JP4265326B2 - サービス処理方法及びシステム並びにその処理プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用するサービスを好適に決定するためのサービス処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数のサーバに分散した処理ノードの提供する複数の副Webサービスの連携によるWebサービスとしては、非特許文献1に記載されているような技術があり,クライアントの要求を送付する場合,クライアントや各処理ノードは当該Webサービス案件に係る副Webサービス群の全容を知り得ないというWebサービスの特性がある。従来、Webサービスに限らず、一般的にサービスを提供する側は、独自に作成したブラックリストを用いて、サービス提供の実施有無を決定していた。例えば、金融業などでの利用が知られている。
【0003】
【非特許文献1】
David A. Cbappell他著「Java Web Services」出版社:O’Reilly & Associates,Inc., 2002.3,P6
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のサービス(Webサービスも含む)利用形態では、サービス提供側(システムもしくは装置、プログラム)が、ブラックリストに記載されている人、又は企業にサービスを提供しないようにするという仕組みは構築されていたが、サービス利用側がブラックリストに記載されている企業のサービスを受けないようにするという点が配慮されておらず、サービス提供側と同様の仕組みを用いることができないという課題があった。
【0005】
本発明の目的は、サービス利用側が依頼するサービス要求の開始前にサービス処理側に応じて処理依頼を決定することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、第1のノードは処理を依頼の決定に必要な情報を登録するために管理ノードに予め送信し、第2のノードは、前記第1のノードからサービス要求の受信に応じて、第2のノードから他のノードに処理依頼をする場合、管理ノードに前記第1のノードが登録されているノードであるかを問合せ、その結果に応じて当該ノードへ処理要求への送信を決定することにより、達成される。
【0007】
また、第1のノードは処理を依頼したくない処理ノードの識別情報を登録するために管理ノードに予め送信し、第2のノードは、前記第1のノードからサービス要求の受信に応じて、第2のノードから他のノードに処理依頼をする場合、管理ノードに前記第1のノードが処理依頼したくないとして登録されているノードであるかを問合せ、その結果登録されていないノードへ処理要求を送信することにより、達成される。
(2)ブラックリストを要求サービス内容と共に添付する
の2通りの方式によって達成される。
また、ノードは、サービス処理を依頼したくないノードの識別情報を含むサービス要求を受信し、他のノードに処理依頼をする場合、前記入力したサービス要求に含まれるサービス処理を依頼したくないノード以外のノードへ処理要求を送信することを特徴とすることにより、達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、複数のWebサービスによるサービス処理要求の送受信によりサービス処理を行う一例を示している。サービス処理するノード101、103、106は処理ノード(またはノードでも良い)であり、サービス処理可能なプログラムやオブジェクトもしくはその処理を実施可能な装置や論理サーバ、論理計算機でも良い。オンラインオーダーシステムを構築した場合の一例を用いて説明するが、それに限定されるのもではなく、サービス処理一般に適用可能である。
図1のサービス利用者101は、Black List管理サービス(管理サービスや管理ノードとも呼ぶ)103にあらかじめ作成しておいたブラックリストを送信し、インテリアコーディネイトサービス提供者106にインテリアコーディネイトの注文を行うサービス利用者である。
図1のBlack List管理サービス103は、サービス利用者(システムもしくは装置、プログラム)101があらかじめ作成しておいたブラックリスト情報を管理するWebサービスであり、サービス利用者101が信頼できるWebサービスである。サービス利用者101が自ら作成しても良い。図1のリスト登録要求データ102は、サービス利用者101からBlack List管理サービス103への送信データを示す。
【0009】
図1のリスト登録応答104は、Black List管理サービス103からサービス利用者101への送信データを示す。図1の要求サービスデータ105は、サービス利用者101からインテリアコーディネイトサービス提供者106への送信データを示す。
【0010】
図1のインテリアコーディネイトサービス提供者(システムもしくは装置、プログラム)106は、サービス利用者101からの注文を受け、次に要求を出すべきWebサービスをUDDIで検索し、検索結果のアンティーク家具注文サービス提供者110がサービス利用者101のブラックリストに該当するか否かをBlack List管理サービス103に問い合わせ、該当しないという結果を得た上でアンティーク家具注文サービス提供者110を呼び出すWebサービスである。
【0011】
図1のBlackList問合せデータ107は、インテリアコーディネイトサービス提供者106からBlack List管理サービス103への送信データを示す。図1のBlackList問合せ応答データ108は、Black List管理サービス103からインテリアコーディネイトサービス提供者106への送信データを示す。図1の要求サービスデータ109は、インテリアコーディネイトサービス提供者106からアンティーク家具注文サービス提供者(システムもしくは装置、プログラム)110への送信データを示す。
【0012】
図1のアンティーク家具注文サービス提供者110は、インテリアコーディネイトサービス提供者106からの注文を受け、次に要求を出すべきWebサービスをUDDIで検索し、検索結果のテーブル販売業者114がサービス利用者101のブラックリストに該当するか否かをBlack List管理サービス103に問い合わせ、該当しないという結果を得た上でテーブル販売業者114を呼び出すWebサービスである。
