登録商標)(PR/SM(登録商標))が挙げられる。
【0006】
作業負荷管理は、オペレーティング・システムによって管理される作業の単位(プロセス、スレッド等)が所定の目標をどれぐらい十分に満たしているかにもとづいてシステム・リソースが提供されるクラス(サービス・クラス又は目標クラス)の中に組織化されるコンセプトである。もし再割り当てによって生ずるレシーバ・クラスのパフォーマンスの向上がドナー・クラスのパフォーマンスの低下を上回る、すなわち所定のパフォーマンス基準によって定められるような正味の効果がパフォーマンスにあるとするならば、リソースはドナー・クラスからレシーバ・クラスに再度割り当てられる。この種の作業負荷管理は、リソースの割り当てが、リソースが再割り当てされる作業単位上のその効果のみならず、リソースが取られる作業単位に対するその効果によっても決定される点で、ほとんどのオペレーティング・システムで実行された従来のリソース管理とは異なるものである。
【0007】
この一般的形式の作業負荷管理は、以下に示すような一般に所有された特許、係属中の特許出願、及び特許以外の出版物に開示されており、これらの文献を本明細書では援用する。
【0008】
「マルチ処理システムにおけるトランザクション・クラス応答時間目標を達成するための作業負荷管理プログラム」と題されたD.F. Ferguson他の米国特許第5,504,894号、
「2つ以上の異なる処理目標にもとづいてデータ処理システム作業負荷を管理するための装置及び方法と題されたJ. D. Aman他の米国特許第5,473,773号、
「クライアント/サーバ・データ処理システムにおけるクライアント・パフォーマンス目標にもとづくサーバ仕事負荷を管理するための装置及び方法」と題されたC. K. Eilert他の米国特許第5,537,542号、
「基準が目標指向であり、容量情報が入手可能である資格のあるクラスへ分類することに基づいた仕事要求を割り当てるシステム」と題されたJ. D. Aman他の米国特許第5,603,029号、
「複数の異なる処理目標形式に基づく分散データ処理システム仕事負荷を管理するための装置及び方法」と題されたC. K. Eilert他の1995年2月3日出願の米国特許出願一連番号08/383,168号、
「マルチシステム・リソース・キャッピング」と題されたC. K. Eilert他の1995年2月3日出願の米国特許出願一連番号08/383,042、
「マルチサーバ・シスプレックス環境におけるセッション要求割り当てのための装置及び付随する方法」と題されたJ. D. Aman他の1995年7月7日出願の米国特許出願一連番号08/488,374、
MSVプラニング:仕事負荷管理、IBM出版物GC28−1761−00(1996年)、及び
MSVプログラミング:仕事負荷管理サービス、IBM出版物GC28−1773−00(1996年)。
【0009】
これらの特許及び特許出願の中で、米国特許第5,504,894号及び第5,473,773号は基本的な仕事負荷管理システムを開示、米国特許第5,537,542号はクライアント/サーバ・システムに対する米国特許第5,473,773号の仕事負荷管理システムの特定用途を開示、米国特許出願一連番号08/383,168及び08/383,042は多重相互接続したシステムに対する米国特許第5,473,773号の仕事負荷管理システムの特定用途を開示、米国特許第5,603,029号はマルチシステム複合体(シスプレックス)における仕事要求の割り当てに関し、さらに米国特許出願一連番号08/488,374はそのような複合体におけるセッション要求の割り当てに関する。特許とは関係ない2つの出版物は、IBM(登録商標)のOS/390(商標)(旧MVS(登録商標))オペレーティング・システムにおける作業管理のインプリメンテーションについて説明している。
【0010】
論理パーティションをひとまとめにする最近の技術は、論理パーティション管理及び仕事負荷管理の複数の態様を組み合わせるものである。本明細書で援用する同時係属出願である出願人J. P. Kubala他の米国特許出願一連番号09/407,391(1999年9月28日出願)は、動作の1つのモードにおいてLP管理プログラム106が論理パーティション180をLPクラスタ(LPC)又は単にクラスタとここでは呼ぶ群として管理する。クラスタは、特定のマシン102上の論理パーティション180の全て、特定のマシン102上のパーティション108のサブセット、又は異なるマシン102のパーティション108からなるものであってもよい。LP管理プログラム106は、全体として所定量のマシン・リソース(本発明の場合、共用CPU容量)をクラスタに割り当ててもよい。クラスタはリソース競合が存在するとその所定量に制限されるが、競合が存在しない場合は潜在的にそのリソースをさらに多く使うことができる。
【0011】
さらに、全体としてクラスタに対してマシン・リソースの共有を割り当てることに加えて、この動作モードでLP管理プログラム106は、それぞれのパーティションに割り当てられた論理パーティションの重みに基づいてクラスタを構成している論理パーティション108間でリソースを割り当てることができる。この重みの一例として、4つの論理パーティション(LP1〜LP4)からなり、かつ400MIPS(毎秒400万命令)全CPU容量を利用可能とするLPクラスタを考慮する。LP1〜L4は、クラスタ全体の重みを100とすると、それぞれ20、30、40、及び10の重みが割り当てられていと想定する。この例では、もしCPU競合があるならば、パーティションLP1〜LP4は、クラスタ容量400MIPSと同等の容量全体に対して、それぞれ80MIPS、120MIPS、160MIPS、及び40MIPSの容量で動作することが可能となる。このような背景によって、本発明によって扱われた問題を論ずることができる。第1に、それはS/390等のサーバ・プラットホーム用のソフトウェアがライセンスされる方法に関係している。今日、S/390ソフトウェア、すなわちIBMソフトウェア及びベンダ・ソフトウェアの両方の多くが該ソフトウェアが実行される物理的マシンの大きさに基づいて価格が設定されている。1つの中央処理装置(CPU)を持つマシン(ここで「マシン」と呼ぶものは物理的マシン)は、10個のCPUを有するマシン上で実行される同一アプリケーションよりも低価格である。価格は、アプリケーションによって実際に行われる仕事量とは無関係である。
【0012】
この価格設定スキームは、エンド・ユーザに対してソフトウェアの経費をより低くするために、最適な構成よりも少なく構築させることができる。例えば、もし新しいソフトウェア・プロダクトによって小規模の実験を開始したいならば、ユーザはソフトウェアの価格を低く抑えておくために、既存の大型のマシンで実行される代わりに、小さなマシンで新しいプロダクトを実行させる。このことは、もう1つのマシンを扱うことについての追加の管理を必要とし、既に言及した論理パーティションのクラスタ形成技術を利用するインストレーションを許さない。これらの問題は、S/390マシンの大きさが多くのカスタマ作業負荷よりも早く成長しているという事実によって悪化されている。
【0013】
それを多少異なったかたちで述べるために、今日、S/390プラットホーム・ソフトウェアは、全マシンに対して最もよくライセンスされる。ソフトウェアが実行されるマシンの全容量(一般に、1秒間あたり数百万の命令、又はMIPSとして発現される)に基づいているほとんどのソフトウェアの価格設定によって、マシンの容量増加によってユーザのソフトウェアライセンス費用が跳ね上がる。もし、所定のプログラム製品がマシンの容量全体で使用されるならば、エンド・ユーザ又はベンダに対して、これは必ずしも良くない事柄又はモデルではない。しかし、もしプログラム製品がマシンの一部で使用されることを意図しているならば、論理パーティション内で、マシンの容量全体に対してその製品をライセンスすることは高価な仕事である。
【0014】
S/390プラットホームの長所の1つは、ハードウェア・リソースを効率的に利用するために、多数の論理パーティションで多数かつ多様な作業負荷を実行する能力である。S/390上で新しい作業負荷(例えば、UNIX(R)系アプリケーション及びWebサーバ)を動かす試みは、既存のアプリケーションに並行し、かつ既にS/390に備わっているデータベースと協同して、それらの新しい作業負荷を既存のマシンに負荷することが可能であることが求められる。しかし、マシンに基づいたソフトウェア価格設定では、それらの作業負荷に対するS/390ワールドへのエントリ・コストは、代わりのプラットホームと競合するコストではない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は従来の問題点を解決し、論理的に分割された情報処理システムにおける容量制限を強化するための方法及び装置、特にソフトウェア・プログラム・ライセンス契約によって課された容量制限にもとづいたそのような容量制限を強化するための方法及び装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、物理的マシンが複数の論理パーティションに分割され、論理パーティション管理プログラムによってプロセッサ・リソースの所定部分が各パーティションに割り当てられている情報処理システムにおけるソフトウェア・ライセンス契約管理プログラムによって課された容量制限等の容量制限を強化するための方法及び装置を検討する。各論理パーティションに対してプロセッサ・リソース制限を与えることができる。ソフトウェア・ライセンス契約管理プログラムは、各論理パーティションで実行されているプログラムが該パーティションの少なくとも容量制限でライセンスされていることを確かめる。パーティションでも実行されている作業負荷管理プログラムは、プロセッサ・リソースの実際の消費を所定の平均間隔で測定し、それを最大許容消費と比較する。もし実際の消費が最大許容消費を超えると、作業負荷管理プログラムはキャッピング・パターンを計算し、論理パーティション管理プログラムと相互作用し、計算されたキャッピング・パターンに基づくパーティションに基づいて、プロセッサ・リソースの実際の消費をキャップする。さらにキャッピングのフレキシビリティを与えるために、論理パーティション管理プログラムが全パーティション重みに加算する見かけの重みがパーティションに対して割り当てられ、パーティションがキャッピングを目的としたプロセッサ・リソースの許容共有レベルを超えたかどうかが判断される。したがって、論理パーティションは、マシン全体の容量よりも少ない強化された処理能力(それにもとづいてソフトウェアの価格が設定される)によってライセンスされたプログラムのための「コンテナ」となる。
