JP4264833B2 - 記録装置および方法、プログラム、並びに記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は記録装置および方法、プログラム、並びに記録媒体に関し、特に、データを読み出すために用いる管理情報と共に、データを記録できるようにした記録装置および方法、プログラム、並びに記録媒体に関する。
現在、MP4ファイルフォーマットは、プラットフォームに依存せず、様々な記録方式に対応し、拡張性を有しているので、代表的な記録フォーマットとして広く利用されている。
MP4ファイルフォーマットに準拠するファイルであるMP4ファイルは、ビデオデータまたはオーディオデータの実データを格納するmdat boxおよび実データの管理情報を格納するmoov boxの2つの部分からなる。管理情報が1箇所にまとまっているので、MP4ファイルは、ランダムアクセス性などにおいて、高い優位性を持っている。
図1は、従来のMP4ファイルの記録の処理を説明するフローチャートである。ステップS11において、ファイルの先頭にftyp boxおよびmdat boxのヘッダが出力されて、書き込まれる。mdat boxのヘッダには、サイズを示す4バイトの情報およびmdat boxの名前を示す”mdat”の4文字が含まれる。この場合、サイズを示す情報は、仮の値とされる。
ステップS12において、ビデオデータおよびオーディオデータが圧縮される。圧縮されたビデオデータおよびオーディオデータは多重化される。ステップS13において、圧縮されたビデオデータおよびオーディオデータのサイズおよび再生時間を示す情報である管理情報が取得される。
ステップS14において、圧縮されたビデオデータおよび圧縮されたオーディオデータがインターリーブされる。ステップS15において、ファイルのmdat boxのヘッダの後ろに、順に、圧縮されインターリーブされたデータが出力されて、書き込まれる。ステップS16において、書き込まれたデータのファイル内のオフセットが保持される。
ステップS17において、圧縮されたデータのサイズ、再生時間、およびオフセットを示す情報である管理情報がメモリ上に保持される。
ステップS18において、データが全部記録されたか否かが判定される。ステップS18において、データが全部記録されていないと判定された場合、ステップS12に戻り、上述した処理が繰り返される。
ステップS18において、データが全部記録されたと判定された場合、mdat boxのヘッダに含まれるサイズを示す情報が修正される。ステップS19において、全管理情報であるmoov boxが出力されて、mdat boxの後ろに書き込まれ、ファイルが完成させられて、処理は終了する。
図2Aで示されるように、完成されたファイルには、ftyp box、mdat box、およびmoov boxが順に配置される。mdat boxに格納されているビデオデータおよびオーディオデータを読み出す場合には、まず、moov boxに格納されている管理情報が読み出されて、読み出された管理情報が参照されることで、所望のビデオデータおよびオーディオデータが読み出される。
圧縮されたビデオデータおよび圧縮されたオーディオデータを別の領域に保持しておいて、全管理情報であるmoov boxをftyp boxの後ろに書き込んでから、moov boxの後ろに、別の領域に保持しておいた圧縮されたビデオデータおよび圧縮されたオーディオデータをmdat boxとして書き込むようにする場合もある。この場合、図2Bで示されるように、完成されたファイルには、ftyp box、moov box、およびmdat boxが順に配置される。
このように、全ての実データの記録または圧縮が完了しないと必要なすべての管理情報を得ることができないので、管理情報の記録媒体への書き出し(記録)は、記録の処理の最後に行われる。従って、記録の処理の途中で、処理が異常終了してしまった場合、管理情報が記録されず、ビデオデータまたはオーディオデータを再生することができなくなることがあった。
これに対して、管理情報を分割して記録する、いわゆるフラグメント記録もMP4ファイルフォーマットとして提案されている。
図3は、従来のMP4ファイルのフラグメント記録の処理を説明するフローチャートである。ステップS31において、ファイルの先頭にftyp boxが出力されて、書き込まれる。ステップS32において、mdat boxのヘッダが出力されて、書き込まれる。ステップS33において、ビデオデータおよびオーディオデータが圧縮される。圧縮されたビデオデータおよびオーディオデータは、多重化される。ステップS34において、圧縮されたビデオデータおよびオーディオデータのサイズおよび再生時間を示す情報である管理情報が取得される。
ステップS35において、圧縮されたビデオデータおよび圧縮されたオーディオデータがインターリーブされる。ステップS36において、ファイルのmdat boxのヘッダの後ろに、順に、圧縮されインターリーブされたデータが出力されて、書き込まれる。ステップS37において、書き込まれたデータのファイル内のオフセットが保持される。ステップS38において、圧縮されたデータのサイズ、再生時間、およびオフセットを示す情報である管理情報がメモリ上に保持される。
ステップS39において、データが全部記録されたか否かが判定される。ステップS39において、データが全部記録されていないと判定された場合、ステップS40に進み、1つのフラグメント分の圧縮されたデータが記録されたか否かが判定される。1つのフラグメントには、所定の長さの再生時間分の圧縮されたデータが配置される。
ステップS40において、1つのフラグメント分の圧縮されたデータが記録されたと判定された場合、ステップS41に進み、圧縮されたデータを書き込んだmdat boxであって、まだ対応する管理情報を書き込んでいないmdat boxのヘッダに含まれるサイズを示す情報が修正される。ステップS42において、1つのフラグメントの圧縮データを参照するための管理情報がmdat boxの後ろに出力されて、書き込まれる。
より具体的には、ステップS42おいて、ファイルの最初のmdat boxについての管理情報は、initial moov boxとして書き込まれ、ファイルの2番目以降のmdat boxについての管理情報は、moof boxとして書き込まれる。
ステップS42の処理の後、手続きは、ステップS32に戻り、次のmdat boxのヘッダが書き込まれ、次のフラグメントに圧縮されたデータが記録される処理が繰り返される。
ステップS40において、1つのフラグメント分の圧縮されたデータが記録されていないと判定された場合、ステップS33に戻り、上述した処理が繰り返される。
ステップS39において、データが全部記録されたと判定された場合、ステップS43に進み、圧縮されたデータを書き込んだmdat boxであって、まだ対応する管理情報を書き込んでいないmdat boxのヘッダに含まれるサイズを示す情報が修正される。ステップS44において、1つのフラグメントの圧縮データを参照するための管理情報がmdat boxの後ろに出力されて、書き込まれ、処理は終了する。
より具体的には、ステップS44おいて、ファイルの最初のmdat boxについての管理情報は、initial moov boxとして書き込まれ、ファイルの2番目以降のmdat boxについての管理情報は、moof boxとして書き込まれる。