図1のBlackList問合せデータ111は、アンティーク家具注文サービス提供者110からBlack List管理サービス103への送信データを示す。図1のBlackList問合せ応答データ112は、Black List管理サービス103からアンティーク家具注文サービス提供者110への送信データを示す。
【0013】
図1の要求サービスデータ113は、要求サービスデータ109と同様、アンティーク家具注文サービス提供者110からテーブル販売業者114への送信データを示す。図1のテーブル販売業者114は、アンティーク家具注文サービス提供者110からの注文を受け、次に要求を出すべきWebサービスをUDDIで検索し、検索結果の家具メンテナンス業者A125がサービス利用者101のブラックリストに該当するか否かをBlack List管理サービス103に問い合わせ、該当するという結果を得たたため、再度、次に要求を出すべきWebサービスをUDDIで検索し、検索結果の家具メンテナンス業者Bがサービス利用者101のブラックリストに該当するか否かをBlack List管理サービス103に問い合わせ、該当しないという結果を得たため家具メンテナンス業者B120を呼び出すWebサービスである。
【0014】
図1のBlackList問合せデータ115と117は、BlackList問合せデータ111と同様、テーブル販売業者(システムもしくは装置、プログラム)114からBlack List管理サービス103への送信データを示す。図1のBlackList問合せ応答データ116と118は、BlackList問合せ応答データ112と同様、Black List管理サービス103からテーブル販売業者114への送信データを示す。
【0015】
図1の家具メンテナンス業者A(システムもしくは装置、プログラム)125は、サービス利用者101のブラックリストに記載されている企業である。図1の家具メンテナンス業者B120は、テーブル販売業者114(システムもしくは装置、プログラム)からの注文を受けるWebサービスであり、かつ、サービス利用者101の注文を実現するために多段に連携しているWebサービスの末端に位置するWebサービスである。
【0016】
図1の要求サービスデータ119は、要求サービスデータ113と同様、テーブル販売業者114から家具メンテナンス業者B120への送信データを示す。図1のサービス利用可否応答データ121は、家具メンテナンス業者B120からテーブル販売業者114への送信データを示す。
図1のサービス利用可否応答データ122は、サービス利用可否応答データ121と同様、テーブル販売業者114からアンティーク家具注文サービス提供者110への送信データを示す。図1のサービス利用可否応答データ123は、サービス利用可否応答データ122と同様、アンティーク家具注文サービス提供者110からインテリアコーディネイトサービス提供者106への送信データを示す。図1のサービス利用可否応答データ124は、サービス利用可否応答データ123と同様、インテリアコーディネイトサービス提供者106からサービス利用者101への送信データを示す。
【0017】
図2は、図1のうちサービス利用者110からBlackList管理サービスへのBlackListの登録、及びインテリアコーディネイトサービス提供者106を呼び出す部分までに関して抜き出したものであり、送受信するデータの詳細を示す図である。
【0018】
図2のリスト登録要求データ102は、サービス利用者101からBlackList管理サービス103へのBlackList登録用のデータであり、図5のリスト登録者データ201とBlackListデータ202から構成される。
【0019】
本実施例では201及び202はともにXML形式で情報を記述している。図2のリスト登録応答データ104は、図7のリスト登録結果データ1041から構成される。図2の要求サービスデータ105は、図5のサービス利用要求者データ203と要求サービス詳細データ204から構成される。図2のサービス利用可否応答データ124は、図6の利用可否データ205、履歴データ206、最終サービスデータ207から構成される。
【0020】
図3は、図1のうちインテリアコーディネイトサービス提供者106からBlackList管理サービス103へのBlackListの問合せ、及び問合せ結果に関して抜き出したものであり、送受信するデータの詳細を示す図である。図3のBlackList問合せデータ107は、図7のサービス利用要求者データ208と履歴データ209から構成される。
図3のBlackList問合せ応答データ108は、図7の履歴データ210から構成される。
【0021】
図4は、図1のうちインテリアコーディネイトサービス提供者(システムもしくは装置、プログラム)106からアンティーク家具注文サービス提供者110の呼び出し、及び呼び出しに対する戻りに関して抜き出したものであり、送受信するデータの詳細を示す図である。図4の要求サービスデータ109は、図8のサービス利用要求者データ211、呼び元データ212、要求サービス詳細データ213、履歴データ214から構成される。
図4のサービス利用可否応答データ123は、図2のサービス利用可否応答データ124と同じ構成であるが、図6の利用可否データ205
において、「OK」という情報を含んでいない点のみが異なる。
【0022】
図5は、サービス利用者101からBlackList管理サービス103へリスト登録要求データ102として送信するデータの内容と、インテリアコーディネイトサービス提供者106へ要求サービスデータ105として送信するデータの内容の2つを示している。前者は、登録者情報の内容を示すリスト登録者データ201と登録したいブラックリスト情報の内容を示すBlackListデータ202からなり、後者は、サービスの利用者情報の内容を示すサービス利用要求者データ203と利用したいサービス情報の内容を示す要求サービス詳細データ204からなる。
【0023】
図5のリスト登録者データ201では、登録者情報の内容を示すデータとして本実施例では、登録者名を指定している。図5のBlackListデータ202は、サービス利用者101があらかじめ作成しておいたブラックリスト内容を示すデータであり、本実施例では家具メンテナンス業者Aを企業名2021で指定している。図5のサービス利用要求者データ203は、サービス利用者情報を示すデータであり、本実施例では、サービス利用要求者名を指定している。図5の要求サービス詳細データ204は、利用したいサービスに関する情報を示すデータであり、本実施例では、インテリアコーディネイトに関して、特に、アンティーク家具のテーブル、イギリス産、色は茶色、オプションとして色の塗りなおしを指定している。