【0017】
マシンに基づいたスキームよりもむしろ論理パーティションに基づいた価格設定スキームによって、S/390上での仕事負荷に対するソフトウェアの初期投入コストが反映させるべきものはマシン全体ではなく該マシンの能力のサブセットのみである。このことによって、特に論理パーティション・クラスタが伝えることができる作業負荷平衡及び管理の利益を考慮する場合に、最小のコストでS/390マシンに対して作業負荷を加えることが可能となる。正味の結果によって、さもなければ未使用の容量をかなり有する外部ボックス上にある作業負荷を以前よりはより多くの総購入容量を持つS/390マシンに負荷することが今や可能となる。
【0018】
本発明は、OS/390の作業負荷管理プログラム(WLM)コンポーネントの能力を利用し、論理パーティションのためのCPUリソースの消費をモニタする。WLMは、論理パーティションに対するいくらかの所定容量制限に対して実際のCPUリソース消費を比較する。論理パーティションがその容量制限を越える場合、WLMは論理パーティションをその容量制限まで削減する。
【0019】
好ましくは、論理パーティションの実際のモニタリングによって、ライセンスされた容量を超えて仕事負荷のピークを生じさせることが可能となる。このことは、適当な時間間隔を超えてなだらかに起伏した平均利用率を計算することによって好ましくは行われる。例えば、4時間間隔は、一時的な仕事負荷スパイクの間での容量要求を提供するのには長く、一方でシフト変化を超えて「ゲーミング」を防ぐには短すぎる。したがって、ソフトウェアは瞬間的なピーク容量よりもむしろ平均化されたピーク容量に対してライセンスされる。
【0020】
WLMは、論理パーティションにおいてCPUリソースの全消費をモニタするが、個々のプログラム・プロダクトによるリソースの使用についてはモニタしない。したがって、論理パーティション内で実行されるオペレーション・システム(例えば、OS/390)はライセンス及び管理された容量の一定量に対する「コンテナ」となる。ライセンスされたプログラムはそのサイズのコンテナ(少なくとも)のためにライセンスされ、さらにWLMは該コンテナ・サイズが保たれるのを保証する。例えば、カスタマは各ソフトウェア・アプリケーション用にプロセッサ容量のいくらかに対するライセンス証(すなわち、証明機関によってデジタル署名された書類を買っても良い。好ましくは、ライセンス契約管理プログラムとしてここで言及される新規アプリケーションは、WLM及びライセンスされたプログラムと通信し、何を実行させて何を実行させないかを決定する。ライセンス契約管理プログラムは、例外だと見なさなければならないようなどのような作用に対しても責任を負う。
【0021】
コンテナ管理は、論理パーティション管理プログラムと関連してWLMによって行われる。抑制機構は、もし論理パーティションが起伏平均期間をそのライセンスされた容量が超えるならば、又は超えた場合に論理パーティションにおいてキャッピングをオン及びオフするために、既に言及した同時係属出願であるJ. P. Kubala他の米国特許出願一連番号09/407,391に記載された論理パーティション・クラスタ形成技術を利用する。論理パーティションにおける作業がアンチロック・ブレーキにかなり似たような気味悪い高い音を出して停止しないように、キャッピングは別の様式で適用及び除去される。
【0022】
本発明では、相対的な論理パーティション重みは、キャッピングをインプリメントするために使用されるものである。論理パーティション重みの主要な目的は、CPUリソースに対する競合がある場合に論理パーティションのディスパッチを確立することである。キャッピングをオンにすることで、論理パーティションがそのようなパーティション重みによって生ずるリソースの部分を超えるのを防ぐ。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明が適用される情報処理システム100の模式図である。システム100は、中央エレクトロニクス複合体(CEC)又は物理的マシン102を有する。また、物理的マシン102は複数の中央処理装置(単にプロセッサ、CP、物理的CPともいう)104を備えるもので、図1では模範的に4つのCP1〜CP4が示されている。一方、図1には示されていないが、物理的マシン102は従来のコンピュータ・システムの他の構成要素も有するもので、該構成要素としてメモリ、直接アクセス記憶装置(DASD)等の入出力(I/O)周辺機器、その他が含まれる。論理パーティション(LP)管理プログラム106は、物理的マシン102を論理パーティション(LP)108と呼ばれる複数の論理マシンに分割する。図1中、4つの論理パーティション(LP)108、すなわちLP1〜LP4が模範的に示されている。各論理パーティション108で実行されるものはオペレーティング・システム(OS)110であり、仕事負荷管理プログラム(WLM)と呼ばれる構成要素112と1つ以上のアプリケーション(APP)114とが含まれる。各オペレーティング・システム110は、システム・サービスを提供し、かつそこで実行されるアプリケーション114のためのリソースを管理する通常の機能を実行する。各WLM112は、パーティション108内のリソースを種々の所定のサービス・クラス内の仕事負荷に対して割り当てることを管理する。
【0024】
論理的観点から、各論理パーティション108は個々の物理的マシンとしてオペレーティング・システム110及びそこで実行されるアプリケーション114として見られる(一般に、ここで「マシン」とは特に指定されない限り物理的マシン102を意味する)。各論理パーティション108上のオペレーティング・システム100は、個々のシステム・イメージを表すので、パーティションはここではシステム又はイメージとも言う。各論理パーティション108は、以下に説明するように、論理パーティション管理プログラム106によって特定されたマシンの物理的リソースの共有を有する。したがって、各論理パーティション108は、1つ以上の論理プロセッサ(個々に示してはいない)を有し、各論理プロセッサは物理的プロセッサ104の共有(もし該物理プロセッサがパーティション間で共有されているならば)又は物理的プロセッサ全体(もし物理プロセッサがそのパーティション専用であるならば)のいずれか一方に対応する。
【0025】
本発明はある特定のプラットホームに限定されるものではないが、マシン102はIBMのS/390サーバ又は後続のマシンを含むものであってもよい。一方、論理パーティション管理プログラム106はマシン102のリソース/システム管理プログラム(PR/SM)機能を有するものであってもよい。OS110はIBMのOS/390オペレーティング・システム又は後続のオペレーティング・システムを有するものであってもよい。
【0026】
情報処理システム100は、複数のパーティション108のうちの1つ又は別のパーティション又はマシンで実行可能なソフトウェア・アプリケーションであるライセンス契約管理プログラム116を有する。
【0027】
ライセンス契約管理プログラム116はWLM112と通信して任意のパーティション108で利用可能な容量を理解する。ライセンスが管理されているソフトウェア・プロダクト(例えば、アプリケーション114)が1つのパーティション108で開始すると、ライセンス契約管理プログラム116はパーティションの容量(本発明によって管理されたように)に該プロダクトが既に開始されている同一マシン102上の任意の他の論理パーティション108の容量を加えたのと少なくとも同じだけの容量に対してプロダクトがライセンスされているかどうかを調べる。もしプロダクトがそのライセンスの範囲外であるならば、ライセンス契約管理プログラム116は、プログラムの開始を停止させるか例外レコードを書き込むかのいずれかを行う。ライセンス契約管理プログラム116は、WLM112から変更容量の通知に対しても聞き耳を立てる。ライセンス契約管理プログラム116がそのような通知を受け取ると、実行中のプログラムがまだライセンスされた容量の範囲内であることを確認する。もしそうでなければ、ライセンス契約管理プログラム116は例外レコードを書き込む。
【0028】