図4Aで示されるように、完成されたファイルには、ftyp boxが先頭に配置され、ftyp boxに続いてmdat boxおよびinitial moov boxが配置され、initial moov boxに続いて、mdat box、およびmoof boxが順に繰り返し配置される。ファイルの最初のmdat boxに格納されているビデオデータおよびオーディオデータを読み出す場合には、まず、initial moov boxに格納されている管理情報が読み出されて、読み出された管理情報が参照されることで、ファイルの最初のmdat boxのビデオデータおよびオーディオデータが読み出される。ファイルの2番目以降のmdat boxに格納されているビデオデータおよびオーディオデータを読み出す場合には、そのmdat boxの後に配置されているmoof boxに格納されている管理情報が読み出されて、読み出された管理情報が参照されることで、そのmdat boxのビデオデータおよびオーディオデータが読み出される。
圧縮されたビデオデータおよび圧縮されたオーディオデータを別の領域に保持しておいて、最初のmdat boxについての管理情報であるinitial moov boxをftyp boxの後ろに書き込んでから、initial moov boxの後ろに、別の領域に保持しておいた圧縮されたビデオデータおよび圧縮されたオーディオデータを最初のmdat boxとして書き込み、さらに、2番目以降のmdat boxについての管理情報であるmoof boxをmdat boxの後ろに書き込んでから、moof boxの後ろに、別の領域に保持しておいた圧縮されたビデオデータおよび圧縮されたオーディオデータを2番目以降のmdat boxとして書き込む処理を繰り返すようにしてもよい。この場合、図4Bで示されるように、完成されたファイルには、ftyp boxが先頭に配置され、ftyp boxに続いてinitial moov boxおよびmdat boxが配置され、最初のmdat boxに続いて、moof boxおよびmdat boxが順に繰り返し配置される。
フラグメント記録においては、記録の処理の途中で、処理が異常終了してしまった場合であっても、ファイルにinitial moov boxまたはmoof boxとして管理情報が記録されるので、この管理情報の範囲でビデオデータまたはオーディオデータを再生することができる。
しかしながら、ファイルにおいて、管理情報が分割されて配置されているので、ランダムアクセスに時間がかかるようになる。例えば、再生されるビデオ上の時刻であって、再生の開始から1時間後の時刻のビデオデータまたはオーディオデータを再生しようとする場合、initial moov boxおよびmoof boxを順に読み出さなければならず、シークに時間がかかることになる。
これに対し、管理情報を所定の時間間隔で別のファイルに記録しておき、記録終了時に全管理情報を記録することで、ランダムアクセス性の優位性を維持しようとする手法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
このようにすることで、全管理情報を用いて迅速にランダムアクセスをすることができ、記録の処理が異常終了した場合には、データが格納されているファイルの管理情報から全管理情報を再構築して、これを基に再生を行うことができる。
特開2002−197839号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている手法では、データが格納されるファイルとは別のファイルに管理情報を格納するので、複数のファイルを同時に扱うことが前提となっている。ファイルシステムにより制約があるので、用いているファイルシステムによっては、同時に複数のファイルを取り扱うことができるとは限らない。
さらに、記録媒体上で、異なるファイルに格納されているデータを連続的に配置するという特殊な機能がファイルシステムに要求されることになる。仮に、記録媒体上で、異なるファイルに格納されているデータを連続的に配置できないとすると、すなわち、記録媒体上で、データと管理情報とを連続的に配置できないとすると、データを読み出している状態から管理情報を読み出すとき、または逆に、管理情報を読み出している状態からデータを読み出すときに、無駄なシークが発生し、シームレスな記録および再生が行えなくなるおそれがある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、同時に複数のファイルを取り扱う必要なく、迅速にランダムアクセスできるようにしつつ、記録が異常終了した場合でも、データを再生できるようにする。
本発明の一側面は、データの一部を読み出すために用いる第1の管理情報と、データの一部とを交互に配置させるように、第1の管理情報の記録を制御する第1の記録制御手段と、データの全部が記録された場合、データの全部を読み出すために用いる第2の管理情報の記録を制御する第2の記録制御手段と、データの全部が記録された場合、第1の管理情報がデータの一部の読み出しに用いられないようにデータのデータ量を示す情報の書き換えを制御する書き換え制御手段とを備える記録装置である。
本発明の一側面においては、データの一部を読み出すために用いる第1の管理情報と、データの一部とを交互に配置させるように、第1の管理情報の記録が制御され、データの全部が記録された場合、データの全部を読み出すために用いる第2の管理情報の記録が制御され、データの全部が記録された場合、第1の管理情報がデータの一部の読み出しに用いられないようにデータのデータ量を示す情報の書き換えが制御される。
書き換え制御手段は、mdat boxのサイズである、データのデータ量を示す情報の書き換えを制御するようにすることができる。
以上のように、本発明によれば、データを記録することができる。
また、本発明によれば、同時に複数のファイルを取り扱う必要なく、迅速にランダムアクセスできるようにしつつ、記録が異常終了した場合でも、データを再生できる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、発明の実施の形態における具体例との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、発明の実施の形態に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明が、請求項に全て記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載の記録装置は、データの一部を読み出すために用いる第1の管理情報と、データの一部とを交互に配置させるように、第1の管理情報の記録を制御する第1の記録制御手段(例えば、図6の管理情報フラグメント記録制御部44)と、データの全部が記録された場合、データの全部を読み出すために用いる第2の管理情報の記録を制御する第2の記録制御手段(例えば、図6の管理情報全体記録制御部45)と、データの全部が記録された場合、第1の管理情報がデータの一部の読み出しに用いられないようにデータのデータ量を示す情報の書き換えを制御する書き換え制御手段(例えば、図6の書き換え制御部46)とを備える。
請求項3に記載の記録方法は、データの一部を読み出すために用いる第1の管理情報と、データの一部とを交互に配置させるように、第1の管理情報の記録を制御する第1の記録制御ステップ(例えば、図10のステップS112)と、データの全部が記録された場合、データの全部を読み出すために用いる第2の管理情報の記録を制御する第2の記録制御ステップ(例えば、図10のステップS115)と、データの全部が記録された場合、第1の管理情報がデータの一部の読み出しに用いられないようにデータのデータ量を示す情報の書き換えを制御する書き換え制御ステップ(例えば、図10のステップS117)とを含む。
図5は、本発明の一実施の形態の記録再生装置の構成を示すブロック図である。記録再生装置は、例えば、デジタルビデオカメラとすることができる。