【0024】
図6は、図1のうちインテリアコーディネイトサービス提供者106からサービス利用者101へ利用したくないWebサービスを利用せずにWebサービスを受けられるか否かについてチェックした結果を返す部分に関して抜き出したものであり、データの詳細を示す図である。図6のサービス利用可否応答データ124は、チェックした結果を示す利用可否データ205と利用可否データ205を作成するために用いた履歴データ206、最終サービスデータ207からなる。
図6の利用可否データ205は、サービス利用者が利用したくないWebサービスを利用せずにWebサービスを受けられるか否かについてチェックした結果を示すデータであり、利用可否データ2051はOK又はNGのいづれかとなる。本実施例では、OKとしている。
【0025】
図6の履歴データ206は、多段に連携されたWebサービスにおいて呼び出されるWebサービス毎に、次に呼び出したいWebサービスがサービス利用者101のブラックリストに該当するか否かについてBlackList管理サービス103に問い合わせ実行をした履歴とその問い合わせに対応する結果についての履歴を示すデータであり、ブラックリストに該当するか否かについてBlackList管理サービス103が、検索結果をその都度、2061,2062,2063,2064にOK又はErrorのいづれかで記載する。OKは、ブラックリストに該当しなかったことを意味し、Errorは、該当したことを意味する。図6の最終サービスデータ207は、多段に連携されたWebサービスにおいて、末端に位置するWebサービスの情報を示すデータであり、本実施例では、実行サービス2071に、家具メンテナンス業者Bを意味するhttp://www.mentenanceB.com/Webservice5としている。
【0026】
図7は、図1のうち各WebサービスがBlackList管理サービス103へブラックリストに該当するか否かの問い合わせをする部分とその結果をBlackList管理サービス103が返す部分 及びBlackList管理サービス103からサービス利用者101へリスト登録をした結果を返す部分について抜き出したものであり、データの詳細を示す図である。
【0027】
図7のBlackList問合せデータ107は、BlackList管理サービス103に対して、誰のブラックリストに関する問合せなのかを指定するためのサービス利用要求者データ208と履歴データ209からなる。
図7のサービス利用要求者データ208は、BlackList管理サービス103が管理しているブラックリストのうち、誰のブラックリストに関する情報なのかを指定するための情報であり、本実施例では、サービス利用要求者名2081にサービス利用者101を意味するサービス利用者を指定している。図7の履歴データ209は、インテリアコーディネイトサービス提供者106が、次に呼び出したいWebサービスであるアンティーク家具注文サービス提供者110がサービス利用者101のブラックリストに該当するか否かについてBlackList管理サービス103に問い合わせ実行をした履歴について示すデータであり、本実施例では、問合せを実行するサービスであるインテリアコーディネイトサービス提供者106を意味するhttp://www.interior.com/WebService1を実行サービス2091、検索対象サービスであるアンティークコーディネイトサービス提供者(システムもしくは装置、プログラム)110を意味するhttp://www.antique.com/WebService2を検索対象サービス2092に指定している。
【0028】
図7のBlackList問合せ応答データ108は、履歴データ210からなる。図7の履歴データ210は、BlackList管理サービス103が、渡されたBlackList問合せデータ107を基に、管理しているブラックリストのうち、サービス利用要求者データ208で指定された人のブラックリストを検索し、その結果を検索結果2101に記載したデータである。本実施例では、ブラックリストに該当していないことを意味するOKを指定している。
【0029】
図7のリスト登録応答データ104は、BlackList管理サービス103が渡されたブラックリスト情報であるリスト登録要求データ102を正常に登録できたか否かを示すデータであり、本実施例では、正常登録できたことを意味するOKを登録結果10411に指定している。
【0030】
図8は、図1のうち、インテリアコーディネイトサービス提供者106からアンティーク家具注文サービス提供者110への要求サービスのデータ部分について抜き出したものであり、データの詳細を示す図である。図8の要求サービスデータ109は、サービス利用要求者データ211、呼び元データ212、要求サービス詳細データ213、履歴データ214からなる。
【0031】
図8のサービス利用要求者データ211は、これ以降、呼ばれる可能性のあるWebサービスがBlackList管理サービスに問い合せを行う際に作成するBlackList問合せデータ107で使用するためのデータである。図8の呼び元データ212は、Webサービスの呼び元を意味するデータであり、この情報を用いて、Webサービスは呼び元Webサービスに結果を返すことができる。本実施例では、インテリアコーディネイトサービス提供者106を意味するhttp://www.interior.com/WebService1 を呼び元2121に指定している。図8の要求サービス詳細データ213は、利用したいサービスに関する情報を示すデータであり、本実施例では、アンティーク家具に関して、テーブル、イギリス産、色は茶色、オプションとして色の塗りなおしを指定している。
図8の履歴データ214は、BlackList問合せ応答データ108そのものである。
【0032】