出願人J. P. Kubala他の同時係属出願である1999年9月28日出願の米国特許出願一連番号09/407,391(本明細書の発明の詳細な説明の一部として援用する)に記載されているように、ある動作モードにおいてLP管理プログラム106はLPクラスタ(LPC)又は単にクラスタとここで呼ぶグループとして論理パーティション108を管理する。1つのクラスタは、ある特定のマシン102上の全ての論理パーティション102、ある特定のマシン102の複数のパーティション108からなるサブセット、又は複数の異なるマシン102のパーティション108から構成されるものであってもよい。クラスタは、リソース競合存在下でその所定量に制限されるだろうが、競合がない状態では潜在的にそのようなリソースの追加量を使用する可能性があると思われる。
【0029】
全体としてマシン・リソース共有をクラスタに割り当てることに加えて、LP管理プログラムはこの動作モードで各々のパーティションに割り当てられた論理パーティション重みに基づいてクラスタを構成している論理パーティション108間でリソースを割り当てることができる。重みの付けの一例として、4つの論理パーティション(LP1〜LP4)からなり、かつそれに対して400MIPS(百万命令/秒)を使用可能とするLPクラスタを考える。クラスタ全体の重み100に対してLP1〜LP4がそれぞれ20、30、40、及び10の重みが割り当てられていると仮定する。この例では、もしCPU競合があるとすると、パーティションLP1〜LP4は、400MIPSのクラスタ容量と同等の全容量に対して、それぞれ80MIPS、120MIPS、160MIPS、及び40MIPSの容量で稼働することが可能となる。
【0030】
既に指摘したように、パーティション重みそれ自体によって競合存在下で特定のパーティション108で利用可能なリソースのみが制限される。競合がない場合でもパーティションによるリソースの使用を制限するために、LP管理プログラム106はキャッピングとして知られている付加機能を有する。以下に説明するように、LP管理プログラムはキャッピングをパーティション108へ適用するもので、たとえ競合がない場合でもパーティション108のCPU使用量はパーティション重みによって定まる量に制限される。
【0031】
図5は、個々のパーティション108を制御するために本発明の論理パーティション管理プログラム106によって使用された論理パーティション・パラメータ400のいくつかを示す。これらのパラメータは、各パーティション108に対する一組のエントリ402からなり、論理パーティション重み404、後述する「疑似重み」406、同じく後述する「ソフト・キャップ」408、及びキャッピング・フラグ410を含む。論理パーティション重み404は、論理パーティション108がリソース競合存在下で資格があるマシン・リソース(この場合、CPUリソース)の相対量を特定する。ここで相対量とは、マシン102を構成する複数のパーティション108のパーティション重み全体に対するパーティション重み404の比に等しい。疑似重み406は、後述するように、本発明にもとづくキャッピング計算で使用される付加的な重みを定める。
【0032】
ソフト・キャップ408は、パーティション108に対する最大容量を定める。ソフト・キャップ408の値は、論理パーティション108の定義の一部として定められる。ソフト・キャップ408の単位は、1時間あたり数百万の重みがかかっていないCPUサービス単位(MSU)である(ここでCPUサービス単位は重みのかかっていないCPUサービス単位のことを言う)。共有CPを有し、はっきりとキャップされていないパーティション108に対してソフト・キャップ408を指定することができる。
【0033】
ソフト・キャップ408は、マシン102上の物理的CP104の数に対するMP因子を用いて計算されたCPUサービス単位に準拠する。このことは、現在のパーティション108に対する論理CPの数に準拠するMP因子を用いるWLM112が行うCPUサービス計算とは異なる。WLM112はそれが計算するサービス単位をソフト・キャップに関連した判断のための物理的CP104の数に準拠したサービス単位に変換する。
【0034】
キャッピング・フラグ410は、パーティション108についてキャッピングがオンであるかどうかを判断する。
【0035】
本発明(以下に説明する疑似重みがない状態)でどのようにしてキャッピングが動作するかについての例として、4つの論理パーティション108(LP1〜LP4)を有し、かつ全CPU容量が1000MIPSであるマシン102を検討する。各パーティション108は重みが25であり、この重みによって競合存在下で各パーティションに対して250MIPSが保証される。パーティションLP1が400MIPSの容量をライセンスされたと仮定すると、もし利用可能であるならば(すなわち、他のパーティション108からの競合がなければ)LP1上の作業付加は450MIPSを使用し、またパーティションLP1はキャップが外される。もし450MIPSがマシン102で利用可能であるならば(すなわち、他のパーティション108がそれ自身の重み全体を使用していない)、LP1は400MIPSのライセンス制限内でパーティションに対して平均使用を生ずるその重み相当量(250MIPS)での時間の25%がキャップされなければならない。この25%キャッピングを達成するためにこの例でWLM112が確立したキャッピング・パターンは、30秒キャップした状態が続いた後、90秒キャップが外された状態が続くパターンである。
【0036】
図2は、ある期間にわたるLP1によるCPU使用の結果として生じるキャッピング・パターン200を示す。図に示すように、CPU使用は、キャップされた区間202と、該区間202と交互に現れるキャップが外された区間204とから構成される。この例では、各々のキャップされた区間202は30秒の長さであり、一方各々のキャップが外された区間204は90秒の長さである。各キャップされた区間202では、LP1は250MIPSのキャップされた容量(Ccapped)206で稼働し、一方各キャップが外された区間204ではLP1は450MIPSのキャップが外された容量(Cuncapped)で稼働する。この例では、キャップされた区間202が時間間隔全体の25%を構成し、一方キャップが外された区間204は時間間隔全体の75%を構成することから、時間間隔全体にわたる平均CPU消費(Cavg)210は以下のように計算される。
【0037】
【数1】
Cavg=0.25×Ccapped+0.75×Cuncapped =400MIPS
【0038】
図3は、特定のパーティション108について計算されたキャッピング・パターン(例えばパターン200)を適用するためにWLM122が実行する手順250を示す。WLMは、キャッピング・フラグ204をセットしてキャッピングを開始するためにLP管理プログラム106に命令を発することで、キャップがされている時間間隔202に対してキャッピングを適用する(ステップ252)。続いて、キャッピング・フラグ410をリセットしてキャッピングを終わらせるためにLP管理プログラム106に対して命令を発することでキャップされていない時間間隔204に対してキャッピングを取り除く(ステップ254)。この手順250は、パターンに基づいてキャッピングが適用される限り繰り返される。
【0039】
開示した実施形態では、パーティションに基づいた価格設定をサポートするという点でWLM112は2つの基本的な役割を持つ。
【0040】
1. WLM112は、必要に応じて潜在的CPU容量がライセンス契約管理プログラム116に報告されるように、パーティション108で利用可能な潜在的CPU容量を定期的に計算する。また、WLM112はその容量が変化した場合にもライセンス契約管理プログラム116に知らせる。
【0041】
2. WLM112は、ソフト・キャップがパーティション108に関して設定又は変更されているかどうかを判断するために、LP管理プログラム106に対してポーリングを行う(対応のゼロ以外のソフト・キャップ・エントリ408によって示されるように)。ソフト・キャップがパーティション108に対して設定され、かつその4時間平均CPU使用量がソフト・キャップを上回る場合、WLM112はキャップ・パターンを計算し、パーティション108のキャッピングを開始する(以下に説明するように)。
【0042】
潜在的なCPU容量の計算は、イメージの構成に依存するもので、以下の3通りの場合がある。
【0043】
1. イメージは設定されたソフト・キャップを有する。復帰した潜在的容量の値はソフト・キャップ408の値である。
【0044】
2. イメージは基本モードにあるか、もしくはキャップが外された論理パーティション108にあるかのいずれか一方である。復帰した潜在的容量の値は、個々のCP速度、イメージ時間に利用可能なCPの数である。
【0045】
3. イメージは、キャップ化論理パーティションである。復帰した潜在的容量の値は上記2の場合よりも小さく、またパーティションの現在の論理パーティション重みによって表されるCPU容量よりも小さい。
【0046】
本発明が取り組む問題の1つは、従来の論理パーティション重みがマシン102上の他のパーティション108の重みに関連した意味のみを有することである(この議論の目的のために、LPクラスタがマシン102全体から構成されると仮定する)。このことは、LP管理プログラム106からの付加機能をパーティションの重み及びマシン102上の他のパーティション108の重みに基づいて制限することなく、ソフト・キャップ値の範囲WLM112が任意のパーティション108に対してサポートすることができることを意味する。もしソフト・キャップがパーティション重みが示す容量よりも少ない容量を示すならば、パーティション・ソフト・キャップを強化することはできない。