図5において、記録再生装置は、ビデオ符号器1、オーディオ符号器2、ビデオ復号器3、オーディオ復号器4、ファイル生成器5、ファイル復号器6、メモリ7、10、17、メモリコントローラ8、システム制御マイコン9、エラー訂正符号/復号器11、ドライブ制御マイコン12、データ変復調器13、磁界変調ドライバ14、サーボ回路15、操作部16、モータ21、磁界ヘッド22及び光ピックアップ23を備えて構成される。
ビデオ信号は、ビデオ入力端子からビデオ符号器1に供給され、圧縮符号化される。オーディオ信号は、オーディオ入力端子からオーディオ符号器2に供給され、圧縮符号化される。圧縮符号化は、本実施形態では、例えば、MPEG4(Moving Picture Experts Group phase 4)が使用される。ビデオ符号器1及びオーディオ符号器2は、圧縮符号化された結果得られた、圧縮されたデータの一例であるエレメンタリストリームを出力する。
ビデオ符号器1は、例えば、MPEG4の場合には、画像再配列部、ローカル復号部、減算器、DCT部、量子化部、可変長符号化部及びバッファメモリを備えて構成される。
ビデオ符号器1に供給されたビデオ信号は、画像再配列部及び減算部を介してDCT部に入力され、DCT変換される。画像再配列部は、ピクチャの順序を符号化処理に適した順に並び替える。すなわち、I-VOP(Video Object Plane)及びP-VOPを先に符号化し、その後、B-VOPを符号化するのに適した順に並び替える。DCT部の出力は、量子化部に入力され、所定のビット数で量子化される。量子化部の出力は、可変長符号化部及びローカル復号部に入力される。可変長符号化部は、入力を所定の符号化方法、例えば、ハフマン符号で可変長符号化して符号化データをバッファメモリに出力する。バッファメモリは、一定レートで符号化データをビデオ符号器1の出力として出力する。
一方、ローカル復号部は、逆量子化部、逆DCT部、加算部、フレームメモリ及び動き補償部を備えて構成される。量子化部からローカル復号部に入力された信号は、逆量子化部で逆量子化され、逆DCT部で逆DCTされて、復号される。復号されたビデオ入力は、加算部で動き補償部の出力と加算され、フレームメモリに入力される。フレームメモリの出力は、動き補償部に入力される。動き補償部は、前方向予測、後方向予測及び両方向予測を行う。動き補償部の出力は、上述の加算部及び減算部に入力される。減算部は、画像再配列部の出力と動き補償部の出力との間で減算を行い、ビデオ信号とローカル復号部で復号された復号ビデオ信号との間の予測誤差を形成する。フレーム内符号化(I-VOP)の場合では、減算部は、減算処理を行わず、単にデータが通過する。
オーディオ符号器2は、例えば、サブバンド符号化部、適応量子化ビット割り当て部などを備えて構成される。
ビデオ符号器1の出力及びオーディオ符号器2の出力がファイル生成器5に供給される。ファイル生成器5は、特定のハードウェア構成を使用することなく動画、音声及びテキストなどを同期して再生することができるコンピュータソフトウェアにより扱うことができるファイル構造を持つように、ビデオエレメンタリストリーム及びオーディオエレメンタリストームのデータ構造を変換する。例えば、ファイル生成器5は、MP4ファイルフォーマットに準拠するように、ビデオエレメンタリストリーム及びオーディオエレメンタリストームのデータ構造を変換する。そして、ファイル生成器5は、符号化ビデオデータと符号化オーディオデータとを多重化する。ファイル生成器5は、システム制御マイコン9によって制御される。
ファイル生成器5の出力であるMP4ファイルは、メモリコントローラ8を介してメモリ7に順次に書き込まれる。メモリコントローラ8は、システム制御マイコンから記録媒体20へのデータ書き込みが要求されると、メモリ7からMP4ファイルを読み出す。
ここで、MP4ファイルの符号化における転送レートは、記録媒体20への書き込みデータの転送レートより低い転送レート、例えば、1/2に設定される。よって、MP4ファイルが連続的にメモリ7に書き込まれるのに対し、メモリ7からのMP4ファイルの読み出しは、メモリ7がオーバーフローまたはアンダーフローしないように、システム制御マイコン9によって監視されながら間欠的に行われる。
メモリ7から読み出されたMP4ファイルは、メモリコントローラ8からエラー訂正符号/復号器11に供給される。エラー訂正符号/復号器11は、このMP4ファイルを一旦メモリ10に書き込み、インターリーブ(interleaved)及びエラー訂正符号の冗長データの生成を行う。エラー訂正符号/復号器11は、冗長データが付加されたデータをメモリ10から読み出し、これをデータ変復調器13に供給する。
データ変復調器13は、デジタルデータを記録媒体20に記録する際に、再生時のクロック抽出を容易とし、符号間干渉などの問題が生じないように、データを変調する。例えば、(1,7)RLL(run length limited)符号やトレリス符号などを利用することができる。
データ変復調器13の出力は、磁界変調ドライバ14及び光ピックアップ23に供給される。磁界変調ドライバ14は、入力信号に応じて、磁界ヘッド22を駆動して記録媒体20に磁界を印加する。光ピックアップ23は、入力信号に応じて記録用のレーザビームを記録媒体20に照射する。このようにして、記録媒体20にデータが記録される。
記録媒体20は、書き換え可能な光ディスク、例えば、光磁気ディスク(MO、magneto-optical disk)、相変化型ディスクなどである。
本一実施の形態では、小径のMOである。そして、記録媒体20は、モータ21によって、線速度一定(CLV)、角速度一定(CAV)またはゾーンCLV(ZCLV)で回転される。
ドライブ制御マイコン12は、システム制御マイコン9の要求に応じて、サーボ回路15に信号を出力する。サーボ回路15は、この出力に応じて、モータ21及び光ピックアップ23を制御することによって、ドライブ全体を制御する。例えば、サーボ回路15は、光ピックアップ23に対し、記録媒体20の径方向の移動サーボ、トラッキングサーボ及びフォーカスサーボを行い、モータ21に対し、回転数を制御する。
また、システム制御マイコン9には、ユーザが所定の指示を入力する操作部16と、管理情報を書き込むメモリ17が接続される。
一方、再生の際には、光ピックアップ23は、再生用の出力でレーザビームを記録媒体20に照射し、その反射光を光ピックアップ内の光検出器で受光することによって、再生信号を得る。この場合において、ドライブ制御マイコン12は、光ピックアップ23内の光検出器の出力信号からトラッキングエラー及びフォーカスエラーを検出し、読み取りのレーザビームがトラック上に位置し、トラック上に合焦するように、サーボ回路15によって光ピックアップ23を制御する。さらに、ドライブ制御マイコン12は、記録媒体20上における所望の位置のデータを再生するために、光ピックアップの径方向における移動も制御する。所望の位置は、記録時と同様にシステム制御マイコン9によって、ドライブ制御マイコン12に信号が与えられ、決定される。
光ピックアップ23の再生信号は、データ変復調器13に供給され、復調される。復調されたデータは、エラー訂正符号/復号器11に供給され、再生データを一旦メモリ10に格納し、デインターリーブ(deinterleaved)及びエラー訂正が行われる、エラー訂正後のMP4ファイルは、メモリコントローラ8を介してメモリ7に格納される。
メモリ7に格納されたMP4ファイルは、システム制御マイコン9の要求に応じて、ファイル復号器6に出力される。システム制御マイコン9は、ビデオ信号及びオーディオ信号を連続再生するために、記録媒体20の再生信号がメモリ7に格納されるデータ量と、メモリ7から読み出されてファイル復号器6に供給されるデータ量とを監視することによって、メモリ7がオーバーフローまたはアンダーフローしないようにメモリコントローラ8及びドライブ制御マイコン12を制御する。こうして、システム制御マイコン9は、記録媒体20から間欠的にデータを読み出す。