図9は、図1のサービス利用者101、BlackList管理サービス103の構成を示したものである。図9の101サービス利用者の構成は、ブラックリストを入力するためのBlackList入力部1011、入力したブラックリスト情報を格納しておくためのBlackList情報1015、ブラックリストを送信するためのBlackList送信部1012、結果及び履歴を受信するための結果・履歴受信部1013、受信した結果及び履歴を格納するための結果及び履歴情報1016、受信した結果及び履歴を表示するための結果・履歴表示部1014を持つ。
【0033】
図9の106BlackList管理サービスの構成は、リスト登録要求データ102を受信するためのBlackList受信部1062、受信したリスト登録要求データ102を格納するためのBlackList情報1065、登録が正常に行われたかの結果を送信するためのBlackList登録結果送信部1061、各WebサービスからのBlackList問合せデータを受信するためのBlackList問合せデータ受信部1063、その結果を送信するためのBlackList問合せ応答データ送信部1064を持つ。
【0034】
図10は、図1のインテリアコーディネイトサービス提供者106、アンティーク家具サービス提供者110の構成を示したものである。図10の106インテリアコーディネイトサービス提供者の構成は、要求サービスデータ105を受信するための要求サービスデータ受信部1061、受信した要求サービスデータを格納するための要求サービス情報1062、次に呼ぶべきWebサービスを検索するためのUDDI検索部1063、検索の結果、次に呼びたいWebサービスがブラックリストに該当しているか否かを問い合わせるためのBlackList問合せデータ送信部1064、その結果を受信するためのBlackList問合せ応答データ受信部1065、次のWebサービスを呼ぶためのサービス呼び出し部1066、サービス利用可否応答データ123を受信するためのサービス利用可否応答データ受信部1067、サービス利用可否応答データ124を送信するためのサービス利用可否応答データ送信部1068を持つ。
【0035】
図10の110アンティーク家具注文サービス提供者は、要求サービスデータ109を受信するための要求サービスデータ受信部1101、受信した要求サービスデータを格納するための要求サービス情報1102、次に呼ぶべきWebサービスを検索するためのUDDI検索部1103、検索の結果、次に呼びたいWebサービスがブラックリストに該当しているか否かを問い合わせるためのBlackList問合せデータ送信部1104、その結果を受信するためのBlackList問合せ応答データ受信部1105、次のWebサービスを呼ぶためのサービス呼び出し部1106、サービス利用可否応答データ122を受信するためのサービス利用可否応答データ受信部1107、サービス利用可否応答データ123を送信するためのサービス利用可否応答データ送信部1108を持つ。
【0036】
図11は、図1のテーブル販売業者114、家具メンテナンス業者B120の構成を示したものである。図11の114テーブル販売業者の構成は、要求サービスデータ113を受信するための要求サービスデータ受信部1141、受信した要求サービスデータを格納するための要求サービス情報1142、次に呼ぶべきWebサービスを検索するためのUDDI検索部1143、検索の結果、次に呼びたいWebサービスがブラックリストに該当しているか否かを問い合わせるためのBlackList問合せデータ送信部1144、その結果を受信するためのBlackList問合せ応答データ受信部1145、次のWebサービスを呼ぶためのサービス呼び出し部1466、サービス利用可否応答データ121を受信するためのサービス利用可否応答データ受信部1147、サービス利用可否応答データ122を送信するためのサービス利用可否応答データ送信部1148を持つ。
【0037】
図11の120家具メンテナンス業者B(システムもしくは装置、プログラム)は、要求サービスデータ119を受信するための要求サービスデータ受信部1201、受信した要求サービスデータを格納するための要求サービス情報1202、サービス利用可否応答データ121を送信するためのサービス利用可否応答データ送信部1203を持つ。
【0038】
図12は、サービス利用者101が独自のブラックリストになっている企業のWebサービスを利用せずに希望のサービスを受けられるか否かを問い合せてからその結果を受けるまでの処理のフローを示す。サービス利用者101は、リスト登録要求データ102をBlackList管理サービス103に送信し、BlackList管理サービス103は受信したリスト登録要求データ102を基にBlackList登録処理401(ステップ041)を行う。次に、BlackList管理サービス103は、リスト登録応答データ104をサービス利用者101に返す。
サービス利用者101は、リスト登録応答データ104の結果、リスト登録要求データ102が正常に登録できたことを確認し、インテリアコーディネイトサービス提供者106に要求サービスデータ105を送信する。インテリアコーディネイトサービス提供者106は受信した要求サービスデータ105を基に、UDDI検索及びBlackList問合せ処理402(ステップ402)を行う。次に、インテリアコーディネイトサービス提供者106は、BlackList管理サービス103にBlackList問合せデータ107を送信する。
【0039】
BlackList管理サービス103は、受信したBlackList問合せデータ107を基にBlackList検索処理403(ステップ403)を行い、BlackList問合せ応答データ108を返す。
インテリアコーディネイトサービス提供者106は、受信したBlackList問合せ応答データ108を基にBlackList問合せ応答データチェック及びサービス呼び出し準備処理404(ステップ404)を行い、要求サービスデータ109をアンティーク家具注文サービス提供者110に送信する。
【0040】
アンティーク家具注文サービス提供者110もインテリアコーディネイトサービス提供者106と同様に、ステップ402を行い、BlackList管理サービス103がステップ403を実行、その結果を用いてアンティーク家具注文サービス提供者110はステップ404を行い、要求サービスデータ113をテーブル販売業者114に送信する。
テーブル販売業者114も、インテリアコーディネイトサービス提供者106及びアンティーク家具注文サービス提供者110と同様のステップを踏むが1回目のステップ403の結果、ブラックリストに該当するとう結果を得たため、再度、BlackList管理サービス103にBlackList問合せデータ117を送信する。