【0047】
この問題の最も単純な例は、単一のパーティション108を持つマシン102である。そのパーティションの重みはマシンの容量の100%を示すので、ソフト・キャップを使用してパーティションの容量を制限することはできない。この制限を受け入れることができないと考えられる。なぜなら、それによって論理パーティションに基づいた価格設定を用いることの複雑さが著しく増大するからである。ユーザが任意のパーティション重みを変更又は該ユーザのマシン102に容量を加えるたびに、パーティションの重みごとに表される容量が変化する。このことは、潜在的に、WLM112及びLP管理プログラム106によって強化することができないあるパーティション108に対してソフト・キャップを作り、それによってライセンス契約管理プログラム容量チェックが欠けたユーザのソフトウェア・プロダクトが得られる。
【0048】
単一パーティション更新の場合におけるこの問題を定量化するために、単一論理パーティション108が400MIPSマシン102上に定められ、さらに400MIPSのライセンスされた容量を持つと仮定する。論理パーティション108は、共有プロセッサ及び100の重みによって定められる。パーティション108は、加えられている将来の仕事負荷を予期する方向に定められる。この構成では、すべてが洗練されている。しかし、また将来に付加される新規の仕事負荷を予期してエンド・ユーザが自己のマシン102を500MIPSマシンに更新することを望むと仮定する。既存の論理パーティション108における仕事負荷は増加せず、そしてまたエンド・ユーザは増加したライセンス容量に対しての支払いを望まない。しかし、付加容量がマシン102に加えられるとすぐに、WLMは論理パーティションを400MIPSに管理することができない。なぜなら、論理パーティション108に対してキャップするものがないからである。キャッピングは、効率的にするために全ての重みの合計よりも低いものとなる論理パーティション重みを要求する。この場合、論理パーティションは、指定されたコンテナの大きさ400MIPSを実施することができないことから、例外モードであるとしてライセンス契約管理プログラム116に報告されなければならないと思われる。
【0049】
この問題を解くために、WLM112は現在のパーティション重みによって表される容量よりも低くパーティション108をキャプするための方法を必要とする。より詳しくは、WLM112は、マシン102の残りの部分に関連した論理パーティションの重みが変化しないか(LPクラスタには存在しない)、十分に変化することができないか(最小又は最大規格によって結合又はLPクラスタ合計によって)、又は共有CPを使用している他の論理パーティションがないことから心配いらないかのいずれかである状況下で、キャッピング/重み付け計算における分母を調整することができる何かを必要とする。
【0050】
この機能を提供するために、本発明はパーティション「疑似重み」又は価格設定管理プログラム調整重み(PMAW)と呼ばれるLP管理プログラム106のための新規の制御を熟考する。各パーティション108は、ハードウェア命令の使用を介してWLM112を設定することができるそれ自身の疑似重み(図5のエントリ408)を有する。ある意味では、パーティションの疑似重量はそれをLP管理プログラム106のように見せる。ダミー(又は疑似)パーティション108はこのパーティションのためにキャッピングがオンとなった時に存在する。それによって、パーティションの重みがマシンの重み全体よりも比率が小さくなる。この疑似重量は、WLM112によってキャッピングされているパーティション108の優先順位を算定する場合のみ、論理パーティション重み全体に対する加算器として作用する。このことによって、WLM112に対する最も高いフレキシビリティが可能となり、共有プロセッサを有する全てのWLM管理パーティション108がライセンスされた容量に管理されることができることを保証する。
【0051】
どのようにWLM112が疑似重みを使用するかを理解するために、従来、どのようにLP管理プログラム106がキャッピングを強制するかを見てみることが役立つ。図4は、かなり高いレベルでLP管理プログラム106によって実行されたキャッピングの手順300を示す。この図に関して、LP管理プログラム106は以下のように所定のパーティション108のためのキャッピングを強化する。
【0052】
1. LP管理プログラム106は、全てのアクティブなパーティション108の重みの合計に対するパーティションの重みの比を計算する(ステップ302)。
【0053】
2. ディスパッチ区間のあいだ、定期的に、LP管理プログラム106はこの比をパーティション108が使用したマシン容量の実際の割合と比較する(ステップ304)。
【0054】
3. もしパーティションの実際の使用量がこの比を超えるならば(ステップ306)、パーティション108はディスパッチ区間の残りの部分でディスパッチされない(ステップ308)。
【0055】
本発明によれば、WLM112を現在の重みによって表される容量よりも少なくキャッピングさせるために、WLM112がパーティション108をキャッピングした場合、ステップ1で述べた比の計算においてLP管理プログラム106はパーティションの疑似重みをアクティブなパーティション108の重み全体に加える。例えば、重みが100の単一パーティションを有する500MSUマシンを考えた場合、もしユーザがこのパーティション108に対して400MSUのソフト・キャップを設定するならば、WLM112はパーティションの疑似重みを25に設定する。設定された疑似重みを有するWLM112によってキャップされたパーティション108の重みによって表される容量を計算するための式は以下の通りである。
【0056】
【数2】
Ccapped=[パーティション重み/Σ(全アクティブ・パーティション重み+疑似重み)×容量
即ち、Ccapped=[Partition_weight/(ΣAll_active_partition_weights+Phantom_weight)]×Capacity
と表す。
【0057】
式中、Ccappedはパーティションのキャップ化容量、容量はキャップされていない場合のパーティション108によって潜在的に利用可能な全容量(MSU又は他の適当な単位で)。
【0058】
この例では、
【数3】
Ccapped=100/(100+25)×500MSUs=400MSUs,
【0059】
式中、MSUは時間あたりの100万サービス単位を示す。
【0060】
WLM112は、パーティションのソフト・キャップは、パーティションの現在の重みよりも少ない容量が少ない場合、パーティション108に対して疑似重みのみを設定する。そのような場合、WLM112は以下の式(この式の導出について付録Aを見よ)によってパーティションの疑似重みを計算する。
【0061】
【数4】
疑似重み=[(パーティション重み/ソフト・キャップ)x容量]−Σ全パーティション重み
即ち、Phantom_weight=[(Partition_weight/Soft_cap)×Capacity]−Σ All_partition_weights
と表す。
【0062】
WLM112は、1分間に1回、疑似重み計算に対する入力すべてをポーリングする。もしそれらの入力のいずれかが変化するならば、WLM112はパーティションの疑似重みを再計算し、LM管理プログラム106に対して新規の疑似重みを供給する。
【0063】
パーティション108がキャッピングをオンすることを必要とするわずかな時間を以下の式で計算することができる(この式の導出について付録Bを見よ)。
【0064】
【数5】
P=(Cuncapped−Csoftcap)/(Cuncapped−Ccapped)
【0065】
式中、Pはパーティション108がキャッピングを必要とする時間の端数、Cuncappedはキャップされていない時のパーティション108によって使用された平均容量、Csoftcapはパーティション108に対するソフト・キャップの値、さらにCcappedはキャップされている場合のパーティション108によって使用された平均容量である。もしパーティション108がキャッピングされたばかりであるなら、現在の重みによって表された容量をこの最新の値に対して使用してもよい。
【0066】
論理パーティション108に対していつキャッピングをオン及びオフするかを判断するために、上記のように計算されたパーティション108をキャッピングすべき時間の割合を与える。WLM112は、「キャップ・パターン」を生成する(図2)。好ましくは、WLM112は、平均して1分間に1回よりも頻繁にパーティション108に対してキャッピングする論理パーティションの状態を変更すべきではない。すなわち、キャッピング状態は、10分間に10回よりも多く変更すべきではない。パターンは、2つの値によって表すことができる。すなわち、キャッピングをオンにすべき期間とキャッピングをオフにすべき期間である。以下の表1は、好ましい実施形態例でパーティションがキャップされるべき時間の割合全体に基づいてキャップがついている時間(Cap on time)及びキャップがはずされている時間(Cap off time)についての値を与える。値は、平均して1分間に1回を上回ることなくキャッピング状態での移行の数を保つために選択される。なお、表中、Pはパーティションがキャップされている時間の割合を示す。