ファイル復号器6は、システム制御マイコン9の制御下で、MP4ファイルをビデオエレメンタリストリームとオーディオエレメンタリストリームとに分離する。ビデオエレメンタリストリームは、ビデオ復号器3に供給され、圧縮符号化の復号が行われてビデオ出力となってビデオ出力端子から出力される。オーディオエレメンタリストリームは、オーディオ復号器4に供給され、圧縮符号化の復号が行われてオーディオ出力となってオーディオ出力端子から出力される。ここで、ファイル復号器6は、ビデオエレメンタリストリームとオーディオエレメンタリストリームとが同期するように出力する。
ビデオ復号器3は、例えば、MPEG4の場合では、バッファメモリ、可変長符号復号部、逆量子化部、逆DCT部、加算部、フレームメモリ、動き補償部及び画像再配列部を備えて構成される。加算部は、逆量子化部の出力と動き補償部の出力とを加算するが、I-VOPを復号する場合には、加算しない。加算部の出力は、画像再配列部で元の画像の順序に並び替えられる。
図6は、プログラムを実行するシステム制御マイコン9により実現される機能の構成を示すブロック図である。管理情報保持部41は、メモリ17への管理情報の保持を制御する。圧縮制御部42は、ビデオ符号器1およびオーディオ符号器2を制御する。
圧縮データ記録制御部43は、メモリコントローラ8を制御することで、圧縮されたデータの記録媒体20への記録を制御する。
管理情報フラグメント記録制御部44は、MP4ファイルに格納されるデータの一部を読み出すために用いる管理情報と、データの一部とを交互に配置させるように、管理情報の記録を制御する。すなわち、管理情報フラグメント記録制御部44は、ファイル生成器5を制御することで、複数のmdat boxのそれぞれに対応した管理情報のinitial moov boxまたはmoof boxとしての記録媒体20への記録を制御する。
管理情報全体記録制御部45は、MP4ファイルにデータの全部が記録された場合、MP4ファイルに格納されるデータの全部を読み出すために用いる管理情報の記録を制御する。すなわち、管理情報全体記録制御部45は、ファイル生成器5を制御することで、すべてのmdat boxに対応した1つの管理情報のmoov boxとしての記録媒体20への記録を制御する。
書き換え制御部46は、データの一部の読み出しに用いられないように、管理情報フラグメント記録制御部44の制御によって記録された管理情報の書き換えを制御する。より詳細には、書き換え制御部46は、データの全部が記録された場合、管理情報フラグメント記録制御部44の制御によって記録された管理情報が、データの一部の読み出しに用いられないように管理情報またはデータの書き換えを制御する。
次に、図7のフローチャートを参照して、MP4ファイルであるファイルとしてデータを記録する、記録再生装置による記録の処理の一例を説明する。ステップS71において、管理情報フラグメント記録制御部44は、ファイル生成器5に、ftyp boxを生成させて、ファイルの先頭にftyp boxを出力させることで、記録媒体20のファイルの先頭の位置にftyp boxを書き込ませる。ステップS72において、管理情報フラグメント記録制御部44は、ファイル生成器5に、mdat boxのヘッダを生成させ、生成したmdat boxのヘッダを出力させることで、記録媒体20にmdat boxのヘッダを書き込ませる。最初に実行されるステップS72においては、mdat boxのヘッダは、ファイルの先頭のftyp boxに続いて書き込まれ、2回目以後に実行されるステップS72においては、mdat boxのヘッダは、後述するステップS82において書き込まれたinitial moov boxまたはmoof boxに続いて書き込まれる。
mdat boxのヘッダには、mdat boxのサイズを示す4バイトの情報およびmdat boxであることを示す(名前を示す)”mdat”の4文字が含まれる。ステップS72において、mdat boxのヘッダに配置された、mdat boxのサイズを示す情報は、仮の値とされる。
ファイル生成器5から出力されたftyp boxまたはmdat boxのヘッダが記録媒体20に書き込まれる処理をより詳細に説明すれば次のようになる。管理情報フラグメント記録制御部44は、メモリコントローラ8を制御して、ftyp boxまたはmdat boxのヘッダをエラー訂正符号/復号器11に出力させる。エラー訂正符号/復号器11は、ドライブ制御マイコン12の制御の基に、ftyp boxまたはmdat boxのヘッダに冗長データを付加して、データ変復調器13に供給する。データ変復調器13は、ftyp boxまたはmdat boxのヘッダを変調して、磁界変調ドライバ14及び光ピックアップ23に、変調されたftyp boxまたはmdat boxのヘッダを記録媒体20に記録させる。
ファイル生成器5から出力されたデータ若しくは情報またはシステム制御マイコン9から出力されたデータ若しくは情報が記録媒体20に書き込まれる処理は、ftyp boxまたはmdat boxのヘッダを記録媒体20に書き込む処理と同様なので、以下の説明において、その詳細な説明は適宜省略する。
ステップS73において、圧縮制御部42は、ビデオ符号器1に、ビデオ信号を圧縮させて、圧縮の結果得られたビデオデータを出力させると共に、オーディオ符号器2に、オーディオ信号を圧縮させ、圧縮の結果得られたオーディオデータを出力させる。圧縮制御部42は、ファイル生成器5に、圧縮されたビデオデータおよびオーディオデータを多重化させる。ステップS74において、管理情報保持部41は、ファイル生成器5から、圧縮されたビデオデータおよびオーディオデータのサイズおよび再生時間を示す情報である管理情報を取得する。なお、管理情報保持部41は、ビデオ符号器1およびオーディオ符号器2から、圧縮されたビデオデータおよびオーディオデータのサイズおよび再生時間を示す情報である管理情報を取得するようにしてもよい。
ステップS75において、圧縮データ記録制御部43は、ファイル生成器5に、圧縮されたビデオデータおよび圧縮されたオーディオデータをインターリーブさせる。ステップS76において、圧縮データ記録制御部43は、メモリコントローラ8を制御して、圧縮されインターリーブされたビデオデータおよびオーディオデータをエラー訂正符号/復号器11に出力させる。圧縮データ記録制御部43は、ドライブ制御マイコン12を制御して、記録媒体20において、ファイルのmdat boxのヘッダの後ろに、順に、圧縮されインターリーブされたデータを書き込ませる。
ステップS77において、管理情報保持部41は、ファイル生成器5から、書き込まれたデータのファイル内のオフセットを取得して、取得したオフセットをメモリ17上に保持する。なお、ここでオフセットとは、記録媒体20の論理アドレス上の、ファイルの先頭から書き込まれたデータまでの距離(アドレス値の差)をいう。
ステップS78において、管理情報保持部41は、圧縮されたデータのサイズ、再生時間、およびオフセットを示す情報である管理情報をメモリ17上に保持する。
ステップS79において、圧縮データ記録制御部43は、データが全部記録されたか否かを判定する。ステップS79において、データが全部記録されていないと判定された場合、ステップS80に進み、圧縮データ記録制御部43は、1つのフラグメント分の圧縮されたデータが記録されたか否かを判定する。1つのフラグメントには、所定の長さの再生時間分の圧縮されたデータが配置される。