2回目の問合せ結果が、ブラックリストに該当しないという結果を得たため、要求サービスデータ119を家具メンテナンス業者B120に送信する。
【0041】
家具メンテナンス業者(システムもしくは装置、プログラム)119は、受信した要求サービスデータ119を基にサービス可否応答データ準備処理(ステップ405)を行い、サービス可否応答データ121をテーブル販売業者114に送信する。
テーブル販売業者114は、受信したサービス可否応答データ121を基にサービス利用可否データ処理406を行い、サービス可否応答データ122をアンティーク家具注文サービス提供者110に送信する。
アンティーク家具注文サービス提供者110は、受信したサービス可否応答データ122を基にサービス可否応答データ準備処理(ステップ405)を行い、サービス可否応答データ123をインテリアコーディネイトサービス提供者106に送信する。
【0042】
インテリアコーディネイトサービス提供者106は、受信したサービス可否応答データ123を基に、サービス利用可否データチェック処理407を行い、サービス可否応答データ124をサービス利用者101に送信する。
【0043】
図13は、図12で示したBlackList問合せ応答データチェック及びサービス呼び出し準備処理404及びサービス利用可否データ処理406の詳細を示したフロー図である。
【0044】
図13のBlackList問合せ応答データチェック及びサービス呼び出し準備処理404では、まず、受信したBlackList問合せ応答データの検索結果がOKかどうかを501で判定する。OKであれば、要求サービスデータを作成し、送信する。(502,503)。検索結果がOKでない場合は、次に呼ぶべきWebサービスを検索するために、503でUDDI検索し、該当サービスが存在するか否かを504で判定する。判定の結果、該当サービスが存在しない場合は、サービス利用可否応答データを作成し、呼び元に送信する。
判定結果が、該当サービスが存在する場合は、BlackList問合せデータを作成し、送信する。(505,506)。
【0045】
図13のサービス利用可否データ処理406では、サービス利用可否応答データを作成し、呼び元に、送信する。(550,551)。
【0046】
図14は、図12で示したBlackList登録処理401及びUDDI検索及びBlackList問合せ処理402の詳細を示したフロー図である。
図14のBlackList登録処理401では、リスト登録データ102を受信し、受信したリスト登録データ102を格納、その後、登録結果をリスト登録応答データ104として送信する。(510,511,512)。図14のUDDI検索及びBlackList問合せ処理402では、まず、要求サービスデータを受信し(520)、受信した要求サービスデータを格納(521)、その後、次に呼び出すべきWebサービスをUDDIで検索(522)し、BlackList問合せデータを作成(523)、送信(524)する。
【0047】
図15は、図12で示したBlackList検索処理403及びサービス可否応答データ準備処理405の詳細を示したフロー図である。
図15のBlackList検索処理403では、BlackList問合せデータを受信(530)し、BlackList管理サービス103自信が管理しているブラックリスト情報からブラックリストに該当するか否かを検索(531)し、検索結果からBlackList問合せ応答データを作成(532),送信(533)する。図15のサービス可否応答データ準備処理405では、要求サービスデータを受信(540)し、受信した要求サービスデータを格納(541)、サービス利用可否応答データを作成(542)し、送信(543)する。
【0048】
図16は、図12で示したサービス利用可否データチェック処理407の詳細を示したフロー図である。図16のサービス利用可否データチェック処理407では、サービス利用可否応答データ123を受信(560)し、受信したサービス利用可否応答データ123を基に、最終検索対象サービス及び最終実行サービスにそれぞれ情報を取り出す。(561,562)。561,562でそれぞれ取り出した情報が同じかどうかを判定(563)し、同じであれば、利用可否データにOKをセット(564)、同じでなければNGをセットし、送信(566)する。
【0049】
次に、本発明のもう一つの実施例を図17で示す。
図17は、図1において、BlackList管理サービス103が存在しないケースであり、Black List管理サービス103への送信データ及びBlack List管理サービス103からの送信データがない以外は同じである。
【0050】
図18は、図17のうちサービス利用者1701からインテリアコーディネイトサービス提供者1703を呼び出すとそれに対応する戻り、及びインテリアコーディネイトサービス提供者1701からアンティーク家具注文サービス提供者1705を呼び出す部分までに関して抜き出したものであり、送受信するデータの詳細を示す図である。図18のBlackList付要求サービスデータ1702は、図5のサービス利用要求者データ203、要求サービス詳細データ204、BlackListデータ202から構成される。
【0051】
図18のサービス利用可否応答データ1714は、図6の利用可否データ205、履歴データ206、最終サービスデータ207から構成される。
図18のBlackList付要求サービスデータ1704は、図5のBlackListデータ202、図8の呼び元データ212、要求サービス詳細データ213、図19の履歴データ1801から構成される。
【0052】
図19は、図17のうち、インテリアコーディネイトサービス提供者1703からアンティーク家具注文サービス提供者1705への要求サービスのデータ部分について抜き出したものであり、データの詳細を示す図である。
図19の履歴データ1801は、多段に連携されたWebサービスにおいて呼び出されたWebサービスの履歴を示すデータであり、本実施例では、実行サービス18011に、インテリアコーディネイトサービス提供者を意味するhttp://www.interior.com/WebService1 を指定している。
【0053】