【0067】
【表1】
Percentage of time partition capped(P) Time cap on (秒) Time cap off (秒)
P ≦ 5% 0 常時
5% < P ≦ 25% 30 90〜570
25% < P ≦ 50% 60 60〜180
50% < P ≦ 75% 60〜180 60
75% < P <100% 90〜570 30
P = 100% 常時 0
【0068】
WLM112は、4時間を上回る平均CPUサービス率に基づいたソフト・キャップを実行する。パーティション108がキャップされるべきである時間の割合を計算するために、キャップされている間の平均CPUサービス率とキャップされていない間の平均CPUサービス率とが必要である。ここで図9を参照する。これらの平均を計算するために、WLM112は項目602が48個の配列を保持する(4時間のうちの5分間のインタバル数)。各項目は4つの値が含まれている。
【0069】
604 パーティションがキャップされなかった場合の5分間のインタバル内で蓄積されたCPUサービス。
【0070】
606 パーティションがキャップされなかった5分間のインタバルにおける10秒間のインタバル数。このインタバル数は0から30までの範囲内であると考えられる。
【0071】
608 パーティションがキャップされた場合の5分間のインタバル内で蓄積されたCPUサービス。
【0072】
610 パーティションがキャップされた5分間のインタバル内での10秒間のインタバル数。このインタバル数は0から30までの範囲内であると考えられる。
【0073】
したがって、図6を最初に参照すると、5分毎にWLM112が手順500を開始させる(図6乃至図8)。それによって、パーティション108がキャップされていなかった間の先行する5分間のインタバル中に蓄積されたCPUサービス604(ステップ502)、パーティション108がキャップされていなかった間の先行する5分間のインタバルにおける10秒間のインタバル数606(ステップ504)、パーティション108がキャップされていた間の先行する5分間のインタバル中に集積されたCPUサービス608(ステップ506)、及びパーティションがキャップされていた間の先行する5分間のインタバルにおける10秒間のインタバル数610(ステップ508)を決定する。これらの値604〜610が配列600の次に利用可能な列602に格納される。
【0074】
計算されたサービス・ユニットは、蓄積されたCPU時間のLP管理プログラム106のビューに基づいている。したがって、10秒毎にWLM112はLP管理プログラム106に対して命令を送出する。この命令は各パーティションに対してデータ・テーブルを復帰させる。各パーティション108について、確定した論理CPUの各々に対してデータが復帰される。WLM112は、WLMの特定のインスタンスが存在する論理パーティション108の各々の論理CPUに対する有効ディスパッチ時間を総計する。有効ディスパッチ時間の変更はCPUサービス計算に対する入力として使用される。
【0075】
パーティション108によって消費されたサービス・ユニットは、最初の5分間、第1の配列項目602に蓄積される。配列600がひとたび満たされると、蓄積が折り返して最初の項目602に戻る。このようにして、アレイ600は最後の4時間にわたって使用されたサービスを常に含む。
【0076】
ここで図7を参照する。最後の5分間のインタバルに対して値604〜610を決定した後、WLM112は、パーティションがキャップされていない場合の平均CPUサービス率(ステップ510)、キャップされている場合の平均CPUサービス率(ステップ512)、及び全平均CPUサービス率(ステップ514)を計算する。パーティションがキャップされていなかった場合の平均CPUサービス率(Cuncapped)を計算するために、WLM112はパーティションがキャップされなかった場合(アレイにおける全ての値610の合計)の10秒間のインタバル数で、キャップされている間に使用したサービス全体(配列600における全ての値604の合計)を割る。全平均CPUサービス率を計算するために、WLMは全体の加算平均インタバルを通して使用した全サービス(配列600における全ての値604及び606の合計)を加算平均インタバルにおける10秒間のインタバル数(4時間加算平均インタバルで1440)で割る。システムが実際に4時間稼働するまで、データを有する配列項目のみが平均サービス率の計算に使用される。このことは、配列項目が4時間相当のデータを持っていない場合に計算される平均があまりにも低い値とならないようにするためである。
【0077】
サービス・ユニット・データが蓄積される場合、計算されたサービスを調整して、ローカル・パーティションにある論理CPの数に基づいたMP(マルチプロセッシング)ファクタの代わりにマシン全体のMPファクタを反映させる。この調整は、マシン全体のFMファクタをパーティションのMPファクタに掛ける。マシン全体に対するMPファクタは、OS/390イメージに利用可能な潜在的CPU容量の計算の一部として得られる。
【0078】
次に、図8を参照する。それらの平均に基づいて、パーティション108に対するキャッピング状態で次の遷移が起こる。
【0079】
1. もしパーティション108がキャップされていないで(ステップ516)、またその全平均CPUサービス率がソフト・キャップ(ステップ518)よりも高ければ、手順500は図2に示すようなキャップ・パターンを計算し(ステップ520)、該パターンに基づいて図3に示す手順に従ってキャッピングを開始し(ステップ522)、さらに次の5分間のインタバルの終わりで繰り返されるように復帰する(ステップ524)。もし全平均CPUサービス率がソフト・キャップよりも高くなければ(ステップ518)、手順500はキャップ・パターンを計算することなく、又はキャッピングを開始することなく復帰する(ステップ524)。
【0080】
2. もしパーティション108がキャップされており(ステップ516)、またその非キャップ状態の平均CPUサービス率がソフト・キャップよりも低く(ステップ526)、手順500は復帰(ステップ524)前にキャッピングを止める(ステップ528)。
【0081】
3. もし上記条件のいずれでもなく、パーティション108がその時間の100%キャップされており(ステップ530)、またその全CPUサービスがソフト・キャップよりも低ければ(ステップ532)、手順500は同じく復帰(ステップ524)前にキャッピングを止める(ステップ534)。
【0082】
4. もしパーティション108がキャップされており、また上記2つの条件のいずれでもなく、しかしキャップ状態の平均CPUサービス率608又はそのキャップされていない状態の平均サービス率604が閾値によって変化するならば(ステップ536)、手順500は復帰(ステップ524)前にキャップ・パターンを再計算する(ステップ538)。
【0083】
これらの条件のどれも起こらなければ、手順500はキャッピングを停止することなく、又はキャッピング・パターンを再計算することなく、単に復帰する(ステップ524)。
【0084】
もしパーティションがキャップされているならば、以下のイベントのためにキャップ・パターンも再計算される。
【0085】
1. WLM112はパーティションの重み404を変える(図5)。
【0086】
2. ソフト・キャップ408が変化する(1分間に1回ポーリングされる)。
【0087】
3. パーティションの現在の重み404及び疑似重み406によって表された容量が変化する(1分間に1回計算される)。
【0088】
WLM重み管理アルゴリズムは、パーティション108の動作を促進しようとする場合、パーティションのソフト・キャップ408よりも高くパーティション108の重み404を高めない。
【0089】
1分間に1回、WLM112がパーティション108に利用可能な全容量を計算する。もし値がその前の分から変化しているならば、ライセンス契約管理プログラム116に対して知らされる。論理パーティション・モードでは、上記したキャップ・パターン計算に対する入力としてWLM112もまた全マシン容量を計算する。
【0090】
開示された実施形態例では、マシン102は基本モード(マシンがパーティション形成されていない)又は論理パーティション・モード(マシンが複数の論理パーティション108に分割されている)。基本モードでは、WLM112はライセンス契約管理プログラム116に復帰できるように全マシン容量を計算する。全マシン容量を計算するために、最初にサービス・ユニット/秒/CPUが計算される。この値に対して利用可能なCPの総量を掛け、最終結果をMSUに変換する。ここで、全マシン容量が作業の実行に対して潜在的に利用可能な全CPに基づいているということである点に注意する。このことは、オンラインCP及びオンラインでもたらされるCPが含まれる。
【0091】
1. オンラインCPのカウント及びオンラインで変動するスタンドバイCPのカウント。これら2つのカウントの合計は利用可能なCPU全体のカウントである。
【0092】
2. もし利用可能な全CPUカウントが現在のオンラインCPの数よりも多ければ、CPU調整ファクタは利用可能な全CPUカウントに基づいて計算される。このCPU調整ファクタは、現在のMPファクタによって現在のCPU調整ファクタを乗じ、さらにそれを全CPUカウントのMPファクタによって割ることで計算される。
【0093】