ステップS80において、1つのフラグメント分の圧縮されたデータが記録されたと判定された場合、ステップS81に進み、圧縮データ記録制御部43は、圧縮されたデータを書き込んだmdat boxであって、まだ対応する管理情報を書き込んでいないmdat boxのヘッダに含まれるサイズを示す情報を、mdat boxに書き込まれたデータのデータ量を示すように修正する。ステップS82において、管理情報フラグメント記録制御部44は、ファイル生成器5に、1つのmdat boxの圧縮データを参照するためのinitial moov boxまたはmoof boxである管理情報を出力させる。管理情報フラグメント記録制御部44は、ドライブ制御マイコン12を制御して、記録媒体20に、mdat boxの後ろにinitial moov boxまたはmoof boxである管理情報を書き込ませる。
より具体的には、ステップS82において、管理情報フラグメント記録制御部44は、ファイルの最初のmdat boxについての管理情報を、initial moov boxとして書き込ませ、ファイルの2番目以降のmdat boxについての管理情報を、moof boxとして書き込ませる。
このように、ステップS82において、データの一部を読み出すために用いる管理情報と、データの一部とを交互に配置させるように、管理情報の記録が制御される。
ステップS82の処理の後、手続きは、ステップS72に戻り、次のmdat boxのヘッダが書き込まれ、次のmdat boxに圧縮されたデータが記録される処理が繰り返される。
ステップS80において、1つのフラグメント分の圧縮されたデータが記録されていないと判定された場合、ステップS73に戻り、上述した処理が繰り返される。
ステップS79において、データが全部記録されたと判定された場合、ステップS83に進み、圧縮データ記録制御部43は、圧縮されたデータを書き込んだmdat boxであって、まだ対応する管理情報を書き込んでいないmdat boxのヘッダに含まれるサイズを示す情報を、mdat boxに書き込まれたデータのデータ量を示すように修正する。ステップS84において、管理情報フラグメント記録制御部44は、ファイル生成器5に、1つのmdat boxの圧縮データを参照するためのinitial moov boxまたはmoof boxである管理情報を出力させる。管理情報フラグメント記録制御部44は、ドライブ制御マイコン12を制御して、記録媒体20において、mdat boxの後ろにinitial moov boxまたはmoof boxである管理情報を書き込ませる。
より具体的には、ステップS84おいて、管理情報フラグメント記録制御部44は、ファイルの最初のmdat boxについての管理情報を、initial moov boxとして書き込ませ、ファイルの2番目以降のmdat boxについての管理情報を、moof boxとして書き込ませる。
なお、ステップS84の処理は省略するようにしてもよい。
ステップS85において、管理情報全体記録制御部45は、メモリコントローラ8に、管理情報保持部41がメモリ17に保持させている、すべての管理情報、すなわち、このファイルに格納されているすべてのビデオデータおよびオーディオデータに対する管理情報を出力する。管理情報全体記録制御部45は、ドライブ制御マイコン12を制御して、記録媒体20に、すべての管理情報をmoov boxとしてファイルの最後に配置されるように書き込ませる。
このように、ステップS85において、データの全部が記録された場合、データの全部を読み出すために用いる管理情報の記録が制御される。
ステップS86において、書き換え制御部46は、ドライブ制御マイコン12を制御して、ファイルの先頭にシークさせる。ステップS87において、書き換え制御部46は、ドライブ制御マイコン12を制御して、initial moov boxおよびすべてのmoof boxをfree boxに書き換えさせて、処理は終了する。すなわち、ステップS87において、書き換え制御部46は、データの全部が記録された場合、データの一部を読み出すために用いる管理情報が、データの一部の読み出しに用いられないように、その管理情報の書き換えを制御する。より具体的には、initial moov boxおよびすべてのmoof boxのbox名が”free”の4文字に書き換えられることで、initial moov boxおよびすべてのmoof boxがfree boxに書き換えられる。
ステップS84が実行された時点で、図8Aで示されるように、ファイルの先頭には、ftyp box51が配置され、ftyp box51に続いてmdat box52−1およびinitial moov box53が順に配置される。initial moov box53に続いて、mdat box52−2およびmoof box54−1が順に配置され、これに続いて、mdat box52−3、moof box54−2、mdat box52−4、およびmoof box54−3が順に配置される。すなわち、initial moov box53に続いて、mdat boxおよびmoof boxが順に交互に配置される。
例えば、ステップS84の処理の後に、記録の処理が異常終了した場合には、initial moov box53に格納されている管理情報が、mdat box52−1からのビデオデータおよびオーディオデータの読み出しに用いられ、moof box54−1に格納されている管理情報が、mdat box52−2からのビデオデータおよびオーディオデータの読み出しに用いられ、moof box54−2に格納されている管理情報が、mdat box52−3からのビデオデータおよびオーディオデータの読み出しに用いられ、moof box54−3に格納されている管理情報が、mdat box52−4からのビデオデータおよびオーディオデータの読み出しに用いられる。
すなわち、ファイルの最初のmdat box52−1に格納されているビデオデータおよびオーディオデータを読み出す場合には、まず、initial moov box53に格納されている管理情報が読み出されて、読み出された管理情報が参照されることで、mdat box52−1のビデオデータおよびオーディオデータが読み出される。ファイルの2番目以降のmdat box52−2乃至mdat box52−4のいずれかに格納されているビデオデータおよびオーディオデータを読み出す場合には、そのmdat box52−2乃至mdat box52−4のいずれかの後に配置されているmoof box54−1乃至moof box54−3のいずれかに格納されている管理情報が読み出されて、読み出された管理情報が参照されることで、そのmdat box52−2乃至mdat box52−4のいずれかのビデオデータおよびオーディオデータが読み出される。
ステップS85乃至ステップS87の処理によって、ファイルの最後に、このファイルに格納されているすべてのビデオデータおよびオーディオデータについてのすべての管理情報を含むmoov boxが書き込まれ、initial moov box53およびmoof box54−1乃至moof box54−3は、free boxに書き換えられる。
記録の処理が正常に終了すると、図8Bで示されるように、ファイルの最後に、このファイルに格納されているすべてのビデオデータおよびオーディオデータについてのすべての管理情報を格納するmoov box61が配置される。ファイルの先頭には、ftyp box51が配置され、ftyp box51に続いてmdat box52−1とinitial moov box53から書き換えられたfree box62−1とが順に配置される。free box62−1に続いて、mdat box52−2とmoof box54−1から書き換えられたfree box62−2とが順に配置され、これに続いて、mdat box52−3、moof box54−2から書き換えられたfree box62−3、mdat box52−4、およびmoof box54−3から書き換えられたfree box62−4が順に配置される。すなわち、ftyp box51に続いて、mdat boxおよびfree boxが順に交互に配置される。