図20は、図17のサービス利用者1701、家具メンテナンス業者B1710の構成を示したものである。
図20の1701サービス利用者の構成は、ブラックリストを入力するためのBlackList入力部1711、入力したブラックリスト情報を格納しておくためのBlackList情報1715、BlackList付要求サービスデータ1702を送信するためのBlackList付要求サービスデータ送信部1712、結果及び履歴を受信するための結果・履歴受信部1713、受信した結果及び履歴を格納するための結果及び履歴情報1716、受信した結果及び履歴を表示するための結果・履歴表示部1714を持つ。
【0054】
図20の1710家具メンテナンス業者Bの構成は、BlackList付要求サービスデータ1709を受信するための要求サービスデータ受信部1711、受信したBlackList付要求サービスデータ1709を格納するためのブラックリスト付要求サービス情報1712、サービス利用可否応答データ1711を送信するためのサービス利用可否応答データ送信部1713を持つ。
【0055】
図21は、図17のインテリアコーディネイトサービス提供者1703、アンティーク家具注文サービス提供者1705、テーブル販売業者の構成1707の構成を示したものである。図21の1703インテリアコーディネイトサービス提供者の構成は、BlackList付要求サービスデータ1702を受信するための要求サービスデータ受信部1731、受信したBlackList付要求サービスデータ1702を格納するための要求サービス情報1732、次に呼ぶべきWebサービスを検索するためのUDDI検索部1733、検索の結果、次のWebサービスを呼ぶためのサービス呼び出し部1735、サービス利用可否応答データ1713を受信するためのサービス利用可否応答データ受信部1734、サービス利用可否応答データ1714を送信するためのサービス利用可否応答データ送信部1736を持つ。
【0056】
図21の1705アンティーク家具注文サービス提供者の構成は、BlackList付要求サービスデータ1704を受信するための要求サービスデータ受信部1751、受信したBlackList付要求サービスデータ1704を格納するための要求サービス情報1752、次に呼ぶべきWebサービスを検索するためのUDDI検索部1753、検索の結果、次のWebサービスを呼ぶためのサービス呼び出し部1755、サービス利用可否応答データ1712を受信するためのサービス利用可否応答データ受信部1754、サービス利用可否応答データ1713を送信するためのサービス利用可否応答データ送信部1756を持つ。
【0057】
図21の1707テーブル販売業者の構成は、BlackList付要求サービスデータ1706を受信するための要求サービスデータ受信部1771、受信したBlackList付要求サービスデータ1706を格納するための要求サービス情報、次に呼ぶべきWebサービスを検索するためのUDDI検索部1773、検索の結果、次のWebサービスを呼ぶためのサービス呼び出し部1775、サービス利用可否応答データ1711を受信するためのサービス利用可否応答データ受信部1774、サービス利用可否応答データ1712を送信するためのサービス利用可否応答データ送信部1776を持つ。
【0058】
図22は、サービス利用者1701が独自のブラックリストになっている企業のWebサービスを利用せずに希望のサービスを受けられるか否かを問い合せてからその結果を受けるまでの処理のフローを示す。サービス利用者1701は、BlackList付要求サービスデータ1702をインテリアコーディネイトサービス提供者1703に送信する。
インテリアコーディネイトサービス提供者1703は、受信したBlackList付要求サービスデータ1702を基にBlackList該非判定チェック処理2201(ステップ2201)を行う。次に、UDDI検索及びサービス呼び出し準備処理2202(ステップ2202)を行い、BlackList付要求サービスデータ1704をアンティーク家具注文サービス提供者1705に送信する。
【0059】
アンティーク家具注文サービス提供者1705もインテリアコーディネイトサービス提供者1703と同様に、受信したBlackList付要求サービスデータ1704を基にBlackList該非判定チェック処理2201(ステップ2201)を行う。次に、UDDI検索及びサービス呼び出し準備処理2202(ステップ2202)を行い、BlackList付要求サービスデータ1706をテーブル販売業者1707に送信する。
【0060】
テーブル販売業者1707も、インテリアコーディネイトサービス提供者1703及びアンティーク家具注文サービス提供者1705と同様に、受信したBlackList付要求サービスデータ1706を基にBlackList該非判定チェック処理2201(ステップ2201)を行う。次に、UDDI検索及びサービス呼び出し準備処理2202(ステップ2202)を行い、BlackList付要求サービスデータ1709を家具メンテナンス業者B1710に送信する。
【0061】
家具メンテナンス業者B1710は、受信したBlackList付要求サービスデータ1709を基に、BlackList該非判定チェック処理2201(ステップ2201)、及びサービス可否応答データ準備処理2203(ステップ2203)を行い、テーブル販売業者1707に、サービス利用可否応答データ1711を送信する。
【0062】
テーブル販売業者1707は、受信したサービス利用可否応答データ1711を基に、サービス利用可否データ処理2204(ステップ2204)を行い、アンティーク家具注文サービス提供者1705に、サービス利用可否応答データ1712を送信する。
アンティーク家具注文サービス提供者1705は、受信したサービス利用可否応答データ1712を基に、サービス利用可否データ処理2204(ステップ2204)を行い、インテリアコーディネイトサービス提供者1703に、サービス利用可否応答データ1713を送信する。
インテリアコーディネイトサービス提供者1703は、受信したサービス利用可否応答データ1713を基に、サービス利用可否データ処理2204(ステップ2204)を行い、サービス利用者1701に、サービス利用可否応答データ1714を送信する。
【0063】