なお、CPUサービス・ユニットは、所定のプロセッサの速度に対して正規化されたプロセッサ容量の共通ユニットを表す。CPU時間と異なり、CPUサービス・ユニットは、物理的プロセッサ速度に関係なくほぼ同一プロセッサ容量を示す。CPU調整ファクタは、CPU時間をCPUサービス・ユニットに変換するための正規化値である。
【0094】
3. 16,000,000をCPU調整ファクタによって割ることでCPU調整ファクタをサービス・ユニット/秒/CPUに変換する(これはサービス・ユニット/秒を計算するための一般式である。
【0095】
4. 1秒あたりの全マシン・サービス・ユニットを得るために、サービス・ユニット/秒/CPUを利用可能なCPU全体のカウントで乗じる。この結果をさらに3600秒/時間で乗じ、続いて1,000,000で割ることで、全マシンMSU容量を得る。
【0096】
論理パーティション・モードでは、全マシンMSU容量及びパーティションの潜在的MSU容量の値が必要である。以下は全マシン容量を計算するためのステップである。
【0097】
1. オンラインCPのカウントとオンラインで変動するCPのカウントとを得る。利用可能なCP全体を得るために、構成及びスタンドバイCPのカウントを一緒に加える。
【0098】
2. 物理的MPファクタを得る。
【0099】
3. 論理CPU調整ファクタを物理的MPファクタに対する論理MPファクタの比によって乗じることで、物理的CPU調整ファクタを計算する。
【0100】
4. CPUサービス・ユニット/秒/CPUを計算するために、16,000,000を物理的CPU調整因子によって割る(このことはCPU調整ファクタからサービス・ユニット/秒への一般的変換法である)。CPUサービス・ユニット/秒の値を保存する。
【0101】
5. マシン容量を計算するために、サービス・ユニット/秒/CPUの値を上記計算した物理的CPUの数で乗ずる。得られたサービス・ユニット/秒の値を3600秒/時間で乗じ、続いて1,000,000で割ることでMSUに変換する。
【0102】
パーティションの潜在的に利用可能な容量を計算するために、WLM112を以下のようにして行う。
【0103】
1. ソフト・キャップを有する論理パーティション:
パーティションの容量はソフト・キャップに等しい。
【0104】
2. ソフト・キャップ無しで、かつ明確にキャップされていない論理パーティション:
構成論理CPUのカウントをスタンドバイ論理CPUのカウントに加えることによってパーティションで利用可能な論理CPUの数を計算する。上記計算したサービス・ユニット/秒をこのパーティションで利用可能なPUの数で乗ずる。この結果を3600秒/時間で乗じ、続いて1,000,000で割ることでMSUに変換する。最大は1となる
【0105】
3. 明確にキャップされた論理パーティション。
パーティションの容量は上記2の計算のもの及びパーティションの重みによって表された容量よりも小さい。
【0106】
以上、特定の実施形態例を示し、かつそれを説明したが、特許請求の範囲によって限定される範囲内において種々の変更が可能であることを当業者は容易に理解するであろう。
【0107】
付録1:疑似重み式の導出
【0108】
疑似重みを計算する式を導き出すために、パーティションの重みが表す容量を計算するための式から開始する。我々は、パーティションの重みによって表されるようようがソフト・キャップと等しくなることを望む。
【0109】
【数6】
ソフト・キャップ=[パーティション重み/(Σ全パーティション重み+疑似重み)]×容量
即ち、Soft_cap=[Partition_weight/(ΣAll_partition_weights+Phantom_weight)]×Capacity
と表す。
【0110】
疑似重みについて解決する。
【0111】
【数7】
Σ全パーティション重み+疑似重み=(パーティション重み/ソフト・キャップ)X容量
即ち、ΣAll_partition_weights+Phantom_weight=(Partition_weight/Soft_cap)×Capacity
と表す。
【0112】
【数8】
疑似重み=(パーティション重み/ソフト・キャップ)×容量−Σ全パーティション重み
即ち、Phantom_weight=(Partition_weight/Soft_cap)×Capacity−ΣAll_partition_weights
と表す。
【0113】
付録B:キャップ割合を求める式の導出
【0114】
パーティションがキャップされなければならない時間の割合を計算するための式を導き出すために、時間の割合Pでキャップされているパーティションによって使用された平均CPU容量を計算するための式から開始する。
【0115】
【数9】
Cavg=P×Ccapped+(1−P)×Cuncapped
【0116】
Pについて解決する。
【0117】
【数10】
Cavg=P(Ccapped−Cuncapped)+Cuncapped
【0118】
【数11】
Cavg−Cuncapped =P(Ccapped −Cuncapped)
【0119】
【数12】
P=(Cuncapped−Cavg)/(Cuncapped−Ccapped)
【0120】
平均CPU容量がソフト・キャップに等しい時のPを計算したいため、CavgをCsoftcapで置き換える。
【0121】
【数13】
P=(Cuncapped−Csoftcap)/(Cuncapped−Ccapped)
【0122】
まとめとして、本発明の構成に関して以下の事項を開示する。
(1)論理パーティションにある所定のシステム・リソースの実消費を決定するステップと、
前記実消費を、前記論理パーティションにある前記リソースに対する所定の許容消費と比較するステップと、
前記実消費が前記許容消費を上回る場合、前記リソースの前記実消費を前記許容消費まで減少させるステップと、
を有することを特徴とする方法。
(2)前記所定のシステム・リソースはプロセッサ・リソースであることを特徴とする上記(1)に記載の方法。
(3)複数の時間間隔にわたって前記消費を加算平均することで前記実消費を決定することを特徴とする上記(1)に記載の方法。
(4)物理的マシンが1つ以上の論理パーティションを有し、かつ前記論理パーティションの各々がマシン・リソースの所定の一部分を割り当てられている情報処理システムで、容量制限を強化するための方法であって、
前記1つ以上の論理パーティションによる前記リソースの最大許容容量を特定するステップと、
前記論理パーティションによる前記リソースの実消費を測定するステップと、
前記実消費と前記最大許容消費とを比較して前記実消費が前記最大許容消費を上回るかを決定するステップと、
もし前記実消費が前記最大許容消費を上回るならば、前記リソースの前記実消費を前記最大許容消費まで減少させるステップと、
を有することを特徴とする方法。
(5)前記論理パーティションは複数の論理パーティションからなる群から選択される1つであり、前記最大許容消費は前記複数の論理パーティションからなる群に利用可能なリソースの割合を特定することを特徴とする上記(4)に記載の方法。
(6)前記複数の論理パーティションからなる群は、前記物理的マシン上にある全ての論理パーティションから構成されることを特徴とする上記(4)に記載の方法。
(7)前記複数の論理パーティションからなる群に含まれる論理パーティションの各々は重みが割り当てられており、前記割合は前記群の前記複数のパーティションの重みの合計に対する前記論理パーティションの重みの比として定められていることを特徴とする上記(5)に記載の方法。
(8)前記論理パーティションは疑似重みも割り当てられており、該疑似重みは前記比を決定するステップで前記論理パーティションの重みの前記合計に加えられることを特徴とする上記(7)に記載の方法。
(9)前記所定のシステム・リソースはプロセッサ・リソースであることを特徴とする上記(4)に記載の方法。
(10)前記実消費は所定の時間間隔における前記消費の回転平均として決定されることを特徴とする上記(4)に記載の方法。
(11)マシンによって読み取り可能なプログラム記憶装置であって、上記(1)にもとづく方法のステップを実行するために前記マシンによって実行可能な複数の命令からなるプログラムを実質的に包含することを特徴とするプログラム記憶装置。
(12)物理的マシンが1つ以上の論理パーティションを有し、かつ前記論理パーティションの各々がマシン・リソースの所定の一部分を割り当てられている情報処理システムで、容量制限を強化するための装置であって、
前記1つ以上の論理パーティションによる前記リソースの最大許容容量を特定する手段と、
前記論理パーティションによる前記リソースの実消費を測定する手段と、
前記実消費と前記最大許容消費とを比較して前記実消費が前記最大許容消費を上回るかを決定する手段と、
もし前記実消費が前記最大許容消費を上回るならば、前記リソースの前記実消費を前記最大許容消費まで減少させる手段と、
を有することを特徴とする装置。
(13)前記論理パーティションは複数の論理パーティションからなる群から選択される1つであり、前記最大許容消費は前記複数の論理パーティションからなる群に利用可能なリソースの割合として特定することを特徴とする上記(12)に記載の装置。
(14)前記複数の論理パーティションからなる群に含まれる論理パーティションの各々は重みが割り当てられており、前記割合は前記群の前記複数のパーティションの重みの合計に対する前記論理パーティションの重みの比として定められていることを特徴とする上記(13)に記載の装置。