ここで、free box62−1乃至free box62−4は、データの一部と交互に配置された、データの一部を読み出すために用いる管理情報を、データの一部の読み出しに用いられないように書き換えてできた領域の一例である。
記録の処理が正常に終了した場合には、mdat box52−1乃至mdat box52−4のいずれかに格納されているビデオデータおよびオーディオデータを読み出す場合には、まず、moov box61に格納されている管理情報が読み出されて、読み出された管理情報が参照されることで、mdat box52−1乃至mdat box52−4のいずれかに格納されているビデオデータおよびオーディオデータが読み出される。
すなわち、記録媒体20には、データの一部と交互に配置された、データの一部を読み出すために用いる管理情報を、データの一部の読み出しに用いられないように書き換えてできた領域が配置され、データの全部を読み出すために用いる管理情報が配置されているファイルが記録されることになる。
管理情報が一箇所にまとめて配置されているので、ビデオデータおよびオーディオデータをランダムアクセスしようとする場合であっても、無駄なシークが発生することがなく、迅速にビデオデータおよびオーディオデータを読み出すことができる。
記録が異常終了した場合には、管理情報が対応して記録されているデータを読み出すことができる。
すなわち、管理情報を分散して記録するフラグメント記録および管理情報を一箇所にまとめて記録する通常の記録の利点を両立できるようになる。
また、以上で説明したように、記録の処理において、ビデオデータおよびオーディオデータを書き込もうとする1つのファイルだけを扱えばよく、複数のファイルを同時に取り扱う必要がない。その結果、例えば、高度なファイルシステム若しくはオペレーティングシステムまたは複雑な処理が必要とされない。従って、システム制御マイコン9に、高い処理能力が必要とされない。
さらに、異なるファイルに格納されているデータを記録媒体上で連続的に配置するなどという特殊な機能も、当然、不要である。
さらにまた、このように記録されたファイルからビデオデータおよびオーディオデータを読み出そうとする(再生しようとする)場合においても、1つのファイルだけを扱えばよく、データを格納するファイルとは別の管理情報を保持するファイルを検索するなど、複数のファイルを同時に取り扱う必要がない。
フラグメント記録されているMP4ファイルを再生できる標準のプレイヤで、記録が正常に終了したファイルだけでなく、記録が異常終了したファイルでも、再生することができる。ファイルが、データと管理情報とを格納する自己内包形式なので、プレイヤは、複数のファイルをアクセスすることなく、データを容易に再生することができる。すなわち、より小さな処理能力のプレーヤで、データを容易に再生することができる。
ファイルシステムに対する要求が少なくなるので、より多くの種類の記録媒体にデータを記録することができるようになる。
以上のように、同時に複数のファイルを取り扱う必要なく、迅速にランダムアクセスできるようにしつつ、記録が異常終了した場合でも、データを再生できるようになる。
なお、圧縮されたビデオデータおよび圧縮されたオーディオデータをメモリ7に記憶させておいて、最初のmdat boxについての管理情報であるinitial moov boxをftyp boxの後ろに書き込んで、そのinitial moov boxの後ろに、メモリ7に記憶させておいた圧縮されたビデオデータおよび圧縮されたオーディオデータを最初のmdat boxとして書き込み、さらに、2番目以降のmdat boxについての管理情報であるmoof boxをmdat boxの後ろに書き込んでから、moof boxの後ろに、メモリ7に記憶させておいた圧縮されたビデオデータおよび圧縮されたオーディオデータを2番目以降のmdat boxとして書き込む処理を繰り返し、すべての圧縮されたビデオデータおよび圧縮されたオーディオデータを書き込んだら、すべてのビデオデータおよびオーディオデータに対する管理情報をmoov boxとしてファイルの最後に書き込んで、initial moov boxおよびすべてのmoof boxをfree boxに書き換えるようにしてもよい。
initial moov boxまたはmoof boxを書き込んでから、メモリ7に記憶させたビデオデータおよびオーディオデータをmdat boxとして一度に書き込むので、書き込まれたmdat boxに対する管理情報を格納するinitial moov boxまたはmoof boxが必ずファイルに存在し、また、mdat boxのヘッダのサイズを書き換える処理が必要とされず、mdat boxのヘッダのサイズは常に正しい値となる。従って、記録の処理が異常終了した場合、ファイルがMP4ファイルフォーマットに違反し、データを読み出せない障害が発生する確率をより少なくすることができる。すなわち、ファイルの破壊に対する耐性をより強くすることができる。
このようにした場合、ftyp box、initial moov box、すべてのmdat box、およびすべてのmoof boxが記録された時点で、図9Aで示されるように、ファイルの先頭には、ftyp box51が配置され、ftyp box51に続いてinitial moov box53およびmdat box52−1が順に配置される。mdat box52−1に続いて、moof box54−1およびmdat box52−2が順に配置され、これに続いて、moof box54−2、mdat box52−3、moof box54−3、およびmdat box52−4が順に配置される。すなわち、mdat box52−1に続いて、moof boxおよびmdat boxが順に交互に配置される。
例えば、ftyp box、initial moov box、すべてのmdat box、およびすべてのmoof boxが記録された後に、記録の処理が異常終了した場合には、図9Aで示されるように、initial moov box53に格納されている管理情報が、mdat box52−1からのビデオデータおよびオーディオデータの読み出しに用いられ、moof box54−1に格納されている管理情報が、mdat box52−2からのビデオデータおよびオーディオデータの読み出しに用いられ、moof box54−2に格納されている管理情報が、mdat box52−3からのビデオデータおよびオーディオデータの読み出しに用いられ、moof box54−3に格納されている管理情報が、mdat box52−4からのビデオデータおよびオーディオデータの読み出しに用いられる。
すなわち、mdat box52−1に格納されているビデオデータおよびオーディオデータを読み出す場合には、まず、initial moov box53に格納されている管理情報が読み出されて、読み出された管理情報が参照されることで、mdat box52−1のビデオデータおよびオーディオデータが読み出される。ファイルの2番目以降のmdat box52−2乃至mdat box52−4のいずれかに格納されているビデオデータおよびオーディオデータを読み出す場合には、そのmdat box52−2乃至mdat box52−4のいずれかの前に配置されているmoof box54−1乃至moof box54−3のいずれかに格納されている管理情報が読み出されて、読み出された管理情報が参照されることで、そのmdat box52−2乃至mdat box52−4のいずれかのビデオデータおよびオーディオデータが読み出される。