図23は、図22で示したBlackList該非判定チェック処理2201及びUDDI検索及びサービス呼び出し準備処理2202の詳細を示したフロー図である。図23のBlackList該非判定チェック処理2201では、まず、BlackList付要求サービスデータを受信し格納(2211)する。
【0064】
次に、受信したBlackList付要求サービスデータを基にBlackListデータ202にサービス自身の情報が含まれているか否かを判定(2212)し、含まれている場合は、サービス利用可否応答データ作成(2213)、送信(2214)と処理を進める。
この場合、作成するサービス利用可否応答データの利用可否データ205は、サービス利用者が利用したくないWebサービスを利用せずにWebサービスを受けられないことを意味するNGとする。
図23のUDDI検索及びサービス呼び出し準備処理2202では、まず、次に呼び出したいサービスについてUDDI検索を実行(2221)し、検索の結果、該当するサービスがあるか否かについて判定(2222)をする。判定した結果、該当するサービスがない場合は、サービス利用可否応答tデータを作成(2223)し、送信(2224)する。該当するサービスが存在した場合は、BlackList付要求サービスデータを作成(2225)し、次のWebサービスに送信(2226)する。
【0065】
図24は、図22で示したサービス可否応答データ準備処理2203及びサービス利用可否データ処理2204の詳細を示したフロー図である。図24のサービス可否応答データ準備処理2203では、BlackList付要求サービスデータを取り出し(2231)、受信したBlackList付要求サービスデータをチェック(2232)し、サービス利用可否応答データの作成(2233)、作成したサービス利用可否応答データの送信(2234)と処理を進める。この場合、作成するサービス利用可否応答データの利用可否データ205は、サービス利用者が利用したくないWebサービスを利用せずにWebサービスを受けられることを意味するOKとする。図24のサービス利用可否データ処理2204では、サービス利用可否応答データを受信(2241)し、受信したサービス利用可否応答データをそのまま送信す(2242)する。
以上説明したように、履歴データを利用して、利用可否情報を事前に取得する構成とすることで、Webサービス利用側が受けたくない企業のサービスを受けなくても済むように事前チェックすることができる。
また、実際にWebサービスが実行されることはないため、Webサービスのロールバック等を考慮する必要がない。
また、事前チェックの依頼元であるサービス利用者は、利用可否結果と共に、履歴データも受信することができるため、履歴結果を元に、独自作成のブラックリストを自分のサービスを受けたくないプライオリティに応じて修正することも可能である。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、履歴データを利用して、利用可否情報を事前に取得する構成とすることで、Webサービス利用側が受けたくない企業のサービスを受けなくても済むように事前チェックすることができる。
また、実際にWebサービスが実行されることはないため、Webサービスのロールバック等を考慮する必要がない。
また、事前チェックの依頼元であるサービス利用者は、利用可否結果と共に、履歴データも受信することができるため、履歴結果を元に、独自作成のブラックリストを自分のサービスを受けたくないプライオリティに応じて修正することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる複数のWebサービスを組み合わせて、オンラインオーダーシステムを構築した場合の例
【図2】図1におけるサービス利用者110からBlackList管理サービスへのBlackListの登録、及びインテリアコーディネイトサービス提供者106を呼び出す部分に関して送受信するデータの詳細を示す図
【図3】図1におけるインテリアコーディネイトサービス提供者106からBlackList管理サービス103へのBlackListの問合せ、及び問合せ結果に関して送受信するデータの詳細を示す図
【図4】図1におけるインテリアコーディネイトサービス提供者106からアンティーク家具注文サービス提供者110の呼び出し、及び呼び出しに対する戻りに関して送受信するデータの詳細を示す図
【図5】図1におけるサービス利用者101からBlackList管理サービス103へリスト登録要求データ102として送信するデータの内容と、インテリアコーディネイトサービス提供者106へ要求サービスデータ105として送信するデータの内容を示した図
【図6】図1におけるインテリアコーディネイトサービス提供者106からサービス利用者101へ利用したくないWebサービスを利用せずにWebサービスを受けられるか否かについてチェックした結果を返す部分に関するデータの内容を示した図
【図7】図1における各WebサービスがBlackList管理サービス103へブラックリストに該当するか否かの問い合わせをする部分とその結果をBlackList管理サービス103が返す部分及びBlackList管理サービス103からサービス利用者101へリスト登録をした結果を返す部分に関するデータの内容を示した図
【図8】図1におけるインテリアコーディネイトサービス提供者106からアンティーク家具注文サービス提供者110への要求サービスのデータ部分に関するデータの内容を示した図
【図9】図1のサービス利用者101、BlackList管理サービス103の構成を示した図
【図10】図1のインテリアコーディネイトサービス提供者106、アンティーク家具サービス提供者110の構成を示した図
【図11】図1のテーブル販売業者114、家具メンテナンス業者B120の構成を示した図
【図12】サービス利用者101が独自のブラックリストになっている企業のWebサービスを利用せずに希望のサービスを受けられるか否かを問い合せてからその結果を受けるまでの処理のフローを示した図
【図13】図12で示したBlackList問合せ応答データチェック及びサービス呼び出し準備処理404及びサービス利用可否データ処理406の詳細を示したフロー図
【図14】図12で示したBlackList登録処理401及びUDDI検索及びBlackList問合せ処理402の詳細を示したフロー図
【図15】図12で示したBlackList検索処理403及びサービス可否応答データ準備処理405の詳細を示したフロー図