(15)前記論理パーティションは疑似重みも割り当てられており、該疑似重みは前記比を決定するステップで前記論理パーティションの重みの前記合計に加えられることを特徴とする上記(14)に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される情報処理システムの概略的構成を説明するための模式図である。
【図2】本発明にもとづく方法及び装置に適用される典型的なキャッピング・パターンを説明するための図である。
【図3】キャッピング・パターンを適用するために仕事負荷管理プログラムによって実行される手順を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の論理パーティション管理プログラムによて実行されるキャッピング手順を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の論理パーティション管理プログラムによって使用される論理パーティション・パラメータを示すブロック図である。
【図6】キャッピングを適用すべきかどうかを判断するために本発明の仕事負荷管理プログラムによって実行される手順を説明するためのフローチャートである。
【図7】キャッピングを適用すべきかどうかを判断するために本発明の仕事負荷管理プログラムによって実行される手順を説明するためのフローチャートである。
【図8】キャッピングを適用すべきかどうかを判断するために本発明の仕事負荷管理プログラムによって実行される手順を説明するためのフローチャートである。
【図9】図6、図7、及び図8のフローチャートに示された手順を実行するために仕事負荷管理プログラムによって使用される配列を説明するための配列表である。
【符号の説明】
102 マシン
104 物理的CP(物理的プロセッサ、中央処理装置)
106 論理パーティション(LP)管理プログラム
108 論理パーティション(LP1〜LP4)
110 オペレーティング・システム(OS)
112 仕事負荷管理プログラム(WLM)
114 アプリケーション
116 ライセンス契約管理プログラム
400 論理パーティション・パラメータ
402 エントリ
404 論理パーティション重み
406 疑似重み
408 ソフト・キャップ
410 キャッピング・フラグ
Claims (22)
- 物理的マシンが1つ以上の論理パーティションを有し、かつ前記論理パーティションの各々がマシン・リソースの所定の一部分を割り当てられ且つその中で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーション及びライセンス契約プログラムと通信可能な作業負荷管理プログラムを有するところの情報処理システムにおいて、ソフトウェア・プログラム・ライセンス契約によって課された容量制限に基づく該容量制限を強化するための方法であって、前記1つ以上の論理パーティションで実行されているソフトウェアアプリケーションが該パーティションの容量制限で上記ライセンス契約されているかどうかが、前記ライセンス契約プログラムが前記作業負荷管理プログラムと通信することによって確認され、
前記方法は、
前記1つ以上の論理パーティションによる前記リソースの最大許容容量を特定するステップと、
前記論理パーティションによる前記リソースの実消費を測定するステップと、
前記実消費と前記最大許容消費とを比較して前記実消費が前記最大許容消費を上回るかを決定するステップと、
もし前記実消費が前記最大許容消費を上回るならば、前記論理パーティションに割り当てられたマシン・リソースの前記所定の一部分を減少することによって前記リソースの前記実消費を前記最大許容消費まで減少させ、それによって前記論理パーティション中で実行される1つ以上のライセンス契約されたソフトウェアアプリケーションが実行することを許すステップと
を有することを特徴とする方法。 - 前記論理パーティションは複数の論理パーティションからなる群から選択される1つであり、前記最大許容消費は前記複数の論理パーティションからなる群に利用可能なリソースの割合を特定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記複数の論理パーティションからなる群は、前記物理的マシン上にある全ての論理パーティションから構成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記複数の論理パーティションからなる群に含まれる論理パーティションの各々は重みが割り当てられており、前記割合は前記群の前記複数のパーティションの重みの合計に対する前記論理パーティションの重みの比として定められていることを特徴とする請求項2に記載の方法。
- 前記論理パーティションは疑似重みも割り当てられており、該疑似重みは前記比を決定するステップで前記論理パーティションの重みの前記合計に加えられることを特徴とする請求項4に記載の方法。
- 前記所定のシステム・リソースはプロセッサ・リソースであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記実消費は所定の時間間隔における前記消費の回転平均として決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 物理的マシンが1つ以上の論理パーティションを有し、かつ前記論理パーティションの各々がマシン・リソースの所定の一部分を割り当てられ且つその中で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーション及びライセンス契約プログラムと通信可能な作業負荷管理プログラムを有するところの情報処理システムにおいて、ソフトウェア・プログラム・ライセンス契約によって課された容量制限に基づく該容量制限を強化するためのプログラムを記録したマシンによって読み取り可能なプログラム記憶装置であって、前記1つ以上の論理パーティションで実行されているソフトウェアアプリケーションが該パーティションの容量制限で上記ライセンス契約されているかどうかが、前記ライセンス契約プログラムが前記作業負荷管理プログラムと通信することによって確認され、
前記情報処理システムに、
前記1つ以上の論理パーティションによる前記リソースの最大許容容量を特定するステップと、
前記論理パーティションによる前記リソースの実消費を測定するステップと、
前記実消費と前記最大許容消費とを比較して前記実消費が前記最大許容消費を上回るかを決定するステップと、
もし前記実消費が前記最大許容消費を上回るならば、前記論理パーティションに割り当てられたマシン・リソースの前記所定の一部分を減少することによって前記リソースの前記実消費を前記最大許容消費まで減少させ、それによって前記論理パーティション中で実行される1つ以上のライセンス契約されたソフトウェアアプリケーションが実行することを許すステップと
を実行させるプログラムを記録したプログラム記憶装置。 - 物理的マシンが1つ以上の論理パーティションを有し、かつ前記論理パーティションの各々がマシン・リソースの所定の一部分を割り当てられ且つその中で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーション及びライセンス契約プログラムと通信可能な作業負荷管理プログラムを有するところの情報処理システムにおいて、ソフトウェア・プログラム・ライセンス契約によって課された容量制限に基づく該容量制限を強化するための装置であって、前記1つ以上の論理パーティションで実行されているソフトウェアアプリケーションが該パーティションの容量制限で上記ライセンス契約されているかどうかが、前記ライセンス契約プログラムが前記作業負荷管理プログラムと通信することによって確認され、
前記装置は、
前記1つ以上の論理パーティションによる前記リソースの最大許容容量を特定する手段と、
前記論理パーティションによる前記リソースの実消費を測定する手段と、
前記実消費と前記最大許容消費とを比較して前記実消費が前記最大許容消費を上回るかを決定する手段と、
もし前記実消費が前記最大許容消費を上回るならば、前記論理パーティションに割り当てられたマシン・リソースの前記所定の一部分を減少することによって前記リソースの前記実消費を前記最大許容消費まで減少させ、それによって前記論理パーティション中で実行される1つ以上のライセンス契約されたソフトウェアアプリケーションが実行することを許す手段と
を有することを特徴とする装置。 - 前記論理パーティションは複数の論理パーティションからなる群から選択される1つであり、前記最大許容消費は前記複数の論理パーティションからなる群に利用可能なリソースの割合として特定することを特徴とする請求項9に記載の装置。
- 前記複数の論理パーティションからなる群に含まれる論理パーティションの各々は重みが割り当てられており、前記割合は前記群の前記複数のパーティションの重みの合計に対する前記論理パーティションの重みの比として定められていることを特徴とする請求項10に記載の装置。
- 前記論理パーティションは疑似重みも割り当てられており、該疑似重みは前記比の決定により前記論理パーティションの重みの前記合計に加えられることを特徴とする請求項11に記載の装置。