そして、記録の処理の最後で、ファイルに格納されているすべてのビデオデータおよびオーディオデータに対する管理情報を含むmoov boxがファイルの最後に書き込まれ、initial moov box53およびmoof box54−1乃至moof box54−3は、free boxに書き換えられる。
記録の処理が正常に終了すると、図9Bで示されるように、ファイルの最後に、このファイルに格納されているすべてのビデオデータおよびオーディオデータに対する管理情報を格納するmoov box61が配置される。ファイルの先頭には、ftyp box51が配置され、ftyp box51に続いてinitial moov box53から書き換えられたfree box62−1とmdat box52−1とが順に配置される。mdat box52−1に続いて、moof box54−1から書き換えられたfree box62−2とmdat box52−2とが順に配置され、これに続いて、moof box54−2から書き換えられたfree box62−3、mdat box52−3、moof box54−3から書き換えられたfree box62−4、およびmdat box52−4が順に配置される。すなわち、ftyp box51に続いて、free boxおよびmdat boxが順に交互に配置される。
この場合も、管理情報が一箇所にまとめて配置されているので、ビデオデータおよびオーディオデータをランダムアクセスしようとする場合であっても、無駄なシークが発生することがなく、迅速にビデオデータおよびオーディオデータを読み出すことができる。
また、記録の処理および再生の処理(読み出しの処理)において、1つのファイルだけを扱えばよく、複数のファイルを同時に取り扱う必要がない。
すなわち、この場合も、同時に複数のファイルを取り扱う必要なく、迅速にランダムアクセスできるようにしつつ、記録が異常終了した場合でも、データを再生できるようになる。
次に、データの一部の読み出しに用いられないように管理情報の書き換える他の例について説明する。
図10は、記録再生装置による記録の処理の他の例を説明するフローチャートである。ステップS101乃至ステップS116の処理は、それぞれ、図7のステップS71乃至ステップS86の処理と同様なので、その説明は省略する。
ステップS117において、書き換え制御部46は、ドライブ制御マイコン12を制御して、データの一部を読み出すために用いる管理情報が、データの一部の読み出しに用いられないように、ファイルの先頭のmdat boxのサイズを書き換えさせて、処理は終了する。より具体的には、ステップS117において、書き換え制御部46は、ドライブ制御マイコン12を制御して、ファイルの先頭のmdat boxのサイズを、すべてのmdat boxのサイズ、initial moov boxのサイズ、およびすべてのmoof boxのサイズの総和に等しい値に書き換えさせる。
すなわち、ステップS117において、書き換え制御部46は、データの全部が記録された場合、データの一部を読み出すために用いる管理情報が、データの一部の読み出しに用いられないように、データの書き換えを制御する。
図10のフローチャートを参照して説明した記録の処理が正常に終了すると、図11Aで示されるように、ファイルの最後に、このファイルに格納されているすべてのビデオデータおよびオーディオデータについてのすべての管理情報を格納するmoov box61が配置される。そして、ファイルの先頭には、ftyp box51が配置され、ftyp box51とmoov box61との間には、1つのmdat box81が配置される。mdat box81は、ステップS112またはステップS114の処理で書き込まれたinitial moov boxおよびすべてのmoof boxを含む。mdat box81に含まれるinitial moov boxおよびすべてのmoof boxは、initial moov boxまたはmoof boxとしてのデータの方式を満たしているが、moov box61に格納されている管理情報は、mdat box81に含まれるinitial moov boxおよびmoof boxのいずれも参照せず、このファイルを再生する再生装置は、mdat box81に含まれるinitial moov boxおよびすべてのmoof boxを無視する。すなわち、このファイルを再生する再生装置は、mdat box81全体のうちの、ビデオデータおよびオーディオデータだけを用いることになる。
mdat box81に格納されているビデオデータおよびオーディオデータを読み出す場合には、まず、moov box61に格納されている管理情報が読み出されて、読み出された管理情報が参照されることで、mdat box81に格納されているビデオデータおよびオーディオデータが読み出される。
管理情報が一箇所にまとめて配置されているので、ビデオデータおよびオーディオデータをランダムアクセスしようとする場合であっても、無駄なシークが発生することがなく、迅速にビデオデータおよびオーディオデータを読み出すことができる。
また、記録の処理および再生の処理(読み出しの処理)において、1つのファイルだけを扱えばよく、複数のファイルを同時に取り扱う必要がない。
すなわち、この場合も、同時に複数のファイルを取り扱う必要なく、迅速にランダムアクセスできるようにしつつ、記録が異常終了した場合でも、データを再生できるようになる。
なお、圧縮されたビデオデータおよび圧縮されたオーディオデータをメモリ7に記憶させておいて、最初のmdat boxについての管理情報であるinitial moov boxをftyp boxの後ろに書き込んで、そのinitial moov boxの後ろに、メモリ7に記憶させておいた圧縮されたビデオデータおよび圧縮されたオーディオデータを最初のmdat boxとして書き込み、さらに、2番目以降のmdat boxについての管理情報であるmoof boxをmdat boxの後ろに書き込んでから、moof boxの後ろに、メモリ7に記憶させておいた圧縮されたビデオデータおよび圧縮されたオーディオデータを2番目以降のmdat boxとして書き込む処理を繰り返し、すべての圧縮されたビデオデータおよび圧縮されたオーディオデータを書き込んだら、initial moov boxをfree boxに書き換えて、ファイルの先頭のmdat boxのサイズを、すべてのmdat boxのサイズおよびすべてのmoof boxのサイズの総和に等しい値に書き換えるようにしてもよい。
この場合、図11Bで示されるように、ファイルの最後に、このファイルに格納されているすべてのビデオデータおよびオーディオデータについてのすべての管理情報を格納するmoov box61が配置される。そして、ファイルの先頭には、ftyp box51が配置され、ftyp box51に続いて、initial moov boxから書き換えられたfree box62が配置され、free box62とmoov box61との間には、1つのmdat box82が配置される。mdat box82は、ファイルに書き込まれたすべてのmoof boxを含む。mdat box82に含まれるすべてのmoof boxは、moof boxとしてのデータの方式を満たしているが、moov box61に格納されている管理情報は、mdat box82に含まれるmoof boxのいずれも参照せず、このファイルを再生する再生装置は、mdat box82に含まれるすべてのmoof boxを無視する。すなわち、このファイルを再生する再生装置は、mdat box82全体のうちの、ビデオデータおよびオーディオデータだけを用いることになる。