【図16】図12で示したサービス利用可否データチェック処理407の詳細を示したフロー図
【図17】本発明の実施形態に係わる複数のWebサービスを組み合わせた実施例図1において、BlackList管理サービス103が存在しない場合の例
【図18】図17のうちサービス利用者1701からインテリアコーディネイトサービス提供者1703を呼び出すとそれに対応する戻り、
及びインテリアコーディネイトサービス提供者1701からアンティーク家具注文サービス提供者1705を呼び出す部分に関して送受信するデータの詳細を示す図
【図19】図17のうち、インテリアコーディネイトサービス提供者1703からアンティーク家具注文サービス提供者1705への要求サービスのデータ部分に関するデータの内容を示した図
【図20】図17のサービス利用者1701、家具メンテナンス業者B1710の構成を示した図
【図21】図17のインテリアコーディネイトサービス提供者1703、アンティーク家具注文サービス提供者1705、テーブル販売業者の構成1707の構成を示した図
【図22】サービス利用者1701が独自のブラックリストになっている企業のWebサービスを利用せずに希望のサービスを受けられるか否かを問い合せてからその結果を受けるまでの処理のフローを示した図
【図23】図22で示したBlackList該非判定チェック処理2201及びUDDI検索及びサービス呼び出し準備処理2202の詳細を示したフロー図
【図24】図22で示したサービス可否応答データ準備処理2203及びサービス利用可否データ処理2204の詳細を示したフロー図
【符号の説明】
101:サービス利用者
102:リスト登録要求データ
103:BlackList管理サービス
104:リスト登録応答
107:BlackList問合せデータ
111:BlackList問合せデータ
115:BlackList問合せデータ
117:BlackList問合せデータ
108:BlackList問合せ応答データ
112:BlackList問合せ応答データ
116:BlackList問合せ応答データ
118:BlackList問合せ応答データ
121:サービス利用可否応答データ
122:サービス利用可否応答データ
123:サービス利用可否応答データ
124:サービス利用可否応答データ
1701:サービス利用者
1702:BlackList付要求サービスデータ
1704:BlackList付要求サービスデータ
1706:BlackList付要求サービスデータ
1709:BlackList付要求サービスデータ
1711:サービス利用可否応答データ
1712:サービス利用可否応答データ
1713:サービス利用可否応答データ
1714:サービス利用可否応答データ
Claims (1)
- サービスを利用する利用者が使用する計算機である第1ノードが、前記第1ノードにネットワークを介して接続される、それぞれが計算機である複数のノードと通信を行い、前記サービスを要求するサービス処理要求方法であって、
前記第1ノードが、当該第1ノードが有する入力部を介して入力された、前記利用者の第1利用者データと、当該利用者がブラックリストとして登録するノード名Aとを、当該第1ノードが有する送信部から、前記複数のノードの 1 つである管理ノードに送信する第1ステップと、
前記管理ノードが、当該管理ノードが有する受信部により、前記第 1 利用者データと前記ノード名Aとを受信し、当該管理ノード内に格納する第2ステップと、
前記第1ノードが、当該第1ノードが有する送信部から、サービスを要求するサービス要求を送信する第3ステップと、
前記複数のノードの一つである第2ノードが、当該第2ノードが有する受信部により、前記サービス要求を受信する第4ステップと、
前記第2ノードが、当該第2ノードに含まれるUDDI検索部により、前記サービス要求に含まれるサービスに関する情報を示すデータを用いて次に呼ぶべきWebサービスを検索する第5ステップと、
前記第2ノードが、前記検索したWebサービスを提供するノードの名であるノード名Bと、前記受信したサービス要求に含まれる前記利用者の第2利用者データとを、前記第2ノードが有する送信部から前記ネットワークを介して前記管理ノードに送信する第6ステップと、
前記管理ノードが、前記送信された前記ノード名Bと前記第2利用者データを、当該管理ノードが有する受信部で受信する第7ステップと、
前記管理ノードが、前記受信した前記第2利用者データと前記ノード名Bで、前記格納した前記第1利用者データと前記ノード名Aを検索し、前記ノード名Bがブラックリストとして登録されているか否かを示す応答を前記第2ノードに、当該管理ノードの送信部から送信する第8ステップと、
前記第2ノードが、前記送信された前記応答を、当該第2ノードが有する受信部で受信し、
前記ノード名Bがブラックリストに登録されていていない場合は、前記ノード名Bのノードに、Webサービスを要求する第2サービス要求を、当該第2ノードが有する送信部から送信し、一方、前記ノード名Bがブラックリストとして登録されている場合は、前記UDDI検索部により、新たに、前記サービス要求に含まれるサービスに関する情報を示すデータを用いて次に呼ぶべき他のWebサービスを検索し、存在する場合は新たに見つかったWebサービスを提供するノードの名であるノード名Cを前記ノード名Bとみなして前記第6ステップ以降を実施し、存在しない場合は、前記第1ノードに利用可否データが否であるサービス利用可否応答データを、当該第2ノードが有する送信部から前記第1ノードに送信する第9ステップと、
前記第2ノードに前記ネットワークを介して接続され、前記複数のノードの1つである、前記ノード名Bで示される第3ノードが、前記第2ノードから前記第2サービス要求を、当該第3ノードが有する受信部で受信する第10ステップと、
前記第3ノードが、前記第2サービス要求に応じて、当該第2サービス要求のサービス利用可否データを作成し、当該第3ノードが有する送信部から前記第2ノードに送信する第11ステップと、
前記第2ノードが、当該第2ノードが有する受信部で前記第3ノードから受信した前記サービス利用可否データを、前記第1ノードに当該第2ノードが有する送信部から送信する第12ステップとを有することを特徴とするサービス処理要求方法。
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