- 物理的マシンが1つ以上の論理パーティションを含む情報処理システムであって、前記論理パーティションの各々がマシン・リソースの定義された割合に割り当てられ且つその中で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーション及びライセンス契約プログラムと通信可能な作業負荷管理プログラムを有するところの情報処理システムにおいて、ソフトウェア・プログラム・ライセンス契約によって課された容量制限に基づく該容量制限を強化するための方法であって、前記1つ以上の論理パーティションで実行されているソフトウェアアプリケーションが該パーティションの容量制限で上記ライセンス契約されているかどうかが、前記ライセンス契約プログラムが前記作業負荷管理プログラムと通信することによって確認され、
前記方法は、
前記1つ以上の論理パーティションのうちの1つによって前記リソースの最大のキャップされた消費を特定するステップと、
前記論理パーティションによる前記リソースの実平均消費(Cavg)を測定するステップと、
前記実平均消費と前記最大のキャップされた消費(Ccapped)よりも大きい最大平均消費(Csoftcap)とを比較して、前記実平均消費が前記最大平均消費を上回るかを決定するステップと、
もし前記実平均消費が前記最大平均消費を上回るならば、前記論理パーティションが前記最大のキャップされた消費に制限されるキャップされたモード及び前記論理パーティションが前記最大のキャップされた消費に制限されないキャップされていないモードを前記論理パーティションにおいて交互に操作することによって前記リソースの前記実平均消費を前記最大平均消費まで減少するステップであって、それによって前記論理パーティション中で実行される1つ以上のライセンス契約されたソフトウェアアプリケーションが実行することを許すステップと
を含む方法。 - 前記論理パーティションが、1以上の論理パーティションのグループの1つであり、前記最大のキャップされた消費は、論理パーティションの前記グループに利用可能な前記リソースの一部として特定される、請求項13に記載の方法。
- 前記グループにける前記論理パーティションの各々は、重みを割り当てられ、前記一部は、前記グループにおける前記論理パーティションの重みの合計に対する前記論理パーティションの前記重みの比として定義される、請求項14に記載の方法。
- 前記論理パーティションはまた、前記比を決める際に前記グループにおける前記論理パーティションの前記重みの前記合計に加えられる擬似重みを割り当てられる、請求項15に記載の方法。
- 物理的マシンが1つ以上の論理パーティションを含む情報処理システムであって、前記論理パーティションの各々がマシン・リソースの定義された割合に割り当てられ且つその中で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを有するところの情報処理システムにおいて、ソフトウェア・プログラム・ライセンス契約によって課された容量制限に基づく該容量制限を強化するためのシステムであって、前記1つ以上の論理パーティションで実行されているソフトウェアアプリケーションが該パーティションの容量制限で上記ライセンス契約されているかどうかが、前記ライセンス契約プログラムが前記作業負荷管理プログラムと通信することによって確認され、
前記システムは、
前記1つ以上の論理パーティションのうちの1つによって前記リソースの最大のキャップされた消費を特定する手段と、
前記論理パーティションによる前記リソースの実平均消費(Cavg)を測定する手段と、
前記実平均消費と前記最大のキャップされた消費(Ccapped)よりも大きい最大平均消費(Csoftcap)とを比較して、前記実平均消費が前記最大平均消費を上回るかを決定する手段と、
もし前記実平均消費が前記最大平均消費を上回るならば、前記論理パーティションが前記最大のキャップされた消費に制限されるキャップされたモード及び前記論理パーティションが前記最大のキャップされた消費に制限されないキャップされていないモードを前記論理パーティションにおいて交互に操作することによって前記リソースの前記実平均消費を前記最大平均消費まで減少する手段であって、それによって前記論理パーティション中で実行される1つ以上のライセンス契約されたソフトウェアアプリケーションが実行することを許す手段と
を含むシステム。 - 前記論理パーティションが、1以上の論理パーティションのグループの1つであり、前記最大のキャップされた消費は、論理パーティションの前記グループに利用可能な前記リソースの一部として特定される、請求項17に記載のシステム。
- 前記グループにける前記論理パーティションの各々は、重みを割り当てられ、前記一部は、前記グループにおける前記論理パーティションの重みの合計に対する前記論理パーティションの前記重みの比として定義される、請求項18に記載のシステム。
- 前記論理パーティションはまた、前記比を決める際に前記グループにおける前記論理パーティションの前記重みの前記合計に加えられる擬似重みを割り当てられる、請求項19に記載のシステム。
- 物理的マシンが1つ以上の論理パーティションを含む情報処理システムであって、前記論理パーティションの各々がマシン・リソースの所定の一部分を割り当てられ且つその中で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを有するところの情報処理システムにおいて、ソフトウェア・プログラム・ライセンス契約によって課された容量制限に基づく該容量制限を強化するための方法であって、前記1つ以上の論理パーティションで実行されているソフトウェアアプリケーションが該パーティションの容量制限で上記ライセンス契約されているかどうかが、前記ライセンス契約プログラムが前記作業負荷管理プログラムと通信することによって確認され、
前記方法は、
前記1つ以上の論理パーティションのうちの1つによって前記リソースの最大のキャップされた消費(Ccapped)を特定するステップであって、前記論理パーティションは、1以上の論理パーティションのグループの1つであり、前記最大のキャップされた消費は、論理パーティションの前記グループに利用可能なリソースの一部として特定され、前記グループにおける前記論理パーティションの各々は、重みを割り当てられ、前記一部は、前記グループにおける前記論理パーティションの重みの合計に対する前記論理パーティションの前記重みの比として定義され、前記論理パーティションはまた、前記比を決める際に前記グループにおける前記論理パーティションの前記重みの前記合計に加えられる擬似重みを割り当てられる、前記特定するステップと、
前記論理パーティションによる前記リソースの実平均消費(Cavg)を測定するステップと、
前記実平均消費と最大平均消費(Csoftcap)とを比較して前記実平均消費が前記最大平均消費を上回るかを決定するステップと、
もし前記実平均消費が前記最大平均消費を上回るならば、前記論理パーティションが前記最大のキャップされた消費に制限されるキャップされたモードにおける時間の少なくとも一部を前記論理パーティションにおいて操作することによって、前記リソースの前記実平均消費を前記最大平均消費まで減少するステップであって、それによって前記論理パーティション中で実行される1つ以上のライセンス契約されたソフトウェアアプリケーションが実行することを許すステップと
を含む方法。 - 物理的マシンが1つ以上の論理パーティションを含む情報処理システムであって、前記論理パーティションの各々がマシン・リソースの所定の一部分を割り当てられ且つその中で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーション及びライセンス契約プログラムと通信可能な作業負荷管理プログラムを有するところの情報処理システムにおいて、ソフトウェア・プログラム・ライセンス契約によって課された容量制限に基づく該容量制限を強化するためのシステムであって、前記1つ以上の論理パーティションで実行されているソフトウェアアプリケーションが該パーティションの容量制限で上記ライセンス契約されているかどうかが、前記ライセンス契約プログラムが前記作業負荷管理プログラムと通信することによって確認され、
前記システムは、
前記1つ以上の論理パーティションのうちの1つによって前記リソースの最大のキャップされた消費(Ccapped)を特定する手段であって、前記論理パーティションは、1以上の論理パーティションのグループの1つであり、前記最大のキャップされた消費は、論理パーティションの前記グループに利用可能なリソースの一部として特定され、前記グループにおける前記論理パーティションの各々は、重みを割り当てられ、前記一部は、前記グループにおける前記論理パーティションの重みの合計に対する前記論理パーティションの前記重みの比として定義され、前記論理パーティションはまた、前記比を決める際に前記グループにおける前記論理パーティションの前記重みの前記合計に加えられる擬似重みを割り当てられる、前記特定する手段と、
前記論理パーティションによる前記リソースの実平均消費(Cavg)を測定する手段と、
前記実平均消費と最大平均消費(Csoftcap)とを比較して前記実平均消費が前記最大平均消費を上回るかを決定する手段と、
もし前記実平均消費が前記最大平均消費を上回るならば、前記論理パーティションが前記最大のキャップされた消費に制限されるキャップされたモードにおける時間の少なくとも一部を前記論理パーティションにおいて操作することによって、前記リソースの前記実平均消費を前記最大平均消費まで減少する手段であって、それによって前記論理パーティション中で実行される1つ以上のライセンス契約されたソフトウェアアプリケーションが実行することを許す手段と
を含むシステム。
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