mdat box82に格納されているビデオデータおよびオーディオデータを読み出す場合には、まず、moov box61に格納されている管理情報が読み出されて、読み出された管理情報が参照されることで、mdat box82に格納されているビデオデータおよびオーディオデータが読み出される。
管理情報が一箇所にまとめて配置されているので、ビデオデータおよびオーディオデータをランダムアクセスしようとする場合であっても、無駄なシークが発生することがなく、迅速にビデオデータおよびオーディオデータを読み出すことができる。
また、記録の処理および再生の処理(読み出しの処理)において、1つのファイルだけを扱えばよく、複数のファイルを同時に取り扱う必要がない。
すなわち、この場合も、同時に複数のファイルを取り扱う必要なく、迅速にランダムアクセスできるようにしつつ、記録が異常終了した場合でも、データを再生できるようになる。
なお、書き換え可能な光ディスクである記録媒体20にファイルを記録すると説明したが、これに限らず、磁気ディスクまたは半導体メモリなど、他の方式の記録媒体に記録するようにしてもよい。
また、ビデオ符号器1またはオーディオ符号器2は、プログラムを実行するシステム制御マイコン9により実現するようにしてもよい。すなわち、ビデオ符号器1またはオーディオ符号器2は、ハードウェアで実現しても、ソフトウェアで実現してもよい。
なお、ファイルの方式は、MP4ファイルであると説明したが、これに限るものではない。また、データの一部の読み出しに用いられないように、その管理情報の書き換える処理は、box名を書き換える処理またはmdat boxのサイズを書き換える処理に限るものではなく、例えば、データの属性を示す情報若しくはID、または利用の可否を示すフラグの書き換えなどの処理であってもよい。
なお、本発明は、デジタルビデオカメラに適用できると説明したが、これに限らず、撮影機能付きのパーソナルコンピュータまたは携帯電話機など、各種の機器に適用することができる。
このように、データの一部を読み出すために用いる第1の管理情報と、データの一部とを交互に配置させるように、第1の管理情報の記録を制御し、データの全部が記録された場合、データの全部を読み出すために用いる第2の管理情報の記録を制御し、データの全部が記録された場合、第1の管理情報がデータの一部の読み出しに用いられないように第1の管理情報またはデータの書き換えを制御するようにした場合には、同時に複数のファイルを取り扱う必要なく、迅速にランダムアクセスできるようにしつつ、記録が異常終了した場合でも、データを再生することができる。
また、データ記録媒体に、データの一部と交互に配置された、データの一部を読み出すために用いる第1の管理情報を、データの一部の読み出しに用いられないように書き換えてできた領域が配置され、データの全部を読み出すために用いる第2の管理情報が配置されているファイルを記録する場合には、再生側で、同時に複数のファイルを取り扱う必要なく、迅速にランダムアクセスでき、記録が異常終了した場合でも、データを再生することができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図5に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、若しくは光磁気ディスク(MD(Mini-Disc)(商標)を含む)などよりなる記録媒体20、若しくは図示せぬ半導体メモリなどよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているシステム制御マイコン9に内蔵されているROMなどで構成される。
なお、上述した一連の処理を実行させるプログラムは、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースを介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を介してコンピュータにインストールされるようにしてもよい。
また、本明細書において、記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
従来のMP4ファイルの記録の処理を説明するフローチャートである。 従来のMP4ファイルの構成を示す図である。 従来のMP4ファイルの記録の他の処理を説明するフローチャートである。 従来のMP4ファイルの他の構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の記録再生装置の構成を示すブロック図である プログラムを実行するシステム制御マイコンにより実現される機能の構成を示すブロック図である。 記録の処理の一例を説明するフローチャートである。 MP4ファイルの構成を示す図である。 MP4ファイルの構成を示す図である。 記録の処理の他の例を説明するフローチャートである。 MP4ファイルの構成を示す図である。
符号の説明
1 ビデオ符号器, 2 オーディオ符号器, 5 ファイル生成器, 7 メモリ, 8 メモリコントローラ, 9 システム制御マイコン, 12 ドライブ制御マイコン, 17 メモリ, 20 記録媒体, 41 管理情報保持部, 42 圧縮制御部, 43 圧縮データ記録制御部, 44 管理情報フラグメント記録制御部, 45 管理情報全体記録制御部, 46 書き換え制御部

Claims (5)

  1. データの一部を読み出すために用いる第1の管理情報と、前記データの一部とを交互に配置させるように、前記第1の管理情報の記録を制御する第1の記録制御手段と、
    前記データの全部が記録された場合、前記データの全部を読み出すために用いる第2の管理情報の記録を制御する第2の記録制御手段と、
    前記データの全部が記録された場合、前記第1の管理情報が前記データの一部の読み出しに用いられないように前記データのデータ量を示す情報の書き換えを制御する書き換え制御手段と
    を備える記録装置。
  2. 前記書き換え制御手段は、mdat boxのサイズである、前記データのデータ量を示す情報の書き換えを制御する
    請求項1に記載の記録装置。
  3. データの一部を読み出すために用いる第1の管理情報と、前記データの一部とを交互に配置させるように、前記第1の管理情報の記録を制御する第1の記録制御ステップと、
    前記データの全部が記録された場合、前記データの全部を読み出すために用いる第2の管理情報の記録を制御する第2の記録制御ステップと、
    前記データの全部が記録された場合、前記第1の管理情報が前記データの一部の読み出しに用いられないように前記データのデータ量を示す情報の書き換えを制御する書き換え制御ステップと
    を含む記録方法。
  4. データの一部を読み出すために用いる第1の管理情報と、前記データの一部とを交互に配置させるように、前記第1の管理情報の記録を制御する第1の記録制御ステップと、
    前記データの全部が記録された場合、前記データの全部を読み出すために用いる第2の管理情報の記録を制御する第2の記録制御ステップと、
    前記データの全部が記録された場合、前記第1の管理情報が前記データの一部の読み出しに用いられないように前記データのデータ量を示す情報の書き換えを制御する書き換え制御ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  5. 請求項4に記載のプログラムを記録している記録媒体。
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